JPH10129153A - システム手帳 - Google Patents

システム手帳

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JPH10129153A
JPH10129153A JP32750396A JP32750396A JPH10129153A JP H10129153 A JPH10129153 A JP H10129153A JP 32750396 A JP32750396 A JP 32750396A JP 32750396 A JP32750396 A JP 32750396A JP H10129153 A JPH10129153 A JP H10129153A
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Japan
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paper
page
leaf
organizer
inverted
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JP32750396A
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Kazuhiko Sakaoka
數彦 坂岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のシステム手帳では、リーフ紙綴じ込み用
丸形止めリングが紙面より突出しているので、筆記具を
持った手首が不安定となり文言等が書きにくい。また予
定等を記入するスペースしか有していない。 【解決手段】前記欠点を無くすため、発明したものでリ
ーフ紙綴じ込み用リングを逆U字形と、右上がりにして
被記入紙面に、筆記具を持った手首を接して安定させた
ものである。或いは従来のシステム手帳にそのまま使用
できる厚さ可変式敷板を用いる事により解決を図った。
さらにリーフ紙自体も両面見開き式や片面見開き式(ハ
クリ紙つき)とし、予定と実行を対比させてチェック可
能としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム手帳や一
般の手帳に関するもの。
【0002】
【従来の技術】従来のシステム手帳や一般の手帳は、業
務の目標管理や行動の時間管理あるいは必要な情報を、
効果的に残す情報管理など多岐にわたっているが、これ
らのシステム手帳や一般の手帳で予定事項の記入しか機
能を果たせず、予定日が到来した当日の追加記入や決定
・実行事項の記入スペースがなく、予定から決定・実行
と行事等の流れの把握が困難であった。
【0003】さらに従来のシステム手帳では、リーフ紙
に筆記する際従来の丸形リング方式では、リング部分が
紙面よりかなり突出しているために、右利きの人は左頁
紙面に文言等を記入するのに、筆記具を持つ手首が突出
リングのために、極めて不安定となりその結果記入文字
が乱れ特に書きにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
システム手帳では台紙(図2参照)にセッティングする
リーフ紙の枚数あるいは厚みに応じた丸形の綴じ込みリ
ングを使っているため、この丸形リングが文言等を記入
する紙面よりかなり突出しているために、右利きの人は
左頁紙面に記入するのが極めて不安定となる。反対に左
利きの人は右頁紙面に記入するのが不安定となり文字が
乱れる。
【0005】また本発明のシステム手帳では、将来の予
定記入欄とは別に当日の実行結果も併記出来るように、
システム手帳の見開き頁の左右頁を図3(a)のよう
に、例えば左頁を予定記入欄とすれば、右頁を決定・実
行記入欄のように設ける。
【0006】小形のシステム手帳で、携帯に便利なよう
に作られているリーフ紙では、図3(b)のように予定
記入欄を日めくり式小形ハクリ紙で構成し、予定日の当
日が到来した日こシステム手帳のハクリ紙自体から切り
離して、予定と実行事項を対比して確認を行うように設
ける。
【0007】システム手帳のリーフ紙の構成は、例えば
両面見開き頁式では、見開き頁の左頁を決定・実行記入
欄とし、右頁を予定記入欄とした場合、次頁に見開き頁
の左頁に予定記入欄、右頁を決定・実行記入欄のように
設ける。さらに次次頁には左頁を決定・実行記入欄、右
頁に予定記入欄としておのおの必要事項を記入できるよ
うに、各頁の印刷リーフ紙あるいはハクリ紙付きリーフ
紙を構成して設ける。
【0008】前記
【0007】のように、設けられたシステム手帳では事
前に各行事の予定を、予定記入欄に記入しておき、設定
日が到来した当日、事前に記入された予定事項に基づ
き、打合わせ・会議などで漏れなく確認・チェックがで
き、その打合わせや確認事項の結果などを決定・実行事
項記入欄に記入して保存し、前記予定記入欄が不要とな
った場合、システム手帳の台紙から削除するために、該
頁を取り外して該システム手帳の他の保存ゾーンに綴じ
込んで保管すれば、整理も判然とでき緒行事の経過観察
にも大いに役立てられる。
【0009】あるいは、従来のシステム手帳をそのまま
利用する場合に、前記丸形リングが文言等を記入する紙
面より突出しているために、右利き(左利き)の人は紙
面左(右)頁に記入するのに筆記具を持った手首が不安
定となる。これを解決するために、図4に示すような下
敷きを用いる事を提案する。
【0010】前記
【0009】に関して図4(a)の例示のように、両見
開き式で左頁に下敷きを装着して、記入前のリーフ紙を
右頁に一式セッテングされたものである。このように右
頁で記入されたリーフ紙は1枚ずつ左頁へ反転されるの
で、左頁に移されたリーフ紙の厚みが少しずつ厚くな
る。これに応じて左頁に事前に装着された下敷きの厚み
を順次薄くさせて、絶えず被記入紙面が前記丸形リング
の上面とほぼ平面的になるように調整するものである。
【0011】前記下敷きを薄くさせる1実施例として、
図4(b)と(c)に示した1組の下敷きにノコギリ状
接触面を有する上固定下敷きと、下可動下敷きから構成
され可動敷板をノコギリ歯面に対して、平行方向にスラ
イドさせて、厚みを調整するものある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、システム手帳の台紙は手段αで解決し、該システ
ム手帳にセッテングするリーフ紙は、手段βまたはγで
解決する。さらに、従来から用いられているシステム手
帳をより使いやすくするための手段として、手段δを用
いればよい。
【0013】手段 α 従来のシステム手帳では、筆記する際止めリングが記
入しようとする紙面より、かなり突出しているために、
紙面に文言等を記入する場合筆記具を持つ手首が、極め
て不安定となり記入しにくくなるばかりでなく、記入さ
れた文言等も乱れ判読しにくくなる。この綴り止めリン
グを従来の丸形ではなく、逆U字形(∩形)とすること
により、紙面に文言等を記入する場合は、手首部分で該
逆U字形止めリングを上から押し付けて、文言等を記入
するリーフ紙面にピタリとそわす。そうすることにより
筆記具を持つ手首が極めて安定するから、従って紙面に
文言等を記入しやすくなる。 前記に関して 前記逆U字形止めリングの形状も簡単な門形だけでな
く、右利きや左利きの人に適合するように、上記逆U字
形止めリングの水平部分を、実施例図1(b)、(c)
に示すような右上がりにして装着すれば、右利きの人が
見開き頁の左頁に文言等を記入するのに、筆記具を持つ
手首がより安定化され記入しやすく、したがって記入さ
れた文言等が判読しやすくなる。 前記に関して 前記では右利きの人が見開き頁の左頁に、文言等を記
入するのに記入しやすさの点で、特に効果が大きい。反
対に左利きの人が見開き頁の右頁に、文言等を記入する
のに不都合が生ずる。これを解決するために、前記逆U
字型止めリングをシステム手帳の台紙に装着(図は省
略)する場合に、該逆U字形止めリングの水平部分を、
左上がりに装着すれば、筆記具を持つ手首が安定化さ
れ、右頁に文言等を記入するのに非常に記入しやすくな
る。
【0014】手段 β システム手帳の見開き頁を、実施例図3(a)のよう
に例えば左頁が予定事項記入欄とした場合、見開き頁の
右頁を決定・実行事項記入欄とし、あるいは確定事項等
を記入して左頁←→右頁を目で追いながら、再確認する
ことができる。 前記に関して システム手帳の見開き頁の右頁を予定事項記入欄とした
場合、見開き頁の左頁を決定・実行事項記入欄とし、あ
るいは確定事項等を記入して左頁←→右頁を目で追いな
がら、再確認することができる。 前記とに関して システム手帳の見開き頁には、年月日も実施例のように
設けたり、1日ダイアリーや週間ダイアリー、その他月
間ダイアリー・年間ダイアリーあるいは、一般のノート
の構成頁として必要に応じて設けるものも含める。 前記とに関して さらにシステム手帳の各葉(頁)には、それぞれ使用目
的に適合したケイ線を印刷したリーフ紙を組み入れて、
記入事項の書き込みをしやすくする。 前記とに関して システム手帳の各葉(頁)には、日付なし頁から構成す
るフリーダイアリータイプも取り入れ、日付なし頁であ
るからいつからでも自由に使えるものも種類に含める。
【0015】手段 γ システム手帳のリーフ紙面の見開き頁を、実施例図3
(b)のように、日にち毎の予定事項記入欄をそれぞれ
独立した日付を続き番号で入れ、該頁にさらに同じ日付
が入った小片の切り離し可能な用紙を、日付が入った日
数分だけリーフ紙の表裏両面に貼り付ける。 前記に関して システム手帳の各葉(頁)の表面と裏面には、計画(予
定)事項の決定や実行の確認を記入し、前記切り離し可
能な日付が入った小片の貼り付け用紙には、予定事項を
記入するように用いれば、前以て決められた計画が実施
当日に、必ず目で確認しながら前記小片のハクリ紙を剥
がし、そして1つずつ実行に移す事ができる。 前記とに関して システム手帳の各葉(頁)には、それぞれ使用目的にあ
ったケイ線(例えば1日ダイアリーや週間ダイアリー、
その他月間ダイアリー・年間ダイアリーなど)や、日付
なし頁から構成するフリーダイアリータイプも必要に応
じて取り入れる、従って日付なしダイアリーの場合は、
いつからでも自由に使える種類もこれに含める。
【0016】手段 δ 従来のシステム手帳では、筆記する際綴り止めリング
が記入紙面よりかなり突出しているから、紙面に文言等
を記入する際、筆記具を持った手首が不安定となること
は前記のとおりであるが、被記入紙面を綴り止めリング
の上部とほぼ同一高さになるように、別途下敷きを装着
すれば、従来のシステム手帳でも右(左)利きの人が左
(右)頁に、文言等を記入する際、筆記具を持った手首
を被記入紙面に押し付けて、安定することが可能とな
る。従って記入された文言等も乱れることがないから、
判読しやすい文言等となる。 前記に関して 前記下敷きは、見開き頁式システム手帳の左頁に装着
し、記入前の新しいリーフ紙を右頁に1式セッテングす
る。そしてまず、右頁にセッテングされたリーフ紙の上
表面に必要事項を記入し、記入し終わった該頁は見開き
頁の左頁へ、反転して移される。この移された左頁は、
事前に準備された下敷きによって、綴り止めリングの最
上部とほぼ同一高さとなることから、文言等を該頁に記
入する際、筆記具を持った手首が安定化されて、判読し
やすい文言等が記入出来る。 前記に関して 前記下敷きは高さを調整できる方法を採用する。すなわ
ち、見開き頁の右頁で記入された単葉リーフ紙は、左へ
反転して移され単葉リーフ紙の反対面が、上面となって
該面に必要事項を記入されるが、システム手帳の利用方
法は、この動作の単純な繰返しであり、右頁にセッテン
グされたリーフ紙は、だんだんと少なくなると共に左頁
には、その逆でだんだんと厚く(高く)なってくる。従
って前記下敷きはこれに対応して少しずつ低くならなけ
ればならない。 前記に関して この厚さ(高さ)を調節する方法として、本発明では実
施例図(4)のような1組の下敷きに、ノコギリ状接触
面を有する上固定敷板と、下可動敷板の2枚から構成さ
れ、厚さを調整する際には、下可動敷板をノコギリ歯面
に対して平行方向にスライドさせて、高くしたり低くし
たりして、調整するものである。このように本実施例で
は、上固定敷板と下可動敷板の接触面を、ノコギリ状接
触面としたがこの接触面が単に傾斜状(クサビ形)とし
たものも含める。
【0017】
【発明の実態の形態】
【0018】従来のシステム手帳では、リーフ紙の綴り
止めリングが丸形なのに対して、本発明のシステム手帳
は、前記の手段αにより逆U字型でしかも該リングの水
平部分が右上がり(左上がりの場合はシステム手帳の台
紙に対して、左上がりとなるように該止めリングを、単
に差し替えて装着するのみでよい)となるように装着す
る事により、右利きの人がシステム手帳のリーフ紙の、
見開き頁の左右どちらの頁にも、筆記具を持った手首が
記入される紙面に対して、安定化されるために、文言等
が記入しやすくなる。
【0019】本発明の手段βによるシステム手帳は、従
来のシステム手帳では予定を当該月日の記入欄に書き込
むだけで、その記入欄は埋まり決定や実行の記録メモな
どの記入するスペースがなかったが、本案の手段βで用
いられるシステム手帳では、見開き頁の左頁←→右頁を
対比しながら目視で確実にチェックすることができる。
従って決定や実行の確認漏れが全く生じない。
【0020】さらに本発明の手段γによるシステム手帳
のリーフ紙は、切り離し式システム手帳なので予定事項
を予定月日に書き込むだけで、実施決定日が到来すれば
ハクリ紙を剥がして、記入されている順序に決定または
実施すれば、単なる目視だけで確実にチェックすること
ができる。
【0021】あるいは、本発明の手段δによるシステム
手帳用敷板は、従来から使用されているシステム手帳全
般に用いられるもので、システム手帳のリーフ紙の使用
初めは、該敷板の厚みをリーフ紙を綴り込んでいる、丸
形止めリングの上面とほぼ同一面ぐらいに高さを設定
し、その後逐次システム手帳のリーフ紙が反転されて、
少しずつ厚くなっていく分、逆に該敷板を少しずつ薄く
して行く。このようにたえず被記入されるリーフ紙面
が、前記リーフ紙綴り込み丸形リングの上面と、ほぼ同
一面となるように調整されれば、筆記具を持つ手首が確
実に被記入紙面に押し付けられて安定化する事が出来
る。このことにより、記入される文言等も書き入れやす
くなり、従って記入された文言等の判読が容易となる。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。図
1は、本発明のシステム手帳の概念図で、(a)は全体
の概念図、(b)は逆U字形止めリング、(c)は逆U
字形止めリングの装着部の部分断面図である。
【0023】図1(a)に示す通り、システム手帳台紙
1にリーフ紙2を例えば1年分逆U字形止めリング3で
セットする。リーフ紙2は、例えば1日ダイアリーや週
間ダイアリーその他月間ダイアリー・年間ダイアリーな
ど、それぞれの使用目的に合ったリーフ紙2を用いる。
リーフ紙2をシステム手帳台紙1の見開き頁の右頁に通
常は、セットされるものである。その後、同図(b)に
示されるように、逆U字形止めリング3の両垂直開端部
の抜け止めアーム3bを、垂直方向に伸ばされた状態に
しておき、次に同図(c)に示されるリーフ紙2に文言
等が記入される面、すなわち上方から落し込むように差
し込む。さらに前記逆U字形止めリング3の両垂直開端
部の抜け止めアーム3bを、垂直軸から90゜倒す。こ
うすることにより、該逆U字止め形リング3はシステム
手帳台紙1より上方へ、簡単に抜ける事を防止する。さ
らに同図(c)に示す通り、システム手帳の台紙1を見
開き状態に開けると、右頁にリーフ紙2がセットされて
おり、該頁の上面に2に必要事項を記入すればよい。
このようにして該面全体に必要事項が記入されれば、前
記逆U字形止めリング3を軽く持ち上げて、先程記入し
終えたリーフ紙2を見開き頁の左頁に反転させて移す
と、リーフ紙2の裏面2が上面に表れてくる。この
頁に記入する場合でも、2頁に文言等を記入する
のと同じように、筆記具を保持する手首が、前記紙面2
に安定的に接しているので、記入文言等もスラスラと
書き込みやすい。
【0024】図2は、従来のシステム手帳の断面図で丸
形止めリング3´が被記入面より上方に大きく突出して
いることを、判りやすく示したものである。
【0025】図2(a)に示された従来のシステム手帳
の止めリング3は、丸形止めリングなのでリーフ紙2
´の厚みに関係して止めリング3´の直径も大きくな
る。一般にはリーフ紙2´の厚さより約2倍程のリング
直径である。従って例えば右利きの人が、前記システム
手帳台紙1´を見開き頁状態に開いてリーフ紙面2´に
文言等を記入する時、右頁には筆記具を持った手首がリ
ーフ紙面2´に押し付けて安定化を図ることが出来る。
しかし該頁2´に文言等を書き終えて左頁へ反転させ
ると裏面2´が上面になるが、該紙面に文言等を記入
する際には、こんどは前記丸形止めリング3´が、被記
入紙面2´よりかなり突出しているために、筆記具を
持った手首の安定化が出来ず、どうしても筆記具自体の
上の方を保持して文言等を記入することにならざるを得
ない。従って手首がぐらつきやすく、記入された文言等
も乱れて判読しにくいのが現状である。
【0026】前記
【0025】を解決するために、図1(b)および
(c)に示された、逆U字形止めリング3の両垂直部分
の2本に長短の差をつけることにより、前記逆U字形止
めリング3の水平部分は右上がり(あるいは左上がり)
の、逆U字形リングが形成される。さらに前記逆U字形
止めリング3の長短2本の垂直リングの先端部分に、図
1(b)に示すようなピンジョイント3aを介して抜け
止めアーム3bを設ける。この際ピンジョイント3aの
設け方は、抜け止めアーム3bを90゜倒して逆U字形
止めリング3が、システム手帳台紙1の挿入孔より簡単
に抜けない程度の嵌合であればよい。
【0027】前記逆U字形止めリング3の脚部分(垂直
部分)の長短2本の内、短い脚長をリーフ紙2の全体の
厚み分が、上へスライドしてもシステム手帳台紙1に、
干渉しない程度のプラスいくらかの余裕の長さを考慮し
て決められるものである。
【0028】システム手帳の新しいリーフ紙2″は、両
見開き頁式システム手帳の台紙の右頁側にセットされ
て、最上面の頁から文言等の必要事項を記入し初める。
このように右頁分が次々に記入され、それが書き終わる
たびごとに、左頁へ反転して移される。従って逆U字形
止めリング3の両開端部の抜け止めアーム3bが、リー
フ紙2″の全体の厚み分引き上げられるので、これにい
くらかの余裕スペースをプラスして、台紙1に抜け止め
アーム3bの挿入スペースを設ければよい。
【0029】このようにして、最初右頁にセットされた
リーフ紙2は、全枚数が左頁に移りリーフ紙2の全枚数
の表裏両面とも必要事項が記入し終える。記入し終えた
リーフ紙2は、前記逆U字形止めリング3を上方へ少し
力を加えて引き上げれば、該逆U字形止めリング3の垂
直部分の両開端部にピン3aを介して、設けられた抜け
止めアーム3bも、垂直になって簡単にシステム手帳の
台紙1より抜き出され、すでに書き終えたリーフ紙全体
2を取り外せる。なお次にセットされる新しいリーフ紙
2″は、前記見開き頁の右頁にセットし逆U字形止めリ
ング3を、上方からリーフ紙2″に設けられている綴じ
孔に差し込めばよい。差し込み後、逆U字形止めリング
3の先端部に設けられたアーム3bを、例えばドライバ
ーなどを使ってほぼ直角に倒すだけで、別の新しいリー
フ紙2″が完全に台紙1にセットされる。
【0030】図3は、本発明のリーフ紙の1例を示すも
ので同図(a)は見開き頁が両面式、同図(b)は見開
き頁が片面式である。ここで言う見開き頁両面式とは、
同図(a)に示すように見開き頁の左右頁とも同じ日付
や曜日を印刷し、左頁を予定事項の記入欄とすれば右頁
を決定・実行事項の記入欄としたものを言う。また見開
き頁が片面式とは、同図(b)に示すように、見開き頁
の左右頁に例えば、週間ダイアリーでは1週間分の異な
った日付・曜日を印刷し、文言等の記入スペースには、
決定・実行事項の記入欄とし、さらにその該紙面の表裏
各面全体に予定事項の記入欄を設けた小片のハクリ紙
を、日数分だけ全面に貼付し、この貼付されたハクリ紙
にも日付・曜日を印刷し、また予定行事等の記入できる
スペースを設けるようにすれば、1日1枚ずつ剥がし
て、剥がされて残された紙面に印刷されている文言、
“決定・実行事項等”の記入欄に必要事項等を記入す
る。
【0031】
【発明の効果】前記
【0030】で詳細に説明したように、予定事項等の記
入欄と決定・実行事項等の記入欄を設けることにより、
見開き頁両面式の場合は左右頁を対比させて目で確認が
なされ、あるいは見開き頁片面式では予定事項等を記入
したハクリ紙の小片を剥がして、該ハクリ紙が貼られて
いた下面の決定・実行事項等の記入欄に必要事項を記入
し、前記剥がされたハクリ紙に記入されていた予定事項
と対比させながら目で確認して記入することが出来る。
【0032】前記
【0030】で詳細に記載したように、本システム手帳
用リーフ紙の構成は他の一般事務用ノートや日記帳など
にも、使用範囲を広げることも含める。
【0033】前記
【0030】で記載されたハクリ紙を文言など筆記可能
な紙質で、かつリーフ紙に印刷された文言などが、該ハ
クリ紙の上から判読できる透明あるいは半透明の紙質を
用いれば、該ハクリ紙にはリーフ紙と重複する文言など
は印刷しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシステム手帳の概念図で、(a)は
全体の概念図、(b)は逆U字形止めリングの正面図、
(c)は逆U字形止めリングの装着部の部分断面図。
【図2】従来のシステム手帳の断面図。
【図3】この発明に用いるシステム手帳等のリーフ紙の
1例を示す説明図で、(a)は見開き頁が両面式を示
し、(c)は見開き頁が片面式(ハクリ紙つき)のも
の。
【図4】さらに従来のシステム手帳に用いる下敷きの使
用概念図で、(a)は平面図、(b)と(c)は、下敷
きの厚みを変えた断面を示した概念図である。
【符号の説明】
1 1´ システム手帳台紙 2 2´ リーフ紙 (2、2・・・、2
´、2´・・・) 3 逆U字形止めリング 3″ 丸形止めリング 3a ピンジョイント 3b 抜け止めアーム 4a 下可動敷板 4b 下固定敷板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システム手帳のリーフ紙止めリングを逆U
    字形止めリングとし、該止めリングの2本の垂直部分の
    長さに、長短の差をつけて設ける。また水平部分に相当
    する繋ぎリングを、右上がり(あるいは左上がり)とし
    て、右利き(左利き)の人がシステム手帳の見開き頁の
    左(右)頁に、文言などを記入しやすくするために、筆
    記具を持った手首を紙面に軽く押し付けながら記入すれ
    ば、記入される紙面から前記止めリングの突出部分が無
    いので手首が安定化され、文言などが記入しやすくなる
    ことを特徴とするシステム手帳。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、逆U字形止めリン
    グの2本の垂直部分の先端に、ピンジョイントを介し
    て、抜け止めアームを折り曲げ自由なように設ける。他
    方システム手帳台紙にリーフ紙をセットしたのち、前記
    逆U字形止めリングの垂直部分に設けられた、抜け止め
    アームが垂直に一体化された状態で、システム手帳台紙
    とリーフ紙に設けられている、綴じ込み固定用の孔に上
    方より差し込む。該差し込まれた抜け止めアームは先端
    部分が直角に折り曲げられて、該逆U字形止めリング
    が、システム手帳台紙より抜けるのを防ぐ。また全頁書
    き終えたリーフ紙は、逆U字形止めリングより取り外し
    て、未記入の新しいリーフ紙と交換する必要があるが、
    その時は前記逆U字形止めリング自体を、指などで上方
    へ少し力を入れて引っ張り上げれば、逆U字形止めリン
    グの先端部分の折り曲げられていた、抜け止めアームが
    垂直になり、システム手帳台紙やリーフ紙から容易に取
    り外すことが出来る。このように逆U字形止めリングの
    両開端部を折り曲げたり、戻して真っすぐに伸ばしたり
    してシステム手帳台紙より、簡単にリーフ紙を着脱可能
    な抜け止めアームを有する事を特徴とするシステム手
    帳。
  3. 【請求項3】前記請求項1および請求項2において、逆
    U字形止めリングの装着ならびに脱着を可能にさせるた
    めに、システム手帳の台紙自体に前記逆U字形止めリン
    グが取り付けられるように孔を設け、該孔は抜け止めア
    ームが折り曲げられ、かつ書き終えたリーフ紙を反転さ
    せて左頁へ移す際、上下にスライドするがこのような使
    い方でも、支障のない大きさと深さを持つ孔を設ける。
    このようなシステム手帳の台紙を有する事を特徴とする
    システム手帳。
  4. 【請求項4】システム手帳に用いられるリーフ紙で、見
    開き頁の左・右頁に一対の“日付”(曜日も含めた意味
    に今後使用する)の文字を印刷し(図3(a)参照)、
    さらに左頁には“予定など”、右頁に“決定・実行な
    ど”の文字を印刷する。このように1日毎に、“予定な
    ど”と“決定・実行など”の項目と、筆記具でメモを記
    入できるスペースを確保する。そして予定日が到来した
    当日、該予定事項などに記入されたメモに基づき決定や
    実行が行われ、その行為を左右頁で1つずつ目で確認し
    ながら行われるから、実施漏れやチェック漏れなど全く
    生じない。このように見開き頁で、予定と決定や実施が
    対比してチェックできることを特徴とするシステム手帳
    用リーフ紙。
  5. 【請求項5】システム手帳に用いられるリーフ紙で、1
    枚のリーフ紙の表裏各面にそれぞれ“決定・実行など”
    の文字を印刷し、さらにその両面にカバーするように、
    日毎に切り離し出来る小片のハクリ紙(図3(b)参
    照)を全面に張り付け、該小片のハクリ紙に“予定な
    ど”の文字を印刷し、またメモも記入できるスペースも
    確保した日めくり式予定表とする。そして予定日が到来
    した当日、該予定事項などに記入されたメモに基づき決
    定や実行が行われ、その行為を剥がされた小片の予定表
    ハクリ紙とハクリ後の残された紙面“決定・実行など”
    と目で確認しながら行われる。このように1枚のリーフ
    紙表裏に、1日毎に切り離される週間ダイアリー等の小
    さなハクリ紙を複数枚保有することを特徴とするシステ
    ム手帳用リーフ紙。
  6. 【請求項6】システム手帳用リーフ紙の構成として実施
    例に示すとおり、例えば頁1に決定・実行、頁2に予
    定、頁3に予定、頁4に決定・実行、頁5に決定・実
    行、頁6に予定、・・・・・のような頁を構成すれば、
    予定日が到来して必要事項が記入し終えた頁は、該シス
    テム手帳の綴じ込み位置から取り外し、本システム手帳
    内に区分けされている保管整理部分に、位置変えして綴
    じ込み整理保管する事を特徴とするシステム手帳。
  7. 【請求項7】前記請求項4および5や6において記載さ
    れたリーフ紙は、システム手帳に限らず一般ノートやノ
    ート式ダイアリーなどにも応用させるために、前記リー
    フ紙の構成を請求項4、5、6と同じようにさせたこと
    を特徴とする手帳。
  8. 【請求項8】前記請求項5および6や7において記載さ
    れた、小片のハクリ紙を文言などが筆記可能な紙質で、
    かつリーフ紙等に印刷された文言などが、判読できる透
    明あるいは半透明の紙質を用いれば、該ハクリ紙にはリ
    ーフ紙等と重複する文言などは印刷しなくてもよい。こ
    のようなリーフ紙とハクリ紙等で構成することを特徴と
    する手帳。
  9. 【請求項9】従来のシステム手帳を用いる場合、綴り止
    めリングが被記入紙面よりかなり突出しているため、右
    利きの人が左頁に文言などを記入する際、筆記具を持っ
    た手首が不安定となるため、記入された文言等が乱れ判
    読しにくくなる。これを解決するために実施例(図4参
    照)に示したように被記入される紙面が、前記綴り止め
    リングの突出面とほぼ等しくなるように、上固定敷板と
    不可動敷板から構成される1組の敷板を設け、該1組の
    敷板の厚みを調整出来るような構造を有する事を特徴と
    するシステム手帳用敷板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006019278A1 (en) * 2004-08-20 2006-02-23 Young Yong Eom Functional note
JP2015093438A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 株式会社やる気スイッチグループホールディングス 日記帳

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WO2006019278A1 (en) * 2004-08-20 2006-02-23 Young Yong Eom Functional note
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