JP3061481B2 - フィラメント支持装置 - Google Patents

フィラメント支持装置

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JP3061481B2
JP3061481B2 JP18485792A JP18485792A JP3061481B2 JP 3061481 B2 JP3061481 B2 JP 3061481B2 JP 18485792 A JP18485792 A JP 18485792A JP 18485792 A JP18485792 A JP 18485792A JP 3061481 B2 JP3061481 B2 JP 3061481B2
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修 田中
善一郎 原
和典 龍田
勇 神田
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  • Solid Thermionic Cathode (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、蛍光表示管な
どにおいて、フィラメントを支持するとともに、該フィ
ラメントに通電するフィラメント支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフィラメント支持装置は、先ず
図18に示されるように、間隔をあけて互いに平行に延
びる複数の電極部1a〜1eおよびこれら電極部1a〜
1eの長手方向の両端部を連結する連結部1f,1gを
有するステンレスなどからなるフィラメント支持板1
に、タングステンなどからなるフィラメント2を架け渡
した後、図19の一部拡大図に示されるように、フィラ
メント2と電極部1a〜1eとの交差部分に金属片8を
搭載してスポット溶接し、さらに、図20に示されるよ
うに、フィラメント2に通電する手段(図示せず)が形
成されているヒータ基板12に、フィラメント支持板1
を取り付け固着し、フィラメント支持板1の連結部1
f,1gを切り外して独立した電極部とすることにより
構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例のフィラメント支持装置では、微小片である金属
片8を、フィラメント2と電極部1a〜1eとの各交差
部分のスポット溶接位置に搭載してスポット溶接を行わ
ねばならず、金属片8の位置ずれなどによって歩留まり
が低下し、また、スポット溶接時の温度管理などを厳密
に行わないと、各部の伸び変形によってスポット溶接後
に、フィラメント2に弛みが生じて不良となり、さら
に、スポット溶接を行った後には、フィラメント2とフ
ィラメント支持装置のすべてが閉回路を構成しているた
めに、スポット溶接箇所の接続の良否を電気的に判定で
きず、接続不良のまま、次工程へ送ってしまい、歩留ま
りが低下するという難点がある。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、歩留まりの向上および品質の安定を図ること
ができるフィラメント支持装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0006】すなわち、請求項第1項に記載の本発明
は、互いに間隔をあけて延びる複数の電極部を有する導
電性のフィラメント支持板の前記複数の電極部間に亘っ
て、複数のフィラメントが架け渡され、前記フィラメン
トと前記電極部との各交差部分が、金属片を介してそれ
ぞれ溶接され、前記フィラメントに通電する手段が形成
された基板上に、前記フィラメント支持板が取り付けら
れてなるフィラメント支持装置において、前記金属片
を、複数の前記交差部分に亘って延びる電極部よりも幅
の狭い帯状としたことを特徴とする。
【0007】また、請求項第2項に記載の本発明は、互
いに間隔をあけて平行に延びる複数の電極部を有する導
電性のフィラメント支持板の前記複数の電極部間に亘っ
て、これらと交差する向きに複数のフィラメントが架け
渡され、前記フィラメントと前記電極部との各交差
部分に、フィラメントを溶接すべき電極部の面から外部
にはみださないように形成された折曲可能な舌片を介し
マトリックス状に溶接され、前記フィラメントに通電
する手段が形成された基板上に、前記フィラメント支持
板が取り付けられたことを特徴とする。
【0008】さらに、請求項第3項に記載の本発明は、
互いに間隔をあけて平行に延びる複数の電極部を有する
導電性のフィラメント支持板の前記複数の電極部間に亘
って、これらと交差する向きに複数のフィラメントが架
け渡され、前記フィラメントと前記電極部との各交
差部分が、それぞれ溶接され、前記フィラメントに通電
する手段が形成された基板上に、前記フィラメント支持
板が取り付けられてなるフィラメント支持装置におい
て、電極部には各フィラメントとの交差部分に、幅方向
の一側、又は両側に、電極部の一部を構成し、周縁部の
一部を残して他部が電極部から切り離され、常時電極部
の幅方向の中央部側へ変位すべく付勢保持された状態で
フィラメントと溶接された弾性変形部が形成されている
ことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】請求項第1項記載のフィラメント支持装置で
は、フィラメントと電極部との複数の交差部分に亘って
延びる電極部より狭幅の帯状の金属片としているので、
従来例のように、交差部分毎に、微小な金属片を個別に
搭載して溶接する必要がなく、溶接する際の位置決め作
業が容易であり、位置ずれによる電界変化の影響が小さ
くて済む。
【0011】請求項第2項記載のフィラメント支持装置
では、フィラメント支持板の複数の電極部と複数のフィ
ラメントとの各交差部分毎に、折曲可能な舌片を形成し
ておき、この舌片でフィラメントを挟み込むようにし
て、フィラメントと電極部との交差部分を溶接するの
で、たるみが生じることが少なく、またたるみ防止の為
にフィラメント自体に大きな張力を付与する必要
い。
【0012】請求項第3項に記載のフィラメント支持装
置では、フィラメントと電極部との交差部分の電極部に
、対向する電極部側へ弾性変形させた状態でフィラメ
ントトが溶接され、常時電極部の幅方向の中央部側に付
勢保持される変形部が形成されているので、溶接後に
は、前記変形部の弾性復元力によって、フィラメントに
張力が付与されることになる。
【0013】
【0014】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0015】実施例1.図1は、本発明の一実施例の斜
視図であり、図2は、その一部の拡大図であり、従来例
に対応する部分には、同一の参照符を付す。
【0016】このフィラメント支持装置は、従来例と同
様に、間隔をあけて互いに平行に延びる複数の電極部1
a〜1eおよび電極部1a〜1eの長手方向の両端部を
連結する連結部1f,1gを有するステンレスなどから
なるフィラメント支持板1を備えており、このフィラメ
ント支持板1の複数の電極部1a〜1e間に亘ってタン
グステンなどからなる複数のフィラメント2が架け渡さ
れてスポット溶接される。
【0017】この実施例では、従来例のように、微小な
金属片8を溶接箇所毎に搭載してスポット溶接するので
はなく、電極部1a〜1eに沿って延びる帯状の金属片
3を、複数の溶接箇所4に跨るように搭載して従来と同
様にスポット溶接を行ってフィラメント2を、フィラメ
ント支持板1の電極部1a〜1eに固着させるものであ
る。その他の構成は、従来例と同様である。
【0018】したがって、この実施例のフィラメント支
持装置では、スポット溶接の際には、帯状の金属片3
を、連続したフープ材から切り出してスポット溶接箇所
へ位置ずれしないように搭載してスポット溶接すればよ
く、従来例のように、溶接箇所毎に、微小な金属片8を
搭載する必要がなく、取り扱いが容易となり、金属片8
の位置ずれがなくなり、歩留まりが向上する。
【0019】すなわち、従来例では、多数の金属片8を
切断して形成する必要があり、さらに、各金属片8を、
溶接箇所に搭載させるのに、図3(A)に示されるよう
に、スポット溶接機の上部電極10で金属片8を吸着し
て溶接箇所に移送して図3(B)に示されるようにスポ
ット溶接するので、操作ミスや位置決め不良が生じ易い
ものであった。なお、図3において、6はスポット溶接
機の下部電極である。このようにスポット溶接機の上部
電極10で吸着するために、電極10を、金属片8より
も大きくすることができない、すなわち、スポット溶接
機の電極10が小径にならざるを得ず、このため、発熱
の問題からパワーレートを十分に上げることができず、
機械的強度の問題から電極加圧力を十分に上げられない
といった制約を受けることとなっていたが、帯状の金属
片3を用いる本発明では、形状が大きいために、取り扱
いが容易となり、スポット溶接機とは別の移送および位
置決め手段をとることができ、スポット溶接の際の上記
制約も解消されることになる。
【0020】実施例2.図4は、本発明の他の実施例の
要部の斜視図であり、上述の実施例に対応する部分に
は、同一の参照符を付す。
【0021】このフィラメント支持装置も、間隔をあけ
て互いに平行に延びる複数の電極部1a0〜1e0および
電極部1a0〜1e0の両端部を連結する連結部1f,1
gを有するステンレスなどからなるフィラメント支持板
0を備えており、このフィラメント支持板10の複数の
電極部1a0〜1e0間に亘ってタングステンなどからな
るフィラメント2が架け渡されてスポット溶接される。
【0022】この実施例では、従来例のような微小な金
属片8あるいは上述の実施例のような帯状の金属片3を
全く使用することなく、スポット溶接を行えるように、
フィラメント支持板10の電極部1a0〜1e0には、図
5の拡大斜視図に示されるように、U字状の切欠溝を形
成することにより、折曲可能な舌片5を設け、この舌片
5を折曲させてフィラメント2を挟み込んだ状態でスポ
ット溶接を行うようにしている。その他の構成は、従来
例と同様である。
【0023】このようにフィラメント支持板10の電極
部1a0〜1e0に舌片5を形成し、この舌片5を介して
フィラメント2を電極部1a0〜1e0にスポット溶接す
るので、従来例のような金属片8が不要となって部品点
数が低減されるとともに、該金属片8の移送などが不要
となって、歩留まりが向上する。
【0024】実施例3.図6は、本発明のさらに他の実
施例の要部の斜視図であり、上述の実施例に対応する部
分には、同一の参照符を付す。
【0025】このフィラメント支持装置も、間隔をあけ
て互いに平行に延びる複数の電極部1a1〜1e1および
電極部1a1〜1e1の両端部を連結する連結部1f,1
gを有するステンレスなどからなるフィラメント支持板
1を備えており、このフィラメント支持板11の複数の
電極部1a1〜1e1間に亘ってタングステンなどからな
るフィラメント2が架け渡されてスポット溶接される。
【0026】この実施例では、スポット溶接後における
フィラメント支持板11の電極部1a1〜1e1間におけ
るフィラメント2の弛みをなくすために、フィラメント
支持板11の電極部1a1〜1e1のフィラメント2との
交差部分の内の所要の交差部分には、フィラメント支持
板11を図7に示されるように、溶接用治具としてのス
ポット溶接機の下部電極6に搭載してスポット溶接をす
るときに、矢符Aで示されるように、対向する電極部側
へ弾性変形する変形部7が形成されている。
【0027】この変形部7は、フィラメント支持板11
の電極部1a1〜1e1の上面から側面に亘って切欠溝を
形成することにより、構成される。その他の構成は、従
来例と同様である。
【0028】かかる構成を有するフィラメント支持板1
1をスポット溶接機の下部電極6に搭載するとにより、
変形部7を、図7に示されるように、対向する電極部側
へ予め弾性変形させ、この状態でフィラメント2を、金
属片8を介してフィラメント支持板11にスポット溶接
する。
【0029】溶接後に、フィラメント支持板11を、ス
ポット溶接機の下部電極6から取り外すと、図8に示さ
れるように、変形部7が弾性復元力によって矢符B方向
に復帰し、対向する電極部間のフィラメント2に張力が
付与されることになり、従来例のように弛みが発生する
ことがなく、歩留まりが向上する。さらに、フィラメン
ト2に通電してヒータとして使用した場合に、温度上昇
によってフィラメント2に伸びが発生しても弛むことな
く、フィラメント2を支持できることになる。
【0030】実施例4.図9は、本発明のさらに他の実
施例の要部の斜視図であり、上述の実施例に対応する部
分には、同一の参照符を付す。
【0031】この実施例は、上述の実施例3の電極部1
1〜1e1の側面側の切欠溝を、電極部1a1〜1e1
長手方向に形成して変形部70を構成したものであり、
その他の構成は、実施例3と同様である。
【0032】かかる構成を有するフィラメント支持板1
2をスポット溶接機の下部電極6に搭載すると、変形部
0が、図10に示されるように、対向する電極部側へ
弾性変形し、この状態でフィラメント2を金属片8を介
してスポット溶接する。
【0033】溶接後に、フィラメント支持板12を、ス
ポット溶接機の下部電極6から取り外すと、図11に示
されるように、変形部70が弾性復元力によって復帰
し、対向する電極部間のフィラメント2に張力が付与さ
れることになる。
【0034】特に、この実施例では、実施例3に比べて
図10に示されように、大きくたわませることができ、
フィラメント2に大きな張力を付与できるものである。
【0035】実施例5.図12は、本発明のさらに他の
実施例の要部の平面図であり、図13は、その拡大斜視
図であり、上述の実施例に対応する部分には、同一の参
照符を付す。
【0036】この実施例は、実施例2と実施例4との組
み合わせに係るものであり、実施例2と同様に、フィラ
メント支持板13の電極部1a3〜1e3には、折曲可能
な舌片5を設け、この舌片5を折曲させてフィラメント
2を挟み込んだ状態でスポット溶接を行うようにしてお
り、さらに、実施例4と同様に、フィラメント2の弛み
をなくすために、フィラメント支持板13の電極部1a3
〜1e3には、変形部70が形成されている。
【0037】かかる構成を有するフィラメント支持板1
3をスポット溶接機の下部電極6に搭載すると、変形
部70が、図14に示されるように、対向する電極部側
へ弾性変形し、この状態でフィラメント2を舌片5を介
してスポット溶接する。
【0038】溶接後に、フィラメント支持板13を、ス
ポット溶接機の下部電極6から取り外すと、図15に示
されるように、変形部70が弾性復元力によって復帰
し、対向する電極部間のフィラメント2に張力が付与さ
れることになる。
【0039】したがって、この実施例によれば、溶接箇
所毎に、微小な金属片8を搭載する必要がなく、取り扱
いが容易となり、また、対向する電極部1a3〜1e3
におけるフィラメント2に弛みが発生することがなく、
歩留まりが一層向上する。
【0040】実施例6.図16は、本発明の他の実施例
の斜視図であり、上述の実施例に対応する部分には、同
一の参照符を付す。
【0041】この実施例は、フィラメント支持板を用い
ないフィラメント支持装置であり、導電性の複数の支持
ピン11が、フィラメント2に通電するための手段(図
示せず)が形成されたヒータ基板12上に配設され、複
数の支持ピン11間に亘って複数のフィラメント2が架
け渡され、該フィラメント2と支持ピン11とが、金属
片8を介してスポット溶接されて構成されている。
【0042】この実施例の支持ピン11は、円柱状であ
り、図17に示されるように、上部は平面状となってお
り、小径の下部には、スポット溶接機の下部電極6が挿
入される未貫通の穴11aが形成されている。この支持
ピン11は、図17(A)に示されるように、ヒータ基
板12に、その下部が挿入され、図17(B)に示され
るように、カシメ加工によってヒータ基板12に固着さ
れる。これによって、支持ピン11とヒータ基板12上
の回路網との電気的な導通接続が行われる。そして、図
17(C)に示されるように、支持ピン11間に亘って
フィラメント2を架け渡してスポット溶接機の下部電極
6を支持ピン11の穴11aに挿入嵌合した状態で、金
属片8を介してスポット溶接を行う。
【0043】このようにフィラメント支持板を用いるこ
となく、ヒータ基板12上に突設された支持ピン11上
にフィラメント2をスポット溶接するので、溶接箇所が
電気的に独立した回路を形成できることになり、スポッ
ト溶接部分の良否の判定を、溶接部の電気抵抗を計測す
ることにより、溶接後直ちに知ることが可能となる。
【0044】さらに、支持ピン11の下部に形成された
穴11aに、スポット溶接機の下部電極6を挿入してス
ポット溶接を行うので、溶接電流が一点に集中して密に
流れることになり、これによって、溶接部のみ高温にす
ることができ、安定して、しかも、少ないエネルギーで
溶接できることになる。以上、本発明の各実施例につい
ては、スポット溶接を用いて説明した。 一方、本発明は
フィラメント支持装置に関するものであり、溶接手段に
ついては、スポット溶接と同様の効果が得られれば、言
うまでもなく、他の手段であってもかまわない。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次の効果
が奏される。
【0046】すなわち、請求項第1項記載の本発明によ
れば、従来例のように、微小な金属片を溶接箇所毎に、
個別に搭載して溶接する必要がなく、歩留まりが向上
し、また金属片は電極部より狭幅としてあるから位置ず
れによる電界変化の影響が小さく溶接作業を容易、迅速
に行い得る。
【0047】請求項第2項記載の本発明によれば、複数
の電極部とこれに交差する複数のフィラメントとの交差
部分毎に電極部に形成した舌片を介して溶接するので、
フィラメントがなかだるみすることがなく、また位置決
め不良などの不具合の発生がなくなり、歩留まりが向上
する。
【0048】請求項第3項に記載の本発明によれば、フ
ィラメント支持板の電極部には、溶接時に弾性変形し、
溶接後に、弾性復元力によって、常時電極部の幅方向の
中央側に付勢保持されて、フィラメントに張力を付与す
る変形部が形成されているので、電極部間のフィラメン
トの弛みの発生がなくなり、弛みに起因した後工程での
歩留まりが向上する。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】スポット溶接機による金属片の移送を説明する
ための図である。
【図4】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図5】図4の実施例の一部拡大斜視図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例の斜視図である。
【図7】図6の実施例のスポット溶接時の断面図であ
る。
【図8】図6の実施例のスポット溶接後の断面図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図10】図9の実施例のスポット溶接時の平面図であ
る。
【図11】図9の実施例のスポット溶接後の平面図であ
る。
【図12】本発明のさらに他の実施例の平面図である。
【図13】図12の実施例の一部拡大斜視図である。
【図14】図12の実施例のスポット溶接時の平面図で
ある。
【図15】図12の実施例のスポット溶接後の平面図で
ある。
【図16】本発明のさらに他の実施例の斜視図である。
【図17】図16の実施例の支持ピン部分の断面図であ
る。
【図18】従来例の斜視図である。
【図19】従来例の一部拡大斜視図である。
【図20】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1,10,11,12,13 フィラメント支持板 2 フィラメント 3 帯状の金属片 5 舌片 7,70 変形部 8 金属片 11 支持ピン 12 ヒータ基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 龍田 和典 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 (72)発明者 神田 勇 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 (72)発明者 菊田 繁樹 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−5254(JP,A) 特開 昭58−1957(JP,A) 特開 昭60−84744(JP,A) 特開 昭62−249329(JP,A) 実開 昭60−147064(JP,U) 実開 平1−96644(JP,U) 実開 昭55−114968(JP,U) 実開 昭60−149059(JP,U) 実開 昭63−19748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 31/15 H01J 29/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔をあけて延びる複数の電極部
    を有する導電性のフィラメント支持板の前記複数の電極
    部間に亘って、複数のフィラメントが架け渡され、前記
    フィラメントと前記電極部との各交差部分が、金属片を
    介してそれぞれ溶接され、前記フィラメントに通電する
    手段が形成された基板上に、前記フィラメント支持板が
    取り付けられてなるフィラメント支持装置において、 前記金属片を、複数の前記交差部分に亘って延びる電極
    部よりも幅の狭い帯状としたことを特徴とするフィラメ
    ント支持装置。
  2. 【請求項2】 互いに間隔をあけて平行に延びる複数の
    電極部を有する導電性のフィラメント支持板の前記複数
    の電極部間に亘って、これらと交差する向きに複数のフ
    ィラメントが架け渡され、前記フィラメントと前記
    電極部との各交差部分に、フィラメントを溶接すべき電
    極部の面から外部にはみださないように形成された折曲
    可能な舌片を介してマトリックス状に溶接され、前記フ
    ィラメントに通電する手段が形成された基板上に、前記
    フィラメント支持板が取り付けられてなるフィラメント
    支持装置。
  3. 【請求項3】 互いに間隔をあけて平行に延びる複数の
    電極部を有する導電性のフィラメント支持板の前記複数
    の電極部間に亘って、これらと交差する向きに複数のフ
    ィラメントが架け渡され、前記フィラメントと前記
    電極部との各交差部分が、それぞれ溶接され、前記フィ
    ラメントに通電する手段が形成された基板上に、前記フ
    ィラメント支持板が取り付けられてなるフィラメント支
    持装置において、電極部には各フィラメントとの交差部分に、幅方向の一
    側、又は両側に、電極部の一部を構成し、周縁部の一部
    を残して他部が電極部から切り離され、常時電極部の幅
    方向の中央部側へ変位すべく付勢保持された状態でフィ
    ラメントと溶接された弾性変形部が形成された ことを特
    徴とするフィラメント支持装置。
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KR100459953B1 (ko) * 2001-02-20 2004-12-04 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 전자관과 그 제조 방법

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