JP3060770U - 重畳可能な理髪用はさみ - Google Patents

重畳可能な理髪用はさみ

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JP3060770U
JP3060770U JP1999000081U JP8199U JP3060770U JP 3060770 U JP3060770 U JP 3060770U JP 1999000081 U JP1999000081 U JP 1999000081U JP 8199 U JP8199 U JP 8199U JP 3060770 U JP3060770 U JP 3060770U
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scissors
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hole
hairdressing
hairdressing scissors
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JP1999000081U
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文 雅 葉
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文 雅 葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数丁の理髪用はさみを重畳して使用する場合
に、重畳された理髪用はさみが互いに摺動できるように
連結したり、あるいは摺動しないように連結して固定し
て使用できるようにする。 【解決手段】 重畳可能な理髪用はさみ1は、二つの把
手に貫通穴12が形成され、貫通穴12に嵌合する連結
ブロック2からなる。該連結ブロック2は、一方の側面
に形成された所定の形状の凹入孔21と、中央部の中空
溝22と、他方の側面に形成され、前記凹入孔と嵌合す
ることができ、一端にストッパー24が形成された係止
部23を備える。一のはさみの両把手の貫通穴に前記連
結ブロックを嵌合し、該連結ブロックの係止部を他のは
さみの貫通穴に嵌合した連結ブロックの凹入孔に挿入
し、係止させることにより、複数のはさみを重畳して連
結可能とし、隣接するはさみが摺動自在に、又は、固定
式に重畳して連結できるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、はさみ、特に理髪用のはさみに係り、理髪業者が複数のはさみを重 畳して使用できるようにしたはさみに関する。本考案による理髪用はさみは、隣 接するはさみ毎に、一丁のはさみの両把手に装着した連結ブロックの凹穴に、他 の一丁のはさみに装着した連結ブロックの係止部を係止させることにより連結で きるようにしたものである。これにより、所望の髪型に応じて互いに移動自在し て使用したり、固定して使用したり選択的に使用することができる。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、理髪業者が顧客の髪を整髪する場合に、通常は、「はさみきり 」、「そぎ」、「層状整髪」などの技術を採用する。「そぎ」や「層状整髪」を 行うときには、図9に示すように、手で数丁のはさみを持ち、髪の毛を所定の形 状にはさまなければならない。そのときに、理髪用のはさみの間は、一定の間隔 と安定性を保持しなければならない。同時に、各理髪用はさみを同期して開閉さ せたり、異なる位置の髪の毛をカットしたり、所望の形状に整えた髪型にするよ うにしている。重畳した数丁の理髪用のはさみの間に、傾斜または間隔の変化が 生じたりする場合には、髪型も傾斜したりして整わなくなる。また、理髪業者が 片手で数丁の理髪用はさみを握って同時に層状のカットを行うことも難しい。
【0003】 初心者にとっては、指の力が均一とならないため、傾斜または間隔が一様でな くなるといったことが生じる。したがって、片手で数丁のはさみを握って同時に 層状の整髪を行う技術の長期の訓練が必要となり、このための習得の手間と困難 の程度が大きい。極端な場合には、理髪業者が数丁のはさみを握るときに、手の 親指、人指し指を同時にはさみの把手に通さないと、はさみを同時に開閉できず 、整髪が困難となり、また、片手で操作することは力を必要とし、手の痛みを生 じる。このように、この学習は種々の困難や制限に遭遇する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、以上述べたように、理髪業者が手で数丁のはさみを持ち、「はさ みきり」、「そぎ」、「層状カット」を行うときに遭遇する技術の習得の困難、 手の指の痛みなどの欠点を改善するために研究し、本考案を開発した。 したがって、本考案の主たる目的は、重畳可能な理髪用はさみの改良構造を提 供することにある。理髪用はさみの両把手に設けられた貫通穴に、それぞれ連結 ブロックを嵌め込む。隣接の理髪用はさみ毎に、その一丁の両把手の連結ブロッ ク側面の凹穴に、もう一丁の連結ブロックの係止部を係止し、一体化する。順に 組み立てられた数丁の理髪用はさみを操作するときに、所望の髪型に応じて移動 自在とし、あるいは固定式とすることができる。
【0005】 本考案のもう一つの目的は、重畳可能な理髪用はさみの改良構造を提供するこ とにある。理髪用はさみの両把手の各貫通穴に組み込まれた連結ブロックの外周 縁壁の表面にいくつかの凹凸を形成し、理髪用はさみの両把手の貫通穴と連結ブ ロックの密着を良好にする理髪用はさみを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案の重畳可能な理髪用はさみは、二つの把手に貫通穴が形成され たはさみと、該貫通穴に嵌合する連結ブロックからなり、該連結ブロックは、一 方の側面に形成された所定の形状の凹入孔と、中央部の中空溝と、他方の側面に 形成され、前記凹入孔と嵌合することができ、一端にストッパーが形成された係 止部を具え、 一のはさみの両把手の貫通穴に前記連結ブロックを嵌合し、該連結ブロックの 係止部を他のはさみの貫通穴に嵌合した連結ブロックの凹入孔に挿入し、係止さ せることにより、複数のはさみを重畳して連結可能とし、隣接するはさみが摺動 自在に、又は、固定式に重畳して連結可能とした。
【0007】 請求項2の考案の重畳可能な理髪用はさみは、請求項1に記載の重畳可能なは さみにおいて、前記連結ブロックの外周縁壁に前記把手の貫通穴との密着を良好 にするための凹凸を形成したことを特徴とする。 請求項3の考案の重畳可能なはさみは、請求項1に記載の重畳可能なはさみに おいて、前記連結ブロックの中央部は中空溝に加工され、該中空溝口の四つの周 縁壁が一体的に形成されていることを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の構造、技術的改良点、効果などをさらに理解するため、以下、図面を 参照にして具体的な実施例を説明する。 図1は本考案による理髪用はさみと連結ブロックの立体分解図である。図2は 、本考案による連結ブロックと連結ブロック間を示す詳細図である。図3は、本 考案による理髪用はさみの連結ブロックを係止して数丁を相互に連結した状態を 示す図である。図4は、本考案による理髪用はさみの連結ブロックを係止して数 丁を相互に連結した状態を示す局部断面図である。図5は、本考案による数丁の 理髪用はさみを相互に連結して手で握って操作することを示す側面視図である。 図6は、本考案による理髪用はさみと連結ブロックの他の実施例の組立て図であ る。図7は、本考案による他の実施例連結ブロック及び連結ブロックの組立て図 である。図8は、本考案による他の実施例の連結ブロックの組立て図である。図 9は、従来の重畳可能な理髪用はさみの立体外観図である。
【0009】 先ず、図6を参照して説明する。本考案による重畳可能な理髪用はさみは、理 髪用はさみ1及び連結ブロック2の要素から形成される。理髪用はさみ1は二つ の把手11を備え、これらの両把手には適当な位置に貫通穴12が形成されてい る。本実施例においては貫通穴の形状は矩形とされている。図7は、本考案の一 実施例の連結ブロック2を示し、連結ブロック2は、理髪用はさみ1の貫通穴1 2の形状に応じて設計された嵌合用ブロックである。連結ブロック2の片側表面 には所定形状の凹入孔21が形成されている。連結ブロック2の片側縁壁の中間 部には中空の溝口22が形成されている。また、連結ブロック2の他方の側面に は凹入孔21に嵌合できる係止部23が突出して形成されている。係止部23の 一端にはストッパ24が設けられ、その内側は切欠き部25が形成される。
【0010】 本考案による理髪用はさみとしては、二つの把手11の貫通孔12の間に連結 ブロック2の外周縁壁に、図1、図2に示すように、いくつかの凹凸を形成した かみあう表面を形成することもできる。そのために、連結ブロック2の一側表面 から突出した係止部23を下方に下げて設ける。これにより、層状の整髪を行う ときに、数丁の理髪用はさみ1を相互に嵌め込むことができる。なお、理髪用は さみ1の貫通穴12に嵌め込まれた連結ブロック2の機能に関しては、図2の構 造と同様であり、説明は省略する。
【0011】 次に図8を参照されたい。本考案による重畳可能な理髪用はさみ1は、二つの 把手11の貫通穴12に嵌め込まれる連結ブロック2の中間部を図示の中空溝口 22のように形成してもよい。これによれば、中空溝口22の四つの周縁壁が一 体化して形成されるため理髪用のはさみ1の二つの把手11の貫通穴12に良好 に密着して嵌め込むことができる。
【0012】 理髪業者が数丁の理髪用はさみ1を重畳して層状の整髪を行うときには、図3 、図4に示すように、先ず、理髪用はさみ1の二つの把手11の貫通穴12に図 8に示した連結ブロックを嵌め込む。その次に、理髪用はさみ1の二つの把手1 1の貫通穴12に嵌め込まれた連結ブロック2の側面の凹入孔21に、隣接する 美容用はさみ1の二つの把手11の貫通穴12に嵌め込まれた連結ブロック2か ら突出する係止部23を挿入する。このようにして連結された数丁の理髪用はさ み1を操作する場合、図5に示すように、手の指が開閉しているうちに、その一 丁の理髪用はさみ1の連結ブロック2の係止部23が隣接する理髪用はさみ1の 連結ブロック2に対応した凹入孔21に沿って摺動するため、数丁の理髪用はさ み1を作動すると、所望の髪型に応じて層状の整髪を行うことができる。これは 、図8に示した連結ブロック2の係止部23が下方に下げらた位置に形成されて おり、係止部23を凹入孔21に挿入し、さらに係止させても、係止部23は、 さらに、凹入孔21内を摺動することができるためである。
【0013】 これに対し、理髪業者が数丁の理髪用はさみ1を重畳して、「はさみきり」、 「そぎ」を行うときは、図4に示すように、先ず、理髪用はさみ1の二つの把手 11の貫通穴12にそれぞれ連結ブロック2を嵌め込む。この場合、連結ブロッ クは図6に示した連結ブロック2を使用する。次に、理髪用はさみ1の把手11 の貫通穴12に嵌め込まれた連結ブロック2の側面凹入孔12に隣接する理髪用 はさみ1の把手11の貫通穴12に嵌め込まれた連結ブロック2から突出してい る係止部23を挿入して連結する。次いで、連結ブロックのストッパー24を対 応する中空溝口22に挿入する。その結果、出来上がった数丁の理髪用はさみ1 を操作する場合、上面の理髪用はさみ1の連結ブロック2の係止部23が上方に ずれ、親指、指し指が開閉しても、直下の理髪用はさみ1の連結ブロックの対応 した凹入孔21の上縁に当接して下に移行できないため、固定式として使用する ことができる。したがって、この態様で使用する場合には数丁の理髪用はさみ1 を操作すると、所望の髪型に応じて「はさみきり」、「そぎ」を行うことができ る。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案の改良された重畳可能なはさみによれば、次の利点が得 られる。 1.理髪業者が数丁のはさみを重畳して使用する場合、理髪用はさみの両把手 に設けられた貫通穴に連結ブロックをそれぞれ嵌め込む。隣接の理髪用はさみに 両把手に嵌め込んだ連結ブロック側面に形成された凹入孔に他の連結ブロックの 係止部を係止して連結して一体化させる。連結ブロックの種類を適宜変えること により、順に組み立てられた数丁の理髪用はさみを操作するとき、所望の髪型に 応じて摺動自在に移動させて使用することができるようにしたり、あるいは、摺 動させない固定式としても使用するようにすることができる。
【0015】 2.理髪用はさみの両把手の各貫通穴に装着された連結ブロックの外周縁壁に 複数の凹凸を形成することにより、把手の貫通穴と連結ブロックの密着状態を良 好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による理髪用はさみと連結ブロックの立
体分解図である。
【図2】本考案による連結ブロックと連結ブロック間を
示す詳細図である。
【図3】本考案による理髪用はさみの連結ブロックを係
止して数丁を相互に連結した状態を示す図である。
【図4】本考案による理髪用はさみの連結ブロックを係
止して数丁を相互に連結した状態を示す局部断面図であ
る。
【図5】本考案による数丁の理髪用はさみを相互に連結
して手で握って操作することを示す側面視図である。
【図6】本考案による理髪用はさみと連結ブロックの他
の実施例の組立て図である。
【図7】本考案による他の実施例連結ブロック及び連結
ブロックの組立て図である。
【図8】本考案による他の実施例の連結ブロックの組立
て図である。
【図9】従来の重畳可能な理髪用はさみの立体外観図で
ある。
【符号の説明】
1 理髪用はさみ 11 把手 12 貫通穴 2 連結ブロック 21 凹入孔 22 中空溝口 23 係止部 24 ストッパー 25 切欠部 26 凹凸面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの把手に貫通穴が形成されたはさみ
    と、該貫通穴に嵌合する連結ブロックからなり、該連結
    ブロックは、一方の側面に形成された所定の形状の凹入
    孔と、中央部の中空溝と、他方の側面に形成され、前記
    凹入孔と嵌合することができ、一端にストッパーが形成
    された係止部を具え、 一のはさみの両把手の貫通穴に前記連結ブロックを嵌合
    し、該連結ブロックの係止部を他のはさみの貫通穴に嵌
    合した連結ブロックの凹入孔に挿入し、係止させること
    により、複数のはさみを重畳して連結可能とし、隣接す
    るはさみが摺動自在に、又は、固定式に重畳して連結可
    能とした重畳可能な理髪用はさみ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の重畳可能なはさみにお
    いて、前記連結ブロックの外周縁壁に前記把手の貫通穴
    との密着を良好にするための凹凸を形成したことを特徴
    とする重畳可能な理髪用はさみ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の重畳可能なはさみにお
    いて、前記連結ブロックの中央部は中空溝に加工され、
    該中空溝口の四つの周縁壁が一体的に形成されているこ
    とを特徴とする重畳可能な理髪用はさみ。
JP1999000081U 1999-01-11 1999-01-11 重畳可能な理髪用はさみ Expired - Lifetime JP3060770U (ja)

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