JP3063240U - カーテンポール用リングランナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】カーテンポールにそって走行するリングランナ
ーに、単純な走行機能のみでなく、装飾機能を具備し、
従来に比べ、装飾性能の向上と走行時の姿勢、作動をス
ムーズにすると共に、構造及び取り付けが、簡単、容易
で、実用上に有利なカーテンポール用リングランナーを
提供する。 【解決手段】カーテンポールの軸方向に沿って適宜な嵌
合により、摺動自在に挿装したリングランナーの外周適
宜位置に、人形、動物等の模型を具備したことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、カーテンポールに使用するリングランナーの装飾に関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来、カーテンレールに使用するリングランナーは単に開閉のみの機能を目的 としたドーナツ型リングが主体であり、人形等の装飾を施したものはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来開閉の機能のみであったリングランナーに人形をセットする場合、従来の 小さなリングランナーでは人形をセットするのに必要なスペースがなかったし、 無理にセットしてもドーナツ型でクリアランスも大きい為、ランナーの走行方向 に傾くためスムーズな走行感覚が得られなかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

リングランナーを筒型として人形をセットする幅を確保し、さらにレールとの 隙間を詰めることによりランナー走行時の姿勢を安定させる。

【０００５】

【考案実施の形態】

考案の実施の形態について図１を参照して説明する。 当考案において筒型リングランナーはカーテンポールの外径より少しゆるめの 内径をもち、ほとんどガタ付きのない形状となっており人形、動物模型はその筒 型リングランナーの上部又は手前サイドの位置にセットされている。 また、筒型リングランナーの下部にはカーテンフックを取り付ける為の吊り環 が付いている。

【０００６】 この考案におけるカーテンポール及び筒型カーテンランナーは、図１において は正円形であり、基本的にこの形状で筒型カーテンランナーは良好な走行感をも たらすが、カーテンが小さいなど下向きの重量が不足する場合、筒型カーテンラ ンナーが走行方向に左右に傾くことがある。 その対策としては、カーテンポールに溝を付け筒型カーテンランナーの内側に その溝より少し小さめの凸起を設けて回転を防ぐ方法、さらにカーテンポール及 び筒型カーテンランナー全体を角型か楕円とすることによりそれを防ぐことが出 来る。

【０００７】 筒型カーテンランナー及び人形、動物模型の材質はカーテンポールの材質に関 わらず木製でも金属製でも合成樹脂製でもよい。

【０００８】 筒型カーテンランナーにセットする人形、動物の模型は同一の種類で構成して も良いし、同種で動きや、表情の異なるもの、又全く異種のもので混成しても良 いがひとつの物語を構成しても良い。

【０００９】 筒型リングランナーの巾及び外径、内径はセットする人形の大きさと使用され るカーテンポールの大きさにより、最適な寸法を決定するが、少なくとも走行方 向に傾くことのないサイズとする。 筒型リングランナーの両サイドの入口はスムーズな走行を可能とするため、少 し面取りを行う。

【００１０】

【考案の効果】

筒型リングランナーにセットされた人形、動物の模型はカーテン開閉時にカー テンレールの上をスムーズに走行しあたかも空を飛んでいるようなファンタジッ クな情感をいだかせる。

【提出日】平成１１年３月９日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、カーテンポールに使用するリングランナーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、カーテンポールに使用するリングランナーとしては、単にカーテンの開 閉機能を目的とした、いわゆるドーナツ型リングが主体である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の手段では、単純な摺動機能のみで、装飾機能をほとんど有していな いものである。 また、人形や動物等の模型を付加して装飾性をもたせるにしてもそれに必要な 幅が少なく、無理に組み込んでもカーテンランナーの走行方向に傾くため、スム ーズな走行感覚が得られなかった。

【０００４】 本考案は、上記従来のカーテンポール用リングランナーにおける課題を解決し 、カーテンランナーにおける装飾機能を高め、しかもカーテンランナーに対する 走行時の姿勢、作動をスムーズにすることができると共に、取り付けが確実、簡 単で、かつ構造が簡単で実用上有利なカーテンポール用リングランナーを提供し ようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するための本考案の構成は、カーテンポールの軸方向に沿って 適度な嵌合により摺動自在に挿装したリングランナーの外周適宜位置に、人形、 動物等の模型を具備したことを特徴とするものである。

【０００６】

【実施例】

本考案に係るカーテンポール用リングランナーの実施例について、以下図面に 基づいて詳細に説明する。 図１は、本考案に係るカーテンポール用リングランナーを設置した状態の斜視 図である。 図に示す１はカーテンポール、２はこのカーテンポール１の軸方向に沿って適 宜な嵌合状態で矢印方向に摺動自在に挿装した複数個の筒型のリングランナーで あり、その内径はカーテンポールの外径に対してガタ付きの少ない設計とする。 カーテンポール及びリングランナーの断面形状は正円に限定せず、角形、楕円 、その他自由な形状で良い。

【０００７】 ３は、この各リングランナー外周の上部あるいは室内側側面の位置に一体的に 具備した人形による模型である。 この上記各リングランナー２に具備する模型３は、そのリングランナーと一体 成形してもよいし、また、着脱可能（取り替え可能）にビス止めなどによる、適 宜な手段であればよい。 なお、図中の符号４は上記リングランナー２と一体的に結合した吊り環、５は カーテンフック、６はカーテンをそれぞれ示す。

【０００８】 本考案に係るリングランナー及び人形の模型の材質は、カーテンポールの材質 に係わらず、木製、金属製、あるいは合成樹脂のいずれでもよい。 また、上記のような人形の模型に限定するものではなく、動物の模型でもよく 、同一種類、異種、あるいは表情の異なるもの、もしくは全く異種のもので混成 することも一つの物語風にシリーズで構成することもこの考察から容易に推測で きる。

【０００９】 さらに、上記リングランナーの幅及び外径、内径はこれに具備する人形や、動 物の模型の大きさと、使用されるカーテンポールの大きさにより、最適な寸法を 決定するが、少なくとも走行方向に傾くことのない寸法とすることが望ましい。

【００１０】

【考案の効果】

本考案に係るカーテンポール用リングランナーによると、リングランナーに具 備された人形、動物等の模型は、カーテン開閉時にカーテンレール上をスムーズ に確実に走行し、あたかも空を飛んでいるようなファンタジックな情感をいだか せる効果が期待できる。 また、取り付けが簡単、容易かつ、構造が簡単で実用上有利なカーテンポール 用ランナーが得られる。

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年３月９日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 カーテンポール用リングランナー

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るカーテンポール用リングランナー
の設置例を示す斜視図である。

【符号の説明】 １ カーテンポール ２ リングランナー ３ 人形による模型

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 人形、動物の模型で装飾した筒型リング
   ランナー