JP3064998U - 農薬製剤組成物用容器 - Google Patents

農薬製剤組成物用容器

Info

Publication number
JP3064998U
JP3064998U JP1999004438U JP443899U JP3064998U JP 3064998 U JP3064998 U JP 3064998U JP 1999004438 U JP1999004438 U JP 1999004438U JP 443899 U JP443899 U JP 443899U JP 3064998 U JP3064998 U JP 3064998U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
scale
liquid
composition
spraying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999004438U
Other languages
English (en)
Inventor
滋 鵜澤
泰裕 鎌田
春紀 印南
仁志 倉持
Original Assignee
アグレボ ジャパン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アグレボ ジャパン株式会社 filed Critical アグレボ ジャパン株式会社
Priority to JP1999004438U priority Critical patent/JP3064998U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3064998U publication Critical patent/JP3064998U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が農薬製剤組成物を散布する面積を農
薬製剤組成物薬液の量から計算する必要があり、散布作
業を行いながら、同時に農薬製剤組成物薬液の量を計算
して調整する煩わしさを解決すること。 【解決手段】 内容物である液体あるいは液状の農薬製
剤組成物を確認できるように全部又は一部が透明若しく
は半透明である単層樹脂、多層樹脂又は多層紙から形成
して、その表面に直接に散布処理面積を示す目盛りを印
刷して目盛表示した、又はその表面の正確な位置に貼り
付けたラベルに散布処理面積を示す目盛りを印刷して目
盛表示した、又はその表面を散布処理面積を示す目盛り
状に形成して目盛表示した農薬製剤組成物用容器であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、農業の病害虫防除及び雑草防除のために農薬剤を散布する際にお いて用いられる農薬製剤組成物を収容した容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
農薬の施用では、従来から液剤を希釈して散布器を使って散布するやり方や粉 剤あるいは粒剤を手振りあるいは機械を使って散布するやり方等が行われていた 。近年作業労力の軽減化、費用削減のために水田中に液剤を直接に散布するやり 方が盛んに開発されている。これらは、水田中に入らず機械を使わず散布できる と言う長所があるけれども、適当な薬量をまくには薬量と処理面積との関係を把 握しなければならないと言う煩わしさがあった。
【0003】 また、農薬散布面積と散布薬量の計算を間違うことにより標準使 用薬量より多く散布してしまい、作物に薬害を発生させたり、あるいは標準使用 薬量より少なく散布することにより目的とする防除に失敗し、また散布をやり直 す等の問題が生じ易かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、使用者が農薬製剤組成物を散布する面積を農薬製剤組成物薬液の 量から計算する必要があり、散布作業を行いながら、同時に農薬製剤組成物薬液 の量を計算して調整する煩わしさを解決する。また、農薬製剤組成物散布面積と 農薬製剤組成物散布薬量の計算を間違うことにより標準使用薬量より多く散布し てしまい、作物に薬害を発生させたり、あるいは標準使用薬量より少なく散布す ることにより目的とする防除に失敗し、また散布をやり直す等の問題を解決する 。散布作業者の労力を軽減し、かつ散布薬量を適量散布することができるように この考案に到った。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案は、内容物である液体あるいは液状の農薬製剤組成物を確認できるよ うに全部又は一部が透明若しくは半透明である単層樹脂、多層樹脂又は多層紙か ら形成して、その表面に直接に散布処理面積を示す目盛りを印刷して目盛表示し た農薬製剤組成物用容器であることを特徴とする。
【0006】 また、この考案は、内容物である液体あるいは液状の農薬製剤組 成物を確認できるように全部又は一部が透明若しくは半透明である単層樹脂、多 層樹脂又は多層紙から形成して、その表面の正確な位置に貼り付けたラベルに散 布処理面積を示す目盛りを印刷して目盛表示した農薬製剤組成物用容器であるこ とを特徴とする。
【0007】 更に、この考案は、内容物である液体あるいは液状の農薬製剤組 成物を確認できるように全部又は一部が透明若しくは半透明である単層樹脂、多 層樹脂又は多層紙から形成して、その表面を散布処理面積を示す目盛り状に形成 して目盛表示した農薬製剤組成物用容器であることを特徴とする。
【0008】 農薬製剤組成物の内容量500mLを充填した容器1本当たりの 処理面積は、慣行的に10ア─ルであるが、農薬製剤組成物の種類あるいは散布 簡便性によりこれに限定するものではない。
【0009】 液体あるいは液状の農薬製剤組成物を充填した容器の外側に0ア ─ルあるいは0ア─ル、500mLと併記した目盛りを刻み薬量に応じて1ア─ ル、2ア─ル、3ア─ル、4ア─ル、5ア─ル、6ア─ル、7ア─ル、8ア─ル 、9ア─ルと表示し、容器の底部に10ア─ルと目盛りを表示する、または処理 面積と内容量を併記した目盛りを表示し、作業者の農薬製剤組成物散布作業時の 労力を軽減して、適切な薬量の散布を簡便に行えるようにする。
【0010】
【考案の実施の形態】
内容量500mLの単層樹脂製容器に水田直接散布除草剤の水性懸濁農薬製剤 を充填した。この樹脂製容器は多層樹脂から形成されてもよいし、また、容器は 多層紙から形成してもよいけれども、内容物である液体あるいは液状の農薬製剤 組成物を確認できるように全部又は一部が透明若しくは半透明であることが必要 である。
【0011】 図1に示すように、この容器の外面に直接に刻み薬量に応じて1 ア─ル、2ア─ル、3ア─ル、4ア─ル、5ア─ル、6ア─ル、7ア─ル、8ア ─ル、9ア─ルと印刷し、容器の底部に10ア─ルと目盛りを印刷して目盛り 表示する。
【0012】 また、ラベルに薬量に応じた散布処理面積を示す目盛りを印 刷して、そのラベルを容器表面の正確な位置に貼り付けて目盛表示してもよい。 さらに、容器の成形時に散布処理面積を示す目盛りとして盛り上がり部やへ こみ部を形成して目盛表示してもよい。この表示は、処理面積と内容量を併記し た目盛りを表示したものでもよい。
【0013】─ 散布試験 ─ 1区画の面積が4ア─ルの水田場を用いて、上記内容量500mLの単層樹脂 製容器に水田直接散布除草剤の水性懸濁農薬製剤を充填した包装製品で散布試験 を行った。また、比較例として従来の農薬製剤包装製品を用いた。散布試験は、 10人にそれぞれ農薬製剤包装製品を散布してもらい、その結果を表1に示した 。 表1 散布者 従来の農薬製剤包装製品 本考案の農薬製剤包装製品 正確さ 正確さ 従来品と比較した 使用感 A ○ ◎ 大変わかりやすい B ○ ○ わかりやすい C △ ◎ 大変わかりやすい D ◎ ◎ わかりやすい E ○ ◎ わかりやすい F △ ○ わかりやすい G × ○ 大変わかりやすい H ○ ◎ わかりやすい I △ ◎ 大変わかりやすい J ◎ ◎ わかりやすい ◎ 正確な量を散布できた。 ○ ほぼ正確な量を散布できた。 △ 50mL以内の誤差で散布できた。 × 50mL以上散布の誤差がでた。
【0014】
【考案の効果】 この考案によると、作業者が散布すべき処理面積から農薬製剤 包装製品である容器の目盛り分だけ農薬製剤を使用することができ、散布作業を 行いながら、同時に農薬製剤組成物薬液の量を計算して調整する煩わしさがなく なり、作業者の農薬製剤組成物散布作業時の労力を軽減して、適切な薬量の散布 を簡便に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による散布薬量に応じた処理面積を表
す目盛りを付けた農薬製剤組成物用容器である。
【符号の説明】 ...目盛り ...処理面積の表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 倉持 仁志 栃木県宇都宮市東峰町3029−5 ナイスア ーバン東嶺401号

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容物である液体あるいは液状の農薬製剤
    組成物を確認できるように全部又は一部が透明若しくは
    半透明である単層樹脂、多層樹脂又は多層紙から形成し
    て、その表面に直接に散布処理面積を示す目盛りを印刷
    して目盛表示したことを特徴とする農薬製剤組成物用容
    器。
  2. 【請求項2】内容物である液体あるいは液状の農薬製剤
    組成物を確認できるように全部又は一部が透明若しくは
    半透明である単層樹脂、多層樹脂又は多層紙から形成し
    て、その表面の正確な位置に貼り付けたラベルに散布処
    理面積を示す目盛りを印刷して目盛表示したことを特徴
    とする農薬製剤組成物用容器。
  3. 【請求項3】内容物である液体あるいは液状の農薬製剤
    組成物を確認できるように全部又は一部が透明若しくは
    半透明である単層樹脂、多層樹脂又は多層紙から形成し
    て、その表面を散布処理面積を示す目盛り状に形成して
    目盛表示したことを特徴とする農薬製剤組成物用容器。
  4. 【請求項4】刻み薬量に応じて散布処理面積を1ア─
    ル、2ア─ル、3ア─ル、4ア─ル、5ア─ル、6ア─
    ル、7ア─ル、8ア─ル、9ア─ルと容器の外側に且つ
    10ア─ルと底部に目盛りを表示し、そして内容量をm
    Lで併せて表示しことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか一項に記載の農薬製剤組成物用容器。
JP1999004438U 1999-06-18 1999-06-18 農薬製剤組成物用容器 Expired - Lifetime JP3064998U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999004438U JP3064998U (ja) 1999-06-18 1999-06-18 農薬製剤組成物用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999004438U JP3064998U (ja) 1999-06-18 1999-06-18 農薬製剤組成物用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3064998U true JP3064998U (ja) 2000-01-28

Family

ID=43198628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999004438U Expired - Lifetime JP3064998U (ja) 1999-06-18 1999-06-18 農薬製剤組成物用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3064998U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60223691T3 (de) Wasserlösliche verpackung
JP7459344B2 (ja) 3d印刷による薬剤オブジェクトの生産システムおよび方法
CN105072896A (zh) 自动化农药混合和分配系统及使用方法
JP2002542999A (ja) 薬剤キャリヤ
JP2002542998A (ja) 薬剤キャリヤ
US5383373A (en) Method for measuring topical dosage dispensed
JP3064998U (ja) 農薬製剤組成物用容器
US10233013B2 (en) Agriculturally active product
ZA200504563B (en) Pesticide container
JP2001302412A (ja) 腹足類に属する軟体動物用駆除剤
DE1915011A1 (de) Rasch zu oeffnende Verteilerpackung
JP2847301B2 (ja) 液体散布用容器
JP2003012405A (ja) 計量の容易な液状農薬用容器
CN105145617B (zh) 一种复合增效农药
CN216995845U (zh) 一种喷雾式包装罐
JP3211060B2 (ja) 農薬散布用包装容器
De Barr et al. A seed orchardist's guide to the handling of insecticides and the calibration of spray equipment
JP2003020063A (ja) 液状農薬または液状肥料の包装体
Wright The Expedite® Pesticide Application System; A More Efficient, Safer Backpack Pesticide Application System
KR200307480Y1 (ko) 농약용기
JPS6031818A (ja) 定濃度溶液調製方法および調製用容器
JP2003026205A (ja) 液状農薬用の計量キャップ
Lambe et al. Plant disease control guide: chemical control of diseases of nursery ornamentals
Nakashima et al. Studies on safety evaluation of antimicrobial and deodorant agents: Determination of fungicides in miticidal finished products and household paints
Tsuji et al. Development of emulsion-type flowable formulation