JP3068279B2 - 光学素子成形方法 - Google Patents

光学素子成形方法

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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/14Pressing laminated glass articles or glass with metal inserts or enclosures, e.g. wires, bubbles, coloured parts

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス成形素材をプレ
スして光学素子とする成形方法に関し、特に非球面レン
ズのプレス成形に好適な光学素子成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非球面レンズなどの光学素子を精度良く
成形する方法として、加熱軟化したガラス成形素材を一
対の型間にセットしてプレスする方法が知られている。
特開昭60ー186423号公報はこのようなプレス成
形を行う従来の方法を記載している。このプレス成形方
法は、ガラス成形素材として球状に予備成形したものを
使用するものであり、この球状のガラス成形素材を加熱
軟化した後、シュートにより下型に自然落下させてプレ
ス成形している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方法では軟化状態の球状のガラス成形素材がシュート
上を転動する際に、シュートの離型剤や異物が付着し易
く、この付着によって、ガラス成形素材の表面状態が著
しく損なわれている。このためシュート面を清浄にする
ことも考えられるが、この場合にはガラス成形素材がそ
の粘性によってシュートに付着して、転動しない不都合
があった。本発明は、上記事情を考慮してなされたもの
であり、球状のガラス成形素材の表面汚染がなく、しか
も確実に型内に供給して高精度のプレス成形を行うこと
ができる光学素子の成形方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、板状のガラス成形素材の外周部を搬送皿に保
持した状態で加熱軟化する工程と、加熱軟化後の板状の
ガラス成形素材の上面をプレスして凹部を形成する第1
の成形工程と、このガラス成形素材の凹部に球状のガラ
ス成形素材を供給する工程と、前記板状のガラス成形素
材と球状のガラス成形素材とを同時に加熱軟化する工程
と、この加熱軟化後の両ガラス成形素材を同時にプレス
成形してレンズ形状とする第2の成形工程とを備えてい
ることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成において、球状のガラス成形素材は加
熱軟化されない未軟化の状態で板状のガラス成形素材の
凹部に供給されるため、その表面に離型材や異物などの
付着がなく、良好な表面状態のままで板状のガラス素材
の凹部に載置される。そして、これらの板状のガラス成
形素材および球状のガラス成形素材を加熱軟化した後、
型内でプレス成形するため、非球面であっても高精度に
成形することができる。
【0006】
【実施例1】図1は本発明の成形方法の一実施例に通用
される成形装置を示す。この成形装置は、横名がのベー
ス台1の上流側に(左端側)搬送トレイ2が、下流側
(右端側)に収納トレイ9が配設されると共に、これら
トレイ2,9間に搬送レール3が掛け渡されて構成され
ている。そして、この搬送レール3の長手方向に沿っ
て、第1の加熱炉4、第1の成形室5、供給台6、第2
の加熱炉7および第2の成形室8が順に位置するように
ベース台1上に配設されている。第1および第2の加熱
炉4,7はいずれも、ガラス成形素材を加熱軟化させる
ものであり、内部にはヒータが設けられている。第1の
成形室5は後述するように、板状のガラス成形素材11
に凹部11aを形成するものであり、その内部には下面
が凸面形状となっている型部材12が垂下している。ま
た、この型部材12の下方に位置するべース台1内には
昇降用シリンダ14が設けられ、この昇降用シリンダ1
4に突上げピン13が取り付けられている。突上げピン
13はその上下動によって、ガラス成形素材の搬送皿1
0を昇降させるものである。
【0007】供給台6はこの第1の成形室5の下流側に
設けられており、搬送皿10を一担停止させ、この停止
状態で球状のガラス成形素材15を搬送皿10に供給す
るものである。
【0008】かかる供給を行うため、その上方には球状
のガラス成形素材15を落下させるシュート20が設け
られている。第2の成形室8は所定形成の光学素子をプ
レスによって成形するものであり、その内部には対向面
に成形面を有した上型16,下型17が対向配置されて
いる。本実施例において、上型16は成形室8に固定的
に設けられるが、下型17はプレス用シリンダ18に取
り付けられており、下型17の上動によってプレス成形
を行うようになっている。
【0009】次に、上記成形装置を使用した成形方法を
説明する。この方法において、板状のガラス成形素材1
1と球状のガラス成形素材15とがガラス成形素材とし
て使用され、これらのガラス成形素材11,15が搬送
レース3に沿って移動する搬送皿10により搬送され
る。この搬送皿10は板状のガラス成形素材11の外周
部を保持した状態で搬送トレイ2上に供給される。そし
て、搬送皿10は第1の加熱炉4内に搬送されて停止
し、同加熱炉4による加熱が行われる。この加熱によっ
て搬送皿10に保持されている板状のガラス成形素材1
1が加熱軟化され、この加熱軟化後に搬送皿10が第1
の成形室5内に搬送される。第1の成形室5内では、昇
降用シリンダ14が作動して突上げピン13が上昇し、
搬送皿10を持ち上げる。この搬送皿10上昇によって
加熱軟化状態の板状のガラス成形素材11が型部材12
に当接するため、その略中央部分に凹部11aが形成さ
れる。そして凹部11aの形成の後、突上げピン13が
下降して搬送皿10が搬送レール3上に戻り、搬送レー
ル3によって供給台6上に移動した後、停止する。この
停止の後、球状のガラス成形素材15がシュート20上
を転動して板状のガラス成形素材11の凹部11a内に
落下し位置決め固定される。この場合、供給される球状
のガラス成形素材15は未加熱で軟化していないため、
シュート20を円滑に転動する。またシュート20に離
型剤等を塗布する必要がなく、シュート面を清掃とする
ことができるため、その表面が良好な状態のままで球状
のガラス成形素材15を供給することができる。
【0010】このようにして球状のガラス成形素材15
が板状のガラス成形素材11の凹部11に位置決め固定
された後、搬送皿10は搬送レース3上を移動して第2
の加熱炉7内に搬送されて停止する。第2の加熱炉7内
では板状のガラス成形素材11および球状のガラス成形
素材15が同時に加熱されて、加熱軟化する。そしこの
加熱軟化後に搬送皿10が第2の成形室8内に移動し
て、停止する。この停止後にプレス用シリンダ18が作
動し、下型17が搬送皿10内に侵入して板状のガラス
成形素材11と球状のガラス成形素材15とを一体的に
上昇させる。そして、下型17および上型16によるプ
レス成形が行われ、板状のガラス成形素材11と球状の
ガラス成形素材15とが一体となった所定形状の光学素
子19が成形される。かかる光学素子19の成形におい
て、球状のガラス成形素材15が板状のガラス成形素材
11の凹部11aにより正確に位置決めされているた
め、高精度に成形することができる。また、光学素子1
9の体積に対し球状のガラス成形素材15の径を無関係
として、その厚みを変化させるだけであるため、成形を
容易に行うことができる。以上のようにして成形が終了
した後、光学素子19が搬送皿10に保持されて、収納
トレイ9に移送され、収納される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、板状のガ
ラス成形素材を加熱軟化して凹部を形成し、この凹部に
球状のガラス成形素材を供給して位置決め固定し、これ
らを同時に加熱軟化して所定形状の光学素子にプレス成
形するため、球状のガラス成形素材の表面状態が良好の
まま成形でき、高精度な成形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に適用される成形装置の側面
【符号の説明】
4 第1の加熱炉 5 第1の成形室 6 供給台 7 第2の加熱炉 8 第2の成形室 10 搬送皿 11 板状のガラス成形素材 11a 凹部 15 球状のガラス成形素材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のガラス成形素材の外周部を搬送皿
    に保持した状態で加熱軟化する工程と、加熱軟化後の板
    状のガラス成形素材の上面をプレスして凹部を形成する
    第1の成形工程と、このガラス成形素材の凹部に球状の
    ガラス成形素材を供給する工程と、前記板状のガラス成
    形素材と球状のガラス成形素材とを同時に加熱軟化する
    工程と、この加熱軟化後の両ガラス成形素材を同時にプ
    レス成形してレンズ形状とする第2の成形工程とを備え
    ていることを特徴とする光学素子成形方法。
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