JP3061201U - ハンドバッグ等における開口部の止着構造 - Google Patents

ハンドバッグ等における開口部の止着構造

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JP3061201U
JP3061201U JP1999000429U JP42999U JP3061201U JP 3061201 U JP3061201 U JP 3061201U JP 1999000429 U JP1999000429 U JP 1999000429U JP 42999 U JP42999 U JP 42999U JP 3061201 U JP3061201 U JP 3061201U
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JP
Japan
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opening
handbag
closed
magnet
bag
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Application number
JP1999000429U
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English (en)
Inventor
義夫 根本
Original Assignee
大豊産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ハンドバッグ等のバッグ類において、物
の出入れのため開閉される開口部の口金、或は、その同
等部品が、外部から全く見えないことは勿論、その開口
部を閉じたときにその状態を保持する止め金具を始めと
する止着部分も、外部からは全く見えないように形成す
ることにより、従来品にないデザイン上の奇抜さを打出
すことができるようにしたハンドバッグ等における開口
部の止着構造を提供すること。 【解決手段】 ハンドバッグH等のバッグ類において、
物の出入れのため開閉される開口部分であって、閉じた
とき互いに当接対向する部分の表皮の内側に、薄い板状
の磁石を配設することにより、外部から見えない前記磁
石の吸着力によって前記の当接対向部分を互いに止着保
持させるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はハンドバッグや財布などのような比較的小型のバッグ状をなす袋物に おける開口部の止着構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種バッグ類の開口部は、その殆どが金属製,プラスチック製、或は 、竹や木などを成形したいわゆる口金により形成されている。
【0003】 上記バッグ類の口金は、その材質や色彩、或は、形態がバッグ類全体のデザイ ン上の印象に大きく係るため、その口金のデザインや機能性の成否により、バッ グ自体の人気や売れゆきを支配することがある。
【0004】 このため、従来から様々な材質,色彩,形態に、デザインや嗜好を凝らした口 金が提案され、実用にも供されている。そして、口金がバッグの外側から観えな いようにデザインされたバッグ類も提案され、実用に供されているが、このよう に口金が見えないバッグにおいても開閉されるバッグの開口部を止着する金具は 、バッグの外面に露出する形態である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のようなバッグ類の開閉される開口部の形態の現状に鑑み、ハン ドバッグ等のバッグ類において、物の出入れのため開閉される開口部の口金、或 は、その同等部品が、外部から全く見えないことは勿論、その開口部を閉じたと きにその状態を保持する止め金具を始めとする止着部分も、外部からは全く見え ないように形成することにより、従来品にないデザイン上の奇抜さを打出すこと ができるようにしたハンドバッグ等における開口部の止着構造を提供することを 、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案の構成は、ハンドバッグ 等のバッグ類において、物の出入れのため開閉される開口部分であって、閉じた とき互いに当接対向する部分の表皮の内側に、薄い板状の磁石を配設することに より、外部から見えない前記磁石の吸着力によって前記の当接対向部分を互いに 止着保持させるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に上記本考案の実施の形態例について図に拠りつつ説明する。図1は本考案 止着構造の一例を適用したハンドバッグの一例の側面図、図2は図1の止着構造 を説明するための断面図、図3は本考案止着構造を適用したブリーフケースの一 例の一部を断面にした側面図である。
【0008】 図1において、このハンドバッグHは、公知ハンドバッグの例と同様に、物の 収容部分となる本体1と、この本体1の上部に開口部として形成した出入口2を 覆うように設けた、ここではフラップ式の蓋3とから形成されており、本考案止 着構造は、閉じた状態の前記蓋3における前フラップ3aの下部と、本体1におけ る前記フラップ3aの下部に対向した本体前面側の下部1aの間に適用されるので、 これについて、図2により説明する。なお、4はハンドバッグの把手である。
【0009】 図2において、本体1における前面側の下部1aの表皮を形成する天然皮革,合 成樹脂材,布などによる表皮材11aの裏面に、ここでは一例として、厚さ1mm程 度乃至はそれ以下で、10mm×50mm程度の薄い長方形の磁石プレート5が、その裏 面に押えシート6を当てがわれて設けられている。
【0010】 一方、蓋3における前フラップ3aの下部において、前記磁石プレート5に対向 する部位のフラップ裏面側の内部には、前記磁石プレート5と同等の磁石プレー ト7が埋設されている。なお、8はフラップ3aにおける蓋3の芯材、31aは蓋3 の表皮材である。
【0011】 上記構成により、蓋3を閉じたとき、フラップ3aが本体1の前面を覆うと本体 1側の磁石プレート5とフラップ3a側の磁石プレート7とが対面して互いに吸着 し合うので、蓋3はこの部位において本体1の前面に密着状態で止着保持される こととなり、多少の外力が作用しても、容易に前記吸着状態が解かれて剥離する ことはない。そして、この吸着状態では勿論のこと、蓋3を開けた状態のときで も、前記の磁石プレート5,7は、それぞれ表皮材11a,31aに覆われているため 、このハンドバッグHの外部には全く顕われないという意外性、且つ、奇抜さを 発揮する。
【0012】 また、従来品のように止着金具が、表皮材11a,31aの外面に露出しないので、 止着金具に出入れする物が引掛ったり、衣服の袖口が引掛ったりすることがあっ た従来品の難点も払拭できる。
【0013】 図3は、上記構成を、2つ折りタイプのブリーフケース又はハンドバッグに適 用した例で、この場合にはヒンジ23において2つ割りタイプに形成された左,右 の本体21,22が、互いに相手側の蓋としても機能するので、本考案止着構造は、 左,右で二分された本体21,22の上部(ヒンジ23のない側)における閉じたとき の対向面における上方の内部に組込まれている。図3において、51,71は、上記 対向面の上方内部に埋設した磁石プレートである。上記磁石51,57は対向面の上 方のほか、対向面の上下方向の中間部など開閉部分の適宜の部位に設けてもよい 。
【0014】 上記2つの例は、磁石プレート5,7、同51,71を、バッグ本体と蓋の閉じた ときの対向面における表皮材の内部に埋設した例であるが、これたの磁石プレー トは、本体又は蓋のいずれか一方の側の内部に入れ、他方の側には薄鉄板等によ る磁性金属板を入れてもよい。また、上記各例の磁石プレート、或は、それと対 向する金属板は、バッグ開口部に沿ってニ箇所以上に配置する形態をととっても よい。更に、磁石は薄い板状ではなく、線状の磁石、或は、列状に並べた小径の 磁石をバッグの開閉部分の対向面の内部に、外部から全く見えないように設けて もよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、バッグ類の開口部の止着構造を、物の出入れの ため開閉される部分であって、閉じたとき互いに当接対向する部分の表皮の内側 に、ごく薄い板状の磁石を配設することにより、外部から全く見えない前記磁石 の吸着力によって前記の当接対向部分を互いに止着して保持させる構成としたの で、ハンドバッグ等のバッグ類において物の出入れのため開閉される開口閉部の 口金、或は、その同等部分が、外部から全く見えないことは勿論、その開口閉部 を閉じたとき、その状態を保持する止め金具を始めとする止着部分も外部からは 全く見えないようになり、よって従来品に全くないデザイン上の奇抜さを打出す ことができる。
【0016】 また、止着金具に該当するものが、バッグの外面に全く露出しないので、物の 出入れの際にその物や袖口などが金具に引掛かってバッグを取り落とすといった 不都合も生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案止着構造の一例を適用したハンドバッグ
の一例の側面図。
【図2】図1の止着構造を説明するための断面図。
【図3】本考案止着構造を適用したブリーフケースの一
例の一部を断面にした側面図。
【符号の説明】
1 本体 2 出入口 3 蓋 3a フラップ 4 把手 5,7 磁石プレート 6 押えシート 8 芯材 11a,31a 表皮材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドバッグ等のバッグ類において、物
    の出入れのため開閉される開口部分であって、閉じたと
    き互いに当接対向する部分の表皮の内側に、薄い板状の
    磁石を配設することにより、外部から見えない前記磁石
    の吸着力によって前記の当接対向部分を互いに止着保持
    させるようにしたことを特徴とするハンドバッグ等にお
    ける開口部の止着構造。
  2. 【請求項2】 磁石は、開口部の対向する両面又は一面
    に設けた請求項1のハンドバッグ等における開口部の止
    着構造。
  3. 【請求項3】 磁石は、金属製のほかゴム製又はプラス
    チック製のいずれかである請求項1又は2のハンドバッ
    グ等における開口部の止着構造。
  4. 【請求項4】 磁石は、線状又は点列状に形成して配設
    した請求項1〜3のいずれかのハンドバッグ等における
    開口部の止着構造。
JP1999000429U 1999-02-02 1999-02-02 ハンドバッグ等における開口部の止着構造 Expired - Lifetime JP3061201U (ja)

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