JPS5835057Y2 - 袋物 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は袋物本体の前面に上向きの開口を有する収納部
を形成すると共にその裏側に下向きの開口を有する隠し
袋を有する袋物を得ることを目的とするものである。

尚、図示せる実施例はスライドファスナー２０により開
閉する装本体２１の前面版１の外面に覆版２を当接して
同覆版２の両側端縁を止着し、これ等前面版１、覆版２
の間に仕切板３を挟入しこの仕切板３の両側端縁および
上辺縁を前面版１に同じく下辺縁を覆版２に夫々止着す
ることによって上方に向って開口する収納部４と下方に
向って開口する収納部５を夫々形成し、これ等収納部４
，５の開口に同開口を開閉するベルベット式ファスナー
６およびスライドファスナー７を取付けると共に後面版
８の外面に二枚の小片９，１０を重ねて当接しこれ等小
片９，１０の上辺を除いた全周縁を後面版８に止着する
ことによって二重の収納部１１゜１２を形成し、外側の
収納部１２の開口に同開口を開閉するスライドファスナ
ー１３を取付け、また前面版１の内面および後面版８の
内面に各々内版１４．１５を当接しこれ等内版１４．１
５の上辺を除いた全周縁を各々前面版１および後面版８
に止着して収納部１６．１７を形威し、この一方の収納
部１７の開口に同開口を開閉するスライドファスナー１
８を取付けたものであって、図中２３は肩掛ベルトを示
す。

本考案は叙上のように上部開口に止着したスライドファ
スナー２０により開閉する装本体２１と、この装本体２
１の前面版１の外面に覆版２を当接して同覆版２の両側
端縁を前面版１に止着しこれ等前面版１、覆版２の間に
仕切板３を挟入しこの仕切板３の両側端縁および上辺縁
を前面版１に同じく下辺縁を覆版２に夫々止着すること
によって形成した上方に向って開口する収納部４と下方
に向って開口する収納部５と、下方に向って開口する収
納部５の開口に設けた同開口を開閉するスライドファス
ナー７とより成るので袋物本体の前面に上向きの開口を
有する収納部を形成すると共にその裏側に下向きの開口
を有する隠し袋を有する袋物を極めて簡単に得ることが
でき、本考案の所期の目的を確実に達成し得る効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本考案袋物の実施例を示すものであって、第１図は
全体の前方斜視図、第２図は同じく後方斜視図、第３図
は第２図Ａ−Ａ線に沿う断面図、第４図は第２図Ａ′−
Ａ′線に沿う断面図である。 １・・・・・・前面版、２・・・・・・覆版、３・・・
・・・仕切板、４，５・・・・・・収納部、６・・・・
・・ベルベット式ファスナー、７・・・・・・スライド
ファスナー、８・・・・・・後面版、９．１０・・・・
・・小片、１１゜１２・・・・・・収納部、１２・・・
・・・スライドファスナー、１４゜１５・・・・・・内
服、１６．１７・・・・・・収納部、１８・・・・・・
スライドファスナー、２０・・・・・・スライドファス
ナー、２１・・・・・・袋物、２３・・・・・・肩掛ベ
ルト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上部開口に止着したスライドファスナー２０により開閉
   する装本体２１と、この装本体２１の前面版１の外面に
   覆版２を当接して同覆版２の両側端縁を前面版１に止着
   しこれ等前面版１、覆版２の間に仕切板３を挟入しこの
   仕切板３の両側端縁および上辺縁を前面版１に同じく下
   辺縁を覆版２に夫々止着することによって形威した上方
   に向って開口する収納部４と下方に向って開口する収納
   部５と、下方に向って開口する収納部５の開口に設けた
   同開口を開閉するスライドファスナー７とより戊る袋物
   。