JP3061981B2 - 音声映像通信プロセツサシステム - Google Patents

音声映像通信プロセツサシステム

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JP3061981B2
JP3061981B2 JP5180784A JP18078493A JP3061981B2 JP 3061981 B2 JP3061981 B2 JP 3061981B2 JP 5180784 A JP5180784 A JP 5180784A JP 18078493 A JP18078493 A JP 18078493A JP 3061981 B2 JP3061981 B2 JP 3061981B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声映像通信プロセツサ
システムに関し、特に遠隔通信及びコンピユータ分野の
ための音声/映像通信プロセツサについて、音声及び映
像を通信するための手段を有し、ユーザを配置している
一群のワークステーシヨンに役立つシステムに適用して
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】まず当該明細書で用いる語について定義
する。
【0003】「重み付け」とは、固定2進記数法におい
て、ソフトウエアが一群の2進数を特定の場所、すなわ
ち10進法の百の位、千の位で識別する方法である。
【0004】「圧縮」とは、ソフトウエア又はハードウ
エアを用いて、2進データでなる長いストリングを1ケ
タ又は2ケタ以上小さくした置換コードに置換すること
を制御するコードを生成する方法である。このコードは
変調形式又は2進データ形式であつてもよい。
【0005】「ペル」とは、現在デイジタルである映像
信号のエレメントを説明するための語である。2進数は
デイジタル映像システムにおいて光度、色度及び色相の
範囲を表す。視力の最も小さい独立した単位は表示画面
上の2進数によつて表示された。省略せずに書くと Pic
ture ELement(画素)であり、PEL はこれを略したもの
である。
【0006】「ピクセル」はペルの他の言い方である。
【0007】「通信プロセツサ」は、新しいクラスの通
信装置を説明するために使用する語である。この新しい
クラスの通信装置を用いて、ユーザにリソースを備えつ
けたワークステーシヨンを遠隔通信ネツトワークを介し
てテレビ会議に接続する。この新しいクラスの装置は幾
つかのサブプロセツサから構成され、これらのサブプロ
セツサを集合させて通信プロセツサを形成する。連結さ
れた形式が通信プロセサである。
【0008】「パケツト」とは、通信プロセツサのネツ
トワーク側の2進データの集まりである。通信プロセツ
サのネツトワーク側はネツトワーク及び通信プロセツサ
制御情報と、映像データと、音声データとを含む。
【0009】「DACS」はデイジタル・アクセス・ク
ロス・コネクト(Digital Access Cross Connect)の略
であり、DSキヤリア又はT1キヤリアの信号コードに
関係無く幾つかのT1キヤリア間において、DS形式又
は非DS形式のいずれかで64,000〔bps 〕の時間スロツ
トを交換する機械である。DSはDS1、DS2又はD
S3のデイジタル電話チヤネルコード化のことを言う。
基本速度が64,000〔bps 〕の場合は、いかなる形式の2
進データをも含むことができる非電話チヤネルでもよ
い。T1はデイジタル多重化基本速度 1.544〔Mbps〕の
ことを言い、これは24個のDS形デイジタル電話チヤネ
ルを収容していてもよいし、そうでなくてもよい。
【0010】「TASI」は音声挿入(Time Assigned
Speech Interpolation)のことであり、圧縮音声のこと
を言う語である。音声すなわち適正なデイジタル音声は
mu−法重み付け又はa−法重み付けのいずれかに従つ
て処理される。一方は北米規格であり、他方はヨーロツ
パ規格である。他国は北米規格かヨーロツパ規格かCC
ITT規格かのいずれかを使用する。国際回線では、こ
れらが互換性をもたないときにはこれらの2つの間を変
換する必要がある。TASIアルゴリズムはデータを読
み出して無音を表すデータを除去するので、実際の言語
の音だけが伝送される。さらにTASIは周知の一定の
パターンでなる音声データについてのコードを挿入して
もよい。この音声データは新たに圧縮されている。この
ようにして節約して残つた帯域幅は他の目的のために使
用される。
【0011】「人工知能(AI)」は事象に反応して一
群の規則に基づいて事象を発生させるソフトウエアプロ
グラムである。この規則は必ずしも厳重である必要はな
い。通常これらの規則は、例えば初心者に与えられる指
示等の柔軟な規則である。これらの規則の極めて重大な
特性は、これらの規則がすべての考えられる事象、可能
性の低い事象でさえも網羅することである。これらの規
則は考えられる一切の組合わせの事象の順列である。こ
れらの規則を公式化する目的は外部の刺激に対して不適
切な反応又は不可能な反応をもつ状況を許すことではな
い。
【0012】「独立同期」とは、2つ又は3つ以上のク
ロツク回路の特性であり、同期化プロセスを一度実行し
て取り消しても、これらのクロツク回路は長い時間期間
同期化したままである。しかし最低限容認できる時間期
間は24時間である。
【0013】以下に従来の技術について説明する。
【0014】本発明の分野の従来の技術として、幾つか
の特許について言及し、次に幾つかの要素を有する製品
に関連する説明をする。この幾つかの要素は本発明を用
いて作られた製品に直接関連してもよい。1990年8月14
日に付与された米国特許第 4,949,169号は、限定された
帯域幅を有する高速デイジタル通信リンクによつて多数
の映像デイスプレイ装置を一緒に相互接続するインタフ
エースアーキテクチヤについて説明している。各デイス
プレイノードにおけるインタフエースアーキテクチヤ
は、拡大又は縮小された映像ウインドウを表示する各ノ
ードにおいて、分離したYフイールド及びCフイールド
で構成されたデータでなる順次画素をデイジタルTV源
から伝送することを規定する。音声情報は映像では使用
されないネツトワーク帯域幅の一部で映像と共に伝送さ
れる。この発明の目的は、種々の映像デイスプレイ装置
及びこれに結合する通信アダプタで既存のハードウエア
を使用し得るハードウエアシステムを提供することによ
り、新たに制御ハードウエア及び制御ソフトウエアを付
加する必要性を最小にする。
【0015】1988年10月25日に付与された米国特許第
4,780,761号は、ヒューマンビジヨンシステムが水平周
波数又は垂直周波数に対してよりも、対角線の方向に向
けられた空間周波数に対して感度が低いことを認識する
装置に関するものである。このトランシーバはヒューマ
ンビジヨンシステムのモデルに従つて変換係数を量子化
する方法を有する。このシステムは遠隔通信ネツトワー
クによるテレビ会議ワークステーシヨン用に設計されて
ない。このシステムは映像サブプロセツサを映像/音声
通信プロセツサの一部として時分割せず、しかもネツト
ワーク制御手法で機能しないので、ネツトワーク化でき
ない。
【0016】1985年1月15日に付与された米国特許第
4,494,144号は帯域幅が低減された、良好な映像の伝送
について説明している。帯域幅は、各セグメント内の活
動レベルを決定し、セグメント内の活動レベルに関連す
る解像度レベルで各セグメントの信号を送信することに
よつて、カメラの映像ピクチヤをセグメントに分割する
ことにより低減される。最も活動的なセグメントは最高
の解像度で伝送されるが、他のセグメントは一段と低い
解像度で伝送される。このシステムは遠隔通信ネツトワ
ークによるテレビ会議ワークステーシヨン用に設計され
ていない。このシステムは映像サブプロセツサを音声/
映像通信プロセツサの一部として時分割しないので、ネ
ツトワーク化できない。
【0017】1989年8月29日に付与された米国特許第
4,862,264号は、1フレームのピクチヤ情報を1セツト
の構成ブロツクに小分割し、各ブロツクにおける活動的
なピクチヤの総数を測定し、そのブロツクにおける活動
的なピクチヤの総数に関連したレートで各ブロツクのピ
クチヤ情報をサンプリングし、かつそのブロツクに使用
されたレートを指示する補助信号をコード化されたブロ
ツクに付加することによつて、限定した帯域幅で伝送す
るための映像信号をコード化する方法を説明している。
完全に正確に送信するか又はフレームを前のフレームか
ら再構築するかの判定が各ブロツクについてなされる。
実際、各ブロツクは2回同時にサンプリングされる。最
初のサンプリングはサブレートでサンプリングされ、第
2のサンプリングはナイキストレートでサンプリングさ
れる。ブロツクを活動的にする回路及び動きを活動的に
する回路を用いて、高精度伝送か低精度伝送かを判定す
る。これらのサンプルはアナログ形式又はデイジタル形
式で伝送してもよい。
【0018】1987年3月31日に付与された米国特許第
4,654,484号は狭帯域通信チヤネルによつて伝送される
広帯域情報を高速に圧縮、伸張及び表示する改善された
装置を説明している。ビデオ映像は、個々のピクセルの
グレイレベルの強さを表しているデイジタル化されたデ
ータから低解像度相及び高解像度相で周期的に集められ
る。デイジタル化されたデータは既にピクセルにグルー
プ化されている。低解像度相の初期の周期の間、セルの
輝度値の代表的なサンプルが映像圧縮ルーチンに従つて
送信ステーシヨンから受信ステーシヨンに伝送される。
次に受信ステーシヨンは映像拡張ルーチンを用いること
により、輝度値が伝送されなかつたピクセルの輝度値を
計算し、最初の画像を表示する。
【0019】1987年7月21日に付与された米国特許第
4,682,225号は遠隔測定工学上最適な帯域幅圧縮の方法
及び装置について説明している。映像信号からの最適な
サンプラは一連のサンプリングされたフイールドを生成
する。各フイールド及びそのレンジレート情報はマルチ
プル最適フイールド記憶手段に順次伝送されてそこに格
納される。この特許された装置を宇宙船のドツキングシ
ステムに用いてもよい。この場合莫大な量の映像情報及
び映像データが制限された有限帯域幅で伝送されなけれ
ばならない。この発明は映像信号及びデータ信号の双方
をもつ宇宙船からの宇宙通信系に適している。特に、手
動信号は、例えばレンジレート、サンプリング率等のパ
ラメータ、同時に表示された映像の低解像度フレームの
数又はデータ及び映像間に割り振られたダウンリンク通
信帯域幅の一部を制御することができる。
【0020】この特許は本発明の好適な出願とほとんど
関係ないが、注意すべきはこの高性能システムは本発明
において有意義に改善されるかもしれないということで
ある。テレビ会議の間、ユーザはいかなるときでも再初
期設定を要求してもよい。また本発明の通信プロセツサ
はデータ伝送の低下及び自動再初期設定を認識する。本
発明の通信プロセツサはユーザ間で既存のチヤネル帯域
幅の割振りを中断させないように再初期設定を制御す
る。
【0021】1988年4月19日に付与された米国特許第
4,739,413号は隣接するピクセルのグレイ値に整合した
隣接する変調振幅をもつ、映像最適化変復調装置の方法
を説明している。各変調記号は特定のピクセルのブライ
トネスの値とそれぞれ対応している。1974年3月5日に
付与された米国特許第 3,795,763号はかなり低減された
ビツトレート及び帯域幅で伝送するデイジタルテレビジ
ヨン伝送システムの方法を説明している。周波数インタ
ーリービング技術はサンプリングレートを低減し、エツ
ジ記録技術をもつデイジタル差分PCMはサンプル当た
りのビツト数を低減する。ビツトレートは、カラーデー
タ及びすべての同期パルスを、転送されたデータから約
半分除去することによつてさらに低減される。同期ワー
ドが周期的に伝送されることにより同期情報を再構築す
ることができる。伝送されたビツトは、受信側で輝度ラ
イン及び色度ラインを適正に整合する特定の形式に従つ
て多重化される。Y及びCは分離され、ナイキストレー
ト未満でサンプリングされる。このサンプルは量子化さ
れ、さらにビツトを低減された異なるサンプルに変換さ
れる。音声は水平走査レートでサンプリングされ、音声
及び映像のデイジタル表示は出力ストリームに逐次多重
化される。Cの他のすべての対は多重化された直列ビツ
トストリームから完全に除去されるが、受信側で、隣接
するC情報から再構築される。
【0022】1991年8月27日に付与された米国特許第
5,043,810号は改善された映像信号処理装置及び改善さ
れたテレビジヨン信号受信装置を伝送又は記録する改善
された方法を説明している。この処理方法は空間的及び
又は時間的に隣接する画像の一部に関連する選択を空間
的及び又は時間的に一貫して制御する。判定プロセスは
この画像の隣接する部分を含み、画像の隣接する部分は
処理される部分に影響を及ぼすかもしれないし及ぼさな
いかもしれない。1ブロツクのピクセルが画像の一部を
構築し、サンプリング動作に対応しないサンプリングパ
ターンに従つてサンプリングされ、どのブロツクもサン
プリング動作に対応するサンプリングパターン、すなわ
ち対応するサンプリングパターンでサンプリングされる
ブロツクに隣接する。
【0023】1988年1月19日に付与された米国特許第
4,720,745号は映像デイスプレイを向上させる方法及び
装置を説明する。NTSC方式複合映像信号はマトリク
スに分割され、そのRGB成分は 512× 512のフレーム
ピクセルアレイにデイジタル化される。1つの高解像度
フレームは各入力フレームから生成される。所与のピク
セルのサブピクセル値は、最も近くに隣接するピクセル
を検査し、ルツクアツプテーブル内のデータにより表示
されたエンハンスメントアルゴリズムを用いることによ
つて得られる。信号対雑音比は、最も近くに隣接するピ
クセルの値に基づいたピクセルの値を変更するか又はこ
の最も近くに隣接するピクセルの値に基づいたピクセル
の値をこの値及びその隣接するピクセルの値の中央値と
置き換えるように比較及び判定することによつて処理さ
れる。
【0024】1989年8月15日に付与された米国特許第
4,858,026号は表示すべき画像をコード化する方法を説
明している。画像は最初に獲得したピクセル情報でなる
データ圧縮を第1の高解像度マトリクスとして用いてコ
ード化される。一段と解像度の低い第2のマトリクスは
第1の高解像度マトリクスと同様にローパスフイルタを
介して作成される。第3のマトリクスはこれら2つのマ
トリクス間の差である。第4のマトリクスは第2のマト
リクスをさらにサンプリングすることによつて生成され
る(すべてのマトリクスを用いるわけではない)。第3
及び第4のマトリクスはコード化される。コンプレメン
タリデコーデイングは第2のマトリクスを元の状態に戻
し、この元の状態に戻された第2のマトリクスを補間フ
イルタリングによつて、デコードされた第4のマトリス
クと結合させ、この元の状態に戻された第2のマトリク
スをデコードされた第3のマトリクスと結合させる。こ
の方法は例えばコンパクトデイスク画像エンコード等の
アプリケーシヨンを有するが、本発明の通信プロセツサ
はこの特許で述べられている原理に従つて動作しない。
【0025】1988年3月22日に付与された米国特許第
4,733,299号は、インタレース走査の映像信号をノンイ
ンターレス走査の映像信号に変換する方法を説明してい
る。この出願人は動画の最適処理が必要ないことを学ん
だ。低解像度の情報は現在インタレースしたフイールド
から得られ、残りの詳細な情報は前のフイールドを含む
格納された信号から得られる。この詳細な信号だけは前
のフイールドから得られ、人間の視覚は高空間周波数の
識別モーシヨンほど速くないので、ほんのわずかしか識
別できない。
【0026】1985年11月5日に付与された米国特許第
4,551,755号はテレビジヨンチユーナ用の帯域幅修正シ
ステムの方法を説明している。帯域幅調整回路に印加さ
れる帯域幅制御電圧は映像中間周波数信号及び音声中間
周波数信号の相対的なレベルによつて決定される通過域
を提供する。この特許は、伝送プロセスが過変調、すな
わち割り振られた帯域を越えてしまうことがあり、修正
信号によつて受信側がこの状態を認識して調整すること
を意味するように考えられる。
【0027】本発明の通信プロセツサは米国特許第 4,5
51,755号に説明されているものとは異なるアプリケーシ
ヨン、プロセス及び方法を有する。しかしながら帯域幅
修正及び帯域幅割振りの概念は区別しなければならな
い。映像から音声又は音声から映像に帯域幅を割り振る
必要はなく、帯域幅を割り振る場合、過変調のような誤
動作を修正するのが目的ではなく、両方の形式の帯域幅
を管理することが目的である。
【0028】1988年12月20日に付与された米国特許第
4,792,993号は改善されたTVRO(Television Receiv
e Only 、通常、衛星によるTVのことを言う)の方法
を説明する。
【0029】この改善は、変調された映像信号のその外
側の帯域の周波数レンジに音声信号を自動的にフイルタ
にかけ、このフイルタにかけられた音声信号及び映像信
号を結合してこのような信号を限定された帯域幅のチヤ
ネルによつて伝送することである。遠隔地ではこの逆の
プロセスが実行されてこれらの信号を音声及び映像に分
離する。
【0030】1989年7月18日に付与された米国特許第
4,849,811号は、標準電話回線又はビデオ画像を得る限
定された帯域幅を有する他のチヤネルによつて音声信号
及び映像信号を同時に送り、このビデオ画像をデイジタ
ル化し、このデイジタル化された画像を含む信号を変調
し、音声信号を得、変調された映像信号の帯域の周波数
レンジの外側の周波数レンジにこの音声信号をフイルタ
にかけ、このフイルタをかけられた音声信号及び映像信
号を結合し、かつ限定された帯域幅のチヤネルによつて
これらの信号を送信する方法を説明している。遠隔地端
ではこの逆のプロセスが実行されてこれらの信号を音声
及び映像に分離する。
【0031】本発明の通信プロセツサは、ビデオ画像を
デイジタル化してこれをデイジタル式に処理するこの特
許と共通する幾つかの要素を有するが、本発明の通信プ
ロセツサはソフトウエアプロトコルによつてだけ分離さ
れた連続チヤネルフレームに音声及び映像を一緒に結合
することによつてこれを改善する。米国特許第 4,849,8
11号は音声及び映像を分離して変調することによつて、
限定された帯域幅のフレームに音声及び映像を分離す
る。本発明の通信プロセツサは電話チヤネルを使用しな
い。その代わり、本発明の通信プロセツサはデイジタル
トランクを使用し、その最も小さいものは直列の64,000
〔bps 〕である。長距離キヤリアは64,000〔bps 〕のト
ランクキヤパシテイすなわち専用線としてこのデイジタ
ルトランクを提供することができ、直列の64,000〔bps
〕では最小のテレビ会議サービスしか提供できない。
高帯域幅のネツトワークキヤリアで最高の性能が得られ
る。
【0032】1984年1月10日に付与された米国特許第
4,425,642号は共通チヤネル通信システムの方法を説明
している。この共通チヤネル通信システムは電話の音声
又はテレビジヨンの映像等の通信媒体信号内にデイジタ
ルデータ信号を同時に伝送することができる。デイジタ
ルデータ信号は通信帯域幅に及ぶ基本周波数及び基本高
調波でなる非常に低い多周波信号に変化される。このデ
イジタルデータ信号はスペクトル拡散方式で変調され、
そのエネルギー容量が帯域幅全体に及ぶので、音声信号
又は映像信号に疑似雑音になると思われるものを付加す
ることによつて、信号対雑音比を少し低下させる。デイ
ジタルデータ信号は疑似雑音を一緒に生成するので、疑
似雑音は一緒に検出され、受信側で音声又は映像から除
去される。
【0033】本発明の通信プロセツサはスペクトル拡散
方式の変調を実行せず、音声又は映像をもつ共通チヤネ
ルデータも実行しない。逆に本発明の通信プロセツサは
プロトコルを用いて直列伝送チヤネルで音声、映像及び
データを保持する。
【0034】1975年3月25日に付与された米国特許第
3,873,771号はFM低速走査TVを用いて同じ伝送ライ
ンによつて映像信号及び音声信号を同時に伝送するシス
テムを説明しているが、音声信号はAM単一側波帯技術
によつて伝送される。映像及び音声は共に分離周波数領
域でチヤネルを同時に占有する。本発明の通信プロセツ
サはアナログ変調技術、周波数多重化技術又は低速走査
FM−TV技術を一切使用する必要はない。
【0035】1989年1月10日に付与された米国特許第
4,797,750号は記録式の計算機生成デイスプレイを伝送
すると同時に音声信号及び又は映像信号を送信する方法
及び装置を説明している。コンピユータは一連のコード
を生成し、この一連のコードから画像を得てもよく、こ
の画像の解像度は記録伝送媒体に依存しない。これらの
コードはRS−232 通信ラインによつて第1のモデムに供
給される。第1のモデムはこれらのコードを画像生成音
声トーンに変換される。音声トーンは映像レコーダの左
側の音声チヤネルに入力される。同時に、聴覚情報がマ
イクロホンによつてピツクアツプされて右側の音声チヤ
ネルに入力されるが、ビデオカメラはビデオレコーダの
映像チヤネルに映像信号を送出する。再生時、左側のチ
ヤネルの音声は第1のモデムによつてデコードされ、計
算機生成デイスプレイに再変換される。本発明の通信プ
ロセツサはスペクトル拡散方式の変調を実行せず、RS−
232通信ラインも使用しない。その代わり本発明ではモ
デムを異なつた方法で使用する。
【0036】1988年4月5日に付与された米国特許第
4,736,407号は音声グラフイツク会議システムの方法を
説明している。このシステムにおいては、2人又は3人
以上のユーザ間を音声帯域電話回線を介して直接接続す
るか又はブリツジ装置を通つて音声帯域電話回線を介し
て接続するかのいずれかである。各ユーザはパーソナル
コンピユータ、ソフトウエア及びスマートモデム、カセ
ツトプレーヤ/レコーダ及びスピーカホーンを有する。
これらは図1に示すように接続される。スマートモデム
はボーされた信号を受信し、すぐにこれをデコードして
コンピユータに送ると、ソフトウエアの制御の下にある
間、ユーザはスピーカホーンにより音声を聞くことがで
きる。カセツトレコーダ/プレーヤは無人操作の際に使
用される。
【0037】本発明の通信プロセツサがこの特許と異な
る点は、この特許によつて行われるテレビ会議はどちら
かといえばコンピユータのデータ及び音声が協議してい
るような感じを受けるという点である。
【0038】1990年9月4日に付与された米国特許第
4,955,048号は映像信号及び音声信号の送信を多重化す
る方法を説明しており、映像信号は輝度(Y)信号及び
色(C)信号に分離される。次にY信号は変調され、C
信号は低周波数のキヤリアを用いて平衡に変調される。
この合成C変調信号は低周波数に変換される。音声信
号、周波数変調Y信号及び周波数変換C信号は、これら
の信号を電話ケーブルを横切つて伝送させるために周波
数分割によつて増加する。
【0039】1991年3月12日に付与された米国特許第
4,999,831号は情報ネツトワークを介して広帯域映像、
狭帯域音声及びデイジタル情報をデイジタル伝送する方
法を説明している。この特許は同期をとつて量子化され
たサブキヤリアの多重化について説明しており、通信ラ
イン及びリカバリ処理を通じてデイジタル伝送するため
に音声、データ及びマルチプルチヤネル全帯域幅のNT
SC方式の映像を電子的に多重化することである。多重
化すべきチヤネルは互いに干渉しないように十分注意し
て周波数帯域を選択しなければならず、次にこれらの信
号はローパスフイルタを通され、局所基準信号(両側波
帯抑圧キヤリア、Double Side Band Suppressed Carrie
r 、DSBSC)を用いて変調され、その結果、ベース
バンドチヤネル、ミドルバンドチヤネル及びハイバンド
チヤネルを形成する。これらのチヤネルが結合されてD
/Aコンバータに入力される。この結果、量子化−SC
Mとして知られている直列ビツトストリームになる。こ
の特許は本発明とは異なる。
【0040】1991年1月25日に付与された米国特許第
5,027,400号はマルチメデイア双方向ブロードキヤスト
システムを説明している。主制御装置はネツトワークを
介して加入者端末から情報を受け取る。主制御装置のソ
フトウエアは加入者端末からの要求をデコードし、すべ
ての伝送プロセスを制御することによつてこのサービス
を提供する。このサービスは動画又は商業上のデータベ
ースであつてもよい。また伝送は映像信号の帯域幅圧縮
を含む。このシステムは広帯域ISDNブロードキヤス
トシステムを提供するように説明されており、限定され
た数のケーブルチヤネルを用いる手段をCATVに提供
することである。
【0041】本発明の通信プロセツサがこの特許と異な
る点は、この特許がISDN広帯域ネツトワーク上で対
話式に宣伝するように設計されている点であり、このI
SDN広帯域ネツトワークでは買い物客は製品のビデオ
画像を見て発信端末と対話することにより取引きを実行
することができる。またこの特許はCATVシステムに
も適用でき、CATVシステムにおいて顧客は専門家の
配線による、顧客が要求したプログラミングサービスで
はなく映像プログラミングサービスを選択的に順序付け
することができる。本発明の通信プロセツサはワークス
テーシヨンでテレビ会議を行おうとするものである。
【0042】1985年9月10日に付与された米国特許第
4,541,008号は反復低減信号を処理してエンコードする
回路を統合するテレビジヨン信号伝送システムを説明し
ている。このシステムは映像コンポーネントを分離し、
サンプリングされたカラーのデイジタル値、輝度成分を
生成してこれらを記憶バツフアに入力する。データプロ
セツサはコンポーネント映像データの連続的なサンプル
を比較し、このサンプルからデータプロセツサは映像デ
ータの可変長ブロツクを生成することにより低速で変化
する信号又は高速で変化する信号を表す。音声をエンコ
ードして多重化し、データを信号ストリームに同期化す
る回路と、受信側に伝送するための信号及び制御データ
をエンコードする回路と、このプロセスを逆に実行す
る、受信側の回路とが存在する。反復を低減させるプロ
セスは、カラー情報、輝度情報及び輝度情報が何時反復
し得るかを指示するコードを用いることによつて可変速
度走査を使用することである。情報が反復し得るとき、
全部で8個のサンプルだけが伝送される。走査レートを
制御するタイミング情報は極めて重要である。ラインを
規則的に順次走査するには現在では補間データをもつレ
ートタグを作成するための回路に依存する必要がある。
他方、本発明の通信プロセツサは映像データの反復を低
減する。
【0043】1983年7月19日に付与された米国特許第
4,394,774号は、デイジタル映像圧縮及び拡張システム
の方法とNTSC方式のカラーブロードキヤストレート
に匹敵するレートで実時間でデイジタル映像信号を圧縮
して伸張する方法を説明している。このシステムコンプ
レツサはデイジタルフレームを受信してこれらのデイジ
タルフレームをサブフレームに分割し、単一パス空間領
域を実行して領域変換を2次元画素に変換する。合成係
数は予め決められたレートを用いて正規化され圧縮され
る。圧縮のためのフイードバツクを制御する最適レート
バツフアが存在する。システムコンプレツサはレートバ
ツフアメモリの容量に関係するレートバツフアメモリの
瞬間のデータ内容に関する、レートバツフアの容量を制
御するフイードバツク成分を最適に決定し、正規化ステ
ツプから生ずる絶対的なデータ量を制御するのでレート
バツフアは決して空にも一杯にもならない。実際、カラ
ーピクチヤは輝度とI軸及びQ軸の色成分とに分類され
る。輝度成分は圧縮され、背景を最適に符号化するレー
トバツフアフイードバツク技術を用いて拡張される。I
軸及びQ軸の成分が簡単に空間的にローパスフイルタを
通つた後にシステムの受信側で次元補間によつて空間的
にさらにサンプリングされる。音声はフイルタを通され
て固定レートでサンプリングされ、ビツトスクリーン同
期化コードと共に台無しにされて直列ビツトストリーム
として伝送される。
【0044】以下に他の製品に関してさらに説明する。
【0045】1991年4月1日発行、PCウイークジヤー
ナル「アナリストが1990年代にブームになると予想する
テレビ会議」43頁の記事がある。専門家達はテレビ会議
が1つの通信形態として成長すると予言している。
【0046】カリフオルニア州94598 、ウオルナツト・
クリーク、ピー・オー・ボツクス31266 、シユガーベリ
ー・レーン、3530番地にあるスタンフオード・コンピユ
ータ光学研究所は「4クイツク」と呼ばれる製品を作つ
ている。この製品は可変遅延を用いて1秒につき30フレ
ームから60フレーム作成して512 ×512 の低光画像を作
成する画像捕捉装置である。この装置は 130〜 920〔n
m〕の波長間で動作し、5〔ns〕で1フレームを作成す
ることができる。この装置はユーザのために時分割配列
で画像フレームを作成するのに適用し得る。
【0047】ニユーヨーク州13151 、スカニーテレス・
フオールズ、ジヨーダン・ロード4619番地にあるウエル
シユ・アレン・検査システム局は「VP3映像エンドス
コープ」と呼ばれる製品を作つている。万年筆よりも僅
かに大きい小さな映像プローブ型の小型ビデオ撮像カメ
ラが画像を作成し、この画像を通信索に沿つて装置に送
り返す。この装置は画像を圧縮及び変調して14,400〔bp
s 〕から2,400 〔bps〕の速度で電話ライン上に伝送す
る。この装置はデイスプレイベゼル(displaybezel )
に統合できることを表している。
【0048】ニユージヤジー州、パーシパニイ、リトル
トン・ロード、 300番地にあるダイヤロジツク社は音声
メツセージ及び自動中継電話ネツトワークサービス用の
「コールプロセツサ」及び「オーデイオテツクス」情報
プログラムを作成している。これは集中口述サービスの
ための重要な特徴として対話式音声応答を使用する。こ
の製品は実現し得る種々の音声圧縮及び音声処理の代表
的なものである。
【0049】カリフオルニア州92121 、サン・デイエ
ゴ、ソレント・バレイ・ロード11722-D 、テレフオト・
コニユニケーシヨンズ社は「アリス(ALICE )」と呼ば
れる画像圧縮製品を作つている。この製品は解像度を全
く落とすことなく1/15に圧縮する。この製品はソフト
ウエア装置であり、例えば電話会議、ピクチヤ・データ
・ベース及びサーベランス等の他の製品に統合されるよ
うに設計されている。標準的な電話回線を介して10
〔秒〕未満でフルカラーの画像を送るか又は50〔Mbyte
〕のハードデイスクに解像度が 4,000本の高解像度カ
ラー画像を格納し得るとクレームしている。この製品は
実現し得る種々の圧縮レベルの代表的なものである。
【0050】コネチカツト州06492 、ウオーリンフオー
ド、バーンズ・パーク・ノースにあるデータプロダクツ
・ニユー・イングランド社は「DPMUX M−44」
と呼ばれる製品を作つている。この装置はE&M信号を
用いて電話交換器からチヤネル入力を受けるか又はデイ
ジタル装置からポートへのベースバンド形式のデータを
受ける。次に音声信号は要求されたビツトレートのデイ
ジタル音声に変換されるか又はデータの場合にはネツト
ワークタイミングにリタイムされて集合ネツトワーク伝
送側でタイムスロツトを割り当てられる。この集合ネツ
トワーク伝送側は小サービス又はすべてのT1サービス
のいずれかである。この装置ではチヤネル数、ビツトレ
ートの指定、タイミングの指定(非同期、同期、独立同
期)及び音声サービスの種類をオペレータが構築するこ
とができる。オペレータが構築し得るという概念及び集
合フレームによつて遠隔地にダウンロードされるという
概念は、制御アルゴリズムによつて自動的に構築し得る
という概念まで拡張することができ、集合フレームによ
つて遠隔地にダウンロードされ得る。
【0051】種々の製造者によつて作られたネツトワー
ク伝送装置は本発明の通信プロセツサに適用し得る機能
を有する。これらの機能はタイムスロツト交換又はデイ
ジタル・アクセス・クロスコネクト・サービス(Digita
l Access Crossconnect Service 、DACS)装置及び
例えばカリフオルニア州94063 、レツドウツド・シテ
イ、サジナウ・ドライブ 800番地にあるネツトワーク・
エクイプメント・テクノロジー社のIDNXプロダクト
のような音声挿入装置(TASI、瞬時に帯域幅を変更
することができるような音声データ)である。このクラ
スの装置はデータ及び音声を調整し得る形式に適合させ
ることにより利用し得る帯域幅を効率的に利用する。こ
のクラスの装置は伝送資源マネジヤとして説明されてい
る。伝送資源を管理するという概念はワークステーシヨ
ンでのテレビ会議用の本発明の通信プロセツサに適用し
得る。
【0052】1991年2月発行、電気通信学、特集記事
「流線形化プロトコル」がある。この記事は流線形化し
て伝送性能を改善する伝送プロトコルへの変更を説明し
ている。本発明の通信プロセツサは最適なプロトコルを
使用し、このプロトコルにより通信プロセツサはマルチ
プル形電子デイジタル伝送装置と通信することができ、
これによりワークステーシヨンでのテレビ会議のための
伝送制御を容易にする。
【0053】1991年2月発行、電気通信学、特集記事
「LAN相互接続技術」がある。この記事は、ローカル
エリアネツトワーク及び伝送ネツトワークへのインタフ
エースで使用されるようなブリツジ、ルータ及びスイツ
チ間の差について説明している。本発明の通信プロセツ
サはブリツジング、ルーテイング、リピーテイング及び
スイツチングのネツトワーク機能を実行する。
【0054】国際電信電話諮問委員会(CCITT)第
11回総会、文書52、研究グループ7、レポートR43、勧
告X.200 「CCITTアプリケーシヨン用の開放型相
互接続参照モデル」がある。またこれは7層ISOモデ
ルとも呼ばれている。この文書で言及されているアプリ
ケーシヨンプロセスは本発明の通信プロセツサが実行す
るようなテレビ会議であると考えられる。
【0055】
【発明が解決しようとする課題】本発明は遠隔通信ネツ
トワークに使用することができ、ワークステーシヨンの
ユーザに代わつて本発明の通信プロセツサが異なるチヤ
ネル及び料金が異なるサービスにインタフエースするこ
とにより、要求したテレビ会議サービスを提供する。
【0056】ワークステーシヨンは通信者の音声情報及
び映像情報をもつ他のワークステーシヨンと通信する必
要がある。ピクチヤ又は音声をもつ通信者の映像は、人
対人の通信をかなり改善することによつて個人の生産性
を格段的に向上させる。本発明の目的を以下に示す。
【0057】本発明の目的はワークステーシヨンから本
発明の通信プロセツサへの、低コストの単純なビデオイ
ンタフエース手法を提案することである。この手法を設
計するための解決法は2つ以上あるが、示す必要がある
のは1つの解決法だけである。
【0058】本発明の他の目的は高帯域幅を必要とせず
に高度に認識し得る単純な映像重み付けアルゴリズムを
提案することである。重み付けの必要条件を満足させる
2つ以上の重み付けアルゴリズムが存在する。重み付け
法は伝送帯域幅に比例し、表示性能に反比例するので、
本発明の通信プロセツサは既存の条件の下で最高の性能
を与える適正な重み付け法を選択する。重み付けアルゴ
リズムを選択するためのアルゴリズムを使用することが
重要である。
【0059】本発明の他の目的は幾つかの重み付け規格
の使用を含む音声管理アルゴリズムを提案することであ
る。この重み付け規格により本発明の通信プロセツサは
幾つかの規格と互換性をもち、種々の形式のネツトワー
ク回線に接続することができる。この方法は要求された
サービスの形式及び遠隔地で要求されたサービスの形式
を考慮に入れる。これは、これら2つのサービス間の整
合に基づいて選択される。この選択が上述の重み付け法
の選択の規準となる。
【0060】本発明の他の目的はDS0レベルに降下す
る階層的Tキヤリア、SONET及びFDDIのような
光フアイバ媒体規格におけるダイナミツク多重伝送用の
ネツトワーク管理アルゴリズムを提案することである。
DS0レベルは、通信が発展するには既存の規格との互
換性が必要であり、DS0は卓越した形式のインタフエ
ースであるので音声/映像チヤネルの最小共通項であ
る。本発明の通信プロセツサの重要な機能は断片的なT
1キヤリアに最低限音声及び映像を集めることである。
帯域幅が一段と高いキヤリアレートを許すとき、本発明
の通信プロセツサは一段と高いキヤリアレートを使用す
る。
【0061】本発明のさらに他の目的は伝送ネツトワー
クを処理判定のための入力ベースとして使用した後、最
後の処理を制御する、このシステム用の人工知能(A
I)を提案することである。接続性等の要因及び活動性
は接続の可能性を評価するために使用される規準であ
る。このような形式の要因に、サービス用のユーザ要
求、ワークステーシヨンの能力及び遠隔地のユーザの可
用性を付加する。
【0062】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、キヤリアによつて音声情報及び映
像情報を伝送するシステム内のワークステーシヨンユニ
ツトを結合する音声映像通信プロセツサシステムにおい
て、デイジタルバスを有し、要素が結合され、要素を相
互結合する通信プロセツサと、映像情報及び音声情報を
ワークステーシヨンレベルで処理するワークステーシヨ
ンインタフエース、映像プロセツサ及び音声プロセツサ
と、デイジタルバスに接続され、デイジタルバスを介し
ての通信を制御するチヤネルフレームプロセツサと、デ
イジタルバスに接続され、デイジタルバス上の音声情報
信号及び映像情報信号間に帯域幅を動的に割り振るスタ
テイステイカル音声/映像多重化プロセツサとを設け、
通信プロセツサはネツトワークキヤリア信号用のポート
及びローカルループキヤリア信号用のポートを含む複数
のネツトワークインタフエースポートを有し、通信プロ
セツサはあるネツトワークから他のネツトワークへのポ
ートキヤリア信号及び結合したワークステーシヨンから
ネツトワークポートへのポートキヤリア信号によつて搬
送された情報を伝送する手段を有し、ワークステーシヨ
ンインタフエース、映像プロセツサ及び音声プロセツサ
が相互接続されることにより、これらの間をデイジタル
信号及びアナログ信号が通り、通信プロセツサへのデイ
ジタルバスを介してデイジタル情報を送るようにする。
【0063】また本発明においては、キヤリアによつて
音声情報及び映像情報を伝送及び受信するネツトワーク
システム内のワークステーシヨンユニツトを結合する音
声映像通信プロセツサシステムにおいて、デイジタルバ
スを有し、要素が結合され、要素を相互結合する通信プ
ロセツサと、異なるネツトワークキヤリア信号を受信す
る手段と、ネツトワークシステムによつて音声情報及び
映像情報を伝送及び受信する手段と、音声情報及び制御
情報をもつ映像フレーム情報を調整することにより、ユ
ーザの要求及び通信プロセツサの制御の下に音声情報及
び映像情報の転送を相互に関係付ける手段とを設け、音
声情報及び映像情報を伝送及び受信する手段は、あるネ
ツトトワークキヤリア信号形式から他のネツトワークキ
ヤリア信号形式に変換する手段を含むようにする。
【0064】また本発明においては、キヤリアによつて
音声情報及び映像情報を伝送及び受信するネツトワーク
システム内のワークステーシヨンユニツトを結合する音
声映像通信プロセツサシステムにおいて、デイジタルバ
スを有し、要素が結合され、要素を相互結合する通信プ
ロセツサと、異なるネツトワークキヤリア信号を受信す
る手段と、ネツトワークシステムによつて音声情報及び
映像情報を伝送及び受信する手段と、音声情報及び制御
情報をもつ映像フレーム情報を調整し、ユーザの要求及
び通信プロセツサの制御の下に音声情報及び映像情報の
転送を相互に関係付けることにより、音声映像通信プロ
セツサシステムのうちの異なる要素を相互接続して共用
する手段とを設け、音声情報及び映像情報を伝送及び受
信する手段は、あるネツトトワークキヤリア信号形式か
ら他のネツトワークキヤリア信号形式に変換する手段を
含むようにする。
【0065】
【作用】本発明によると、キヤリアを介して音声情報及
び映像情報を伝送するシステム内のワークステーシヨン
ユニツトを結合するシステムを提供する。このシステム
はデイジタルバスを有する通信プロセツサを有し、この
デイジタルバスは通信プロセツサに結合された要素を相
互結合する。通信プロセツサのネツトワークインタフエ
ースポートはネツトワークキヤリア信号用のポート及び
ローカルループキヤリア信号用のポートを含む。この通
信プロセツサはネツトワーク上の種々のユニツトを相互
接続する。ワークステーシヨンインタフエース、映像プ
ロセツサ及び音声プロセツサが相互接続されることによ
り、これらの間をデイジタル信号及びアナログ信号が通
り、このシステムのデイジタルバスを介してデイジタル
情報を送る。このシステムを制御しているとき、デイジ
タルバスに接続され、デイジタルバスを介しての通信を
制御するチヤネルフレームを設ける。さらにこのシステ
ムバスにおいては、デイジタルバスに接続され、デイジ
タルバス上の音声情報信号及び映像情報信号間に帯域幅
を動的に割り振るスタテイステイカル音声/映像多重化
プロセツサを設ける。
【0066】本発明の音声プロセツサは、通信プロセツ
サシステムに結合され、ユーザが共用する音声圧縮/重
み付けサブプロセツサを有する。さらに、音声プロセツ
サは通信プロセツサシステムのユーザが用意した、割り
振ることができる帯域幅及び通信プロセツサの判定に基
づいて圧縮及び重み付けを実行する方法を有し、これに
より、要求された帯域幅に最終帯域幅プロセス制御を割
り振る。
【0067】本発明の映像プロセツサは通信プロセツサ
システムに結合され、ユーザが共用する映像圧縮/重み
付けサブプロセツサを有する。このプロセツサは、映像
情報を圧縮し、このシステムのユーザが用意した映像ア
クテイビテイ及び割り振ることができる帯域幅及び重み
付けと通信プロセツサの判定とに基づいた、通信プロセ
ツサからの制御に従うことにより、要求された帯域幅に
最終帯域幅プロセス制御を割り振る。
【0068】本発明のシステムに当該システムのユーザ
が共用している、スタテイステイカル音声/映像多重化
プロセツサが設けられていることにより、通信チヤネル
及び使用状況のモデリングを実行して当該システムでの
チヤネル伝送用のパラメータを計算する。チヤネルフレ
ームプロセツサをユーザ間で共用するように結合して、
集合フレームへの挿入のためのチヤネルフレームをアツ
センブルする。
【0069】さらに本発明はすべてのユーザに共通の複
合型スパーフレームプロセツサを設け、遠隔通信インタ
フエースの言語を実施するポートごとにこのプロセツサ
が設けられている。
【0070】音声映像通信プロセツサシステムは共通の
ユーザに対して人工知能(AI)ソフトウエアを実行し
得、他のすべてのシステムプロセツサ要素が集合フレー
ムの1つのチヤネルからのデイジタル言語変調変換の実
施パラメータを合成することにより、他の集合フレーム
のチヤネルを再生してフアクシミリ使用の条件をセツト
アツプし、チヤネルをスレツド化してワークステーシヨ
ンの動作を上述のシステムと接続するシステム要素間を
接続するようにこの音声映像通信プロセツサシステムに
従属させる。
【0071】
【実施例】好適な実施例を詳細に説明する前に、例えば
通信プロセツサがどのように機能するかを説明すること
は重要である。ワークステーシヨンでユーザ1は他のユ
ーザ2とのテレビ会議セツシヨンを要求することを決定
する。ユーザは同じ装置をもつているが他の建物にい
る。ユーザ1は画面上にメニユを立ち上げる。このメニ
ユはマウスを使用して、ユーザが「Who is Who」ユーザ
デイレクトリをクリツクする。ユーザはこのデイレクト
リから自分がセツシヨンしたいと考えている人の名前を
選択する。この名前はルーテイングデイレクトリへのリ
ストによつて関連づけられる。またユーザは受信映像用
のウインドウサイズを選択する。デイレクトリウインド
ウ内の名前はルーテイングデイレクトリと関連し、ルー
テイングデイレクトリ内にマツピングされる。通信プロ
セツサはユーザ2へのルートと関連するので、通信プロ
セツサはネツトワークポート及びそのポートのための遠
隔通信ネツトワークインタフエース(ISOレベル)と
関連する。次に通信プロセツサは利用できる帯域幅のた
めのポートをテストし、ジヨブ内の要求をキユーしてリ
ストし、推奨されたウインドウサイズをもつワークステ
ーシヨンでユーザまで戻る。
【0072】ウインドウサイズにはタグとして高忠実度
記号が付加される。この高忠実度記号は音質を表す。ウ
インドウサイズを大きくすると音質は低下し、ウインド
ウサイズを小さくすると音質は向上する。ユーザはウイ
ンドウのサイズを大きくしたり小さくしたりするので、
高忠実度記号は大から小に変化する。ビデオウインドウ
は2つの要素から構成される。すなわち1つはサイズで
ありもう1つは速度である。映像が更新される速度は回
転ホイール(動画カメラのリール)によつて表される。
通信プロセツサはこのとき考慮に入れることができる、
ワークステーシヨンの大きい範囲のウインドウサイズ及
び速度を連絡することによつて回転ホイールの速度を制
御する。ワークステーシヨンはアプリケーシヨンソフト
ウエアを用いて高忠実度記号を処理し、この高忠実度信
号を低値から最大値に比例させる。回転ホイールを一段
と高速にスピンさせればさせるほど映像は一段と実物に
近いものとなり、低速にスピンさせればさせるほど実物
から遠ざかる。経験によりユーザは許容し得る値に到達
する。
【0073】次に通信プロセツサはセツシヨンを開始す
る。これは他の通信プロセツサに対してチヤネルをオー
プンし、サービスのための要求を転送することから始ま
る。第1の通信プロセツサは利用し得る帯域幅を決定し
た。第2の通信プロセツサは第2のユーザ2が利用でき
るか否かを判定しなければならない。
【0074】米国特許第 4,862,264号のように、ハード
ウエアシステムの映像処理を改善したことにより、ブロ
ツクで映像を処理してブロツクのアクテイビテイを識別
し、完全に正確な伝送か又は正確性が低下した状態での
伝送かに関する判定をする。こうした改善により、低減
料金制で常に伝送し得るので、次の有力なユーザに便宜
をはかることができる。この低減料金制は、情報ではな
く冗長性が伝送選択プロセスで除去される場合に映像の
質に必ずしも影響を及ぼすとは限らない。かくして米国
特許第 4,862,264号とは異なり、通信プロセツサシステ
ムはピクセルの数値のダイナミツクレンジに基づいて判
定する。映像は常に2進数として伝送される。画素当た
りの2進記号の数はA/Dプロセスによつて固定される
が、転送されるビツト数及び数値フイールド内でのこれ
らの位置は利用し得る帯域幅に基づいて通信プロセツサ
によつて最初に決定される。通信プロセツサは映像を伝
送しないように選択してもよいが、この帯域幅を音声又
はデータに当ててもよい。ユーザは、その目的が視点の
制御されたフイールドとフイードバツク制御された照度
とによつて起動側での帯域幅の条件を低減することであ
るので、映像の質のいかなる変化にも言及してもよい
し、言及しなくてもよい。
【0075】注意すべきは本発明の通信プロセツサを改
善して、米国特許第 3,795,763号の通信プロセツサが対
象とするようなエリアを対象とするようにしてもよい。
メモリを用いて連続する映像フレームを保持し、これら
のフレーム間で差アルゴリズムを実行する。次に本発明
の通信プロセツサは米国特許第 3,795,763号に説明され
ているものとは異なる新たな処理を実行する。この差の
一例としては、他端のワークステーシヨンのビデオハー
ドウエアが伝送ワークステーシヨンとは異なる映像特性
を有するために、パルス同期情報が伝送されないという
例がある。しかしながら本発明の通信プロセツサは通常
のテレビジヨン信号ではなくワークステーシヨンの映像
を処理することを理解すべきである。
【0076】第2の通信プロセツサはユーザ2が利用で
きると判定した後、先に進む。
【0077】各ワークステーシヨンは受信状態をセツト
することができる。ワークステーシヨンがアプリケーシ
ヨンを実行中で使用中であり、ユーザが受信状態を「N
O」にセツトしたとき、通信プロセツサは使用中という
理由で第1の通信プロセツサへのアクセスを拒否する。
またユーザ1にも通知される。ユーザ2が受信状態を
「YES 」にセツトしたとき、画面を通して照会文が出て
くる。ユーザが、予め決められた時間が経過する前にこ
の照会文に積極的に応答すると、センシヨンが開始され
る。ワークステーシヨン2のパラメータはワークステー
シヨン1のパラメータであるので、双方共に同一の忠実
度及びウインドウサイズを有する。またこのセツシヨン
をカストマイズすることにより、一段と高性能のワーク
ステーシヨンをもつユーザ2は一段と大きいウインドウ
又は一段と高品質のビデオウインドウをもつことができ
る。カストマイズされたパラメータはメニユを通して再
度ユーザがセツトすることができる。また受信状態への
応答は、利用し得るならばカストマイズされたリスト内
に定義されたウインドウサイズについての情報も含む。
【0078】これは、第2のユーザは異なるビルにいる
が同じ装置をもつているので単純なケースである。この
ような状況にある場合、遠隔通信ネツトワークは使用さ
れず、むしろ光専用ケーブル又はFDDI形の帯域幅を
もつワイヤケーブルを使用するかもしれないことが予想
される。第2のユーザが第1のユーザと同じ場所にいな
いとき、遠隔通信ネツトワークがトラヒツクを搬送する
伝達手段となる。この第2の状況の場合、一段と多くの
形式の装置と一段と多くの対話を行う。通信プロセツサ
はほとんどの場合中継装置を通じて通信する。通信プロ
セツサは、物理層(ISO、CCITT勧告X200 等を
参照)レベル及びネツトワーク層を通じて、例えば2B
1Q又はAMIのような適正な言語を用いることができ
なければならない。
【0079】通信プロセツサは通信したいと思う他の2
つの通信プロセツサ間で中継局として動作することがで
きる。これは、通信プロセツサと対話してテレビ会議を
することができる伝送装置は今までのところなにもない
ので、必要な機能である。通信プロセツサがネツトワー
ク装置として動作するような状況では、2つの分離して
いる伝送回線間でルーテイング又はブリツジを実行する
ように通信プロセツサをコールしてもよい。例えば2B
1QからAMIに変換するには通信プロセツサが必要で
ある。変換の規則は人工知能ソフトウエアで具体化され
る。規則が存在しない場合、通信プロツセツサはルート
化又はブリツジを実行しようとしない。この分野は非常
に複雑であり、ここでは新たに説明しない。
【0080】新しい技術を実施するには費用が重要な決
定要因となる。ワークステーシヨンから映像及び音声を
通信するのに必要な費用は、共通の通信プロセツサを設
けてユーザにサービスすることによつてかなり低減する
ことができる。この費用はワークステーシヨンに存在す
る表示及び制御用の処理電力を用いることによつて低減
される。通信プロセツサはトークンリング又はイーサネ
ツトローカルエリアネツトワーク(LAN)と競争する
のではなく、機能エリア内で低コストで音声及び映像を
通信し、長距離伝送を準備することによつて異なるサー
ビスを実行する。通信プロセツサの目的は優れた音声及
び通信を提供することであり、時間によつて変化する伝
送媒体の制約条件及び時間によつて変化するローデイン
グの程度すなわち使用状況を可能な限り知らせるように
する。通信プロセツサは音声又は映像について特定の規
格に依存せず、むしろ帯域幅、解像度及び伝送レートを
調節してサービスが要求された時点でこの制約条件を適
合させる。
【0081】ワークステーシヨンはサービス要求を開始
する。ユーザはソフトウエアが駆動したメニユを画面上
に立ち上げることによつてこれを行う。メニユのパラメ
ータは通信プロセツサによつて決定される。パラメータ
が選択されると、これらのパラメータはサービス要求を
まとめる。サービス要求はサービスの性質又は形式及び
信号の宛先についてのデータを含む。この情報は、肯定
的な決定をする前に通信プロセツサが幾つかのルーテイ
ングスレツドを試みるのに十分である。肯定的な決定が
できない場合、通信プロセツサは何ができるかを判定
し、ユーザに対してできることを示唆する。
【0082】この設計の主要な概念はシステムエンジニ
アリング手法を用いる幾つかの規律を統合することであ
る。複数の通信規格に忠実に従い、かつ高速信号処理、
光学処理及び光波処理の発展を通じて、低コストの通信
プロセツサが可能である。
【0083】以下図面について、本発明の一実施例を詳
述する。
【0084】図1は遠隔通信ネツトワークを使用するた
めに人工知能技術を用いてワークステーシヨンの音声及
び映像を処理するように特定化された通信プロセツサの
好適な実施例を示す。この実施例が遠隔通信ネツトワー
クを使用したものであり、このネツトワークは初めて個
人用テレビ会議のために単純で効果的な手段を用意する
ものである。通信プロセツサは既存の技術を集め、通常
の目的のために一緒に動作するように改善され、修正さ
れたものである。最も重要な機能は図1に示すようなネ
ツトワーク形である。ネツトワークは帯域幅を増大させ
るという方向で発展して来た。これはある時期には真実
であつたが、デイジタル帯域幅形式のサービスを提供す
る方向に向けても発展した来た。このサービスでは、顧
客は種々の層でネツトワークにインタフエースする。一
般的にISO(国際標準化機構)の7階層構造と呼ばれ
ており、下位層は物理層、データリンク層、ネツトワー
ク層及びトランスポート層にアクセスするためにネツト
ワーク装置を基本的に制御するように分けられていた。
物理層、データリンク層及びネツトワーク層へのアクセ
スのためのISO仕様は通信プロセツサ、特にAIに組
み込まれ、これらの機能を提供する、これらの要素でな
るネツトワークに伝達する。トランスポート層から開始
して上位層に向かうと、通信プロセツサは他の通信プロ
セツサだけに伝達してこの機能を提供する。現在、通信
プロセツサのトランスポート層の一部を構造化して一段
と上位の層で遠隔通信ネツトワーク装置と動作すること
ができるかもしれないが、現在下位にある物理層、デー
タリンク層及びネツトワーク層の機能は通信プロセツサ
の人工知能部に組み込まれる。この3つの下位層はCC
ITTの定義を用いて通信プロセツサ内に設計されるこ
とにより、遠隔通信ネツトワーク装置に伝達する。さら
にこれらの層に割り当てられた機能は人工知能ソフトウ
エアによつて使用される。
【0085】通信プロセツサは次の8つの基本的な構成
要素から構成される。
【0086】(1)複数のユーザが共用する音声圧縮/
重み付けサブプロセツサ。選択されたアルゴリズムは割
り振ることができる帯域幅に基づいている。このような
共用は、これが通信プロセツサと一緒にキー帯域幅プロ
セス制御に備えるので重要である。
【0087】(2)複数のユーザが共用する映像圧縮/
重み付けサブプロセツサ。この圧縮アルゴリズム及び重
み付けプロセスは音声アクテイビテイ及び割り振ること
ができる帯域幅に基づいて通信プロセツサからの制御に
従う。このサブプロセツサは上述の音声圧縮/重み付け
サブプロセツサと共に動作する。
【0088】(3)ビデオ画像装置(ベズルに組み込ん
でもよい)。これはワークステーシヨン及び関連ソフト
ウエアのためのインタフエースボードセツトを通じて通
信プロセツサと共に動作する。
【0089】(4)音声コード化プロセツサ(ベズルに
組み込んでもよい)。これは64,000〔bps 〕のPCMか
32〔Kbps〕又は16〔Kbps〕のADPCMかLPC両方向
2重又は全2重のいずれかでデイジタル音声機能を提供
する。
【0090】(5)複数のユーザが共用するスタテイス
テイカル音声/映像多重化プロセツサ。この機能は通信
プロセツサ内のAIソフトウエアによつて駆動される。
このプロセツサは本質的に通信チヤネル及び使用状態の
モデリングを実行する。このプロセツサはチヤネル及び
集合プロセツサのパラメータを計算する。このプロセツ
サは例えばエラーフリーセカンド(error free second
s)などの収集したデータを利用して、エラー修正コー
ドを変更することによりオーバーヘツドを最小化する。
【0091】(6)チヤネルフレームプロセツサはユー
ザの間で共通すなわち共用されてもよい。これは通信プ
ロセツサの一部であり、集合フレームに挿入するために
チヤネルフレームを集める機能を有する。これはスタテ
イステイカル音声/映像多重化プロセツサの結果を実施
する。この機能は通信プロセツサ内のAIソフトウエア
によつて駆動される。
【0092】(7)すべてのユーザに共通の複合スーパ
ーフレームプロセツサ。このプロセツサはポートごとに
1つ設けられている。この機能は通信プロセツサ内のA
Iソフトウエアによつて駆動される。このプロセツサ
は、例えばFDDI、2B1Q、AMI又はこのような
形式の遠隔通信インタフエースの言語を使用する。
【0093】(8)すべてのユーザに共通の人工知能
(AI)ソフトウエアが走る通信プロセツサ。他のすべ
てのプロセツサはこのプロセツサに従属する。このプロ
セツサは集合フレームの1つのチヤネルからのデイジタ
ル言語変調変換の実施パラメータを合成して他の集合フ
レームにチヤネルを再生する。またこれはフアクシミリ
使用の条件をセツトアツプする。
【0094】(2)〜(5)に説明した装置は独立して
いる(関連がない)が、これらの装置はこれらの間の仕
様を定義する。しかし独自の装置の意味で定義するので
はなく、特定の機能的な意味で定義する。これらの装置
は現在の技術で達成し得るものを表す。利用し得るもの
が与えられると、通信プロセツサはこれらの種類の装置
又は同様の種類の装置から発展し得る。
【0095】(6)及び(7)は、TASI装置の目的
が固定された多重化体系によつて許されたチヤネルより
もデイジタルキヤリアに割り当てるべき一段と多くの音
声チヤネルを許すことによつて明白に伝送帯域幅を増大
させることであるという点を除いて、独自の方法で関連
している。例えば、T−1キヤリアは64,000〔bps 〕の
24個の固定チヤネルを搬送するが、T1キヤリアが音声
挿入された場合(TASIされた場合)、32チヤネル以
上ものチヤネルを搬送することができる。サービスの品
質はTASIのために低下し、データ伝送は非常に損な
われる。音声が流れてない期間すなわち音声の非活動期
間を利用して余分な容量の音声チヤネルを伝送する。集
合フレーム構造は遠隔地に情報を含み、適正な順序で音
声チヤネルを再構築する。音声信号をエンコードする際
に使用される固定8ビツトは、8ビツトから、ダイナミ
ツクレンジ及びアクテイビテイに依存する4ビツトまで
動的に低下するという相違点がある。符号化されたデー
タが音声と置き換えられると、TASIアルゴリズムは
データを破壊するのに十分な信号歪みノイズを生じさせ
る。従つて、これらのデータ回線を遠隔通信キヤリアに
よつて如何に処理するかを知ることがユーザの責任であ
【0096】特定の料金の下で購入した回線を必ずしも
他の目的に使用しなくてもよい。通信プロセツサはこの
カテゴリの中で適合する。AIコード化は各料金回線に
特定のものであるので、置き換えることはできない。公
称速度が同じであるときでさえ、ISDN(2B1Q)
Bチヤネル用に設計された通信プロセツサのポートをT
−1プログラマブルマルチプレクサからの 128,000〔bp
s 〕のチヤネルと置き換えることはできない。
【0097】(1)第1の要素の特徴、ネツトワークア
ーキテクチヤ。
【0098】幾つかのワークステーシヨンが通信プロセ
ツサに接続されてテレビ会議を実行する。テレビ会議は
起点及び相手先が構内にあつてもよいし又は相手先が遠
隔にあつてもよい。遠隔宛先は同類の通信プロセツサ及
びワークステーシヨンのセツトアツプを要求するが、親
ユニツトと同じではない。同じ通信プロセツサのワーク
ステーシヨンもテレビ会議を行うことがてきる。ワーク
ステーシヨンはソフトウエアを走らせて通信プロセツサ
と共に幾つかのタスクを実行する。これらのタスクは以
下の通りである。
【0099】(1)実行すべきサービスの形式をメニユ
を用いてユーザに指示する。収集すべき情報には2つの
種類がある。これは、例えばウインドウサイズや低速か
ら高速のリフレツシユ速度等の要求された映像サービス
の一般的な種類と、例えば低音から高音まで音質が良い
とか1秒の遅延もない等の要求された音声サービスの一
般的な種類とがある。
【0100】ウインドウサイズには高忠実度記号が付加
される。高忠実度記号はレコードプレーヤのアイコンで
ある。高忠実度記号は音質を表す。ウインドウサイズを
大きくすると音質は低下し、ウインドウサイズを小さく
すると音質は向上する。ユーザはウインドウのサイズを
大きくしたり小さくしたりするので、高忠実度記号は大
から小に変化する。ビデオウインドウは2つの要素から
構成される。1つは大きさであり、もう1つは速度であ
る。ビデオが更新される速度は回転ホイール(動画カメ
ラのリール)によつて表される。映像記号はボツクスの
頂部にリールをもちかつこのボツクスの一方の側面にレ
ンズをもつ動画カメラである。カメラの側面は大きさを
変更し得るボツクスであり、このボツクス内に受信映像
が配置される。通信プロセツサはこのとき考慮すること
ができる、ワークステーシヨンの高レンジのウインドウ
サイズ及び速度を連絡することによつて回転ホイールの
速度を制御する。ワークステーシヨンはアプリケーシヨ
ンソフトウエアを用いて高忠実度記号を処理し、これら
の高忠実度記号を低値から最大値に比例させる。回転ホ
イールを一段と高速にスピンさせればさせるほど映像は
一段と実物に近くなり、低速にスピンさせればさせるほ
ど実物から遠くなる。経験によりユーザは許容値に到達
する。十分な帯域幅を利用し得る場合、高忠実度記号、
リール及びウインドウサイズ間にはほとんど又は全く対
話は存在しない。帯域幅が小さい場合、動きが小さくな
るので非常に大きな対話が即座に生ずる。通信プロセツ
サは常に高忠実度記号の大きさを制御し、ユーザは不可
能なサービスを要求又は発生させることはできない。不
可能なサービスはすべて映像で音声が無いか又はすべて
音声で映像が無い。すなわちはいかなる状況も人工知能
ソフトウエア内にプログラムされない。
【0101】また音声サービスは幾つかの注意が必要で
ある。音質の代償の一部として忠実度が映像の品質と引
き換えに犠牲となる。この場合音声と映像との同期化は
固有のものである。通信プロセツサは常に音声を映像と
同期させようとする。しかしリールの速度において音声
と映像との同期化は固有のことである。通信プロセツサ
により、音声と映像との同期化に1秒の差が許される。
【0102】(2)遠隔エンドワークステーシヨンの電
話番号をユーザに指令する。テレビ会議ルーテイングは
呼受諾規準に基づいて特定の名前及びパスワート及び時
間と共に電話番号を使用する。通信プロセツサはスーパ
ーフレーム内のこの情報をこれらのプロセツサ間で通信
することにより接続命令テーブルを確立する。電話番号
が重要であるのは、電話番号データベースに莫大な投資
をするからである。通信プロセツサは各ユーザサービス
のIDと共にプログラムされる。この情報は通信プロセ
ツサ間で活発に共用される。この情報の一部はユーザの
受信状態である。この受信状態が負にセツトされた場
合、通信プロセツサはコールしようとしない。通信プロ
セツサのネツトワークはユーザデイレクトリの重要な部
分であるので、「Who is Who」デイレクトリはまずユー
ザが集中している場所を示す地図に着手する。これらの
場所のうちの1つにあるソフトウエア制御フツクがその
地点でユーザの名前及び電話番号を立ち上げる。またユ
ーザが無駄な努力をしないように受信状態を示すインデ
イケータが存在する。この情報はアイドル状態にあるス
ーパーフレームの総容量を用いて通信プロセツサ間で共
用される。
【0103】第2の要素の特徴。ワークステーシヨンの
映像について説明する。
【0104】カメラの光学的機能及び電子的機能を分離
させて通信プロセツサにカメラの電子的機能を設ける手
法は低コストの手法となる可能性がある。画像を信号に
変換する基本的なカメラは、光学的機能に属する焦点合
わせと電子的機能に属する画像変換という2つの本質的
な要素を含む。通信プロセツサに配置された光フアイバ
焦点面画像コレクタと共に焦点合わせを用いることによ
つてこのようなカメラを具体化してもよい。この手法の
目的は1セツトの高速なエレクトロニクス装置を使用し
て多数のユーザにサービスすることである。この画像装
置が高速である場合、この装置はユーザに同時にサービ
スすることができる。通信プロセツサにおいて、重み付
けアルゴリズム及び多重化アルゴリズムを同時に適用す
ることができる。「ワークステーシヨンの映像入力」と
タイトルを付された図2はワークステーシヨンがある場
所に配置された映像コレクシヨン回線間のインタフエー
スを示す。画像レンズ及び映像コレクシヨンシステムは
ビデオエンドスコープ又はこれを修正した形式のシステ
ムである。奥行を小さくしておくために、1次レンズを
直角ミラーにインタフエースするように設計することが
できる。この直角ミラーにより、要求された焦点長さを
ベゼルの幅に沿つて得ることができる。この方法により
ベゼルの奥行を小さくすることができる。次に画像装置
又は電子焦点面が画像に対して直角になる。また電子焦
点面はベゼル内に存在する必要はないが、通信プロセツ
サ内に配置する必要があるかもしれない。次に画像レン
ズ及びコレクシヨンシステムは光誘導装置内に光形式で
存在する画像を通信プロセツサに伝送する。双方の技術
とも機能するが、実施費用を考慮したとき、ベゼル内に
電子焦点面を設ける手法の方が好適であるように思われ
るが、第2の手法は代替手法セクシヨンにさらに発展さ
せる。
【0105】ベゼル内に電子焦点面を設ける好適な手法
において、ベゼル内のビデオ画像装置がワークステーシ
ヨンデイスプレイに配置されるように小型のカメラ装置
を用いる従来の手法の可能性を考えてみる。この場合、
単一のワイヤラインケーブルはワークステーシヨン及び
通信プロセツサ間のインタフエースに要求されるすべて
である。平均的なRF形式ケーブルの帯域幅は映像、音
声及びデータの送受信について周波数分割多重方式を支
持するのに十分である。図11はこの手法を使用したと
きに通信プロセツサへのインタフエースがこのケーブル
を共用する他の反対の形式の信号に単純化されることを
示す。
【0106】本発明の1つの鍵となる点は、画質を保持
して伝送帯域幅を維持するのに必要な映像プロセツサの
重み付けアルゴリズムである。重み付けに加えて圧縮が
必要である。圧縮及び重み付けは相互に排除するもので
はないが、相互に互換性をもたせるように設計しなけれ
ばならない。以下のことを考えてみる。すなわち、焦点
を合わせるのに必要な時間の50〔%〕以上を費やすよう
なエリアとして定義された独自の中央ゾーンを用いて画
像を走査ゾーンに分割した場合、焦点を合わせるのに必
要な時間の35〔%〕を費やすようなエリアとして独自の
同心周辺ゾーンが定義される。同心周辺ゾーンの残りは
残りの15〔%〕である。図11は適用し得る重み付け手
法をグラフで示したものである。
【0107】N×J本の垂直走査線及び水平走査線で構
成される画像フレームはMビツトの解像度にデイジタル
化される。例えば、Mを12とし、N=J=512 の画素で
表す。次に各画素を12ビツトの解像度で表す。総ビツト
数は(N、J、M)すなわち3,145,728ビツトである。
このレートにおいて、 1.544〔Mbps〕のレートで走る直
列チヤネルは、このビツト数を15分の1に圧縮して209,
715 ビツトにすることができる場合でも伝送するのに2
秒を越える。最初の映像フレームは比較するための前の
フレームがないほどに圧縮されて転送される。次のフレ
ームは、画素ごとに比較して最初のフレームと前のフレ
ームとの差をとることによつて最初のフレームに対して
重み付けられる。合成値が予め定義したデルタ量未満で
あるとき、この合成値はその画素に対してゼロである。
ゼロではない最初の画素の位置は(x、y)として
(N、J)で示される。また位置(x±、y+1)での
次の画素の位置がゼロでないようにしなければならな
い。シグマは、ゼロでない画素でなる次のr走査線を比
較して計算された偏差である。ここでr×sは画素の中
央部分の約50〔%〕であり、このように計算した場合に
は画素の合計数の50〔%〕が最大未満である。従つて
(x、y)から(x+s、y+r)までが画素の中央部
分である。しかし12ビツトの数で伝送するときの開始点
を計算するためには、xを開始行値として使用し、yを
列値として選択する。このシーケンスの最後の値がx+
s及びy+rである。画素の中央部分の50〔%〕が最初
に発生する前に比較によつてゼロ値が発生する場合、総
ビツト数は(256 、256 、12)すなわち786,432ビツト
の最大値未満である。次に圧縮するとき、ビツトの最大
数を15で割つて52,428まで低下させる(可能な平均的な
圧縮である)。本発明ではDS0をベースキヤリアとし
て選択するので、音声及びオーバヘツド用に11,570〔bp
s〕の基本キヤリアレートを利用し得る。図12は可能
な重み付けアルゴリズムを示す。
【0108】デイジタル形式にすると、映像重み付けが
適用される。このアルゴリズムにおいて、映像は 640ペ
ル× 480ペルであると仮定するが、どんな数値にもなり
得る。ペルを組合わせた数は 307,200である。精細度を
任意にすることによつて、この数のうちの50〔%〕が12
ビツトの解像度を与えられ、35〔%〕が8ビツトの解像
度を与えられ、15〔%〕が4ビツトの解像度を与えられ
る。ビツト数の数に12、8及び4を選択したのは重み付
けの概念を誇張して明確に説明するためである。通信プ
ロセツサはこのような値を使用することができた。ピク
チヤは、4,096個の陰影、 256個の陰影及び16個の陰影
を示す部分を残りの部分としてもつた状態でグレイスケ
ールで伝送される。各エリアは境界依存性をもつ画像圧
縮アルゴリズムを用いて圧縮される。
【0109】50ないし100 の圧縮要因のうちの1つは実
時間で可能であるが、通信プロセツサの場合は実時間の
必要はない。映像は要求、帯域幅コスト及びサービスの
システムローデイング条件に比例するあるレートで更新
された一続きの画像として出力する。ユーザが受け入れ
るためには映像の信号対ノイズ比が非常に重要である。
起動側での信号対ノイズ比を増大させるために、短波長
領域から中短波長IR領域に低電力レーザを用いて対象
を照らす技術を示す。
【0110】フレネルレンズ分散を用いての照明は光度
測定値を高値に保持すると共に、低放射分析レベルに保
持するのに良好な方法である。この低放射分析レベルを
フレネル分散レンズによつて低値に保持し得る場合、対
象となる目の安全を保証し得ることが判る。同時に、デ
イテクタの周波数応答は可視波長IRから中短波長IR
まで、できるかぎり広くしなければならない。図6はデ
イテクタ周波数積分スケールを示し、示したすべての波
長を積分する効果を示す。実際、画像システムは良好な
画像を作成するのに十分な光を有するという広い意味を
除いて、照明を制御しようとはしない。スペクトル成分
及び短期間の振る舞いは画像処理の重要な役割を果た
す。画像照明の目的は例えば電力線のAC特性等の分散
する照明及び花が開いたように四方に広がつて光る青/
緑のスペクトル成分を除去することである。青/緑のス
ペクトル成分のために通信プロセツサは一段と多くの画
像処理作業を実行する。オフイスの照度は一次電源用の
AC電源及び花が開いたように四方に広がる光に依存す
る。
【0111】周波数帯域幅について振幅を積分すると高
S/N比をもつ信号となる。この信号は黒白のグレイス
ケール映像として遠隔地で再生される。つまり白は単色
ではないが、白は振幅だけの単一の値の関数(図13の
曲線の下のエリア)であるので、この場合このように考
えることができる。この手法は空間的な理由及び時間的
な理由のために単純化された。最後の信号は起動側の照
度機能、光フアイババンドパス応答及びデイテクタ帯域
幅の畳込みであることが判る。
【0112】第3の要素の特徴。音声管理について説明
する。
【0113】通信プロセツサは高質の同軸ケーブルを介
してワークステーシヨンに接続してもよい。同軸ケーブ
ルは周波数分割多重方式を用いる幾つかの周波数管理ユ
ニツトに分割される。これにより、同軸ケーブルを2重
音声、フイードバツクをもつ受信シンプレクス映像、2
重データ及び2重ネツトワークデータでロードすること
ができる。図15は音声を psoレベルで如何に処理する
かを示す。
【0114】図7は図8に示す音声映像通信プロセツサ
用のシステムのユニツトのネツトワーク全体の一般的な
構成を示す。通常、このシステムは1つ又は2つ以上の
通信プロセツサを有することにより、音声及び映像の伝
送処理をする一群のワークステーシヨンをサービスする
ことによりテレビ会議を提供する。
【0115】通信プロセツサは人工知能ソフトウエアを
利用して接続状態を知る。変換ルールはテーブル内に含
まれるので、このシステムは通信環境に反応することが
できる。システムが結合されることにより、機能エリア
内で音声及び映像を伝達する低コスト通信のテレビ会議
のための光信号と長距離伝送のための光信号とを処理す
る。通信プロセツサは時間によつて変化する伝送媒体の
制約条件及び時間によつて変化するローデイングの程度
すなわち使用状態の下に音声及び映像通信を提供する。
帯域幅、解像度及び伝送レートは、サービスが要求され
た時点でこの制約条件を適合させるように調整し得る。
ワークステーシヨンはサービス要求を開始する。サービ
ス要求はサービスの性質又は形式及び信号の宛先につい
てのデータを含む。この情報は、肯定的な決定をする前
に通信プロセツサがスレツドを試みをしようとするのに
十分である。肯定し得ない場合、通信プロセツサはどれ
が可能であるかを判定して変更し得る要求についてユー
ザに出力する。図8に関して、音声映像通信プロセツサ
はシステムのうちネツトワークポート、ローカルポート
及び通信プロセツサユニツトを有し、このシステムはシ
ステムデイジタルバスに接続された付加的なユニツトに
よつて構成される。このシステムデイジタルバスには複
合スーパーフレームプロセツサ、スタテイステイカル音
声/映像多重化プロセツサ、チヤネルフレームプロセツ
サ及びワークステーシヨンサブプロセツサが接続され
る。ワークステーシヨンサブプロセツサは重み付け機能
及び圧縮機能をもつ映像プロセツサと圧縮機能及び重み
付け機能をもつ音声プロセツサとワークステーシヨンイ
ンタフエース回線とを含む。これらのワークステーシヨ
ンサブプロセツサは共にアナログ式でもデイジタル式で
も相互接続する。このシステムはシステム全体の一部と
してワークステーシヨンを接続するための電話形式のイ
ンタフエースポートを有する。
【0116】電話形式のインタフエースは、このインタ
フエースによりフアクシミリのようなスタンドアロン型
装置がワークステーシヨンとインタフエースし得るとい
う点で唯一の考え方である。ワークステーシヨンはフア
ツクスエミユレーシヨンソフトウエアを実行することが
でき、これによつて電子形式の文書をフアツクス信号に
変換して遠隔地にあるフアクシミリ装置に送る。電話形
式のインタフエースは電話信号情報及び発信信号情報を
受信することができる。
【0117】ワークステーシヨンの音声信号は通信プロ
セツサによつて受信される。N個の音声入力ラインのう
ちの1つが処理のために多重化されることによつて受信
される。サンプリングは64〔Kbps〕で実行されて現在実
施しているもの(最初のレベルDS0キヤリア)との互
換性を得ることができる。重み付けはmu−法又はa−
法のいずれかでる。通信プロセツサは、ルーテイングテ
ーブル記述指示変換が大西洋を挟んでのビデオ会議の場
合に必要であるときにmu法又はa法間で自動的に変換
が行われる。重み付け後、信号はさらに処理され、伝送
レートを低下させて合成データをパケツト化されたネツ
トワークに適する数値シーケンスにアツセンブルする。
パケツトを伝送するレートはネツトワークのローデイン
グに依存する。通信プロセツサネツトワークは電話ネツ
トワークと競合しようとするものではなく、音声を映像
に付加するものである。しかし音声だけを含むように選
択するためのオプシヨンが含まれる。
【0118】電話形式の音声帯域幅についは注意が必要
である。64,000〔bps 〕のレートは秒当たり 8,000個の
サンプルをサンプリングするナイキストサンプリングレ
ートである。各サンプルは8ビツトの2進データであ
る。2の8乗は10進法で256 になる。電気音声信号はゼ
ロ〔v〕軸を中心に対称でなければならないので、 256
は+128 、−127 及び0に分割される。これらの位置が
確保している数の合計は256である。これは、 4,000〔H
z〕の全信号帯域幅を音声用として利用することができ
ることを意味する。電話装置で通常使用されるタイプ 5
00の受話器の公称帯域幅は 3,000〔Hz〕の公称帯域幅を
有する。最初の制限フイルタがこの受話器である。通信
プロセス群の一部である受話器又はヘツドフオンはこの
ように制限されず、公称 4,000〔Hz〕の高忠実度音声帯
域幅を有する。図15は音声用のパケツトがビデオ会議
用に如何に定式化されるかを示す。線形予測符号化圧縮
(LPC)は音声データ帯域幅を 1,200〔bps 〕のシリ
アルレートまで低下させることができる。この音声は例
えばスピーカ認識及びワード損失などのような要素に関
して不十分であり、これにより伝送媒体が良好に実行し
ないときに音声を反復させる。この伝送媒体の品質は良
いと予想されるので、音声はアルゴリズムにより 1,200
〔bps 〕に低下するだけである。音声は 2,400〔bps 〕
のLPC及び16,000〔bps 〕又は32,000〔bps 〕の最適
差分パルス符号変調(ADPCM、Adaptive Defferent
ial Pulse Code Modulation )並びに64,000〔bps 〕の
PCMで処理される。これらのうちどれを選択するかは
利用し得る帯域幅、ユーザの要求及び遠隔地での互換性
に依存する。これらの要因は通信プロセツサ上を走る人
工知能ソフトウエアによつて記録される。図4は可変分
割を如何に使用するかを示す。可変分割は冗長処理を低
下させ、帯域幅空間を節約する。
【0119】フアクシミリが要求されたときに音声をフ
アツクス信号に置換することができる。ベゼルすなわち
ワークステーシヨンのアダプタはフアツクス信号用の入
力端を有する。通信プロセツサはフアツクス信号を発生
しないが、ワークステーシヨンの一方の側は通信プロセ
ツサのインタフエースアダプタに関係なくこれらのフア
ツクス信号を発生する。帯域幅の動的な割振りは、ネツ
トワークローデイングの場合でも、信号がフアツクス信
号であるときは第1の優先権としての音声に基づいてい
る。音声が非活動的である期間を利用して映像を伝送す
る。音声は良好な予測圧縮アルゴリズムを用いて64,000
〔bps 〕から動的に圧縮される。音声データレートの予
測は 2,400〔bps 〕ないし 1,200〔bps 〕である。また
音声圧縮はゼロであつてもよく、フアツクス信号用の場
合にはこの音声データレートはDS0すなわち64,000
〔Bps 〕である。ワークステーシヨンパケツト制御セク
シヨンも同様に動的である。情報が冗長的である場合、
前のパケツトの反復信号を用いてこの情報を搬送する。
【0120】通信プロセツサはすべてのフアツクスパケ
ツトをワークステーシヨンに送る前にこれらを集める必
要がある。フアツクスパケツトは音声パケツト又は映像
パケツトで可能であるときは破棄することはできない。
この機能にはバツフアが必要である。音声処理にもバツ
フアが必要である。映像信号はバツフアを必要としな
い。映像パケツトは必要であれば破棄してもよい。ワー
クステーシヨンは、新しいフレームが完全で損なわれて
いない限りはこのフレームをアツセンブルしない。米国
特許第 4,682,225号は言及していないが、電話回線を介
しての複数の電話会議ステーシヨン間でのビデオ画像用
のハードウエアを向上させる必要があると考える。
【0121】映像プロセツサをもつ本発明の通信プロセ
ツサは画素すなわちペルを破棄する。これらのペルが破
棄さこれるのは、受信ステーシヨンが映像用のウインド
ウサイズを要求したからである。アドレシングアルゴリ
ズムによつて決定されたような、ウインドウ内にアドレ
スをもたないペルは破棄される。これは必要のない帯域
幅を低減する最初のステツプである。遠隔地ウインドウ
にアドレスを有するすべてのペルは圧縮又は重み付けに
よつて処理される。一群のペルを表すのに使用される単
一の代表的なペルはない。
【0122】第4の要素の特徴。ネツトワークマネジメ
ントについて説明する。
【0123】通信プロセツサの概念を理解する鍵は種々
の伝送システム(標準ブリツジ)間にネツトワークの標
準的な互換性を組み込むことである。Tキヤリアシステ
ムは共通であり、料金表はこのサービスのために利用で
きる。TキヤリアはISDNネツトワークで使用しても
よい。同期光ネツトワーク(SONET)は異なる多重
体系を使用し、またISDN信号を運ぶことができた。
最低レベルは 51.84〔Mbps〕でOC−1である。このレ
ベルはローカルエリア伝送アクセス(LATA)ループ
用に使用するか又は送信長距離ネツトワークとして使用
してもよい。これは優れた通信を提供するために大容量
であるので好適なキヤリアである。通信プロセツサはD
S2/DS3等のシグナリング技術と互換性をもたなけ
ればならない。通信プロセツサはいかなるレベルにおい
ても電話交換器とインタフエースしないが、広域エリア
ネツトワーク伝送装置はこのシグナリングパターンを捜
してもよく、ネツトワークルーテイング情報を瞬時に交
換することができる。料金表の知識に基づいた人工知能
は、キヤリアがいつこれを実行することができるかを知
るので、極めて重要な制御情報を最も感度の高いビツト
位置に割り振ることはできない。またこの特徴はISD
Nのベアラチヤネルにも当てはまる。
【0124】機能に共通に設けられたローカルループ操
作の場合、FDDIキヤリアを選択することが望まし
い。遠隔通信ネツトワークキヤリアに依存する場合はF
DDIキヤリアを選択する必要はない。図17はローカ
ルループ及び遠隔通信ネツトワークが如何に異なるかを
示す。また領域内キヤリアは電話回線ではなく電話シス
テムから64,000〔bps 〕のキヤリアを提供することがで
きる。このような回線は、恐らくT−1キヤリアを電話
交換器に接続する前にDACSマシンによつて挿入され
てドロツプされる。
【0125】図17の接続可能性の場合を考える。通信
プロセツサCP2から通信プロセツサCP4の瞬間的な
制約は通信プロセツサCP3から通信プロセツサCP5
の瞬間的な制約とはかなり異なる。通信プロセツサCP
2から通信プロセツサCP4までの利用し得るサービス
はこれに対応して低減される。通信プロセツサCP2は
専用DS0回線を使用してもよい。他にはISDNイン
タフエースが考えられる。それぞれがそれ自身の特性、
スループツト及びプロトコルを有する。通信プロセツサ
はネツトワークの集合側でそれぞれとインタフエースす
ることができる。これには人工知能ソフトウエアが重要
であり、この人工知能ソフトウエアはどの料金表のサー
ビスがそのすべての能力及び限界によつてどのネツトワ
ークポートに接続されるかを記録する。
【0126】また通信プロセツサは回線情報、ビツトエ
ラー率及びエラーフリー時間等のヒストリフアイルネツ
トワーク回線の属性を維持することにより、エラー訂正
コードを選択し、この結果伝送オーバーヘツドを最低に
するようにしなければならない。選択されるコードはフ
レームのパケツト制御部分に送られる。エキスパートル
ールは誤り統計を考慮に入れるように作成される。ビツ
トエラー率が少なくとも10〜5又はこれ以下であるか又
はエラーフリー時間が10又はこれ以下である場合、EC
Cを使用してはいけない。注意すべきはエラーの分散は
適正なECCを選択する際にBERの大きさより一段と
影響がある。通信プロセツサは気象バースト通信に同様
な便宜的なアナロジであり、通信プロセツサはオーバヘ
ツドを低減することによつて伝送レートまで良好な伝播
時間を利用することができる。図18は通信プロセツサ
によつて集めることができるエラーデータの統計の例で
ある。図18はどのようなサイズのブロツクが伝送の品
質に影響するかを示す。自動反復要求は測定することが
できるパラメータである。また所与のプロトコルが介在
してエラービツトを置き換えなければならない回数をこ
のプロトコルは記録することができる。通信プロセツサ
はこれらの統計を記録することができ、最大のデータ帯
域幅及び適当に優れた伝送を選択するようなプロトコル
に変更することができる。
【0127】エキスパート通信処理(AI)はエラー統
計を考慮に入れる必要がある。スループツトのパフオー
マンスの鍵となる要因は接続の品質である。ビツトエラ
ー率だけでは適正なエラー訂正コード(ECC)を選択
するのに十分でない。BERに加えて、パケツトサイズ
を通じてのエラーフリー時間(Error free seconds、E
FS)及びエラー分布が必要である。通信プロセツサが
これらの値を測定してこれらの履歴をネツトワークポー
トごとに保持することが重要である。またブロツクサイ
ズの選択はECCと共に決定される。
【0128】説明するために以下の例を考えてみる。計
算に必要な派生的な鍵となる要因はブロツクサイズ当た
りのスループツトであり、この計算にはECCに付加さ
れたために動的に成長したブロツク成長の因数分解を含
まなければならない。図18において例えば、ブロツク
サイズは候補ECC(他のECCは数学的すなわち線形
的に成長する)に入るように幾何学的に成長する。図1
8にネツトワークポートの履歴を示す。この統計は、平
均50〔%〕で 116〔k〕の大きさのブロツクが7個の連
続したエラービツトのうちの1つのシーケンスを含む。
ECCが、連続したシーケンスを含むシーケンスで6個
のエラービツトを修正し得るような性能を有する場合、
ECCを現在の条件に相応しい一段と小さい48〔k〕の
ブロツクサイズと共に選択する。ECCは制御情報に対
してだけ適用される。音声/映像データはECCを受信
しない。しかしながら制御情報についてのエラーの統計
は、ブロツクサイズを計算するときに音声データ及び映
像データにも同様に適用される。ECCがもはや有効で
ないような場合、接続を動的に評価する必要があるの
で、不十分な性能のために通常のサービスを完了する前
にコールを終了してもよい。帯域幅空間を利用し得ると
きは統計情報を集める目的で1時間ごとに何回コールし
てもよい。ユーザが必ずしもこのように何回もコールす
る必要はなく、前の使用パターンに基づいてもよい。こ
のコールの試みについての統計が格納されて将来のコー
ルの試みの見込みとしてECC形式の成功を計算する際
に使用される。
【0129】ネツトワークマネジメントプランの概要は
鍵となるプランの要素を示す。
【0130】(1)各ネツトワークポート側のインタフ
エース、すべてのパラメータ及び料金サービスの特性に
ついての記述子テーブル。
【0131】(2)サービスに影響するすべてのパラメ
ータを含むサービステーブルのジヨブ。
【0132】(3)到着時間、帯域幅要求及び接続の複
雑さによつてキユーされたサービステーブルの要求(サ
ービスチヤネルに提案される)。
【0133】(4)各ネツトワークポートについての品
質性能テーブル(測定されたパフオーマンス統計及び計
算された統計を含む)。
【0134】(5)テーブル内で各要求を実行する(新
しいチヤネルを付加する)パフオーマンステーブルでの
各ユーザごとの要求サービス及びカストマイズされた要
求の計算。
【0135】(6)ネツトワークインタフエースポート
ごとの集合フレームのパフオーマンステーブルについて
の限界の計算(システムは停止する)。
【0136】(7)帯域幅の条件を計画し帯域幅の割振
りを計算するために集められたデータをもつた現在の各
集合ポートのモデル。サブプロセサツが要求したすべて
の一次パラメータを開発する。
【0137】本発明の特徴は、本発明の通信プロセツサ
が、この通信プロセツサ内の映像サブプロセツサをユー
ザと共用することである。共用の方法は重要ではなく、
例えばアナログをワークステーシヨンとユーザとの接続
ごとに1つのA/D又は離散的A/Dにスイツチングす
る。しかしながらユーザが重み付け又は圧縮を用いて映
像を処理するときは、すべてのユーザのために映像プロ
セツサが従属的に支援する機能をもつ1つの通信プロセ
ツサを用いる。
【0138】本発明の通信プロセツサは映像サブプロセ
ツサを用いて、この通信プロセツサによつて決定された
仕様に従つて各ユーザからの画素を選択する作業を実行
する。映像サブプロセツサは次のユーザが利用し得る伝
送容量を残すように最大の帯域幅にしないように常に機
能している。映像は条件次第で圧縮又は重み付けされ
る。重み付けされるとは、画素の割り振られたダイナミ
ツクレンジがアクテイブなダイナミツクレンジに低下す
ることを意味し、実際アクテイブなダイナミツクレンジ
は、割り振られた全ダイナミツクレンジよりもビツトが
少ない。例えば12ビツトの位置が全レンジを表し、ペル
が4ビツト位置のレンジの変動を示す場合、4ビツトだ
け伝送される。特別のプロトコルを使用して受信側と連
絡し、割り振られた12ビツトのうちの4ビツトが受信側
に伝送される。また各ペルはワークステーシヨンのビデ
オメモリ面に特定のアドレスを有する。従つて垂直同期
又は水平同期のために伝送される情報は何もない。通信
プロセツサは圧縮又はこのような圧縮のための技術につ
いてほとんど心配する必要はない。ハードウエアによつ
て圧縮するか又はソフトウエアによつて圧縮することが
でき、圧縮の種類は本発明では重要でない。
【0139】また注意すべきは米国特許第 4,733,299号
とは異なり本発明のシステムは同形式のトラフイツクを
有する。通信プロセツサはインタレース走査の映像又は
ノンインタレース走査の映像に関係するものではなく、
映像データに関係している。ワークステーシヨンはイン
タレース走査の映像及び他のノンインタレース映像を用
いてもよい。通信プロセツサのすべてのユーザは走査形
式に関係なくテレビ会議を実行している。組み合わされ
た側面フレームでなる基本的なテレビ会議構造は、ある
ユーザが他のユーザに割り振られた帯域幅よりも帯域幅
が一段と大きいという点を除いてすべてのユーザに対し
て同じである。これには幾つかの理由があるが、接続さ
れると、帯域幅はセツシヨン中の間に割り振られる。音
声又は映像のいずれかの帯域幅が瞬間的に変化してもよ
いが、これはユーザに対する要因とはならない。各ユー
ザは他の通信プロセツサがデコードすることができる、
結合側のフレームにチヤネルを有する。通信プロセツサ
は理想的には結合側にT1のような高速デイジタルキヤ
リア及び他の形式のキヤリアを使用するが、これらのキ
ヤリアは例えばデイジタル・アクセス・クロス・コネク
ト等の伝送装置によつてDS1、DS2又はDS3キヤ
リアとして処理されることにより、音声交換器又はデー
タ交換器に接続することはできない。またこれらをT1
サービスの可変分周信号として処理することもできな
い。結合側のサービスがT1の分周信号である場合、こ
れを固定分周サービスにしなければならない。
【0140】一続きのレンズを使用して画像を通信プロ
セツサに接続された光フアイバケーブルの終端に集中さ
せることができるかを考えてみる。光フアイバケーブル
の品質は高速2値データを搬送するケーブルとは異な
る。光フアイバケーブルは時間分散に厳密に留意せずに
焦点面直線状空間画像を維持する必要がある。大きな焦
点面が徐々にフアイバレンズの直径まで先細りとなつて
光フアイバケーブルの直径になつてしまうようなフアイ
バレンズが存在する。光フアイバケーブルはレンズアレ
イ及び電子シヤツタ内の通信プロセツサで終了する。シ
ヤツタは複数の面入力でなるフアセツト、単一の平面ア
ウトレンズ(複合プリズム)上に画像を投影するように
位置決めされる。複合プリズムの出力は焦点面デイテク
タ内への焦点レンズアレイである。図12は重み付けを
示す。
【0141】映像コントローラは多重シーケンスで電子
シヤツタを選択し、アナログ形式で焦点面デイテクタ
(CCD)から画像を集め、信号をデイジタル形式に変
換する。CCDの高速性能によりユーザに非同期的にサ
ービスし得るのでコストの点で有利であるが、通信プロ
セツサの性能には必要ない。
【0142】上述の通り本発明をその最適な実施例に基
づいて図示、説明したが、本発明の精神及び範囲から脱
することなく詳細構成について種々の変更を加えてもよ
い。
【0143】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、デイジタ
ルバスを有し、要素が結合されてこの要素を相互結合す
る通信プロセツサと、映像情報及び音声情報をワークス
テーシヨンレベルで処理するワークステーシヨンインタ
フエース、映像プロセツサ及び音声プロセツサと、デイ
ジタルバスに接続され、このデイジタルバスを介しての
通信を制御するチヤネルフレームプロセツサと、デイジ
タルバスに接続され、デイジタルバス上の音声情報信号
及び映像情報信号間に帯域幅を動的に割り振るスタテイ
ステイカル音声/映像多重化プロセツサとを設け、ワー
クステーシヨンインタフエース、映像プロセツサ及び音
声プロセツサを相互接続してこれらの間をデイジタル信
号及びアナログ信号が通り、デイジタルバスを介してデ
イジタル情報を送るようにすることにより、ワークステ
ーシヨンから通信プロセツサへの映像インタフエースを
低コストで単純化できるので、音声映像通信プロセツサ
システム内の他のワークステーシヨンと簡易かつ確実に
通信することができ、これによつてユーザ間の通信を格
段的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は伝送装置の種々の装置を示すベン図であ
る。円と円とが交わつた部分は伝送装置を示し、楕円は
通信プロセツサを示す。種々の形式のネツトワーク装置
をもつ通信プロセツサはネツトワークキヤリアによつて
使用されて料金サービスを提供するので、通信プロセツ
サはそのすべての利点及び制約条件をもつ適正なアルゴ
リズムを選択することができなければならない。次に通
信プロセツサはこれらの利点を利用して制約条件の範囲
内で処理することにより、ユーザが要求したサービスに
従つてチヤネルパケツトを公式化する。通信プロセツサ
は伝送装置と同じ種類の作業を実行すると同時に、これ
らの機能に音声及び映像処理を付加しなければならず、
これにより通信プロセツサは新しいクラスの装置にな
る。遠隔通信の分野において、DCEはデータ回線終端
装置であり、これは遠隔通信会社が所有する装置であ
る。DTEはデータ端末装置であり、遠隔通信会社のサ
ービスを受けるユーザが所有する。DCE又はDTEの
区別はこうゆうものとしての装置に適用される。これは
新しいクラスの装置であるので、市場での使用方法がこ
の新しいクラスの装置がDTE又はDCEであるか否か
を判定する。これはこの新しいクラスの装置がDTE又
はDCEの両方を有するからである。図1は新しいマシ
ンクラスの音声/映像通信プロセツサである。
【図2】図2はワークステーシヨンレベルでの通信プロ
セツサインタフエースを示す略線図である。これは、フ
オーワードビデオを作成し、送受信音声を処理し、フイ
ードバツク映像及び遠隔地映像を受信する電子装置を含
むベゼルで構成される。通信プロセツサインタフエース
は制御データをもつ通信プロセツサと通信し、メニユ選
択のようなユーザインタフエースのためのデータ及びセ
ツシヨンデータを受信する。ワークステーシヨンを通信
プロセツサにインタフエースさせるソフトウエア及びイ
ンタフエースアダプタカードは図示しない。ベゼルは通
信プロセツサに直接インタフエースする。
【図3】図3は映像重み付けプランを如何に図2のデイ
スプレイエリアに示すように構造化することができるか
を示す略線図である。
【図4】図4は3つのデータ形式でなるチヤネルフレー
ムを示す略線図である。
【図5】図5は通信プロセツサの集合ポート上における
データ出力構造を示す略線図である。
【図6】図6は通信プロセツサの高レベル機能及びイン
タフエースを示す機能図である。図示のように、これは
好適な実施例である。ワークステーシヨン側からする
と、通信プロセツサはDTEであると考えられる。ネツ
トワーク側には、集合ポートと呼ばれるネツトワーク接
続がある。各ポートからは集合フレームが伝送される。
各集合フレームはワークステーシヨンからのチヤネルフ
レームを含む。チヤネルフレームは1つのポートに入
り、このポートはこの地点で宛先をもたないが、他の宛
先用の他のポートにルートされるか又はブリツジバツク
される。これを実行するのに必要な情報は起点通信プロ
セツサに戻して適正なセツトアツプ及び調整をしなけれ
ばならない。
【図7】図7は通信プロセツサの機能をワークステーシ
ヨン群及び遠隔通信ネツトワークに如何に接続するかの
基本的な概念を示すブロツク図である。ネツトワークの
概念とタイトルを付ける。
【図8】図8は本発明の好適な実施例を示すブロツク図
であり、他の図面と接続して記述したものとして一段と
大きなシステムユニツトに統合した図である。
【図9】図9は通信プロセツサに適用することができる
独自の画像処理構成を示すブロツク図である。
【図10】図10はフアイバの終端、レンズアレイ、電
子シヤツタ、複数面入力レンズ、単一面出力レンズ、焦
点レンズ及び焦点面デイテクタの関係を示すブロツク図
である。
【図11】図11はワークステーシヨンと通信プロセツ
サ間をインタフエースする場合の技術の説明に供する略
線図である。
【図12】図12は垂直線の数及び水平線の数を加え
た、図3を拡大した略線図である。この数はIBMのV
GAグラフイツク仕様から得たものである。しかしこの
図の目的は強調するためのものであり、各ワークステー
シヨンはウインドウを使用する必要があるので、ウイン
ドウは全画面のうちのほんの一部である。映像の説明に
関連する帯域幅はこれによつて駆動されない。
【図13】図13は焦点面画像デイテクタの理想的なバ
ンドパス周波数応答を示す略線図である。映像処理の一
部は低周波数制限から高周波数制限までの周波数を画素
を表す単一の値に積分する。この画像はデイテクタ周波
数積分スケールと呼ばれる。
【図14】図14は図11に示す基本的な技術を用いて
通信プロセツサ及びワークステーシヨン間に挿入される
信号の形式を示す略線図である。この図の目的は、この
機能を実行するには複雑な多重化構成又は光フアイバ構
成を必要としないことを示すことである。制限された帯
域幅のRGケーブル上での単純な周波数分割多重化で十
分である。
【図15】図15は音声信号を処理するための可能な手
法を示すブロツク図である。この手法は、キヤリアがT
1以上の速度でありアクテイビイテイが光である場合、
信号を圧縮又は重み付けする前にmu法又はa法の重み
付けのいずれかで64〔kbps〕のPCMとして音声を最初
に取り扱うことである。帯域幅を低減する必要がない場
合、音声信号の帯域幅をさらに低減する必要はないが音
声がまだTASI(音声挿入)処理に従うかもしれな
い。TASIは音声及び映像間に割り振られた帯域幅と
引換えに映像処理セクシヨンで処理する。
【図16】図16は音声をチヤネルパケツトのフアツク
ス信号又はテキストと如何に置き換えるかを示す略線図
である。フアツクスは画像の音声帯域を表す。複雑な画
像は本発明のフアツクスを用いて有利にワークステーシ
ヨンからワークステーシヨンに伝送される。
【図17】図17は通信プロセツサを如何に相互接続す
るかを示す略線図である。
【図18】図18はブロツクサイズについてのエラービ
ツトの変化を示すグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 ジヨセフ・クラウド・カシ アメリカ合衆国、ニユーヨーク州13827、 オウゴー、ゲリー・ドライブ 381番地 (56)参考文献 特開 平4−139932(JP,A) 特開 平4−139988(JP,A) 特開 平4−104683(JP,A) 特開 昭63−232589(JP,A) 特開 平2−246431(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キヤリアによつて音声情報及び映像情報を
    伝送するシステム内のワークステーシヨンユニツトを結
    合する音声映像通信プロセツサシステムにおいて、 デイジタルバスに結合された通信プロセツサであって、
    上記通信プロセツサはネツトワークキヤリア信号のため
    のポートとローカルループキヤリア信号のためのポート
    を含む複数のネツトワークインターフエースポートを有
    し、上記通信プロセツサはあるネツトワークから他のネ
    ツトワークへのポートキヤリア信号及び結合したワーク
    ステーシヨンからネツトワークポートへのポートキヤリ
    ア信号によつて搬送された情報を伝送する手段を有する
    ものと、 上記デイジタルバスに接続され、映像情報及び音声情報
    をワークステーシヨンで処理するためのワークステーシ
    ヨンインタフエース、映像プロセツサ及び音声プロセツ
    サであって、上記ワークステーシヨンインタフエース、
    上記映像プロセツサ及び上記音声プロセツサが相互接続
    されることにより、これらの間をデイジタル信号が通
    り、上記通信プロセツサへの上記デイジタルバスを介し
    てデイジタル情報を送るものと、 上記デイジタルバスに接続され、上記デイジタルバスを
    介しての通信を制御するチヤネルフレームプロセツサ
    と、 上記デイジタルバスに接続され、音声及び映像情報信号
    の伝送の間に音声または映像情報信号の活動の総量の変
    化に基づいて、上記デイジタルバス上の音声情報信号及
    び映像情報信号間に帯域幅を動的に割り振るスタテイス
    テイカル音声及び映像多重化プロセツサとを有し、前記
    音声プロセツサは、前記システムのユーザによって割り
    当て可能な帯域幅および要求された帯域幅のために最終
    帯域幅処理制御を割り当てるための前記通信プロセツサ
    によってなされた判断に基づいて、圧縮及び重み付けを
    実行するための手段を有する音声映像通信プロセツサシ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記映像プロセツサは、映像情報を圧縮す
    るための手段を有し、要求された帯域幅のために最終帯
    域幅処理制御を割り当てるための前記通信プロセツサに
    よってなされた判断と、前記システムのユーザによって
    なされる割り当て可能な帯域幅および重みと映像活動に
    基づいて、前記通信プロセツサからの制御を受ける請求
    項1に記載の音声映像通信プロセツサシステム。
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