JP3066071U - 管推進装置用チャック - Google Patents

管推進装置用チャック

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JP3066071U
JP3066071U JP1999005572U JP557299U JP3066071U JP 3066071 U JP3066071 U JP 3066071U JP 1999005572 U JP1999005572 U JP 1999005572U JP 557299 U JP557299 U JP 557299U JP 3066071 U JP3066071 U JP 3066071U
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circular groove
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洋 鈴木
幸一郎 岸本
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長野油機株式会社
株式会社岸本設計工務
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 推進すべき管を管推進装置に簡単に着脱でき
るチャックを提供する。 【解決手段】 地中に推進すべき管を管推進装置に連結
するチャックは、チャックプレートと、第1部材と、第
2部材と、第3部材とを備える。チャックプレート(2
4)は、推進すべき管の端部を挿入可能な3つの円形溝
(36,38,40)を有し、管推進装置に連結されて
いる。第1部材(26)は、全体に円弧状に形成され、
チャックプレートに固定されている。第2部材(28)
は、全体に円弧状に形成され、一方の端部が第1部材の
一方の端部に揺動可能に連結されている。第3部材(3
0)は、全体に円弧状に形成され、一方の端部が第1部
材の他方の端部に揺動可能に連結されている。第2部材
及び第3部材それぞれの他方の端部を拘束して接近又は
離隔させる手段(56)が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は管推進装置用チャックに関し、特に、外径が100-350 mm程度の小口径 の管を地中に推進する際、推進すべき管を管推進装置に連結するのに適するチャ ックに関する。
【0002】
【従来の技術】
推進すべき管が鋼管であり、推進すべき管を回転しながら地中に推進しようと するとき、推進すべき管と管推進装置とは、通常、推進すべき管の端部に切った 雄ねじを管推進装置の管押し台に設けた雌ねじにねじ込んで連結されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
推進すべき管を管推進装置にねじ込んで連結し、推進し終わったとき連結を解 放する作業に手間が掛かり、煩雑である。
【0004】 本考案は、推進すべき管を管推進装置に簡単に着脱できるチャックを提供する 。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
本考案は、地中に推進すべき管を管推進装置に連結するチャックに係り、チャ ックプレートと、第1部材と、第2部材と、第3部材とを備える。チャックプレ ートは、推進すべき管の端部を挿入可能な少なくとも1つの円形溝を有し、前記 管推進装置に連結されている。第1部材は、全体に円弧状に形成され、前記円形 溝の径方向の外方に位置するように前記チャックプレートに固定されている。第 2部材は、全体に円弧状に形成され、前記円形溝の径方向の外方に位置するよう に配置され、一方の端部が前記第1部材の一方の端部に揺動可能に連結されてい る。そして、第3部材は、全体に円弧状に形成され、前記円形溝の径方向の外方 に位置するように配置され、一方の端部が前記第1部材の他方の端部に揺動可能 に連結されている。さらに、前記第2部材及び前記第3部材それぞれの他方の端 部を拘束して接近又は離隔させる手段が設けられている。
【0006】 推進すべき管の端部をチャックプレートの円形溝に挿入し、第2部材と第3部 材とを管の回りで揺動させ、接近又は離隔させる手段によって第2部材と第3部 材とを接近させて適切な位置にもたらすと、推進すべき管はチャックの第1部材 ないし第3部材によって挾持され、管推進装置に連結される。推進し終わったと き、接近又は離隔させる手段によって第2部材と第3部材とを離隔させて連結を 解放する。
【0007】 推進すべき管の端部をチャックプレートの円形溝に挿入した状態で推進すべき 管のチャックプレートに対する位置決めができる。そのため、第2部材と第3部 材とを揺動し、接近又は離隔させる手段によって第2部材及び第3部材を適切な 位置にもたらすことによって、推進すべき管を正確に位置決めした状態で管推進 装置に連結できる。
【0008】 第2部材と第3部材とが第1部材に対して揺動する形態であり、簡単な構造で ある。第2部材と第3部材とを揺動して推進すべき管の周りにもたらし、挾持し ようとする場合、一方の揺動量と他方の揺動量とが均衡を保っていないと、推進 すべき管の位置が不正確になるおそれがあるが、本考案によれば、チャックプレ ートの円形溝に推進すべき管の端部を挿入することによって正確な位置決めがで きる。すなわち、簡単な構造でありながら、推進すべき管を正確に挾持して管推 進装置に連結できる。
【0009】 別の考案では、前記管推進装置は、推進すべき管の内部に水を供給可能であり 、前記チャックプレートは水を通過させる貫通孔を有し、前記チャックプレート の円形溝は、推進すべき管の端部を液密に保つシール材を有する。
【0010】 管を地中に推進する態様として、先頭の管に円錐状の密閉したヘッドを取り付 け、管の周りにある土砂を圧密しながら推進するものと、円錐状のヘッドを取り 付けることなく、管をそのまま推進するものとがある。前者では、管の内部に土 砂は実質的に入らないが、後者では、管は土砂で充満する。本考案は後者に適用 できる。
【0011】 管を地中に推進する場合、管の外周面は土砂と接するため当然に土砂の摩擦力 を受けるが、管の内部に土砂が充満する態様では、管は外周面と内周面とから摩 擦力を受ける。そこで、管の内部に水を供給し、管の内部に充満している土砂を 水によって軟らかにすれば、それだけ摩擦力を低減できる。本考案によれば、チ ャックプレートの円形溝が管の端部を液密に保つシール材を有するため、水がチ ャックから漏れるのを防ぐことができ、管の内周面による摩擦力を低減できる。
【0012】 さらに別の考案では、前記チャックプレートは、外径の異なる複数の推進すべ き管の端部が挿入可能な複数の円形溝を有し、前記チャックは、前記第1部材な いし第3部材に着脱可能な、推進すべき管の外径に適応する複数のチャックピー スの組を複数の円形溝と同数有する。
【0013】 外径の異なる複数の管を推進する可能性がある場合、直径の異なる複数の円形 溝を前もってチャックプレートに設けておくと共に、所要数のチャックピースの 組を円形溝と同数用意しておくことにより、外径の異なる管の推進に対処できる 。すなわち、同一寸法の所要数のチャックピースの組と、これらチャックピース とは異なる寸法であるが、それぞれが同じ寸法である所要数のチャックピースの 組のように、寸法の異なるチャックピースの組合せを円形溝に応じて用意してお くことにより、チャックピースを取り外し、別の寸法のチャックピースと交換す るだけで外径の異なる管の推進に対処できる。
【0014】 また、チャックピースによって推進すべき管を挾持するため、第1部材ないし 第3部材によって直接管を挾持する場合に生じ勝ちな第1部材ないし第3部材の 摩耗を防ぎ、チャックの寿命を延ばすことができる。
【0015】 さらに別の考案では、前記手段は、前記第2部材の他方の端部を貫通するボル トと、前記第3部材の他方の端部に揺動可能に連結され、前記ボルトがねじ込ま れるリングナットとを含む。
【0016】 リングナットが第3部材の他方の端部に揺動可能であるため、推進すべき管と の密着性を高めることができ、より大きな挾持力を得ることができる。また、ボ ルトとナットとによって第2部材の端部と第3部材の端部とを拘束して接近又は 離隔させるため簡単な構造である。そして、接近位置に保持するため確実な保持 が期待できる。
【0017】
【考案の実施の形態】
本考案に係るチャック20は、正面を示す図1と、一部を断面とした側面を示 す図2と、断面を示す図3とを参照すると、地中に推進すべき管22を管推進装 置80(図7ないし図10参照)に連結するチャックであり、チャックプレート 24と、第1部材26と、第2部材28と、第3部材30とを備える。
【0018】 推進すべき管22は、例えば内径302 mm、長さ500 mmの鋼管である。管22の 後方側、つまり管推進装置側の端部32は外周側を研削し、前方側の端部33は 内周側を研削して形成されている。ここで、端部32,33は、別の管の前方側 の端部33が後方側の端部32に嵌っていんろう継手となる関係にある。
【0019】 チャックプレート24は、推進すべき管22の端部32を挿入可能な少なくと も1つの円形溝を有する。図1及び図3に示した実施例では、直径の異なる3つ の円形溝36,38,40が管22に対面する前面25に形成されている。円形 溝の直径は、36,38,40の順に小さくなっている。チャックプレート24 は全体が円形を呈するように作られており、管推進装置80の管押し台82に複 数のボルトによって連結されている。
【0020】 第1部材26は、全体に円弧状に形成され、円形溝36,38,40の径方向 の外方に位置するようにチャックプレート24に固定されている。第1部材26 からチャックプレート24に向けて突出した2本のピン42をチャックプレート 24の前面25の孔に嵌合して位置決めし、さらに4本の六角孔付きボルト44 を第1部材26からチャックプレート24にねじ込んで第1部材26はチャック プレート24に固定されている。
【0021】 第2部材28は、全体に円弧状に形成され、円形溝36,38,40の径方向 の外方に位置するように配置され、一方の端部46が第1部材26の一方の端部 48に揺動可能に連結されている。図2に示すように、第2部材28の端部46 を二股状に形成すると共に、第1部材26の端部48を二股に入る形状とし、ヒ ンジピン50を端部46,48に通して連結してある。その結果、第2部材28 は、図1の仮想線で示すように、ヒンジピン50を中心として第1部材26に対 して揺動する。
【0022】 第3部材30は、全体に円弧状に形成され、円形溝36,38,40の径方向 の外方に位置するように配置され、一方の端部52が第1部材26の他方の端部 49に揺動可能に連結されている。その連結構造は、図2に示した第1部材26 と第2部材28との連結構造と同様でよい。その結果、第3部材30は、図1の 仮想線で示すように、ヒンジピン50を中心として第1部材26に対して揺動す る。
【0023】 第2部材26及び第3部材30それぞれの他方の端部47,53を拘束して接 近又は離隔させる手段56が設けられている。
【0024】 図示の実施例では、接近又は離隔手段56は、第3部材30の他方の端部53 を貫通するボルト58と、第2部材28の他方の端部47に揺動可能に連結され 、ボルト58がねじ込まれる雌ねじを有するリングナット60とを含む。第2部 材28と第3部材30とは、いずれにボルト58を貫通させてもよく、リングナ ット60をいずれの部材28,30に設けてもよい。要は、一方にボルト58を 貫通させ、他方にリングナット60を取り付ける。
【0025】 第3部材30の端部53は円弧部分から径方向へ立ち上がっており、ここに貫 通孔62が開けられている。一方、リングナット60は、第1部材26の端部4 8と第2部材28の端部46との連結構造と同様の連結構造によって第2部材2 8の端部47に連結されている。その結果、リングナット60はヒンジピン50 を中心として第2部材28に対して揺動する。
【0026】 ボルト58は六角孔付きボルトであり、六角ソケット64を有するラチェット ハンドル65によってねじ込まれる。ボルト58をリングナット60にねじ込む と、2つの端部47,53は互いに接近し、ねじ込みを止めたところで保持され る。また、ボルト58を緩めると2つの端部47,53は互いに離隔する。
【0027】 第1部材26と、第2部材28と、第3部材30とは、ボルト58をある程度 ねじ込んだとき、全体に円形の内周面を呈するように形成されている。推進すべ き管22をその内周面によって直接挾持することもできるが、図4ないし図6に 示すように複数のチャックピースを使用して管22を挾持することが好ましい。 このようにすれば、経年的にチャックピースに摩耗が生ずることから、摩耗した チャックピースを交換することによって、チャック20の寿命を延ばすことがで きる。また、管22を円周方向に間隔をおいた複数箇所でチャックピースを介し て挾持するため、チャックピースと管22との接触性を高めることができる。
【0028】 図1に示したチャックプレート24は、直径の異なる3つの円形溝36,38 ,40を有し、外径の異なる3つの管の端部を挿入可能である。そこで、チャッ ク20は、第1部材26ないし第3部材30に着脱可能な、推進すべき管の外径 に適応する3組のチャックピースを有する。
【0029】 図4に示した実施例では、同じ寸法の7個のチャックピース66が配置されて いる。そのうちの3個のチャックピース66が第1部材26の内周面に、2個の チャックピース66がそれぞれ第2部材28及び第2部材30の内周面に取り付 けられている。チャックピース66は、各部材26,28,30を貫通したボル ト68をチャックピース66に設けたねじ孔にねじ込んで各部材に固定されてい る。図4のチャックピース66は、チャックプレート24の最も大きな円形溝3 6に端部が挿入された管22Aを挾持するのに用いられる。
【0030】 図5に示した実施例では、同じ寸法の7個のチャックピース70が配置されて いる。そのうちの3個のチャックピース70が第1部材26の内周面に、2個の チャックピース70がそれぞれ第2部材28及び第2部材30の内周面に取り付 けられている。チャックピース70は、各部材26,28,30を貫通したボル ト72をチャックピース70に設けたねじ孔にねじ込んで各部材に固定されてい る。図5のチャックピース70は、チャックプレート24の中間の円形溝38に 端部が挿入された管22Bを挾持するのに用いられる。
【0031】 図6に示した実施例では、同じ寸法の7個のチャックピース74が配置されて いる。そのうちの3個のチャックピース74が第1部材26の内周面に、2個の チャックピース74がそれぞれ第2部材28及び第2部材30の内周面に取り付 けられている。チャックピース74は、各部材26,28,30を貫通したボル ト76をチャックピース74に設けたねじ孔にねじ込んで各部材に固定されてい る。図6のチャックピース74は、チャックプレート24の最も小さな円形溝4 0に端部が挿入された管22Cを挾持するのに用いられる。
【0032】 図4ないし図6から明らかであるように、推進すべき管の外径が大きくなるほ ど、チャックピースの厚みが小さくなっている。これによって、推進すべき管を 一方では、その端部をチャックプレート24の円形溝に挿入して、他方では、チ ャックピースで挾持して正確に保持できる。各チャックピースの円周方向の長さ は、全体のチャックピースの長さを合わせたものがこのチャックピースで挾持す る管の円周長さの3分の1ないし2分の1程度になるように定めることができる 。チャックピースは、例えば炭素鋼を削って所定の形状とし、熱処理して作るこ とができる。
【0033】 再び図2を参照すると、チャックプレート24は水を通過させる貫通孔77を 中央に有し、チャックプレート24の円形溝36,38,40は推進すべき管の 端部を液密に保つシール材78を有する。シール材78は、図示の実施例ではO リングであり、推進すべき管の端部の外周面に密接するように円形溝36,38 ,40に設けたOリング溝にはめ込んで接着されている。
【0034】 次に、正面状態の図7と、平面状態の図8と、側面状態の図9と、背面状態の 図10とを参照して管推進装置80を説明する。管推進装置80は、管押し台8 2と、ガイド84を有するベース86と、推進シリンダ90とを備える。管推進 装置80そのものは、チャックプレート24が管押し台82に連結された点を除 いて、登録第3058201号公報に記載された推進装置と実質的に同じ構造とするこ とができる上、本考案とは直接関係がないため、構造の詳細な説明は省略する。
【0035】 チャックプレート24が連結された管押し台82は、両側にあるガイド84に 沿って移動可能である。管押し台82は、それ自体公知の2基の油圧モータ92 を下方部分に有し、操作部94が上方部分に取り付けられている。油圧モータ9 2は外部の油圧源に接続され、管押し台82の回転部を回転させる。すなわち、 この実施例では、チャックプレート24は管押し台82の回転部に連結され、回 転部によって回転される。そして、管押し台82の全体によって推進される。
【0036】 ベース86は、平面形状が長方形状を呈するように型鋼によって枠状に形成さ れており、片側に2つずつ、合計4つのレベルジャッキ96を有する。レベルジ ャッキ96はねじジャッキであり、ベース86に対して上下方向へ進退可能であ る。管の推進する向きAに対して後方側のベース86の端部には反力受け材98 が直立して設けられており、前方側のベース86の端部には支持プレート100 が直立して設けられている。一対の円筒状ガイド84が管の推進する向きAへ平 行に伸びるように反力受け材98と支持プレート100との間にわたって管をは さんで両側に配置され、反力受け材98と支持プレート100とに固定されてい る。
【0037】 一対の推進シリンダ90が管押し台82を移動させるべくベース86に設置さ れている。一対の推進シリンダ20は液圧シリンダ装置であり、管22の推進す る向きAへ平行に伸びるように管22をはさんで両側に配置されている。
【0038】 図10に示すように、管推進装置80は、推進すべき管の内部に水を供給する 注水ポート102を有する。この注水ポート102から水を供給すると、水はチ ャックプレート24の貫通孔77を経て管22の内部に至り、推進中に管22内 部に充満する土砂に直接注水される。
【0039】 チャック20の第1部材26と、第2部材28と、第3部材30とに、例えば チャックピース66を取り付け、推進すべき管22の端部をチャックプレートの 円形溝36に挿入し、第2部材28と第3部材30とをボルト58とリングナッ ト60とによって締め付け、推進すべき管22をチャック20によって挾持する 。その後、油圧モータ92を作動して管押し台82の回転部を回転させながら推 進シリンダ90を作動すると、管押し台82が押し出されるため、管22は回転 しながらベース86に取り付けた管受け104で支えられて前進し、地中に推進 される。
【0040】 管22が所定距離推進した後、管押し台を82を最初の位置に戻し、次に推進 すべき管をチャック20で挾持する。そして、既に推進し終えた管22の後方の 端部32に次に推進すべき管22の前方の端部33を嵌合し、全周を溶接する。 その後再び、油圧モータ92を作動して管押し台82の回転部を回転させながら 推進シリンダ90を作動し、管22を推進する。
【0041】 この実施例のように、既に地中に推進し終えた管とこれから推進しようとする 管とを溶接によって接合することが好ましい。推進し終えた管の端部とこれから 推進しようとする管の端部とをねじ結合する場合、推進すべき管の前方側の端部 に雌ねじを切り、後方側の端部に雄ねじを切る必要があるため、管の製作に手間 が掛かるが、いんろう継手部分を溶接する態様であれば、作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る管推進装置用チャックの実施例
を示す正面図である。
【図2】 図1に示したチャックの一部を破断した側面
図である。
【図3】 管推進装置によって推進すべき管の断面図で
ある。
【図4】 管とチャックピースとを示す一部を断面とし
た正面図である。
【図5】 管とチャックピースとを示す一部を断面とし
た正面図である。
【図6】 管とチャックピースとを示す一部を断面とし
た正面図である。
【図7】 管推進装置の正面図である。
【図8】 管推進装置の平面図である。
【図9】 管推進装置の側面図である。
【図10】 管推進装置の背面図である。
【符号の説明】
20 チャック 22 管 24 チャックプレート 26 第1部材 28 第2部材 30 第3部材 36,38,40 円形溝 56 保持手段 58 ボルト 60 リングナット 66,70,74 チャックピース 80 管推進装置 82 管押し台

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に推進すべき管を管推進装置に連結
    するチャックであって、 推進すべき管の端部を挿入可能な少なくとも1つの円形
    溝を有する、前記管推進装置に連結されたチャックプレ
    ートと、 全体に円弧状に形成され、前記円形溝の径方向の外方に
    位置するように前記チャックプレートに固定された第1
    部材と、 全体に円弧状に形成され、前記円形溝の径方向の外方に
    位置するように配置された第2部材であって一方の端部
    が前記第1部材の一方の端部に揺動可能に連結された第
    2部材と、 全体に円弧状に形成され、前記円形溝の径方向の外方に
    位置するように配置された第3部材であって一方の端部
    が前記第1部材の他方の端部に揺動可能に連結された第
    3部材と、 前記第2部材及び前記第3部材それぞれの他方の端部を
    拘束して接近又は離隔させる手段とを備える、管推進装
    置用チャック。
  2. 【請求項2】 前記管推進装置は、推進すべき管の内部
    に水を供給可能であり、前記チャックプレートは水を通
    過させる貫通孔を有し、前記チャックプレートの円形溝
    は、推進すべき管の端部を液密に保つシール材を有す
    る、請求項1に記載の管推進装置用チャック。
  3. 【請求項3】 前記チャックプレートは、外径の異なる
    複数の推進すべき管の端部が挿入可能な複数の円形溝を
    有し、前記チャックは、前記第1部材ないし第3部材に
    着脱可能な、推進すべき管の外径に適応する複数のチャ
    ックピースの組を複数の円形溝と同数有する、請求項1
    又は2に記載の管推進装置用チャック。
  4. 【請求項4】 前記手段は、前記第2部材の他方の端部
    を貫通するボルトと、前記第3部材の他方の端部に揺動
    可能に連結され、前記ボルトがねじ込まれるリングナッ
    トとを含む、請求項1又は2に記載の管推進装置用チャ
    ック。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215608A (ja) * 2007-02-23 2008-09-18 Garlock Sealing Technologies Llc スプリット・ベアリング・アイソレータならびにシール組み立て方法

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