JP3063743U - 身の回り品用掛け具 - Google Patents

身の回り品用掛け具

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JP3063743U
JP3063743U JP1999003167U JP316799U JP3063743U JP 3063743 U JP3063743 U JP 3063743U JP 1999003167 U JP1999003167 U JP 1999003167U JP 316799 U JP316799 U JP 316799U JP 3063743 U JP3063743 U JP 3063743U
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Japan
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plate
shape
hanging
hook
hanger
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JP1999003167U
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Inventor
博 古谷
Original Assignee
博 古谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にトイレットでの貴重品類の盗難の防止に
有効な身の回り品用掛け具を実現する。 【解決手段】 略三角形状に形成された板材11上部の
板面中央に、円弧状に上方に湾曲したフック12が配設
する。板材11下部の板面に、上部のフック12よりは
サイズの小さい、円弧状に上方に湾曲したフック15を
配設する。板材11の板面における2つのフック12,
15の中間の部位に、板材11の板面との間に間隙をも
つように板材11に突設されたテーパ状の支持部14に
より支持されたハンガー13を配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は身の回り品用掛け具に関する。具体的には、衣服、帽子などの身の回 り品を掛けておく掛け具であって、特に公衆用トイレットでの貴重品類の盗難の 防止に有効な身の回り品用掛け具を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、衣服、帽子、ショルダー・バッグなどの身の回り品を掛けておくた めの掛け具が、住宅の玄関や公衆用トイレット等において用いられている。その ような従来の身の回り品用の掛け具としては、例えば、図3(斜視図)に示すよ うに、方形状の板材21の上部の板面に円柱状のフック22が取り付けられ、板 材21の下部の板面に円弧状に上方に湾曲したフック23が取り付けられたもの が使用されている。ここにおける上部側のフック22は主として帽子が掛けられ 、下部側のフック23は衣服やバッグ類が掛けられる。
【0003】 このように構成された掛け具20は、例えば、図4に示すように、公衆用トイ レットの区画室30のドア31の上端部付近に、ねじや接着剤などにより固定し て取り付けられる。そして、トイレットの使用者は、掛け具20のフック23に ショルダー・バッグ40など掛けたうえで、トイレットを使用している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例によると、公衆用トイレットの区画室30の ドア31の上端部付近に掛け具20を取り付けた場合、つぎのような解決すべき 課題がある。すなわち、公衆用トイレットの区画室30の上部は、遮蔽物がなく 開口していることが多い。そのために、トイレットの使用中に、区画室30の上 部開口から第三者が区画室30内に手を差し入れて、ショルダー・バッグ40な どを窃取するおそれがある。現に、近時この種の盗難事件が発生している。
【0005】 また、掛け具20のフック23に衣服を掛けた場合は、衣服用のハンガーとは 異なり、衣服は、その襟部がフック23により1点で支持されるため、型くずれ を起こしたり、さらには服地を痛めたりすることもある。以上のような解決すべ き課題が、図3に示した従来例にはあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するために、本考案はなされたものである。そのため に、本考案では、上端から下端までが所定の長さの板材の上部と下部それぞれの 板面に、所定形状のフックを1つずつ配設するとともに、これら2つのフックの 中間の部位に、板材の板面との間に間隙をもって所定形状のハンガーを配設する ようにした。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図1に示し説明する。ここで、図1(a)は、本実施の 形態における身の回り品用掛け具の正面図、図1(b)は、同掛け具の側面図で ある。
【0008】 図1(a)において、11は、略三角形状に形成された板材であり、その上部 の板面の中央に、図1(b)に示すように、円弧状に上方に湾曲したフック12 が配設されている。また、板材11の下部の板面に、上部のフック12よりはサ イズの小さい、同じく円弧状に上方に湾曲したフック15が配設されている。上 部のフック12は帽子掛け用であり、下部のフック15はショルダー・バッグな どを掛けるためのものである。
【0009】 図1(a)において、板材11の板面における2つのフック12,15の中間 の部位には、衣服を掛けるための略U字状に形成されたハンガー13が配設され ている。このハンガー13は、板材11の板面との間に間隙を設けるために、図 1(b)に示すように、板材11に突設されたテーパ状の支持部14により支持 されている。
【0010】 このように2つのフック12,15とハンガー13とが配設された板材14の サイズは、上端部の幅wを20〜30センチメートルとし、上端から下端までの 長さhを10〜50センチメートルとするのが好適である。また、ハンガー13 の長さlは40〜50センチメートルとするのが好ましい。
【0011】 他方、板材11と、2つのフック12,15と、ハンガー13及びその支持部 14の素材には、剛性のあるプラスチックあるいはアルミニウムなどの金属を用 いるのが望ましい。また、2つのフック12,15と、ハンガー13及びその支 持部14は、それぞれ板材11とは別個に製造したうえで板材11に固定しても よく、板材11と一体成型して設けてもよい。
【0012】 なお、板材11の各コーナー部付近には、掛け具10をドアなどに固定するね じを通すための孔部16a〜cがそれぞれ穿設されている。この孔部16a〜c の穿設位置及び穿設数は、掛け具10の重量や板材11のサイズに応じて適宜設 定すればよい。もっとも、ドアなどへの掛け具10の固定方法は、ねじ止めに限 られるものではなく、接着剤あるいは両面に粘着剤が塗布されたテープを用いて 固定してもよく、また、これらとねじとを併用してもよい。
【0013】 さらには、例えば鉄製のロッカーの扉や内壁面に掛け具10を固定するような 場合は、板材11の裏面に磁石を取り付けてロッカーの扉等に固定するようにし てもよい。磁石を用いて固定する方法によれば、必要に応じて掛け具10の固定 位置を適宜調整することが可能となり、掛け具10の利便性を一層高めることが できる。
【0014】 つぎに、以上のように構成された掛け具10に衣服等の身の回り品を掛けた場 合の様子について、図2により説明する。ここで、図2では、図4における要素 と同一の要素については同じ符号を付している。
【0015】 図2において、ここでは公衆用トイレットの区画室30のドア31の上端部付 近に掛け具10を取り付けた場合が示されている。そして、掛け具10における ハンガー13にはコート50が掛けられ、下部のフック15には、破線で示すよ うにショルダー・バッグ40が掛けられた場合が、例として図示されている。
【0016】 このように、一般に貴重品類が入っているショルダー・バッグ40などは、コ ート50などの襟部が掛けられる位置よりは下方の部位に掛けられ、トイレット の区画室30の上部開口より相当に下方の位置に掛けられる。その結果、区画室 30の上部開口から第三者が区画室30内に手を差し入れてショルダー・バッグ 40を窃取することは著しく困難となる。すなわち、貴重品類が入れられたショ ルダー・バッグ40等の盗難を防止する効果を得ることができる。
【0017】 また、従来の掛け具20(図3)とは異なり、コート等の衣服の襟部がフック 23により1点で支持されるのではなく、ハンガー13により衣服の肩部全体が 支持される。したがって、衣服が型くずれを起こすこともなく、さらには服地を 痛めることもない。このことは、高級品である高価格の衣服にとっては特に有益 である。
【0018】 以上においては、掛け具10における各フック12,14がそれぞれ円弧状に 湾曲して形成された場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案はこれに限定さ れるものではなく、その他にも、例えば側面形状がL字状に形成されたもの、さ らには曲げ部のない真直状のものであってもよい。
【0019】 また、ハンガー13も図示したような略U字状のものに限られるものではなく 、例えばヘ字状に形成されたもの、あるいは曲げ部のない真直状に形成されたも のであってもよい。
【0020】 さらに、各フック12,14及びハンガー13が配設される板材11も、略三 角形状のものに限定されるものではなく、方形状や円形状など、任意の形状であ ってよい。
【0021】 また、本考案による身の回り品用の掛け具10は、一般公衆が使用する市中の トイレットやホテル、レストラン、野球場等で客が使用するトイレットにおいて 用いるだけでなく、住宅の玄関、洗面所、脱衣所あるいは事業所等の応接室など において用いてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によるならば、貴重品類が入っている ショルダー・バッグなどは、コート等の衣服が掛けられる位置よりは下方の部位 に掛けられ、したがってトイレットの区画室の上部開口よりも相当に下方の位置 に掛けられるので、区画室の上部開口から第三者が区画室内に手を差し入れてシ ョルダー・バッグなどを窃取することを、防止することが可能となる。
【0023】 また、本考案による身の回り品用掛け具には、衣服を掛けるためのハンガーも 配設されている結果、ハンガーにより衣服の肩部全体が支持されることから、衣 服が型くずれを起こすこともなく、服地を痛めることもない。
【0024】 さらに、ハンガーは所定位置に固定して配設されているので、片手でハンガー を保持しながら、もう片方の手でハンガーに衣服を掛けるという煩わしさもない 。このことは、身体に障害を有する者や高齢者にとっては、特に使用価値が高い 商品を提供することになる。また、ハンガーを手にとって片手で保持する必要が ないため、例えば住宅の玄関において帰宅時に片手だけでハンガーに衣服を素早 く掛けることができる。したがって、本考案によりもたらされる効果は、実用上 極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に示した掛け具に身の回り品を掛けた場合
の様子を説明するための説明図である。
【図3】従来例の構成を示す斜視図である。
【図4】図3に示した従来例の使用例を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
10 掛け具 11 板材 12 フック 13 ハンガー 14 支持部 15 フック 16a〜16c 孔部 20 掛け具 21 板材 22,23 フック 30 区画室30 31 ドア 40 ショルダー・バッグ 50 コート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の形状に形成された板材(11)
    と、 前記板材上部の板面に配設された、身の回り品を掛ける
    ための所定形状の第1のフック手段(12)と、 前記板材下部の板面に配設された、身の回り品を掛ける
    ための所定形状の第2のフック手段(15)と、 前記板材の板面における前記第1及び第2のフック手段
    の中間の部位に前記板面との間に間隙をもって配設され
    た、衣服を掛けるための所定形状のハンガー手段(1
    3)とを具備した身の回り品用掛け具。
  2. 【請求項2】 任意の形状に形成され上端から下端まで
    の長さが10〜50センチメートルである板材(11)
    と、 前記板材上部の板面に配設され、円弧状、L字状及び真
    直状のうちの1つの形状に形成された、身の回り品を掛
    けるための第1のフック手段(12)と、 前記板材下部の板面に配設され、円弧状、L字状及び真
    直状のうちの1つの形状に形成された、身の回り品を掛
    けるための第2のフック手段(15)と、 前記板材の板面における前記第1及び第2のフックの中
    間の部位に前記板面との間に間隙をもって配設され、略
    U字状、ヘ字状及び真直状のうちの1つの形状に形成さ
    れた、衣服を掛けるためのハンガー手段(13)とを具
    備した身の回り品用掛け具。
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