JP3065141U - 浴室保温壁マット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室の壁面や窓ガラス面など室内の熱が逃げ
やすい平面を着脱可能な断熱平面材で出来た浴室保温壁
マットで覆って室内を保温する。 【構成】 シート体２に吸盤体３とキャップ４を取付て
構成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、一般住宅などの浴室において、壁面や窓ガラ
ス面などの垂直平面に着脱可能な状態で断熱材を取付けて浴室内の保温を目的に
用いる浴室保温壁マットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】冬季における浴室の暖房については、エアコンや床暖房などの暖
房設備を建物に施す方法が取られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】上記の様な暖房設備は、建築時に設置されるも
ので長期使用を目的としているがこの考案では、冷気を伝える壁面や窓ガラス面
を断熱性を有するシート体で覆って簡易的に浴室内の保温をしようとするもので
ある。−２−

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本考案の浴室保温壁
マット１においては、断熱性と撥水性のある独立気泡組織の発泡シート材を使用
した。

【０００５】又、吸盤体３をシート体２にキャップ４で装着するのみとし、取扱
いの簡便化を計った。

【０００６】

【作用】シート体２における材料を発泡シート材としたことや、簡便な吸盤体３
の取付構造にしたことにより、シート体２が垂直面に取付やすくなり、又取付場
所に合わせてシート体２の形状変更が可能となった。

【０００７】

【実施例】実施例について図面に基き説明する。図１は、シート体２の周囲に吸
盤体３装着用の小孔５を複数個配列した外観のマットを示す。図２は、吸盤体３
をキャップ４でシート体２の小孔５にを挟んで装着した状態を示す。

【０００８】

【考案の効果】本考案は、以上説明したような材料と構成なので、軽量で取り扱
いが簡易である。

【０００９】又、シート体２の取付場所に合わせてシート体２の形状を鋏やナイ
フなどの刃物を使って希望の形に切断できるので、保温の目的が容易に得られ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】浴室保温壁マット１の外観形状図で（イ）は吸
盤体３取付面、（ロ）はキャップ４取付面をあらわす。 −３−

【図２】吸盤体３の装着断面図である。

【符号の説明】

１ 浴室保温壁マット ２ シート体 ３ 吸盤体 ４ キャップ ５ 小孔

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 断熱を目的とするシート体２及びシート
   体２を壁面に吸着固定するための吸盤体３と、吸盤体３
   をシート体２に装着するためのキャップ４とから構成さ
   れる浴室保温壁マット１。
2. 【請求項２】 シート体２を可撓性と断熱性を有する材
   料とし、吸盤体３を装着するための小孔５をシート体２
   の周囲に複数個、配列した請求項１記載の浴室保温壁マ
   ット１。
3. 【請求項３】 請求項２におけるシート体２の周囲に配
   列された小孔５に吸盤体３の脚部を差し入れてシート体
   ２の反対面からキャップ４で鋏込む様に装着した請求項
   １記載の浴室保温壁マット１。