JP3068867U - 低周波治療装置 - Google Patents
低周波治療装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者の個人差に応じて,適宜調整できるパル
ス発生手段と、投与されたパルスの効果を確認できる手
段とを備え,ヘッドホンのみでなく,他の部位の治療に
用いることができ,薬物投与によらなくても,痛みや苦
痛を和らげることができ,薬物による副作用等の恐のな
い低周波治療装置を提供する。 【解決手段】 低周波治療装置10は,両極性の矩形波
からなる電気パルスとこのパルスの少なくとも1/2サ
イクルの間歇時間を備えた25〜500Hzの電気パル
ス群を発生するパルス発生手段1と,前記パルス発生手
段1の出力端に接続された出力側の電極部6と、脳波を
検出測定するための入力側の電極部7と、検出された脳
波に基づいて、投与されたパルスの効果を確認するため
の効果確認手段2とを備えている。この低周波治療装置
において,前記電気パルス群は,5サイクル以下の矩形
波パルス列から構成され,前記パルス発生手段は,パル
スの継続時間と前記間歇時間を患者に対応して可変でき
るように構成されている。
ス発生手段と、投与されたパルスの効果を確認できる手
段とを備え,ヘッドホンのみでなく,他の部位の治療に
用いることができ,薬物投与によらなくても,痛みや苦
痛を和らげることができ,薬物による副作用等の恐のな
い低周波治療装置を提供する。 【解決手段】 低周波治療装置10は,両極性の矩形波
からなる電気パルスとこのパルスの少なくとも1/2サ
イクルの間歇時間を備えた25〜500Hzの電気パル
ス群を発生するパルス発生手段1と,前記パルス発生手
段1の出力端に接続された出力側の電極部6と、脳波を
検出測定するための入力側の電極部7と、検出された脳
波に基づいて、投与されたパルスの効果を確認するため
の効果確認手段2とを備えている。この低周波治療装置
において,前記電気パルス群は,5サイクル以下の矩形
波パルス列から構成され,前記パルス発生手段は,パル
スの継続時間と前記間歇時間を患者に対応して可変でき
るように構成されている。
Description
【0001】
本考案は,鎮痛もしくは麻酔等の治療や,特別養護老人ホーム等における痴呆 性老人対応や歩行促進,関節や筋肉痛を鎮めるために用いられる低周波治療装置 に関する。
【0002】
従来,麻酔法とは,外科手術の際の痛みを取り除くのぞくために,薬物(麻薬 ・笑気ガス)等によって,一定時間無痛・反射喪失の状態を作り出す方法であっ た。
【0003】 最近になって,TEBS(Transcutaneous又は,Transa uricular Electrical Brain Stimulati on)療法と呼ばれる経皮的に外耳を介して脳全体に低周波の電気刺激を与える 療法が知られている。この療法の理論は,当時米国の脳研究の専門誌「プレーン ・リサーチ」に発表されており,この理論は,脳下垂体に直接矩形低周波を以て ,電気刺激を与えて,身体に痛みを感ずる事が無くなる事,即ち末期癌の激痛を 和らげ,又は激痛を取り去る事ができる臨床的理論である。
【0004】 このTEBS療法に用いられる治療器具等に,特許第2649036号公報( 以下,従来技術1と呼ぶ)に開示されたヘッドホンがある。従来技術1に示され たヘッドホンは,図13及び図14(a),(b)に示すように,耳に当接でき るように構成されたへッドホンにおいて,中央部に音声発生器51cを設け,こ の音声発生器51cの周囲にパッド部51dを設け,このパッド部51dの少な くとも人体に触れる部分を導電性且つ密着性とし,この音声発生器51cを外部 音源に接続可能とし,パッド部51dの導電性部分を外部の特殊波形の電気信号 発生源に接続可能としたものである。
【0005】 このヘッドホンは,従来の音声,即ち音楽,テレビの音声,ニュース,スポー ーツ等の音による信号を,鼓膜を通して脳に伝達する音の伝導器具である。そし て,併設された電極は,音の伝導と並行して,頭蓋骨の貫通部位である耳朶から 脳全体並びに視床下部にある脳下垂体に,電気信号(パルス)を通電するために 設けられている。
【0006】 この従来技術1による療法は,在来の薬物・ガス麻酔法と違い,全く副作用の ない鎮痛法でありその極限である麻酔としても役立つことが臨床的に確認されて いる。
【0007】 一方,従来から骨折等の治療装置に低周波が効果を奏することは良く知られて いる。これらは,細胞にパルス波を以て剌激することが,細胞活性化を招くもの と考えられている。
【0008】
しかしながら,従来の麻酔法においては,薬物投与によるので,この薬物,例 えば,麻薬の投与・笑気ガス(亜酸化窒素の吸引)は,必ずといって良い程,嘔 吐等の副作用があった。
【0009】 また,前述したTEBS療法において,このような副作用は殆ど見当たらない が,低周波の効果には,治療を受けている患者による反応差もしくは個人差があ ることが,脳波の測定によって確認された。さらに,パルス波の周波数,形状に よっても効果に差があることも,同様に脳波の測定によって確かめられた。
【0010】 したがって,どのようなパルス波が有効であるのか,低周波を投与される患者 一人一人に対して,事前に調査しなければならず,決まった電気信号(パルス波 )を与える装置では,充分に治療効果が得られない場合が生じた。
【0011】 そこで,本考案の一技術的課題は,患者の個人差に応じて,適宜調整できるパ ルス発生手段とパルス効果の確認手段とを備えた低周波治療装置を提供すること にある。
【0012】 また,本考案のもう一つの技術的課題は,ヘッドホンのみでなく,他の部位の 治療にも用いることができる低周波治療装置を提供することにある。
【0013】 さらに,本考案のさらにもう一つの技術的課題は,薬物投与によらなくても, 痛みや苦痛を和らげることができ,薬物による副作用等の恐のない低周波治療装 置を提供することにある。
【0014】
本考案によれば、予め定められた周波数を有する両極性の矩形波からなる電気 パルスを所定の間歇時間を介したパルス群の形で発生するとともに前記パルスの 継続時間と前記間歇時間とを投与される患者に応じて可変可能なパルス発生手段 と,前記パルス発生手段の出力端に接続された出力側の電極部と、脳波を検出す るために所望する部位に当接される入力側の電極部と、前記入力側の電極部に接 続された効果確認手段とを備え、前記効果確認により検出された脳波のピークに よって、前記パルスの効果を確認できるように構成したことを特徴とする低周波 治療装置が得られる。
【0015】 また、本考案によれば、前記低周波治療装置において,前記周波数は,25〜 5000Hzの範囲の周波数であり,前記間歇時間は,前記周波数のパルスの少 なくとも1サイクルであることを特徴とする低周波治療装置が得られる。
【0016】 また、本考案によれば、前記低周波治療装置において,前記電気パルス群は, 5サイクル以下の矩形波パルス列から構成されていることを特徴とする低周波治 療装置が得られる。
【0017】 また、本考案によれば、前記低周波治療装置において,前記電気パルス群は, 3〜5サイクル内の矩形波パルス列から構成されていることを特徴とする低周波 治療装置が得られる。
【0018】 また、本考案によれば、前記低周波治療装置において,前記パルス発生手段は ,前記矩形波パルス列の各パルス幅及びパルス数か,又はパルス幅,パルス数, 及びパルスの振幅の内のいずれか一方を所望する周期的なパターン波形となるよ う調整するパルス調整手段を備えていることを特徴とする低周波治療装置が得ら れる。
【0019】 また、本考案によれば、前記低周波治療装置おいて,前記パルス発生手段は, 前記電気パルス群を予め定められた減衰振動パターンとなるように設定するパル スパターン設定手段を備えていることを特徴とする低周波治療装置が得られる。
【0020】 また、本考案によれば、前記いずれかの低周波治療装置において,前記出力側 の電極部は,ヘッドホーンの音源近傍に設けられていることを特徴とする低周波 治療装置が得られる。
【0021】 また、本考案によれば、前記いずれかの低周波治療装置において,前記出力側 の電極は,患者の患部又は適用部位に装着できるようなパッド部材に設けられて いることを特徴とする低周波治療装置が得られる。
【0022】 また、本考案によれば、前記いずれかの低周波治療装置において,前記出力側 の電極部は,筋肉刺激が可能なように,適用筋肉へ装着可能な装着部材に設けら れていることを特徴とする低周波治療装置が得られる。
【0023】 また、本考案によれば、前記いずれかの低周波治療装置において,前記出力側 の電極部は,足部又は脚部への激が可能なように,適用部位へ装着可能な装着部 材に設けられていることを特徴とする低周波治療装置が得られる。
【0024】
以下,本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】 (第1の実施の形態) 図1は本考案の第1の実施の形態による低周波治療装置の構成を示すブロック 図である。図1を参照すると,低周波治療装置10は,パルス発生手段1と,こ れに接続された出力用の電極部6と、脳波を検出測定するための効果確認手段2 と、脳波を測定する部位に設けられる入力用の電極部と、入力装置を兼ね備えた パルスパターン設定手段4と、表示手段3とを備えている。
【0026】 表示手段3は、2つのオシロスコープを備えており、1つのオシロスコープ3 1は、出力側の電気パルス波形を観察するのに用いられ、もう一つのオシロスコ ープ32は、脳波検出測定手段21によって検出された脳波の波形を観察するの に用いられる。
【0027】 パルスパターン設定手段4は、予め定められた約300種類のパルスパターン を設定するための入力装置である。なお、このパルスパターンは予めパルスパタ ーン記憶手段18に格納されている。
【0028】 パルスパターン設定手段4は、パルス発生手段1の制御部11に接続されてい る。
【0029】 パルス発生手段1は,周波数シンセサイザーに代表されるように,パルス発生 器3と,これに、互いに並列接続された間歇時間調整手段13,パルス振幅調整 手段14,パルス振幅調整手段15,パルス数調整手段16,パルスパターンを 記憶するパルスパターン記憶手段12、パルスパターン調整手段18、及びこれ らを制御する制御部11を備えている。
【0030】 間歇時間調整手段13は,25〜5000Hzの電気パルスからなる複数のパ ルス列間の間歇時間を,この電気パルスの半サイクル以上に設定及び変化させる ように調整するために設けられている。
【0031】 パルス振幅調整手段15は,25〜5000Hzの電気パルスからなる複数の パルス列の夫々のパルスの振幅を,各電気パルス毎,又はパルス列毎に調整可能 なように,設けられている。
【0032】 パルス幅調整手段14は,25〜5000Hzの電気パルスからなる複数のパ ルス列の夫々のパルスのパルス幅を,各電気パルス毎,又はパルス列毎に調整可 能なように,設けられており,間歇時間調整手段4及びパルス振幅調整手段5の 内の少なくとも一つと協同するように構成することも可能である。
【0033】 パルス数調整手段16は,25〜5000Hzの電気パルスからなる複数のパ ルス列の夫々の1サイクルのパルス数を,多くとも5サイクルの範囲内で,任意 に設定又は変化するように調整可能に設けられており,簡単な構成のパルスは, パルス幅調整手段14によっても代用することができる。また,パルス数調整手 段16とパルス幅調整手段14とを設定することよって,両極性の矩形パルスの 継続時間を決定することが出来る。
【0034】 パルスパターン調整手段18は,上記間歇時間調整手段13,パルス振幅調整 手段15,パルス幅調整手段14,及びパルス数調整手段16によって,設定困 難なパルスパターンを設定するために設けられており,制御部11を介してパル スパターン記憶手段12によって記憶された複雑なパルスパターンを読み取り、 それを用いて,パルス発生器17にパルスパターンの電気波形を発生させる。
【0035】 出力側の電極部6は,パッド等の装着可能な部材に設られたパルス発生器3の 出力端部に接続された少なくとも2つの導電性の部材からなり,パルス発生器3 から発生した電気波形がこの導電性の部材間に流される。
【0036】 尚,パルス発生器17から発生した電気波形を観察するのにオシロスコープ3 1を出力側電極部6と併設又はパルス発生器17と出力側の電極部6との間に挿 入されている。
【0037】 一方、効果確認手段2は、患者の頭部等に接して設けられる入力側の電極部7 に接続された脳波検出測定手段21と、この脳波検出測定手段21によって検出 された脳波にピークが発生することを確認するピーク値検出手段とを備えている 。
【0038】 脳波検出測定手段21によって、検出された脳波は、オシロスコープ32によ って、その波形が表示される。
【0039】 この効果確認手段2は、パルスの投与による患者の個体反応を,投与された患 者の脳波を調査することで容易に知る事が出来るので,その患者固有の有効なパ ルスを容易に知ることができる。具体的には、脳波のピークが現れることによっ て、その投与されたパルスが有効であることが分かる。このピークの出現は、ピ ーク値検出手段22によって、検出され、制御部11を介して、投与されたパル スパターンと、投与された個人、個人の識別符号等と関連させて、パルスパター ン記憶手段12に記憶される。
【0040】 従って、同じ個人に二回目のパルス投与からは、パルスパターン設定手段4に 個人の識別番号等を入力することによって、容易に効果的なパルスパターンを投 与することができる。
【0041】 さらに,使用される低周波の電気パルスは,最大20mA程度であり,かつ, 2次電流であり,また,間歇時間を設けているので,火傷の心配は全くない。
【0042】 尚、本考案の実施の形態においては、パルスパターン設定手段4と、表示手段 3とを別体に構成しているように、図示されているが、オシロスコープ31,3 2は一つのディスプレイ装置であり、パルスパターン設定手段4は、このディス プレイ装置を兼用するキーボード等の装置であっても良く、要するに、上記説明 と同様の機能を備えているものでああるならば、上記装置には、限定されるもの ではない。また、電極部6,7以外は、マイクロコンピュータによっても代用す ることができる。
【0043】 本考案の実施の形態による低周波治療装置を麻酔に用いる例について説明する 。本麻酔法は,脳下乗体に耳朶を通じて矩形低周間歇波を通電し,その電気刺激 により,患者を深い眠りに入れることができるものである。
【0044】 更に,継続通電によって,昏睡状態になる場合と,話掛けに応答するが,手術 に耐え反射喪失の状態とになる。この昏睡状態も,反射喪失状態のいずれも,完 全に手術に対応できる「麻酔」状態となるのである。但し,手術に際し電気メス の使用を避けなければ成らない。
【0045】 また,本装置を用いた場合においては,話かけに答えながら開頭手術に対応で きる等,全く副作用が皆無の方法であるにとどまらず,通電を停止すれば直に麻 酔が解けて会話は自由であり,食事も普通食が直に食べられ,手術後の身体的負 担損耗は,格段の相違があり,全く消耗は見られない。
【0046】 従って,術後の回復は格段に顕著であり,体力の消耗が極端に少ないため術後 の合併症等の併発が極めて低く理想的な麻酔法である。
【0047】 次に,本考案の第1の実施の形態による低周波治療装置によって投与される電 気パルスについて説明する。
【0048】 図4乃至図12は,本考案の第1の実施の形態による低周波治療装置の投与低 周波〔TEBS〕を示す図である。
【0049】 図2及び図3は,本考案において使用されるパルス波形の例を示す図である。 図2において示された波形においては,25〜5000Hz内の群通電期間(刺 激期間)Dを備えた3サイクル波を有する両極性パルス波を1サイクルだけ発生 した後,当該両極性パルス波を略1サイクル分の群休止時間(休止タイム)Pだ け停止させる。これによって,図示されたような1サイクル群波Hの間歇波が得 られる。
【0050】 図3において示された波形においては,25〜5000Hz内の群通電期間( 刺激期間)Dを備えた5サイクル波を有する両極性パルス波を1サイクルだけ発 生した後,当該両極性パルス波を略1サイクル分の群休止時間(休止タイム)P だけ停止させる。これによって,図示されたような1サイクル群波Hの間歇波が 得られる。
【0051】 尚、図2及び図3において、刺激期間を、2乃至6サイクルにも可変可能であ る。また、休止タイムPを、D:P=1:1、1:1.5、1:2、1:3、1 :4,1:5に夫々可変することも可能である。
【0052】 但し、この場合において、Dが何サイクルに変化するも、Pは15乃至30m sec以上を保持するように制御される。
【0053】 また、Hが何サイクル群波に変化するも、Pは15乃至30msec以上を保 持するように、制御される。
【0054】 また、Hが100サイクル以下の場合は、50乃至100msec以上を保持 するように、制御される。
【0055】 また、スイープ波は、Dが3乃至5サイクルを交流(正弦波)60サイクルに 変調し、スイープさせており、このスイープタイムを可変にすることが可能であ る。
【0056】 また、各周波数群にPタイムをスイープタイプとすることも可能である。 さらに、3〜5サイクル波の群波を変調することも可能である。 これらの例には、次の図4〜図12に例も含まれる。
【0057】 図4は,本考案において使用されるパルス波形の他の例を示す図である。
【0058】 図4(a)に示された波形においては、25〜5000Hz内の所定周波数を 有する両極性パルスを1サイクル発生した後,当該両極性パルスを1.5サイク ルの期間だけ停止させる。これによって、図示されたような間歇波が得られる。
【0059】 一方,図4(b)に示された波形に上記した両極性パルスを1サイクル発生し た後,当該両極性パルスを1.5サイクルの期間だけ停止させることによって得 られる間歇波である波と1サイクル波間歇とを1サイクルとする波形である。
【0060】 同様に,図4(c)に示された波形は,両極性パルスを1サイクル発生させた後 ,2サイクルの期間停止させることによって得られる間歇波である。
【0061】 図4(d)に示された波形は両極性のパルスを1サイクル発生させた後,3サ イクルの期間を停止させることによって得られる間歇波である。
【0062】 これらの間歇波は,直流の印加によってパルス幅調整手段6によって規定され た周波数の両極性を有する矩形波を発振する発振器からなるパルス発生器に,間 歇時間調整手段4によって,前記直流に間歇時間を挿入することによって,任意 に設定することができる。
【0063】 図5は本考案において使用されるパルス波形の他の例を示す図である。図5( a)に示された波形は,所定の周波数を有する両極性パルス波を,2サイクルだ け送出した後,当該パルスの1サイクルに相当する期間だけ停止させることによ って得られる間歇波である。
【0064】 一方,図5(b)の波形は,同様な両極性パルスを3サイクルだけ発生させた 後,1サイクルの期間だけ停止させることによって得られる間歇波である。
【0065】 また,図5(c)の波形は,両極性パルス波を4サイクル発生させた後,1サ イクルの期間を停止させることによって得られた間歇波である。
【0066】 これらの波形は,図1及び図4に関連して述べた手法により,発生できること はいうまでもない。
【0067】 図6を参照すると,所定の周波数を有する両極性パルスを2サイクル分だけ発 生させた後,両極性パルスの停止期間を種々に変化させた場合が示されている。 具体的に言えば,図6(a)の波形は,両極性パルスを2サイクル発生させた後 ,1サイクル停止させた場合の波形であり,図5(a)と同様である。
【0068】 一方,図6(b)の波形は,両極性のパルスを2サイクル発生させた後,1. 5サイクルだけ停止することによって得られる間歇波である。更に,図6(c) の波形は,両極性パルスを2サイクル送出した後,2サイクル停止させることに よって得られる間歇波である。
【0069】 図7を参照すると,所定の周波数を有する両極性パルスを3サイクル発生させ た後,両極性パルスの停止期間を種々に変化させた場合が示されている。
【0070】 具体的に言えば,図7(a)の波形は,両極性パルスを3サイクル発生させた 後,3サイクル停止することによって得られる間歇波である。
【0071】 一方,図7(b)の波形は,両極性パルスを3サイクル発生させた後,4.5 サイクル停止することによって得られる間歇波である。更に,図7(c)は,両 極性パルスを3サイクル発生させた後,6サイクル停止することによって得られ る間歇波である。
【0072】 図7に示す間歇波は,図4及び図6に示すものと同様に,直流の印加によって パルス幅調整手段6によって規定された周波数の両極性矩形波を発振する発振器 からなるパルス発生器に,間歇時間調整手段4によって,前記直流に間歇時間を 挿入することによって,任意に設定することができる。
【0073】 図8を参照すると,所定の周波数を有する両極性パルスのサイクル数を変化さ せて,その間に停止時間をおいて混合した場合が示されている。
【0074】 図8(a)の波形は,所定の周波数を有する両極性パルスを2サイクル発生さ せた後,3サイクル分だけ停止した後,同じ周波数を有する両極性パルスを3サ イクル発生させた場合の間歇波である。一方,図8(b)の波形は,所定の周波 数を有する両極性パルスを3サイクル発生させた後,1サイクル分だけ停止し, 更に,同じ周波数を有する両極性パルスを4サイクル発生させた間歇波を示して いる。
【0075】 これらの波形は,直流の印加によってパルス幅調整手段6によって規定された 周波数の矩形波を発振する発振器からなるパルス発生器に,パルス数調整手段7 によって,前記直流の継続時間を異なるサイクル数だけ変化させることによって ,調整することができる。尚,間歇時間は,間歇時間調整手段4によって,前記 直流の1サイクル分に間歇時間を挿入することによって,変化させることができ る。
【0076】 また,図8(a)乃至図8(b)に示す間歇波からなる電気パルス群を繰り返 し投与する場合においても,最初の電気パルス群と次の電気パルス群との間に, 少なくとも1サイクルの停止時間を置く事ができる。
【0077】 図9は3サイクルの減衰波形を示している。即ち,両極パルスの周波数及び振 幅が次第に減少する25〜5000Hzの範囲内の3サイクル波を発生させた後 ,最大周波数の少なくとも1サイクル分だけ停止した後,続いて,同じ減衰3サ イクル波を発生させた間歇波を示している。この波形は,パルス振幅調整手段5 ,パルス幅調整手段6,及び間歇時間調整手段4によって,間歇時間を一定にし て減衰波を入力するとともに,その大きさに比例して,段階的に振幅及びパルス 幅が大きくなるように調整することによって得られる。
【0078】 図10は図9の間歇波の3サイクルの減衰波形の間の停止時間を図9よりも大 きくした間歇波を示している。この波形は,パルス振幅調整手段5,パルス幅調 整手段6,及び間歇時間調整手段4によって,間歇時間を変化させた減衰波を入 力するとともに,その大きさに比例して,段階的に振幅及びパルス幅が大きくな るように調整することによって得られる。
【0079】 図11を参照して,スイープ波形を備えた間歇波が示されている。図11(a )の波形は,2サイクル及び3サイクルの両極パルス波が交互に加わっているが ,そのパルス幅が一旦増加の後減少している形状の間歇波である。この波形は, パルス数調整手段7によって,2サイクル及び3サイクルの両極パルスの矩形波 が,間歇時間を置いて交互に繰り返されるように調整するとともに,パルス幅調 整手段6によって,そのパルス幅を一定時間内において,増加し減少させること によって調整可能である。
【0080】 図11(b)の波形は,所定の周波数の両極パルスを2サイクル毎にその振幅 を増加させた後,減少させた10サイクル発生後,4サイクル停止させ,その後 先のパルス群同様に,同周波数の両極パルスを2サイクル毎にその振幅を増加さ せた後,減少させた10サイクル発生させたモジュレーション波からなる間歇波 である。この波形は,パルス振幅調整手段5によって,単調増加,単調減少を交 互に繰り返すように調整することによって生成される。
【0081】 図12を参照するとモジュレーション波を種々の例が示されている。具体的に ,図12(a)の波形は,所定の周波数を有する両極性パルスの3サイクル,こ の3サイクルに続いて,この3サイクルよりも,振幅の大きな両極性パルスの2 サイクルを発生した後,3サイクルの停止時間の後,振幅の大きな両極性パルス の2サイクルを発生し,続いて両極性パルスの3サイクルを一つのモジュレーシ ョン波の電気パルス群とし,この電気パルス群を発生した後,4サイクル分停止 し,その後,同様な電気パルス群を発生する間歇波が示されている。
【0082】 図12(b)の波形は,最も周波数の大きな両極性パルスの少なくとも1サイ クル分の停止を関して,2サイクル分づつ振幅及びパルス幅が各パルス列によっ て,一旦増加した後減少するモジュレーション波形からなる間歇波を示している 。この波形は,図10で説明したのと同様に,パルス振幅調整手段5,パルス幅 調整手段6,及び間歇時間調整手段4によって,間歇時間を変化させた単調増加 及び単調減少波(いわゆる三角波)を入力するとともに,その大きさに比例して ,段階的に振幅及びパルス幅が大きくなるようにパルス発信器を調整することに よって得られる。
【0083】 図12(c)は,25〜5000Hzの間の使用される最大の周波数を有する 両極性パルスの少なくとも1サイクルの停止時間を介して,2サイクル,3サイ クル,1サイクル,3サイクル,2サイクルの電気パルス群とし,パルスの振幅 及びパルス幅が2サイクル,3サイクル,1サイクル,と,一旦増加した後,3 サイクル,2サイクル減少するモジュレーション波形からなる間歇波を示してい る。この波形は,図12(b)で説明したのと同様に,パルス振幅調整手段5, パルス幅調整手段6,及び間歇時間調整手段4によって,間歇時間を変化させた 単調増加及び単調減少波(いわゆる三角波)を入力するとともに,その大きさに 比例して,段階的に振幅及びパルス幅が大きくなるようにパルス発信器を調整す ることに加えて,パルス数調整手段16によって,2サイクル波及び3サイクル 波が交互に発生するように調整することによって,得られる。
【0084】 図12(d)は,3サイクルの両極性パルスからなる減衰波をILとして,こ のILタイムをさらに変調して自由(アコーデオン的)に伸縮させるパルス波形 からなる間歇波を示している。
【0085】 この波形は,図12(b)で説明したのと同様に,パルス振幅調整手段5,パ ルス幅調整手段6によって,減衰振動波を入力するとともに,その大きさの絶対 値に比例して,段階的に振幅及びパルス幅が大きくなるようにパルス発信器を調 整することに加えて,パルス数調整手段7,及び間歇時間調整手段4によって, 間歇時間を変化3サイクル波が交互に発生するように調整することによって得ら れる。
【0086】 また,設定時間のかかるときには,パルスパターン設定手段4を介して,一旦 パルスパターンとして,パルスパターン記憶手段12に保存しておき,パルスパ ターン設定手段8を介して再び読み出し,パルス発生器17を動作させることが できる。
【0087】 ここで,本考案の実施の形態による低周波治療装置の適用範囲を人体細胞の部 位により,3群に分類することができる。
【0088】 従って,第1の実施の形態では,この群の内のヘッドホンによって,脳並びに 脳下垂体にTEBSする方法を行う場合について説明する。
【0089】 このヘッドホンから,水琴窟,雨垂れ音,谷川の流れ音,漣の音,オカリナ音 ,好みの音楽等,静かな音を鼓膜から流すものである。
【0090】 適用できる症例としては,末期癌の激痛の軽減,並びに完全鎮痛,手術対 応の麻酔術,無痛分娩法対応機器,無痛歯科治療法対応機器,ぺインクリ ンック,特別養護老人ホーム等における,対応機器,安眠機,ストレス解 消法,その対応機器,などである。
【0091】 特に,特別養護老人ホーム等における,対応機器においては,(1)痴呆性 老人の対応機器(ボケ予防,ボケ治療法),(2)歩行促進対応機器として,寝 たきり症例者に対し,歩行意欲を起こさせて歩かせること,(3)ホーム等にお いて,手足の関節痛・筋肉痛を鎮め集団生活を快適にする無意識下の治療法,そ の対応機器,に用いることができる。
【0092】 (第2の実施の形態) 図1に示す装置の一対の出力側の電極部6を両足の土踏まずからパット(導子 )を介して、図2乃至図3に示すパルスの通電刺激を行う。
【0093】 これには、次のような効果があることが判明している。
【0094】 (a)骨粗鬆症には、顕著な効果を示すことが学会において承認されている。 (b)両足の血流が促進される。 (c)足腰の筋肉が興奮緊張し、力がみなぎる。 (d)泌尿器及び腸が刺激と血流と温度上昇による蛇動運動が旺盛になり、健康 な排泄を促す。 (e)ベッドサイドの便器に自己排泄の意欲が盛り上がる。そして、曲がりなり にも、自己の意思で排泄する。人間尊厳の根拠は、自己排泄が最低の自己管理意 識であるから、自信を取り戻し、自己管理の努力が満足となり、生存の喜びに変 わって行く。 (f)ベッドサイドの自己排泄は、便所まで自己歩行の意欲が芽生える。そして 、2〜3ヶ月後には、介護度が逐次軽減し、人間本来の自己管理ができる状態と なる。いわゆる、介護不要となり、国家目的である健康で長寿の老人によみがえ るものと思われる。
【0095】 (第3の実施の形態) 第3の実施の形態による低周波治療装置も,第1の実施の形態による低周波治 療装置の構成と同様である。第3の実施の形態においては,細胞活性化法と,そ の対応機器に適用する例について説明する。
【0096】 ヘッドホンによる脳細胞刺激と,患部に対し専用バット(マスク)等による細 刺激と併用する方法であり,この場合もバックミュージックを鼓膜に流す。
【0097】 第2の実施の形態においては,適用できる症例としては,ボケ予防法,その 対応機器,骨折等,細胞増殖対応機器,歯槽膿漏等に治療法,その対応機器 ,眼科応用機器,生殖機能賦活法並びに対応機器,顔面・ボデイ等の美容 法と対応機器,歩行促進法と対応機器などである。
【0098】 (第4の実施の形態) 第4の実施の形態による低周波治療装置も,第1乃至第3の実施の形態による 低周波治療装置の構成と同様である。第3の実施の形態においては,低周波振動 とパルス波の筋肉刺激による,治療法への適用例について説明する。
【0099】 第4の実施の形態においては,適用できる症例としては,(1)専門のパット により皮下並びに筋肉内に粘度の高い薬物の注入の激痛を低周波振動によって分 散吸収させる装置,(2)ボデイソニック等の名に於て,販売されている,音楽 と音楽振動を増幅し胴体振動装置によりボデーに振動を与えて脳にストレスの解 消を感じさせる機器,この機器に脳全体並びにボデーにTEBSをする基本的改 良機器,即ち,TEBSと嗜好音源のモジュレーシヨン波増幅胴体振動装置,( 3)キオークマンの名称で販売されている記憶増進機器に,テブスを加えて,脳 のリフレッシュをなし,鋭敏な脳細胞をもって記憶力を増進させる機器,などで ある。
【0100】
以上説明したように,本考案によれば,患者の個人差に応じて,適宜パルスノ 継続時間と停止時間とを調整できるパルス発生手段とその効果を確認する効果確 認手段とを備えた低周波治療装置を提供することができる。
【0101】 また,本考案によれば,ヘッドホンのみでなく,他の部位の治療に用いること ができる低周波治療装置を提供することができる。
【0102】 さらに,本考案によれば,薬物投与によらなくても,痛みや苦痛を和らげるこ とができ,薬物による副作用等の恐のない低周波治療装置を提供することができ る。
【図1】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕の一例を示す図である。
置の投与低周波〔TEBS〕の一例を示す図である。
【図3】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕のもう一つの例を示す図で
ある。
置の投与低周波〔TEBS〕のもう一つの例を示す図で
ある。
【図4】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
【図5】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
【図6】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
【図7】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
【図8】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
【図9】本考案の第1の実施の形態による低周波治療装
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図である。
【図10】本考案の第1の実施の形態による低周波治療
装置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図であ
る。
装置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図であ
る。
【図11】本考案の第1の実施の形態による低周波治療
装置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図であ
る。
装置の投与低周波〔TEBS〕の他の例を示す図であ
る。
【図12】本考案の第1の実施の形態による低周波治療
装置の投与低周波〔TEBS〕の別の例を示す図であ
る。
装置の投与低周波〔TEBS〕の別の例を示す図であ
る。
【図13】従来技術によるヘッドホンの全体構成を示す
正面図である。
正面図である。
【図14】(a)は図13のヘッドホンの要部を示す断
面図である。(b)は図13のヘッドホンの要部の正面
図である。
面図である。(b)は図13のヘッドホンの要部の正面
図である。
1 パルス発生手段 2 効果確認手段 3 表示手段 4 パルスパターン設定手段 6,7 電極部 10 低周波治療装置 11 制御部 12 パルスパターン記憶手段 13 間歇時間調整手段 14 パルス幅調整手段 15 パルス振幅調整手段 16 パルス数調整手段 17 パルス発生器 21 脳波検出測定手段 22 ピーク値検出手段 31,32 オシロスコープ 51 耳あて部 51a 支持部 51b カバー 51c 音声発生器 51d パッド部 51e 結合部材 51f スリット 52 ヘッドバンド 53,54 ワイヤー
Claims (10)
- 【請求項1】 予め定められた周波数を有する両極性の
矩形波からなる電気パルスを所定の間歇時間を介したパ
ルス群の形で発生するとともに前記パルスの継続時間と
前記間歇時間とを投与される患者に応じて可変可能なパ
ルス発生手段と,前記パルス発生手段の出力端に接続さ
れた出力側の電極部と、脳波を検出するために所望する
部位に当接される入力側の電極部と、前記入力側の電極
部に接続された効果確認手段とを備え、 前記効果確認手段により検出された脳波のピークによっ
て、前記パルスの効果を確認できるように構成したこと
を特徴とする低周波治療装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の低周波治療装置におい
て,前記周波数は,25〜5000Hzの範囲の周波数
であり,前記間歇時間は,前記周波数のパルスの少なく
とも1サイクルであることを特徴とする低周波治療装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の低周波治療装置におい
て,前記電気パルス群は,5サイクル以下の矩形波パル
ス列から構成されていることを特徴とする低周波治療装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載の低周波治療装置におい
て,前記電気パルス群は,3〜5サイクル内の矩形波パ
ルス列から構成されていることを特徴とする低周波治療
装置。 - 【請求項5】 請求項3又は4記載の低周波治療装置に
おいて,前記パルス発生手段は,前記矩形波パルス列の
各パルス幅及びパルス数か,又はパルス幅,パルス数,
及びパルスの振幅の内のいずれか一方を所望する周期的
なパターン波形となるよう調整するパルス調整手段を備
えていることを特徴とする低周波治療装置。 - 【請求項6】 請求項2記載の低周波治療装置におい
て,前記パルス発生手段は,前記電気パルス群を予め定
められた減衰振動パターンとなるように設定するパルス
パターン設定手段を備えていることを特徴とする低周波
治療装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6の内のいずれかに記載の
低周波治療装置において,前記出力側の電極部は,ヘッ
ドホーンの音源近傍に設けられていることを特徴とする
低周波治療装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至6の内のいずれかに記載の
低周波治療装置において,前記出力側の電極は,患者の
患部又は適用部位に装着できるようなパッド部材に設け
られていることを特徴とする低周波治療装置。 - 【請求項9】 請求項1乃至6の内のいずれかに記載の
低周波治療装置において,前記出力側の電極部は,筋肉
刺激が可能なように,適用筋肉へ装着可能な装着部材に
設けられていることを特徴とする低周波治療装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至6の内のいずれかに記載
の低周波治療装置において,前記出力側の電極部は,足
部又は脚部への刺激が可能なように,適用部位へ装着可
能な装着部材に設けられていることを特徴とする低周波
治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008582U JP3068867U (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 低周波治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008582U JP3068867U (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 低周波治療装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3068867U true JP3068867U (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=43202348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999008582U Expired - Fee Related JP3068867U (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 低周波治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068867U (ja) |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP1999008582U patent/JP3068867U/ja not_active Expired - Fee Related
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