JP3060879U - 送風具 - Google Patents

送風具

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JP3060879U
JP3060879U JP1999000167U JP16799U JP3060879U JP 3060879 U JP3060879 U JP 3060879U JP 1999000167 U JP1999000167 U JP 1999000167U JP 16799 U JP16799 U JP 16799U JP 3060879 U JP3060879 U JP 3060879U
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JP
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peeping
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Application number
JP1999000167U
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English (en)
Inventor
晃敏 吉川
Original Assignee
プレイハート株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風を送ることができるとともに、景色を覗い
て楽しむことができる送風具を提供する。 【解決手段】 送風具としてのうちわ10は板状の本体
12を含む。本体12は、互いに重ね合わされた状態で
接着される略台形板状の2枚の面部材14a、14bを
含む。面部材14a、14bには、覗き用孔16a、1
6bがそれぞれ形成される。面部材14a、14bの間
には、覗き用孔16a、16bの近傍に、景色を覗いて
楽しむための覗き用フィルム20、20がそれぞれ設け
られる。また、本体12には、柄22が取り付けられ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は送風具に関し、あおぐことによって風を送ることができるたとえば うちわや扇子などの送風具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この考案の背景となる従来のうちわには、板状の本体に棒状の柄を設けたもの があった。このようなうちわでは、柄などを持ってあおぐことによって、風を送 ることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のような従来のうちわでは、風を送ることはできるが、景色を覗いて楽し むことができない。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、風を送ることができるとともに、景色 を覗いて楽しむことができる送風具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる送風具は、覗き用孔を有する板状の本体と、覗き用孔の近傍 に設けられ、景色を覗いて楽しむための覗き用フィルムとを含む、送風具である 。 この考案にかかる送風具では、本体に柄が取り付けられてもよい。 また、この考案にかかる送風具では、本体は重ね合わされた状態で接着される 2枚の面部材を含み、覗き用孔は2枚の面部材に形成され、覗き用フィルムは2 枚の面部材の間に設けられてもよい。 さらに、この考案にかかる送風具では、本体は1枚の面部材を含み、覗き用孔 は面部材に形成され、覗き用フィルムは覗き用孔の近傍に配置され、覗き用フィ ルムを覆うようにして面部材に透明フィルムが貼付されてもよい。 また、この考案にかかる送風具では、本体は重ね合わされる複数の面部材を含 み、複数の面部材は一端部が回転可能に支持されてもよい。
【0006】 この考案にかかる送風具では、本体であおぐことによって、風を送ることがで きる。 さらに、この考案にかかる送風具では、本体の覗き用孔の近傍に設けられた覗 き用フィルムを通して景色を覗けば、景色を覗いて楽しむことができる。
【0007】 この考案の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1はこの考案にかかるうちわの一例を示す正面図であり、図2は図1に示す うちわの図解図である。図1および図2に示すうちわ10は板状の本体12を含 む。本体12はたとえば紙からなる略台形板状の2枚の面部材14aおよび14 bを含み、これらの面部材14aおよび14bは互いに重ね合わせることができ るように下端部が折り返し可能に接続されている。
【0009】 一方の面部材14aには、たとえば円形の2つの覗き用孔16a、16aが間 隔を隔てて形成される。同様に、他方の面部材14bにも、円形の2つの覗き用 孔16b、16bが間隔を隔てて形成される。この場合、2つの覗き用孔16a 、16aと2つの覗き用孔16b、16bとは、2つの面部材14aおよび14 bを互いに重ね合わせた場合に、互いに重なるように形成される。また、面部材 14aおよび14bの境界部分の中央には、たとえば長方形の柄用孔18が形成 される。
【0010】 本体12の2枚の面部材14aおよび14bは互いに重ね合わされた状態で接 着剤で接着されるが、2枚の面部材14aおよび14bの間には、覗き用孔16 a、16bより大きいたとえば円板状の2枚の覗き用フィルム20、20が、そ れぞれの覗き用孔16aおよび16bの近傍に設けられる。覗き用フィルム20 はそれを通して景色を覗いて楽しむためのものであり、覗き用フィルム20とし ては、たとえば米国特許第5,546,198号公報に開示されているめがねフ レームに取り付けられるホログラフィーによる光学的な透明陽画などの広範囲伝 導ホログラムなどが用いられる。この場合、覗き用フィルム20としては、それ を通して見ると、光の屈折あるいは反射により、たとえばハートマーク、雪の結 晶模様、会社のマークやロゴ、文字などが光源の周囲に浮かび上がる仕様のもの であってもよい。また、覗き用フィルム20としては、有色透明の合成樹脂フィ ルムからなるものであってもよい。
【0011】 さらに、柄22が、本体12の2枚の面部材14aおよび14bの境界部分の 柄用孔18に挿通され、本体12に取り付けられる。柄22は細長い握部24を 有する。握部24は、その横断面が柄用孔18より小さく形成される。また、握 部24の先端には、たとえば略半円板状の膨出部26が形成される。膨出部26 の先端部は、柄用孔18とほぼ同じ大きさに形成される。さらに、膨出部26の 先端部には、膨出部26より厚みは薄いが幅の広い略円板状の係止部28が形成 される。そして、柄22の握部24および膨出部26を本体12の柄用孔18に 挿通することによって、柄22が本体12に取り付けられる。この場合、膨出部 26の先端部が柄用孔18とほぼ同じ大きさに形成されているとともに係止部2 8が膨出部26より薄く形成されているので、柄用孔18に挿通された膨出部2 6は、本体12において柄用孔18を規定する部分に引っ掛かり、柄用孔18内 に戻されにくい。また、この場合、係止部28が柄用孔18より広い幅を有する ので、柄22が柄用孔18から抜け出てしまうこともない。そのため、柄22は 、本体12から外れにくい。
【0012】 図1および図2に示すうちわ10では、柄22の握部24などを持って本体1 2であおぐことによって、風を送ることができる。 また、図1および図2に示すうちわ10では、覗き用フィルム20を通して景 色を覗けば、覗き用フィルム20の色、屈折、反射により、実際の景色とは異な った景色を見ることができ、景色を覗いて楽しむことができる。 さらに、図1および図2に示すうちわ10では、柄22が本体12から外れに くい。
【0013】 図3はこの考案にかかるうちわの他の例を示す正面図である。図3に示すうち わ10では、図1および図2に示すうちわ10と比べて、本体12の2つの面部 材14aおよび14bに矩形状の覗き用孔16aおよび16bがそれぞれ形成さ れ、それらの覗き用孔16aおよび16bの近傍に覗き用孔16a、16bより 大きいたとえば矩形板状の1つの覗き用フィルム20が設けられる。このように 、覗き用孔および覗き用フィルムの形状、大きさおよび数は、任意に変更されて もよい。
【0014】 図4はこの考案にかかるうちわのさらに他の例を示す正面図であり、図5は図 4に示すうちわの図解図である。図4および図5に示すうちわ10は、図1およ び図2に示すうちわ10と比べて、特に、柄22の取り付け構造において異なる 。 すなわち、図4および図5に示すうちわ10では、図1および図2に示すうち わ10と比べて、本体12の2つの面部材14aおよび14bの境界部分に柄用 孔18が形成される代わりに、2つの面部材14aおよび14bに円形の小さい 柄用孔18が3つずつ形成される。また、柄22の握部24の先端の膨出部26 には、本体12の下端に対応した段差部30が形成されるとともに、3つの柄用 孔18に対応した3つの突出部32が形成される。そして、柄22の膨出部26 は、段差部30が本体12の下端に合わされるとともに、突出部32が柄用孔1 8にそれぞれ挿入される。さらに、柄用孔18から突き出た3つの突出部32は 、保持片34に形成した3つの保持用孔36にそれぞれ嵌め合わされる。それに よって、柄22が本体12に取り付けられる。
【0015】 図6はこの考案にかかるうちわのさらに他の例を示す正面図であり、図7は図 6に示すうちわの図解図である。図6および図7に示すうちわ10では、図4お よび図5に示すうちわ10と比べて、本体12が1枚の円板状の面部材14で形 成されるとともに、面部材14に円形の1つの覗き用孔16が形成され、覗き用 孔16より大きいたとえば円板状の1つの覗き用フィルム20が覗き用孔16の 近傍に配置され、さらに大きい円板状の透明フィルム21が覗き用フィルム20 を覆うようにして面部材14に貼付される。このように、うちわの本体となる面 部材の数や形状は任意に変更されてもよく、また、覗き用フィルムは透明フィル ムで覆われてもよい。
【0016】 図8はこの考案にかかるうちわのさらに他の例を示す正面図である。図8に示 すうちわ10は、図6および図7に示すうちわ10と比べて、本体12の面部材 14が略台形板状に形成されるとともに、面部材14に円形の3つの覗き用孔1 6が形成され、それらの覗き用孔16の近傍に覗き用フィルム20がそれぞれ配 置され、それぞれの覗き用フィルム20を覆うようにしてそれぞれの透明フィル ム21が面部材14にそれぞれ貼付される。
【0017】 図9はこの考案にかかるさらに他の例を示す正面図である。図9に示すうちわ 10では、本体12がたとえば6枚の笏形の面部材14で形成される。これらの 面部材14は重ね合わされ、それらの一端部がはとめ15で互いに回転可能に支 持される。また、中間に重ね合わされる2枚の面部材14には、たとえば円形の 覗き用孔16がそれぞれ形成され、それらの覗き用孔16の近傍に覗き用フィル ム20がそれぞれ配置され、それぞれの覗き用フィルム20を覆うようにしてそ れぞれの透明フィルム21が2枚の面部材14にそれぞれ貼付される。図9に示 すうちわ10では、覗き用フィルム20を通して景色を覗いて楽しむことができ るほか、はとめ15やその近傍を持ってあおぐことができ、特に、6枚の面部材 14をはとめ15を支軸として重ね合わせることすなわち小さくすることができ る。また、図9に示すうちわ10においては柄が設けられていないが、同様に、 図1〜図8に示す各うちわ10においても柄22が設けられなくてもよい。
【0018】 なお、この考案は上述の各うちわに限定されることはなく、たとえばうちわの 本体、面部材、覗き用孔、柄用孔、覗き用フィルム、柄などの形状、大きさや数 が任意に変更されてもよい。 また、この考案は他の形態のうちわや扇子など他の送風具にも適用され得る。
【0019】
【考案の効果】
この考案によれば、風を送ることができるとともに、景色を覗いて楽しむこと ができる送風具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるうちわの一例を示す正面図で
ある。
【図2】図1に示すうちわの図解図である。
【図3】この考案にかかるうちわの他の例を示す正面図
である。
【図4】この考案にかかるうちわのさらに他の例を示す
正面図である。
【図5】図4に示すうちわの図解図である。
【図6】この考案にかかるうちわのさらに他の例を示す
正面図である。
【図7】図6に示すうちわの図解図である。
【図8】この考案にかかるうちわのさらに他の例を示す
正面図である。
【図9】この考案にかかるさらに他の例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
10 うちわ 12 本体 14、14a、14b 面部材 15 はとめ 16、16a、16b 覗き用孔 18 柄用孔 20 覗き用フィルム 21 透明フィルム 22 柄 24 握部 26 膨出部 28 係止部 30 段差部 32 突出部 34 保持片 36 保持用孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 覗き用孔を有する板状の本体、および前
    記覗き用孔の近傍に設けられ、景色を覗いて楽しむため
    の覗き用フィルムを含む、送風具。
  2. 【請求項2】 前記本体に柄が取り付けられる、請求項
    1に記載の送風具。
  3. 【請求項3】 前記本体は重ね合わされた状態で接着さ
    れる2枚の面部材を含み、 前記覗き用孔は前記2枚の面部材に形成され、 前記覗き用フィルムは前記2枚の面部材の間に設けられ
    る、請求項1または請求項2に記載の送風具。
  4. 【請求項4】 前記本体は1枚の面部材を含み、 前記覗き用孔は前記面部材に形成され、 前記覗き用フィルムは前記覗き用孔の近傍に配置され、 前記覗き用フィルムを覆うようにして前記面部材に透明
    フィルムが貼付される、請求項1または請求項2に記載
    の送風具。
  5. 【請求項5】 前記本体は重ね合わされる複数の面部材
    を含み、 前記複数の面部材は一端部が回転可能に支持される、請
    求項1に記載の送風具。
JP1999000167U 1999-01-19 1999-01-19 送風具 Expired - Lifetime JP3060879U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190120622A (ko) * 2018-04-16 2019-10-24 정혜정 부채의 태양광을 이용한 선풍기

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