JP3064893B2 - 物品収納棚 - Google Patents

物品収納棚

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JP3064893B2
JP3064893B2 JP8039165A JP3916596A JP3064893B2 JP 3064893 B2 JP3064893 B2 JP 3064893B2 JP 8039165 A JP8039165 A JP 8039165A JP 3916596 A JP3916596 A JP 3916596A JP 3064893 B2 JP3064893 B2 JP 3064893B2
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道泰 氏家
東太郎 山脇
仁司 藤田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支柱に複数の物品
収納用ユニットが取付けられる物品収納棚に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の組立式の物品収納棚の構成
を示す側面図である。物品収納用の棚20の角部には孔
部20aが設けられており、各孔部20aには支柱21
が挿入される。支柱21には、複数箇所で周方向に溝部
21aが備えられる。支柱21で棚20を支持する際に
は、支柱21の溝部21aが設けられた部分には、この
溝部21aに嵌込まれる凸部22aを有するブラケット
22が取付けられる。そして、ブラケット22の外周2
2bに棚20の孔部20aが当接することで、支柱21
に対して棚20が支持されるようになる。尚、ブラケッ
ト22の外周22bと棚20の孔部20aとは、共にテ
ーパ状となっており、支柱21に対して棚20の位置が
ずれないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
物品収納棚では、同一の支柱21に複数の棚20が取付
けられているので、物品収納棚の組立作業時には、先ず
上記支柱21に所定数の棚20を全て取付ける必要があ
る。そのため、物品収納棚が大型になると、物品収納棚
の組立作業自体も煩雑になるという問題があった。又、
支柱21には、溝部21aが設けられているため、支柱
21の製造コストが高くなり、物品収納棚自体の製造コ
ストの低減の妨げになるという問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような問題解決の
ために、請求項1記載の発明は、複数の物品収納用ユニ
ットを支柱に取付けることでなる組立式の物品収納棚で
あって、上記支柱は所定の長さに分割されており、分割
された支柱の端部同士を連結部材に形成された鍔部に当
接するまで嵌め込んで連結すると共に、上記物品収納用
ユニットを上記連結部材によって係止することを特徴と
している。この請求項1記載の発明によれば、上記支柱
同士は、上記連結部材の鍔部に当接するまで嵌め込むこ
とで順次連結が可能であり、物品収納用ユニットは、上
記連結部材によって支柱に対して係止されるので、先ず
物品収納棚を複数のユニットに分割した状態で組立てる
ことができる。そして、上記ユニットを組合わせること
で、上記物品収納棚を組立てることができる。
【0005】又、請求項2記載の発明は、上記連結部材
は、上記支柱の嵌め込み方向に沿って穿設された溝を有
し、支柱が嵌め込まれた連結部材に対して上記物品収納
用ユニットを下方向に押し込むことにより、上記支柱を
挟持押圧する方向の付勢力が作用するようにしたことを
特徴としている。この請求項2記載の発明によれば、
柱が嵌め込まれた連結部材に対して物品収納用ユニット
を下方向に押し込むと、上記支柱の嵌め込み方向に沿っ
て穿設された溝を有する連結部材により支柱を挟持押圧
する方向の付勢力が作用する。
【0006】又、請求項3の発明は、上記連結部材がベ
ース部材に対して複数個並列的に取り付けられているこ
とを特徴としている。この請求項3の発明によれば、各
々独立した物品収納棚同士が、連結部材によって連結さ
れるので、物品収納棚自体が大型になった場合でも、揺
れ等に対しても安定性が確保できる。
【0007】
【実施の形態】以下図面に基づいて本発明を説明する。
図1は、本発明の物品収納棚の第1の実施の形態の分解
斜視図である。本実施の形態の物品収納棚に使用される
支柱は、中空円筒状のパイプになっている。物品収納用
ユニットである棚1の各コーナーには、テーパを備えた
孔部2が設けられている。下段に位置する棚1aの各孔
部2aの下側開口には、連結部材3aを介して支柱4a
が各々挿入されている。そして、各支柱4aには、物品
収納棚を床に設置したときのがたつきを調整するための
アジャストボルト5が取り付けられている。尚、各アジ
ャストボルト5の代わりにキャスタを各支柱4aに取り
付けるようにしてもよい。
【0008】下段に位置する棚1aと中段に位置する棚
1bとの間には支柱4bが設けられている。各支柱4b
の下方端部は、下段に位置する棚1aの各孔部2aの上
側開口から連結部材3aに嵌め込まれる。一方、棚1b
の各コーナーにも上記と同様の孔部2bが設けられてい
る。そして各支柱4bの上方端部は、連結部材3bを介
して棚1bの各孔部2bの下側開口に挿入される。
【0009】以下、同様にして中段に位置する棚1bと
上段に位置する棚1cとの間に支柱4cが設けられる。
尚、このとき棚1cの孔部2cには連結部材3cが挿入
される。そして、孔部2cの上側開口からキャップ部材
6が連結部材3cに嵌め込まれる。又、連結部材3a〜
3cは樹脂素材又は金属で形成されている。
【0010】図2は、図1の実施の形態における支柱に
対する棚の挿着部分の構成を示す断面図であり、図3は
図2の平面図である。連結部材3bは、樹脂素材で形成
されており、支柱4bの端部及び支柱4cの端部とを連
結する連結部7と、棚1bの孔部2bと当接し、且つ支
柱4b及び支柱4cの外周を押圧する保持部8とによっ
て構成されている。支柱4b及び支柱4cの端部4e開
口には、連結部7の第1外筒部7bが、上記各端部4e
と鍔部7aとが当接するまで嵌め込まれる。
【0011】棚1bの孔部2bと当接する保持部8の第
2外筒部8aは、テーパ状となっている。一方、保持部
8の内筒部8bは、支柱4b及び支柱4cの外壁と当接
している。このとき、鍔部7aは、内筒部8bの周方向
に設けられた凹溝8cに嵌め込まれており、保持部8に
対して連結部7が固定される。溝9は、支柱4b及び支
柱4cの嵌め込み方向に沿って保持部8に穿設されてい
る。
【0012】上記のように、支柱4b及び支柱4cの端
部4e開口に連結部7が嵌め込まれた状態で、保持部8
が孔部2bに挿着され、第2外筒部8aが孔部2bの壁
面と接触すると、棚1bは、支柱4b及び支柱4cに対
して係止される。そして、この状態で、棚1bを支柱4
b及び支柱4cに対して図2中下方向に押し込むと、内
筒部8bが支柱4b及び支柱4cを挟持押圧する方向の
付勢力が作用する。上記付勢力が作用すると、支柱4b
と支柱4cとは互いに揺動することなく固定される。図
2及び図3において、連結部材3bの連結部7と保持部
8とは別体になっているが、連結部7と保持部8とは一
体成形としても良い。
【0013】尚、図1の物品収納棚は、3段の棚1a〜
1cを備えたものであるが、上記孔部2cに嵌め込まれ
るキャップ部材6の代わりに上記支柱4a〜4cと同様
の構造の支柱を取付け、該支柱に上記と同様にして棚を
挿着することで、物品収納棚の棚数を増やすことができ
る。又、支柱4a〜4cを適当な長さで切断することで
物品収納棚自体の高さを自在に調節することもできる。
【0014】物品収納棚の清掃等のメンテナンスを行う
ときは、適当な箇所で支柱4a〜4cを連結部材3a〜
3cから抜き取って上記物品収納棚を複数のユニットに
分割し、分割された各ユニット毎にメンテナンスを行う
ようにする。これによって、上記物品収納棚が大型であ
っても、効率良く物品収納棚の清掃等のメンテナンスが
可能になる。
【0015】図6は、本発明の物品収納棚の第2の実施
の形態を示す平面図である。図6中棚15a〜15c
は、「L」字型に配設されており、各棚15a〜15c
は、「L」字型の内側のコーナー部16に位置する各孔
部2a〜2cに3連連結部材17が挿着されることで連
結されている。又、棚15aと棚15bとは、2連連結
部材18aで連結されており、棚15bと棚15cと
は、2連連結部材18bで連結されている。3連連結部
材17及び2連連結部材18a、18bは、ベース部材
19によって上記連結部材3a〜3cと同様の構造の連
結部材を複数個(2連連結部材18a、18bでは2
個、3連連結部材17では3個)並列的に設けたもので
ある。
【0016】2連連結部材18a、18b及び3連連結
部材17によって棚15a〜15cを連結した上で、上
記と同様にして支柱を取り付けることで、図1に示され
るような物品収納棚同士が連結された状態で「L」字型
にレイアウトされる。尚、物品収納棚のレイアウトは、
図6に示されるような「L」字型に限られるものではな
く、2連連結部材18a、18b及び3連連結部材17
の組み合わせによって、様々なレイアウトの物品収納棚
を組み立てることができる。更に、連結部材の形態とし
ては、上記と同様の構造の連結部材をベース部材19に
4個並列的に設けた4連連結部材も考えられる。
【0017】図4は、本発明の物品収納棚の第3の実施
の形態における支柱に対する棚の挿着部分の構成を示す
断面図である。図4において、支柱及び棚は、第1の実
施の形態の場合と同様の構造となっている。支柱9aと
支柱9bとは、連結部材10によって連結されている。
連結部材10は、支柱9a及び支柱9bに嵌め込まれる
第1中空円筒体11と、棚14の孔部14aに嵌め込ま
れる第2中空円筒体12と、第1中空円筒体11及び第
2中空円筒体12を支持する支持体13とによって構成
されている。
【0018】第1中空円筒体11は、一端に鍔部11a
を備えており、その内筒部11bは、鍔部11a側に傾
斜するテーパを有している。一方、第2中空円筒体12
は、支持体に対して着脱できるよう軸方向で分割されて
おり、その外筒部12aは、テーパ状になっている。そ
して、内筒部12bの周方向には、位置決め用の凸状部
12cが設けられている。
【0019】又、支持体13は、円筒部13aと、円筒
部13aの両端に設けられた突出部13bとを備えてお
り、円筒部13aの周方向には、位置決め溝13cが穿
設されている。突出部13bは、突出部13bの先端方
向に傾斜するテーパを備えている。支持体13と第2中
空円筒体12とは、凸状部12cと位置決め溝13cと
が係合することで位置決めされる。
【0020】図4の物品収納棚を組立てる際、先ず、支
柱9bの先端と第1中空筒状体11の鍔部11aとが当
接するまで、支柱9bの中空部に第1中空筒状体11が
嵌め込まれ、次に、第1中空筒状体11の内筒部11b
に支持体13の突出部13bが嵌め込まれる。この状態
で、支持体13の円筒部13aに第2中空筒状体12が
挿着され、その後、棚14の孔部14aを第2中空筒状
体12が取り付けられる。以下同様の手順で、支柱9a
が取り付けられる。
【0021】以上のように本発明によれば、支柱同士
は、連結部材の鍔部に当接するまで嵌め込むことで順次
連結が可能であり、物品収納用ユニットは、上記連結部
材によって支柱に対して係止されるので、先ず物品収納
棚を複数のユニットに分割した状態で組立てることがで
きる。そして上記ユニットを組合わせることで、上記物
品収納棚を組立てることができる。これによって、物品
収納棚の組立作業及び洗浄等のメンテナンスが容易にな
る。更に支柱自体には溝部を設ける等の加工を施す必要
もないので支柱に掛かるコストの低下を図ることができ
る。
【0022】支柱が嵌め込まれた連結部材に対して物品
収納用ユニットを下方向に押し込むと、上記支柱の嵌め
込み方向に沿って穿設された溝を有する連結部材により
支柱を挟持押圧する方向の付勢力が作用するので、支柱
と支柱とが互いに揺動することなく固定され、支柱同士
の連結部分における強度が低下することが無く、上記物
品収納棚自体の安定性を損なうことが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品収納棚の第1の実施の形態の分解
斜視図である。
【図2】図1の実施の形態における支柱に対する棚の挿
着部分の構成を示す断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】本発明の物品収納棚の第3の実施の形態におけ
る支柱に対する棚の挿着部分の構成を示す断面図であ
る。
【図5】従来の組立式の物品収納棚の支柱と棚の連結部
分の構成を示す側面図である。
【図6】本発明の物品収納棚の第2の実施の形態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1a〜1c、15a〜15c 棚(物品収納用ユニッ
ト) 2a、2b、2c 孔部 3a、3b、3c 連結部材 4a、4b、4c 支柱 7 連結部 8 保持部 19 ベース部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−110627(JP,U) 実開 平3−112032(JP,U) 実開 昭59−59134(JP,U) 実開 平5−21737(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 47/00 - 47/05 A47B 45/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物品収納用ユニットを支
    柱に取付けることでなる組立式の物品収納棚であって、
    上記支柱は所定の長さに分割されており、分割された支
    柱の端部同士を連結部材に形成された鍔部に当接するま
    で嵌め込んで連結すると共に、上記物品収納用ユニット
    を上記連結部材によって係止することを特徴とする物品
    収納棚。
  2. 【請求項2】 上記連結部材は、上記支柱の嵌
    め込み方向に沿って穿設された溝を有し、支柱が嵌め込
    まれた連結部材に対して上記物品収納用ユニットを下方
    向に押し込むことにより、上記支柱を挟持押圧する方向
    の付勢力が作用するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の物品収納棚。
  3. 【請求項3】上記連結部材は、ベース部材に対して複数
    個並列的に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の物品収納棚。
JP8039165A 1995-12-06 1996-02-27 物品収納棚 Expired - Lifetime JP3064893B2 (ja)

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KR101462142B1 (ko) * 2013-05-13 2014-11-21 재단법인 포항산업과학연구원 높이가변형 파이프랙

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