JP3063631B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP3063631B2
JP3063631B2 JP8230598A JP23059896A JP3063631B2 JP 3063631 B2 JP3063631 B2 JP 3063631B2 JP 8230598 A JP8230598 A JP 8230598A JP 23059896 A JP23059896 A JP 23059896A JP 3063631 B2 JP3063631 B2 JP 3063631B2
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2321/00Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2321/14Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
    • F25D2321/141Removal by evaporation
    • F25D2321/1412Removal by evaporation using condenser heat or heat of desuperheaters
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    • F25D2321/146Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections

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  • Defrosting Systems (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍庫の冷媒回路
等に使用される冷凍装置に係り、特に、蒸発器周辺での
ドレン水回収構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平5−5567号
公報に開示されているような冷凍庫の冷媒回路に使用さ
れる冷凍装置は、庫内を冷却する冷凍運転の他に、蒸発
器に発生した着霜を融解するための除霜運転を行うよう
になっている。つまり、蒸発器に着霜が発生すると、圧
縮機からの高温高圧の吐出ガスを蒸発器に供給すること
で、霜を融解し、該蒸発器の下部に配置されたドレンパ
ンにドレン水として回収するようにしている。
【0003】図13は、この種の冷凍装置の庫内ユニッ
ト(a) における蒸発器(b) の配設部分周辺を示してい
る。この蒸発器(b) はユニットケーシング(c) の吸込口
(d) 近傍に配設されていると共に、下部にドレンパン
(e) が配設されている。また、このケーシング(c) の吹
出口(f) 近傍にはファン(g) が備えられ、このファン
(g)の駆動により、吸込口(d) から吹出口(f) に向って
空気が流れ(図13の矢印A参照)、この空気が蒸発器
(b) を通過する際に冷媒との間で熱交換を行うようにな
っている。そして、一般に、上記着霜(h) は蒸発器(b)
の空気流通上流側部分で多量に発生している(図13の
一点鎖線参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の冷凍装置にあっては、蒸発器(b) やその周辺
で発生するドレン水の全てをドレンパン(e) に回収する
ことができない場合があった。以下、このドレン水を回
収できない状況について説明する。
【0005】上述したような除霜運転時において、特
に、着霜量が多く、且つ除霜用の冷媒の循環量が多い状
況では、蒸発器(b) の冷媒管周囲での融解のみが促進さ
れることになり、霜(h) が冷媒管から離脱することにな
る。
【0006】このため、図13に二点鎖線で示すよう
に、未だ融解していない霜(h')が塊となって蒸発器(b)
から剥離して吸込口(d) 側に落下してしまい、この霜
(h')を融解してドレンパン(e) に回収することができな
くなる。
【0007】また、他の場合として、圧縮機からの高温
高圧の吐出ガスを蒸発器に供給するデフロスト配管の下
流端が、主冷媒回路における蒸発器の液側に接続されて
いる場合、デフロスト配管には逆止弁が設けられてい
る。これは、通常運転時に、該デフロスト配管に液冷媒
が逆流しないようにするためである。ところが、この逆
止弁の劣化等によってデフロスト配管に液冷媒が逆流し
た場合には、このデフロスト配管内での液冷媒の蒸発に
より管表面に着霜が発生することになる。そして、デフ
ロスト運転時は、この着霜部分にホットガスが流れるた
め、この霜が融解する。これによって発生するドレン水
は、デフロスト配管から落下することになるが、この落
下するドレン水をドレンパンに回収することは難しかっ
た。
【0008】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、除霜運転時に発生するドレン水を確実に回収可
能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1〜6記載の発明は、蒸発器から落下する
霜を受ける部材を備えさえ、これを加熱しておくこと
で、霜を容易に融解してドレン水として回収可能とする
ようにした。
【0010】具体的には、請求項1記載の発明は、図2
及び図4に示す如く、圧縮機(31)、凝縮器(32)、膨張機
構(EV-2)及び蒸発器(33)が冷媒配管(3a,3b,3c)により冷
媒の循環が可能に順に接続されてなる冷媒回路(30)を備
え、蒸発器(33)の着霜時、圧縮機(31)からの冷媒を蒸発
器(33)に供給して着霜(F) を融解する除霜運転を行うよ
うにした冷凍装置を前提としている。そして、上記蒸発
器(33)における空気流通方向上流側部分の下端部に、除
霜運転時に蒸発器(33)から剥離して落下する霜(F) を受
けるドレン受け部材(42)を突設させ、該ドレン受け部材
(42)に、該ドレン受け部材(42)に落下した霜(F) を融解
する融解手段(H2)を設け、蒸発器(33)の下部には、該蒸
発器(33)で発生したドレン水を回収するドレンパン(40)
が配設され、上記ドレン受け部材(42)に落下した霜(F)
が上記融解手段(H2)により融解されてドレン水となって
該ドレンパン(40)に回収されるようになっている構成と
している。
【0011】このような特定事項により、蒸発器(33)に
発生した着霜(F) を融解する除霜運転時において、蒸発
器(33)における空気流通方向上流側部分に多量に発生し
た霜(F) が蒸発器(33)から剥離して落下する際、この霜
(F) は一旦ドレン受け部材(42)に受け止められる。そし
て、このドレン受け部材(42)に設けられた融解手段(H2)
により、霜(F) が融解されてドレン水となり、ドレンパ
ン(40)を経て排出されることになる。このため、蒸発器
(33)から剥離して落下する霜(F) の回収が可能になる。
【0012】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の冷凍装置において、ドレン受け部材(42)に、蒸発器(3
3)の下端部から空気流通方向上流側に向って上方に傾斜
する傾斜板部(42b) を備えさせた構成としている。
【0013】この特定事項により、ドレン受け部材(42)
に受け止められた霜(F) が融解手段(H2)により融解され
てドレン水となると、該ドレン水は傾斜板部(42b) の傾
斜面に沿って蒸発器(33)の下端部に向って流れることに
なる。つまり、傾斜板部(42b) は、落下する霜(F) を受
け止める機能と、この霜(F) が融解されてなるドレン水
を所定の排出方向へ案内する機能とを兼ね備えている。
【0014】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の冷凍装置において、融解手段(H2)に、ドレン受け部材
(42)に接触されたヒータ配管(43)を備えさせ、該ヒータ
配管(43)の一端を圧縮機(31)の吐出側に接続させて、除
霜運転時に圧縮機(31)から吐出された冷媒の一部を流通
させる構成とした。
【0015】この特定事項により、除霜運転時には、圧
縮機(31)から吐出された冷媒の一部がヒータ配管(43)に
流れ、この吐出冷媒の熱によりドレン受け部材(42)が加
熱されて霜(F) が融解する。つまり、除霜運転時に冷媒
回路(30)を流れる冷媒を有効に利用して霜(F) の融解が
行われる。
【0016】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の冷凍装置において、上記ドレン受け部材(42)を蒸発器
(33)に一体的に組付けた構成としている。
【0017】この特定事項により、ドレン受け部材(42)
で融解されたドレン水はドレンパン(40)に回収されて蒸
発器(33)から排出され、また、ドレン受け部材(42)は蒸
発器(33)に一体的に組付けられており、ドレンパン(40)
には接続されていないので、このドレンパン(40)のメン
テナンス時にあっては該ドレンパン(40)の着脱作業が簡
単に行える。
【0018】請求項5記載の発明は、上記請求項3記載
の冷凍装置において、ドレンパン(40)の底部に、ヒータ
配管(43)に並列に接続されたドレンパンヒータ配管(41)
を設け、これに除霜運転時に圧縮機(31)から吐出された
冷媒の一部を流通させて、ドレンパン(40)にドレン水と
共に回収された霜(F) を融解する構成としている。
【0019】この特定事項により、ドレン受け部材(42)
に受け止められた霜(F) のうち該ドレン受け部材(42)上
で融解されることなくドレン水と共にドレンパン(40)に
回収されたものは、ドレンパンヒータ配管(35)を流れ
るホットガスにより加熱、融解されてドレン水となる。
このため、ドレンパン(40)内で霜(F) が滞積したり、ド
レン水排出用のドレンホースが霜(F) によって詰るよう
なことはない。
【0020】請求項6記載の発明は、圧縮機(31)、凝縮
器(32)、膨張機構(EV-2)及び蒸発器(33)が冷媒配管(3a,
3b,3c)により冷媒の循環が可能に順に接続されてなる冷
媒回路(30)を備え、蒸発器(33)の着霜時、圧縮機(31)か
らの冷媒を蒸発器(33)に供給して着霜(F) を融解する除
霜運転を行うようにした冷凍装置において、上記蒸発器
(33)における空気流通方向上流側部分の下端部には、除
霜運転時に蒸発器(33)から剥離して落下する霜(F) を受
けるドレン受け部材(42)が突設され、該ドレン受け部材
(42)には、該ドレン受け部材(42)に落下した霜(F) を融
解する融解手段(H2)が設けられ、上記ドレン受け部材(4
2)は、上記蒸発器(33)の下端部から空気流通方向上流側
に向って上方に傾斜する傾斜板部(42b) を備え、上記蒸
発器(33)はフィンアンドチューブ式であって、複数枚の
放熱フィン(33a,33a, …) の配列方向の両側には管板(3
3b,33b) が配設されており、上記ドレン受け部材(42)
は、傾斜板部(42b) の下端から鉛直方向に延びる鉛直部
(42a) を備え、該鉛直部(42a) が上記管板(33b,33b) の
端面にねじ止めされていて、この管板(33b) と鉛直部(4
2a) との間には、この両者間の隙間を閉塞するシール材
(46)が設けられている構成としている。
【0021】この特定事項により、傾斜板部(42b)上の
ドレン水が流下する際に、鉛直部(42a)と管板(33b)と
の間からドレン水が外側へ漏れ出ることがシール材(46)
によって阻止され、ドレン水の回収が確実に行える。
【0022】請求項7記載の発明は、除霜運転時に吐出
冷媒が流れる配管に対して、通常運転時に、この配管に
液冷媒が漏れることにより着霜が発生することを配管構
造の改良によって防止するようにした。
【0023】具体的には、請求項7記載の発明は、圧縮
機(31)、凝縮器(32)、膨張機構(EV-2)及び蒸発器(33)が
冷媒配管(3a,3b,3c)により冷媒の循環が可能に順に接続
されてなる冷媒回路(30)と、蒸発器(33)の着霜時、この
着霜(F) を融解するように、圧縮機(31)からの吐出冷媒
を蒸発器(33)に対してその液側から供給するデフロスト
配管(36)と、該デフロスト配管(36)に備えられ、該デフ
ロスト配管(36)における蒸発器(33)の液側からの液冷媒
の逆流を阻止する阻止手段(CV-2)とを備えた冷凍装置に
おいて、上記デフロスト配管(36)における阻止手段(CV-
2)よりも上流側には、阻止手段(CV-2)からデフロスト配
管(36)の上流側に漏れ出た液冷媒に流通抵抗を与える抵
抗手段(36a) が設けられ、上記蒸発器(33)における空気
流通方向上流側部分の下端部には、除霜時に蒸発器(33)
から剥離して落下する霜(F) を受けるドレン受け部材(4
2)が突設されており、上記デフロスト配管(36)の一部
は、ドレン受け部材(42)の下面に接触されたヒータ配管
(43)となっており、上記抵抗手段(36a) は、このヒータ
配管(43)の下流側のデフロスト配管(36)に設けられてい
る構成とした。
【0024】この特定事項により、デフロスト配管(36)
に設けられた抵抗手段(36a) により、阻止手段(CV-2)か
らデフロスト配管(36)の上流側に漏れ出た液冷媒に流通
抵抗を与える。このため、抵抗手段(36a) よりも上流側
では液冷媒が流通せず、この部分で着霜が生じることは
なくなる。従って、この抵抗手段(36a) の設ける位置
を、ドレンパンの上方から外れた位置にあるデフロスト
配管(36)に着霜が発生しないような位置に設定すれば、
デフロスト運転時にドレンパンの外側へドレン水が落下
することはなくなる。そして、上記構成によれば、阻止
手段(CV-2)からデフロスト配管(36)の上流側に液冷媒が
漏れ出たとしてもヒータ配管(43)に着霜が生じることは
ない。従って、デフロスト運転時にヒータ配管(43)から
ドレン水が落下することはなく、ヒータ配管(43)がドレ
ンパンの上方に位置していなくてもドレンパンの外側に
ドレン水が落下することはない。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。また、本形態では、高温側冷凍サイク
ルと低温側冷凍サイクルとを備えた二元冷凍装置に本発
明を適用した場合について説明する。
【0026】(第1実施形態) 先ず、本発明の第1実施形態について説明する。図1に
示すように、本形態に係る二元冷凍装置(10)は、冷蔵
庫又は冷凍庫を冷却するものであって、高温側ユニット
(1A)と低温側ユニット(1B)とを備えて構成されてい
る。そして、上記高温側ユニット(1A)と低温側ユニッ
ト(1B)の一部とによって高温側冷凍サイクル(20)が
構成される一方、上記低温側ユニット(1B)には低温側
冷凍サイクル(30)が構成されている。
【0027】上記高温側冷凍サイクル(20)は、圧縮機
(21)と、該圧縮機(21)の吐出側に高圧ガス配管(2
a)を介して接続された凝縮器(22)とを備え、該凝縮
器(22)には凝縮器ファン(22-F)が設けられている。
更に、上記凝縮器(22)には主液配管(2b)の一端が接
続され、上記圧縮機(21)の吸込側には主ガス配管(2
c)の一端が接続されている。
【0028】上記主液配管(2b)の途中には膨張弁(EV
-1)が設けられると共に、該主液配管(2b)の他端はカ
スケード熱交換器(1H)の蒸発器(23)に接続されてい
る。また、主ガス配管(2c)の他端もカスケード熱交換
器(1H)の蒸発器(23)に接続されている。そして、上
記高温側冷凍サイクル(20)における主液配管(2b)及
び主ガス配管(2c)の途中から圧縮機(21)側が上記高
温側ユニット(1A)に構成されている。具体的に、高温
側ユニット(1A)は、圧縮機(21)と高圧ガス配管(2
a)と凝縮器(22)及び凝縮器ファン(22-F)と主液配
管(2b)及び主ガス配管(2c)の一部とによって形成さ
れている。
【0029】上記膨張弁(EV-1)は、図2に示すよう
に、外部均圧型の感温式膨張弁で構成され、感温筒(T
1)がカスケード熱交換器(1H)における蒸発器(23)
の冷媒出口側、つまり、主ガス配管(2c)に取り付けら
れている。更に、上記高温側膨張弁(EV-1)には外部均
圧管(E1)が接続され、該外部均圧管(E1)は、三方切
換弁(SV-1)を備えて主ガス配管(2c)における感温筒
(T1)の取付け部分に接続されている。
【0030】上記三方切換弁(SV-1)の1つのポートは
主ガス配管(2c)に接続され、該三方切換弁(SV-1)の
オン操作時に液冷媒圧力が膨張弁(EV-1)に作用して該
膨張弁(EV-1)は閉鎖する一方、三方切換弁(SV-1)の
オフ操作時にガス冷媒圧力が膨張弁(EV-1)に作用して
ガス冷媒が所定の過熱度に成るよう該膨張弁(EV-1)は
所定開度に開口する。
【0031】一方、上記低温側冷凍サイクル(30)は、
図2に示すように、圧縮機(31)とカスケード熱交換器
(1H)の凝縮器(32)と膨張機構である膨張弁(EV-2)
と蒸発器(33)とが順に接続されて構成され、該蒸発器
(33)には蒸発器ファン(33-F)が設けられている。そ
して、上記高温側冷凍サイクル(20)における主液配管
(2b)及び主ガス配管(2c)の途中からカスケード熱交
換器(1H)側と低温側冷凍サイクル(30)とにより上記
低温側ユニット(1B)が構成されている。具体的に、低
温側ユニット(1B)は、低温側冷凍サイクル(30)とカ
スケード熱交換器(1H)の蒸発器(23)と主液配管(2
b)及び主ガス配管(2c)の一部と高温側膨張弁(EV-
1)及び感温筒(T1)とによって形成されている。
【0032】上記低温側膨張弁(EV-2)は、外部均圧型
の感温式膨張弁で構成され、感温筒(T2)が低温側蒸発
器(33)の冷媒出口側、つまり、低圧ガス配管(3b)に
取り付けられると共に、外部均圧管(E2)が接続されて
いる。該外部均圧管(E2)は、低圧ガス配管(3b)にお
ける感温筒(T2)の取付け部分に接続され、ガス冷媒が
所定の過熱度に成るよう該低温側膨張弁(EV-2)が所定
開度に開口する。
【0033】上記低温側圧縮機(31)の吐出側の高圧ガ
ス配管(3a)には四路切換弁(34)が設けられ、該四路
切換弁(34)は、加圧側の第1ポートと流出入側の第3
ポートとが高圧ガス配管(3a)に接続される一方、戻り
側の第2ポートに作動用差圧通路(35)が、流出入側の
第4ポートにホットガスバイパス通路(36)がそれぞれ
接続されている。
【0034】上記差圧通路(35)は、圧縮機(31)の吸
込側の低圧ガス配管(3b)に接続されると共に、四路切
換弁(34)から圧縮機(31)の吸込側への冷媒流通のみ
を許容する逆止弁(CV-1)及びキャピラリチューブ(CP
-1)が設けられている。
【0035】上記ホットガスバイパス通路(36)は、低
温側蒸発器(33)の吸込側、つまり、膨張弁(EV-2)と
蒸発器(33)との間の液配管(3c)に接続され、所定時
間毎、例えば、4時間毎にホットガスを低温側蒸発器
(33)に供給して該蒸発器(33)の着霜を除去するよう
に構成されている。更に、上記ホットガスバイパス通路
(36)の途中には、ドレンパンヒータ(H1)とドレン受
けヒータ(H2)とファンガードヒータ(H3)とが互いに
並列に接続されていると共に、圧縮機(31)の吐出側か
ら低温側蒸発器(33)への冷媒流通のみを許容するよう
に逆止弁(CV-2)が設けられている。
【0036】ドレンパンヒータ(H1)は、低温側蒸発器
(33)の下方に設けられたドレンパンの霜を除去するも
ので、ドレン受けヒータ(H2)は、後述するドレン受け
部材の霜を除去するもので、ファンガードヒータ(H3)
は、蒸発器ファン(33-F)の回りの着霜を除去するもの
である。
【0037】また、上記各低温側冷凍サイクル(30,3
0)には、能力制御用バイパス通路(37)が設けられて
いる。該能力制御用バイパス通路(37)の一端は、圧縮
機(31)と四路切換弁(34)との間の高圧ガス配管(3
a)に接続され、他端が膨張弁(EV-2)と蒸発器(33)
との間の液配管(3c)に接続されている。そして、該能
力制御用バイパス通路(37)は、電磁弁(SV-3)とキャ
ピラリチューブ(CP-3)とが設けられ、圧縮機(31)か
ら吐出されるホットガスを蒸発器(33)に供給して冷却
能力を調整している。
【0038】上記低温側冷凍サイクル(30)の高圧ガス
配管(3a)には、高圧冷媒圧力が異常上昇すると異常信
号を出力する高圧圧力開閉器(HPS1)と、高圧冷媒圧力
が所定の高圧値になると高圧信号を出力する高圧圧力セ
ンサ(HPS2)とが設けられ、ホットガスバイパス通路
(36)には、ホットガス圧力である高圧冷媒圧力が所定
の高圧値になるとデフロストの終了信号を出力するデフ
ロスト用圧力センサ(HPS3)が設けられている。
【0039】また、上記低温側冷凍サイクル(30)の低
圧ガス配管(3b)には、低圧冷媒圧力が異常低下すると
異常信号を出力する低圧圧力開閉器(LPS1)と、低温側
蒸発器(33)の冷媒流出側の冷媒温度が所定の高温度に
なるとデフロストの終了信号を出力するデフロスト用温
度センサ(Th-1)が設けられている。
【0040】次に、本形態の特徴とする構成について説
明する。本形態の特徴は、低温側蒸発器(33)に着霜が
発生した際に行われる除霜運転時に、この霜を回収する
ための構成にある。図3は低温側蒸発器(33)の正面図
を、図4はその側面図を夫々示している。これら図のよ
うに、この蒸発器(33)は、フィンアンドチューブ式の熱
交換器であって、水平方向に所定間隔を存して配設され
た複数枚の放熱フィン(33a,33a,…)を備えている。ま
た、この放熱フィン(33a,33a,…)の配列方向の両側に
は該放熱フィン(33a)よりも板厚寸法の大きい管板(33
b,33b)が配設されている。そして、この管板(33b,33b)
及び放熱フィン(33a,33a,…)に亘って水平方向に延び
る複数本の冷媒管(33c,33c,…)が貫通され、この冷媒
管(33c)を流れる冷媒と各フィン(33a,33a,…)の間を
流れる空気との間で熱交換を行って該空気を冷却して庫
内を冷却するようになっている。尚、各冷媒管(33c,33
c,…)同士は、管板(33b,33b)の外側においてU字管
(33d,33d,…)によって互いに連結されて、複数(例え
ば8個)の配管パスを構成しており、この各パスは、上
流側が分流器(33e)に、下流側がヘッダ(33f)に夫々接
続されている。
【0041】また、この蒸発器(33)の下部にはドレン
水を回収するためのドレンパン(40)が配設されてい
る。このドレンパン(40)は、蒸発器(33)の下側を覆
うように配設されており、この蒸発器(33)の各放熱フ
ィン(33a,33a,…)から落下するドレン水を回収して庫
外に排出するものである。また、このドレンパン(40)
内の底部には上記ドレンパンヒータ(H1)を構成するド
レンパンヒータ配管(41)が配設されている。これによ
り、デフロスト運転時にドレンパン(40)内に霜が回収
された状態でドレンパンヒータ配管(41)に圧縮機(3
1)からの吐出ガス冷媒(ホットガス)が流されると、
この冷媒の熱により霜が融解してドレン水となり、該ド
レンパン(40)から容易に排出できるような構成となっ
ている。
【0042】そして、この蒸発器(33)における空気流
通上流側部分(空気の流通方向を図4に矢印Aで示す)
の下端部には、本形態の特徴とする部材としてのドレン
受け部材(42)が取付けられている。このドレン受け部
材(42)は、図4及び図5(図5(a) はドレン受け部材
(42)を背面側から見た図、図5(b) は図5(a) のX矢
視図、図5(c) は図5(b) のX'矢視図)に示すように、
長さ寸法(図3の水平方向長さ寸法)が蒸発器(33) の
長手方向の寸法に略一致した金属製の板材が折り曲げら
れて成っている。詳しくは、図3〜図5に示すように蒸
発器(33) に取付けられた状態で、管板(33b,33b)及び
放熱フィン(33a,33a,…)の端面に沿って鉛直方向に延
びる鉛直部(42a)と、この鉛直部(42a)の上端から上方
に向うにしたがって蒸発器(33) から離れる方向(空気
流れの上流側)に傾斜する傾斜板部(42b)とを備えてい
る。
【0043】また、図6(図6(b) は図6(a) のXI矢視
図)に示すように、このドレン受け部材(42)の傾斜板
部(42b)の背面(下面)には融解手段としての上記ドレ
ン受けヒータ(H2)を構成するヒータ配管(43)が取付
けられている。以下、このヒータ配管(43)の取付け構
造について説明する。図5の如く、上記傾斜板部(42b)
の背面には、板金がハット型に折り曲げられて成る複数
の取付けブラケット(44,44,…)が溶接されている。こ
の取付けブラケット(44,44,…)は、傾斜板部(42b)の
幅方向(図5(a) の上下方向)に所定間隔を存した一対
が、傾斜板部(42b)の長手方向(図5(a) の左右方向)
の3箇所に配設され、この傾斜板部(42b)の背面に合計
6個配設されている。また、各取付けブラケット(44)
にはねじ孔(44a)が形成されている。そして、図6に示
すように、ヒータ配管(43)は、各取付けブラケット
(44,44,…)の外側(図6(a) の上下方向の両外側)及
び傾斜板部(42b)の幅方向で対向する取付けブラケット
(44,44)の間に亘って蛇行するように傾斜板部(42b)の
長手方向に延長されており、この状態で、対向する取付
けブラケット(44,44)の間に掛け渡された固定板(45)
が夫々取付けブラケット(44,44)にねじ止めされて、ヒ
ータ配管(43)が傾斜板部(42b)に対し、その背面に接
触した状態で取付けられている。尚、この固定板(45)
の長さ寸法は、その両端が取付けブラケット(44,44)の
配設位置よりも外側(図6における上下方向両側)に突
出するように設定されており、各取付けブラケット(4
4,44)の外側に位置するヒータ配管(43,43)をも押え込
んで傾斜板部(42b)の背面に接触させるようになってい
る。これにより、このヒータ配管(43,43)にホットガス
が流されると、この冷媒の熱がドレン受け部材(42)の
傾斜板部(42b)に伝達される構成となっている。
【0044】次に、このドレン受け部材(42)の蒸発器
(33)に対する取付け構造について説明する。図5(b)
に示すように、ドレン受け部材(42)の鉛直部(42a)の
長手方向の両端部近傍位置には、この鉛直部(42a)を管
板(33b,33b)にねじ止めするためのねじ孔(42c,42c)が
形成されている。一方、図3の如く、各管板(33b,33b)
における空気流通方向の上流側に位置する端面の下端近
傍位置には夫々同様のねじ孔(33g,33g)が形成されてお
り、このねじ孔(33g)と鉛直部(42a)のねじ孔(42c)と
が位置合わせされた状態でねじ(N)が螺合されてドレン
受け部材(42)が蒸発器(33)に取付けられている。
【0045】更に、ドレン受け部材(42)の鉛直部(42
a)の端縁におけるねじ孔(42c,42c)に対応した部分は、
僅かに矩形状に削除されて成る切欠き部(42d)が形成さ
れている。そして、図7に示すように、この切欠き部
(42d)の形成部分における鉛直部(42a)の当接面(管板
への当接面)には、ゴム製のシート(46)が貼り付けら
れている。また、このシート(46)には上記ねじ孔(42
c) に対応した孔(46a) が形成されている。従って、ド
レン受け部材(42)が蒸発器(33)に取付けられた状態
では、この鉛直部(42a)と管板(33b)との当接部分の間
にシート(46)が介在することになり(図7(b) 及び図
8(ドレン受け部材の取付け部分の平面図)参照)、こ
の部分で、両者(42a,33b)間に隙間が生じないようにな
っている。
【0046】このようにしてドレン受け部材(42)が蒸
発器(33)に取付けられた状態では、ドレン受け部材
(42)の傾斜板部(42b)が蒸発器(33)の下端部におい
て空気流通方向の上流側に突出した状態となり、また、
その背面側にヒータ配管(43)が配設された状態とな
る。
【0047】次に、上述した二元冷凍装置(10)の運転
動作について説明する。
【0048】この運転時には、高温側圧縮機(21)及び
低温側圧縮機(31)が共に駆動すると共に、高温側凝縮
器ファン(22-F)及び低温側蒸発器ファン(33-F)も共
に駆動する。そして、三方切換弁(SV-1)がオフ状態に
なって高温側膨張弁(EV-1)の外部均圧管(E1)が連通
する。
【0049】この状態において、上記高温側冷凍サイク
ル(20)では、圧縮機(21)から吐出した冷媒は、凝縮
器(22)で凝縮して液冷媒となり、低温側ユニット(1
B)に流れる。そして、上記液冷媒は、膨張弁(EV-1)
で減圧した後、カスケード熱交換器(1H)の蒸発器(2
3)で蒸発してガス冷媒となって圧縮機(21)に戻るこ
とになり、この循環を繰り返すことになる。
【0050】一方、低温側冷凍サイクル(30)では、圧
縮機(31)から吐出した冷媒は、カスケード熱交換器
(1H)の凝縮器(32)で凝縮して液冷媒となり、この液
冷媒は、膨張弁(EV-2)で減圧した後、蒸発器(33)で
蒸発してガス冷媒となって圧縮機(31)に戻ることにな
り、この循環を繰り返すことになる。そして、低温側蒸
発器(33)で冷却空気を生成して庫内を冷却することに
なる。
【0051】また、4時間等の所定時間毎に除霜運転
(デフロスト運転)を行い、その場合、高温側冷凍サイ
クル(20)の運転は停止されるので、高温側圧縮機(2
1)及び高温側凝縮器ファン(22-F)は停止すると共
に、三方切換弁(SV-1)をオン状態にして高温側膨張弁
(EV-1)を全閉にする。そして、低温側冷凍サイクル
(30)においては、四路切換弁(34)を図2の破線に切
り換え、圧縮機(31)と低温側蒸発器ファン(33-F)を
駆動する。この状態では、低温側圧縮機(31)から吐出
されたホットガス(高温のガス冷媒)は四路切換弁(3
4)からホットガスバイパス通路(36)を流れ、各ヒー
タ(H1,H2,H3)を経た後、低温側蒸発器(33)に供給さ
れて圧縮機(31)に戻ることになり、これによって除霜
されることになる。
【0052】そして、このデフロスト運転時において、
特に、着霜量が多く、且つ冷媒の循環量が多い状況で
は、蒸発器(33)の冷媒管(33c)周囲での融解のみが促
進されることになり、図4に仮想線で示すように、未だ
融解していない霜(F) が冷媒管(33c)及び放熱フィン(3
3a) から離脱し、塊となって蒸発器(33)から剥離す
る。そして、この剥離した霜(F) は、ドレン受け部材
(42)の傾斜板部(42b)上に落下する(図7(b) の仮想
線参照)。そして、この傾斜板部(42b)はヒータ配管
(43)を流れるホットガスによって加熱されているため
に、迅速に融解され、ドレン水となって傾斜板部(42b)
からドレンパン(40)に向って流れ込む。つまり、図8
に矢印で示すように、このドレン水は自重により傾斜板
部(42b)の傾斜面に沿って流れ、傾斜板部(42b) の端縁
と放熱フィン(33a) との間や各放熱フィン(33a,33a,
…)同士の隙間を通過してドレンパン(40)に流れ込む
ことになる。このため、従来の構成では不可能であっ
た、蒸発器から落下する霜(F) を回収し、これを融解し
てドレンパン(40)に流して排出するといったことができ
ることになり、ドレン回収能力の向上を図ることができ
る。また、傾斜板部(42b) 上で融解されることなくドレ
ン水と共にドレンパン(40)に回収された霜はドレンパン
(40)底部のドレンパンヒータ配管(35)を流れるホッ
トガスにより加熱、融解されてドレン水となり、容易に
ドレンパン(40)から排出されることになる。つまり、ド
レンパン(40)内で霜(F) が滞積したり、この霜(F) によ
ってドレン排出用のドレンホースが詰るようなことはな
い。
【0053】更に、上述したように、鉛直部(42a)と管
板(33b)との当接部分の間にはシート(46)が介在され
ており、この両者(42a,33b)間に隙間が生じないように
なっているため、傾斜板部(42b)上のドレン水がドレン
パン(40)に向って流れ込む際、鉛直部(42a)と管板
(33b)との間からドレン水が外側へ漏れ出て、ドレンパ
ン(40)に回収できなくなるといったことも回避でき
る。つまり、図8に破線で示す矢印のようなドレン水の
流れが防止されることになる。
【0054】また、ドレン受け部材(42)は、蒸発器(33)
の管板(33b,33b) に取付けられており、ドレパン(40)と
は独立しているために、ドレンパン(40)のメンテナンス
時において該ドレンパン(40)を取り外す際にドレン受け
部材(42)を取り外すなどといった作業は必要なく、ドレ
ンパン(40)の着脱作業性が良好である。
【0055】(第2実施形態) 次に、第2実施形態について説明する。本形態はホット
ガスバイパス通路を構成する配管(36)の変形例であっ
て、その他の構成は上述した第1実施形態と同様であ
る。従って、ここでは、ホットガスバイパス用の配管(3
6)の構成を主に説明する。
【0056】図9は、低温側ユニット(1B)の構成を示し
ている。このように、低温側ユニット(1B)はユニットケ
ーシング(C) 内に収容されている。そして、圧縮機(31)
の吐出側は、吐出ガス管(3a-A)を介して四路切換弁(34)
に接続され、該四路切換弁(34)は、高圧ガス管(3a-B)に
より図9では現れていないカスケード熱交換器(1H)に接
続されている。また、このカスケード熱交換器(1H)から
延びる高圧液配管(3c-A)は膨張弁(EV-2)に接続され、該
膨張弁(EV-2)から延びる低圧液配管(3c-B)は分流器(33
e) により分流されて蒸発器(33)に接続されている。更
に、この蒸発器(33)のガス側にはヘッダ(33f) が設けら
れ、蒸発器(33)から流出したガス冷媒は、このヘッダ(3
3f) から低圧ガス配管(3b)を介して圧縮機(31)の吸入側
に接続されている。
【0057】そして、ホットガスバイパス用配管(36)
は、四路切換弁(34)から延びて第1分岐部(61)において
分岐され、その一方側はファンガードヒータ(H3)に接続
している。また、分岐された他方側は第2分岐部(62)に
おいて更に分岐されて、一方はドレンパンヒータ(H1)
に、他方はドレン受けヒータ(H2)に夫々接続されてい
る。
【0058】一方、ファンガードヒータ(H3)の下流側に
接続する第1回収管(H3-A)は、ドレンパンヒータ(H1)の
下流側に接続する第2回収管(H1-A)と第1合流部(65)で
合流し、更に、この合流した第1合流管(66)は、ドレン
受けヒータ(H2)の下流側に接続する第3回収管(H2-A)と
第2合流部(67)で合流する。そして、この合流した第2
合流管(68)は上方に延びて低圧液配管(2c)に接続されて
いる。そして、上記逆止弁(CV-2)は、この第2合流管(6
8)に設けられ、低圧液配管(2c)から各ヒータ(H1 〜H3)
への冷媒の導入を阻止している。つまり、各ヒータ(H1
〜H3) は、デフロスト運転時にはホットガスが流通し、
通常運転時には逆止弁(CV-2)によって冷媒の流通が阻止
されるようになっている。
【0059】尚、図9に示すように、第1合流部(65)や
第2合流部(67)周辺の配管はドレンパン(40)の上方に位
置しており、仮に、この部分の表面にドレン水が発生
し、これら落下した場合には、該ドレン水はドレンパン
(40)に回収されるようになっている。
【0060】そして、本例の特徴とする構成は、上記第
3回収管(H2-A)の配管形状にある。図9及び図10の如
く、この第3回収管(H2-A)は、ドレン受けヒータ(H2)の
出口側から一旦上方に延びた後、水平方向に屈曲されて
いるが、この水平部分の中間部分は上方に延びて逆U字
状となっている。つまり、この逆U字状部分の上端部
は、第2合流部(67)の位置よりも高い位置に設定されて
いることになる。このようにして本発明でいう抵抗手段
(36a) が構成されている。
【0061】次に、上述の如く第3回収管(H2-A)が構成
されたことによる作用について説明する。先ず、通常運
転時には、図9に実線の矢印で示すように、膨張弁(EV-
2)から蒸発器(33)に向って流れる液冷媒は、逆止弁(CV-
2)により各ヒータ(H1 〜H3)への流入は阻止されてい
る。
【0062】しかしながら、この逆止弁(CV-2)の若干の
漏れ、または劣化などにより、図9に破線で示す矢印の
ように、圧力差があるため液冷媒が各ヒータ(H1 〜H3)
へ流入した場合には、この液冷媒が、抵抗の小さい側に
流れて配管の表面に着霜が生じることになってしまう。
図10は、第1合流部(65)及び第2合流部(67)周辺の配
管構造を示しており、斜線を付した部分に着霜が生じて
いる。なお、上記圧力差の生じる原因は、四路切換弁(3
4)を介してホットガスバイパス通路(36)と差圧通路(35)
とが接続され、ホットガスバイパス通路(36)が差圧通路
(35)を介して圧縮機(31)の吸入側に接続されることにあ
る。
【0063】そして、本例のように、第3回収管(H2-A)
の一部が逆U字状に形成されていることにより、この部
分が液冷媒の流通を阻止することになる。つまり、この
部分が液トラップとして機能し、ドレン受けヒータ(H2)
へは液冷媒が流れ込まない。従って、このドレン受けヒ
ータ(H2)に着霜が発生することはない。尚、この液冷媒
が蒸発してドレン受けヒータ(H2)へ向って流れ込む可能
性はあるが、このような状況が生じたとしても液冷媒が
流れ込まない限りドレン受けヒータ(H2)に着霜が発生す
ることはない。
【0064】この状態で、デフロスト運転が行われた場
合、各ヒータ(H1 〜H3) には、ホットガスが流通するこ
とになる。そして、上記着霜が生じていた第1合流部(6
5)や第2合流部(67)の周辺では霜が融解し、ドレン水と
なってドレンパン(40)に回収される。この際、ドレン受
けヒータ(H2)には着霜が発生していないので、この部分
でドレン水が発生することはない。
【0065】言い換えると、第3回収管(H2-A)の一部が
逆U字状に形成されていない場合には、通常運転時にド
レン受けヒータ(H2)にも着霜が生じ、デフロスト運転時
には、この霜が融解してドレンパン(40)の外部にドレン
水が落下してしまうことになる。本形態では、第3回収
管(H2-A)の一部を逆U字状にすることでドレン受けヒー
タ(H2)での着霜の回避が可能となっている。つまり、ホ
ットガスバイパス用配管(36)のうちドレンパン(40)の上
方に位置しない部分には着霜を発生させないようにして
デフロスト運転時にドレン水の全てをドレンパン(40)に
回収可能となっている。
【0066】−変形例− 次に、本発明の変形例について説明する。上述した第2
実施形態では、第3回収管(H2-A)の一部を逆U字状にす
ることで抵抗手段(36a) を構成するようにしたが、以下
の各変形例は、その他の構成により抵抗手段(36a) を構
成したものである。
【0067】(第1変形例) 本例は、図11に示す如く、第3回収管(H2-A)の一部
(水平部分の中間部)を上流側に向って上方に傾斜させ
ることで抵抗手段(36a) を構成したものである(図11
においても着霜発生部分に斜線を付している)。尚、こ
の傾斜角度及び傾斜部分の配管長さは任意に設定可能で
あるが、少なくとも、逆止弁(CV-2)から漏れ出た液冷媒
がドレン受けヒータ(H2)に流れ込まない程度の抵抗がつ
くように設定しておく必要がある。
【0068】(第2変形例) 本例は、図12に示す如く、第3回収管(H2-A)の一部を
絞ることによって抵抗手段(36a) を構成したものである
(図12においても着霜発生部分に斜線を付してい
る)。尚、この絞り度合い(配管径の縮小度合い)は、
上記と同様に、少なくとも、逆止弁(CV-2)から漏れ出た
液冷媒がドレン受けヒータ(H2)に流れ込まない程度の抵
抗がつくように設定しておく必要がある。
【0069】尚、以上説明した各形態では二元冷凍装置
に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は
これに限らず、一般的な空気調和装置に使用される冷媒
回路の室外熱交換器に適用したり、1台の高温側ユニッ
トに対して複数台の低温側ユニットが接続されて成るマ
ルチタイプの二元冷凍装置に適用することが可能であ
る。
【0070】また、ホットガスバイパス用配管(36)に設
けられた阻止手段として逆止弁(CV-2)を採用したが、デ
フロスト運転時にのみ開放する電磁弁を採用した場合に
も本発明は適用可能である。
【0071】更に、ドレン受け部材の下面に接触された
ヒータ配管に液冷媒を逆流させないようにしたが、本発
明はこれに限らず、その他、デフロスト運転時にホット
ガスが流通する配管であってドレンパンの上方に位置し
ない配管に液冷媒を流通させないようにすることが可能
である。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。
【0073】請求項1記載の発明によれば、蒸発器の下
部にドレンパンを配設すると共に蒸発器における空気流
通方向上流側部分の下端部にドレン受け部材を突設さ
せ、除霜運転時に蒸発器から剥離して落下する霜をドレ
ン受け部材で受けるようにすると共に、融解手段によ
り、ドレン受け部材で受けた霜を融解するようにしたの
で、従来の構成では不可能であった、蒸発器から落下す
る霜の回収と融解とを可能にし、この霜をドレン水とし
てドレンパンに回収したうえで排出することができる。
このため、蒸発器のドレン回収能力の向上を図ることが
できる。
【0074】請求項2記載の発明によれば、ドレン受け
部材に、蒸発器の下端部から空気流通方向上流側に向っ
て上方に傾斜する傾斜板部を備えさせ、ドレン水を傾斜
板部の傾斜面に沿って蒸発器の下端部に向って流すこと
ができるようにしたために、傾斜板部に、落下する霜を
受け止める機能と、この霜が融解されてなるドレン水を
所定の排出方向へ案内する機能とを兼ね備えさせること
ができ、部品点数の増加を必要最小限に抑えながらドレ
ン回収能力の向上を図ることができる。
【0075】請求項3記載の発明によれば、融解手段に
ヒータ配管を備えさせ、該ヒータ配管に圧縮機からの吐
出冷媒を流通させるようにしたので、電気ヒータ等の個
別の機器を使用することなく、除霜運転時に冷媒回路を
流れる冷媒を有効に利用して霜の融解を行うことがで
き、装置全体として構成を複雑にすることなしに霜の確
実な融解を行うことができる。
【0076】請求項4記載の発明によれば、蒸発器の下
部にドレンパンを配設したものに対し、ドレン受け部材
を蒸発器に一体的に組付けることで、ドレンパンをドレ
ン受け部材から独立させたために、このドレンパンのメ
ンテナンス時にあってはドレン受け部材を着脱するよう
な作業は不要であり、該ドレンパンのメンテナンス時の
作業が簡単に行え、作業性が良好に確保できる。
【0077】請求項5記載の発明によれば、蒸発器の下
部に配設されたドレンパンの底部に、ヒータ配管に並列
に接続されたドレンパンヒータ配管を設け、除霜運転時
に、このドレンパンヒータ配管に圧縮機の吐出冷媒を流
通させてドレンパン内の霜を融解するようにしたため
に、ドレンパン内で霜が滞積したり、ドレン水排出用の
ドレンホースが霜によって詰るようなことがなく、ドレ
ン排出動作の信頼性の向上を図ることができる。
【0078】請求項6記載の発明によれば、蒸発器の管
板とドレン受け部材の鉛直部との間に、この両者間の隙
間を閉塞するシール材を設けたために、傾斜板部上のド
レン水が流下する際に、鉛直部と管板との間からドレン
水が蒸発器の外側へ漏れ出ることがシール材によって阻
止されることになり、ドレン水の回収を確実に行うこと
ができる。
【0079】請求項7記載の発明では、除霜運転時に吐
出冷媒が流れるデフロスト配管に対し、通常運転時に、
液冷媒が逆流した際、該液冷媒に流通抵抗を与える抵抗
手段を、ヒータ配管の下流側のデフロスト配管に設けて
いる。このため、霜を加熱するためのヒータ配管を逆流
する液冷媒が流れ込まなくなり、この部分での着霜の発
生が回避でき、デフロスト運転時にドレンパンの外側へ
ドレン水が落下することがなくなる。従って、このヒー
タ配管がドレンパンの上方から外れた位置にあっても、
ドレン回収能力を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る二元冷凍装置を示す冷媒回
路図である。
【図2】低温側ユニットを示す冷媒回路図である。
【図3】低温側蒸発器の正面図である。
【図4】低温側蒸発器の側面図である。
【図5】ドレン受け部材を示す図である。
【図6】ドレン受け部材にヒータ配管が取付けられた状
態を示す図である。
【図7】ドレン受け部材のシート貼付け部分を示す図で
ある。
【図8】ドレン受け部材からのドレン水の排出動作を示
す平面図である。
【図9】第2実施形態における低温側ユニットの内部構
成を示す図である。
【図10】ホットガスバイパス通路を構成する配管の着
霜状態を示す図である。
【図11】第1の変形例における図10相当図である。
【図12】第2の変形例における図10相当図である。
【図13】従来例における霜の落下を説明するための図
である。
【符号の説明】
(30) 低温側冷凍サイクル(冷媒回路) (31) 圧縮機 (32) 凝縮器 (33) 蒸発器 (3a) 高圧ガス配管 (3b) 低圧ガス配管 (3c) 液配管 (33a) 放熱フィン (33b) 管板 (36) ホットガスバイパス通路(デフロスト配
管) (36a) 抵抗手段 (40) ドレンパン (41) ドレンパンヒータ配管 (42) ドレン受け部材 (42a) 鉛直部 (42b) 傾斜板部 (43) ヒータ配管 (46) シート(シール材) (H2) ドレン受けヒータ(融解手段) (EV-2) 膨張弁(膨張機構) (F) 霜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−225552(JP,A) 特開 昭51−150146(JP,A) 特開 平5−52465(JP,A) 実開 平4−57185(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 21/06 F25D 21/14 F25B 47/02 530 F24F 1/00 361

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(31)、凝縮器(32)、膨張機構(EV-
    2)及び蒸発器(33)が冷媒配管(3a,3b,3c)により冷媒の循
    環が可能に順に接続されてなる冷媒回路(30)を備え、蒸
    発器(33)の着霜時、圧縮機(31)からの冷媒を蒸発器(33)
    に供給して着霜(F) を融解する除霜運転を行うようにし
    た冷凍装置において、 上記蒸発器(33)における空気流通方向上流側部分の下端
    部には、除霜運転時に蒸発器(33)から剥離して落下する
    霜(F) を受けるドレン受け部材(42)が突設され、 該ドレン受け部材(42)には、該ドレン受け部材(42)に落
    下した霜(F) を融解する融解手段(H2)が設けられ、 上記蒸発器(33)の下部には、該蒸発器(33)で発生したド
    レン水を回収するドレンパン(40)が配設され、上記ドレ
    ン受け部材(42)に落下した霜(F) が上記融解手段(H2)に
    より融解されてドレン水となって該ドレンパン(40)に回
    収されるようになっていることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 ドレン受け部材(42)は、蒸発器(33)の下
    端部から空気流通方向上流側に向って上方に傾斜する傾
    斜板部(42b) を備えていることを特徴とする請求項1記
    載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 融解手段(H2)は、ドレン受け部材(42)に
    接触されたヒータ配管(43)を備えており、該ヒータ配管
    (43)の一端は圧縮機(31)の吐出側に接続されて、除霜運
    転時に圧縮機(31)から吐出された冷媒の一部が流通する
    ようになっていることを特徴とする請求項1記載の冷凍
    装置。
  4. 【請求項4】 ドレン受け部材(42)は蒸発器(33)に一体
    的に組付けられていることを特徴とする請求項1記載の
    冷凍装置。
  5. 【請求項5】 ドレンパン(40)の底部には、ヒータ配管
    (43)に並列に接続されたドレンパンヒータ配管(41)が設
    けられ、除霜運転時に圧縮機(31)から吐出された冷媒の
    一部が流通されて、ドレンパン(40)にドレン水と共に回
    収された霜(F) を融解するようになっていることを特徴
    とする請求項3記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機(31)、凝縮器(32)、膨張機構(EV-
    2)及び蒸発器(33)が冷媒配管(3a,3b,3c)により冷媒の循
    環が可能に順に接続されてなる冷媒回路(30)を備え、蒸
    発器(33)の着霜時、圧縮機(31)からの冷媒を蒸発器(33)
    に供給して着霜(F) を融解する除霜運転を行うようにし
    た冷凍装置において、 上記蒸発器(33)における空気流通方向上流側部分の下端
    部には、除霜運転時に蒸発器(33)から剥離して落下する
    霜(F) を受けるドレン受け部材(42)が突設され、 該ドレン受け部材(42)には、該ドレン受け部材(42)に落
    下した霜(F) を融解する融解手段(H2)が設けられ、 上記ドレン受け部材(42)は、上記蒸発器(33)の下端部か
    ら空気流通方向上流側に向って上方に傾斜する傾斜板部
    (42b) を備え、 上記蒸発器(33)はフィンアンドチューブ式であって、複
    数枚の放熱フィン(33a,33a, …) の配列方向の両側には
    管板(33b,33b) が配設されており、 上記ドレン受け部材(42)は、傾斜板部(42b) の下端から
    鉛直方向に延びる鉛直部(42a) を備え、該鉛直部(42a)
    が上記管板(33b,33b) の端面にねじ止めされていて、こ
    の管板(33b) と鉛直部(42a) との間には、この両者間の
    隙間を閉塞するシール材(46)が設けられていることを特
    徴とする冷凍装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機(31)、凝縮器(32)、膨張機構(EV-
    2)及び蒸発器(33)が冷媒配管(3a,3b,3c)により冷媒の循
    環が可能に順に接続されてなる冷媒回路(30)と、 蒸発器(33)の着霜時、この着霜(F) を融解するように、
    圧縮機(31)からの吐出冷媒を蒸発器(33)に対してその液
    側から供給するデフロスト配管(36)と、 該デフロスト配管(36)に備えられ、該デフロスト配管(3
    6)における蒸発器(33)の液側からの液冷媒の逆流を阻止
    する阻止手段(CV-2)とを備えた冷凍装置において、 上記デフロスト配管(36)における阻止手段(CV-2)よりも
    上流側には、阻止手段(CV-2)からデフロスト配管(36)の
    上流側に漏れ出た液冷媒に流通抵抗を与える抵抗手段(3
    6a) が設けられ、 上記蒸発器(33)における空気流通方向上流側部分の下端
    部には、除霜時に蒸発器(33)から剥離して落下する霜
    (F) を受けるドレン受け部材(42)が突設されており、 上記デフロスト配管(36)の一部は、ドレン受け部材(42)
    の下面に接触されたヒータ配管(43)となっており、 上記抵抗手段(36a) は、このヒータ配管(43)の下流側の
    デフロスト配管(36)に設けられていることを特徴とする
    冷凍装置。
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