JP3007549U - パラソルの風よけ

Info

(57)【要約】【目的】パラソルの使用方法や用途を拡大する事がで
きる、簡単で安いカバーを提供する。【構成】パラソルの傘部（１）から地面（３）まで垂
れるカバーを、装着することを特徴とする。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、パラソルを覆うカバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、パラソルの全体を覆うようなカバーはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

パラソルは次のような欠点があった。（イ）日中の日除け以外に用いる事はなく、用途が限られていた。（ロ）浜辺では砂風をさけ切れない。（ハ）太陽の光が斜めになると、日除けとしても十分に機能しなかった。（ニ）斜めに降る雨は避けられない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

カバー（２）にパラソルの上部の軸（４）の通る穴（５）をあけ、傘部（１）にかぶさる保持部（６）をつけ、その下に地面まで届く垂れ膜（７）を設ける。本考案は、以上のような構成よりなる、パラソルの風よけである。

【０００５】

【作用】

（図２）の形状のカバー（２）を、パラソルに被せる事で出来る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。

【実施例１】本考案のカバーを、不透明なポリエチレンで作り、（図３）のように窓（８）となる部分を切って使用した。風がさけれ、雨にも濡れず、着替えも出来た。遠く離れた所からも目立ち自分の場所が良く解った。

【実施例２】本考案のカバーを白い布で作り、防水剤を塗布して（図４）のようにチャック（９）で開閉出来るようにして使用した。山でテントの代わりに用いたところ、テントと同じように寝泊まりできた。又中の防寒性もテントと、全く同等であった。

【実施例３】（実施例２）のカバーで、チャック部分を日陰側に向けて開き、日陰部分を大きくしてバーベキューに用いた。日陰が大きいばかりでなく、風よけにもなり砂塵の混入が防止できた。

【０００７】

【考案の効果】

風よけ、雨避け、ばかりでなく、プライベート空間になり色々な用がたせ、テントの代用にもなった。又、持ち運びにも場所をとらず、簡単に設置出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の構成を示す断面図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の実施例１を示す斜視図である。

【図４】本考案の実施例２を示す斜視図である。

【符号の説明】１傘部２カバー３地面４軸５穴６保持部７垂れ膜８窓９チャック

【実用新案登録請求の範囲】