JP3064256U - 皿型装飾品 - Google Patents

皿型装飾品

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JP3064256U
JP3064256U JP1999003632U JP363299U JP3064256U JP 3064256 U JP3064256 U JP 3064256U JP 1999003632 U JP1999003632 U JP 1999003632U JP 363299 U JP363299 U JP 363299U JP 3064256 U JP3064256 U JP 3064256U
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JP
Japan
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dish
bottom plate
shaped decorative
decorative article
water
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JP1999003632U
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English (en)
Inventor
潔 石川
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株式会社川善
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 祝宴の料理を、趣向を凝らし縁起がよく上品
で個性的なものとして演出することができる皿型装飾品
を提供する。 【解決手段】 底板10と、水引21を底板10の垂線
方向上向きに一定量ずつズラしながら、底板10の周縁
部に多重に巻回させた側周部20とから構成されてお
り、皿の形状をしている。このため、祝宴の料理を、趣
向を凝らし縁起がよく上品で個性的なものとして演出す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、皿型装飾品に関する。
【0002】
【従来の技術】
結婚式などの各種祝宴の料理を個性的に演出したいという要望をもつ人達は多 い。かかる要望を満たす装飾品としては、料理に振り掛ける金箔や造花などがあ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、祝宴の料理を個性的に演出するための装飾品の条件としては、単に 個性的であればよいというわけでなく、基本的に、縁起物であることや上品であ ることなどの条件を満たす必要があるという問題がある。 他方、結婚式に代表される祝宴に招かれた招待客は、包紙に水引が掛けられた 祝儀袋に金銭を入れて、お祝いとして渡すという習慣がある。水引は縁起物であ るにも拘らず、その用途が祝儀袋の結びや結納用贈り物等に限られているのが現 状であり、用途を拡大し水引の需要を伸ばしたいという要望が強い。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、祝宴の料理を、趣向を凝らし縁起がよく上品で個 性的なものとして演出することができる皿型装飾品を提供することを目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の皿型装飾品は、底板と、該底板の周縁部に水引を多重に巻回させた 側周部とからなり、皿の形状をしていることを特徴とする。 請求項2の皿型装飾品は、底板と、該底板の周縁部に水引を、前記底板の垂線 方向上向きに一定量ずつズラしながら、多重に巻回させた側周部とからなり、皿 の形状をしていることを特徴とする。 請求項3の皿型装飾品は、請求項1または2記載の発明において、重なり合う 前記水引同士が、防水性のある接着剤で固められたことを特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1は本実施形態の皿型装飾品1の概略斜視図である。同図に示すように、本 実施形態の皿型装飾品1は、底板10と側周部20とから構成されており、皿の 形状の装飾品である。
【0007】 前記底板10は、木製の円板である。 なお、底板10の素材は木だけでなく、合成樹脂や金属など、種々の素材を採 択しうる。
【0008】 つぎに、側周部20を説明する。 図2は本実施形態の皿型装飾品1の正面図である。図3は図2のIII −III 線 矢視断面図である。図4は本実施形態の皿型装飾品1の平面図である。図1〜4 に示すように、側周部20の素材は、水引21である。この水引21が前記底板 10の周縁部に多重に巻回されており、側周部20を構成しているのである。水 引21の重なり合う部分同士は、その間を防水性のある接着剤で固められている 。この接着剤としては、防水性があり、透明で臭いが少ないシリコン系接着剤、 例えばヘキスト合成株式会社製の(商品名)SH490 や(商品名)モビニール8020 などが好適である。この防水性のある接着剤によって、水引21の表面がコーテ ィングされるので、水引21に浸水するのを防止することができるという効果を 奏する。 なお、水引21は、進物用の包紙などを結ぶさいに用いる水引と同様のものを 使用すればよい。
【0009】 さらになお、水引21の素材は、和紙だけでなく、紙紐やくみ紐など種々の素 材を採択しうる。 また、水引21を構成するこよりの本数は、通常5本であるが、5本だけでな く何本であってもよく、特に制限はない。 さらに、水引21を構成するこよりの色は、金、銀、紅、白、黒など特に制限 はない。 さらにまた、水引21を構成する5本のこよりの色は、全て同じ色でなくても よく、異なる色であってもよい。
【0010】 水引21を底板10の周縁部に多重に巻回するときに、水引21を底板10の 垂線方向上向きに一定量ずつズラして巻回されている。この場合、本実施形態の 皿型装飾品1を、皿の形状に酷似させることができるという効果を奏する。 なお、本実施形態の皿型装飾品1の場合には、水引21を底板10の回りに1 周させる間に、水引21のこより1本分だけズラしているが、水引21をズラす 程度に関して、特に制限はない。
【0011】 なお、水引21を底板10の周縁部に多重に巻回するときに、水引21を底板 10の垂線方向にズラさずに巻回させて側周部20を構成してもよい。この場合 、図5(A), (B)に示すように、側周部20を構成する水引21は、底板10と同 一平面上で巻回されることになるので、全体として平たい形状となり、コースタ ーや敷物として利用すると好適である。
【0012】 上記のごとく、本実施形態の皿型装飾品1は、その側周部20の素材が縁起物 の水引21であるので、縁起がよく上品であるという効果を奏する。
【0013】 つぎに、本実施形態の皿型装飾品1の使用例を説明する。 図6は本実施形態の皿型装飾品1の使用説明図である。同図に示すように、盛 皿の上に、料理とともに、本実施形態の皿型装飾品1を飾りとして添える。そし て、図示しないが本実施形態の皿型装飾品1の上にも前菜やつまみ等の料理を添 える。 この使用例の場合、料理に本実施形態の皿型装飾品1が組み合わされているの で、祝宴の料理やおせち料理を、趣向を凝らし縁起がよく上品で個性的なものと して演出することができるという効果を奏する。
【0014】 また、水引21の重なり合う部分同士が、その間を防水性のある接着剤で固め られており、この接着剤によって、水引21の表面がコーティングされているの で、料理の汁などが外部へ漏れたり、水引21に含浸するのを防止することがで きるという効果を奏する。
【0015】 なお、本実施形態の皿型装飾品1の用途は、祝宴の料理の皿として使用するだ けでなく、コースターや茶托、珍味の器、敷物等、種々の装飾品として使用しう る。
【0016】
【考案の効果】
請求項1の皿型装飾品によれば、祝宴の料理や生花などを、趣向を凝らし縁起 がよく上品で個性的なものとして演出することができる。 請求項2の皿型装飾品によれば、祝宴の料理や生花などを、趣向を凝らし縁起 がよく上品で個性的なものとして演出することができる。しかも、皿の形状に酷 似させることができる。 請求項3の皿型装飾品によれば、料理の汁などが外部へ漏れたり、水引に含浸 するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の皿型装飾品1の概略斜視図であ
る。
【図2】本実施形態の皿型装飾品1の正面図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視断面図である。
【図4】本実施形態の皿型装飾品1の平面図である。
【図5】他の実施形態の皿型装飾品1を示しており、
(A) は側面図、(B) は平面図である。
【図6】本実施形態の皿型装飾品1の使用説明図であ
る。
【符号の説明】
1 皿型装飾品 10 底板 20 側周部 21 水引

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板と、該底板の周縁部に水引を多重に巻
    回させた側周部とからなり、皿の形状をしていることを
    特徴とする皿型装飾品。
  2. 【請求項2】底板と、該底板の周縁部に水引を、前記底
    板の垂線方向上向きに一定量ずつズラしながら、多重に
    巻回させた側周部とからなり、皿の形状をしていること
    を特徴とする皿型装飾品。
  3. 【請求項3】重なり合う前記水引同士が、防水性のある
    接着剤で固められたことを特徴とする請求項1または2
    記載の皿型装飾品。
JP1999003632U 1999-05-26 1999-05-26 皿型装飾品 Expired - Lifetime JP3064256U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03109398U (ja) * 1990-02-26 1991-11-11

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