JP3068978B2 - 留置針 - Google Patents
留置針Info
- Publication number
- JP3068978B2 JP3068978B2 JP5123465A JP12346593A JP3068978B2 JP 3068978 B2 JP3068978 B2 JP 3068978B2 JP 5123465 A JP5123465 A JP 5123465A JP 12346593 A JP12346593 A JP 12346593A JP 3068978 B2 JP3068978 B2 JP 3068978B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- tube
- blood
- catheter
- air
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- Expired - Lifetime
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医療器具に属する技術
分野に属し、人体へ血管を経由して医療薬剤を注入する
留置針に関する。
分野に属し、人体へ血管を経由して医療薬剤を注入する
留置針に関する。
【０００２】
【従来技術】患者の血管を経由して血液又は薬液を注入
する装置は、一般的には血液又は薬液ビンへ流量調節
器、濾過器、輸液用ビニール管等を接続してその端末部
へタコ管、ビニール管又はゴム管に接続した穿刺針を結
合しそれらを構成した輸血装置、輸液装置又は点滴装置
が良く知られている。使用する際には、血液バッグ又は
薬液ビンを穿刺針よりも高い位置に於いてから、血液バ
ッグ又は薬液ビンから血液又は薬液を流して該針の刃先
へ噴出させて、該装置内ビニール管等の区間内に滞留し
ている空気を除去する。患者の血管へ該針を穿刺して輸
血又は輸液をする際にそれら滞留した空気が除去し切れ
なかった場合、その操作は、該針をその血管から抜き取
って再度空気抜き操作を行って残留空気の無いことを確
認してから、その穿刺針を再び患者の血管へ穿刺して、
輸血又は輸液等の操作を行う。
する装置は、一般的には血液又は薬液ビンへ流量調節
器、濾過器、輸液用ビニール管等を接続してその端末部
へタコ管、ビニール管又はゴム管に接続した穿刺針を結
合しそれらを構成した輸血装置、輸液装置又は点滴装置
が良く知られている。使用する際には、血液バッグ又は
薬液ビンを穿刺針よりも高い位置に於いてから、血液バ
ッグ又は薬液ビンから血液又は薬液を流して該針の刃先
へ噴出させて、該装置内ビニール管等の区間内に滞留し
ている空気を除去する。患者の血管へ該針を穿刺して輸
血又は輸液をする際にそれら滞留した空気が除去し切れ
なかった場合、その操作は、該針をその血管から抜き取
って再度空気抜き操作を行って残留空気の無いことを確
認してから、その穿刺針を再び患者の血管へ穿刺して、
輸血又は輸液等の操作を行う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した様に、該針を
患者の血管へ穿刺した後に該残存空気の除去を必要とす
る場合のやり直しの空気抜きの操作は、緊急の場合は可
なり煩わしい作業となる。そこでその操作をより簡単に
出来るようにして、緊急患者への輸血又は輸液等の操作
を安全に出来る装置を課題とした。
患者の血管へ穿刺した後に該残存空気の除去を必要とす
る場合のやり直しの空気抜きの操作は、緊急の場合は可
なり煩わしい作業となる。そこでその操作をより簡単に
出来るようにして、緊急患者への輸血又は輸液等の操作
を安全に出来る装置を課題とした。
【０００４】
【課題を解決するための手段】薬液を注入するＹ字状の
管体を設けて、該Ｙ字状の管体の直線通路の先に血管内
へ留置するための先絞り形状のカテーテル管体を結合し
て、該留置する管体の内側には摺動自在なる内針針管な
る穿刺針と逆流防止弁とを設けて、該Ｙ字状の管体の他
方の分岐する通路は前記先絞り形状の管体の横穴へ連通
して設けて、前記横穴は該先絞り直前の部分に設けて、
前記留置する管体の内側に設けた穿刺針先を該横穴より
も針基側へ少々引き抜いた微細操作時にその横穴はその
輸液回路装置と連通状態と成ってそれら薬液の落下と共
に残留空気は押し出される。該穿刺針を患者の血管へ穿
刺した状態で該横穴部分を皮膚の外に有るようにして、
前記した様に該穿刺針の微細操作によって残留空気は薬
液等の落下押出圧力によって、該残存空気の排出を可能
となる様にして課題を解決した。
管体を設けて、該Ｙ字状の管体の直線通路の先に血管内
へ留置するための先絞り形状のカテーテル管体を結合し
て、該留置する管体の内側には摺動自在なる内針針管な
る穿刺針と逆流防止弁とを設けて、該Ｙ字状の管体の他
方の分岐する通路は前記先絞り形状の管体の横穴へ連通
して設けて、前記横穴は該先絞り直前の部分に設けて、
前記留置する管体の内側に設けた穿刺針先を該横穴より
も針基側へ少々引き抜いた微細操作時にその横穴はその
輸液回路装置と連通状態と成ってそれら薬液の落下と共
に残留空気は押し出される。該穿刺針を患者の血管へ穿
刺した状態で該横穴部分を皮膚の外に有るようにして、
前記した様に該穿刺針の微細操作によって残留空気は薬
液等の落下押出圧力によって、該残存空気の排出を可能
となる様にして課題を解決した。
【０００５】
【作用】前記留置する管体カテーテルの内側に設けた該
穿刺針先を該カテーテルの横穴よりも針基側へ少々引き
抜いた微細操作時にその横穴はその輸送回路管体と連通
状態と成ってそれら薬液の落下と共に該残留空気は押し
出される。該穿刺針を患者の血管へ穿刺した状態で該横
穴部分を皮膚の外に有るようにして、前記した様に該穿
刺針の微細操作によって残留空気は薬液等の落下と共に
排出を可能となる作用を有している。
穿刺針先を該カテーテルの横穴よりも針基側へ少々引き
抜いた微細操作時にその横穴はその輸送回路管体と連通
状態と成ってそれら薬液の落下と共に該残留空気は押し
出される。該穿刺針を患者の血管へ穿刺した状態で該横
穴部分を皮膚の外に有るようにして、前記した様に該穿
刺針の微細操作によって残留空気は薬液等の落下と共に
排出を可能となる作用を有している。
【０００６】
【実施例】図１は従前の一実施例の使用態様を示す略図
である。輸血又は輸液装置１１は薬液ビン１２、ビン栓
１３、空気針１４、液針１５、薬液等の輸送用のビニー
ル管１６〜１９、薬液等の流量調節器２０、濾過器２
１、タコ管２２、穿刺針２３等から構成されている。
である。輸血又は輸液装置１１は薬液ビン１２、ビン栓
１３、空気針１４、液針１５、薬液等の輸送用のビニー
ル管１６〜１９、薬液等の流量調節器２０、濾過器２
１、タコ管２２、穿刺針２３等から構成されている。
【０００７】ビン１２へ血液又は薬液２５を充填して図
示した様に輸血又は輸液装置１１の回路を接続して、薬
液等の流量調節器２０を開いてその薬液を流して穿刺針
２３の刃先からその薬液２５を噴出させながら、該装置
１１の区間内に残存滞留している空気を該穿刺針２３の
刃先から排出して、該滞留している空気が完全に排出さ
れていることを確認してから、患者の血管２４へその穿
刺針２３を穿刺して輸血又は輸液を行う。
示した様に輸血又は輸液装置１１の回路を接続して、薬
液等の流量調節器２０を開いてその薬液を流して穿刺針
２３の刃先からその薬液２５を噴出させながら、該装置
１１の区間内に残存滞留している空気を該穿刺針２３の
刃先から排出して、該滞留している空気が完全に排出さ
れていることを確認してから、患者の血管２４へその穿
刺針２３を穿刺して輸血又は輸液を行う。
【０００８】図２は本発明の一実施例の使用態様を示す
略図である。従前の穿刺針２３の部分を止めて、留置針
１を採用して図１の様に輸血又は輸液装置１１の回路を
構成している。
略図である。従前の穿刺針２３の部分を止めて、留置針
１を採用して図１の様に輸血又は輸液装置１１の回路を
構成している。
【０００９】図３は本発明の一実施例の側面断面図であ
る。留置針１は、血管２４内へ留置する先絞り形状のカ
テーテル１、血管穿刺用又は薬液２５の噴出制御をする
内針針管２、カテーテル１のハブ３、血液逆流防止用の
逆止バルブ４、フイルター付キャップ５、空気フイルタ
ー６、薬液用の回路接続用チューブ７、薬液用の回路接
続用コネクター８、輸血又は輸液装置１１の輸液回路へ
連通して、薬液、残留又は滞留している空気等を排出さ
せる横穴即ち該カテーテル１の先絞り直前に設けたサイ
ドホール９、カテーテル１の固定用ブッシュ１０、安全
用の止め栓３−１、等から構成している。留置針１を図
２に図示した様に輸血又は輸液装置１１の回路にセット
して、カテーテル１と内針針管２とが二重針状態にして
それら刃先を揃えて、それら刃先部分を横穴サイドホー
ル９が皮膚の外に在るように血管２４へ穿刺して、内針
針管２をサイドホール９よりも針元側へ微細に引き抜い
て血液フラッシュバックを確認して、内針針管２を押し
て元の位置に戻し血液フラッシュバックを停止して、流
量調節器２０を開放して、内針針管２をサイドホール９
よりも針元側へ微細に引き抜いて薬液２５を該装置１１
の回路内へ流して、該回路内の滞留又は残留している空
気をサイドホール９から排出し該薬液２５を噴出させ
て、その回路内に滞留又は残留している空気が無いこと
を確認して、内針針管２を完全に抜き取って血液フラッ
シュバックで逆止弁４まで血液は充満する、カテーテル
１を該血管２４内へ深く挿入して、輸血又は輸液の流量
を流量調節器２０で調節して、所定流量を定めて、の様
な順に前作業をして輸血又は輸液を行う。
る。留置針１は、血管２４内へ留置する先絞り形状のカ
テーテル１、血管穿刺用又は薬液２５の噴出制御をする
内針針管２、カテーテル１のハブ３、血液逆流防止用の
逆止バルブ４、フイルター付キャップ５、空気フイルタ
ー６、薬液用の回路接続用チューブ７、薬液用の回路接
続用コネクター８、輸血又は輸液装置１１の輸液回路へ
連通して、薬液、残留又は滞留している空気等を排出さ
せる横穴即ち該カテーテル１の先絞り直前に設けたサイ
ドホール９、カテーテル１の固定用ブッシュ１０、安全
用の止め栓３−１、等から構成している。留置針１を図
２に図示した様に輸血又は輸液装置１１の回路にセット
して、カテーテル１と内針針管２とが二重針状態にして
それら刃先を揃えて、それら刃先部分を横穴サイドホー
ル９が皮膚の外に在るように血管２４へ穿刺して、内針
針管２をサイドホール９よりも針元側へ微細に引き抜い
て血液フラッシュバックを確認して、内針針管２を押し
て元の位置に戻し血液フラッシュバックを停止して、流
量調節器２０を開放して、内針針管２をサイドホール９
よりも針元側へ微細に引き抜いて薬液２５を該装置１１
の回路内へ流して、該回路内の滞留又は残留している空
気をサイドホール９から排出し該薬液２５を噴出させ
て、その回路内に滞留又は残留している空気が無いこと
を確認して、内針針管２を完全に抜き取って血液フラッ
シュバックで逆止弁４まで血液は充満する、カテーテル
１を該血管２４内へ深く挿入して、輸血又は輸液の流量
を流量調節器２０で調節して、所定流量を定めて、の様
な順に前作業をして輸血又は輸液を行う。
【００１０】
【発明の効果】カテーテル１と内針針管２とが二重針状
態にしてそれらを血管２４へ穿刺して、内針針管２をサ
イドホール９よりも針元側へ微細に引き抜いて血液フラ
ッシュバックを確認して、内針針管２を押して元の位置
に戻し血液フラッシュバックを停止して、流量調節器２
０を開放して、内針針管２をサイドホール９よりも針元
側へ微細に引き抜いて薬液２５を該装置１１の回路内へ
流して、該回路内の滞留又は残留している空気をサイド
ホール９から排出し該薬液２５を噴出させて、その回路
内に滞留又は残留している空気を押し出してそれを確認
して、内針針管２を完全に抜き取って、カテーテル１を
該血管２４内へ深く挿入して、輸血又は輸液の作業をス
ピーディに行う事ができるし、血管２４へ浅く穿刺した
位置で内針針管２の微細な操作とサイドホール９との関
係で回路内の空気抜きをスピーデイに行うことができ
る、等の効果がある。
態にしてそれらを血管２４へ穿刺して、内針針管２をサ
イドホール９よりも針元側へ微細に引き抜いて血液フラ
ッシュバックを確認して、内針針管２を押して元の位置
に戻し血液フラッシュバックを停止して、流量調節器２
０を開放して、内針針管２をサイドホール９よりも針元
側へ微細に引き抜いて薬液２５を該装置１１の回路内へ
流して、該回路内の滞留又は残留している空気をサイド
ホール９から排出し該薬液２５を噴出させて、その回路
内に滞留又は残留している空気を押し出してそれを確認
して、内針針管２を完全に抜き取って、カテーテル１を
該血管２４内へ深く挿入して、輸血又は輸液の作業をス
ピーディに行う事ができるし、血管２４へ浅く穿刺した
位置で内針針管２の微細な操作とサイドホール９との関
係で回路内の空気抜きをスピーデイに行うことができ
る、等の効果がある。
【図１】図１は従前の一実施例の使用態様を示す略図で
ある。
ある。
【図２】図２は本発明の一実施例の使用態様を示す略図
である。
である。
【図３】図３は本発明の一実施例の側面断面図である。
【符号の説明】１ 留置針 １ 先絞り状の横穴を有したカテーテル ２ 内針針管 ３ カテーテルハブ ３−１ 止栓 ４ 逆止バルブ ５ フイルター付キャップ ６ 回路接続用チューブ ７ 回路接続用コネクター ８ サイドホール、横穴 １０ カテーテル１の固定用ブッシュ １１ 輸血又は輸液装置 １２ 血液又は薬液用ビン １３ ビン１２の栓 １４ 空気針 １５ 液針 １６〜１９ ビニール管、輸送管 ２０ 流量調節器 ２１ 濾過器 ２２ タコ管 ２３ 穿刺針 ２４ 患者の血管 ２５ 血液又は薬液
Claims (1)
- 【請求項１】 薬液を注入するＹ字状の管体に於いて、
該Ｙ字状の管体一方の直線通路の先に血管内へ留置する
先絞り形状の管体カテーテルを結合して、該先絞りの管
体の内側には逆流防止弁と摺動自在な内針針管とを設け
て二重構造を成して、該Ｙ字状の管体の他方の液通路は
前記先絞り形状の管体カテーテルの横穴サイドホールへ
連通して設けて、該横穴サイドホールは該先絞り管体カ
テーテルの先絞り直前の部分に設けて、それらを構成し
たことを特徴とした留置針
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5123465A JP3068978B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 留置針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5123465A JP3068978B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 留置針 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06304250A JPH06304250A (ja) | 1994-11-01 |
| JP3068978B2 true JP3068978B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=14861307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5123465A Expired - Lifetime JP3068978B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 留置針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3068978B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040007850A (ko) * | 2002-07-11 | 2004-01-28 | 정현수 | 혈관 주사용 바늘 소켓 |
| CN102416564A (zh) * | 2011-09-06 | 2012-04-18 | 台州迈得科技制造有限公司 | 一种输液器塑针的导管连接工艺 |
| ES2746004T3 (es) | 2015-08-18 | 2020-03-04 | Braun Melsungen Ag | Dispositivos de catéter con válvulas y métodos relacionados |
| US11850377B2 (en) | 2018-12-17 | 2023-12-26 | B. Braun Melsungen Ag | Catheter assemblies and related methods |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP5123465A patent/JP3068978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06304250A (ja) | 1994-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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