JP3065001U - 液剤塗布具 - Google Patents

液剤塗布具

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JP3065001U JP1999004441U JP444199U JP3065001U JP 3065001 U JP3065001 U JP 3065001U JP 1999004441 U JP1999004441 U JP 1999004441U JP 444199 U JP444199 U JP 444199U JP 3065001 U JP3065001 U JP 3065001U
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資永 釣井
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株式会社ソフト九九コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撥水剤を自動車のウインドガラスに塗布する
ときなどに用いる液剤塗布具において、液剤貯留容器の
筒形口部とその筒形口部に取り付けた内蓋との取付箇所
からの液剤の漏出を長期に亘って防止する。 【解決手段】 内蓋3に、筒状の挿入部36とその挿入
部36の外側に位置する輪状の押え部37とを設ける。
挿入部36が筒形口部2の内側に圧入してその圧入箇所
を液密シールする。押え部37を筒形口部2の外側に圧
入してその筒形口部2を挿入部36側に向けて押圧させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、液剤塗布具、詳しくは、自動車のウインドガラスといった被塗布面 に撥水剤などの各種の液剤を塗布することに用い得る液剤塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に従来の液剤塗布具を一部破断して示し、図8にその要部を拡大して示し てある。この液剤塗布具では、手持ち用グリップとしての機能を有する中空砲弾 形の合成樹脂成形体でなる液剤貯留容器1と、液剤貯留容器1の長手方向の一端 部に具備されている筒形口部2に取り付けられた合成樹脂成形体でなる内蓋3と 、内蓋3に保持されたフェルトやスポンジなどの耐摩性に優れた吸液性素材でな る塗布体5とを備えている。
【0003】 液剤貯留容器1の筒形口部2は、液剤貯留容器1の胴体中央部分よりも径小で あり、その筒形口部2の根元部外周にリング状の凸部でなる被係合部21が設け られている。また、筒形口部2の周方向の複数箇所には軸線方向に凹溝22が形 成されてその凹溝22の形成箇所で筒形口部2が肉薄になっている。この構成に より、筒形口部2が拡縮方向に弾性変形しやすくなっている。内蓋3には筒部3 1が設けられ、その筒部31の先端部内周にリング状の凸部でなる係合部32が 設けられている。そして、筒形口部2に内蓋3の筒部31が外嵌合されて係合部 32が上記被係合部21に内蓋3の軸線方向で係合され、その係合によって内蓋 3が筒形口部2に脱落しないように取り付けられている。このように、筒形口部 2に内蓋3が取り付けられることによって、筒形口部2の開口が内蓋3により覆 われる。これに対し、内蓋3には、液剤の出口33や、その出口33から出る液 剤の量を抑制するための液量調整部材34などが設けられていると共に、キャッ プ6が着脱されるねじ部35が設けられている。
【0004】 図7のように、キャップ6はその内周部に形成されているねじ部61を上記内 蓋3側のねじ部35にねじ込むことによってその内蓋3に装着される。そして、 内蓋3にキャップ6を装着すると、塗布体5がキャップ6で覆われて、その塗布 体5に浸み込んでいる液剤の蒸散が抑制されると共に、内蓋3側の液剤の出口3 3がキャップ6に一体に形成されている閉栓部62により塞がれてその出口33 からの液剤の流出が防止される。
【0005】 このような液剤塗布具は、手持ち用グリップとしての機能を有する液剤貯留容 器1を手で掴み、キャップ6を取り外した後、塗布体5で被塗布面、たとえば自 動車のウインドガラスなどを擦ると、液剤貯留容器1の中の液剤が内蓋3の出口 33から流出して塗布体5に浸み込んだり被塗布面に塗布されたりする。その場 合、液量調整部材34が出口33からの液剤の流出量を抑制するので、出口33 から液剤が出すぎるという事態が起こりにくい。
【0006】 一方、内蓋3は、液剤貯留容器1とは別部材であって、その筒形口部2に取り 付けられている。そのため、その取付箇所には、液剤の漏出を防ぐ対策が講じら れている。
【0007】 次に、従来の液剤塗布具に採用されているそのような漏出防止対策を図8を参 照して説明する。
【0008】 図8のように、この漏出防止対策は、内蓋3に設けられている筒状の挿入部3 6を、その挿入部36の外径よりも少し短い内径を有する上記筒形口部2の内側 に無理に圧入することによっている。そのため、内蓋3を筒形口部2に取り付け るときには、内蓋3の挿入部36を筒形口部2の開口の内周部分に押し当てた状 態から、その挿入部36を筒形口部2に叩き込むと共に、内蓋3側の係合部32 を筒形口部2側の被係合部21に係合させるという作業を行っている。こうして 挿入部36を筒形口部2の内側に圧入しておくと、その圧入箇所aで挿入部36 が筒形口部2に面接触してその圧入箇所が液密にシールされる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、筒形口部2が合成樹脂で作られているため、その筒形口部2の内側 に内蓋3の挿入部36を圧入した当初においては圧入箇所aの液密状態が保たれ るものの、長時間を経た後では、圧入箇所aでの筒形口部2と挿入部36との圧 接力が緩んで初期の液密状態が保たれにくくなるという現象が知見された。これ は、挿入部36が圧入されることによって筒形口部2が拡がり方向に常時押圧さ れた状態になるので、経時によってその筒形口部2の弾性が次第に衰えて筒形口 部2と挿入部36との間に隙間が生じるようになることに起因していると考えら れる。
【0010】 本考案は以上の事情の下でなされたものであり、液剤貯留容器の筒形口部に内 蓋の挿入部を圧入するという手段を採用して内蓋の取付箇所からの液剤の漏出を 防止するようにしたものでありながら、経時によっても圧入箇所の液密シールが 損なわれにくい液剤塗布具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る液剤塗布具は、合成樹脂製の筒形口部を有する液剤貯留容器と、 液剤貯留容器に貯留されている液剤の出口を有しかつ上記筒形口部に取り付けら れてその筒形口部の開口を覆っている合成樹脂製の内蓋と、内蓋に保持されてい て上記出口から出た液剤を被塗布面に塗布するための塗布体とを備えている。こ の液剤塗布具においては、液剤貯留容器が手持ち用グリップとしての機能を有し ていることが望ましい。そのような液剤塗布具は、液剤貯留容器を手で掴み、塗 布体5で自動車のウインドガラスなどの被塗布面を擦ると、液剤貯留容器の中の 液剤が内蓋の出口から流出して塗布体に浸み込んだり被塗布面に塗布されたりす る。
【0012】 本考案では、内蓋に、筒状の挿入部とその挿入部の外側に位置する輪状の押え 部とが設けられ、上記挿入部が筒形口部の内側に圧入されてその圧入箇所が液密 シールされ、上記押え部が上記筒形口部の外側に圧入されてその筒形口部を上記 挿入部側に向けて押圧している。このようになっていると、筒形口部がその内側 に圧入されている挿入部によって拡がり方向に常時押圧されているとしても、筒 形口部の拡がりが、筒形口部の外側に圧入されてその筒形口部を挿入部側に向け て押圧している押え部によって阻止される。そのため、筒形口部の拡がり変形が 起こらなくなってその筒形口部の初期の弾性が持続し、その結果、挿入部の圧入 箇所の液密シールが経時によって損なわれにくくなる。
【0013】 本考案の液剤塗布具では、筒形口部の内側への挿入部の圧入箇所においてその 挿入部が筒形口部に面接触していることが望ましく、また、押え部が筒形口部の 少なくとも先端部の外側に圧入されておればよい。このようになっていると、筒 形口部と挿入部との面接触によってシール面積が大きく保たれるので、シール性 が向上する。また、押え部が筒形口部の少なくとも先端部の外側に圧入されてい れば、押え部による筒形口部の拡がり変形防止作用がその筒形口部の全体に及ぶ 。なお、押え部が筒形口部の先端部を含む全長部分に圧入されていてもよい。
【0014】 本考案の液剤塗布具においては、挿入部と押え部とを隔てている環状空間に筒 形口部の先端部が嵌まり込んでいると共に、その環状空間に連なって挿入部の基 部から遠ざかる軸線方向に延び出る形に環状の切込み部が形成され、その切込み 部によって押え部に挿入部の基部を挟む軸方向両側に跨がる長さが付与されてい るものであってもよい。このものでは、押え部が筒形口部の少なくとも先端部に 圧入された状態になり、しかも、押え部の長さが上記切込み部によって長く延長 されるので、押え部自身の弾性が衰えにくくなり、そのことが筒形口部の拡がり 変形防止作用を長期に亘って発揮することに役立つ。
【0015】 本考案の液剤塗布具においては、筒形口部の軸方向中間部に、押え部の圧入さ れた筒形口部の先端部が変形して廻り込むことを許容する凹所が環状に形成され ていることが望ましい。このものでは、内蓋を筒形口部に取り付ける際の叩き込 み作業を行うときに、内蓋の押え部によって押圧された筒形口部の先端部が変形 して凹所に廻り込むようになるので、その叩き込み作業によって押え部が筒形口 部の外側に圧入されやすくなるという利点がある。それにもかかわらず、押え部 による筒形口部の拡がり変形防止作用が上述したところと同様に長期に亘って発 揮される。
【0016】 本考案の液剤塗布具では、筒形口部と内蓋とに振り分けて被係合部と係合部と が設けられ、係合部を被係合部に内蓋の軸線方向で係合させることによって内蓋 が筒形口部に取り付けられているという構成を採用することができる。このよう な液剤塗布具では、図7や図8で説明した従来の液剤塗布具と同様の取付構造で 内蓋が筒形口部に取り付けられる。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る液剤塗布具の第1実施例の要部を示した一部破断正面図、 図2は内蓋3を筒形口部2に取り付ける手順の最初の段階を示した要部拡大断面 図、図3は内蓋3を筒形口部2に取り付けた状態の要部拡大断面図である。
【0018】 この液剤塗布具において、内蓋3には、筒状の挿入部36とその挿入部36の 外側に位置する輪状の押え部37とが設けられている。そして、図3のように、 挿入部36が筒形口部2の内側に圧入されてその圧入箇所aが液密シールされて いる。この圧入箇所aでは、筒形口部2に挿入部36が面接触している。そのた め、シール面積が大きく確保されて高度のシール状態が保たれる。また、押え部 37が筒形口部2の先端部23の外側に圧入されており、その押え部37によっ て筒形口部2が挿入部36側に向けて押圧されている。このため、筒形口部2が その内側に圧入されている挿入部36によって拡がり方向に常時押圧されている としても、筒形口部2の拡がりが押え部37によって阻止されるようになり、そ の結果、筒形口部2の拡がり変形が起こらなくなってその筒形口部2の初期の弾 性が長期間持続し、上記圧入箇所aの液密シールが経時によって損なわれにくい 。なお、押え部37が筒形口部2の先端部23の外側に圧入されておりさえすれ ば、押え部37による筒形口部2の拡がり変形防止作用がその筒形口部2の全体 に及ぶので、必ずしも押え部37を筒形口部2に長く圧入しておく必要はない。
【0019】 この実施形態では、図3のように、挿入部36と押え部37とを隔てている環 状空間71(図2参照)に筒形口部2の先端部23が嵌まり込んでいる。また、 その環状空間71に連なって挿入部36の基部38から遠ざかる軸線方向に延び 出る形に環状の切込み部39が形成され、その切込み部39によって押え部37 に挿入部36の基部38を挟む軸方向両側に跨がる長さが付与されている。この ようになっていると、押え部37の長さが切込み部39によって長く延長される ので、押え部37自身の弾性が衰えにくくなり、そのことが筒形口部2の拡がり 変形防止作用を長期に亘って発揮することに役立つ。また、上記環状空間71に 面する段付部72に、リング状の突条73が設けられており、この突条73の頂 部が、筒形口部2の頂面24に押し付けられて密着している。したがって、この 突条73の密着箇所でも液密シール性が発揮される。
【0020】 その他の事項は、図7及び図8で説明したところと同様であるので、図1〜図 3では、図7及び図8に用いた符号と同一符号を同一又は相応する部分に付して 詳細な説明を省略することにする。
【0021】 上記内蓋3は次に説明する従来と同様の手順で筒形口部2に取り付けられる。 すなわち、内蓋3の挿入部36を筒形口部2の開口の内周部分に押し当てて図2 のように少し差し込んだ状態から、その挿入部36を筒形口部2に叩き込み、内 蓋3側の係合部32を筒形口部2側の被係合部21に係合させる(図8参照)と いう作業を行う。こうして挿入部36を筒形口部2の内側に圧入すると、図3の ように圧入箇所aで挿入部36が筒形口部2に面接触してその圧入箇所が液密に シールされ、同時に、突条73の頂部が筒形口部2の頂面24に押し付けられて 密着し、その密着箇所が液密にシールされる。
【0022】 図1〜図3で説明した液剤塗布具において、内蓋3を筒形口部2に取り付ける ときには、上記したような叩き込み作業が行われる。この叩き込み作業を行うに 際しては、図2のように押え部37の先端内周部37aを湾曲させておけば、筒 形口部2の先端部23の外側への押え部37の圧入が、その先端内周部37aの 案内作用によって比較的円滑に行われる。
【0023】 しかし、筒形口部2の頂部の外周部が図2のように角張っていると、その角張 り箇所に押え部37が突き当たって圧入が円滑に行われなくなるおそれもある。 この点に関しては、筒形口部2の頂部の外周部を円弧状にして圧入の円滑性を高 めることも考えられるが、そのようにすると、押え部37による筒形口部2の拡 がり変形防止作用が損なわれるおそれもある。
【0024】 そこで、押え部37による筒形口部2の拡がり変形防止作用が損なわれるおそ れがなく、しかも、押え部37の圧入が円滑に行われるようになるための対策を 次に第2実施例として説明する。
【0025】 図4は本考案に係る液剤塗布具の第2実施例の要部を示した一部破断正面図、 図5は内蓋3を筒形口部2に取り付ける手順の最初の段階を示した要部拡大断面 図、図6は内蓋3を筒形口部2に取り付けた状態の要部拡大断面図である。
【0026】 この液剤塗布具において、図1〜図3で説明した第1実施例と異なる点は、筒 形口部2の軸方向中間部に、押え部37の圧入された筒形口部2の先端部が変形 して廻り込むことを許容する凹所41が環状に形成されている点である。
【0027】 このようになっていると、内蓋3を筒形口部2に取り付ける際の叩き込み作業 を行うときに、内蓋3の押え部37によって押圧された筒形口部2の先端部23 が、図6のように変形して凹所41に廻り込むようになるので、その叩き込み作 業によって押え部37が筒形口部2の外側に圧入されやすくなる。この作用は、 筒形口部2の頂部の外周部が図5のように角張っていても発揮される。また、押 え部37の先端内周部37aを湾曲させておけば、その先端内周部37aの案内 作用によって圧入がいっそう円滑に行われるようになる。それにもかかわらず、 押え部37による筒形口部2の拡がり変形防止作用は、その押え部37が筒形口 部2の先端部23に圧入されていることによって良好に発揮される。
【0028】 その他の事項は、図1〜図3や図7及び図8で説明したところと同様であるの で、同一又は相応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略することにする 。
【0029】 この第2実施例の液剤塗布具においても、内蓋3は次に説明する従来と同様の 手順で筒形口部2に取り付けられる。すなわち、内蓋3の挿入部36を筒形口部 2の開口の内周部分に押し当てて図5のように少し差し込んだ状態から、その挿 入部36を筒形口部2に叩き込み、内蓋3側の係合部32を筒形口部2側の被係 合部21に係合させる(図8参照)という作業を行う。こうして挿入部36を筒 形口部2の内側に圧入すると、図6のように圧入箇所aで挿入部36が筒形口部 2に面接触してその圧入箇所が液密にシールされ、同時に、突条73の頂部が筒 形口部2の頂面24に押し付けられて密着し、その密着箇所が液密にシールされ る。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、液剤貯留容器の筒形口部に内蓋の挿入部を圧入するという手 段によって内蓋の取付箇所からの液剤の漏出を防止しても、筒形口部への挿入部 の圧入箇所の液密シール性が経時によっても損なわれにくくなるという効果が奏 される。
【0031】 また、筒形口部の軸方向中間部に凹所を形成したものでは、筒形口部への内蓋 の取付作業性が向上するという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る液剤塗布具の第1実施例の要部を
示した一部破断正面図である。
【図2】第1実施例の液剤塗布具において、内蓋を筒形
口部に取り付ける手順の最初の段階を示した要部拡大断
面図である。
【図3】第1実施例の液剤塗布具において、内蓋を筒形
口部に取り付けた状態の要部拡大断面図である。
【図4】本考案に係る液剤塗布具の第2実施例の要部を
示した一部破断正面図である。
【図5】第2実施例の液剤塗布具において、内蓋を筒形
口部に取り付ける手順の最初の段階を示した要部拡大断
面図である。
【図6】第2実施例の液剤塗布具において、内蓋を筒形
口部に取り付けた状態の要部拡大断面図である。
【図7】従来の液剤塗布具を一部破断して示した正面図
である。
【図8】従来の液剤塗布具の要部を拡大して示した断面
図である。
【符号の説明】
1 液剤貯留容器 2 筒形口部 3 内蓋 5 塗布体 21 被係合部 23 筒形口部の先端部 32 係合部 33 液剤の出口 36 挿入部 37 押え部 38 挿入部の基部 39 切込み部 41 凹所 71 環状空間 a 圧入箇所

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の筒形口部を有する液剤貯留
    容器と、液剤貯留容器に貯留されている液剤の出口を有
    しかつ上記筒形口部に取り付けられてその筒形口部の開
    口を覆っている合成樹脂製の内蓋と、内蓋に保持されて
    いて上記出口から出た液剤を被塗布面に塗布するための
    塗布体と、を備え、 内蓋に、筒状の挿入部とその挿入部の外側に位置する輪
    状の押え部とが設けられ、上記挿入部が筒形口部の内側
    に圧入されてその圧入箇所が液密シールされ、上記押え
    部が上記筒形口部の外側に圧入されてその筒形口部を上
    記挿入部側に向けて押圧していることを特徴とする液剤
    塗布具。
  2. 【請求項2】 筒形口部の内側への挿入部の圧入箇所に
    おいてその挿入部が筒形口部に面接触しており、押え部
    が筒形口部の少なくとも先端部の外側に圧入されている
    請求項1に記載した液剤塗布具。
  3. 【請求項3】 挿入部と押え部とを隔てている環状空間
    に筒形口部の先端部が嵌まり込んでいると共に、その環
    状空間に連なって挿入部の基部から遠ざかる軸線方向に
    延び出る形に環状の切込み部が形成され、その切込み部
    によって押え部に挿入部の基部を挟む軸方向両側に跨が
    る長さが付与されている請求項1又は請求項2に記載し
    た液剤塗布具。
  4. 【請求項4】 筒形口部の軸方向中間部に、押え部の圧
    入された筒形口部の先端部が変形して廻り込むことを許
    容する凹所が環状に形成されている請求項1ないし請求
    項3のいずれかに記載した液剤塗布具。
  5. 【請求項5】 筒形口部と内蓋とに振り分けて被係合部
    と係合部とが設けられ、係合部を被係合部に内蓋の軸線
    方向で係合させることによって内蓋が筒形口部に取り付
    けられている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    した液剤塗布具。
  6. 【請求項6】 液剤貯留容器が手持ち用グリップとして
    の機能を有する請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した液剤塗布具。
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