JP3066187B2 - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JP3066187B2 JP15710492A JP15710492A JP3066187B2 JP 3066187 B2 JP3066187 B2 JP 3066187B2 JP 15710492 A JP15710492 A JP 15710492A JP 15710492 A JP15710492 A JP 15710492A JP 3066187 B2 JP3066187 B2 JP 3066187B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動画像符号化装置に
関し、特にたとえばインタレース走査される動画像の1
フレームを各々が複数画素からなるブロックに分割し、
ブロック上の画素値を直交変換するか、もしくは他のフ
レームまたはフィールド上の画素値から予測された値と
の残差を直交変換する、動画像符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す公知の動画像符号化装置1で
は、切替回路2で選択されたフレーム内DCTあるいは
フレーム間DCTのいずれかに固定してDCT(Discre
te Cosine Transform :離散コサイン変換)等の変換符
号化を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】動画像信号に対してD
CT等の変換符号化を行う場合、画像の局所的性質(動
領域あるいは静止領域等)によってフレーム内DCTと
フレーム間DCTとでは符号化効率が異なるが、図3の
従来技術では、フレーム内DCTあるいはフレーム間D
CTに固定して符号化を行っているため、局所的性質に
よっては符号化効率が低下するという問題点があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、高
い符号化効率が得られる、動画像符号化装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、インタレース
走査された動画像の1フレームを各々が複数画素からな
るブロックに分割し、前記ブロック上の画素値を直交変
換するか、もしくは他のフレームまたはフィールド上の
画素値から予測された値との残差を直交変換する動画像
符号化装置において、フレーム毎のブロック分割のまま
で原画素値を直交変換する第1モード、フィールド毎の
ブロックに再分割して原画素値を直交変換する第2モー
ド、フィールド単位で動き補償予測をしてフレーム毎の
ブロック単位で予測誤差値を直交変換する第3モード、
およびフィールド単位で動き補償予測をしてフィールド
毎のブロックに再分割し予測誤差値を直交変換する第4
モードの4種類の符号化モードを有し、前記動画像の動
きが大きくかつ画像の垂直方向の変動が大きいときには
前記第1モードを、前記動画像の動きが大きくかつ画像
の垂直方向の変動が小さいときには前記第2モードを、
前記動画像の動きが小さくかつ画像の垂直方向の変動が
大きいときには前記第3モードを、前記動画像の動きが
小さくかつ画像の垂直方向の変動が小さいときには前記
第4モードを夫々選択して符号化するようにしたことを
特徴とする、動画像符号化装置である。
【0006】
【作用】動画像をたとえばDCT符号化するとき、動き
の大きい領域については、垂直方向の変動が大きい場合
には第1モードを用い、垂直方向の変動が小さい場合に
は第2モードを用いる。動きの小さい領域については、
垂直方向の変動が大きい場合には第3モードを用い、垂
直方向の変動が小さい場合には第4モードを用いる。そ
れによって、画像の局所的性質を考慮した最適なモード
で符号化する。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、画像の局所的性質に
応じて符号化するので、動きの大小および画像の垂直方
向の変動の大きさ等に拘わらず動画像の符号化効率を向
上させることができる。この発明の上述の目的、その他
の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例の動画像符号化
装置10はブロック分割回路12を含み、入力された画
像をたとえばサイズ4×4画素のDCTブロックに分割
する。たとえば4個のDCTブロックでサイズ8×8画
素のマクロブロックを構成して、以後の処理をマクロブ
ロック単位で行う。ブロック分割回路12は、図2
(A)に示すDCTブロックAを減算器14、切替回路
16および動き補償フレームメモリ38(後述)に出力
する。DCTブロックAは、フレーム内DCTを行うた
め、第1フィールドの画素と第2フィールドの画素とを
組み合わせて、フレームデータとして構成されたもので
ある。ただし、第1フィールドおよび第2フィールドは
隣接するフィールドであることを示している。以下同
様。
【0009】次に、DCTブロックAと、減算器14で
現フレームのデータと前フレームの復号データとの差分
を取って得られたフィールド間予測誤差データすなわち
図2(C)に示すDCTブロックCとを、フレーム内/
フレーム間判定回路18で比較する。DCTブロックC
は、フレーム間DCTを行うため、第1フィールドのフ
ィールド間予測誤差データと第2フィールドのフィール
ド間予測誤差信号とを組み合わせてフレームデータとし
て構成されたものである。フレーム内/フレーム間判定
回路18の結果により、切替回路16で、DCTブロッ
クAまたはCすなわち原画像または予測誤差画像を切り
替え符号化する。フレーム内/フレーム間判定回路18
で、たとえばDCTブロックAとCとの分散の平均を比
較して、平均値の小さい方を選択する。動きが大きいと
きには、DCTブロックAはDCTブロックCより分散
の平均が小さいのでDCTブロックAを選択し、動きが
小さいときには、DCTブロックCがDCTブロックA
より分散の平均が小さいのでDCTブロックCを選択す
る。
【0010】切替回路16からDCTブロックAが出力
された場合には、そのDCTブロックAおよび図2
(B)に示すDCTブロックBのいずれを用いてDCT
を行うのか、切替回路16からDCTブロックCが出力
された場合には、そのDCTブロックCおよび図2
(D)に示すDCTブロックDのいずれを用いてDCT
を行うのかが、それぞれ、DCTブロック構成回路20
で判定される。ここで、DCTブロックBは、第1フィ
ールドの画素と第2フィールドの画素とを別々のブロッ
クとするフィールドデータとして構成されたものであ
る。DCTブロックDは、第1フィールドのフィールド
間予測誤差データと第2フィールドのフィールド間予測
誤差データとを別々のブロックとするフィールドデータ
として構成されたものである。このとき、DCTブロッ
ク構成回路20では、必要に応じて新たにDCTブロッ
クBまたはDを形成し、たとえば各DCTブロックの分
散の平均などを使用して上述の判定を行う。
【0011】画像の垂直方向の変動が大きいときには、
DCTブロックAおよびCが、それぞれ、DCTブロッ
クBおよびDより分散の平均が小さくなり、一方、画像
の垂直方向の変動が小さいときには、逆に、DCTブロ
ックBおよびDが、それぞれ、DCTブロックAおよび
Cより分散の平均が小さくなる。したがって、動きが大
きくかつ画像の垂直方向の変動が大きいときにはDCT
ブロックAが、動きが大きくかつ画像の垂直方向の変動
が小さいときにはDCTブロックBが、動きが小さくか
つ画像の垂直方向の変動が大きいときにはDCTブロッ
クCが、動きが小さくかつ画像の垂直方向の変動が小さ
いときにはDCTブロックDが、それぞれ、選択され
る。
【0012】そして、DCTブロック構成回路20で決
定されたいずれかのDCTブロックは、DCT回路22
でDCT変換され、DCT係数が量子化回路24で量子
化される。量子化されたデータは、可変長符号化回路2
6で可変長符号化され、伝送または記録される。また、
量子化されたデータは、逆量子化回路28,逆DCT回
路30およびDCTブロック逆構成回路32を介し、加
算器34に与えられ、切替回路36からのデータと加算
される。切替回路36には、ゼロのデータと1つ前のフ
レームの複合化された画像データとが入力され、フレー
ム内/フレーム間判定回路16での比較結果により、い
ずれかのデータが出力される。すなわち、フレーム内/
フレーム間判定回路16でたとえばDCTブロックAと
Cとの分散の平均を比較して、DCTブロックAの分散
の平均の方が小さければ、切替回路36からゼロのデー
タが出力され、DCTブロックCの分散の平均の方が小
さければ、切替回路36から複合化された画像データが
出力される。このようにして、加算器34を経て局所復
号されたデータは、動き補償フレームメモリ38を介し
減算器14にフィードバックされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】各DCTブロックA〜Dの画素の構成を示す図
解図である。
【図3】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 …動画像符号化装置 12 …ブロック分割回路 14 …減算器 16 …切替回路 18 …フレーム内/フレーム間判定回路 20 …DCTブロック構成回路 22 …DCT回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−108285(JP,A) 特開 平3−1688(JP,A) 特開 平4−369192(JP,A) 米国特許5091782(US,A) 電子情報通信学会技術研究報告 IE 89−32、第89巻、第150号、p.41−48 IEEE Globecom’88, p.997−1004 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インタレース走査された動画像の1フレー
    ムを各々が複数画素からなるブロックに分割し、前記ブ
    ロック上の画素値を直交変換するか、もしくは他のフレ
    ームまたはフィールド上の画素値から予測された値との
    残差を直交変換する動画像符号化装置において、 フレーム毎のブロック分割のままで原画素値を直交変換
    する第1モード、フィールド毎のブロックに再分割して
    原画素値を直交変換する第2モード、フィールド単位で
    動き補償予測をしてフレーム毎のブロック単位で予測誤
    差値を直交変換する第3モード、およびフィールド単位
    で動き補償予測をしてフィールド毎のブロックに再分割
    し予測誤差値を直交変換する第4モードの4種類の符号
    化モードを有し、 前記動画像の動きが大きくかつ画像の垂直方向の変動が
    大きいときには前記第1モードを、前記動画像の動きが
    大きくかつ画像の垂直方向の変動が小さいときには前記
    第2モードを、前記動画像の動きが小さくかつ画像の垂
    直方向の変動が大きいときには前記第3モードを、前記
    動画像の動きが小さくかつ画像の垂直方向の変動が小さ
    いときには前記第4モードを夫々選択して符号化するよ
    うにしたことを特徴とする、動画像符号化装置。
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Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
IEEE Globecom’88,p.997−1004
電子情報通信学会技術研究報告 IE89−32、第89巻、第150号、p.41−48

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