JP3063291U - 移動体通信利用セキュリティシステム - Google Patents
移動体通信利用セキュリティシステムInfo
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- JP3063291U JP3063291U JP1999002710U JP271099U JP3063291U JP 3063291 U JP3063291 U JP 3063291U JP 1999002710 U JP1999002710 U JP 1999002710U JP 271099 U JP271099 U JP 271099U JP 3063291 U JP3063291 U JP 3063291U
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本考案は、金品などの強奪に対する防衛策とし
て、低コストで安全なセキュリティシステムを実現する
ことを最も主要な特徴とする。 【解決手段】PHS(登録商標)または携帯電話などの
移動体通信機器と、発煙・音響・塗料散布などの警報装
置を結合して防犯装置を形成し、現金輸送トランクまた
は輸送車両に取付けておき、強奪事件発生時には犯人と
の距離が安全な範囲となった後に該防犯装置に電話をか
けることで警報装置を作動させ、逃走の断念に導く。図
2はこの方法によるセキュリティシステムの実装形態を
示すための説明図であって、取付面に対して直角な平面
による断面図である。図2で、2は移動体通信機器、4
は結合装置、5は警報装置、6は電源である。該防犯装
置に結合させる移動体通信機器は日常の業務にも使用で
き、装置全体の構成が簡単で低コスト低維持費であるこ
とを特徴としている。
て、低コストで安全なセキュリティシステムを実現する
ことを最も主要な特徴とする。 【解決手段】PHS(登録商標)または携帯電話などの
移動体通信機器と、発煙・音響・塗料散布などの警報装
置を結合して防犯装置を形成し、現金輸送トランクまた
は輸送車両に取付けておき、強奪事件発生時には犯人と
の距離が安全な範囲となった後に該防犯装置に電話をか
けることで警報装置を作動させ、逃走の断念に導く。図
2はこの方法によるセキュリティシステムの実装形態を
示すための説明図であって、取付面に対して直角な平面
による断面図である。図2で、2は移動体通信機器、4
は結合装置、5は警報装置、6は電源である。該防犯装
置に結合させる移動体通信機器は日常の業務にも使用で
き、装置全体の構成が簡単で低コスト低維持費であるこ
とを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、現金等の輸送時における、移動体通信利用セキュリティシステムに 関するものである。
【0002】
現金等の貴重品を輸送する際には、専門業者に依頼してガードマンの警備・強 固な現金輸送車の使用などの防衛策を講じている。
【0003】 しかし、完全な防犯体制をとることは予算の上でも困難であり、日常の業務と しての慣れから防衛策が手薄になりがちである、という欠点があった。
【0004】 また、たとえ強固な防衛策を講じても、一旦現金などが強奪され犯人の手に渡 ってしまうと事件の解決が困難である、などの問題があった。
【0005】 この改善策として、PHSまたは携帯電話などの移動体通信機器と、発煙・音 響・塗料散布などの警報装置を結合し、現金輸送トランクまたは輸送車両に取付 けることで防犯機能を高める方法がある。図2はこの方法によるセキュリティシ ステムの実装形態を示すための説明図であって、トランクのハンドル取付面に対 して直角な平面による断面図である。図2で、2は移動体通信機器、4は結合装 置、5は警報装置、6は電源である。ただし、装置全体の寸法はトランクに装着 あるいは内蔵しても犯人に容易に気付かれない大きさにする必要がある。また、 内蔵の場合は一般にトランクが金属製であることから、通信機器のアンテナ部分 をトランクの外に設ける必要がある。
【0006】
解決しようとする問題点は、予算などの制約上金品輸送時の防衛策が手薄にな りがちであり、たとえ強固な防衛策を講じても、一旦現金などが強奪され犯人の 手に渡ってしまうと事件の解決が困難となるため、低コストで安全なセキュリテ ィシステムを実現する点である。
【0007】
本考案は、PHSまたは携帯電話などの移動体通信機器と、発煙・音響・塗料 散布などの警報装置を結合したもの(以下、防犯装置)を現金輸送トランクまた は輸送車両に取付けることを最も主要な特徴とする。
【0008】
防犯装置を現金輸送トランクまたは輸送車両にあらかじめ(輸送前に)取付け ておき、輸送途中で強奪事件が発生し犯人が金品を奪い逃走を始めた時点あるい は逃走中、防犯装置を遠隔操作(防犯装置に電話をかける)により作動させるこ とで、犯人はもとより周辺の人々にも異常を知らせる警報を出すことで実現した 。
【0009】
図1は、本考案装置の1実施例のブロック図であって、1〜6は、図2と同様 である。
【0010】 移動体通信機器2は受信待機状態にしており、アンテナ1により電波を受信す ることで、警報動作信号を音響カプラ3に出力し、警報装置を作動させる。本考 案の主体は移動体通信機器の利用にあるので、電子、機構系の説明は省略する。
【0011】 一般にPHSなどの通信機器は通信ポートを設けているので、音響カプラ3に かわり電気的に結合することもできる。
【0012】 PHSを利用した場合は、トランシーバーモードでの使用も考えられる。また 、位置情報サービスを利用して現金輸送トランクの移動経路、犯人の居場所など を特定することも可能である。
【0013】 警報は犯人ならびに周辺の人々が十分に認識でき効果が大きいものを選択する 。例として発煙筒・大音響サイレンまたは警告音声・スプレー式塗料・高電圧シ ョック・粘着性液体散布・嫌気臭または催涙ガス・輸送車の場合のエンジン停止 ・逃走路に追跡用目印散布などが考えられる。
【0014】 防犯装置に結合するPHSまたは携帯電話などの移動体通信機器は、日常業務 にも使用することができる。また、送信側の電話機は日常使用の一般的なもので よい。
【0015】
以上説明したように本考案の移動体通信利用セキュリティシステムは、(1) 構成が簡単で設備投資が僅少であり、維持費も小さい。(2)犯人が金品を奪い 現場から逃走を始めた時点あるいは逃走中に防犯装置を作動できるため、犯人の 開き直りなどに対する被害者側の安全性が維持できる。(3)警報は犯人を動揺 させ周辺の人々も異常に気付く。そこで犯人は逃走をあきらめ周辺の人々も警察 に通報するなど、犯行を未遂に終らせる可能性も高い。(4)犯人が現金輸送ト ランクを奪い逃走に成功した場合にもPHSの位置情報サービスを利用して犯人 の逃走経路や居場所を特定することが可能である。
【図1】本考案の構成を示したブロック図である。
【図2】本考案の使用方法を示した説明図である。
【符号の説明】 1 アンテナ 2 移動体通信機器 3 音響カプラ 4 結合装置 5 警報装置 6 電源 7 トランク 8 収納ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 PHSまたは携帯電話などの移動体通信
機器と、発煙・音響・塗料散布などの警報装置を結合し
た構成による移動体通信利用セキュリティシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002710U JP3063291U (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 移動体通信利用セキュリティシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002710U JP3063291U (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 移動体通信利用セキュリティシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3063291U true JP3063291U (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=43197006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999002710U Expired - Lifetime JP3063291U (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 移動体通信利用セキュリティシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063291U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05303699A (ja) * | 1991-07-18 | 1993-11-16 | Nohmi Bosai Ltd | 輻射式火災感知器 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP1999002710U patent/JP3063291U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05303699A (ja) * | 1991-07-18 | 1993-11-16 | Nohmi Bosai Ltd | 輻射式火災感知器 |
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