JP3066415U - 生ゴミ脱水装置 - Google Patents

生ゴミ脱水装置

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JP3066415U
JP3066415U JP1999005936U JP593699U JP3066415U JP 3066415 U JP3066415 U JP 3066415U JP 1999005936 U JP1999005936 U JP 1999005936U JP 593699 U JP593699 U JP 593699U JP 3066415 U JP3066415 U JP 3066415U
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康雄 熊倉
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    • B65F1/14Other constructional features; Accessories
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミに含まれる水分を脱水することができ
るとともに、脱水後の生ゴミをそのまま収容することが
でき、さらに、生ゴミから流出する水分をまとめて処理
することができる生ゴミ脱水容器を提供する。 【解決手段】 この生ゴミ脱水装置1は、上面が開放さ
れた容器本体2と、容器本体2内に収容され、容器本体
2の底面から浮かした状態で支持される網状の脱水容器
3と、この脱水容器3に投入された生ゴミNを押圧し、
生ゴミNに含まれる水分を除去する押圧機構5とを備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、生ゴミ脱水装置に関するものであり、特に、生ゴミに含まれる水分 を除去し、生ゴミの減量化及び軽量化を図るとともに、生ゴミを堆肥化させる前 処理に使用できる生ゴミ脱水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴミの発生量は、経済発展や生活の高度化とともに増え続けている。そして、 一般家庭ゴミでは、その約47%が、事業系ゴミでは約20%が生ゴミである。 一方、敷地内で発生する生ゴミ等を小型バッチ炉で焼却し、搬入ゴミの減量化を 図っているところもあるが、ダイオキシン問題で焼却は困難となっている。この ような実情の中、微生物を活用して、生ゴミを分解させる方法が注目されている 。これによれば、生ゴミを減容、減量化することができるだけでなく、生ゴミの 一部を堆肥として有効利用することができる。具体的な装置としては、生ゴミ等 が収容される処理容器と、生ゴミと微生物とを攪拌する攪拌手段とを具備したも のが知られている。
【0003】 ところで、上記のような生ゴミ処理装置を使用する場合、処理容器の中に、生 ゴミとともに水分調整剤が投入される。この水分調整剤は、生ゴミに含まれる水 分の割合を、微生物の繁殖に適した割合(例えば50〜60%)に調整するため のものであり、具体的には、木質チップや籾殻、または焼却灰等が使用される。 そして、生ゴミに含まれる水分が多い程、多くの水分調整剤を投入しなければな らない。また、生ゴミに多くの水分が含まれた状態では、生ゴミの容積ばかりで なく重量も大きくなるため、生ゴミの運搬等の負担も大きくなる。なお、上記の 説明では、生ゴミ処理装置によって堆肥化される生ゴミについて説明したが、回 収される生ゴミについても同様である。つまり、生ゴミに含まれる水分が多い程 、回収作業や廃棄処理が重労働となる。
【0004】 そこで、生ゴミに含まれる水分を除去するための装置として、例えば、特開平 6−16204号公報に開示された生ゴミ脱水器が知られている。具体的には、 複数の排水孔を有する容器本体と、容器本体に取付けられる蓋体と、蓋体に螺合 されたネジ軸と、ネジ軸の下部に取付けられた押圧板とを備えるものである。つ まり、脱水袋に入れられた生ゴミを容器本体内に入れ、押圧板で圧縮することに より、脱水袋から水分を流出させ生ゴミを脱水するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の生ゴミ脱水器は、生ゴミから流出する水分が、容器本体に形成 された排水孔から外部に排出されるため、屋内では使用できず、また、屋外にお いても外部に排出された水分の臭いが拡散し、近辺の居住者に不快感を与える恐 れがあった。さらに、上記の生ゴミ脱水器は、生ゴミから水分を流出させるため に使用されるのみであり、脱水された生ゴミを収容する機能を備えていなかった 。すなわち、この生ゴミ脱水器によって脱水された生ゴミを、ゴミバケツ等に移 さなければならなかった。このため、ゴミバケツを別途用意しなければならない とともに、多くの手間が必要であり使い勝手が悪かった。
【0006】 そこで、本考案では、生ゴミに含まれる水分を脱水することができるとともに 、脱水後の生ゴミをそのまま収容することができ、さらに、生ゴミから流出する 水分をまとめて処理することができる生ゴミ脱水装置の提供を課題とするもので ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案にかかる生ゴミ脱水装置は、上面が開放された容器本体と、該 容器本体内に収容され、前記容器本体の底面から浮かした状態で支持される網状 の脱水容器と、前記脱水容器に投入された生ゴミを押圧し、該生ゴミに含まれる 水分を除去する押圧機構とを備えるものである。
【0008】 したがって、請求項1の考案の生ゴミ脱水装置によれば、まず、網状の脱水容 器の中に生ゴミを投入する。その後、押圧機構を動作させると、生ゴミが押圧さ れ生ゴミに含まれていた水分が流出する。流出した水分は脱水容器の側面または 底面から外部へ排出され容器本体の下部に溜まる。ここで、脱水容器は容器本体 の底面から浮かした状態で支持されているため、容器本体の下部に溜まった水分 が所定量に達するまでは、脱水容器、すなわち脱水された生ゴミは、排出された 水分に浸かることはなく、脱水状態が維持される。なお、容器本体の下部に溜ま った水分は汚水としてまとめて処理される。
【0009】 請求項2に考案にかかる生ゴミ脱水装置は、請求項1に記載の生ゴミ脱水装置 において、前記容器本体の上面を覆う蓋体を備え、前記押圧機構は、前記蓋体に 螺合されたネジ軸部と、該ネジ軸部の上端に位置する操作部と、前記ネジ軸部の 下端に位置する押え部とを備えるものである。
【0010】 したがって、請求項2の考案の生ゴミ脱水装置によれば、請求項1の考案の生 ゴミ脱水装置の作用に加え、容器本体に蓋体が取付けられた状態で、操作部を所 定方向に回転させると、蓋体に螺合されたネジ軸部が回転し、ネジ軸部に下方へ の推進力が作用する。このため、ネジ軸部の下端に位置する押え部によって生ゴ ミが押圧される。
【0011】 請求項3に考案にかかる生ゴミ脱水装置は、請求項1または請求項2のいずれ かに記載の生ゴミ脱水装置において、前記容器本体は、その上面周縁に形成され た第1フランジと、内周壁から内方向へ突出する支持部とを有し、前記脱水容器 は、前記第1フランジの上に重合される第2フランジを有するものである。
【0012】 したがって、請求項3の考案の生ゴミ脱水装置によれば、請求項1または請求 項2の考案の生ゴミ脱水装置の作用に加え、脱水容器が容器本体内に収容された 際、脱水容器に形成された第2フランジが、容器本体に形成された第1フランジ の上に重合されるとともに、脱水容器の底面が容器本体の内周壁に形成された支 持部に当接する。すなわち、脱水容器は、その底面と周縁の第2フランジとによ って容器本体に支持される。
【0013】 請求項4に考案にかかる生ゴミ脱水装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか 1つに記載の生ゴミ脱水装置において、前記容器本体の内周壁または前記脱水容 器の外周壁の少なくとも一方に、前記脱水容器の収容位置を前記容器本体の中心 側へ案内するガイド部を備えるものである。
【0014】 したがって、請求項4の考案の生ゴミ脱水装置によれば、請求項1乃至請求項 3のいずれかの考案の生ゴミ脱水装置の作用に加え、脱水容器を容器本体内に収 容する際、ガイド部によって、脱水容器が容器本体の中心側へ案内される。この ため、脱水容器が容器本体に支持された状態では、容器本体の内周壁と脱水容器 の外周壁との間に隙間が形成される。したがって、脱水容器の側壁から排出され た水分は、容器本体と脱水容器との隙間を通って容器本体の下部へ落下する。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態について図1乃至図3に基づき説明する。図1は本 実施形態の生ゴミ脱水装置の構成を示す分解斜視図、図2は生ゴミ脱水装置の構 成を示す縦断面図、図3は生ゴミ脱水装置の構成を示す横断面図である。本実施 形態の生ゴミ脱水装置1は、生ゴミNに含まれる水分を流出させるとともに、脱 水された生ゴミNをそのまま収容することができるものであり、主な構成として 、容器本体2、脱水容器3、蓋体4、及び押圧機構5を備えている。
【0016】 容器本体2は、合成樹脂から成形された円筒状の容器であり、上面が開放され ている。容器本体2の大きさは、例えば高さが500mm、直径が400mmで あり、一般的なゴミバケツと同等の大きさである。容器本体2の上面の周縁には 、外方向(遠心方向)に延設され、さらに先端部分が下方へ折曲されたフランジ 7(第1フランジ)が形成されている。また、容器本体2の内周壁8には、図2 に示すように、約1/4の高さから内方向(向心方向)へ突出する板状の支持部 9と、約1/2の高さから同じく内方向へ突出する半球状のガイド部10とが形 成されている。支持部9は、容器本体2内に脱水容器3が収容された際に、脱水 容器3の底面を支持するための部材であり、周方向において90°間隔で配設さ れている(図3参照)。また、ガイド部10は、容器本体2内に脱水容器3を収 容する際、脱水容器3を容器本体2の中央側に案内するための部材であり、支持 部9の上方位置に配設されている。
【0017】 容器本体2の内部に収容される脱水容器3は、金属製の線材によって網状に成 形された円筒状の容器であり、容器本体2と同じように上面が開放されている。 脱水容器3の大きさは、容器本体2と比較して、高さが約3/4であり直径が約 4/5である。すなわち、脱水容器3の高さは、容器本体2の支持部9から容器 本体2の上面までの長さに略一致し、脱水容器3の直径は、容器本体2の互いに 対向する2つのガイド部10,10の間隔より僅かに小さい。また、脱水容器3 の上面の周縁には、外方向に延設されたフランジ12(第2フランジ)が形成さ れている。つまり、脱水容器3のフランジ12が容器本体2のフランジ7の上面 に重合するとともに、脱水容器3の底面が、容器本体2の内周壁8に形成された 支持部9の上面に当接することにより、脱水容器3が容器本体2の底面から浮い た状態で支持されている。
【0018】 蓋体4は、合成樹脂で形成され、中央に雌ねじ部(図示しない)が穿設された 円板上の覆部13と、この覆部13の周縁から垂下された周壁部14とを有して いる。覆部13の大きさは、容器本体2に形成されたフランジ7の外周縁で囲ま れた面積とほぼ等しく、蓋体4の周壁部14がフランジ7の折曲部7aの外周壁 に接している。なお、覆部13及び周壁部14には、互いに対向するように切欠 15が形成されており、この切欠15内に係止部16が回動可能に取付けられて いる。この係止部16は、蓋体4を容器本体2に固定させるための部材であり、 下端に引掛爪17が形成されている。つまり、蓋体4を容器本体2の上に載せた 状態で、係止部16の周面が周壁部14の周面と面一になるように保持部16を 回動させると、係止部16の引掛爪17がフランジ7の折曲部7aの下側に係止 され、蓋体4が容器本体2の上面に固定される。この固定された状態では、覆部 13の下面が脱水容器3のフランジ12の上面に圧接し、容器本体2内の密封状 態が維持される。
【0019】 押圧機構5は、脱水容器3に投入された生ゴミNを押圧し、生ゴミNに含まれ る水分を除去するためのものであり、蓋体4の雌ねじ部(図示しない)に螺合さ れるネジ軸部19と、ネジ軸部19の上端に固定された操作部20(ハンドル) と、ネジ軸部19の下端に固定された押え部21とから構成されている。具体的 には、ネジ軸部19は長手方向の長さが脱水容器3の高さと略等しい雄ねじ部材 であり、蓋体4の覆部13に対して回転させると、ネジの推進力により垂直方向 に変位する。すなわち、ネジ軸部19の上端に固定された操作部20を時計方向 に回転させるとネジ軸部19は下降し、操作部20を反時計方向に回転させると ネジ軸部19は上昇する。なお、操作部20は、その周壁に複数の窪み22が形 成され、凹凸形状により操作時の滑りが防止される。
【0020】 ネジ軸部19の下端に固定された押え部21は、円板形状を呈しており、直径 が脱水容器3の内径より僅かに小さい。すなわち、脱水容器3内に生ゴミNが投 入された状態において、操作部20を時計方向に回転させると、ネジ軸部19の 推進力により押え部21を下方へ移動させる力が作用し、生ゴミNを上方から押 圧する。押え部21の直径は、脱水容器3内で可動可能な最大限の大きさに設定 されているため、生ゴミNの上面全体が均等に押圧される。なお、押え部21は 薄い円板状であり、またその中央部のみに推進力が加わるため、生ゴミNを強い 力で押圧すると押え部21が変形する恐れがあるが、本実施形態では、押え部2 1の上面に十字形の補強部23が一体形成されているため、押え部21の変形を 防止することができる。
【0021】 次に、本実施形態の生ゴミ脱水容器1の使用方法について説明する。台所等に おいて生ゴミNが生じた際、まず、蓋体4を容器本体2から取外す。具体的には 、蓋体4の一部である係止部16を回動させ引掛爪17の係止状態を解除すると ともに、蓋体4を持上げる。このとき、蓋体4の覆部13には押圧機構5のネジ 軸部19が螺合されているため、蓋体4とともに、押圧機構5が容器本体2から 取外される。
【0022】 蓋体4及び押圧機構5が取外された状態では、容器本体2内に収容されている 脱水容器3の上面が開放される。そこで、網状の脱水容器3の中に生ゴミNを投 入する。その後、押圧機構5の押え部21が脱水容器3の内部に挿入されるよう に、容器本体2に蓋体4を取付ける。なお、蓋体4を固定するには、係止状態を 解除した場合とは逆方向に係止部16を回動させ、引掛爪17をフランジ7の折 曲部7aの下側に係止させる。
【0023】 続いて、生ゴミNに含まれる水分を脱水するため、操作部20を時計方向に回 転させる。これにより、ネジ軸部19が蓋体4の覆部13に対して回転し、ネジ 軸部19の推進力により押え部21が下方へ移動する。この結果、脱水容器3内 に投入された生ゴミNは押え部21によって押圧(圧縮)され、生ゴミNに含ま れていた水分が流出する。流出した水分は脱水容器3の側面または底面から外部 へ排出され容器本体2の下部に溜まる。ここで、脱水容器3は容器本体2の底面 から浮かした状態で支持されているため、容器本体2の下部に溜まった水分が所 定量に達するまでは、脱水容器3、すなわち脱水された生ゴミNが、排出された 水分に浸かることはない。つまり、容器本体2内において、脱水された生ゴミN と、流出した水分とが分離された状態で収容される。なお、容器本体2の下部に 溜まった水分は汚水としてまとめて処理される。
【0024】 また、脱水容器3内で脱水された生ゴミNを、生ゴミ処理装置(生ゴミを堆肥 化させる装置)に入れる場合や廃棄する場合には、容器本体2から蓋体4を取外 すとともに、容器本体2の上面の開放部から脱水容器3を取出す。これにより、 脱水された生ゴミNのみが取出され、運搬等、必要な処理を施すことが可能とな る。
【0025】 このように、本実施形態の生ゴミ脱水容器1では、容器本体2内に脱水容器3 を収容したことにより、脱水容器3に投入され脱水された生ゴミNと、生ゴミN から流出した水分とを分離した状態で、容器本体2内に収容させることができる 。つまり、容器本体2を通常のゴミバケツとして機能させることができる。した がって、ゴミバケツを別途用意する必要がなく、また、脱水された生ゴミNをゴ ミバケツに移すという手間も省ける。
【0026】 本実施形態の生ゴミ脱水容器1では、蓋体4に螺合されたネジ軸部19の推進 力により生ゴミNを押圧するため、生ゴミNの脱水操作を、簡単にしかも小さな 操作力で行うことができる。特に、ネジ軸部19の下端に取付けられている押え 部21を、脱水容器3の内周縁の形状に相似させ、且つ脱水容器3内で可動可能 な最大限の大きさに設定しているため、生ゴミNの上面全体を均等に押圧するこ とができ、生ゴミNを効率よく脱水することができる。
【0027】 本実施形態の生ゴミ脱水容器1では、脱水容器3の底面を支持部9に当接させ るとともに、脱水容器3のフランジ12を容器本体2のフランジ7の上に重合さ せているため、脱水容器3を容器本体2の底面から確実に浮かした状態で支持す ることができる。
【0028】 また、本実施形態の生ゴミ脱水容器1では、脱水容器3を容器本体2内に収容 する際、ガイド部10によって、脱水容器3が容器本体2の中心側へ案内される ため、容器本体2の内周壁と脱水容器3の外周壁との間に確実に隙間を形成する ことができる。したがって、脱水容器3の側壁から排出された水分を、容器本体 2と脱水容器3との隙間を介して容器本体2の下部へ確実に落下させることがで きる。
【0029】 ところで、本実施形態の生ゴミ脱水容器1では、押圧機構5のネジ軸部19を 蓋体4に螺合させ、ネジ軸部19の推進力により生ゴミNを押圧するものを示し たが、蓋体と押圧機構とを関連させることなく独立して構成するようにしてもよ い。この場合における押圧機構の具体的な形態として、脱水容器の開放部に中蓋 を備えるとともに、その中蓋の下面にバネ等の弾性手段を介して押圧板を備える ようにしてもよい。これによれば、弾性手段の付勢力により生ゴミを押圧するこ とができる。また、生ゴミの上に重石等の重量物を載置し、重力を利用して生ゴ ミを押圧するようにしてもよい。
【0030】 本実施形態の生ゴミ脱水容器1では、容器本体2に蓋体4を取付けたとき、容 器本体2内が密封状態となるものを示したが、図1の2点鎖線に示すように、容 器本体2の上部側に複数の空気孔24を穿設するようにしてもよい。これによれ ば、この空気孔24を介して、容器本体2内の空気が換気されるため、生ゴミN の取出す場合等、蓋体4を開放する際の臭気を和らげることができる。
【0031】 本実施形態の生ゴミ脱水容器1では、ガイド部10を、容器本体2の内周壁8 に形成するものを示したが、脱水容器3の外周壁に形成するようにしてもよい。
【0032】
【考案の効果】
以上のように、請求項1の考案の生ゴミ脱水容器は、脱水された生ゴミと、生 ゴミから流出した水分とを分離した状態で、容器本体内に収容させることができ る。つまり、容器本体を通常のゴミバケツとして機能させることができる。した がって、ゴミバケツを別途用意する必要がなく、また、脱水された生ゴミをゴミ バケツに移すという手間を省くことができる。さらに、生ゴミから流出する水分 をまとめて処理することができる。
【0033】 請求項2の考案の生ゴミ脱水容器は、請求項1の考案の生ゴミ脱水容器の効果 に加えて、蓋体に螺合されたネジ軸部の推進力により生ゴミを押圧するため、生 ゴミの脱水操作を、簡単にしかも小さな操作力で行うことができる。
【0034】 請求項3の考案の生ゴミ脱水容器は、請求項1または請求項2の考案の生ゴミ 脱水容器の効果に加えて、脱水容器に投入された生ゴミが上方から押圧機構によ って押圧されても、脱水容器を容器本体の底面から確実に浮かした状態で支持す ることができる。
【0035】 請求項4の考案の生ゴミ脱水容器は、請求項1乃至請求項3のいずれかの考案 の生ゴミ脱水容器の効果に加えて、脱水容器が容器本体の中心側へ案内されるた め、容器本体の内周壁と脱水容器の外周壁との間に確実に隙間を形成することが できる。したがって、脱水容器の側壁から排出された水分を、容器本体と脱水容 器との隙間を介して容器本体の下部へ確実に落下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態である生ゴミ脱水容器の構
成を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施形態である生ゴミ脱水容器の構
成を示す縦断面図である。
【図3】本考案の一実施形態である生ゴミ脱水容器の構
成を示す横断面図である。
【符号の説明】
N 生ゴミ 1 生ゴミ脱水容器 2 容器本体 3 脱水容器 4 蓋体 5 押圧機構 7 フランジ(第1フランジ) 8 内周壁 9 支持部 10vガイド部 12 フランジ(第2フランジ) 19 ネジ軸部 20 操作部 21 押え部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放された容器本体と、 該容器本体内に収容され、前記容器本体の底面から浮か
    した状態で支持される網状の脱水容器と、 前記脱水容器に投入された生ゴミを押圧し、該生ゴミに
    含まれる水分を除去する押圧機構とを具備することを特
    徴とする生ゴミ脱水装置。
  2. 【請求項2】 前記容器本体の上面を覆う蓋体を備え、 前記押圧機構は、前記蓋体に螺合されたネジ軸部と、該
    ネジ軸部の上端に位置する操作部と、前記ネジ軸部の下
    端に位置する押え部とを備えることを特徴とする請求項
    1に記載の生ゴミ脱水装置。
  3. 【請求項3】 前記容器本体は、その上面周縁に形成さ
    れた第1フランジと、内周壁から内方向へ突出する支持
    部とを有し、 前記脱水容器は、前記第1フランジの上に重合される第
    2フランジを有することを特徴とする請求項1または請
    求項2のいずれかに記載の生ゴミ脱水装置。
  4. 【請求項4】 前記容器本体の内周壁または前記脱水容
    器の外周壁の少なくとも一方に、前記脱水容器の収容位
    置を前記容器本体の中心側へ案内するガイド部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つ
    に記載の生ゴミ脱水装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180059119A (ko) * 2016-11-25 2018-06-04 동아대학교 산학협력단 압축식 쓰레기통

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