JP3068794U - 選局情報記憶装置 - Google Patents

選局情報記憶装置

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JP3068794U
JP3068794U JP1999008487U JP848799U JP3068794U JP 3068794 U JP3068794 U JP 3068794U JP 1999008487 U JP1999008487 U JP 1999008487U JP 848799 U JP848799 U JP 848799U JP 3068794 U JP3068794 U JP 3068794U
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一彦 山本
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンネル周波数をチャンネルメモリから一
旦クリアする場合には、このクリア作業のための工程が
必要となって作業効率が悪く、また、各チャンネル周波
数に対して個別にフラグを設定すると、フラグを設定す
る際の作業効率が良くなかった。 【解決手段】 工場ラインにおいて、作業者が周波数デ
ータの「無効」を選択すると、マイコン30は、フラグ
を「0」に設定してEEPROM70に備えられたテー
ブル内の全周波数データを無効にさせ、一方、周波数デ
ータの「有効」を選択すると、マイコン30は、フラグ
を「1」に設定してEEPROM70に備えられたテー
ブル内の全周波数データを正規のものに書き換えること
から、選局時に用いるために保持されたチャンネル周波
数を効率良く判別し、効率良く選局を行うことが可能と
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、選局情報記憶装置に関し、特に、チャンネルの指定操作に基づいて チューナにて所定の条件で受信を行わせるための選局に関する情報を記憶する選 局情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の選局情報記憶装置には、誤ったチャンネル周波数が書き込まれたチャン ネルメモリを参照して選局が実行されないように、出荷の時点で、全てのチャン ネル周波数をチャンネルメモリから一旦クリアし、利用者の側でプリセットさせ るものがある。 また、チャンネルメモリに書き込まれたチャンネル周波数にフラグを付加した 選局情報記憶装置としては、特開平5−211422号公報に開示された受信機 に備えられる選局情報記憶装置が知られている。 この選局情報記憶装置では、目的別フラグを個別に付加しつつ、各チャンネル 番号に対応するチャンネル周波数をチャンネルメモリに書き込むことで、利用者 がチャンネル選択を行う際、目的別フラグに基づいて目的別にチャンネル周波数 を読み出せるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の選局情報記憶装置において、次のような課題があった。 前者の場合には、チャンネル周波数をチャンネルメモリから一旦クリアしなけ ればならないことから、このクリア作業のための工程が必要となり、作業効率が 良くなかった。 また、後者の場合には、各チャンネル周波数に対して個別にフラグを設定しな ければならないため、フラグを設定する際の作業効率が良くなかった。 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、メモリに書き込まれた選局 情報を効率良く読み出し制御することの可能な選局情報記憶装置の提供を目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、チャンネルの指定操作に 基づいてチューナにて所定の条件で受信を行わせるための選局に関する情報を記 憶する選局情報記憶装置であって、各チャンネルごとに選局情報を記憶するメモ リと、上記メモリに記憶された選局情報が全体として有効か無効かを示すフラグ と、上記メモリから選局情報を読み出す際、上記フラグを参照して有効である場 合に同選局情報の読み出しを許容するメモリ制御手段とを具備する構成としてあ る。 上記のように構成した請求項1にかかる考案において、上記フラグは、上記メ モリに記憶された各チャンネルごとの選局情報が全体として有効か無効かを示す 。
【0005】 上記メモリ制御手段は、上記メモリから選局情報を読み出す際、上記フラグを 参照して有効である場合に同選局情報の読み出しを許容する。 ここにいう選局情報とは、選局に用いるチャンネル周波数であっても良いし、 選局を行う地域に応じて設定を要する強電界または弱電界といった情報であって も良い。 また、衛星放送を受信する場合における水平偏波や垂直偏波に関する設定条件 であっても良いし、選局を行う際に必要となるパスワードなどであっても良い。
【0006】 上記メモリは、各チャンネルごとに選局情報を記憶するものであれば良く、同 選局情報の読み出しだけが可能なものであっても良いし、同選局情報の読み出し とともに書き込みも可能なものであっても良い。 また、このメモリは、例えば、マイコン内のRAMであっても良いし、バスラ インを介してマイコンに接続されたEEPROMなどであっても良い。 上記フラグは、上記メモリに記憶された選局情報が全体として有効か無効かを 示すものであれば良く、同選局情報が有効か無効かを直接示すものであっても良 いし、有効か無効かを設定することで同選局情報を間接的に有効か無効かを判別 するものであっても良い。
【0007】 上記メモリ制御手段は、上記メモリから選局情報を読み出す際、上記フラグを 参照して有効である場合に同選局情報の読み出しを許容するものであれば良く、 単に選局情報の読み出しを許容するだけのものであっても良いし、付加構成を有 するものであっても良い。 後者の場合における構成の一例として、請求項2にかかる考案は、上記請求項 1に記載の選局情報記憶装置において、上記メモリ制御手段は、上記メモリから 選局情報を読み出す際、上記フラグを参照して無効である場合に同選局情報を正 規のもので書き換え、同フラグを有効に切り替える構成としてある。
【0008】 上記のように構成した請求項2にかかる考案において、上記メモリ制御手段は 、上記メモリから選局情報を読み出す際、上記フラグを参照する。 このとき、上記フラグが無効であると、上記選局情報を正規のもので書き換え 、同フラグを有効なものに切り替える。 ここにいう正規の選局情報とは、選局を行う地域や選局による受信放送の種別 などに適した選局情報であり、例えば、利用者が選局操作を行う際にフラグが無 効であるとき、自動的にプリセット動作を実行して上記メモリに書き込む適正な 選局情報などが含まれる。
【0009】 上記メモリ制御手段は、上記選局情報の読み出しだけについて制御を行うもの であっても良いし、同選局情報の書き込みについても制御を行うものであっても 良い。 後者の場合における構成の一例として、請求項3にかかる考案は、上記請求項 1または請求項2のいずれかに記載の選局情報記憶装置において、上記メモリ制 御手段は、上記メモリに選局情報を書き込む際、上記フラグを参照して無効であ る場合に同選局情報を正規のもので書き換え、同フラグを有効に切り替える構成 としてある。
【0010】 上記のように構成した請求項3にかかる考案において、上記メモリ制御手段は 、上記メモリに選局情報を書き込む際、上記フラグを参照する。 このとき、上記フラグが無効であると、上記選局情報を正規のもので書き換え 、同フラグを有効なものに切り替える。 なお、ここにいうメモリへの選局情報の書き込みは、例えば、ファクトリモー ドで作業者が選局情報の書き込み操作を行う場合や、利用者がプリセット操作に より選局情報を書き込む場合などに行われる。
【0011】 また、上記メモリ制御手段には、自動的に上記フラグを無効に切り替えるため の付加構成を設けることも可能である。 この場合における構成の一例として、請求項4にかかる考案は、上記請求項1 〜請求項3のいずれかに記載の選局情報記憶装置において、上記メモリ制御手段 は、上記メモリから選局情報を削除する際、上記フラグを無効に切り替える構成 としてある。 上記のように構成した請求項4にかかる考案において、上記メモリ制御手段は 、上記メモリから選局情報を削除するための操作が施されると、上記フラグを無 効に切り替える。
【0012】 ここにいうメモリから選局情報を削除するための操作には、例えば、ファクト リモードで作業者が行う選局情報の削除操作や、利用者がプリセット操作を行う 前に行う選局情報の削除操作などが含まれる。 上記メモリ制御手段に付加構成を設ける場合の別の一例として、請求項5にか かる考案は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の選局情報記憶装置にお いて、上記メモリ制御手段は、ファクトリモードが終了される際、上記フラグを 無効に切り替える構成としてある。 上記のように構成した請求項5にかかる考案において、上記メモリ制御手段は 、ファクトリモードにおける操作や各種処理が終了すると、自動的に上記フラグ を無効に切り替える。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、メモリに書き込まれた選局情報を効率良く読み 出し制御することの可能な選局情報記憶装置を提供することができる。 また、請求項2にかかる考案によれば、メモリから選局情報を読み出したい場 合、この選局情報を正規のものに書き換えるための工程を別個に設ける必要がな いため、操作性を向上させることが可能となる。
【0014】 さらに、請求項3にかかる考案によれば、メモリに選局情報を書き込みたい場 合、作業者や利用者による作業を省略できることから、操作性の向上が可能とな る。 さらに、請求項4にかかる考案によれば、メモリから選局情報を削除したい場 合、作業者や利用者による作業を省略できることから、操作性の向上が可能とな る。 さらに、請求項5にかかる考案によれば、作業者が工場ラインでチューナの作 動テストなどを行った場合、フラグを無効に設定する必要がないため、出荷時に は、無効設定を確実に行うことができる。また、作業効率の向上も可能となる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本考案の実施形態を説明する。 図1は、本考案の一実施形態にかかるテレビジョンセットの概略構成をブロッ ク図により示している。
【0016】 同図において、チューナ10は、アンテナ10aを介してテレビ放送帯域に対 応した所望周波数のテレビジョン信号を受信するとともに、この受信したテレビ ジョン信号から所要の信号だけを選択して高周波増幅し、中間周波信号に変換し て出力する。 なお、このチューナ10は、いわゆるPLL方式の選局機構を採用しており、 所定の周波数データの入力に基づいて局部発振周波数を直接的に制御することに より、受信周波数を制御可能となっている。
【0017】 チューナ10から出力された中間周波信号は、クロマIC20に供給されると 、このクロマIC20は、マイコン30からの制御指示に基づいて、中間周波信 号に各種の信号処理を施すことにより、映像信号や音声信号などを復元し、ブラ ウン管モニタ40およびスピーカ50に供給する。 なお、クロマIC20におけるRGB信号の出力側には、図示しないRGBス イッチャが配置されており、映像信号に基づいて再生されたRGB信号と所定の OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)用RGB信号とのいずれかを選択し てブラウン管モニタ40に出力できるようになっている。
【0018】 チューナ10とクロマIC20とにIICバス60を介して接続されたマイコ ン30は、チューナ10への受信周波数の指示やRGBスイッチャの切替制御な どテレビジョン全体の制御を行っているが、このマイコン30には、この他にも プリセット時の設定などを記憶するEEPROM70なども接続されている。 IICバス60は、シリアルデータ通信用の規格化されたバスであり、データ ライン(DT)とクロックライン(CLK)とを備えている。
【0019】 具体的な規格内容である通信プロトコルについては省略するが、このIICバ ス60に接続された各デバイスには個別の4ビットのスレーブアドレスが割り当 てられ、そのアドレスデータをデータラインに出力することによって通信相手を 特定でき、通信相互間において一方が認証を求めれば他方はそれに対する受信確 認信号(ACK信号)を出力するようになっている。 EEPROM70は、不揮発性の記憶領域であり、マイコン30はチャンネル 周波数の設定値の他、放送局の有無を表すプリセットデータや機器の構成状況な どをこのEEPROM70に書き込んで必要に応じて参照している。
【0020】 以下、EEPROM70に書き込まれるプリセットデータとして、各チャンネ ル番号とチャンネル周波数との相関関係を示すデータについて説明する。 EEPROM70には、各チャンネル番号とチャンネル周波数との相関関係を 書き込むためのテーブルが備えられており、また、このテーブルに書き込まれた 全てのチャンネル周波数が全体として有効であるか、あるいは、全体として無効 であるかを示すフラグが付加され、有効な場合にだけマイコン30による読み出 しが可能となる。
【0021】 具体的には、テーブルに書き込まれた全てのチャンネル周波数が全体として有 効である場合、マイコン30によりフラグを「1」に設定し、全体として無効で ある場合、マイコン30によりフラグを「0」に設定する。 当該テレビセットの出荷時、工場ラインにおいて、機器の構成状況などが書き 込まれていくと、上記テーブルには、例えば、図2に示すような実際のチャンネ ル周波数とは関係のない値が書き込まれるため、作業者は、これらの値を全体と して有効とするか、あるいは、無効とするかをファクトリモード(F−mode )でフラグ設定する。
【0022】 図3は、F−modeでフラグ設定を行う際のマイコンにおける処理手順をフ ローチャートにより示している。 図示しない操作パネルには、F−modeキーが配置されており、作業者がF −modeキーを押し下げると、マイコン30は、F−modeが選択されたこ とを検出し(ステップS100)、OSD用RGB信号を出力するとともに、R GBスイッチャを切り替えて図4に示すようなOSD表示をブラウン管モニタ4 0に出力させる(ステップS110)。 このとき、作業者は、上記操作パネルにてF−modeキーとともに配置され た選択キーを操作することで、「有効」あるいは「無効」を選択する(ステップ S120)。
【0023】 このまま出荷させるのならば、「無効」を選択するため、マイコン30は、フ ラグを「0」に設定するとともに、図5に示すようなOSD表示をブラウン管モ ニタ40に出力させる(ステップS130)。 一方、選局テストなどを行うのならば、「有効」を選択するため、マイコン3 0は、フラグを「1」に設定するとともに、図6に示すようなOSD表示をブラ ウン管モニタ40に出力させ(ステップS140)、図7に示すような正規の周 波数データをテーブル内に書き込む(ステップS150)。
【0024】 従って、各チャンネル番号とチャンネル周波数との相関関係を書き込むための テーブルを有するEEPROM70は、この意味で、本考案にいうメモリを構成 している。 また、選局時に用いるチャンネル周波数を各チャンネルごとにEEPROM7 0に書き込み、全体として有効な場合にだけ各チャンネル周波数の読み出しを許 容するマイコン30は、この意味で、本考案にいうメモリ制御手段を構成してい る。
【0025】 なお、本実施形態にかかるファクトリモードでは、上記操作パネルに配置され た選択キーを操作したときにだけフラグの設定を行っているが、これはフラグを 設定する場合の一例にすぎず、例えば、この操作パネルに配置された削除キーを 押下操作した場合には、各チャンネル周波数について削除操作を行わなくても、 自動的にフラグを「0」に切り替えることで、テーブル内の全てのチャンネル周 波数を無効とすることができる。 また、作業者がファクトリモードにおける操作を全て終了した際、あるいは、 各操作に対応する処理が全て終了した際には、マイコン30がファクトリモード が終了したものと判別し、出荷に備えて自動的にフラグを「0」にに切り替える ことで、テーブル内の全てのチャンネル周波数を無効とすることも可能である。
【0026】 ところで、F−modeで「無効」が選択されて出荷された場合、利用者の手 元に届くテレビジョンセットに備えられたEEPROM70のテーブルは、図6 に示すように初期化されている。 従って、EEPROM70のテーブルが初期化されたままの状態では、マイコ ン30がこのテーブルに書き込まれたチャンネル周波数を使ってチューナに選局 させることができない。 そこで、本実施形態にかかるマイコン30に備えられたROMには、自動プリ セット処理を行うためのプログラムが格納されており、利用者が選局操作を行っ た際、このプログラムを実行してフラグを「1」に設定し、自動的にプリセット 処理を行えるようになっている。
【0027】 図8は、マイコン30が自動プリセット処理を実行する際の手順を示すフロー チャートである。 同図に示すように、利用者が上記操作パネルやリモコンに配置された本考案に いうチャンネル選択手段としてのチャンネル選択ボタンを押し下げ、初めてのチ ャンネル選択を行うと(ステップS200)、マイコン30は、テーブル内に書 き込まれたチャンネル周波数が有効なものであるのか、あるいは、無効なもので あるのかを確認する(ステップS210)。
【0028】 この場合、出荷時にフラグ「0」が設定されていることから、マイコン30は 、無効であると判定し、図5に示すようなOSD表示をブラウン管モニタ40に 出力させるとともに(ステップS220)、図7に示すような正規の周波数デー タをテーブル内に書き込む(ステップS230)。 そして、フラグを「1」に切替えるとともに、図6に示すようなOSD表示を ブラウン管モニタ40に出力させてから(ステップS240)、利用者により選 択されたチャンネルについて通常どおりの選局をチューナ10に行わせる(ステ ップS250)。
【0029】 なお、利用者が二度目以降に行うチャンネル選択については、フラグが「1」 に設定されていることから、テーブル内のチャンネル周波数が有効であると判定 し、通常どおりの選局のみを実行する。 本実施形態では、テレビジョンセットに本考案にかかる選局情報記憶装置を用 いたが、かかる適用例は一例にすぎないため、ビデオデッキなどにも同様に用い ることが可能である。
【0030】 次に、本実施形態にかかるテレビジョンセットを出荷し、利用者が使用するま での手順について説明する。 作業者がF−modeキーを押し下げると、マイコン30は、F−modeが 選択されたことを検出し、OSD用RGB信号を出力するとともに、RGBスイ ッチャを切り替える。 このOSD用RGB信号がブラウン管モニタ40に供給されるため、ブラウン 管モニタ40は、図4に示すようなOSD表示を行う。
【0031】 このとき、作業者が選択キーによって「無効」を選択すると、マイコン30は 、フラグを「0」に設定するとともに、OSD用RGB信号を出力してRGBス イッチャを切り替える。 このOSD用RGB信号がブラウン管モニタ40に供給されるため、ブラウン 管モニタ40は、図5に示すようなOSD表示を行う。
【0032】 そして、この初期化されたテーブルを有するEEPROM70が備えられたテ レビジョンセットが利用者の手元に渡り、利用者がチャンネル選択を行うと、マ イコン30は、テーブル内に書き込まれたチャンネル周波数が無効であると判定 し、OSD用RGB信号を出力してRGBスイッチャを切り替える。 このOSD用RGB信号がブラウン管モニタ40に供給されるため、ブラウン 管モニタ40は、図5に示すようなOSD表示を行う。 また、マイコン30は、図7に示すような正規の周波数データをEEPROM 70のテーブル内に書き込むとともに、フラグを「1」に切替え、OSD用RG B信号を出力してRGBスイッチャを切り替える。
【0033】 このOSD用RGB信号がブラウン管モニタ40に供給されるため、ブラウン 管モニタ40は、図6に示すようなOSD表示を行う。 マイコン30は、EEPROM70のテーブル内に書き込まれた正規のチャン ネル周波数を利用して選局を行うよう、チューナ10に対して指示を与える。 すると、チューナ10は、利用者により選択されたチャンネルについて選局を 行う。 このように、工場ラインにおいて、作業者が周波数データの「無効」を選択す ると、マイコン30は、フラグを「0」に設定してEEPROM70に備えられ たテーブル内の全周波数データを無効にさせ、一方、周波数データの「有効」を 選択すると、マイコン30は、フラグを「1」に設定してEEPROM70に備 えられたテーブル内の全周波数データを正規のものに書き換えることから、選局 時に用いるために保持されたチャンネル周波数を効率良く判別し、効率良く選局 を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるテレビジョンセットの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】フラグ設定前のテーブルに書き込まれたチャン
ネル周波数を示すテーブルである。
【図3】マイコンによるフラグ設定処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】フラグ設定時におけるブラウン管モニタの画面
である。
【図5】無効が選択された際のブラウン管モニタの画面
である。
【図6】有効が選択された際のブラウン管モニタの画面
である。
【図7】テーブルに書き込まれた正規のチャンネル周波
数を示すテーブルである。
【図8】利用者がチャンネル選択を行う際の選局処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…チューナ 20…クロマIC 30…マイコン 40…ブラウン管モニタ 50…スピーカ 60…IICバス 70…EEPROM

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネルの指定操作に基づいてチュー
    ナにて所定の条件で受信を行わせるための選局に関する
    情報を記憶する選局情報記憶装置であって、 各チャンネルごとに選局情報を記憶するメモリと、 上記メモリに記憶された選局情報が全体として有効か無
    効かを示すフラグと、 上記メモリから選局情報を読み出す際、上記フラグを参
    照して有効である場合に同選局情報の読み出しを許容す
    るメモリ制御手段とを具備することを特徴とする選局情
    報記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の選局情報記憶装置
    において、 上記メモリ制御手段は、上記メモリから選局情報を読み
    出す際、上記フラグを参照して無効である場合に同選局
    情報を正規のもので書き換え、同フラグを有効に切り替
    えることを特徴とする選局情報記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の選局情報記憶装置において、 上記メモリ制御手段は、上記メモリに選局情報を書き込
    む際、上記フラグを参照して無効である場合に同選局情
    報を正規のもので書き換え、同フラグを有効に切り替え
    ることを特徴とする選局情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の選局情報記憶装置において、 上記メモリ制御手段は、上記メモリから選局情報を削除
    する際、上記フラグを無効に切り替えることを特徴とす
    る選局情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の選局情報記憶装置において、 上記メモリ制御手段は、ファクトリモードが終了される
    際、上記フラグを無効に切り替えることを特徴とする選
    局情報記憶装置。
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