JP3062516B2 - テレビジョン用画質調整回路 - Google Patents

テレビジョン用画質調整回路

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JP3062516B2
JP3062516B2 JP5018670A JP1867093A JP3062516B2 JP 3062516 B2 JP3062516 B2 JP 3062516B2 JP 5018670 A JP5018670 A JP 5018670A JP 1867093 A JP1867093 A JP 1867093A JP 3062516 B2 JP3062516 B2 JP 3062516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン用画質調整
回路に係り、詳細には映像輝度信号を処理するテレビジ
ョン用画質調整回路に係る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のテレビジョン用画質調整回
路を示すブロック構成図であり図5は該テレビジョン用
画質調整回路を流れる信号の波形を説明する図である。
図4において、20は映像輝度信号の入力端子、21は2次
微分回路、22は反転増幅器、23は遅延回路、24は加算回
路である。
【0003】図4及び図5において、入力端子20に入力
される映像輝度信号A(Fig.5(a))は2次微分回路21で2
次微分されて信号のエッジを強調するB信号(Fig.5(b))
が生成される。該B信号は反転増幅器22へ入力されてC
信号(Fig.5(c))が反転増幅器22から出力される。一方映
像輝度信号Aは遅延回路23によってC信号と位相を合わ
せられてD信号(Fig.5(d))が生成され加算回路24でC信
号とD信号とが加算合成されてE信号(Fig.5(e))が加算
回路24から出力される。
【0004】図5においては、低周波領域でのプレシュ
−ト、オ−バ−シュ−トが太いことを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
映像制御回路では映像輝度信号に含まれる帯域内でエッ
ジ強調を行うためエッジ強調につれて映像輝度信号に含
まれるノイズ分も強調してしまい、映像の画質を劣化さ
せる場合があった。また、低周波領域でエッジ処理を行
うとプレシュ−ト、オ−バ−シュ−トが太くなりやはり
画質を劣化させる原因となっていた。
【0006】本発明の目的は、低周波領域においてもノ
イズの少ない良好なエッジ処理を行えるテレビジョン用
画質調整回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】入力映像輝度信号を周波
数分離するフィルタと、前記フィルタにより周波数分離
された信号を非反転増幅する非反転増幅手段と、前記フ
ィルタにより周波数分離された信号を反転増幅する反転
増幅手段と、前記非反転増幅手段に接続され、所定のス
レッショルドレベル以上の非反転増幅信号に対して、正
側に立ち上がる矩形の第1エッジ信号パルスを生成する
第1コンパレータと、前記反転増幅手段に接続され、所
定のスレッショルドレベル以上の反転増幅信号に対し
て、負側に立ち下がる矩形の第2エッジ信号パルスを生
成する第2コンパレータと、前記第1コンパレータで生
成された第1エッジ信号パルスを微分する第1微分手段
と、前記第2コンパレータで生成された第2エッジ信号
パルスを微分する第2微分手段と、前記第1及び第2微
分手段の出力をそれぞれ加算して、エッジ強調信号を得
る加算手段と、前記加算手段で得られたエッジ強調信号
と同位相になるように、前記入力映像輝度信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記遅延手段で遅延された映像輝度信
号と、前記加算手段で得られたエッジ強調信号とを加算
合成する加算手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】フィルタが入力される映像輝度信号を周波数分
離し、非反転増幅手段がフィルタにより周波数分離され
た信号を非反転増幅し、反転増幅手段がフィルタにより
周波数分離された信号を反転増幅し、第1コンパレータ
が、非反転増幅手段に接続され、所定のスレッショルド
レベル以上の非反転増幅信号に対して、正側に立ち上が
る矩形の第1エッジ信号パルスを生成し、第2コンパレ
ータが、反転増幅手段に接続され、所定のスレッショル
ドレベル以上の反転増幅信号に対して、負側に立ち下が
る矩形の第2エッジ信号パルスを生成し、微分手段が第
1及び第2コンパレータの生成した第1及び第2エッジ
信号パルスを微分し、合成手段が微分された第1及び第
2エッジ信号パルスの和からなるエッジ強調信号と映像
輝度信号とが同位相となるように映像輝度信号を遅延さ
せてのち遅延された映像輝度信号とエッジ強調信号とを
加算合成して入力された映像輝度信号に応じた信号を生
成するので、低周波領域においてもノイズの少ない良好
なエッジ処理を行い得、帯域の狭い映像輝度信号が入力
されてもノイズを増加することなく信号波形の立上がり
立ち下がり特性が良好であってかつ、めりはりのある映
像輝度信号に応じた信号を生成し得、テレビジョン装置
において良好な画質を有する画像を得ることができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。
【0010】図1は本発明のテレビジョン用画質調整回
路の実施例のブロック構成図、図2は本実施例により得
られる信号の波形を説明する図、図3は本実施例の各ブ
ロックの構成図を詳細に説明する図である。なお、図3
に示される回路は図2の回路に対応している。
【0011】図1において、1はバッファ、2はバンド
パスフィルタ又はハイパスフィルタ、3は非反転増幅
器、4、9は生成手段としてのコンパレ−タ又はゲ−ト
回路、5は第1微分回路、6、11はクリップ回路、7、
12はバッファ、8は反転増幅器、10は第2微分回路、13
は加算回路、14は可変利得増幅器、15は遅延回路、16は
バッファ、17は加算回路であって、非反転増幅器3、コ
ンパレ−タ又はゲ−ト回路4,9及び反転増幅器8が生
成手段を構成し、遅延回路15、バッファ16及び加算回路
17が合成手段を構成する。また図2の25はスレッショル
ドレベルを示す。
【0012】図1及び2において、入力端子18から入力
される映像輝度信号a(Fig.2 (a))はバッファ1へ入力
されインピ−ダンス変換されて遅延回路15とバンドパス
フィルタ又はハイパスフィルタ2に供給される。バンド
パスフィルタ又はハイパスフィルタ2はバッファ1から
供給される信号に基づいてエッジ信号b(Fig.2 (b))を
生成し該エッジ信号bが非反転増幅器3、及び反転増幅
器8に入力される。非反転増幅器3の出力c(Fig.2
(c)) はコンパレ−タ又はゲ−ト回路4に入力されてエ
ッジ信号パルスd(Fig.2 (d)) が生成され、反転増幅器
8で増幅されたf信号(Fig.2 (f)) はコンパレ−タ又は
ゲ−ト回路9に入力されてエッジ信号パルスg(Fig.2
(g)) が生成される。エッジ信号パルスdは第1微分回
路5に加えられその負極性部をクリップ回路6でクリッ
プされてバッファ−7の出力端でe信号(Fig.2 (e)) が
生成され、エッジ信号パルスgは第2微分回路10に加え
られその負極性部をクリップ回路11でクリップされてバ
ッファ−12の出力端で信号h(Fig.2 (h)) が生成され
る。
【0013】e信号、h信号は加算回路13に加えられエ
ッジ強調信号が得られる。エッジ強調信号i(Fig.2
(i)) は可変利得増幅器14に加えられ、ここでエッジ強
調量がコントロ−ルされる。エッジ強調量がコントロ−
ルされた可変利得増幅器14の出力であるエッジ強調信号
kは後述するj信号(Fig.2 (j)) と同位相で信号レベル
が変化する。
【0014】遅延回路15に加えられたバッファ−1の出
力信号はエッジ強調信号kと位相が合わされ、バッファ
16へ供給されてのちバッファ16の出力jとエッジ強調信
号kとが加算回路17に加えられ、加算合成されて信号m
(Fig.2 (k)) が出力端子19から出力される。
【0015】図3では図1と同じ構成は同一の符号が付
されておりVccは+側の直流電源電圧、VEEは−側の直
流電源電圧を示す。なお、図3において2はバンドパス
フィルタ、4はTTL レベルのバッファ、6、11は負極性
クリップ、9はTTL レベルのインバ−タを夫々使用して
いる。
【0016】
【発明の効果】フィルタが入力映像輝度信号を周波数分
離し、非反転増幅手段がフィルタにより周波数分離され
た信号を非反転増幅し、反転増幅手段がフィルタにより
周波数分離された信号を反転増幅し、第1コンパレータ
が、非反転増幅手段に接続され、所定のスレッショルド
レベル以上の非反転増幅信号に対して、正側に立ち上が
る矩形の第1エッジ信号パルスを生成し、第2コンパレ
ータが反転増幅手段に接続され、所定のスレッショルド
レベル以上の反転増幅信号に対して、負側に立ち下がる
矩形の第2エッジ信号パルスを生成し、第1及び第2
分手段が第1及び第2コンパレータの生成した第1及び
第2エッジ信号パルスをそれぞれ微分し、加算手段が第
1及び第2微分手段の出力をそれぞれ加算して、エッジ
強調信号を得、遅延手段が加算手段で得られたエッジ強
調信号と同位相になるように、入力映像輝度信号を遅延
させ、加算手段が遅延手段で遅延された映像輝度信号
と、加算手段で得られたエッジ強調信号とを加算合成
るので、低周波領域においてもノイズの少ない良好なエ
ッジ処理を行い得、帯域の狭い映像輝度信号が入力され
てもノイズを増加することなく信号波形の立上がり
立ち下がり特性が良好であってかつ、めりはりのある
映像輝度信号に応じた信号を生成することが可能であ
、テレビジョン装置において良好な画質を有する画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン用画質調整回路の実施例
のブロック構成図である。
【図2】本実施例により各回路で得られる信号の波形を
説明する図である。
【図3】本実施例のブロック構成図を詳細に説明する図
である。
【図4】従来のテレビジョン用画質調整回路を示すブロ
ック構成図である。
【図5】図4の各回路で得られる信号の波形を説明する
図である。
【符号の説明】
1、7,12,16 バッファ 2 フィルタ 3 非反転増幅器 4、9 コンパレ−タ 5,10 微分回路 6、11 クリップ回路 8 反転増幅器 17 加算回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−109722(JP,A) 特開 平4−68974(JP,A) 特開 昭61−175787(JP,A) 特開 昭60−229275(JP,A) 特開 昭60−14104(JP,A) 実開 昭60−193752(JP,U) 実開 平2−80365(JP,U) 実開 昭61−119486(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/50 - 5/63 H04N 5/208

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像輝度信号を周波数分離するフィ
    ルタと、 前記フィルタにより周波数分離された信号を非反転増幅
    する非反転増幅手段と、 前記フィルタにより周波数分離された信号を反転増幅す
    る反転増幅手段と、 前記非反転増幅手段に接続され、所定のスレッショルド
    レベル以上の非反転増幅信号に対して、正側に立ち上が
    る矩形の第1エッジ信号パルスを生成する第1コンパレ
    ータと、 前記反転増幅手段に接続され、所定のスレッショルドレ
    ベル以上の反転増幅信号に対して、負側に立ち下がる矩
    形の第2エッジ信号パルスを生成する第2コンパレータ
    と、前記第1コンパレータで生成された第1エッジ信号パル
    スを微分する第1微分手段と、 前記第2コンパレータで生成された第2エッジ信号パル
    スを微分する第2微分手段と、 前記第1及び第2微分手段の出力をそれぞれ加算して、
    エッジ強調信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られたエッジ強調信号と同位相になる
    ように、前記入力映像輝度信号を遅延させる遅延手段
    と、 前記遅延手段で遅延された映像輝度信号と、前記加算手
    段で得られたエッジ強調信号とを加算合成する加算手段
    とを備えた ことを特徴とするテレビジョン用画質調整回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100829592B1 (ko) * 2006-04-26 2008-05-14 최달철 증기 제거기 및 이를 이용한 배기가스 정화장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100829592B1 (ko) * 2006-04-26 2008-05-14 최달철 증기 제거기 및 이를 이용한 배기가스 정화장치

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