JP3065355B2 - 医療ベッド用リクライニング駆動装置 - Google Patents
医療ベッド用リクライニング駆動装置Info
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- JP3065355B2 JP3065355B2 JP9-510667A JP51066797A JP3065355B2 JP 3065355 B2 JP3065355 B2 JP 3065355B2 JP 51066797 A JP51066797 A JP 51066797A JP 3065355 B2 JP3065355 B2 JP 3065355B2
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- medical bed
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Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 230000001808 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
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- 230000003213 activating Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、手動式リクライニング機構を有する既存の
手動式医療ベッドを電動式医療ベッドに改造するための
リクライニング駆動装置に関する。
手動式医療ベッドを電動式医療ベッドに改造するための
リクライニング駆動装置に関する。
背景技術 従来から、医療ベッド20(第17図参照)には、手動式
リクライニング機構21を設けた形式の手動式医療ベッド
がある。
リクライニング機構21を設けた形式の手動式医療ベッド
がある。
この手動式リクライニング機構21は、クランクハンド
ル22の手動回転運動を直線運動に変換するシリンダ23
と、このシリンダ23の直動杆24に連結され医療ベッド本
体25の一部を傾動させる起倒レバー26とで構成されてい
る。
ル22の手動回転運動を直線運動に変換するシリンダ23
と、このシリンダ23の直動杆24に連結され医療ベッド本
体25の一部を傾動させる起倒レバー26とで構成されてい
る。
そして、クランクハンドル22をリクライニング機構21
のリクライニング操作軸27に連結している連結機構に
は、第18図、第19図に示す2種類ある。
のリクライニング操作軸27に連結している連結機構に
は、第18図、第19図に示す2種類ある。
第18図に示す連結機構30は、溝31と突条32とが互いに
係合し、貫通ピン33によって連結状態が保持されてい
る。クランクハンドル22は、貫通ピン33を抜き取ること
によってリクライニング操作軸27から取り外すことがで
きる。
係合し、貫通ピン33によって連結状態が保持されてい
る。クランクハンドル22は、貫通ピン33を抜き取ること
によってリクライニング操作軸27から取り外すことがで
きる。
第19図に示す連結機構40は、リクライニング操作軸27
上の駆動用ピン41と駆動用溝42とが互いに係合し、スプ
リング43の牽引によって連結状態が保持されている。ク
ランクハンドル22(第20図参照)は、使用しないとき、
危険防止のため、ヒンジ用ピン44と長孔45とを案内にし
ながらスプリング43に抗して牽引されて、リクライニン
グ操作軸27から係合を外され、医療ベッド20の外部に突
出しないようになっている。又、クランクハンドル22
は、ヒンジ用ピン44を抜き取ることによってリクライニ
ング操作軸27から取り外すことができる。
上の駆動用ピン41と駆動用溝42とが互いに係合し、スプ
リング43の牽引によって連結状態が保持されている。ク
ランクハンドル22(第20図参照)は、使用しないとき、
危険防止のため、ヒンジ用ピン44と長孔45とを案内にし
ながらスプリング43に抗して牽引されて、リクライニン
グ操作軸27から係合を外され、医療ベッド20の外部に突
出しないようになっている。又、クランクハンドル22
は、ヒンジ用ピン44を抜き取ることによってリクライニ
ング操作軸27から取り外すことができる。
ところが、このようにクランクハンドル22を有する手
動式医療ベッド20は、クランクハンドル22を手で回して
リクライニング作業を行わなければならず、かなりの重
労働であり、病院内において多数の医療ベッドが設置さ
れているときには、医療行為以外の労働を頻繁に看護婦
に強いることになるという問題点を有している。また、
家庭内の介護者においても同様である。
動式医療ベッド20は、クランクハンドル22を手で回して
リクライニング作業を行わなければならず、かなりの重
労働であり、病院内において多数の医療ベッドが設置さ
れているときには、医療行為以外の労働を頻繁に看護婦
に強いることになるという問題点を有している。また、
家庭内の介護者においても同様である。
なお、この重労働から解放するために、電動アクチュ
エータ付きの電動式医療ベッドがあるが、この電動式医
療ベッドは高額であるため、既存の手動式リクライニン
グ機構付きの手動式医療ベッド20を廃棄してまで新規導
入することには経済上の問題がある。
エータ付きの電動式医療ベッドがあるが、この電動式医
療ベッドは高額であるため、既存の手動式リクライニン
グ機構付きの手動式医療ベッド20を廃棄してまで新規導
入することには経済上の問題がある。
本発明の目的は、手動式リクライニング機構付きの既
存の手動式医療ベッドをそのまま使用して電動式の医療
ベッドに改造し、看護婦又は介護者を重労働のリクライ
ニング作業から解放するためのリクライニング駆動装置
を提供することである。
存の手動式医療ベッドをそのまま使用して電動式の医療
ベッドに改造し、看護婦又は介護者を重労働のリクライ
ニング作業から解放するためのリクライニング駆動装置
を提供することである。
本発明の他の目的は、装置自体に過負荷をかけること
なく、起倒レバーを所定の姿勢で停止させることができ
るリクライニング駆動装置を提供することである。
なく、起倒レバーを所定の姿勢で停止させることができ
るリクライニング駆動装置を提供することである。
発明の開示 本発明は、クランクハンドルが着脱可能に取付けられ
るリクライニング操作軸の一端に伝動軸を介して係脱す
る出力軸を有するモータ付き減速機のケーシングに、前
記リクライニング操作軸と前記出力軸の軸芯を一致させ
て前記ケーシングをベッドフレームに取り付ける支持金
具を設け、前記伝動軸の両端のそれぞれを前記出力軸に
係脱可能に形成するとともにクランクハンドルが除去さ
れたリクライニング操作軸に係脱可能に形成した医療ベ
ッド用リクライニング駆動装置を提供する。
るリクライニング操作軸の一端に伝動軸を介して係脱す
る出力軸を有するモータ付き減速機のケーシングに、前
記リクライニング操作軸と前記出力軸の軸芯を一致させ
て前記ケーシングをベッドフレームに取り付ける支持金
具を設け、前記伝動軸の両端のそれぞれを前記出力軸に
係脱可能に形成するとともにクランクハンドルが除去さ
れたリクライニング操作軸に係脱可能に形成した医療ベ
ッド用リクライニング駆動装置を提供する。
このリクライニング駆動装置は、クランクハンドルを
リクライニング操作軸から取り外し、クランクハンドル
が連結されていたクランク連結部に伝動軸に形成した係
合部を係合させ且つケーシングの支持金具を医療ベッド
のフレームに係合させてケーシングごと医療ベッドに取
付けられる。
リクライニング操作軸から取り外し、クランクハンドル
が連結されていたクランク連結部に伝動軸に形成した係
合部を係合させ且つケーシングの支持金具を医療ベッド
のフレームに係合させてケーシングごと医療ベッドに取
付けられる。
モータを起動すると、出力軸及び伝動軸を介して、リ
クライニング操作軸が回転し、手動式医療ベッドの一部
分の起倒が行われる。
クライニング操作軸が回転し、手動式医療ベッドの一部
分の起倒が行われる。
このようにして、既在の手動式医療ベッドにクランク
ハンドルを外してからリクライニング駆動装置を組み込
むことによって、手動式医療ベッドは電動式医療ベッド
に改造され、看護婦又は介護者が重労働のリクライニン
グ作業から解放される。
ハンドルを外してからリクライニング駆動装置を組み込
むことによって、手動式医療ベッドは電動式医療ベッド
に改造され、看護婦又は介護者が重労働のリクライニン
グ作業から解放される。
また、本発明は、前記出力軸を減速して回動するリク
ライニング検出軸と、該検出軸上で位相変更可能な一対
のリクライニング検出用カムと、前記カムによって起動
して前記出力軸の回転を停止させるリミットスイッチと
を有する医療ベッド用リクライニング駆動装置を提供す
る。
ライニング検出軸と、該検出軸上で位相変更可能な一対
のリクライニング検出用カムと、前記カムによって起動
して前記出力軸の回転を停止させるリミットスイッチと
を有する医療ベッド用リクライニング駆動装置を提供す
る。
ベッドを傾動させる直動杆の前進限及び後退限は、電
動モータの過電流保護装置によって検出して、その電動
モータを停止させるのが一般的である。しかし、この様
な場合、駆動装置本体に無理な力が作用して、装置全体
の機械的寿命を著しく低下させる。
動モータの過電流保護装置によって検出して、その電動
モータを停止させるのが一般的である。しかし、この様
な場合、駆動装置本体に無理な力が作用して、装置全体
の機械的寿命を著しく低下させる。
そこで、本発明では、出力軸を減速して回動するリク
ライニング検出軸を設け、この検出軸に枢着したカムを
リミットスイッチによって検出することで、出力軸の回
転を停止させることとしている。出力軸から検出軸への
減速は、リクライニング操作軸の最大回転数より大きな
減速比で行われる。
ライニング検出軸を設け、この検出軸に枢着したカムを
リミットスイッチによって検出することで、出力軸の回
転を停止させることとしている。出力軸から検出軸への
減速は、リクライニング操作軸の最大回転数より大きな
減速比で行われる。
また、医療ベッドには種々のタイプのものがあるが、
検出軸に対するそれぞれのカムの位相を変更可能とする
ことで、それぞれのカムを直動杆の前進限及び後退限に
対応させて調整できる。
検出軸に対するそれぞれのカムの位相を変更可能とする
ことで、それぞれのカムを直動杆の前進限及び後退限に
対応させて調整できる。
図面の簡単な説明 第1は、本発明の実施例のリクライニング駆動装置の
正面図であり、一部分断面で表わしてある。
正面図であり、一部分断面で表わしてある。
第2図は、第1図を右側から見た図である。
第3図は、第1図においてリクライニング駆動装置を
上方から見た図である。
上方から見た図である。
第4図は、第1図を左側から見た概略図である。
第5図は、本発明の他の実施例のリクライニング駆動
装置の正面図であり、一部分断面で表わしてある。
装置の正面図であり、一部分断面で表わしてある。
第6図は、第5図を右側から見た図である。
第7図は、第5図においてリクライニング駆動装置を
上方から見た図であり、ケーシングの部分を破断した図
である。
上方から見た図であり、ケーシングの部分を破断した図
である。
第8図は、第7図中8−8矢視断面概略図である。
第9図は、本発明のさらに他の実施例のリクライニン
グ駆動装置の正面図であり、一部分断面で表わしてあ
る。
グ駆動装置の正面図であり、一部分断面で表わしてあ
る。
第10図は、第9図の駆動装置の内部の断面図である。
第11図は、カムとリミットスイッチとの相対位置を示
す平面図である。
す平面図である。
第12図は、第9図の連結具の支持金具を示し、(a)
は正面図、(b)は側面図である。
は正面図、(b)は側面図である。
第13図は、本発明のさらに他の実施例のリクライニン
グ駆動装置の正面図であり、一部分断面で表わしてあ
る。
グ駆動装置の正面図であり、一部分断面で表わしてあ
る。
第14図は、第13図の連結具の支持金具を示し、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
第15図は、本発明のさらに他の実施例のリクライニン
グ駆動装置の正面図であり、一部分断面で表わしてあ
る。
グ駆動装置の正面図であり、一部分断面で表わしてあ
る。
第16図は、第15図の連結具の支持金具を示し、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
第17図は、医療ベッドの概略正面図である。
第18図は、クランクハンドルの連結機構の斜視図であ
る。
る。
第19図は、クランクハンドルの他の連結機構の正面図
である。
である。
第20図は、第11図においてクランクハンドルの非使用
状態を示す正面図である。発明の実施するための最良の
形態 第1図乃至第4図には、第18図に示す連結機構30を具
えた手動式医療ベッド20に取付けられるリクライニング
駆動装置50が示されている。
状態を示す正面図である。発明の実施するための最良の
形態 第1図乃至第4図には、第18図に示す連結機構30を具
えた手動式医療ベッド20に取付けられるリクライニング
駆動装置50が示されている。
このリクライニング駆動装置50は、ケーシング51、電
動モータ52、減速機構53、伝動軸54等で構成されてい
る。
動モータ52、減速機構53、伝動軸54等で構成されてい
る。
電動モータ52はケーシング51に取付けられている。電
動モータ52の回転軸55にはウォーム56が取付けられてい
る。ウォーム56はウォームホイールに噛合している。ウ
ォーム56とウォームホイール57は減速機構53を構成して
いる。
動モータ52の回転軸55にはウォーム56が取付けられてい
る。ウォーム56はウォームホイールに噛合している。ウ
ォーム56とウォームホイール57は減速機構53を構成して
いる。
ウォームホイール57の出力軸58はウォームケース59に
軸承されている。ウォームケース59は、ウォームケース
59と一体の取付用脚60,60の部分でケーシング51に取付
けられている。
軸承されている。ウォームケース59は、ウォームケース
59と一体の取付用脚60,60の部分でケーシング51に取付
けられている。
ウォームホイール57の回転軸58の先端には伝動軸54が
ノックピン61によって取付けられている。伝動軸54の先
端には突片(係合部)62が形成されている。突片62は、
第18図に示す医療ベッド20のリクライニング操作軸27の
溝(クランク連結部)30に係合するようになっている。
ノックピン61によって取付けられている。伝動軸54の先
端には突片(係合部)62が形成されている。突片62は、
第18図に示す医療ベッド20のリクライニング操作軸27の
溝(クランク連結部)30に係合するようになっている。
ケーシング51には、2本のシリンダ取付用ボルト(被
取付部)63,63に係合する係合溝64が一対形成されてい
る。シリンダ取付用ボルト63は、シリンダ23に取付けら
れたブラケット65を医療ベッド20に取付けられた吊下金
具66に取付けるためのボルトである。
取付部)63,63に係合する係合溝64が一対形成されてい
る。シリンダ取付用ボルト63は、シリンダ23に取付けら
れたブラケット65を医療ベッド20に取付けられた吊下金
具66に取付けるためのボルトである。
ケーシング51内には制御回路67が設けられている。制
御回路67は、手元の押釦スイッチ(図示省略)の操作に
よって、電動モータ52を正転、逆転させる回路である。
又、制御回路67は、電動モータ52の過負荷保護機能も備
えている。
御回路67は、手元の押釦スイッチ(図示省略)の操作に
よって、電動モータ52を正転、逆転させる回路である。
又、制御回路67は、電動モータ52の過負荷保護機能も備
えている。
次に、リクライニング駆動装置50の使い方を説明す
る。
る。
先ず、第18図に示す手動式医療ベッド20の貫通ピン33
を抜き取ってクランクハンドル22をリクライニング操作
軸27から外す。次に、リクライニング駆動装置50のケー
シング51の係合溝64を、シリンダ取付用ボルト63に係合
させる。同時に、伝動軸54の突片62をリクライニング操
作軸27の溝31に差し込む。もし、突片62と溝31との相対
位置にずれが生じているときには、突片62を手動回転さ
せて位置を合わせる。その後、固定用ボルト68をケーシ
ング51にねじ込み、固定用ボルト68の先端でブラケット
65の外周を押圧する。このことによって、リクライニン
グ駆動装置50は医療ベッド20に取付けられたことにな
る。
を抜き取ってクランクハンドル22をリクライニング操作
軸27から外す。次に、リクライニング駆動装置50のケー
シング51の係合溝64を、シリンダ取付用ボルト63に係合
させる。同時に、伝動軸54の突片62をリクライニング操
作軸27の溝31に差し込む。もし、突片62と溝31との相対
位置にずれが生じているときには、突片62を手動回転さ
せて位置を合わせる。その後、固定用ボルト68をケーシ
ング51にねじ込み、固定用ボルト68の先端でブラケット
65の外周を押圧する。このことによって、リクライニン
グ駆動装置50は医療ベッド20に取付けられたことにな
る。
そして、手元の押釦スイッチを操作して、電動モータ
52を始動させる。電動モータ52の回転力は、ウォーム5
6、ウォームホイール57、出力軸58、ノックピン61、伝
動軸54、突片62、リクライニング操作軸27の溝31を介し
て、リクライニング操作軸27に伝達される。これによっ
て、医療ベッド本体25(第17図参照)の一部分が起倒さ
れる。このようにして、クランクハンドル22の代わりに
リクライニング駆動装置50を取付けることによって手動
式医療ベッドは、電動式医療ベッドに改造されたことに
なる。
52を始動させる。電動モータ52の回転力は、ウォーム5
6、ウォームホイール57、出力軸58、ノックピン61、伝
動軸54、突片62、リクライニング操作軸27の溝31を介し
て、リクライニング操作軸27に伝達される。これによっ
て、医療ベッド本体25(第17図参照)の一部分が起倒さ
れる。このようにして、クランクハンドル22の代わりに
リクライニング駆動装置50を取付けることによって手動
式医療ベッドは、電動式医療ベッドに改造されたことに
なる。
第5図乃至第8図は、第19図に示す連結機構40を具え
た手動式医療ベッド20に取付けられるリクライニング駆
動装置70を示す。
た手動式医療ベッド20に取付けられるリクライニング駆
動装置70を示す。
このリクライニング駆動装置70も、ケーシング71、電
動モータ72、減速機構73、第3平歯車(出力軸)74等で
構成されている。電動モータ72はケーシング71に取付け
られている。電動モータ72の回転軸75にはウォーム76が
取付けられている。ウォーム76はウォームホイール77に
噛合している。ウォームホイール77の回転軸78はウォー
ムケース79に軸承されている。ウォームケース79はケー
シング71に取付けられている。回転軸78の先端は、公知
の締結装置92によって第1平歯車80に固定されている。
第1平歯車80はウォームホイール77の回転軸78とケーシ
ング71とに支持されている。
動モータ72、減速機構73、第3平歯車(出力軸)74等で
構成されている。電動モータ72はケーシング71に取付け
られている。電動モータ72の回転軸75にはウォーム76が
取付けられている。ウォーム76はウォームホイール77に
噛合している。ウォームホイール77の回転軸78はウォー
ムケース79に軸承されている。ウォームケース79はケー
シング71に取付けられている。回転軸78の先端は、公知
の締結装置92によって第1平歯車80に固定されている。
第1平歯車80はウォームホイール77の回転軸78とケーシ
ング71とに支持されている。
第1平歯車80は、第2平歯車81に噛合している。第2
平歯車81は支持軸82上に軸受83によって回転自在に設け
られている。支持軸82の両端はケーシング71に支持され
ている。第2平歯車81は、第3平歯車74に噛合してい
る。第3平歯車74の一方の側面はケーシング71に設けら
れた保持部材84に回転自在に設けられている。第3平歯
車74には、リクライニング操作軸27が貫通する孔85と、
リクライニング操作軸27上の駆動用ピン(クランク連結
部)41が係合するピン受入溝(係合部)86とが形成され
ている。ピン受入溝86は駆動用ピン41を受け入れ易いよ
うに入口が末広がり状に形成されている。
平歯車81は支持軸82上に軸受83によって回転自在に設け
られている。支持軸82の両端はケーシング71に支持され
ている。第2平歯車81は、第3平歯車74に噛合してい
る。第3平歯車74の一方の側面はケーシング71に設けら
れた保持部材84に回転自在に設けられている。第3平歯
車74には、リクライニング操作軸27が貫通する孔85と、
リクライニング操作軸27上の駆動用ピン(クランク連結
部)41が係合するピン受入溝(係合部)86とが形成され
ている。ピン受入溝86は駆動用ピン41を受け入れ易いよ
うに入口が末広がり状に形成されている。
ケーシング71には、ブラケット(被取付部)89に係合
する係合溝88,88が形成されている。ブラケット89はシ
リンダ23に取付けられ、シリンダ取付用ボルト87によっ
て吊下金具90に設けられている。吊下金具90は医療ベッ
ド20に取付けられている。
する係合溝88,88が形成されている。ブラケット89はシ
リンダ23に取付けられ、シリンダ取付用ボルト87によっ
て吊下金具90に設けられている。吊下金具90は医療ベッ
ド20に取付けられている。
次に、リクライニング駆動装置70の使い方を説明す
る。
る。
先ず、第19図に示す手動式医療ベッド20のヒンジ用ピ
ン44を抜き取ってクランクハンドル22をリクライニング
操作軸27から外す。次に、リクライニング駆動装置70の
ケーシング71の係合溝88をブラケット89に係合させる。
同時に、リクライニング操作軸27を第3平歯車74の孔85
に挿入させ、リクライニング操作軸27の先端をケーシン
グ71に支持させる。このとき、リクライニング操作軸27
上の駆動用ピン41が第3平歯車74のピン受入溝86に進入
する。もし、駆動用ピン41とピン受入溝86との相対位置
にずれが生じているときには、第3平歯車74を手動回転
させて駆動用ピン41とピン受入溝86との位置を合わせ
る。その後、固定用ボルト91をケーシング71にねじ込
み、固定用ボルト91の先端でブラケット89の外周を押圧
する。このことによって、リクライニング駆動装置70は
医療ベッド20に取付けられたことになる。
ン44を抜き取ってクランクハンドル22をリクライニング
操作軸27から外す。次に、リクライニング駆動装置70の
ケーシング71の係合溝88をブラケット89に係合させる。
同時に、リクライニング操作軸27を第3平歯車74の孔85
に挿入させ、リクライニング操作軸27の先端をケーシン
グ71に支持させる。このとき、リクライニング操作軸27
上の駆動用ピン41が第3平歯車74のピン受入溝86に進入
する。もし、駆動用ピン41とピン受入溝86との相対位置
にずれが生じているときには、第3平歯車74を手動回転
させて駆動用ピン41とピン受入溝86との位置を合わせ
る。その後、固定用ボルト91をケーシング71にねじ込
み、固定用ボルト91の先端でブラケット89の外周を押圧
する。このことによって、リクライニング駆動装置70は
医療ベッド20に取付けられたことになる。
そして、手元の押釦スイッチ(図示省略)を操作し
て、電動モータ72を始動させる。電動モータ72の回転力
は、ウォーム76、ウォームホイール77、第1、第2、第
3平歯車80,81,74、ピン受入溝86、駆動用ピン41を介し
てリクライニング操作軸27に伝達される。これによっ
て、医療ベッド本体25(図9参照)の一部分が起倒され
る。このようにして、クランクハンドル22の代わりにリ
クライニング駆動装置70を取付けることによって手動式
医療ベッドは、電動式医療ベッドに改造されたことにな
る。
て、電動モータ72を始動させる。電動モータ72の回転力
は、ウォーム76、ウォームホイール77、第1、第2、第
3平歯車80,81,74、ピン受入溝86、駆動用ピン41を介し
てリクライニング操作軸27に伝達される。これによっ
て、医療ベッド本体25(図9参照)の一部分が起倒され
る。このようにして、クランクハンドル22の代わりにリ
クライニング駆動装置70を取付けることによって手動式
医療ベッドは、電動式医療ベッドに改造されたことにな
る。
なお、図1乃至図4に示すリクライニング駆動装置50
はリクライニング操作軸27が医療ベッド20の奥まった場
所にある場合に使用され、図5乃至図8に示すリクライ
ニング駆動装置70はリクライニング操作軸27が医療ベッ
ド20の外側近くの場所にある場合に使用される。このた
め、図5乃至図8に示すリクライニング駆動装置70は、
医療ベッド20の外側に突出しないように第1乃至第3平
歯車80,81,74を医療ベッド20の幅方向に配列してあり、
形状を扁平に形成してある。
はリクライニング操作軸27が医療ベッド20の奥まった場
所にある場合に使用され、図5乃至図8に示すリクライ
ニング駆動装置70はリクライニング操作軸27が医療ベッ
ド20の外側近くの場所にある場合に使用される。このた
め、図5乃至図8に示すリクライニング駆動装置70は、
医療ベッド20の外側に突出しないように第1乃至第3平
歯車80,81,74を医療ベッド20の幅方向に配列してあり、
形状を扁平に形成してある。
第9図乃至第12図はさらに他の実施例を示す。本実施
例のリクライニング駆動装置100は、装置保護機構を有
する。保護機構は、リクライニング角度が最大に達した
とき及びリクライニング角度が最小に達したときに、電
動モータ102を停止させる。すなわち、直動杆が前進限
及び後退限に達したとき、電動モータ102を停止させ
る。
例のリクライニング駆動装置100は、装置保護機構を有
する。保護機構は、リクライニング角度が最大に達した
とき及びリクライニング角度が最小に達したときに、電
動モータ102を停止させる。すなわち、直動杆が前進限
及び後退限に達したとき、電動モータ102を停止させ
る。
保護機構は、ケーシング103内に配置されたリクライ
ニング角度検出軸104と、この検出軸104に取付けられた
一対のカム105,106と、それぞれのカム105,106によって
起動するリミットスイッチ107,108を有する。
ニング角度検出軸104と、この検出軸104に取付けられた
一対のカム105,106と、それぞれのカム105,106によって
起動するリミットスイッチ107,108を有する。
リクライニング角度検出軸104は2つの歯車109を介し
て出力軸110と連動回転する。重要なことは減速比であ
る。通常、出力軸110は最大40〜50回転する。リミット
スイッチ107,108を利用する場合、検出軸104の回転数を
360゜未満にする必要がある。従って、本実施例の場
合、減速比は70に設定されている。一定の減速比を得る
ために、ウォームや遊星歯車列を利用できることはいう
までもない。
て出力軸110と連動回転する。重要なことは減速比であ
る。通常、出力軸110は最大40〜50回転する。リミット
スイッチ107,108を利用する場合、検出軸104の回転数を
360゜未満にする必要がある。従って、本実施例の場
合、減速比は70に設定されている。一定の減速比を得る
ために、ウォームや遊星歯車列を利用できることはいう
までもない。
一対のカム105,106は、リミットスイッチ107,108を起
動して電動モータ102及び出力軸110を停止させるための
ものである。一方のカム105は直動杆前進限検出用カム
であり、他方のカムは106直動杆後退限検出用カムであ
る。それぞれのカム105,106はリクライニング角度検出
軸104に対して位相を変更することができる。例えば、
直動杆が前進限にあるとき、カム105がリミットスイッ
チ107を起動させるように位相を調節し、その位置でカ
ム105に螺合するねじを検出軸104の表面に押圧すれば、
カム105は所定の位置に固定される。
動して電動モータ102及び出力軸110を停止させるための
ものである。一方のカム105は直動杆前進限検出用カム
であり、他方のカムは106直動杆後退限検出用カムであ
る。それぞれのカム105,106はリクライニング角度検出
軸104に対して位相を変更することができる。例えば、
直動杆が前進限にあるとき、カム105がリミットスイッ
チ107を起動させるように位相を調節し、その位置でカ
ム105に螺合するねじを検出軸104の表面に押圧すれば、
カム105は所定の位置に固定される。
カム105,106によって起動したリミットスイッチ107,1
08は、リクライニング操作軸101をこれ以上回転しては
ならないことを検知して、電動モータ102を停止させ
る。これによって、装置を保護でき、ひいては医療ベッ
ドを保護することができる。
08は、リクライニング操作軸101をこれ以上回転しては
ならないことを検知して、電動モータ102を停止させ
る。これによって、装置を保護でき、ひいては医療ベッ
ドを保護することができる。
なお、本実施例では、電動モータ102の停止をカム10
5,106の位相変更により調節しているが、次のように構
成してもよい。すなわち、カムを検出軸104に固定し、
リミットスイッチの位置を変更可能としてもよい。例え
ば、ケーシング103の底部を円弧状に形成し、底部に沿
って検出軸104と同心上に移動可能なスライダを設け
る。スライダはねじ等によって所定の位置に固定され
る。そのスライダにリミットスイッチを取付ける。スラ
イダ及びリミットスイッチの位置の調節することによ
り、直動杆の前進限及び後退限を検出することができ
る。
5,106の位相変更により調節しているが、次のように構
成してもよい。すなわち、カムを検出軸104に固定し、
リミットスイッチの位置を変更可能としてもよい。例え
ば、ケーシング103の底部を円弧状に形成し、底部に沿
って検出軸104と同心上に移動可能なスライダを設け
る。スライダはねじ等によって所定の位置に固定され
る。そのスライダにリミットスイッチを取付ける。スラ
イダ及びリミットスイッチの位置の調節することによ
り、直動杆の前進限及び後退限を検出することができ
る。
第9図乃至第12図の実施例は、改良された連結具の構
成を含んでいる。連結具111は、規格化・統一化された
駆動装置を、多種多様の医療ベッドに接続するための器
具である。連結具111は、駆動装置100を医療ベッドに固
定するための支持金具112と、駆動装置100の出力軸110
をリクライニング操作軸101に接続するための伝動軸113
を有する。
成を含んでいる。連結具111は、規格化・統一化された
駆動装置を、多種多様の医療ベッドに接続するための器
具である。連結具111は、駆動装置100を医療ベッドに固
定するための支持金具112と、駆動装置100の出力軸110
をリクライニング操作軸101に接続するための伝動軸113
を有する。
本実施例の連結具111は、駆動装置100をベッドフレー
ム114に固定するための支持金具112と、六角穴付きリク
ライニング操作軸101に出力軸110を接続するための継手
金具113を有する。
ム114に固定するための支持金具112と、六角穴付きリク
ライニング操作軸101に出力軸110を接続するための継手
金具113を有する。
支持金具112は、駆動装置100のケーシング103に固着
される。そして、支持金具112をベッドフレーム114に懸
架して、下面に螺合するボルト114をベッドフレーム114
に押圧すると、駆動装置100はベッドフレーム114に装着
される。
される。そして、支持金具112をベッドフレーム114に懸
架して、下面に螺合するボルト114をベッドフレーム114
に押圧すると、駆動装置100はベッドフレーム114に装着
される。
なお、第1図乃至第8図の支持金具はケーシングと一
体であるが、本実施例のように、支持金具112をケーシ
ングと別体にすることで、駆動装置の規格化・統一化を
図ることができる。
体であるが、本実施例のように、支持金具112をケーシ
ングと別体にすることで、駆動装置の規格化・統一化を
図ることができる。
継手金具113は、駆動装置100の切欠円状出力軸110に
挿入されて、ねじで固定される。継手金具113の六角状
の先端は、六角穴付きリクライニング操作軸101に挿入
される。
挿入されて、ねじで固定される。継手金具113の六角状
の先端は、六角穴付きリクライニング操作軸101に挿入
される。
第13図及び第14図は、連結具の他の実施例を示す。本
実施例の連結具120の支持金具121は、シリンダ取付用ボ
ルト122を利用して駆動装置123を医療ベッド124に固定
するためのものである。支持金具121は、駆動装置123の
ケーシング125に固着される。そして、一対のアーム126
を吊下金具127とシリンダ128の間に挿入し、シリンダ取
付用ボルト122を係合溝129に挿入してボルト122を締付
け、舌片130に螺合するボルト131をシリンダ128に押圧
すると、駆動装置123はベッドフレーム132に装着され
る。
実施例の連結具120の支持金具121は、シリンダ取付用ボ
ルト122を利用して駆動装置123を医療ベッド124に固定
するためのものである。支持金具121は、駆動装置123の
ケーシング125に固着される。そして、一対のアーム126
を吊下金具127とシリンダ128の間に挿入し、シリンダ取
付用ボルト122を係合溝129に挿入してボルト122を締付
け、舌片130に螺合するボルト131をシリンダ128に押圧
すると、駆動装置123はベッドフレーム132に装着され
る。
本実施例の継手金具は、駆動用ピン133を利用して、
出力軸134からリクライニング操作軸135に回転力を伝達
するものである。継手金具136は、一端を駆動装置123の
切欠円状出力軸134に挿入されて、ねじで固定される。
また、継手金具136は、他端をリクライニング操作軸135
に挿入される。このとき、駆動用ピン133が、継手金具1
36の先端に形成されたピン受入溝137に収納される。
出力軸134からリクライニング操作軸135に回転力を伝達
するものである。継手金具136は、一端を駆動装置123の
切欠円状出力軸134に挿入されて、ねじで固定される。
また、継手金具136は、他端をリクライニング操作軸135
に挿入される。このとき、駆動用ピン133が、継手金具1
36の先端に形成されたピン受入溝137に収納される。
第15図及び第16図は、連結具のさらに他の実施例を示
す。本実施例の連結具140の支持金具141は、シリンダ取
付用ボルト142を利用して駆動装置143を医療ベッド144
に固定するためのものである。支持金具141は、駆動装
置143のケーシング145に固着される。そして、一対のア
ーム146を吊下金具147とシリンダ148の間に挿入し、シ
リンダ取付用ボルト142を吊下金具147及びアーム146に
挿入してそのボルト142を締付けると、駆動装置143はベ
ッドフレーム149に装着される。なお、本実施例の継手
金具は、第14図に示されたもとの同じである。
す。本実施例の連結具140の支持金具141は、シリンダ取
付用ボルト142を利用して駆動装置143を医療ベッド144
に固定するためのものである。支持金具141は、駆動装
置143のケーシング145に固着される。そして、一対のア
ーム146を吊下金具147とシリンダ148の間に挿入し、シ
リンダ取付用ボルト142を吊下金具147及びアーム146に
挿入してそのボルト142を締付けると、駆動装置143はベ
ッドフレーム149に装着される。なお、本実施例の継手
金具は、第14図に示されたもとの同じである。
以上のように、多種多様な医療ベッドに合わせて連結
具を揃えておくことにより、駆動装置自体を汎用化する
ことができる。
具を揃えておくことにより、駆動装置自体を汎用化する
ことができる。
産業上の利用可能性 本発明のリクライニング駆動装置は、ハンドルを取り
外したリクライニング操作軸のクランク連結部に出力軸
又は伝動軸の係合部を連結させ且つケーシングの係合溝
を被取付部に係合させてケーシングごと医療ベッドに取
付けるようになっている。このため、リクライニング駆
動装置は、簡単に手動式リクライニング機構に取付ける
ことができるとともに、手動式リクライニング機構を持
つ既存の手動式の医療ベッドを電動式の医療ベッドに容
易に改造するのに有用である。
外したリクライニング操作軸のクランク連結部に出力軸
又は伝動軸の係合部を連結させ且つケーシングの係合溝
を被取付部に係合させてケーシングごと医療ベッドに取
付けるようになっている。このため、リクライニング駆
動装置は、簡単に手動式リクライニング機構に取付ける
ことができるとともに、手動式リクライニング機構を持
つ既存の手動式の医療ベッドを電動式の医療ベッドに容
易に改造するのに有用である。
さらに、手動式医療ベッドをリクライニング駆動装置
によって電動式医療ベッドに改造することによって、看
護婦又は介護者は重労働のリクライニング作業から解放
される。
によって電動式医療ベッドに改造することによって、看
護婦又は介護者は重労働のリクライニング作業から解放
される。
また、本発明は、出力軸に対して減速回動するリクラ
イニング角度検出軸を設け、この検出軸に枢着されたカ
ムに回転角度をリミットスイッチにより検出し、リクラ
イニング操作軸が駆動する直動杆の前進限及び後退限を
予め検知して出力軸の回転を停止させるので、装置自体
に過負荷が生じることがなく、機械的寿命を延長するこ
とができる。また、それぞれのカムの位相を変更するこ
とで、各種医療ベッドに応じて電動モータの停止位置を
簡易に定めることができる。さらに、サーボモータ等の
高価なモータを必要としない。
イニング角度検出軸を設け、この検出軸に枢着されたカ
ムに回転角度をリミットスイッチにより検出し、リクラ
イニング操作軸が駆動する直動杆の前進限及び後退限を
予め検知して出力軸の回転を停止させるので、装置自体
に過負荷が生じることがなく、機械的寿命を延長するこ
とができる。また、それぞれのカムの位相を変更するこ
とで、各種医療ベッドに応じて電動モータの停止位置を
簡易に定めることができる。さらに、サーボモータ等の
高価なモータを必要としない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−38961(JP,U) 実公 昭60−1696(JP,Y2) 実公 昭60−15547(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 7/018
Claims (3)
- 【請求項1】ベッドフレームと、該ベッドフレームから
離間垂設された一対の吊下金具と、該吊下金具の間に設
けられてクランクハンドルが着脱可能なリクライニング
操作軸と、前記吊下金具の間で該吊下金具に前記リクラ
イニング操作軸を取付けるために前記リクライニング操
作軸の軸線と直交する軸線上で対向する一対のボルトと
を備えた医療用ベッドに利用されるリクライニング駆動
装置であって、 前記リクライニング駆動装置が、前記リクライニング操
作軸の一端に連結される出力軸を有するモータ付き減速
機と、前記モータ付き減速機を支持するケーシングとを
有し、 前記ケーシングに、前記リクライニング操作軸と前記出
力軸の軸芯を一致させて前記ケーシングをベッドフレー
ムに取り付けるための前記出力軸と平行に延びる一対の
支持金具を突設し、該支持金具の先端に前記出力軸の軸
線上でそれぞれのボルトに挿入される係合部を形成し
た、 医療ベッド用リンクライニング駆動装置。 - 【請求項2】前記リクライニング操作軸と前記出力軸の
間に伝動軸を設け、該伝動軸の両端のそれぞれを、前記
出力軸に係脱可能な形状に形成するとともにクランクハ
ンドルが除去されたリクライニング操作軸に係脱可能な
形状に形成した、第1項の医療ベッド用リクライニング
駆動装置。 - 【請求項3】前記出力軸を減速して回動するリクライニ
ング角度検出軸と、該検出軸上で位相変更可能な一対の
リクライニング角度検出用カムと、前記カムによって起
動して前記出力軸の回転を停止させるリミットスイッチ
とを有する、第1項の医療ベッド用リクライニング駆動
装置。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3065355B2 true JP3065355B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=
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