JP3066922B2 - チユーブ式ワーク給送装置におけるワーク受取装置 - Google Patents

チユーブ式ワーク給送装置におけるワーク受取装置

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JP3066922B2 JP15977591A JP15977591A JP3066922B2 JP 3066922 B2 JP3066922 B2 JP 3066922B2 JP 15977591 A JP15977591 A JP 15977591A JP 15977591 A JP15977591 A JP 15977591A JP 3066922 B2 JP3066922 B2 JP 3066922B2
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富康 松浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘツダーにより成形さ
れたねじ素材等のワークを可撓性を有するチユーブを用
いて給送する装置において、チユーブの出口から噴出し
たワークを受け取つて転造機等の二次加工機のワーク供
給部に供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、ヘツダーで成形されたね
じ切り前のねじ素材等のワークを、ねじ切り用の転造機
等の二次加工機に給送する手段として、チユーブ式のワ
ーク給送装置を開発し、平成3年5月13日付で特許出
願した。
【0003】このチユーブ式ワーク給送装置を、本発明
の一実施例を示す図1、2を参照して説明する。図にお
いて、1は可撓性を有する給送チユーブであつて、ヘツ
ダー2により圧造成形されたねじ切り前のねじ素材aの
長さよりも小さい内径寸法を持つており、その途中に空
気搬送器3が介設されている。
【0004】この空気搬送器3は、図2に示すように、
前後の管体を気密に接続して構成した本体4内に、前端
側を噴出口6に、後端側を吸引口7とした1本の通路5
が形成され、その通路5の回りに環形のエアー導入空間
8が形成されて、その内面側に噴出口6側を指向して上
記の通路5に連通する連通路9が形成されており、エア
ー導入空間8の外面側に開口した接続口10により加圧
エアー供給源11から加圧エアーを供給すると、そのエ
アーが連通路9から通路5に向かつて矢線方向に噴射さ
れ、これにより、噴出口6側が高圧に、吸引口7側が低
圧になつて、吸引口7から噴出口6に向かう高速エアー
流が生ずるようになつている。この空気搬送器3が、吸
引口7を給送チユーブ1の入口1a側に向けた姿勢で上
記のように給送チユーブ1の途中に接続され、給送チユ
ーブ1の入口1aに接続した受取管13がヘツダー2の
ワーク取出位置の直下に設置されるようになつている。
【0005】そして、ヘツダー2により成形されたねじ
素材aがダイス14の前面に突き出され、フインガ15
により挟持されてその回動と開放により受取管13内に
落下すると、上記の高速エアー流に乗つて給送チユーブ
1内を出口1b側に向かつて搬送される。この間、給送
チユーブ1の内径寸法がねじ素材aの長さよりも小さい
ことから、ねじ素材aは頭部を前にした姿勢で搬送さ
れ、給送チユーブ1の出口1b側をねじ切り用の転造機
のワーク供給部に対応させることにより、そこにねじ素
材aを順次に供給することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなチユーブ式
給送装置は、可撓性があつて配管が自由にできるチユー
ブで給送経路を構成したことにより、ヘツダーと転造機
等の二次加工機の配置関係の自由度を大きく取ることが
できるという優れた効果を有するのであつて、その具体
化に向け、チユーブの出口から噴出されたワークを受け
て一定の姿勢で確実に二次加工機のワーク供給部に供給
することのできる装置の開発も併せて切望されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような要望
に基づいて完成されたものであつて、略垂直姿勢で立設
された取付板の上部に、チユーブの出口が嵌入される排
出管を略水平姿勢で取り付け、その排出管の奥端部下面
に開口を設けるとともに、排出管の奥端と対応して取付
板に突成した取付面に、チユーブの出口から噴出したワ
ークが突き当たる突当体を弾性材からなる緩衝体を挟ん
で取り付け、排出管の下方に、ワークを落下時の姿勢に
基づく一定姿勢で滑送させるための斜め姿勢を取つたシ
ユータを、その上端を排出管の開口に対応させて配設し
て取付板に取り付け、そのシユータの下端を二次加工機
のワーク供給部に対応させる構成とした。
【0008】
【作用】本発明は上記構成になり、高速エアー流に乗つ
て給送されて来たワークがチユーブの出口から噴出され
ると、排出管の奥端の突当体に突き当たつて、その突当
体の後面に緩衝体が設けられていることから、衝撃力が
吸収されてワークが弾むことなく噴出時の姿勢を略保つ
て開口からシユータの上端に落下し、その落下時の姿勢
に基づく一定の姿勢でシユータに沿つて滑り落ちて、そ
の下端から二次加工機のワーク供給部に供給される。
【0009】
【発明の効果】すなわち本発明装置によれば、チユーブ
の出口から噴出されたワークを緩衝体を備えた突当体で
弾力的に受け止めるようにしたから、ワークを噴出時の
姿勢に略保つてシユータに受け渡すことができ、引き続
きシユータを介して予め定められた一定の姿勢でワーク
供給部に確実に供給することができる。しかも、排出
管、突当体及びシユータ等の構成部材をすべて取付板に
一体的に取り付けた構造としたから、コンパクトにまと
まり、設置作業も簡単に行うことができる効果がある。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。ヘツダー2から給送チユーブ1の出口1b
側までの構造並びに作用は既述したと同様であつて、そ
の給送チユーブ1の出口1b側に、図1に示すように給
送先切替装置17が接続されている。
【0011】この給送先切替装置17は、図3に示すよ
うに、基板19の一側に固設されたブロツク20内に、
前後方向の2本の受取用孔21が一定間隔をおいて透設
されて、夫々に各別の接続チユーブ22の入口22aが
嵌着され、そのブロツク20の前面に、受取用孔22と
整合可能な1本の送出用孔25を透設した可動体24が
平行リンク26を介して取り付けられて、その送出用孔
25内に上記の給送チユーブ1の出口1bが嵌着されて
いて、可動体24に連結されたエアシリンダ28のピス
トンロツド29を進退させると、可動体24が円弧形の
軌跡で往復運動し、また、圧縮コイルばね31の弾力で
押圧体32を介して可動体24が受取用孔21の回りに
嵌着されたシールリング33を弾縮してブロツク20の
前面に押し付けられることによつて、給送チユーブ1の
出口1bがいずれかの接続チユーブ22の入口22aと
気密に切替連通され、給送チユーブ1内を給送されて来
たねじ素材aを、いずれかの接続チユーブ22に振り分
けて送り出すようになつている。この給送先切替装置1
7から引き出された上記の2本の接続チユーブ22の出
口22b側には、図1に示すように、本発明に係るワー
ク受取装置35が各別に接続されている。
【0012】このワーク受取装置35の詳細を、図4、
5によつて説明する。基板36上に垂直姿勢で立設され
た取付板37の前端上部には、前後方向の取付孔39を
透設した第1取付体38が固定されて、その取付孔39
を貫通して排出管40が嵌着され、その排出管40内の
途中まで、上記した接続チユーブ22の出口22bが嵌
入されている。この排出管40の奥端部の下面には、落
下用開口部41が形成されている。
【0013】排出管40の奥端の後方位置には、排出管
40と同軸線上に挿入孔44を透設した第2取付体43
が同じく取付板37に固定され、その挿入孔44内に摺
動自由に挿入された取付棒45の先端に、ナイロン樹脂
からなる突当体46が固着されて排出管40の奥端部内
に嵌入され、その後面に、スペーサ47と、ゴム製の緩
衝体48が介挿されて、取付棒45の後方突出部に螺合
したナツト49を締め付けることにより、突当体46が
緩衝体48を挟んで第2取付体43の前面に引き寄せら
れて取り付けられている。
【0014】取付板37の低くなつた後端側には、下面
側が開放された取付孔52を形成した第3取付体51が
固定され、その取付孔52を貫通して、長さ方向の切割
溝54を下面に形成したシユータ管53が、後方下がり
の斜め姿勢で嵌着され、そのシユータ管53の上記の排
出管40の落下用開口部41と対応する上端部に、受取
用開口部55が形成されている。そして、各ワーク受取
装置35のシユータ管53の下端に対応して、図1に示
すように、各別の平ダイス転造機57が設置されてい
る。
【0015】次に、本実施例の作動を説明する。ねじ素
材aが給送チユーブ1により給送され、給送先切替装置
17により切替選択された接続チユーブ22を通つてそ
の出口22bから噴出されると、図4に示すように、排
出管40の奥端の突当体46に突き当たる。このとき、
突当体46の後面にはゴム製の緩衝体48が介挿されて
いるから、緩衝体48の弾縮を伴つて衝撃力が吸収さ
れ、ねじ素材aが跳ね返つたりすることなく略噴出時の
姿勢のままで落下用開口部41から受取用開口部55を
通つてシユータ管53の上端部内に落下する。シユータ
管53内に落下すると、ねじ素材aはその軸部が切割溝
54に嵌まつて同図の鎖線に示すように首吊り状態に支
承される。ねじ素材aが切割溝54に対して傾いた姿勢
て落下した場合も、シユータ管53の下面は円弧形とな
つているから、ねじ素材aは滑り落ちながら切割溝54
に対して真つすぐとなる姿勢に向きを変え、真つすぐと
なつたところで上記のように首吊り状態に支承される。
そして、その姿勢のままシユータ管53に沿つて滑り落
ちて、転造機57に供給される。
【0016】なお、ねじ素材aを給送先の切り替えを伴
うことなく1つの転造機57に供給する場合も、本発明
を適用し得ることはもちろんであつて、その場合は、給
送チユーブ1の出口1bを直接にワーク受取装置35の
排出管40内に嵌入することとなる。
【0017】また、例えば、シユータ管53を切割溝5
4を有しない形状とすると、ねじ素材aを寝かせた一定
姿勢で供給することも可能であり、供給姿勢に応じて適
宜形状のシユータを形成すれば良い。
【0018】また本発明は、ねじ素材a以外のヘツダー
で成形されたワークをチユーブで給送する場合のワーク
受取装置としても広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構造の斜視図である。
【図2】空気搬送器の拡大断面図である。
【図3】給送先切替装置の一部切欠平面図である。
【図4】ワーク受取装置の縦断面図である。
【図5】その斜視図である。
【符号の説明】
a:ねじ素材(成形ワーク) 1:給送チユーブ 1
a:(チユーブ1の)入口 1b:(チユーブ1の出口) 2:ヘツダー 3:空気
搬送器 4:本体 5:通路 6:噴出口 7:吸引口 8:エアー導入空
間 9:連通路 10:接続口 11:加圧エアー供給源 13:受取管 17:給送先
切替装置 22:接続チユーブ 22b:(チユーブ2
2の)出口 35:ワーク受取装置 36:基板 37:取付板 38:第1取付体 40:排出管 4
1:落下用開口部 43:第2取付体 45:取付棒
46:突当体 48:緩衝体 51:第3取付体 5
3:シユータ管 54:切割溝 55:受取用開口部
57:平ダイス転造機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 51/02 B65G 11/00 - 11/20 B65G 47/00 - 47/32 B23P 19/00 - 21/00 307

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に噴出口と吸引口を設けた通路を内
    部に透設した本体の前記通路の回りに環形のエアー導入
    空間を形成して、該エアー導入空間の内面側に前記噴出
    口側を指向して前記通路に連通する連通路を形成し、前
    記エアー導入空間の外面側に開口した接続口から加圧エ
    アーを供給することにより前記噴出口側を高圧に、前記
    吸引口側を低圧にして、該吸引口から前記噴出口側に向
    かう高速エアー流を生じさせる空気搬送器を、ヘツダー
    で成形されるワークの長さよりも小さい内径寸法を持つ
    可撓性を有するチユーブの途中に介設し、該チユーブの
    入口をヘツダーのワーク取出部に対応させて、ヘツダー
    から取り出されたワークを前記高速エアー流により該チ
    ユーブの出口側に給送するようにしたチユーブ式ワーク
    給送装置の、前記チユーブの出口に接続されるワーク受
    取装置であつて、略垂直姿勢で立設された取付板の上部
    に、前記チユーブの出口が嵌入される排出管を略水平姿
    勢で取り付け、該排出管の奥端部下面に開口を設けると
    ともに、前記排出管の奥端と対応して前記取付板に突成
    した取付面に、前記チユーブの出口から噴出したワーク
    が突き当たる突当体を弾性材からなる緩衝体を挟んで取
    り付け、前記排出管の下方に、ワークを落下時の姿勢に
    基づく一定姿勢で滑送させるための斜め姿勢を取つたシ
    ユータを、その上端を前記排出管の前記開口に対応させ
    て配設して前記取付板に取り付け、該シユータの下端を
    二次加工機のワーク供給部に対応させる構成としたこと
    を特徴とするチユーブ式ワーク給送装置におけるワーク
    受取装置。
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