JP3224148U - プリント面を有したコースターのケース - Google Patents
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Abstract
【課題】キャラクター等のプリントの可視性を有し、鞄に入れるなどして携帯する際にも傷や折損から保護するコースターケースを提供する。【解決手段】表面にプリント面を有したコースターCのケースであって、表裏一対の硬質板部1、2の間に底受け部3を設け、上部を前記コースターが出し入れ自在な開口部4として前記コースターを少なくとも一枚収容するポケット状に形成され、前記一対の硬質板部のうち少なくとも前記コースターのプリント面に対応する側の前記硬質板部は透明素材からなる。底受け部の厚みはコースターの厚みの倍数に設定され、複数枚のコースターを同時に収容可能とする。硬質板部の上縁に、収容したコースターの一部が露出して当該コースターを指で引き出し可能な切欠き5を形成することもある。【選択図】図1
Description
この考案は、表面にアニメのキャラクター等がプリントされたコースターを収納して持ち運んだり、収集したりするためのケースに関するものである。
コースターは、一般的には、飲み物を入れた容器の下に敷いて、容器が滑らないようにしたり、容器とテーブルの間のクッションとしたり、容器に付いた雫を吸収するといった用途に利用されているが、近頃では、表面にアニメやゲーム等のキャラクターがプリントされたものがイベントで配布等されるようになり、ファンの間でコレクターグッズとして流行している。
このようなプリント面を有したコースターを収集し、部屋で鑑賞するために、特許文献1ではコースタースタンドを提案している。
ところで、上述のコースターよりも以前に、キャラクターがプリントされた缶バッジがコレクターグッズとして定着しており、ファンがイベントに参加する際などは、衣服に装着する他、缶バッジを多数有するファンなどは、「痛バッグ」と称される、前胴側に透明のポケットが形成されたバッグに、プリントされたキャラクターが見えるように缶バッジを整然と配列して持ち運んでいた。
そして、コースターについても缶バッジと同じように、上記「痛バッグ」に配列するなどして、人目につくように持ち運びたいという要望があったが、そのままではコースターが折れ曲がったり、傷がついてしまったりするといった課題があった。
本考案は、上述した課題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、キャラクター等のプリントの可視性を有し、鞄に入れるなどして携帯する際にも傷や折損から保護するコースターケースを提供することにある。
上述した目的を達成するために本考案では、表面にプリント面を有したコースターのケースであって、表裏一対の硬質板部の間に底受け部を設け、上部を前記コースターが出し入れ自在な開口部として前記コースターを少なくとも一枚収容するポケット状に形成され、前記一対の硬質板部のうち少なくとも前記コースターのプリント面に対応する側の前記硬質板部は透明素材からなるという手段を用いた。
上述した手段によれば、収容したコースターを傷や破損から保護しつつ、透明な硬質板部を介してプリント面を目視することができる。
底受け部の幅方向の厚みはコースターの厚みの倍数に設定され、複数枚のコースターを同時に収容可能とすれば、ケース一つで複数枚のコースターを同時に保護しつつ、任意に選んだコースターのプリント面が見えるように、使用者の気分等に応じてコースターを配置換えすることができる。
一対の硬質板部が双方とも透明素材からなるものとすれば、使用者はコースターのプリント面やケースの表裏を気にせず、常にプリント面が見えるようにコースターを収容することができる。また、複数枚を収容するものにあっては、ケースの両はじに収容するコースターを背中合わせに配置することで、表裏何れの硬質板部からもプリント面が見えるようにコースターを収容することができる。
一対の硬質板部のうち一方の硬質板部の上縁に、収容したコースターの一部が露出して当該コースターを指で引き出し可能な切欠きを形成した場合は、ケースを逆さにするまでもなく、前記切欠きを通じて、収容したコースターを取り出すことができる。
一対の硬質板部のうち一方の硬質板部の外面に安全ピンを備えたものにあっては、缶バッジと同様に、本ケースを衣服や鞄などに装着することで、コースターを持ち運ぶことができる。
一対の硬質板部のうち少なくとも一方の硬質板部の上部にストラップを備えたものにあっては、本ケースを鞄の持ち手等に取り付けることで、コースターを持ち運ぶことができる他、フックにストラップを引っ掛けることでコースターを飾ることもできる。
硬質板部には、コースターが紙製であっても外力によって折れ曲がらない程度の硬さの透明素材が採用され、代表的には硬質プラスチックが該当し、これによって本ケースはハードケースとなるが、上述した条件の硬さを有するものであれば、ややソフトな透明素材により、いわゆるセミハードケースを構成してもよい。そして、より好ましい透明素材としてはアクリル板があり、この場合、アクリル板が有する高い透過率によって、よりクリアにプリント面が目視され、また、高い耐久性や耐摩耗性によって、確実にコースターを傷等から保護することができると同時に、ケース自身も傷が付きにくく、プリント面の可視性を長期に保つことができる。
本考案によれば、プリント面を有したコースターについて、プリント面の可視性を有し、鞄に入れるなどして携帯する際にも傷や折損から保護するケースを提供することができた。
以下、本考案の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は、本考案の一実施形態に係るコースターケースの斜視図であり、図中、1・2は表裏一対の硬質板部、3は硬質板部1・2の下縁側に設けた底受け部である。この実施形態では、円形のコースターCに対応して、硬質板部1・2をコースターCよりもやや大径の円形としている。また、底受け部3については、この実施形態の場合、コースターCの一枚分の厚みに対応した幅方向の厚みを有する半円弧状としている。したがって、当該構成のコースターケースでは、円形なポケット状のハードケースが形成され、硬質板部1・2の上縁側の半円弧状の開口部4から円形のコースターCを出し入れ自在に収容することができる。
そして、本考案では、コースターCにプリントされているキャラクター等の可視性(透過性)を確保するために、硬質板部1・2のうちの少なくとも一方を透明素材から成形する。これに対応して、この実施形態では、硬質板部1・2とも、透過率が高く、また、耐久性や耐摩耗性に優れたアクリル板から成形している。
また、硬質板部1・2の一方については、その上縁を一部切欠して、円弧状の切欠き5を形成している。なお、本実施形態のように、硬質板部1・2の双方ともがアクリル板などの透明素材からなる場合は、コースターCのプリント面を目視するうえで表裏の区別がないため、硬質板部1・2の何れにも当該切欠き5を形成してもよく、さらには硬質板部1・2の双方に形成してもよい。ただし、硬質板部1・2の一方が透明で、一方が不透明である場合は、透明な硬質板部を表側として、不透明な硬質板部のみに上記切欠き5を形成することが望ましい。表側の硬質板部に切欠き5が形成されないことで、切欠き5による不用意な光屈折なしに、コースターCのプリント面の全部をクリアに目視することができるからである。
上記構成のコースターケースによれば、コースターCを収容した状態を示す図2のとおり、当該コースターCの全部がケース内に収容され、表裏の硬質板部1・2によってコースターCを傷や破損から保護することができる。また、半円弧状の底受け部3によってコースターCの脱落が防止される。そして、コースターCにプリントされたキャラクター等は透明な硬質板部を通して目視することができる。したがって、コースターCを収容した状態で、そのまま部屋に飾ることができるし、缶バッジと同じ要領で「痛バッグ」に配列すれば、プリント面を人目にさらした状態でコースターCを持ち運ぶこともできる。
さらに、本実施形態では、裏面側となる硬質板部の上縁に切欠き5が形成されているため、コースターCの上縁一部は切欠き5から露出するが、この部分を指で摘めばコースターCを本ケースから引き出すことができる。
図3は、上記コースターケースの分解図であり、本実施形態では、硬質板部1・2それぞれと、底受け部3とが独立した3パーツの組み合わせでコースターケースを構成している。もちろん、一体成形によりコースターケースを構成することも可能であるが、3パーツとするメリットは、硬質板部1・2は共用する一方、底受け部3の厚さを変えるだけで、収容枚数が異なる複数種のコースターケースを製造できる点にある。つまり、底受け部3をコースターCの厚みの倍数に設定したものに変更するだけで、2枚用、3枚用と数種のコースターケースを容易に製造することができる。これに対して、一体成形の場合は、コースターの収容枚数に応じて金型を変更する必要が生ずる。
このように複数枚のコースターを同時に収容可能なケースとすれば、ケース一つで保護できるコースターを増やすことができることはもちろん、使用者の気分等に応じてケース内でコースターを配置換えすることも可能となる。
さらに、硬質板部に安全ピンやストラップ(何れも図示せず)を備えれば、より携帯性に優れたものとすることができる。
なお、収容するコースターは円形に限らず、図4に示すように、矩形や星形であってもケース内形に収まるものであれば、これらを収容することができることはいうまでもない。逆に、ケースの外形も円形に限定されず、矩形としても、円形のコースターを収容するといった利用方法を排除するものではない。
1・2 硬質板部
3 底受け部
4 開口部
5 切欠き
3 底受け部
4 開口部
5 切欠き
Claims (7)
- 表面にプリント面を有したコースターのケースであって、表裏一対の硬質板部の間に底受け部を設け、上部を前記コースターが出し入れ自在な開口部として前記コースターを少なくとも一枚収容するポケット状に形成され、前記一対の硬質板部のうち少なくとも前記コースターのプリント面に対応する側の前記硬質板部は透明素材からなることを特徴としたコースターケース。
- 底受け部の幅方向の厚みはコースターの厚みの倍数に設定され、複数枚のコースターを同時に収容可能とした請求項1記載のコースターケース。
- 一対の硬質板部は双方とも透明素材からなる請求項1または2記載のコースターケース。
- 一対の硬質板部のうち一方の硬質板部の上縁に、収容したコースターの一部が露出して当該コースターを指で引き出し可能な切欠きを形成した請求項1、2または3記載のコースターケース。
- 一対の硬質板部のうち一方の硬質板部の外面に安全ピンを備えた請求項1から4のうち何れか一項記載のコースターケース。
- 一対の硬質板部のうち少なくとも一方の硬質板部の上部にストラップを備えた請求項1から5のうち何れか一項記載のコースターケース。
- 硬質板部はアクリル板からなる請求項1から6のうち何れか一項記載のコースターケース。
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JP2019003519U JP3224148U (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | プリント面を有したコースターのケース |
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