JP3064858U - 制服用ポロシャツ - Google Patents

制服用ポロシャツ

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JP3064858U
JP3064858U JP1999004248U JP424899U JP3064858U JP 3064858 U JP3064858 U JP 3064858U JP 1999004248 U JP1999004248 U JP 1999004248U JP 424899 U JP424899 U JP 424899U JP 3064858 U JP3064858 U JP 3064858U
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JP
Japan
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collar
polo shirt
uniform
button
polo
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Application number
JP1999004248U
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English (en)
Inventor
祥文 中嶋
Original Assignee
小郷産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上着による襟の潰れ、ショルダーベルトによ
る肩部の生地の傷みの防止を図り、学生用の制服として
好適に用いられるポロシャツを提供すること。 【解決手段】 襟部1の襟腰部分に補強片2を縫着し、
襟ぐりから袖ぐりに至る左右両肩部に補強布5を縫着し
て二重構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、学生の制服用として好適に用いられるポロシャツに関する。
【0002】
【従来の技術】
中学生や高校生の制服としては、従来、詰襟学生服やブレザー等の上着の内側 にカッターシャツを着用するのが一般的であったが、カッターシャツは、アイロ ン仕上げの手間がかかるほか、皺になり易く、皺になるとだらしなく見える等の 理由から不評であった。
【0003】 そこで、最近では、半袖ないし長袖のニット製ポロシャツを制服として採用す る学校が増えている。この種のポロシャツであればアイロン仕上げは不要である し、乾きやすく取り扱いが楽である。また、ブレザータイプの上着にもよく似合 うし、男女兼用で着用することができ、着心地がよく、外見的にも自由闊達な雰 囲気が窺えて好ましい等の利点が評価されていると考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ソフトな風合いのニット製ポロシャツは、従来のカッターシャ ツに比して型崩れし易いという欠点もある。とくにステンカラーの折り返し一枚 襟からなる襟元付近は、上着として着用したブレザー等によって潰れてしまい易 いし、学生用として普及しているショルダーバッグ等のベルト部分が当たって擦 れる肩部分が他の部分と比べて傷み易いという欠点もあった。
【0005】 さらに、カジュアルでは第1ボタンを外して着用することが多いポロシャツも 、制服となれば整った印象も求められるために第1ボタンを止めて着用すること が望まれるところ、首周りが窮屈になることを嫌って第1ボタンを外して着用す る生徒が大半であった。そのため、ポロシャツならではの数多くの利点を活かし ながら、学生の制服用として好適に用いられるポロシャツの提供が望まれていた のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記所期の課題を解決し、制服として好適に用いられるポロシャツを提供する ために、本考案では、ポロシャツの襟部の襟腰部分に補強片を備える一方、襟ぐ りから袖ぐりに至る左右両肩部を二重構造とした。つまり、襟腰部分に補強片を 設け、かつ、左右両肩部を二重構造とすることで各部位の強度を高め、上着とし て着用したブレザー等の後襟部分によってポロシャツの襟が潰れたり、ショルダ ーバッグ等のベルトが擦れてポロシャツの肩部のみが極端に傷むことを防止した 。
【0007】 また、請求項2に記載した考案では、前記請求項1に記載した制服用ポロシャ ツにおいて、前側第1ボタンを両襟の合わせ位置より下方寄りに間隔をあけて止 着した。したがって、第1ボタンをきちんと止めた状態においても、同じ首周り サイズでありながら従来以上のゆとりが確保されて、窮屈さを感じさせない。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案に係る制服用ポロシャツについて詳細に説明する 。図1は本考案に係る制服用ポロシャツの一例を示す正面図、図2は同背面図で ある。これらの図に示されるポロシャツは半袖仕様であるが、当然ながら長袖仕 様のポロシャツにも同様に適用することができる。なお、制服用としては、ズボ ンやスカートの外側に出して着用しても外観を損なわないように、比較的丈の短 いポロシャツが採用される傾向がある。
【0009】 図示した例は、一般的なポロシャツにおいて採用されているステンカラーの折 り返し一枚襟からなる襟1に適用したものであり、折り返した襟1の襟腰部分に 沿った形状からなる補強片2を襟部1の襟腰部分内側に縫着している。この補強 片2は、襟腰部分外側に縫着してもよく、襟部1と同じ素材のほか、前後見頃3 ,4等と同じ素材、あるいは他の素材を用いて形成される。図3は、図1の例に おける右側襟1部分の部分拡大図であり、着用時においてポロシャツの襟1が綺 麗に立つように襟腰部分に沿った形状に形成した補強片2の縫着状態を示してい る。
【0010】 本考案に係る制服用ポロシャツでは、左右の両肩部を二重構造とする。図1及 び図2に示される例では、前見頃3と後見頃4との縫合部分から後見頃4側に欠 けて、ヨーク状に形成した補強布5を外側から重ねて縫着することによって、ポ ロシャツの襟ぐりから袖ぐりに至る両肩部を二重構造としている。図4は肩付近 の背面部分拡大図であり、補強布5の縫着状態を示している。この補強布5は、 前後見頃3,4の共布で形成するとよい。
【0011】 なお、補強布5を左右両肩部の裏側から縫着することにより、左右両肩部を二 重構造に形成してもよい。
【0012】 図5(a)は本考案に係る制服用ポロシャツにおける左側襟部分の部分拡大図 、図5(b)は従来のポロシャツにおける左襟部分の部分拡大図である。これら の図に示される例は、いずれも襟ぐり前部の短い切り込みからなる打ち合わせ部 分に3個のボタンを使用したポロシャツの例であり、説明のために襟1を立てた 状態を示している。図5(b)に示される従来のポロシャツでは、第1ボタン6 ’は両襟の合わせ位置Aのすぐ下に止着されているのであるが、本考案に係るポ ロシャツでは第1ボタン6を両襟の合わせ位置Aから下方寄りに間隔をあけて止 着している。したがって、第1ボタン6の止着位置が下方に下がった分、着用者 の喉付近に遊びが生まれるために、窮屈さを感じさせないのである。
【0013】 なお、第3ボタン8の止着位置は従来の第3ボタン8’の止着位置と同じであ るから、本考案に係るポロシャツにおける第1ボタン6と第3ボタン8との間隔 は、従来のポロシャツにおける第1ボタン6’と第3ボタン8’との間隔より短 くなるので、第2ボタン7の止着位置も以上のバランスにおいて決定されること となる。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係るポロシャツでは、襟部の襟腰部分と左右両肩部を補強したので、 ブレザー等の後襟部分によってポロシャツの襟が潰れたり、ショルダーバッグ等 のベルトが擦れてポロシャツの肩部のみが極端に傷むことを防止することができ る。
【0015】 また、第1ボタンを止めた状態においても、首周りにおいて相当程度の余裕が 確保され、ゆったりとした着心地が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る制服用ポロシャツの一例を示す正
面図である。
【図2】同背面図である。
【図3】図1の例における右側襟部分の部分拡大図であ
る。
【図4】ポロシャツの肩付近の背面部分拡大図である。
【図5】(a)は本考案に係る制服用ポロシャツの左側
襟部分の部分拡大図、(b)は従来のポロシャツにおけ
る左襟部分の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 襟 2 補強片 3 前見頃 4 後見頃 5 補強布 6 第1ボタン 7 第2ボタン 8 第3ボタン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 襟部の襟腰部分に補強片を備え、襟ぐり
    から袖ぐりに至る左右両肩部を二重構造としてなる制服
    用ポロシャツ。
  2. 【請求項2】 前側第1ボタンを両襟の合わせ位置より
    下方寄りに間隔をあけて止着したことを特徴とする請求
    項1記載の制服用ポロシャツ。
JP1999004248U 1999-06-14 1999-06-14 制服用ポロシャツ Expired - Lifetime JP3064858U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014002224A1 (ja) 2012-06-28 2014-01-03 株式会社アシックス 上衣

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