JP3066865U - 可動棚 - Google Patents

可動棚

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JP3066865U
JP3066865U JP1999006414U JP641499U JP3066865U JP 3066865 U JP3066865 U JP 3066865U JP 1999006414 U JP1999006414 U JP 1999006414U JP 641499 U JP641499 U JP 641499U JP 3066865 U JP3066865 U JP 3066865U
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JP
Japan
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shelf
shelves
frame
raised
rectangular frame
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Application number
JP1999006414U
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Inventor
博次 中村
Original Assignee
富士株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自由に移動させることができ、必要に応じて必
要枚数の棚板を利用することができる可動棚を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】全体として自立することができる方形枠状
のフレーム1を形成する。フレーム1には、背面を支点
として回動し水平状態と垂直状態をそれぞれ維持するこ
とができる起伏自在の複数の棚板2,2を設ける。起伏
自在とした棚板2,2とフレーム1の間には、棚板2を
垂直に起こした状態を維持することができるようにキャ
ッチ金具6を設けておく。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、必要な所に移動させて棚として利用することができる棚に関する考案 である。
【0002】
【従来の技術】
従来、棚は必要な所に固定的に設けるのが普通である。また、スチールラックの ように複数の棚が形成された必要な場所に設置する棚も広く利用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のスチールラックのような可動棚は、全体として大がかりの家具となるため 必要に応じて簡単に移動させて利用するようなことができなかった。また、常に 一定の場所を専有するため場所をとる欠点があった。本考案は上記、従来の棚の 欠点に鑑み必要に応じて簡単に移動させることができるとともに、使用しない棚 板を垂直に起こしておき、必要に応じて所望の棚板のみを水平に倒して使用する 事ができる簡易な可動棚を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は自立させることができるようにした方形枠状 のフレーム1を形成し、このフレーム1に背面を支点として回動し、水平状態と 垂直状態をそれぞれ維持することがでるようにした起伏自在の棚板2,2を設け る。方形枠状のフレーム1に複数の棚板2,2を起伏自在に設けるには、フレー ム1に複数の横桟3,3を固定し、この横桟3,3に回動自在に棚板2,2を装 着するとともに、方形枠の内周面と棚板とに係脱自在のキャッチ金具4を設ける ことができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の可動棚の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。 図1は最上段の棚板2を垂直に起こし、他の棚板2,2を水平に倒した状態の斜 視図、図2は全ての棚板2,2を垂直に起こした状態の正面図、図3は一部分の みの正面中央拡大縦断面図である。
【0006】 大きな方形の枠状に形成したフレーム1は、これを自立させることができるよう に支柱1aの下端にベース1bを設けている。フレーム1には、背面部分を支点とし て回動する棚板2,2を、図面上5枚装着している。棚板2,2を回動自在に装 着するには、例えばフレーム1の支柱1aに棚板の背面側の左右両端部を回転ボス などによって軸支させるようにすることができる。しかしながら、図示実施形態 においては、方形枠状のフレーム1に棚板2の幅よりも僅かに大きな間隔で棚板 の枚数に対応する横桟3,3を設け、この横桟3,3に蝶番5,5を用いて起伏 自在に装着している。フレーム1に複数の横桟3,3を設けると、横桟3がフレ ーム1の構造の一部として機能し、フレームそのものの強度を向上させることが できる。
【0007】 蝶番5,5によって起伏自在に装着される棚板2,2とフレーム1の支柱1aとの 間には、公知の折り畳み式のステー金具6,6を設け、棚板2が水平状態と垂直 状態とに起伏し、水平状態を維持して棚板としての機能を十分に発揮することが できるようにしている。
【0008】 また、棚板2,2は、垂直に起こした状態を維持することができるように、フレ ーム1と棚板2にキャッチ金具4を設けている。すなわち、フレーム1の支柱1a の内周面にマグネットキャッチ4aを固定するとともに、棚板2に吸磁片4bを設け ておき、棚板2を起こしたときにその状態に維持することができるようにしてい る。マグネットキャッチに代えて、バネを使った公知のキャッチ金具を利用する こともできる。
【0009】 その他、棚板2には、起こしたときに上端部となる位置に指孔7を穿設し起こし た状態に維持している棚板2を水平位置に倒すことができるようにしている。勿 論、指孔7に代えて摘まみや把手などの金具を設けておくこともできる。
【0010】 以上述べた本考案に係る可動棚は、部屋に置いておき必要に応じて棚を水平に倒 して物置棚あるいは飾り棚として利用し、必要以外の棚板を起こしておくとでき るだけ邪魔にならず部屋の空間を有効に利用することができることになる。また 玄関などに置いておき、不意の来客や多人数の来客などに際し手荷物用の置き棚 あるいは履物棚として利用することができる。その他、種々の利用方法が可能で あり、必要に応じて移動させて利用すると便利である。その際、棚板を上方に起 こした状態では場所をとらず、どこにおいておいても邪魔になることがない。
【0011】
【考案の効果】
請求項1記載の本考案の可動棚によれば必要な所に自由に移動させ、必要な棚板 のみを水平に倒して棚として利用することができる。したがって、部屋などの空 間を有効に利用することができるとともに、棚板を垂直に起こした状態では場所 をとらず邪魔になることがないというユニークな家具を提供することができる効 果がある。
【0012】 請求項2記載の考案によれば、横桟を設けることによって棚板を簡単に取り付け ることができるとともに、横桟によって方形枠状のフレームを補強することがで き、全体として丈夫に形成することができる。また、キャッチ金具を設けること によって、棚板を起こした状態に確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る可動棚全体の斜視図、
【図2】本考案に係る可動棚全体の正面図、
【図3】本考案に係る可動棚の一部分のみの正面中央拡
大縦断面図。
【符号の説明】
1…フレーム、 1a…支柱、 1b…ベース、 2…棚
板、 3…横桟、 4…キャッチ金具、 4a…マグネッ
トキャッチ、 4b…吸磁片、 5…蝶番、 6…ステー
金具、 7…指孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自立する方形枠状のフレームを形成し、該
    フレームに背面を支点として回動し、水平状態と垂直状
    態をそれぞれ維持する起伏自在の複数の棚板を設けたこ
    とを特徴とする可動棚。
  2. 【請求項2】方形枠状のフレームに複数の横桟を設け、
    該横桟に回動自在に棚板を装着し、方形枠の内周面と棚
    板とに係脱自在のキャッチ金具を設けてなる請求項1記
    載の可動棚。
JP1999006414U 1999-08-24 1999-08-24 可動棚 Expired - Lifetime JP3066865U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022086718A (ja) * 2020-11-30 2022-06-09 大建工業株式会社 壁面収納ユニット及び壁面収納装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022086718A (ja) * 2020-11-30 2022-06-09 大建工業株式会社 壁面収納ユニット及び壁面収納装置
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