JP3067361U - 金属製記録物 - Google Patents

金属製記録物

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JP3067361U
JP3067361U JP1999007007U JP700799U JP3067361U JP 3067361 U JP3067361 U JP 3067361U JP 1999007007 U JP1999007007 U JP 1999007007U JP 700799 U JP700799 U JP 700799U JP 3067361 U JP3067361 U JP 3067361U
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metal
relief
portrait
relief structure
line drawing
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JP1999007007U
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Inventor
雅勝 岸本
Original Assignee
株式会社 岸本金属彫刻所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家系図や業績などを人物画のレリーフととも
に簡易な方法で半永久的に顕在化させて記録・保存する
ことができる金属製記録物を提供する。 【構成】 少なくとも片面が鏡面仕上げされている金属
製薄板に少なくとも一つの貫通口を厚さ方向に開け、そ
の貫通口に人物画のレリーフを施したレリーフ構造物を
嵌合・固定した金属製記録物であって、金属製薄板の鏡
面仕上げ面にエッチング加工による線画を施し、その線
画を施した面と同じ面にレリーフ構造物の人物画のレリ
ーフが表示されるようにしたことを特徴とする金属製記
録物。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家系図や業績などを人物画のレリーフとともに半永久的に顕在化さ せて記録・保存することができる金属製記録物に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から家系図や業績などの記録は筆記具を用いて紙などに行われている。し かしながら、このような記録方法は経年変化により文字などの記録内容が劣化す る場合が多く、半永久的に記録・保存することが困難であった。
【0003】 また、家系図や業績などは該当する人物の人物画とともに記録・保存されるこ とが望まれるが、人物画を筆記具を用いて表すと明瞭性及び再現性に劣り、同様 に経年劣化の問題があった。
【0004】 一方、このような記録内容の経年劣化が生じない記録手段として大理石等の石 材への彫刻やコンピューター等の情報記憶手段への保存もあるが、前者の方法は 設置場所、経済性、手軽さの点で一般に受け入れられるものではなく、後者の方 法は記録内容を常時顕在化させた状態で表示する手段として適切なものではなか った。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、かかる従来技術の問題点を解消するために創案されたものであり、 その目的は家系図や業績などを人物画のレリーフとともに簡易な方法で半永久的 に顕在化させた状態で記録・保存することができる金属製記録物を提供すること にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、線画を金属製薄板 上に作成し、人物画を別の構造物上にレリーフとして形成した後、そのレリーフ 構造物を金属製薄板に開口した貫通口に嵌合・固定して一体化させることにより 、簡易な方法で半永久的に顕在化させた状態で記録・保存することができる金属 製記録物を作製できることを見出し、本考案の完成に至った。
【0007】 即ち、本考案は、少なくとも片面が鏡面仕上げされている金属製薄板に少なく とも一つの貫通口を厚さ方向に開け、その貫通口に人物画のレリーフを施したレ リーフ構造物を嵌合・固定した金属製記録物であって、金属製薄板の鏡面仕上げ 面にエッチング加工による線画を施し、その線画を施した面と同じ面にレリーフ 構造物の人物画のレリーフが表示されるようにしたことを特徴とする金属製記録 物である。
【0008】 本考案の金属製記録物の好ましい態様では、金属製薄板がSUS304のステ ンレス鋼からなり、レリーフ構造物が金、銀、銅、又はそれらを成分として含む 合金、又はセラミックからなる。また、本考案の金属製記録物の好ましい態様で は、線画が家系図を表示したものであり、その家系図の名前の近傍に該当人物の 人物画のレリーフが表示されるように貫通口を設けてレリーフ構造物を嵌合・固 定している。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の金属製記録物を図面を参照しながら以下説明するが、本考案はこれら に限定されるものではない。
【0010】 図1は、本考案の金属製記録物の一例を概略的に示したものである。図1の金 属製記録物1は、金属製薄板2、及びその金属製薄板2の厚さ方向に開口された 貫通口4に嵌合・固定されるレリーフ構造物3からなるものである。
【0011】 本考案で使用される金属製薄板2は、エッチング加工による線画5を施すこと ができるものであればいずれの公知のものであってもよいが、線画5を明瞭に表 示させるため少なくとも片面が鏡面仕上げされていることが必要である。かかる 金属製薄板2として、例えばバフ磨き又はラッピングによって鏡面仕上げされた 表面を有する、厚さ1mm〜10mmのSUS304ステンレス鋼板を使用する ことができる。金属製薄板2には、少なくとも一つの貫通口4がレーザー加工に よって開けられ、そこにレリーフ構造物3が嵌合・固定される。
【0012】 本考案で使用されるレリーフ構造物3は、人物画のレリーフ6(図1では具体 的に示していない)を施すことができるものであればいずれの公知のものであっ てもよく、例えば金、銀、銅又はそれらを成分として含む合金、又はセラミック を採用することができる。レリーフ構造物3の表面には人物画のレリーフ6が施 され、金属製薄板2の線画5を施した面と同じ面にレリーフ構造物3の人物画の レリーフが表示されるように嵌合・固定することが好ましい。レリーフ構造物3 の嵌合・固定は接着剤、別体のアタッチメントなどを使用して行うことができる 。
【0013】
【考案の効果】
本考案の金属製記録物1によれば、金属製薄板2の鏡面仕上げ面にエッチング 加工による線画5で家系図を表示し、その家系図の名前の近傍に該当人物の人物 画のレリーフ6が表示されるようにレリーフ構造物3を嵌合・固定することによ って、簡易な方法で家系図とそれに関係する人物を明瞭かつ半永久的に顕在化さ せた状態で記録・保存することができる。また、業績とその人物画も同様の方法 で記録・保存することができ、線画と人物画の同時記録を求められる種々の分野 で応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の金属製記録物を概略的に示したもので
ある。
【符号の説明】
1 本考案の金属製記録物 2 金属製薄板 3 レリーフ構造物 4 貫通口 5 線画 6 レリーフ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片面が鏡面仕上げされている
    金属製薄板に少なくとも一つの貫通口を厚さ方向に開
    け、その貫通口に人物画のレリーフを施したレリーフ構
    造物を嵌合・固定した金属製記録物であって、金属製薄
    板の鏡面仕上げ面にエッチング加工による線画を施し、
    その線画を施した面と同じ面にレリーフ構造物の人物画
    のレリーフが表示されるようにしたことを特徴とする金
    属製記録物。
  2. 【請求項2】 金属製薄板がSUS304のステンレス
    鋼からなり、レリーフ構造物が金、銀、銅、又はそれら
    を成分として含む合金、又はセラミックからなることを
    特徴とする請求項1記載の金属製記録物。
  3. 【請求項3】 線画が家系図を表示したものであり、そ
    の家系図の名前の近傍に該当人物の人物画のレリーフが
    表示されるように貫通口を設けてレリーフ構造物を嵌合
    ・固定したことを特徴とする請求項1記載の金属製記録
    物。
JP1999007007U 1999-09-13 1999-09-13 金属製記録物 Expired - Lifetime JP3067361U (ja)

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