JP3067177U - スピ―カ― - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカーのボイスコイルから異音が生じる
ことを防止する。 【解決手段】 プラス、マイナス電極に接続する二つの
導電性金属材料２を通過させるために、スピーカーの弾
性波動薄片１の表面の内外を貫通する二つの貫通孔１０
を設ける。一方、二つの導電性金属材料の中央付近を弾
性波動薄片に粘着する。また、二つの導電性金属材料の
一端をボイスコイルに３半田付けし、他の一端をワイヤ
端子４に連結する。これによって、従来のボイスコイル
のリードワイヤから出てくる異音を有効的に除くことが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はスピーカーの構造の改良に係り、特に、スピーカーの弾性波動薄片の 新規な設計に関する。本考案は、ボイスコイルのリードワイヤからでてくる異音 を有効的に除去するようにしたものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のスピーカーは、弾性波動薄片に取り付けられるボイスコイルのリードワ イヤからでてくる異音を完全に除去できないといった問題があり、リードワイヤ からでてくる異音を有効に除去することができるスピーカーが望まれていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主たる目的は、スピーカーの弾性波動薄片の新規な構造を提供するこ とにあり、ボイスコイルのリードワイヤからでてくる異音を有効的に除去するこ とのできるスピーカーの弾性波動薄片を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、プラス、マイナス電極に接続する二つの導電性金属材料を通過させ るために、主に、スピーカーの弾性波動薄片の表面の内外を貫通する二つの貫通 孔を設ける。一方、二つの導電性金属材料の中央付近を弾性波動薄片に粘着する 。また、二つの導電性金属材料の一端をボイスコイルに半田付けし、他の一端を ワイヤ端子に連結する。これによって、従来のボイスコイルのリードワイヤから 出てくる異音を有効的に除くことができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図１は本考案の実施例に係るスピーカーの断面構造を示す図である。図２は本 考案の金属電導材料の取付け状態を示す図である。 図１及び図２を参照されたい。本考案においては、スピーカーの弾性波動薄片 １にプラス、マイナスの電極の二つの導電性金属材料２を通過させるため、表面 の内側から外側に貫通する二つの貫通孔１０を設けている（図２参照）。二つの 導電性金属材料２の中央部の適当箇所が弾性波動薄片１の表面の粘着される。そ して、二つの導電性金属材料２は、貫通孔１０にそれぞれ通される。また、二つ の導電性金属材料２の一端をポイスコイル３のプラス、マイナスの電極に半田付 けにより接続する（図１参照）。また、他端をワイヤ端子４に連結する。

【０００６】 従来のボイスコイルが、リードワイヤが空間に架かるため、異音が生じるとい う欠点有していたが、このように、導電性金属材料２を弾性波動薄片１に取り付 けることにより、異音が生じることを除くことができる。なお、理想としては、 前記導電性金属材料２は、金、銀、銅、アルミニウムを採用することが望ましい が、既存のボイスコイルのりーどワイヤまたは光ファイバを採用してもよい。ま た、導電性金属材料２を弾性波動薄片１の上側または下側に設けてもよい。

【０００７】

【考案の効果】

本考案のスピーカーによれば、ボイスコイルのリードワイヤから異音が生じる ことを防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例に係るスピーカーの断面構造を
示す図である。

【図２】本考案の導電性金属材料の取付け状態を示す図
である。

【符号の説明】

１ 弾性波動薄片 ２ 導電性金属材料 ３ ボイスコイル ４ ワイヤ端子 ５ フレーム ６ コーン ７ ダストカバー １０ 貫通孔

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 スピーカーの弾性波動薄片の表面に、二
   つの導電性金属材料がそれぞれ挿通する二つの貫通孔を
   設け、前記二つの導電性金属材料のをそれぞれを前記二
   つの貫通孔に挿通し、それぞれの導電性金属材料の一端
   をボイスコイルの電極に半田付け接続すると共に、他端
   をワイヤ端子に連結したことを特徴とするスピーカー。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のスピーカーにおいて、
   前記導電性金属材料の適宜の箇所が前記弾性波動薄片の
   表面に粘着されていることを特徴とするスピーカー。