JP3061033U - タッチパネルモジュ―ル - Google Patents

タッチパネルモジュ―ル

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JP3061033U
JP3061033U JP1999000293U JP29399U JP3061033U JP 3061033 U JP3061033 U JP 3061033U JP 1999000293 U JP1999000293 U JP 1999000293U JP 29399 U JP29399 U JP 29399U JP 3061033 U JP3061033 U JP 3061033U
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JP
Japan
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touch panel
touch
area
panel sheet
arm
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JP1999000293U
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English (en)
Inventor
雲禎 葉
Original Assignee
廣達電脳股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の弾性タッチパネルシートにタッチ区域
及び複数個の押圧手段として使用される腕部を形成し
て、上記タッチパネルシートに直接制御回路を設置する
ことができ、タッチ区域と腕部の制御区域とコンタクト
スイッチを電気接続するに押圧手段や可撓性印刷回路を
必要としないで、部材点数を節減して占用空間を縮小さ
せ、且つ製造が簡単で生産コストを低減できるタッチパ
ネルモジュールを提供する。 【解決手段】 弾性材料によって造られたタッチパネル
シート(10)の適当な部位にタッチ区域(11)を形
成して、タッチ区域(11)の背面に電子素子によって
組立てられた制御区域を設け、且つタッチパネルシート
(10)に複数の押圧手段として使用できる腕部(1
4)を延設して、腕部(14)の背面にタッチ区域(1
1)背面の制御区域と接続通電路(16)で電気接続す
るコンタクトスイッチを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はタッチパネルモジュールに関し、詳しくはコンピュータ、特にノート ブック型コンピュータに取付けられて、ディスプレーのカーソル移動を制御する ためのタッチパネルモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ(略称パソコン)における画像ディスプレーの カーソル移動の操作手段として、マウスは基本的に欠かせないものではあるが、 近年携帯が便利でコンパクト化に対する要求が日増しに厳しくなるにつれ、マウ スの機能をモジュール化して直接コンピュータのキーボードに組み込んで操作す る方式が主流になっている。
【0003】 従来のカーソル制御の手段としての一構成例は、図7、8に示す如く、本体1 上に感知フイルム21を設けてタッチ区域2とし、且つ上記本体1の背面に制御 回路22を配置して、キーボードの周縁部にコンタクトスイッチ3を設け、上記 制御回路22と上記コンタクトスイッチ3との間をリボンケーブルなどの可撓性 印刷回路部材4で電気接続すると共に、上記コンタクトスイッチ3は押圧手段3 1と可動接点311で構成される。そのため、この方式には部材が多岐に分かれ て、製造過程において材料管理が容易でなく、リボンケーブルの類が高価なため 製造コストが高いなどの問題がある。
【0004】 上記の原因で、コンタクトスイッチと押圧手段等を全部タッチパネル本体1a に設置することが考えられ、図9、10に示すように、タッチ区域2aの表面に 感知フイルム21aを被覆して、その背面に制御回路22を設け、且つそれらコ ンタクトスイッチ3aに押圧手段31aを装設して、上記コンタクトスイッチ3 a内部に復帰ばね312を嵌設した可動接点311aを設けると同時に、該可動 接点311aの下方にそれぞれ固定接点313を形成して、それら固定接点31 3と上記可動接点311aの下端との間に微かな間隔距離を保持させる。また、 上記固定接点313は図示しない印刷回路により本体1aに設けられたタッチ区 域2aの制御回路22と電気接続する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなタッチパネル構造は、高価な可撓性印刷回路部材の 使用を省いたが、なおも下記のような欠点が生じる。 (1)上記押圧手段31aは本体1aから突出した状態に取付けられているこ とから、この余分な突出高さがカーソル制御手段の小型化を図る上で大きなネッ クとなっている。 (2)コンタクトスイッチ3aと制御回路22がタッチパネル本体1aの正面 及び背面両側に跨るので、生産過程において両側にわたる取付や半田付けなど作 業プロセスが増えて、製造コストが高くなる。
【0006】 本考案は、上記従来のタッチパネル構造における問題点に鑑み、単一の弾性材 料にて造られたタッチパネルシートにタッチ区域及び複数個のその一端がタッチ 区域から一体延伸するようにされてコンタクトスイッチとなる腕部を形成し、上 記タッチパネルシートのタッチ区域に直接制御回路を設置して、上記各腕部の他 方の自由端先端が弾性的にタッチ区域と同一平面から反り曲がることができてコ ンタクトスイッチのばねとすることができ、その他の押圧手段や可撓性印刷回路 なしで、部材点数を節減して占用空間を縮小させ、且つ製造が簡単で生産コスト を低減できるタッチパネルモジュールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、弾性材料によって造られたタッチパネルシートの適 当な部位にタッチ区域を形成して、該タッチ区域の背面に電子素子によって組立 てられた制御区域を設け、且つ上記タッチパネルシートに複数の押圧手段として 使用できる腕部を延設して、該腕部の背面に上記タッチ区域背面の制御区域と接 続通電路で電気接続するコンタクトスイッチを装設して構成される。
【0008】 そして、上記腕部を上記タッチパネルシートに直接加工成形したり、上記腕部 のコンタクトスイッチとタッチ区域の接続通電路及び電子素子を上記タッチパネ ルシートの同一側面に設けることが好ましい。
【0009】 上記のように構成された本考案は、そのタッチ区域を触って画面のカーソルを 移動制御でき、カーソル制御手段の左右機能ボタンを押す場合は、単に押圧キー 装飾片の表示に従って指先で両腕部の何れかを押圧すれば良く、押圧された腕部 が弾性的に下向きに反り曲って変位し、その背部のコンタクトスイッチとタッチ パネルシート上の回路を導通させて電路を形成することができる。また、押圧し ている指先を釈放すると、上記腕部が自体の弾性作用で自動的に元の位置に弾性 復帰できる。そして、高価な可撓性印刷回路部材を使用する必要がなく、直接タ ッチパネルシートの制御区域上の電気回路と接続できて、しかも別に押圧手段を 使用する必要もなく、全体成品の設計上の利用空間を大幅に縮小できる。したが って、製品容積に対する小型化の要求を達成できて、製造過程において、電子素 子が皆同一平面上にあるので、僅かに一回の半田付け工程を経れば良く、製造が 簡単で部材コストを節減できる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例だ けに限定されない。 先ず、図1、2に示すように、本考案は、弾性材料によって形成されたタッチ パネルシート10表面の角隅部位に固定孔15を穿設して、その略中心上半部に タッチ区域11を形成し、該タッチ区域11の表面に感知フイルム12を設けて 、中心下半部に近い上記感知フイルム12と重畳しない部位に所定形状の条溝1 3を切削し、該条溝13の垂直向き下端を上記タッチパネルシート10の側縁に 連通させて、その両側に直接押圧手段として使用できる左右両腕部14を形成し 、更に、それぞれ腕部14に外観造型に応じて美化用の押圧キー装飾片18を貼 着して、上記左右両腕部14が押圧されると下向きに変形し、その押圧力を釈放 すると上記腕部14が材質の関係から元の形状に復帰する。
【0011】 また、図2、図3に示す如く、上記左右両腕部14の背面にはコンタクトスイ ッチ19及び接続通電路16が設けられて、上記左右両腕部14が押圧されて下 向きに変形した際に、上記コンタクトスイッチ19が下方側の支承圧迫から導通 状態を呈し、タッチパネルシート10上のタッチ区域11の背面における電子素 子及び通電路でなる制御区域17と直接連結して電路を形成する。
【0012】 そして、組立てる時は、ねじ(図示せず)を利用して上記固定孔15より挿込 み、上記タッチパネルシート10をコンピュータ盤面(図示せず)に固定して、 本考案のタッチパネル構造と製品のメインフレームを連結して使用することがで きる。
【0013】 使用する時は、指先で上記感知フィルム12を触って画面のカーソルを移動制 御でき、マウスの左右ボタンの機能を果たしたい時は、単に指先で押圧キー装飾 片18の表示に従って上記両腕部14の何れかを選択押圧すれば良いのであり、 押圧された腕部14が力を受けて下向きに変位し、その背部のコンタクトスイッ チ19とタッチパネルシート10上の回路を導通させて電路を形成する。逆に、 その押圧している指先を釈放すると、上記腕部14が自体の材質の弾性作用から 自動的に元の位置に弾性復帰する。
【0014】 なお、上記腕部14の切削形状は必ずしも上記実施例で挙げた形状だけに限定 されるものではなく、他の任意の形状でも良い。例えば、図4〜図6で示した形 状は、本考案の実行可能な実施例の一部分で、説明を省略する。
【0015】 上記タッチパネルシート10に直接条溝13を加工して形成された両腕部14 は、上記タッチパネルシート10と一体に成形されるので、製作プロセスが簡単 で製造コストを節減することができる。勿論、本考案の腕部14の形成方式は上 記実施例で述べたものに制限されるものではなく、従来の例えば溶接などの機械 的固定方式を採用しても良いし、別個に製作した腕部14を上記条溝13の内周 側に固接しても良い。但し、コストや製造上の便利性を考慮すれば、やはり本実 施例で述べたように直接タッチパネルシート10に加工成形した方が得である。
【0016】 上記特殊な構造により、本考案が提供するタッチパネルシート10は価格の高 い可撓性印刷回路部材と組合せて使用する必要がなく、直接タッチパネルシート 10の制御区域17上の電気回路と導通できて、同時に別に押圧手段を使用する 必要もなく、全体成品の設計上の利用空間を大幅に縮小できる上、進んで製品容 積に対する小型化の要求を達成でき、且つ製造過程において、電子素子が皆同一 平面上に配設されるので、その溶接は僅かに一回の錫炉を経過させれば良く、製 造が簡単で部材コストを節減できる効果を充分に果たすことができる。
【0017】
【考案の効果】
上記の説明から明らかなように、本考案のタッチパネルモジュールは、そのタ ッチパネルシートが一体連接した左右両腕部と、タッチパネルシートの電子素子 と同一面に設けられたコンタクトスイッチにより、高価な可撓性印刷回路部材を 設ける必要がなく、直接タッチパネルシートの制御区域にある電気回路と導通さ せることができ、且つ別個に押圧手段を必要としない。したがって、タッチパネ ル部材と押圧手段を正真正銘の組立ユニットに形成できて、製品全体の設計及び 使用がより便利でより簡単になり、しかも部材の使用空間が縮小して、設計を極 めて弾性的に行うことができると共に、モジュール化したことから単位コストを 低めて、成品の競争力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の好ましい実施例の正視図
【図2】 上記実施例の側視図
【図3】 上記実施例の背面図
【図4】 本考案の好ましい第2の実施例の正視図
【図5】 本考案の好ましい第3の実施例の正視図
【図6】 本考案の好ましい第4の実施例の正視図
【図7】 第1の従来例のタッチパネル構造の正視図
【図8】 第1の従来例のタッチパネル構造の側視図
【図9】 第2の従来例のタッチパネル構造の正視図
【図10】 第2の従来例のタッチパネル構造の側視図
【符号の説明】
10:タッチパネルシート 11:タッチ区域 12:感知フイルム 13:条溝 14:腕部 15:固定孔 16:接続通電路 17:制御区域 18:押圧キー装飾片 19:コンタクトス
イッチ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料によって造られたタッチパネル
    シートの適当な部位にタッチ区域を形成して、該タッチ
    区域の背面に電子素子によって組立てられた制御区域を
    設け、且つ上記タッチパネルシートに複数の押圧手段と
    して使用できる腕部を延設して、該腕部の背面に上記タ
    ッチ区域背面の制御区域と接続通電路で電気接続するコ
    ンタクトスイッチを装設してなるタッチパネルモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 上記腕部を上記タッチパネルシートに直
    接加工成形してなる請求項1に記載のタッチパネルモジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 上記腕部のコンタクトスイッチとタッチ
    区域の接続通電路及び電子素子を上記タッチパネルシー
    トの同一側面に設けてなる請求項1または2のいずれか
    に記載のタッチパネルモジュール。
JP1999000293U 1999-01-26 1999-01-26 タッチパネルモジュ―ル Expired - Lifetime JP3061033U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012146294A (ja) * 2010-12-21 2012-08-02 Panasonic Corp 入力装置、およびそれを備えた情報処理装置

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