JP3062914B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0466Heads wood-type
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    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
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    • A63B53/0433Heads with special sole configurations

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ソール面とインパク
ト面とを有し、インパクト面のヒール寄りにシャフトが
接続されるヘッド本体を金属材料て形成したゴルフク
ラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフクラブヘッド、主としてウ
ッド系ゴルフクラブの金属製ヘッド(メタルウッドと呼
ばれる)では、ソール面に前部(インパクト面側)から
後部(サイド側)に沿って、すなわち振り抜き方向に沿
って複数本のレール状の突条部を設けたものが知られて
いる。このような突条部を設けることにより、ソール面
の滑りを良くし、ライの悪い状況からもボールを打ち易
くしたものである。また、アイアン系ゴルフクラブのヘ
ッドのソール面にもゆるやかな波形状の凹凸(凸が突条
部となる)が形成され、ラフからの振り抜けを良くした
ものが知られている。ウッド系,アイアン系のいずれの
ゴルフクラブヘッドでもヘッド本体を形成する金属材料
と突条部を形成する金属材料とは同一材料であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の突条部はヘッド
本体と同一材料から成り、一体成形若しくは突条部をソ
ール面に溶接等の手段により設けていたため、低重心化
を図る上では未だ十分なものではなかった。また、突条
部の高さを高くして低重心化を図ろうとしてもインパク
ト面全体が上方に位置することとなり、実際の打点を考
えると低重心化を図ることにはなっておらず、十分にボ
ールを上げるのは難しく、ボールが上がらないと飛距離
が減少するものであった。また、より低重心化を試みよ
うとして突条部の幅を広くすると接地面積が増大し、振
り抜けも悪くなる。
【0004】そこで、この発明は、低重心化を図りボー
ルを上げ易くし、振り抜けも良くしたゴルフクラブヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、ソール面とインパクト面とを有し、イ
ンパクト面のヒール寄りにシャフトが接続されるヘッド
本体を金属材料て形成したゴルフクラブヘッドにおい
て、金属製のソール面に前部から後部に沿って複数本の
溝部を形成し、これら溝部にヘッド本体を形成する金属
材料よりも比重差が3以上ある金属製部材を圧入若しく
は溶接して複数の突条部を前部から後部に沿って設けた
ものである。
【0006】
【作用】ヘッド本体に使用される金属材料よりもソール
面に設けた突条部の金属材料の方が比重が大きい(比重
差3以上)ので、低重心化が図れ、しかも突条部の高さ
を高くしたり、幅を広くしたりしなくても低重心化が容
易であり、振り抜けが良く、ボールを高く上げることが
でき、飛距離も増大する。
【0007】
【実施例】以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照
にして説明する。
【0008】図1に示す実施例においてソール面2とイ
ンパクト面3とを有し、インパクト面3のヒール寄りに
シャフト(図示せず)が接続されるヘッド本体1を金属
材料て形成したゴルフクラブヘッドであり、ソール面
2にヘッド本体1に使用した金属材料よりも比重差が3
以上ある金属材料より成る複数の突条部4を前部から後
部に沿って設けてある。インパクト面3を構成する材料
はその他のヘッド本体1を構成する材料とは別の材料で
あってもよい。
【0009】図2はソール面2側から見たゴルフクラブ
ヘッドであり、この実施例では3本の突条部4を設けて
ある。この突条部4は3本に限らず2本又は4本以上で
あってもよい。ヘッド本体1の全部をチタニウム(比重
4.5)で形成し、突条部4を鉄(比重7.8)、ベリ
リウムカッパーで形成すれば、比重差が大きくなり、よ
り一層の低重心化を図ることができる。軽金属として
は、チタニウムの他にその合金,アルミニウム合金,マ
グネシウム合金等が使用に適し、重金属(突条部4とし
て)としては、鉄,銅,銅合金等が使用に好適である。
【0010】図3では、ソール面2に前部から後部に沿
って複数の溝部5(この溝部5はソール面2の厚さ方向
に貫通している)を形成し、これら溝部5に金属製部材
を圧入して突条部4を設けた例を示すものである。
【0011】図4ないし図6は突条部4を溝部5に嵌合
する一例を示すものであり、例えばソール面2を構成す
る部材をチタニウム(純チタン)から形成しておき、こ
の部材に複数本の溝部5を形成し、この溝部5は内側か
ら外側に向けて徐々に広がるテーパ状に加工してある。
このような溝部5に対し突条部4となるベリリウムカッ
パー製の部材を内側から外側に向けて圧入する。次い
で、図5に示すようにベリリウムカッパーから成る部材
に上下から圧力を加える。上下からの加圧力によりベリ
リウムカッパー製の部材は塑性変形し、ソール2に固着
される(図6参照)。このようにして突条部4が固着さ
れたソール2の部材はヘッド本体1のその他部分に溶接
等により取付けられる。
【0012】図7ないし図9は、溝部5がソール面2の
厚さ方向に貫通せず、底のある溝部5に突条部4を圧入
固着した例を示すものである。
【0013】突条部4はソール2に対し圧入して固着す
る手段の他に溶接等の手段で取付けることもできる。ま
た、図示した例はいずれもウッド系ゴルフクラブヘッド
であるが、アイアン系ゴルフクラブのヘッドであっても
よいし、パターのヘッドであってもよい。本発明を適用
して好適なゴルフクラブは、ロフト角θが15〜30°
のものであり、これらは一般のプレーヤーが苦手とする
フェアウェーウッド,ロングアイアンに相当するもので
ある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、金属製のソール面に前部から後部に沿って複数本の
溝部を形成し、これら溝部にヘッド本体を形成する金属
材料よりも比重差が3以上ある金属製部材を圧入若しく
は溶接して複数の突条部を前部から後部に沿って設けた
ので、突条部の高さや幅を大きくしなくても、十分に低
重心化を図ることができ、そのためボールを上げ易くな
るとともに、接地面積も少なくなり、振り抜けが良くな
る。低重心化に伴いボールを上げることができるので飛
距離の増大も可能である。ヘッド本体をチタニウム又は
チタニウム合金で形成し、突条部をベリリウムカッパー
で形成したものにあっては、比重差(約2倍)が大きい
ので、より一層の低重心化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す正面図。
【図2】ソール面から見た斜視図。
【図3】断面図。
【図4】突条部をソール面に圧入する状態の断面図。
【図5】突条部をソール面に圧入した状態の断面図。
【図6】圧入された突条部を上下から加圧してソール面
と一体化した状態の断面図。
【図7】溝部がソール面に貫通しない例を示す断面図。
【図8】突条部をソール面に圧入した状態の断面図。
【図9】突条部圧入後の断面図。
【符号の説明】
1 ヘッド本体 2 ソール面 3 インパクト面 4 突条部5 溝部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソール面とインパクト面とを有し、イン
    パクト面のヒール寄りにシャフトが接続されるヘッド本
    体を金属材料て形成したゴルフクラブヘッドにおい
    て、金属製の ソール面に前部から後部に沿って複数本の溝部
    を形成し、 これら溝部にヘッド本体を形成する 金属材料よりも比重
    差が3以上ある金属製部材を圧入若しくは溶接して複数
    の突条部を前部から後部に沿って設けたことを特徴とす
    るゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 ヘッド本体の全部をチタニウム又はチタ
    ニウム合金で形成し、突条部をベリリウムカッパーで形
    成したことを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 ヘッド本体がウッド系ゴルフクラブのヘ
    ッドであることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴ
    ルフクラブヘッド。
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