JP3064984B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3064984B2
JP3064984B2 JP9252236A JP25223697A JP3064984B2 JP 3064984 B2 JP3064984 B2 JP 3064984B2 JP 9252236 A JP9252236 A JP 9252236A JP 25223697 A JP25223697 A JP 25223697A JP 3064984 B2 JP3064984 B2 JP 3064984B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特にLDD(Lightly Doped
Drain)構造のCMOSトランジスタの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCMOSトランジスタの素子分離
領域に形成されるチャネルストッパ領域、LDD構造の
CMOSトランジスタの拡散層等の形成方法について図
4乃至図6に基づいて説明する。図4はこのようなCM
OSトランジスタを概略した平面図である。そして、図
5および図6は、従来の技術の場合の製造工程順の断面
図である。ここで、図4に記すC−Dで切断したところ
が図5および図6の断面となっている。
【0003】図4に示すように、導電型がP型のシリコ
ン基板101上にNウェル102が形成されている。そ
して、シリコン基板101上にゲート酸化膜を介してP
チャネルMOSトランジスタのゲート電極103が形成
されている。さらに、ゲート電極103を挟んで、ソー
ス・ドレイン拡散層104が形成されている。ここで、
ソース・ドレイン拡散層104の幅すなわちMOSトラ
ンジスタのチャネル幅は、ゲート電極103のパターン
長より短くなるように形成されている。そして、Nウェ
ル102の所定の領域にNウェル引き出し拡散層105
が形成される。以上のようにして、PチャネルMOSト
ランジスタ106が形成される。
【0004】また、シリコン基板101上にゲート酸化
膜を介してNチャネルMOSトランジスタのゲート電極
107が形成されている。さらに、ゲート電極107を
挟んで、ソース・ドレイン拡散層108が形成されてい
る。ここで、ソース・ドレイン拡散層108の幅は、ゲ
ート電極107のパターン長より短くなるように形成さ
れる。そして、シリコン基板101の所定の領域に基板
引き出し拡散層109が形成される。このようにして、
NチャネルMOSトランジスタ110が形成されるよう
になる。
【0005】次に、図5と図6に従って、上記のような
CMOSトランジスタの製造方法を説明する。図5
(a)に示すように、導電型がP型のシリコン基板10
1上の所定の領域にNウェル102が形成される。そし
て、シリコン基板101上にマスク酸化膜111および
レジストマスク112が形成され、これらをマスクにシ
リコン基板101表面が反応性イオンエッチング(RI
E)でドライエッチングされ溝114が形成される。そ
の後、このレジストマスク112は除去される。
【0006】次に、図5(b)に示すように、公知のフ
ォトリソグラフィ技術でレジストマスク115が形成さ
れる。そして、このレジストマスク115をマスクにリ
ン等のN型不純物がイオン注入され、Nウェル102内
にある溝114の所定の領域にN型注入層116が形成
される。その後、このレジストマスク115は除去され
る。
【0007】次に、図5(c)に示すように、再びフォ
トリソグラフィ技術でレジストマスク117が形成され
る。そして、このレジストマスク117をマスクにボロ
ン等のP型不純物がイオン注入され、溝114の所定の
領域にP型注入層118が形成される。その後、このレ
ジストマスク115は除去される。
【0008】次に、全面に化学気相成長(CVD)法で
シリコン酸化膜が堆積され、化学機械研磨(CMP)が
施されて、図6(a)に示すように溝114内に素子分
離酸化膜119が充填されるようになる。そして、マス
ク酸化膜111が除去され、熱酸化法でゲート酸化膜1
20が形成される。さらに、このゲート酸化膜120上
にPチャネルMOSトランジスタ、NチャネルMOSト
ランジスタのゲート電極103および107が形成され
る。
【0009】そして、熱処理が施され、この熱処理でN
型注入層116にN型チャネルストッパ領域121が形
成され、同様に、P型注入層118にP型チャネルスト
ッパ領域122が形成されるようになる。次に、ボロン
不純物のイオン注入により、PチャネルMOSトランジ
スタの形成される領域にソース・ドレインP型注入層1
23が形成される。そして、リン等のN型不純物のイオ
ン注入により、NチャネルMOSトランジスタの形成さ
れる領域にソース・ドレインN型注入層124が形成さ
れる。
【0010】次に、熱処理が施される。この熱処理によ
り図6(b)に示すように、ソース・ドレインP型注入
層123に低濃度P型拡散層125が形成される。そし
て、同様に、ソース・ドレインN型注入層124に低濃
度N型拡散層126が形成されるようになる。
【0011】次に、全面にCVD法でシリコン酸化膜が
堆積され、RIEによるエッチバックがなされて、ゲー
ト電極103および107の側壁部にサイドウォール絶
縁膜127が形成されるようになる。
【0012】このようにして、サイドウォール絶縁膜が
MOSトランジスタのゲート電極の側壁に形成された
後、BF2 等のイオン注入と熱処理により、図6(c)
に示すように低濃度P型拡散層125領域に高濃度P型
拡散層128が形成される。このようにして、図4で説
明したPチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイ
ン拡散層104が形成されることになる。同様に、ヒ素
等のイオン注入と熱処理により、図6(c)に示すよう
に低濃度N型拡散層126領域に高濃度N型拡散層12
9が形成される。そして、図4で説明したNチャネルM
OSトランジスタのソース・ドレイン拡散層108が形
成されることになる。このようなソース・ドレイン拡散
層104および108はLDD構造になっている。
【0013】次に、図6(c)に示すように層間絶縁膜
130が形成され、この層間絶縁膜130の所定の領域
にコンタクト孔131が形成される。そして、以後の工
程は図示されないが、公知の方法で配線層が形成されて
MOSトランジスタが完成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したような
方法が、CMOSトランジスタの従来の製造方法であ
る。このようなCMOSトランジスタで構成される半導
体装置は、ますます高集積化されると共に高速化されて
きている。また、システム・オン・シリコンといわれる
ように、例えばロジック回路とメモリ回路とが同一の半
導体チップに搭載された半導体装置が開発されてきてい
る。
【0015】このように半導体装置が高性能あるいは高
機能を有するようになると、一般に半導体装置の製造工
程が長くなり製造コストが上昇する。そして、半導体装
置が高価なものとなってしまい、高性能あるいは高機能
を有する半導体装置の機器への用途が阻害されるように
なる。
【0016】本発明の目的は、CMOSトランジスタの
製造工程数を大幅に低減し、上記のような従来の技術で
の問題点を解決できる半導体装置の製造方法を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】このために本発明の半導
体装置の製造方法は、半導体基板上に形成されるMOS
トランジスタが溝素子分離領域で囲繞され、前記MOS
トランジスタのゲート電極パターンのチャネル方向の辺
が前記溝素子分離領域に接して形成され、前記溝素子分
離領域に絶縁膜が埋め込まれ更に前記ゲート電極の側壁
にも前記絶縁膜と同一材料の絶縁膜が形成される半導体
装置の製造方法であって、前記半導体基板上にゲート酸
化膜と導電体膜とを積層して形成した後、一度前記導電
体膜を第1のパターンに加工する工程と、前記導電体膜
の第1のパターンの前記チャネル方向の辺と前記半導体
基板の表面とを所定の形状に加工して前記導電体膜を第
2のパターンにし前記ゲート電極にすると同時に前記半
導体基板の表面に溝を形成する工程と、全面に絶縁膜を
堆積しエッチバックを施して前記溝に前記絶縁膜を埋め
込むと同時に前記ゲート電極の側壁に前記絶縁膜でサイ
ドウォール絶縁膜を形成する工程とを含む
【0018】
【0019】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上にCMOSトランジスタを形成する工
程において、前記CMOSトランジスタを構成するLD
D構造のNチャネルMOSトランジスタとPチャネルM
OSトランジスタをそれぞれ囲繞するように溝を形成す
る工程と、前記NチャネルMOSトランジスタのLDD
構造のソース・ドレイン領域となる低濃度N型拡散層お
よび前記PチャネルMOSトランジスタを囲繞する前記
溝底部のチャネルストッパ領域とを同時に形成し、前記
PチャネルMOSトランジスタのLDD構造のソース・
ドレイン領域となる低濃度P型拡散層および前記Nチャ
ネルMOSトランジスタを囲繞する前記溝底部のチャネ
ルストッパ領域とを同時に形成する工程とを含む。
【0020】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上にCMOSトランジスタを形成する工
程において、前記CMOSトランジスタを構成するNチ
ャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトランジ
スタをそれぞれ囲繞するように溝を形成する工程と、全
面に絶縁膜を堆積しエッチバックを施して前記溝に前記
絶縁膜を埋め込むと同時に前記CMOSトランジスタの
ゲート電極の側壁にサイドウォール絶縁膜を形成する工
程と含む。
【0021】あるいは、前記LDD構造のソース・ドレ
イン領域に前記低濃度N型拡散層、前記低濃度P型拡散
層および前記チャネルストッパ領域を形成後、全面に絶
縁膜を堆積しエッチバックを施して前記溝に前記絶縁膜
を埋め込むと同時に前記CMOSトランジスタのゲート
電極の側壁にサイドウォール絶縁膜を形成する。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図1乃至図3に基づいて説明する。図1は本発明のC
MOSトランジスタの概略した平面図である。そして、
図2および図3は、本発明のCMOSトランジスタの製
造工程順の断面図である。ここで、図1に記すA−Bで
切断したところが図2および図3の断面となっている。
【0023】図1に示すように、導電型がP型のシリコ
ン基板1上所定の領域にNウェル2が形成されている。
そして、シリコン基板1上にゲート酸化膜を介してPチ
ャネルMOSトランジスタのゲート電極3が形成されて
いる。
【0024】さらに、ゲート電極3を挟んで、ソース・
ドレイン拡散層4が形成されている。そして、ソース・
ドレイン拡散層4およびゲート電極3を完全に囲うよう
に溝素子分離領域5が形成されている。ここで、ソース
・ドレイン拡散層4の幅すなわちMOSトランジスタの
チャネル幅は、ゲート電極3のパターン長と同一になる
ように形成されている。すなわち、ゲート電極3パター
ンのチャネル方向の辺が、溝素子分離領域5に対して自
己整合(セルフアライン)になるように形成されてい
る。そして、Nウェル2の所定の領域にNウェル引き出
し拡散層6が形成される。以上のようにして、Pチャネ
ルMOSトランジスタ7が形成されるようになる。
【0025】また、シリコン基板1上にゲート酸化膜を
介してNチャネルMOSトランジスタのゲート電極8が
形成されている。さらに、ゲート電極8を挟んで、ソー
ス・ドレイン拡散層9が形成されている。そして、ソー
ス・ドレイン拡散層9およびゲート電極8を完全に囲う
ように溝素子分離領域10が形成されている。ここで、
ソース・ドレイン拡散層9の幅すなわちMOSトランジ
スタのチャネル幅は、ゲート電極8のパターン長と同一
になるように形成されている。この場合も、ゲート電極
8パターンのチャネル方向の辺が、溝素子分離領域10
に対してセルフアラインになるように形成されている。
そして、シリコン基板1の所定の領域に基板引き出し拡
散層11が形成される。以上のようにして、Pチャネル
MOSトランジスタ12が形成されるようになる。
【0026】次に、図2と図3に従って、本発明のCM
OSトランジスタの製造方法を説明する。図2(a)に
示すように、導電型がP型のシリコン基板1上の所定の
領域にNウェル2が形成される。そして、シリコン基板
1上に熱酸化法でゲート酸化膜13が形成される。そし
て、レジストマスク14によるRIEで導電体膜がドラ
イエッチングされ、ゲート電極3および8が形成され
る。ここで、導電体膜には、リン不純物を含有する多結
晶シリコン膜あるいはタングステンポリサイド膜等が使
用される。
【0027】そして、図2(b)に示すように、新たな
レジストマスク15が公知のフォトリソグラフィ技術で
形成され、これらをマスクにシリコン基板1表面がRI
Eでドライエッチングされ溝16が形成される。ここ
で、溝16の幅および深さは0.5μm程度になるよう
に設定される。その後、このレジストマスク15は除去
される。このドライエッチングで、ゲート電極3および
8のチャネル方向の辺も同時に加工され、ゲート電極が
溝にセルフアラインになるように形成される。
【0028】次に、図2(c)に示すように、公知のフ
ォトリソグラフィ技術でレジストマスク17が形成され
る。そして、このレジストマスク17をイオン注入のマ
スクにしてリン不純物がイオン注入される。ここで、リ
ン不純物の注入エネルギーは70keVであり、そのド
ーズ量は1×1013/cm2 である。このイオン注入に
より、Nウェル2内にある溝16の底部と、同時に、N
チャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン拡散層
となる領域とに、N型注入層18が形成される。そし
て、このレジストマスク17は除去される。
【0029】次に、図2(d)に示すように、再びフォ
トリソグラフィ技術でレジストマスク19が形成され
る。そして、このレジストマスク19をマスクにボロン
不純物がイオン注入される。ここで、ボロン不純物の注
入エネルギーは30keVであり、そのドーズ量は1×
1013/cm2 である。このイオン注入で、Nチャネル
MOSトランジスタの形成される領域の溝16の底部
と、同時に、PチャネルMOSトランジスタのソース・
ドレイン拡散層となる領域とに、P型注入層20が形成
される。そして、このレジストマスク19は除去され
る。そして、熱処理が施される。
【0030】このようにして、図3(a)に示すよう
に、Nウェル2内の溝底部にN型チャネルストッパ領域
21が形成される。同時に、Nウェル2内の表面部に低
濃度P型拡散層22が形成される。そして、Nチャネル
MOSトランジスタの形成される領域では、P型チャネ
ルストッパ領域23と低濃度N型拡散層24とが形成さ
れることになる。
【0031】次に、全面にCVD法で酸化膜25が堆積
され、溝16はこの酸化膜25で充填されるようにな
る。ここで、酸化膜25は膜厚400nmのシリコン酸
化膜である。
【0032】次に、この酸化膜25のRIEによる全面
のエッチバックが施される。このエッチバックにより、
図3(b)に示すように溝16内に素子分離酸化膜26
が充填されるようになる。同時に、ゲート電極3および
8の側壁部にサイドウォール絶縁膜27が形成されるよ
うになる。
【0033】次に、ボロン等のイオン注入と熱処理によ
り、図3(c)に示すように低濃度P型拡散層22領域
に高濃度P型拡散層28が形成される。このようにし
て、図1で説明したPチャネルMOSトランジスタのソ
ース・ドレイン拡散層4が形成されることになる。同様
に、ヒ素等のイオンと熱処理により、図3(c)に示す
ように低濃度N型拡散層24領域に高濃度N型拡散層2
9が形成される。そして、図1で説明したNチャネルM
OSトランジスタのソース・ドレイン拡散層9が形成さ
れることになる。このようなソース・ドレイン拡散層4
および9はLDD構造になる。
【0034】次に、図3(c)に示すように層間絶縁膜
30が形成され、この層間絶縁膜の所定の領域にコンタ
クト孔31が形成される。そして、以後の工程は図示さ
れないが、公知の方法で配線層が形成されてMOSトラ
ンジスタが完成する。
【0035】以上のようにして、N型チャネルストッパ
領域21と素子分離酸化膜26とで素子分離され、ゲー
ト電極3の側壁にサイドウォール絶縁膜27の形成され
たPチャネルMOSトランジスタが形成される。同時
に、P型チャネルストッパ領域23と素子分離酸化膜2
6とで素子分離され、ゲート電極8の側壁にサイドウォ
ール絶縁膜27の形成されたPチャネルMOSトランジ
スタが形成される。
【0036】本発明では、上記の溝16に充填される素
子分離酸化膜26とサイドウォール絶縁膜27とが同一
工程で同時に形成される。また、溝16底部に形成され
るN型チャネルストッパ領域21と低濃度N型拡散層2
4とが同一工程で同時に形成される。同様に、P型チャ
ネルストッパ領域23と低濃度P型拡散層22とが同一
工程で同時に形成される。
【0037】このようにして本発明では、CMOSトラ
ンジスタの製造工程数が大幅に低減するようになる。そ
して、半導体装置の製造コストが廉価になり、高性能あ
るいは高機能な半導体装置が低価格で実現できるように
なる。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、半
導体基板上に形成されるMOSトランジスタが溝素子分
離領域で囲繞され、上記MOSトランジスタのゲート電
極パターンのチャネル方向の辺が溝素子分離領域に対し
てセルフアラインに形成され、この溝素子分離領域に絶
縁膜が埋め込まれ更に上記のゲート電極の側壁にも上記
絶縁膜と同一材料の絶縁膜でサイドウォール絶縁膜が形
成されるようになる。
【0039】あるいは、半導体基板上に形成されるCM
OSトランジスタにおいて、このCMOSトランジスタ
を構成するLDD構造のNチャネルMOSトランジスタ
とPチャネルMOSトランジスタをそれぞれ囲繞するよ
うに溝が形成され、上記NチャネルMOSトランジスタ
のLDD構造のソース・ドレイン領域となる低濃度N型
拡散層および上記PチャネルMOSトランジスタを囲繞
する溝底部のチャネルストッパ領域とが同時に形成さ
れ、上記PチャネルMOSトランジスタのLDD構造の
ソース・ドレイン領域となる低濃度P型拡散層および上
記NチャネルMOSトランジスタを囲繞する溝底部のチ
ャネルストッパ領域とが同時に形成されるようになる。
【0040】このようにして、CMOSトランジスタの
製造工程数が大幅に低減するようになる。そして、半導
体装置の製造コストが廉価になり、高性能あるいは高機
能な半導体装置が低価格で実現できるようになる。
【0041】そして、高性能あるいは高機能を有するシ
ステム・オン・シリコンのような半導体装置の機器への
用途が促進されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するCMOSトラン
ジスタの平面図である。
【図2】上記実施の形態を説明するためのCMOSトラ
ンジスタの製造工程順の断面図である。
【図3】上記実施の形態を説明するためのCMOSトラ
ンジスタの製造工程順の断面図である。
【図4】従来の技術を説明するためのCMOSトランジ
スタの平面図である。
【図5】従来の技術を説明するためのCMOSトランジ
スタの製造工程順の断面図である。
【図6】従来の技術を説明するためのCMOSトランジ
スタの製造工程順の断面図である。
【符号の説明】
1,101 シリコン基板 2,102 Nウェル 3,8,103,107 ゲート電極 4,9,104,109 ソース・ドレイン拡散層 5,10 溝素子分離領域 6,106 Nウェル引き出し拡散層 7,106 PチャネルMOSトランジスタ 11,109 基板引き出し拡散層 12,110 NチャネルMOSトランジスタ 13、120 ゲート酸化膜 14,15,17,19,112,115,117
レジストマスク 16,114 溝 18,116 N型注入層 20,118 P型注入層 21,121 N型チャネルストッパ領域 22,125 低濃度P型拡散層 23,122 P型チャネルストッパ領域 24,126 低濃度N型拡散層 25 酸化膜 26,119 素子分離酸化膜 27,127 サイドウォール絶縁膜 28,128 高濃度P型拡散層 29,129 高濃度N型拡散層 30,130 層間絶縁膜 31,131 コンタクト孔 123 ソース・ドレインP型注入層 124 ソース・ドレインN型注入層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/092 H01L 21/8238 H01L 27/08 331 H01L 21/76 H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成される絶縁ゲート電
    界効果トランジスタが溝素子分離領域で囲繞され、前記
    絶縁ゲート電界効果トランジスタのゲート電極パターン
    のチャネル方向の辺が前記溝素子分離領域に接して形成
    され、前記溝素子分離領域に絶縁膜が埋め込まれ更に前
    記ゲート電極の側壁にも前記絶縁膜と同一材料の絶縁膜
    が形成される半導体装置の製造方法であって、前記半導
    体基板上にゲート酸化膜と導電体膜とを積層して形成し
    た後、一度前記導電体膜を第1のパターンに加工する工
    程と、前記導電体膜の第1のパターンの前記チャネル方
    向の辺と前記半導体基板の表面とを所定の形状に加工し
    て前記導電体膜を第2のパターンにし前記ゲート電極に
    すると同時に前記半導体基板の表面に溝を形成する工程
    と、全面に絶縁膜を堆積しエッチバックを施して前記溝
    に前記絶縁膜を埋め込むと同時に前記ゲート電極の側壁
    に前記絶縁膜でサイドウォール絶縁膜を形成する工程
    と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にCMOSトランジスタを
    形成する工程において、前記CMOSトランジスタを構
    成するLDD構造のNチャネルMOSトランジスタとP
    チャネルMOSトランジスタをそれぞれ囲繞するように
    溝を形成する工程と、前記NチャネルMOSトランジス
    タのLDD構造のソース・ドレイン領域となる低濃度N
    型拡散層および前記PチャネルMOSトランジスタを囲
    繞する前記溝底部のチャネルストッパ領域とを同時に形
    成し、前記PチャネルMOSトランジスタのLDD構造
    のソース・ドレイン領域となる低濃度P型拡散層および
    前記NチャネルMOSトランジスタを囲繞する前記溝底
    部のチャネルストッパ領域とを同時に形成する工程とを
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にCMOSトランジスタを
    形成する工程において、前記CMOSトランジスタを構
    成するNチャネルMOSトランジスタとPチャネルMO
    Sトランジスタをそれぞれ囲繞するように溝を形成する
    工程と、全面に絶縁膜を堆積しエッチバックを施して前
    記溝に前記絶縁膜を埋め込むと同時に前記CMOSトラ
    ンジスタのゲート電極の側壁にサイドウォール絶縁膜を
    形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記LDD構造のソース・ドレイン領域
    に前記低濃度N型拡散層、前記低濃度P型拡散層および
    前記チャネルストッパ領域を形成後、全面に絶縁膜を堆
    積しエッチバックを施して前記溝に前記絶縁膜を埋め込
    むと同時に前記CMOSトランジスタのゲート電極の側
    壁にサイドウォール絶縁膜を形成することを特徴とする
    請求項記載の半導体装置の製造方法。
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