JP3066331U - 乾海苔の細切り器 - Google Patents

乾海苔の細切り器

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JP3066331U
JP3066331U JP1999005839U JP583999U JP3066331U JP 3066331 U JP3066331 U JP 3066331U JP 1999005839 U JP1999005839 U JP 1999005839U JP 583999 U JP583999 U JP 583999U JP 3066331 U JP3066331 U JP 3066331U
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shaft
frame
rotary cutter
shredder
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JP1999005839U
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Inventor
謙之 南里
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有限会社南里製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乾海苔の細切り器の回転カッターの刃先を熱処
理可能にし、さらに、熱処理を施すことで、裁断性能及
び耐久性を向上させ、刃先重なり代の調整が迅速適確に
行える乾海苔の細切り器を提供する。 【構成】枠体と、枠体に回転自在に支持され断面凸凹形
状の刃先が互いに入り込んだ状態で対向する一組の回転
カッター(16,18)と、を有し、回転カッター(16,18)は、
枠体に設けられた軸受け20に回転自在に軸支されたシャ
フト軸22と、シャフト軸22に挿脱自在で密着直列状に装
着される複数の中空の刃付きドラム24と、から構成され
る。回転カッター(16,18)の軸振れ、刃先の小ヒビなど
を発生させることなく刃先の熱処理が可能であり、この
熱処理により刃先を強靭にできる。枠体を分解させるこ
となく刃先重なり代d1を調整できる調整固定装置25も
設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乾燥海苔を細切りする為に用いる乾海苔の細切り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
細切り乾海苔はシート状乾海苔を、線状に細切りしたものであり、ソバやスパ ゲッティなどの各種食材の付け合せに用いられる。図7に示すように、従来の乾 海苔の細切り器では、直径50mm、長さ500mmの丸棒の両端部に支軸を削設し 、外周面中ほどには周方向の凹溝を一定間隔で平行に削設して突条刃を突設させ 、凸凹状刃先を形成した2つの回転カッター(102,112)が、相互の刃先が刃先重 なり代dだけ互いに入り込んで噛合うように対向している。回転カッター(102,1 12)の刃域450mmに、幅2mmの突条刃が2mm間隔で約100条並列されている。 1組の回転カッター(102,112)どうしはそれぞれの支軸に固定されたギア120を噛 合させることにより連動回転する。そしてギア120の1つに入力された動力によ って駆動回転されている。回転カッター(102,112)の刃先噛合い部に、シート状 乾海苔を噛み込ませると、突条刃の幅で線状に細切りされて出てくる。この従来 の回転カッター(102,112)は、支軸に対する刃先形状の形状精度を重視していた ため、無垢棒材からの削り出しにより一体に形成されていた。
【0003】 また、図8に示されるように、対向する回転カッター(102,112)の1つである 上回転カッター112は両端を可動ブロック110に軸支され、他の回転カッターであ る下回転カッター102は両端を固定ブロック100に軸支されている。そして、調整 ボルト104が固定ブロック100の凹設部の底部に設けられ、可動ブロック110がこ の凹設部に上下動可能に係着し、最下動位置を調整ボルト104のボルトヘッド上 面で受けている。また、固定ブロック100の凹設部の上部に橋架ブロック106が横 架して締結されており、橋架ブロック106には押えボルト108が設けられている。 この押えボルト108を下方に螺進させることにより可動ブロック110の上面を押え る。そして、調整ボルト104と押えボルト108の両方を上下動させるように操作す ることで、可動ブロック110の高さ位置を移動させ、回転カッター(102,112)の刃 先重なり代dを調整している。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、従来の乾海苔の細切り器に用いられている一体成形の回転カッ ターでは、図6でよく表されるように、最細部と最太部の径差が大きく、中実で あり、軸方向寸法も長い。これに焼き入れなどの熱処理を行うと、焼割れによる 小ヒビや焼曲りによる軸振れなどが発生するため、熱処理できないという問題が あった。また、熱処理されていない回転カッターの刃先は磨耗鈍化が早いという 問題があった。また、従来の刃先重なり代の調整ボルトは、使用セットアップ状 態では、ギアなどが障害となって操作できず、1.可動ブロック取り外し、2.調整 ボルトの操作、3.可動ブロックの組み付け、4.刃先重なり代の測定、の4行程を 数回繰り返さなければならなかった。刃先重なり代の調整が煩雑であったので、 刃先重なり代を多めに設定しがちであり、刃先の消耗を早めてしまうという問題 があった。
【0005】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は乾海苔 の細切り器の回転カッターを、シャフト軸とシャフト軸に挿脱自在な複数の中空 の刃付きドラムで構成することで、刃先の熱処理を可能にし、さらに、刃先に熱 処理を施すことで、回転カッターの裁断性能及び耐久性を向上させ、さらに、枠 体を分解することなく回転カッターの刃先重なり代を調整可能な調整固定装置を 設けることで、刃先重なり代の調整が使用セットアップ状態のまま迅速適確に行 える乾海苔の細切り器を提供することである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
上記従来の問題点を解決するために、本考案に係る乾海苔の細切り器10では、 枠体と、枠体に回転自在に支持され断面凸凹形状の刃先が互いに入り込んだ状態 で対向する一組の回転カッター(16,18)と、を有し、回転カッター(16,18)は、枠 体に設けられた軸受け20に回転自在に軸支されたシャフト軸22と、シャフト軸22 に挿脱自在で密着直列状に装着される複数の中空の刃付きドラム24と、から構成 される。
【0007】 また、中空の刃付きドラム24が、熱処理されていることとしてもよい。
【0008】 また、枠体には少なくとも1つの回転カッター16の軸受け20を支持しつつ他の 回転カッター18との刃先の入り込み方向に向けて近接離間する方向に移動する可 動ブロック14が設けられ、さらに、可動ブロック14を支持し枠体を分解させるこ となく該可動ブロック14の枠体へのロック固定と回転カッターの刃先入り込み方 向に向けての近接離間移動とを選択的におこなわせる調整固定装置25が設けられ てなることとしてもよい。
【0009】
【考案の実施の形態】
この乾海苔の細切り器は、枠体と、枠体に回転自在に支持され断面凸凹形状の 刃先が互いに入り込んだ状態で対向する一組の回転カッターと、を有し、回転カ ッターは、枠体に設けられた軸受けに回転自在に軸支されたシャフト軸と、シャ フト軸に挿脱自在で密着直列状に装着される複数の中空の刃付きドラムと、から 構成されている。
【0010】 上記一組の対向する回転カッターは、装置外部の動力源から軸回転力を伝達さ れて軸回転されている。対向する回転カッターの刃先噛合い部に、シート状乾海 苔を挿入すると、凸凹形状の刃先が、シート状乾海苔を噛みこんで、刃先の凸凹 のピッチで乾海苔を線状に裁断する。したがって、刃先断面の凸凹形状は、対向 する凸の鋭角部がせん断可能に接すればよく、他の形状、及び刃先が互いに入り 込む刃先噛合い部の刃先重なり代は任意である。刃先重なり代は大きいほど乾海 苔の裁断が確実になるが、刃先の消耗も早くなる。乾海苔の状態や回転カッター 刃先の消耗具合によって、刃先重なり代をこまめに調整して裁断性能と耐久性の バランスをとると効率がよい。
【0011】 この回転カッターは、シャフト軸と、シャフト軸に挿脱自在で密着直列状に装 着し得る複数の中空の刃付きドラムとで、分割自在な構成になっており、刃付き ドラムが擬似円筒形状の小部品となっていることで、刃先の熱処理が可能になっ ている。
【0012】 また、回転カッターの刃先に焼き入れなどの熱処理を施すことで、裁断性能を 飛躍的に向上し、寿命をのばすことができる。
【0013】 また、枠体には少なくとも1つの回転カッターの軸受けを支持しつつ他の回転 カッターとの刃先の入り込み方向に向けて近接離間する方向に移動可能な可動ブ ロックを設け、可動ブロックの回転カッターの刃先入り込み方向に向けての近接 離間移動と枠体へのロック固定が選択的におこなえるように支持する調整固定装 置が、枠体を分解することなく操作可能にすることで、乾海苔の細切り器を使用 状態にセットアップしたまま、刃先重なり代の変動状況を見ながら、容易に刃先 重なり代を調整することができる。刃先重なり代を常に適当に設定できるので、 刃先の寿命を効率よく使うことができる。
【0014】
【実施例】
以下、添付図面に基づき、本考案の好適な実施例を説明する。図1は、本考案 の実施例に係る乾海苔の細切り器10の主要構成を示す一部破断図であり、図2は 分解斜視図である。本実施例において枠体は、左右に設けられて相対する2個の 固定ブロック12と、可動ブロック14と、橋架ブロック28とを備えている。固定ブ ロック12と可動ブロック14には軸受け20が挿着されており、対向する1組の回転 カッター(16,18)を回転自在に両軸支している。1組の回転カッター(16,18)は、 可動ブロック14に軸支された第1回転カッター16と、固定ブロック12に軸支され た第2回転カッター18からなっている。第1回転カッター16と第2回転カッター 18は、それぞれシャフト軸22と、外周面に断面凸凹形状の刃先を形成された中空 の刃付きドラム24とロックナット50で構成されており、対向する刃付きドラム24 の刃先が互いに入り込んだ状態になっている。
【0015】 図1において、可動ブロック14の1つ(図1で左)に挿着された軸受け20の外 側には、軸受け蓋42が螺着されており、この軸受け蓋42の中央には軸当てネジ44 が螺着されている。回転カッター(16,18)のシャフト軸22の一端側には、それぞ れギア46が同軸に固定されている。回転カッター(16,18)は、それぞれに固定さ れたギア46が噛合うことで、連動回転するようになっている。さらにギア46の一 つには、図示しない駆動ギアから回転動力が伝達され、回転カッター(16,18)を 駆動回転している。
【0016】 図3は稼働状態の回転カッター(16,18)を横から見た説明図である。回転カッタ ー(16,18)の刃先が互いに入り込んでいる刃先噛合い部48にシート状乾海苔を噛 み込ませると、線状に裁断された細切り乾海苔が出てくる。刃先重なり代d1は大 きいほど乾海苔の裁断が確実になるが、刃先の消耗もはげしいので適切に設定す ることが望ましい。
【0017】 図1、図2において、可動ブロック14の概略形状は薄型立方体であり、側面に は縦方向にガイド溝40が凹設されている。また、可動ブロック14上面中ほどには 2本の吊下げボルト38が中心対称位置に上端側を上向きに突設させて植設されて いる。この吊下げボルト38の上側は後述する橋架ブロック28中ほどに設けられた 孔を遊貫している。また、可動ブロック14の正面ほぼ中央には軸受け20が挿着さ れている。この軸受け20が第1回転カッター16のシャフト軸22を回転自在に両軸 支している。そしてこの可動ブロック14が固定ブロック12に対して組み付けられ る。
【0018】 図2において、固定ブロック12は縦長方形状の上側約半分の中央に大きめの矩 形の切り欠き部30を有する変形U字形状であり、大きく分けると、下約半分の基 部32と、上約半分の両側に柱状に残されて突設された柱状部34からなっている。 基部32のほぼ中央には、軸受け20が挿着されている。この軸受け20に第2回転カ ッター18のシャフト軸22が回転自在に両軸支されている。固定ブロック12は第2 回転カッター18を両軸支して図示しない基体に固定されている。切り欠き部30の 横寸法は、可動ブロック14の横寸法と略同一であり、縦寸法は可動ブロック14の 縦寸法より大きく形成されている。また固定ブロック12の上半分両側に突設され た柱状部34の内側面には、断面凸形状のガイド突条36が上下方向に上端まで凸設 されている。このガイド突条36は可動ブロック14に凹設されたガイド溝40と摺接 保合しており、可動ブロック14が、固定ブロック12の切り欠き部30内で上下方向 にスライド移動できるようにしている。また、固定ブロック12の上半分両側に突 設された柱状部34の上面には橋架ブロック28をボルト締着するためのボルト穴が 穿設螺刻されている。
【0019】 橋架ブロック28は細長板形状であり、4個の孔が中心対称に穿設されている。 橋架ブロック28は端部寄りの2個の孔を締結ボルトが貫通して、固定ブロック12 の柱状部34を横架するように締結されている。橋架ブロック28の中寄りの2個の 孔は、可動ブロック14に植設された吊下げボルト38を遊貫させている。2本の吊 下げボルト38には、それぞれ2個の調整ナット26が橋架ブロック28を上下から挟 むように螺着されている。
【0020】 2つの調整ナット26と橋架ブロック28とが緩んだ状態で、2つの調整ナット26 を回動させると、吊下げボルト38が橋架ブロック28に対して上下に螺進する。こ れに連動して吊下げボルト38の下側に固定された可動ブロック14が、固定ブロッ ク12に対してスライド移動する。可動ブロック14の高さ位置が移動すると、これ に軸支される第1回転カッター16の高さ位置も従動する。これにより、第1回転 カッター16を、固定ブロック12に両軸支される第2回転カッター18に近接離間移 動させることができる。また、上下2つの調整ナット26を、橋架ブロック28を上 下から挟むように螺進させ緊合させると、吊下げボルト38も橋架ブロック28に緊 合する。そして吊下げボルト38の下側に固定された可動ブロック14も橋架ブロッ ク28にロック固定される。ここに調整固定装置25は、橋架ブロック28に保合する 吊下げボルト38と、橋架ブロック28を上下から挟装するように設けられ、吊下げ ボルト38に螺着される調整ナット26を含む。
【0021】 調整ナット26は使用セットアップ状態でも操作に支障が無いので、枠体を分解 させることなく可動ブロック14の高さ位置を調整固定できる。なお、図1に示し たギア46とシャフト軸22の間に、自在継ぎ手や遊星ギアを間挿すれば、ギア46の 噛合いを勘案することなく可動ブロック14をスライド移動可能にすることもでき る。
【0022】 図5には、本考案に係る第1回転カッター16の分解斜視図が示されており、第 2回転カッター18も同様の構成になっている。この実施例において、第1回転カ ッター16、第2回転カッター18はそれぞれ3個の単位カッターをシャフト軸22の 軸長手方向に接合させて設けられている。シャフト軸22は直径約20mmで長さが 約500mmの丸棒形状であり、両端側に支軸が設けられている。支軸のやや内側 にはネジ溝が螺刻されており、その内側には長さ方向にキー溝が凹設されている 。単位カッターは刃付きドラム24であり、その概略形状は、外直径50mm、内孔 直径約20mm、長さ約150mmの中空円筒形状に形成されている。刃付きドラム2 4の外周面全域は、周方向の凹溝を一定間隔で平行に削設して突条刃52を突設さ せ、断面凸凹形状の刃先が形成されている。突条刃52の幅は約2mmであり、突 条刃52の間隔は約2mmである。刃付きドラム24の外周面全域で約35条の突条刃5 2が並列されている。刃付きドラム24の内孔にはキー溝が長さ方向に凹設されて いる。回転カッター(16,18)は、シャフト軸22に3個の中空の刃付きドラム24 を密着直列状に装着し、周方向は図示しないキーとキー溝で規制し、両側からロ ックナット50で締結して構成されている。
【0023】 図4(a)は、本実施例の回転カッター(16,18)が使用セットアップ状態のときの 、刃付きドラム24の刃先の断面図である。対向する突条刃52が刃先重なり代d1の 分だけ側面を摺接させて互いに入り込んでいる。シート状乾海苔は突条刃52の幅 で細切りされる。刃付きドラム24を、刃先の凸凹ピッチが異なるものに変更する と、乾海苔の細切り幅を変えることができる。なお、突条刃52は図4(b)に示さ れるような片刃形状にしてもよく、この場合は隣り合う突条刃52の鋭角部の間隔 が裁断幅になる。
【0024】 本実施例に係る刃付きドラム24は、耐酸化性を考慮し、SUS420で成形したもの を真空焼入れ処理し、シャフト軸22は、SMnC443鋼材で成形したものを焼入焼戻 し処理している。刃付きドラム24の形状精度のうち、特に端面の平面度と、端面 と内孔の直角度を高くすれば、シャフト軸22と中空の刃付きドラム24を挿脱自在 に構成にしても実際上の精度にまったく問題はない。刃先を有する刃付きドラム 24を全長略同径の中空円筒形状である小部品にしたことで、焼割れによる小ヒビ を発生させることなく、回転カッター(16,18)として組んだときも軸振れを起こ すことなく、刃先を熱処理できる。刃付きドラム24に好適な熱処理を行うと、刃 先の硬さと耐磨耗性を最適化でき、乾海苔の細切り器の初期裁断性能及び耐久性 を大幅に改善できる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明した様に、本考案に係る乾海苔細切り器によれば、枠体と、枠体に回 転自在に支持され断面凸凹形状の刃先が互いに入り込んだ状態で対向する一組の 回転カッターと、を有し、回転カッターは、枠体に設けられた軸受けに回転自在 に軸支されたシャフト軸と、シャフト軸に挿脱自在で密着直列状に装着される複 数の中空の刃付きドラムと、からなる構成であるから、回転カッターの軸振れや 刃先の小ヒビなどを発生させることなく、刃先の熱処理を可能にできる。
【0026】 また、中空の刃付きドラムを熱処理することで、回転カッターの刃先の硬さと 耐磨耗性を最適化できるので、乾海苔の厚さや湿気具合に関わらず裁断性能が高 く、刃こぼれによる不良裁断が起こりにくく、裁断性能を回復するための研磨頻 度が少なく、良好な裁断性能をメンテナンスの手間とコストを抑えて維持可能な 乾海苔の細切り器を提供できる。
【0027】 また、枠体には少なくとも1つの回転カッターの軸受けを支持しつつ他の回転 カッターとの刃先の入り込み方向に向けて近接離間する方向に移動する可動ブロ ックを設け、さらに、可動ブロックを支持し枠体を分解させることなく該可動ブ ロックの枠体へのロック固定と回転カッターの刃先の入り込み方向に向けての近 接離間移動とを選択的におこなわせる調整固定装置が設けるられているので、刃 先重なり代の調整を、組み立て状態のまま、調整量を目視確認しながら迅速適確 に行うことができる乾海苔の細切り器を提供できる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】乾海苔の細切り器の主要構成を示す一部破断説
明図
【図2】乾海苔の細切り器の主要構成を示す分解斜視図
【図3】回転カッターの回転状態を示す説明図
【図4】刃付きドラムの刃先断面を示す説明図
【図5】回転カッターの分割構成を示す分解斜視図
【図6】従来の一体成形による回転カッターの軸断面図
【図7】従来の乾海苔の細切り器の概略を示す一部破断
説明図
【図8】従来の乾海苔の細切り器の重なり代調節機構を
示す分解斜視図
【符号の説明】
10 乾海苔細切り器 12 固定ブロック 14 可動ブロック 16 第1回転カッター 18 第2回転カッター 20 軸受け 22 シャフト軸 24 刃付きドラム 25 調整固定装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、 枠体に回転自在に支持され断面凸凹形状の刃先が互いに
    入り込んだ状態で対向する一組の回転カッターと、を有
    し、 回転カッターは、枠体に設けられた軸受けに回転自在に
    軸支されたシャフト軸と、シャフト軸に挿脱自在で密着
    直列状に装着される複数の中空の刃付きドラムと、から
    なる乾海苔の細切り器。
  2. 【請求項2】 中空の刃付きドラムが、熱処理されてな
    る請求項1に記載の乾海苔の細切り器。
  3. 【請求項3】 枠体には少なくとも1つの回転カッター
    の軸受けを支持しつつ他の回転カッターとの刃先の入り
    込み方向に向けて近接離間する方向に移動する可動ブロ
    ックが設けられ、 さらに、可動ブロックを支持し枠体を分解させることな
    く該可動ブロックの枠体へのロック固定と回転カッター
    の刃先入り込み方向に向けての近接離間移動とを選択的
    におこなわせる調整固定装置が設けられてなる請求項1
    または2記載の乾海苔の細切り器。
JP1999005839U 1999-08-04 1999-08-04 乾海苔の細切り器 Expired - Lifetime JP3066331U (ja)

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