JP3061549B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP3061549B2
JP3061549B2 JP7160787A JP16078795A JP3061549B2 JP 3061549 B2 JP3061549 B2 JP 3061549B2 JP 7160787 A JP7160787 A JP 7160787A JP 16078795 A JP16078795 A JP 16078795A JP 3061549 B2 JP3061549 B2 JP 3061549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等における電動
シートの位置制御等に使用されるスイッチ装置に係り、
特には、ケースに内装されたスイッチ本体のアクチュエ
ータと、ケースの外部に配備された操作ノブとを、ケー
スを貫通して装着されたスライダを介して連動連結して
あるスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記スイッチ装置としては、例えば実公
平1−17057号公報に示されるように、ケースの内
部にスイッチ本体、スイッチ本体作動用のスライダ、中
立復帰機構など、操作ノブ以外の総ての関連部品を組み
込み、スライダから突設した軸体をケースの外方に突出
させ、この軸体に操作ノブを嵌合連結する構成のものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
では、機種の異なるスイッチ装置において内蔵するスイ
ッチ本体として異なる種類のものを用いて構成する場
合、スイッチ本体の高さが異なるため、同じケースを使
用し、かつ同構成のスライダを使用すると、スライダと
内蔵スイッチのアクチュエータとが連動連結できず、し
たがって、スイッチ装置毎に異なった形態、すなわち、
その高さ寸法が異なるケースを製造して使用しなければ
ならなかった。また、スライダ構造を変えることも考え
られるが、その場合にはそれに対応して操作ノブ等も変
更しなければならなかった。その結果、製造効率が悪
く、製品のコストアップを招く結果となった。
【0004】本発明は、内蔵するスイッチ本体が異なる
他機種スイッチ装置を製造するに際して、ケースを共用
できるようにして、製造効率を高め、コストダウンを図
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をとる。
【0006】ケースに内装されたスイッチ本体のアクチ
ュエータと、ケースの外部に配置された操作ノブとを、
ケースを貫通して装着されたスライダを介して連動連結
してあるスイッチ装置であって、前記スライダを、前記
ケースの外部に配置された外部スライダと、前記ケース
内部に配置された内部スライダとから構成するととも
に、これら外部スライダと内部スライダとには、互いに
噛合することにより係合連結する連結孔と係合爪とをそ
れぞれ形成し、前記ケースの操作孔を通じて前記係合爪
と前記連結孔とを噛合させることにより前記外部スライ
ダと前記内部スライダとを係合連結し、前記外部スライ
ダに前記操作ノブを連結し、前記内部スライダに前記ス
イッチ本体の前記アクチュエータを連結したことを特徴
とする。
【0007】
【作用】異なるスイッチ本体を内蔵する多機種のスイッ
チ装置を製造する場合、内部スライダのみをスイッチ本
体の高さに応じて異なるものとできる。これにより、ケ
ースが共用される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を自動車における電動シートの
位置制御用に利用されるスイッチ装置に適用した実施例
を図に基づいて説明する。
【0009】このスイッチ装置は、図4に示すように、
横長のケース1の上面にシートの背もたれの角度を調節
するための操作ノブ2と、シートの高さ、前後位置、お
よび、シート着座部の上下角度を調節するための操作ノ
ブ3とを装備して構成されている。
【0010】前記ケース1の内部にはプリント回路基盤
4がカバーケース5と共締めでネジ止めされ、このプリ
ント回路基盤4の上面に、前記操作ノブ2によって操作
されるスイッチ本体S1 と、前記操作ノブ3によって操
作される3個のスイッチ本体S2 , S3 , S4 が装着さ
れている。スイッチ本体S1 , S2 , S3 , S4 は、そ
の上面に沿ってスライド変位するアクチュエータ6が装
備された同一仕様のものが採用され、スイッチ本体S1
およびS3 のアクチュエータ6は左右スライド可能に、
また、スイッチ本体S2 およびS4 のアクチュエータ6
は前後スライド可能に設置され、各アクチュエータ6と
対応する操作ノブ2,3がスライダ7を介して連動連結
されている。
【0011】前記スライダ7は、ケース1の内部に装備
されてアクチュエータ6上面の突起6aに係合する内部
スライダ7aと、ケース1の外部に装備される外部スラ
イダ7bとからなり、外部スライダ7bから連設した一
対の連結脚7cがケース1に形成した一対の長孔状の操
作孔8を通してケース1内に挿入されて、この連結脚7
cに形成した連結孔7dに内部スライダ7aに形成した
係合爪7eを係合することで、内部スライダ7aと外部
スライダ7bとがケース1を挟み付けた状態で連結さ
れ、スライダ7全体が操作孔8およびケース1上面のガ
イドレール9に沿ってスライド変位可能にケース1に組
み付けられるようになっている。
【0012】また、外部スライダ7bの上面には軸体7
fが立設されており、この軸体7fの内部に下方から組
付けられバネ10で下方付勢されたボール11が、一対
の操作孔8の間のケース1上面に形成したV字形の凹入
カム12に付勢係入され、ボール11の凹入カム12へ
の付勢係入作用によってスライダ7を操作範囲の中間
(中立位置)に付勢復帰させる中立復帰機構Nが構成さ
れている。
【0013】ケース1の上面には操作ノブ2を左右揺動
可能に支持する1本の丸軸ガイドピン13と、操作ノブ
3を左右直線移動可能かつ前後揺動可能に支持するため
の2本の角軸ガイドピン14,15が立設されており、
各ガイドピン13,14,15への操作ノブ2,3の組
み付け構造、および、操作ノブ2,3と各スライダ7と
の連動構造を以下に説明する。
【0014】操作ノブ2の下面には丸軸ガイドピン13
に外嵌される支持穴16と、スライダ7の軸体7fに嵌
め付けられる前後に長い嵌合穴17形成されており、操
作ノブ2を丸軸ガイドピン13の軸心P1 を中心に左右
揺動操作することで、軸体7fに嵌合穴17を介して連
結されたスライダ7が左右にスライド移動して、スイッ
チ本体S1 のアクチュエータ6が左右にスライド操作さ
れるようになっている。なお、軸体7fの外周に形成し
た環状突起18、および丸軸ガイドピン13の外周に形
成した環状突起19が嵌合穴17および支持穴16に形
成した溝に圧入係合して、操作ノブ2が外れ止め状に支
持されている。
【0015】操作ノブ3の下面には、角軸ガイドピン1
4,15の前後左右への相対移動を許す十字状のガイド
溝20,21と、前後動する左右のスライダ7の軸体7
fに嵌め付けられる左右に長い嵌合穴22,23、なら
びに、左右動する中央のスライダ7の軸体7fに嵌め付
けられる前後に長い嵌合穴24が形成されており、角軸
ガイドピン14,15とガイド溝20,21との案内に
よって操作ノブ3全体を左右に直線操作することで、中
央のスイッチ本体S2 のアクチュエータ6のみが左右に
スライド操作され、操作ノブ3を右端の軸体7fの軸心
P2 を中心に前後揺動操作することで、左端のスライダ
7が前後にスライド移動して、スイッチ本体S3 のアク
チュエータ6のみが前後にスライド操作され、さらに、
操作ノブ3を左端の軸体7fの軸心P3 を中心に前後揺
動操作することで、右端のスイッチ本体S4 のアクチュ
エータ6のみが前後にスライド操作されるようになって
いる。なお、各軸体7fの外周に形成した環状突起25
によって,上記したように操作ノブ3の外れ止めがなさ
れている。また、ケース1には各軸体7fおよび角軸ガ
イドピン14,15の基部に外嵌密着するゴム製の防塵
カバー26が嵌め付け装着されている。また、前記軸体
7fの先端には操作ノブ2,3と軸体7fとの嵌合ガタ
を吸収するためのゴム片27が嵌合装着されている。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、異なるスイッチ本体を
内蔵する多機種のスイッチ装置を製造する場合、内部ス
ライダのみをスイッチ本体の高さに応じて異なるものと
できるので、それら多機種のスイッチ装置の製造に関し
てケースを共用することができ、生産設備、製造工程の
簡素化、低コスト化を図ることができる。
【0017】とくに、内部スライダのみの変更で外部ス
ライダの変更を要しないので、スライダに連結する操作
ノブも共用できるとともに、その連結作業も容易に行
え、この点においても、製造効率アップ、コストダウン
が有効に促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチ装置全体の縦断正面図
【図2】図1におけるA−A線断面図
【図3】図1におけるB−B線断面図
【図4】スイッチ装置全体の斜視図
【図5】スイッチ装置の一部の分解斜視図
【図6】スイッチ装置の一部の分解斜視図
【符号の説明】
1 ケース 2 操作ノブ 3 操作ノブ 6 アクチュエータ 7 スライダ 7a 内部スライダ 7b 外部スライダ 7c 連結脚 7d 連結孔 7e 係合爪 8 操作孔 12 カム N 中立復帰機構 S1 スイッチ本体 S2 スイッチ本体 S3 スイッチ本体 S4 スイッチ本体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに内装されたスイッチ本体のアク
    チュエータと、ケースの外部に配置された操作ノブと
    を、ケースを貫通して装着されたスライダを介して連動
    連結してあるスイッチ装置であって、 前記スライダを、前記ケースの外部に配置された外部ス
    ライダと、前記ケース内部に配置された内部スライダと
    から構成するとともに、これら外部スライダと内部スライダとには、互いに噛合
    することにより係合連結する連結孔と係合爪とをそれぞ
    れ形成し、 前記ケースの操作孔を通じて前記係合爪と前記連結孔と
    を噛合させることにより前記外部スライダと前記内部ス
    ライダとを係合連結し、 前記外部スライダに前記操作ノブを連結し、前記内部ス
    ライダに前記スイッチ本体の前記アクチュエータを連結
    したことを特徴とするスイッチ装置。
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