JP3064501B2 - 食器用ラックとそれを用いる食器洗浄機 - Google Patents

食器用ラックとそれを用いる食器洗浄機

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JP3064501B2
JP3064501B2 JP3150462A JP15046291A JP3064501B2 JP 3064501 B2 JP3064501 B2 JP 3064501B2 JP 3150462 A JP3150462 A JP 3150462A JP 15046291 A JP15046291 A JP 15046291A JP 3064501 B2 JP3064501 B2 JP 3064501B2
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俊一 布川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、把手付食器を洗浄する
ための食器用ラックおよびそれを用いる食器洗浄機に関
する。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄機によって洗浄すべき食器に
は、コーヒーカップなどの把手付食器が含まれる。図1
9および図20は、従来からの食器洗浄機で、把手付食
器を洗浄するときの状態を示す。図19は平面図、図2
0は図19図示の切断面線I−I方向から見た断面図で
ある。
【0003】コーヒーカップなどの食器本体1には、把
手2が固定される。このような把手付食器3は、一般に
白色系統の陶磁器によって形成される。喫茶店などで、
把手付食器3を使用した後では、食器本体1の周縁部付
近に、XおよびYで斜線を施して示すように、口紅など
が付着する。口紅が付着した把手付食器3を洗浄すると
きは、縦部材4および横部材5によって格子が形成さ
れ、位置決め部材6によって把手付食器3の位置決めが
行われる食器用ラック7上に載置して洗浄を行う。食器
用ラック7に載置された把手付食器3の洗浄は、図20
図示のように、上下から矢符8,9で示すように洗浄液
を噴射して食器洗浄機によって行われる。
【0004】図19図示のように、口紅などの付着部
X,Yが食器用ラック7の格子上に位置するときは、食
器用ラック7の格子が邪魔をして付着部X,Yに十分な
洗浄液を噴射することができない。口紅などの付着部
X,Yの汚れは、一般的に落ちにくい汚れの代表であ
り、洗浄液が直接噴射されてその物理的な圧力を十分に
利用しないと洗浄を行うことができない。したがって、
従来からの食器用ラック7を用いるときには、把手付食
器3の載置する向きに注意する必要があり、作業性が悪
い。
【0005】また、把手付食器3を上向きに載置して洗
浄することも考えられるけれども、食器本体1内に洗浄
液が溜まるので、洗浄液が溜まった状態では付着部X,
Yなどに直接洗浄液が噴射されなくなり、また洗浄液を
除去してすすぎを行うことも困難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、口紅
などの付着部を十分に洗浄することができる食器用ラッ
クとそれを用いる食器洗浄機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、把手12が食
器本体11の側方に固定されているコーヒーカップ型の
把手付食器13を、複数個、開口部を下側にした状態で
載置して、食器洗浄機内で洗浄するための食器用ラック
17において、食器洗浄機内で所定位置に設置される外
枠16と、複数本の平行な線材18,19,20であっ
て、各線材18,19,20の両端は外枠16に支持さ
れ、各把手付食器13毎の収納空間22には、4本ずつ
の線材18,19,20が配置され、内側の2本の線材
18,19,20は、把手12の幅よりも大きくかつ食
器本体11の開口部の外径よりも小さい間隔を有し、該
開口部が載置される食器本体支持部25、および食器本
体支持部25から上方に折曲げられて形成される隆起部
26を備え、外側の2本の線材18,19,20は、内
側の2本の線材18,19,20の食器本体支持部25
の外方で隆起する把手収納禁止突部24を有し、該把手
収納禁止突部24間の間隔は食器本体11の最大外径よ
りも大きく、かつ該把手収納禁止突部24は食器本体1
1を食器本体支持部25に載置するときに把手12が当
接する範囲内に配置される、そのような線材18,1
9,20とを含むことを特徴とする食器用ラックであ
る。
【0008】
【0009】また本発明は、前記複数本の線材18,1
9,20は、鉄線に合成樹脂が被覆されて形成されるこ
とを特徴とする。
【0010】また本発明は、複数の収納空間22がマト
リクス状に配置され、その配列方向に複数の線材18,
19,20が斜めに交差しており、各収納空間22に
は、線材18,19,20の一対のくぼみ部28で把手
付食器13の食器本体11を支持し、線材18,19,
20の隆起部26で把手位置決め空間21を作り、残り
の2本の線材18,19,20で突部24を作つて把手
収納禁止空間25を作ることを特徴とする食器用ラック
である。
【0011】また本発明は、前記食器本体11を支持す
るくぼみ部28は、傾斜していることを特徴とする。
【0012】また本発明は、洗浄室30の上と下とに洗
浄液の噴射ノズル33,37を有し、洗浄室30に食器
用ラック17を配置する食器洗浄機において、前記食器
用ラック17は、複数の収納空間22がマトリクス状に
配置され、その配列方向に複数の線材18,19,20
が斜めに交差しており、各収納空間22には、線材1
8,19,20の一対のくぼみ部28で把手付食器13
の食器本体11を支持し、線材18,19,20の隆起
部26で把手位置決め空間21を作り、残りの2本の線
材18,19,20で突部24を作つて把手収納禁止空
間23を作ることを特徴とする食器洗浄機である。
【0013】また本発明は、把手12が食器本体11の
側方に固定されているコーヒーカップ型の把手付食器1
3を、複数個、開口部を下側にした状態で載置して、食
器洗浄機内で洗浄するための食器用ラック57におい
て、食器洗浄機内で所定位置に設置される外枠16と、
両端が外枠16に固定される平行な一対の線材58,5
9であって、線材58,59間の間隔は、食器本体11
の開口部の外径よりも小さく、2つの把手付食器13の
食器本体11の最大外径分と、1つの把手12の径方向
の長さ分との合計を越える長さの平坦部を有する、その
ような線材58.59と、線材58,59の平坦部の中
間に設けられ、把手12が向き合せとなるように配置さ
れる2つの把手付食器13からの2つの把手12を同時
に位置決め可能な把手位置決め部材60,61,62,
63とを含むことを特徴とする食器用ラックである。
【0014】また本発明は、前記把手位置決め部材6
0,61は、前記2つの把手12を弾力性を持って共締
めすることを特徴とする。
【0015】また本発明は、把手12が食器本体11の
側方に固定されているコーヒーカップ型の把手付食器1
3を、複数個、開口部を下側にした状態で載置して、食
器洗浄機内で洗浄するための食器用ラックにおいて、平
面形状が大略的にU字形状となる線材であって、該U字
形状の平行部分間は、食器本体11の底部の内径よりも
小さく、かつ把手12の幅よりも大きい間隔を有し、該
U字形状の先端側は上方に折曲げられて、食器本体11
の内面を支持する底面支持部65が形成され、該U字形
状の基端側も、食器本体11の内面を底面支持部65で
支持するときの把手12の位置まで上方に隆起するよう
に、折曲げられる線材を備えることを特徴とする食器用
ラックである。
【0016】
【作用】本発明に従えば、把手付食器13の食器本体1
1は、外枠16に両端が支持される複数の線材18,1
9,20のうちで4本ずつの線材18,19,20が配
置される収納空間22に収納される。把手12は、外側
の2本の線材18,19,20の把手収納禁止突部24
によって当接され、内側の2本の線材18,19,20
の隆起部26によって位置決めされる。食器本体11の
開口部は内側の2本の線材18,19,20の食器本体
支持部25によって支持されるので、食器用ラック17
を食器洗浄機内に設置して、コーヒーカップ型の把手付
食器13を上下から十分に洗浄することができる。隆起
部26が形成される内側の線材18,19,20の食器
本体支持部25上に把手付食器13の食器本体11を伏
せ形に置く。把手12は隆起部26で位置決めされ、食
器本体11の外側方には外側の線材18,19,20の
把手収納禁止突部24が設けられる。隆起部26によっ
て、把手12の位置決めを行うことができるので、食器
本体11の外周端縁部を十分に洗浄することができる。
【0017】
【0018】また本発明に従えば、把手収納禁止部2
4、食器本体支持部25および隆起部26は、合成樹脂
が被覆された鉄線の折曲げによって形成することができ
る。
【0019】また本発明に従えば、複数の収納空間22
がマトリクス状に配置され、その配列方向に複数の線材
18,19,20が斜めに交差する。各収納空間22に
は、線材18,19,20の一対のくぼみ部28で食器
本体11を支持し、線材18,19,20の隆起部26
および突部24で把手12の位置決めを行うので、把手
付食器13の外周端縁を十分に洗浄することができる。
【0020】また本発明に従えば、食器本体11を支持
するくぼみ部28は傾斜しているので、洗浄液などの水
切れをよくすることかできる。
【0021】また本発明に従えば、把手付食器13は、
食器用ラック17に乗載した状態で、洗浄室30におい
て上と下から洗浄液が噴射される。コーヒーカップ型の
食器本体11の開口部外周端縁は、把手12を位置決め
して十分に洗浄することができるので、口紅などの付着
部分の汚れを十分に落とすことができる。
【0022】また本発明に従えば、平行な一対の線材5
8,59上に2つの把手付食器13を把手12が向き合
わせとなるように伏せて配置する。2つの把手付食器1
3の把手12を、1つの空間で位置決めすることができ
るので、把手付食器13を高密度で収納することができ
る。
【0023】また本発明に従えば、2つの把手付食器1
3から把手12は、弾力性を持って共締めされる。これ
によって、把手付食器13を確実に位置決めして固定す
ることができ、強い洗浄液の圧力の下で、短期間で洗浄
を行うことができる。
【0024】また本発明に従えば、線材を折曲げて形成
する底面支持部65でコーヒーカップ型の把手付食器1
3の食器本体11の内面を支持し、隆起部分で把手12
の位置決めを行うので、食器本体11の開口部外周縁で
口紅などの付着しやすい部分の周囲には障害物のない状
態で洗浄を行うことができる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による食器用ラッ
ク17の平面図である。食器本体11に把手12が固定
された把手付食器13は、縦部材14、横部材15およ
び外枠16によってマトリクス状に形成される各区画内
に配置される。食器用ラック17には、斜め方向に支持
部材である複数の線材18,19,20が交差してい
る。複数の線材18,19,20によって、把手位置決
め空間21、食器本体収納空間22および把手収納禁止
空間23がそれぞれ形成される。
【0026】図2は、図1図示の食器用ラック17の右
側面図、図3は線材18の正面図、図4は線材19の正
面図、図5は線材20の平面図(1)および正面図
(2)、図6は縦部材14の正面図、図7は横部材15
の正面図である。これらの図を参照して、鉄線などの線
材にナイロンなどの合成樹脂を被覆した線材18,1
9,20には、把手収納禁止突部24、食器本体支持部
25、隆起部26、支持線材27およびくぼみ部28が
設けられる。複数本の線材18,19,20のうちで
は、同一形状に折曲げた部分が異なる機能を果たす場合
もあり得る。すなわち、把手収納禁止突部24として、
把手12と当接して把手12の位置決めを容易にする働
きと、隆起部26として把手12の位置決めを行う働き
とを、食器用ラック17での位置に対応して分担する。
【0027】図8および図9は、口紅などが付着した把
手付食器13を洗浄するときの状態を示す。図8は平面
図であり、図9は図8図示の矢符A方向から見た側面図
である。把手12は、隆起部26によって位置決めされ
る。食器本体11の外周端縁は、平行な線材18上で支
えられる。口紅などの付着部10Xと10Yは、把手1
2を通る直径とほぼ90度をなす直径上に位置してい
る。したがって、付着部10X,10Y付近には線材1
8が配置されないので、図9の矢符B,Cのように上下
から洗浄液を噴射することによって、付着部10X,1
0Yを十分に洗浄することができる。
【0028】図10は、把手付食器13における口紅な
どの付着状態を説明するための図である。コーヒーカッ
プやティーカップなどの把手付食器13は、把手12を
右手または左手に持って使用される。したがって、食器
本体11の外周端縁部には、把手12を通る直径方向と
ほぼ90度をなす直径方向に、斜線を施して示すような
汚れ付着部10X,10Yが形成される。把手12を含
む直径方向の外周端縁に斜線を施して示す領域10Zに
は、ほとんど口紅などは付着しない。このように、把手
付食器13においては、把手12と汚れ付着部10X,
10Yとは、一定の空間的な位置関係を有するので、把
手12の位置決めを行って洗浄することによって、口紅
などの付着部10X,10Yを十分に洗浄することがで
きる。
【0029】図11は、図1図示の食器用ラック17を
用いて把手付食器13の洗浄を行うための食器洗浄機の
構成を示す。ケーシング29内には洗浄室30が形成さ
れる。洗浄室30の下方には洗浄液槽31が設けられ
る。洗浄室30の上方には、上洗浄液噴射ノズル部材3
2が設けられ、噴射ノズル33から洗浄液を噴射する。
上洗浄液噴射ノズル部材32の付近には、上すすぎ水噴
射ノズル部材34が設けられ、噴射ノズル35からすす
ぎ水を噴射する。洗浄室30の下方で、洗浄液槽31の
上方には、下洗浄液噴射ノズル部材36が設けられ、噴
射ノズル37から洗浄液を噴射する。下洗浄液噴射ノズ
ル部材36の近傍には、下すすぎ水噴射ノズル部材38
も設けられ、噴射ノズル39からすすぎ水を噴射する。
洗浄室30の下方には、すすぎ水槽40も設けられる。
【0030】洗浄液槽31およびすすぎ水槽40には、
電気抵抗の変化によって水位を検出する水位検出手段4
1,42がそれぞれ設けられる。各槽31,40の温度
は、温度検出手段43,44によってそれぞれ検出さ
れ、ヒータ45,46によって温度調節される。洗浄液
槽31は、約60〜65℃に保温される。すすぎ水槽4
0は、約80〜85℃に加熱される。すすぎ水槽40に
は、電磁弁47を介して給水管48からすすぎ水が補給
される。洗浄液槽31の水位は、オーバフロー管49に
よっても規制される。オーバフロー管49は、排水管5
0に接続され、オーバフローした洗浄液は外部に排出さ
れる。洗浄液槽31内の洗浄液は、洗浄ポンプ51によ
って上下の噴射ノズル部材32,36に圧送される。す
すぎ水槽40内のすすぎ水は、すすぎポンプ52によっ
て上下の噴射ノズル部材34,38に圧送される。洗浄
液管路53およびすすぎ水管路54は、ポンプ51,5
2からの液の通路となる。
【0031】図12は、本発明の他の実施例の食器用ラ
ック57の構成を示す。図1図示の食器用ラック17に
類似する部分には同一の参照符を付す。注目すべきは、
2つの把手付食器13が互いに向かい合って平行な線材
58,59上に伏せて乗せられていることである。把手
が共通の空間に収納されるので、食器ラック57上に高
密度に並べることができる。把手12は、押え部材60
によって弾性的に押圧され受け部材61との間に挟持さ
れる。これによって、把手12の位置決めを確実に行う
ことができる。図13は、図12の左側面図である。注
目すべきは、線材58,59が傾斜していることであ
る。
【0032】図14、図15および図16は、本発明の
さらに他の実施例における把手12の位置決め状態を示
す。図14および図15において、把手12は、把手位
置決め部材62,63によってそれぞれ位置決めされ
る。図16においては、線材に形成される把手収納部6
4に2つの把手12が収納される(手前側の食器本体1
1は省略)。
【0033】図17および図18は、本発明のさらに他
の実施例を示す。図17は平面図であり、図18は側面
図である。注目すべきは、底面支持部65によって、伏
せた状態の食器本体11の内面が支持されることであ
る。
【0034】
【0035】
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、把手付食
器13の把手12を位置決めし、食器本体11または把
手12を支持して上下から洗浄することが可能となる。
把手付食器13に対する口紅などの付着部は、把手12
の位置と関連性を有しており、把手12の位置決めが容
易であるので汚れを有効に除去することも容易である。
【0037】
【0038】また本発明によれば、把手12は鉄線に合
成樹脂が被覆されて構成される隆起部26で位置決めさ
れ、食器本体11は食器本体支持部25によって支持さ
れるので、把手付食器13の口紅などの付着部を十分に
洗浄することができる。
【0039】また本発明によれば、複数の収納空間22
がマトリクス状に配置され、その配列方向に斜めに交差
する線材18,19,20上のくぼみ部28で把手付食
器13の食器本体11を支持し、線材18,19,20
の隆起部26で把手12の位置決めを行う。把手収納禁
止空間25が突部24によって設けられるので、把手1
2の位置決めが容易である。これによって、複数の把手
付食器13を効率的に洗浄することができる。
【0040】また本発明によれば、食器本体11を支持
するくぼみ部28は傾斜しているので、洗浄液などの水
切れをよくすることができる。
【0041】また本発明によれば、洗浄室30の上と下
から洗浄液が噴射され、食器用ラック17に載置した把
手付食器13を十分に洗浄することができる。
【0042】また本発明によれば、平行な一対の線材5
8,59上に2つの把手付食器13を把手12が向き合
わせとなるようにして伏せて配置される。これによっ
て、把手付食器13を高密度に配置して、効率的に洗浄
することができる。
【0043】また本発明によれば、2つの把手付食器1
3からの把手は弾力性を持って共締めされる。これによ
って、把手付食器13の位置決めを確実に行うことがで
きる。
【0044】また本発明によれば、食器本体11の底部
を支持し、把手12の両側を規制して、把手付食器13
を保持するので、開口部の周縁を十分に洗浄することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の食器用ラックの平面図であ
る。
【図2】図1図示の食器用ラックの右側面図である。
【図3】図1図示の線材18の正面図である。
【図4】図1図示の線材19の正面図である。
【図5】図1図示の線材20の平面図と正面図である。
【図6】図1図示の縦部材14の正面図である。
【図7】図1図示の横部材15の正面図である。
【図8】汚れ付着部10X,10Yを含む把手付食器1
3を洗浄するときの状態を示す平面図である。
【図9】図8図示の矢符A方向から見た側面図である。
【図10】把手付食器13の斜視図である。
【図11】図1図示の食器用ラック17を用いる食器洗
浄機の断面図である。
【図12】本発明の他の実施例による食器用ラック57
の平面図である。
【図13】図12図示の食器用ラック57の左側面図で
ある。
【図14】本発明のさらに他の実施例の平面図である。
【図15】本発明のさらに他の実施例の平面図である。
【図16】本発明のさらに他の実施例の側面図である。
【図17】本発明のさらに他の実施例の平面図である。
【図18】図17図示の実施例の側面図である。
【図19】従来からの食器用ラック7を示す部分的な平
面図である。
【図20】図19図示の従来の食器用ラック7の断面図
である。
【符号の説明】
10X,10Y 汚れ付着部 11 食器本体 12 把手 13 把手付食器 14 縦部材 15 横部材 16 外枠 17 食器用ラック 18,19,20 線材 21 把手位置決め空間 22 食器本体収納空間 23 把手収納禁止空間 24 把手収納禁止突部 25 食器本体支持部 26 隆起部 27 支持線材 28 くぼみ部 30 洗浄室 31 洗浄液槽 32 上洗浄液噴射ノズル部材 33,37 噴射ノズル 34 上すすぎ水噴射ノズル部材 36 下洗浄液噴射ノズル部材 38 下すすぎ水噴射ノズル部材 40 すすぎ水槽 51 洗浄ポンプ 52 すすぎポンプ 57 食器用ラック 58,59, 線材 60 押圧部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/50 A47G 23/00 A47J 47/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手12が食器本体11の側方に固定さ
    れているコーヒーカップ型の把手付食器13を、複数
    個、開口部を下側にした状態で載置して、食器洗浄機内
    で洗浄するための食器用ラック17において、 食器洗浄機内で所定位置に設置される外枠16と、 複数本の平行な線材18,19,20であって、 各線材18,19,20の両端は外枠16に支持され、 各把手付食器13毎の収納空間22には、4本ずつの線
    材18,19,20が配置され、 内側の2本の線材18,19,20は、把手12の幅よ
    りも大きくかつ食器本体11の開口部の外径よりも小さ
    い間隔を有し、該開口部が載置される食器本体支持部2
    5、および食器本体支持部25から上方に折曲げられて
    形成される隆起部26を備え、 外側の2本の線材18,19,20は、内側の2本の線
    材18,19,20の食器本体支持部25の外方で隆起
    する把手収納禁止突部24を有し、該把手収納禁止突部
    24間の間隔は食器本体11の最大外径よりも大きく、
    かつ該把手収納禁止突部24は食器本体11を食器本体
    支持部25に載置するときに把手12が当接する範囲内
    に配置される、 そのような線材18,19,20とを含むことを特徴と
    する食器用ラック。
  2. 【請求項2】 前記複数本の線材18,19,20は、
    鉄線に合成樹脂が被覆されて形成されることを特徴とす
    る請求項1記載の食器用ラック。
  3. 【請求項3】 複数の収納空間22がマトリクス状に配
    置され、 その配列方向に複数の線材18,19,20が斜めに交
    差しており、 各収納空間22には、線材18,19,20の一対のく
    ぼみ部28で把手付食器13の食器本体11を支持し、
    線材18,19,20の隆起部26で把手位置決め空間
    21を作り、残りの2本の線材18,19,20で突部
    24を作つて把手収納禁止空間23を作ることを特徴と
    する食器用ラック。
  4. 【請求項4】 前記食器本体11を支持するくぼみ部2
    8は、傾斜していることを特徴とする請求項3記載の食
    器用ラック。
  5. 【請求項5】 洗浄室30の上と下とに洗浄液の噴射ノ
    ズル33,37を有し、洗浄室30に食器用ラック17
    を配置する食器洗浄機において、 前記食器用ラック17は、複数の収納空間22がマトリ
    クス状に配置され、 その配列方向に複数の線材18,19,20が斜めに交
    差しており、 各収納空間22には、線材18,19,20の一対のく
    ぼみ部28で把手付食器13の食器本体11を支持し、
    線材18,19,20の隆起部26で把手位置決め空間
    21を作り、残りの2本の線材18,19,20で突部
    24を作つて把手収納禁止空間23を作ることを特徴と
    する食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 把手12が食器本体11の側方に固定さ
    れているコーヒーカップ型の把手付食器13を、複数
    個、開口部を下側にした状態で載置して、食器洗浄機内
    で洗浄するための食器用ラック57において、 食器洗浄機内で所定位置に設置される外枠16と、 両端が外枠16に固定される平行な一対の線材58,5
    9であって、 線材58,59間の間隔は、食器本体11の開口部の外
    径よりも小さく、 2つの把手付食器13の食器本体11の最大外径分と、
    1つの把手12の径方向の長さ分との合計を越える長さ
    の平坦部を有する、 そのような線材58.59と、 線材58,59の平坦部の中間に設けられ、把手12が
    向き合せとなるように配置される2つの把手付食器13
    からの2つの把手12を同時に位置決め可能な把手位置
    決め部材60,61,62,63とを含むことを特徴と
    する食器用ラック。
  7. 【請求項7】 前記把手位置決め部材60,61は、前
    記2つの把手12を弾力性を持って共締めすることを特
    徴とする請求項6記載の食器用ラック。
  8. 【請求項8】 把手12が食器本体11の側方に固定さ
    れているコーヒーカップ型の把手付食器13を、複数
    個、開口部を下側にした状態で載置して、食器洗浄機内
    で洗浄するための食器用ラックにおいて、 平面形状が大略的にU字形状となる線材であって、 該U字形状の平行部分間は、食器本体11の底部の内径
    よりも小さく、かつ把手12の幅よりも大きい間隔を有
    し、 該U字形状の先端側は上方に折曲げられて、食器本体1
    1の内面を支持する底面支持部65が形成され、 該U字形状の基端側も、食器本体11の内面を底面支持
    部65で支持するときの把手12の位置まで上方に隆起
    するように、 折曲げられる線材を備えることを特徴とする食器用ラッ
    ク。
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