JP3061445U - 通信用ブザ― - Google Patents

通信用ブザ―

Info

Publication number
JP3061445U
JP3061445U JP1999000655U JP65599U JP3061445U JP 3061445 U JP3061445 U JP 3061445U JP 1999000655 U JP1999000655 U JP 1999000655U JP 65599 U JP65599 U JP 65599U JP 3061445 U JP3061445 U JP 3061445U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
magnet body
actuating means
electromagnetic actuating
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1999000655U
Other languages
English (en)
Inventor
ヒュン リー ソー
Original Assignee
ヒュン リー ソー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヒュン リー ソー filed Critical ヒュン リー ソー
Application granted granted Critical
Publication of JP3061445U publication Critical patent/JP3061445U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成部品数を減少させて、製作費用の節減、組
立時間の短縮及び小型軽量化を図る通信用ブザーを提供
することである。 【解決手段】底面部(22)とこの底面部(22)から
上方に延出する周壁部(21)とを有する略カップ形の
非伝導性磁石体(24)と、磁石体(24)の底面に固
定設置され、周壁部(21)に対して同心位置で上方に
突出する磁化可能なシャフト(26、33’、34、3
3)と、シャフトの周囲に設けられ、電流の供給時に前
記シャフトを励磁させ、電流の遮断時に前記シャフトを
消磁させる電磁気的作動手段(5)と、電磁気的作動手
段(5)の電流通路として機能し、外部に露出された第
1端部(25a)と電磁気的作動手段(5)に接続され
た第2端部(25b)と磁石体(24)の底面部(2
2)を貫通する中間部(25c)とを有する導電体(2
5)と、シャフトの上端から間隔をおいて配設され、シ
ャフトの励磁及び消磁により振動して音を発生する振動
板(8)とを含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯用電話機及び無線呼出機などの通信用機器に使用され、着信を 知らせる通信用ブザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、直流ブザーは、小型の通信機器において着信を知らせるために用いら れており、携帯用電話機及び無線呼出機などのうような通信用機器の必須部品と して使用されている。
【0003】 このような通信用機器は、最近、持ち運びや使用に便利なように、段々と小型 化されており、そのためこれらの通信機器に使用される部品も同様に段々と小型 化されているのが実情である。
【0004】 図1は、このような直流ブザーの従来例を示す断面図である。直流ブザー11 は、リード線1を有する印刷回路基板2を備えており、この印刷回路基板2の上 面には底板3が設けられている。そして、印刷回路基板2と底板3の中央には、 シャフト4が上方に突出するように貫通設置されており、この上方に突出したシ ャフト4の周囲には、電磁気的作動手段5が設けられている。
【0005】 この電磁気的作動手段5としては、例えば、コイルを鉄心に巻回して製作した コアが使用されている。電磁気的作動手段5の両端部は、印刷回路基板2の+電 極又は−電極にそれぞれはんだ付けなどで接続されている。
【0006】 また、底板3の上面、すなわち電磁気的作動手段5の周囲には、前記電磁気的 作動手段5から一定間隔をおいて磁石体6が設けられており、底板3の周縁部に は、前記磁石体6を取り囲む円筒形振動板支持部材7が設けられている。さらに 、振動板支持部材7の内周の上部には、振動板8が装着されている。
【0007】 そして、最後に、振動板支持部材7の外面に外装ケース9が被せられるととも に、振動板支持部材7と印刷回路基板2との間が充填材10で密閉され、直流ブ ザー11が構成される。
【0008】 このような構成を有するブザー11は、振動板8の振動により振動音を発生す るが、その原理は次のようになっている。
【0009】 すなわち、前記磁石体6から発生する磁力が金属材料からなる底板3を介して シャフト4に伝達される。底板3により磁性をもったシャフト14は、振動板8 を引き寄せて、常に振動板8が下向きに曲がった状態とする。この状態において 、電流をリード線1を介して印刷回路基板2に印加すると、コア5によりシャフ ト4が磁化して振動板8をさらに下方に引き寄せる。そして、瞬間的に、印刷回 路基板2に印加された電流を遮断すると、下方に曲がっていた振動板8が元の位 置に復帰する。
【0010】 このように、印刷回路基板2への電流の印加と遮断とを繰り返すことにより、 振動板8が下方に曲がるか元の位置に復帰しながら所定の振動を発生し、これに より振動音が発生する。
【0011】 しかし、このような従来の直流ブザー11では、電磁気的作動手段5に印加さ れる電流が導電性底板3を通じて漏電するおそれがあるので、必ず別の印刷回路 基板2を使用しなければならないが、そのために、製作原価が上昇することはも ちろん、印刷回路基板2と底板3を組み立てるための作業時間が長くなるなど、 色々の問題が生じていた。
【0012】 特に、従来の直流ブザー11は、組立部品数が多くて組立作業時間がさらに長 くなるだけでなく、完製品の小型化にも支障がある問題があった。
【0013】 すなわち、ブザーを小型化し組立時間を短縮するためには、まず、部品を小さ くするとともに、その構成部品の構成を最大限単純化する開発が要求される。
【0014】 しかしながら、上述した従来のブザー11では、まず印刷回路基板2と底板3 を組み立て、その組み立てられた印刷回路基板2と底板3にシャフト4を設ける とともに電磁気的作動手段5と磁石体6を一定間隔で設け、さらに振動板8を設 けるための振動板支持部材7を別に製作して磁石体6の周囲に設置する必要があ る。そのため、部品点数が多くしかも組立工程が非常に複雑になり、部品の小型 化に限界があるとともに組立時間が長くなるという欠点があった。
【0015】 また、底板3上に組み立てられるコア5と磁石体6との間隔が一定でないため 、振動板支持部材7が偏りやすく、そのように振動板支持具7が偏ると振動板8 が偏るので、振動板8が正常に作動しないといった問題が発生する。そのため、 部品の組立時に深い注意が要求されるという欠点があった。このような欠点は、 組立時間をさらに長くし、生産性を低下させる重大な原因となっていた。
【0016】 また、シャフト4の上端部と振動板8との間には、常に一定間隔を維持すべき であるが、従来のブザー11は、シャフト4をプレスによる圧着で印刷回路基板 2及び底板3に設けているため、組立誤差が発生することがある。そのため、シ ャフト4の上端部と振動板8との間隔をすべての組立品において一様に一定に維 持できないという問題もあった。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前述したような従来の問題点を解決するために案出されたもので、そ の目的は、構造を単純化し部品数を減少させることにより、製作費用を節減する とともに、組立時間の短縮と生産性の向上が図られる通信用ブザーを提供するこ とにある。
【0018】 本考案の他の目的は、組立の精度を維持しつつ部品数の最少化及び小型化が可 能な通信用ブザーを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1実施態様にかかる通信用ブザーは、底面部とこの底面部から上方 に延出する周壁部とを有する略カップ形の非伝導性磁石体と、前記磁石体の底面 に固定設置され、前記周壁部に対して同心位置で上方に突出する磁化可能なシャ フトと、前記シャフトの周囲に設けられ、電流の供給時に前記シャフトを励磁さ せ、電流の遮断時に前記シャフトを消磁させる電磁気的作動手段と、前記電磁気 的作動手段の電流通路として機能し、外部に露出された第1端部と前記電磁気的 作動手段に接続された第2端部と前記磁石体の底面部を貫通する中間部とを有す る導電体と、前記シャフトの上端から間隔をおいて配設され、シャフトの励磁及 び消磁により振動して音を発生する振動板とから構成される。
【0020】 また、本考案の第2実施態様にかかる通信用ブザーは、中央貫通孔を有する底 面部とこの底面部から上方に延出する周壁部とを有する非伝導性磁石体と、前記 磁石体の底面部に固定設置され、前記底面部の中央貫通孔を閉鎖するベース部と このベース部から上方に延出するシャフト部とを有する磁化可能な中央部材と、 前記中央部材のシャフト部の周囲に設けられ、電流の供給時に前記中央部材を励 磁させ、電流の遮断時に前記中央部材を消磁させる電磁気的作動手段と、前記電 磁気的作動手段の電流通路の機能をするもので、外部に露出された第1端部と前 記電磁気的作動手段に接続された第2端部と前記磁石体を貫通する中間部とを有 する導電体と、前記中間部材のシャフト部の上端から間隔をおいて設けられ、中 間部材の励磁及び消磁により振動して音を発生する振動板とから構成される。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の通信用ブザーの好ましい実施例を添付図面に基づいて詳細に説 明する。
【0022】 図2は本考案による通信用ブザーの構成を示す分解斜視図であり、図3は図2 に示す部材が組み立てられた状態を示す断面図であり、図4は本考案の他の実施 例示す断面図である。
【0023】 これらの図面に示すように、本考案の通信用ブザーは、略カップ形の磁石体2 4を備える。この磁石体24は、非伝導性磁石ペレット、例えばストロンチウム フェライト(Strontium Ferrite)とポリフェニレンスルフィド(Polyphenylene Sulfide)で形成されたもので、概略、周壁部21と底面部22とからなる。す なわち、磁石体24は、底面をなす底面部22を有し、この底面部22の周縁部 には、上方に立設された周壁部21が形成されている。そして、前記周壁部21 の内周面上部には段差部23が形成され、前記磁石体24の底面部22には、シ ャフト26が上方に突設されている。このシャフト26は、その下部が底面部2 2に埋設されており、周壁部21に対して同心状に固定され、磁石体24により 磁化されるようになっている。
【0024】 そして、シャフト26の周囲には、外部から印加される電流により前記シャフ ト26を励磁及び消磁させる電磁気的作動手段5が設けられている。この電磁気 的作動手段としては、例えば、鉄心にコイルを巻回して製作したコアを使用する ことができる。
【0025】 さらに、磁石体24には、前記電磁気的作動手段5に電流通路を提供する導電 体25が設けられている。この導電体25は、磁石体24の底面部22と一体成 形されており、外部に露出された第1端部25aと、前記電磁気的作動手段5と 接触している第2端部25bと、前記磁石体24の底面部22を貫通する中間部 25cとから構成されている。この導電体25は、前記電磁気的作動手段5に電 流を印加または遮断することにより、前記シャフト26を励磁または消磁させる 。
【0026】 一方、前記周壁部21の上部に形成された段差部23には、シャフト26の上 端から間隔をおいて振動板8が配設されている。この振動板8は、シャフト26 の励磁及び消磁により振動して音を発生する。そして、最後に、磁石体24の周 壁部21には外装ケース9が嵌合され、これにより、磁石体24は所定の密閉振 動室20を有することになる。
【0027】 前記磁石体24は、図4に示すように、周壁部21と底面部22を分離して成 形し、これを接着手段で一体化することもできる。もちろん、前記接着手段は周 壁部21と底面部との間に磁場が通ることができるように構成すべきである。
【0028】 このように構成された通信用ブザーは以下のように作動する。まず、前記磁石 体24から発生する磁場によりシャフト26が磁性をもち、この磁性をもったシ ャフト26が振動板8を引き寄せ、振動板8が常に下方に曲がった状態にする。 この状態において、電流を導電体25を介して電磁気的作動手段5に印加すると 、シャフト26が励磁され、同時に振動板8を下方にさらに引き寄せることにな る。そして、瞬間的に導電体25に印加された電流を遮断すると、シャフト26 が消磁され、下方に曲がっていた振動板8が元の位置に復帰する。
【0029】 このように、導電体25に電流を繰り返し交互に印加するかあるいは遮断する ことにより、振動板8が曲がるか元の位置に復帰しながら振動して所定の振動音 を発生する。
【0030】 図5、図6及び図7は本考案による通信用ブザーの構成要素であるシャフトの 変形例を示す断面図である。
【0031】 図5は、図3と似た断面図になっているが、シャフトの構造が変形されている 。すなわち、図5に示すように、変形されたシャフト33’は、下部が円盤形に 形成されており、磁石体24の底面部22に埋設される円盤形のヘッド部32’ と、このヘッド部32’から前記電磁気的作動手段5を通過して上方に突出する 幹部31’とから構成されているる。前記ヘッド部32’の直径は、幹部31’ の直径より大きくなければならない。これは、磁石体24の底面部22に埋設さ れるヘッド部32’の支持面を大きくして安定性を確保するとともに、磁石体2 4に対するヘッド部32’の接触面積を大きくしてより大きな磁力を吸収するた めである。
【0032】 前記円盤形シャフト33’は、前述したように磁石体24と一体的に成形する ことができるが、磁石体24の底面部22に、前記円盤形シャフト33’のヘッ ド部31’及び幹部32’が挿入される孔45’を形成し、この孔45’を通じ て、磁石体24の下部から円盤形シャフト33’を挿入して結合することもでき る。この際に、磁石体24に形成された孔45’は底面部22の真中央に位置す るように形成して、円盤形シャフト33’が振動板8に対して偏心されないよう にすることはもちろんである。
【0033】 図6に示す変形例では、シャフト34の下部が円錐形に形成され、磁石体24 の底面部22に埋設される円錐形ヘッド部35が形成されている。この円錐形ヘ ッド部35は、前述した例と同様に、磁石体24と一体に射出成形してもよく、 磁石体24の底面部22に円錐形孔36を形成し、この孔に下部からシャフト3 4を挿入して結合することもできる。このような円錐形ヘッド部35を有するシ ャフト34も、前記と同様、底面部22の真中央に位置するように設けられる。
【0034】 図7は、シャフト33を、図5と同様に、円盤形に形成したものを示す断面図 である。すなわち、この変形例は、磁石体24の底面部22に埋設される円盤形 のヘッド部32と、このヘッド部32から前記電磁気的作動手段5を通過して上 方に延出する幹部31と、この幹部31から振動板8に向かって延出する小径部 30とから構成されている。
【0035】 この実施例においても、ヘッド部32の直径は幹部31の直径より大きく、幹 部31の直径は小径部30の直径より大きくなければならない。これは、磁石体 24の底面部22に埋設されるヘッド部32の支持面積を大きくして安定性を確 保し、同時に磁石体24に対するヘッド部32の接触面積を大きくしてより大き い磁力を吸収するためである。さらに、幹部31と小径部30の直径を段差が形 成されるように縮小することにより、振動板8に伝達される磁力をより大きくし ている。
【0036】 一方、前記円盤形シャフト33は、磁石体24と一体に成形することもできる が、磁石体24の底面部22に前記円盤形シャフト33の幹部31及び小径部3 2が挿入される孔45を形成し、この孔45を通じて、磁石体24の下部から円 盤形シャフト33を挿入して結合することもできる。この際に、磁石体24に形 成された孔45を底面部22の真中央に位置するように形成して、円盤形シャフ ト33が振動板8に対して偏心しないようにすることはもちろんである。
【0037】 このように、本考案のブザーは、シャフト26、33’、33、34が底面部 22の真中央に正確に固定され、振動板8が周壁部21の段差部23に正確に安 着されるので、精度よく迅速に組み立てることができる。また、シャフト26、 33’、33、34が底面部22の真中央に設けられることにより、電磁気的作 動手段5も磁石体24の周壁部21から一定距離を維持するので、磁場を一様に 誘導することができる。
【0038】 図8及び図9は、本考案の他の実施例を示すもので、各部品を最少にして、そ の厚さを最小化したものである。この他の実施例も、前述した実施例と同様、磁 石ペレット、例えばストロンチウムフェライト(Strontium Ferrite)とポリフ ェニレンスルフィド(Polyphenylene Sulfide)で組成された非伝導性磁石体1 03を備えている。この磁石体103は、中央貫通孔101aを有する底面部1 01と、この底面部101から上方に延出する周壁部102とから構成され、中 央貫通孔101aの下側には下側段差部101bが形成され、前記周壁部102 の上面には上側段差部102aが形成されている。
【0039】 そして、磁石体103の底面部101には、磁化可能な中央部材26が固定設 置されている。この中央部材26は、前記中央貫通孔101aを閉鎖しつつ下側 段差部101bと結合するベース部104と、このベース部104から上方に突 出するシャフト部105とを備えている。また、シャフト部105の周囲には、 外部から印加される電流により、前記中央部材26を励磁及び消磁させる電磁気 的作動手段5が設けられている。この電磁気的作動手段としては、例えば、コア を巻回するかまたは予め巻回されたコアを使用することができる。
【0040】 また、図9に示すように、磁石体103には、前記電磁気的作動手段5に電流 を供給する通路として機能する導電体106が設けられる。この導電体106は 、磁石体103の底面部101と一体的に形成されており、外部に露出された第 1端部106aと、前記電磁気的作動手段5に接続された第2端部106bと、 前記磁石体103の底面部101貫通する中間部106cとから構成されている 。この導電体106を介して前記電磁気的作動手段5に電流を印加または遮断す ることにより、前記シャフト105を励磁または消磁させる。
【0041】 一方、前記周壁部102に形成された上側段差部102aには、シャフト部1 05の上端から一定間隔をおいて振動板8が配設されている。この振動板8は、 シャフト26の励磁及び消磁により振動して振動音を発生する。そして、最後に 、磁石体103の周壁部102には外装ケース9が嵌合され、これにより磁石体 103は所定の密閉振動室100を有することになる。
【0042】 上述した本考案の他の実施例は、ブザーの厚さを最小化するため、別体に構成 されたシャフトを用いずに、磁性体であるベース104とシャフト部105を一 体に形成し、磁石体103と外装ケース9と電磁気的作動手段5の厚さを最小に してコンパクト化したことを特徴とする。
【0043】 さらに、この実施例においては、ベース104が磁石体103の下側段差部1 01bに正確に配置されるので、シャフト部105が磁石体103の真中央に正 確に固定されることはもちろん、振動板8が磁石体103の上側段差部102a に正確に装着されることにより、精度よく迅速に組み立てることができる。本実 施例による通信用ブザーの動作及び効果は、先の実施例と同様であるので、その 説明は省略する。
【0044】 上述した実施例は、本考案の好ましい実施例を説明したものにすぎず、本考案 の適用範囲はそれらに限定されるものではなく、本考案の思想の範囲内で適宜変 更可能なものである。例えば、本考案の実施例に詳しく示した各構成要素の形状 及び構造は変形実施可能なものである。
【0045】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による通信用ブザーは、構成部品を減少させるこ とにより、組立時間を短縮し、製作費用を節減するなど、生産性を向上させる利 点がある。
【0046】 また、ブザーの下部を構成する磁石体の真中央にシャフトを一体に射出成形す るとともに、振動板が装着される段差部を磁石体に形成することにより、組立精 度を向上させて、組立不良を改善する効果がある。
【0047】 また、構成部品を最少化するとともに、別体のシャフトを用いずに、磁性体で あるシャフトとシャフトプレートを一体に形成しているので、小型化が図れる効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通信用ブザーの構成を示す断面図であ
る。
【図2】本考案による通信用ブザーの構成を示す分解斜
視図である。
【図3】図2の部品を組み立てた状態を示す断面図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本考案による通信用ブザーの構成要素であるシ
ャフトの変形例を示す断面図である。
【図6】本考案による通信用ブザーの構成要素であるシ
ャフトの他の変形例を示す断面図である。
【図7】本考案による通信用ブザーの構成要素であるシ
ャフトのさらに他の変形例を示す断面図である。
【図8】本考案による通信用ブザーのさらに他の実施例
を示す断面図である。
【図9】図8の横断面図である。
【符号の説明】
5 電磁気的作動手段 8 振動板 21 周壁部 22 底面部 23 段差部 24 磁石体 25 導電体 26、33’、33、34 シャフト 30 小径部 31’ 幹部 32’、32 ヘッド部 35 円錐形ヘッド部 36 孔 45’、45 孔 101 底面部 102 周壁部 103 磁石体 104 ベース部 105 シャフト部 106 導電体
フロントページの続き (73)実用新案権者 599020760 1010−701,Kummaul Apt., 1104,Joong−2−dong,Won miku,Bucheonsi,Kyon ggido,Republic of K orea

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部(22)とこの底面部(22)か
    ら上方に延出する周壁部(21)とを有する略カップ形
    の非伝導性磁石体(24)と、 前記磁石体(24)の底面に固定設置され、前記周壁部
    (21)に対して同心位置で上方に突出する磁化可能な
    シャフト(26、33’、34、33)と、 前記シャフトの周囲に設けられ、電流の供給時に前記シ
    ャフトを励磁させ、電流の遮断時に前記シャフトを消磁
    させる電磁気的作動手段(5)と、 前記電磁気的作動手段(5)の電流通路として機能し、
    外部に露出された第1端部(25a)と前記電磁気的作
    動手段(5)に接続された第2端部(25b)と前記磁
    石体(24)の底面部(22)を貫通する中間部(25
    c)とを有する導電体(25)と、 前記シャフトの上端から間隔をおいて配設され、シャフ
    トの励磁及び消磁により振動して音を発生する振動板
    (8)と、を含むことを特徴とする通信用ブザー。
  2. 【請求項2】 前記磁石体(24)の周壁部(21)と
    嵌合して、密閉形振動室(20)を提供する外装ケース
    (9)をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の通
    信用ブザー。
  3. 【請求項3】 前記導電体(25)が前記磁石体(2
    4)の底面部と一体に形成されることを特徴とする請求
    項1記載の通信用ブザー。
  4. 【請求項4】 前記シャフト(26、33’、34、3
    3)は、前記磁石体(24)の底面部(22)に少なく
    とも一部が埋設されるヘッド部(32’、35)と、こ
    のヘッド(32’、35)から前記電磁気的作動手段
    (5)を通過して上方に延長され、前記ヘッド部(3
    2’、35)より小さい直径を有する幹部(31’、3
    6)とを備えることを特徴とする請求項1記載の通信用
    ブザー。
  5. 【請求項5】 前記シャフト(26、33’、34、3
    3)は、前記磁石体(24)の底面部(22)に少なく
    とも一部が埋設されるヘッド部(32)と、このヘッド
    部(32)から前記電磁気的作動手段(5)を通過して
    上方に延出し、前記ヘッド部(32)より小さい直径を
    有する幹部(31)と、前記幹部(31)から前記振動
    板(8)に向かって延出し、前記幹部(31)より小さ
    い直径を有する小径部(30)とを備えることを特徴と
    する請求項1記載の通信用ブザー。
  6. 【請求項6】 中央貫通孔(101a)を有する底面部
    (101)とこの底面部(101)から上方に延出する
    周壁部(102)とを有する非伝導性磁石体(103)
    と、 前記磁石体(103)の底面部(101)に固定設置さ
    れ、前記底面部(101)の中央貫通孔(101a)を
    閉鎖するベース部(104)と該ベース部(104)か
    ら上方に延出するシャフト部(105)とを有する磁化
    可能な中央部材(26)と、 前記中央部材(26)のシャフト部(105)の周囲に
    設けられ、電流の供給時に前記中央部材(26)を励磁
    させ、電流の遮断時に前記中央部材(26)を消磁させ
    る電磁気的作動手段(5)と、 前記電磁気的作動手段(5)の電流通路として機能し、
    外部に露出された第1端部(106a)と前記電磁気的
    作動手段(5)に接続された第2端部(106b)と前
    記磁石体(103)を貫通する中間部(106c)とを
    有する導電体(106)と、 前記中間部材(26)のシャフト部(105)の上端か
    ら間隔をおいて設けられ、中間部材(26)の励磁及び
    消磁により振動して音を発生する振動板(8)とを含む
    ことを特徴とする通信用ブザー。
  7. 【請求項7】 前記磁石体(103)の周壁部(10
    2)に嵌合して密閉振動室(100)を形成する外装ケ
    ース(9)をさらに含むことを特徴とする請求項6記載
    の通信用ブザー。
  8. 【請求項8】 前記磁石体(103)は、前記中央部材
    (26)のベース部(104)と当接するように前記底
    面部に形成された下側段差部(101b)と、前記振動
    板(8)の周縁部を支持するように前記周壁部(10
    2)の上端に形成された上側段差部(102a)とを備
    えることを特徴とする請求項6又は7記載の通信用ブザ
    ー。
JP1999000655U 1998-02-16 1999-02-15 通信用ブザ― Expired - Fee Related JP3061445U (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR9804624 1998-02-16
KR9839895 1998-09-25
KR9857997 1998-12-24
KR1998-57997 1998-12-24
KR1998-39895 1998-12-24
KR1998-4624 1998-12-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3061445U true JP3061445U (ja) 1999-09-17

Family

ID=43195218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999000655U Expired - Fee Related JP3061445U (ja) 1998-02-16 1999-02-15 通信用ブザ―

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061445U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5581623A (en) Electroacoustic transducer and method of fabricating the same
US6265965B1 (en) Communication buzzer
EP0688144A2 (en) Method of fabricating an electroacoustic transducer
JP3061445U (ja) 通信用ブザ―
KR200385741Y1 (ko) 고출력용 소형 스피커의 요크 지지수단
JP3251868B2 (ja) 電磁音響変換器
US6845168B2 (en) Speaker for an electronic instrument
TW496097B (en) Electromagnetic sound generator
US20040105564A1 (en) Electrical acoustic converter
JPH10301573A (ja) 電磁サウンダ
US7062062B2 (en) Electromagnetic sound producing device
US6654478B2 (en) Electroacoustic transducer
JPS5936479B2 (ja) 電磁型音響変換装置
JP2003300013A (ja) 筒形振動発生装置
JP2615358B2 (ja) 電気音響変換器及びその製造方法
KR200399469Y1 (ko) 표면실장형 마그네트 트랜스듀셔
JP3246123B2 (ja) サウンダーおよびその製造方法
JP2002055683A (ja) 電磁型音響変換器
JP2907362B2 (ja) 電気音響変換器
JPH11164540A (ja) 電磁振動装置
US6587397B2 (en) Electroacoustic transducer
JP3639784B2 (ja) 電気音響変換器
KR100578406B1 (ko) 표면실장형 마그네트 트랜스듀셔
JP3732088B2 (ja) 電気音響変換器
JP2000270400A (ja) 電気音響変換器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees