JP3065368U - 回転パラソル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風の強い日でも広げられるパラソルを提供す
る。 【解決手段】 パラソルの布地を、風車の羽根の様に、
風を受ける構造にして、主骨（１）に取り付け、主軸
（５）の部分に、回転機構（６）を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、布地の形状と、回転機構を設けた事を、特徴とするパラソルに関 する物である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、パラソルでは、十数枚の布地を縫い合わせて、１枚の布地として、主骨 に取り付ける物が多かった。近年骨組みが、木製の物や主軸が折れ曲がって、日 陰が作り易い物が登場し、中には頂上部に穴が開き、別の布地がその上を覆い、 ベンチレーターの役割をする物や、特開平０７−３１３２３０号公報のように、 布地の部分が、椰子の木の葉の様な形の物がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これまで、パラソルは日差しが強くても、風の強い日や場所では、風に飛ばさ れそうで使い難かった。またパラソルの下では、日陰ではあっても、中の空気が 熱せられ閉鎖的で、息苦しかった、特開平０７−３１３２３０号広報の方法では 、場所により不似合いである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

パラソルの布地に、風車の羽根の様に風を受ける部分を設けて、主骨（１）に 取り付け、主軸（５）の部分に、回転機構（６）を設けた。

【０００５】

【考案の実施の形態】

【０００６】

【実施例】

実施例１ 実施例１は、図１の様にパラソルの布地（３）の、一枚一枚をらせん状に作り 、布地（３ａ）〜（３ｈ）を、図１の点線の分、重なりを取って重ね合わせ、主 骨（１ａ）〜（１ｈ）の上に乗る部分の（３ａ）〜（３ｈ）の重なり部だけ、縫 い合わせ一枚の布地として、主骨（１）にかぶせ縫い付けます。

【０００７】 図３のパラソルの、上ろくろ（８）と、下ろくろ（７）自体に、回転機構（６ ａ）、（６ｂ）を取付て、主軸（５）に対して、自由に回転出来る様にしたパラ ソルです。

【０００８】 実施例２ 図２のように、従来のパラソルの布地（３）の、主骨（１）の中間に、大きな 穴を開け、その部分を補強する為に、網目の布地（９）を縫い付け、その上から 蓋をするように、別の布地（４）をかぶせ、図２の（Ｆ）、（Ａ）、（Ｂ）、（ Ｃ）、（Ｄ）間を、布地（３）に縫い付け、（Ｄ）、（Ｅ）、（Ｆ）間は縫わず に置き、めくれ上がり防止のため（Ｅ）点だけを布地（３）に縫い付けます。

【０００９】 パラソルが開かれた時の、下ろくろ（７）の位置より下の部分の、主軸（５）に 、回転機構（６ｃ）を取り付けたパラソルです。

【００１０】

【考案の効果】

多少の風を受けても、風が通り抜け、回転して、風の影響を受けない上に、パ ラソルの中に、熱い空気が溜まる事もなく解放的で、息苦しさもない、さらに、 高速で回るような、危険も少なく、時々隙間から指す光が木漏れ日の様で、この パラソルを使えば、風の強い時でも快適に日差しを遮る事が、出来る様になった 。

【００１１】 雨傘に応用しても十分に雨をしのぎ、風の強い日も平気で差せる。

【００１２】

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す上面図である。

【図２】実施例２を示す上面図である。

【図３】実施例１、２の骨組みの側面図である。

【符号の説明】

１ 主骨 ２ 支骨 ３ 布地 ４ 布地 ５ 主軸 ６ 回転機構 ７ 下ろくろ ８ 上ろくろ ９ 編み目の布地 Ａ 布地（４）の（Ａ）点 Ｂ 布地（４）の（Ｂ）点 Ｃ 布地（４）の（Ｃ）点 Ｄ 布地（４）の（Ｄ）点 Ｅ 布地（４）の（Ｅ）点 Ｆ 布地（４）の（Ｆ）点

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 パラソルの布地（３）に、風を受けると
   回転運動を、起こそうとする部分と、パラソルのシャフ
   ト部分に、回転機構（６）を設けた事を特徴とするパラ
   ソル。