JP3060257U - 嵌付物用固定装置 - Google Patents

嵌付物用固定装置

Info

Publication number
JP3060257U
JP3060257U JP1998009727U JP972798U JP3060257U JP 3060257 U JP3060257 U JP 3060257U JP 1998009727 U JP1998009727 U JP 1998009727U JP 972798 U JP972798 U JP 972798U JP 3060257 U JP3060257 U JP 3060257U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped part
bolt
plate
bearing
annular frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998009727U
Other languages
English (en)
Inventor
哲儀 林
Original Assignee
哲儀 林
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 哲儀 林 filed Critical 哲儀 林
Priority to JP1998009727U priority Critical patent/JP3060257U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3060257U publication Critical patent/JP3060257U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌付物用固定装置の提供。 【解決手段】 環状枠体1と、該環状枠体1の一端面の
所定の位置に固定された複数の係止装置2a、2b、2
c、2dを具え、各係止装置2a、2b、2c、2d
が、一対の軸受架201a、201bを具え、該軸受架
201a、201bに、水平板401とその側辺に位置
する垂直な翼板402で組成されてバネ5の提供する回
復力により回転し復位できる位置決め板4が軸接され、
該環状枠体1に係止手段と反対の端面より垂直に旋入、
螺合されるボルト形部品7の上端701が該位置決め板
4の水平板401を押し上げて翼板402を軸受架20
1a、201bの内側に縮入させられ、該ボルト形部品
7の螺合解除により該バネ5の提供する回復力により翼
板402が軸受架201a、201bの外側に突出する
ようにして構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は嵌付物用固定装置に関し、ボルト形部品の旋入と旋出の簡単な操作に より嵌付物の嵌付場所への位置決めと取外しを速やかに行える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スピーカ、換気扇、或いはランプ等の嵌付物を基板の所定の位置に固定する作 業においては、通常、ネジなどを用いて基板に固定してから、嵌付物を基板上で 回転させて位置決めがなされる。従来の固定作業は、固定前の準備ステップで、 ネジで固定した後に、嵌付物を所定の位置に正確に位置決めしなければならず、 時間がかかり、取付け速度が緩慢であるほか、基板への固定位置を誤ると、すで にねじこんだネジを外して、新たに固定する作業を進行しなければならず、その ためさらに取付けに時間がかかることになり、また嵌め付ける基板の外観が悪く なった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、伝統的な固定部品を必要とせず、嵌付物を速やかに位置決め或いは 取り外すことができる一種の嵌付物用固定装置を提供することを課題としている 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、環状枠体1と、該環状枠体1の一端面の所定の位置に固定 された複数の係止装置2a、2b、2c、2dを具え、各係止装置2a、2b、 2c、2dが、一対の軸受架201a、201bを具え、該軸受架201a、2 01bに、水平板401とその側辺に位置する垂直な翼板402で組成されてバ ネ5の提供する回復力により回転し復位できる位置決め板4が軸接され、該環状 枠体1に係止手段と反対の端面より垂直に旋入、螺合されるボルト形部品7の上 端701が該位置決め板4の水平板401を押し上げて翼板402を軸受架20 1a、201bの内側に縮入させられ、該ボルト形部品7の螺合解除により該バ ネ5の提供する回復力により翼板402が軸受架201a、201bの外側に突 出するようにして構成された、嵌付物用固定装置としている。
【0005】 請求項2の考案は、前記翼板402の下端が円弧状とされたことを特徴とする 、請求項1に記載の嵌付物用固定装置としている。
【0006】 請求項3の考案は、前記環状枠体1の各係止装置2a、2b、2c、2dの軸 受架201a、201bに隣接するように、垂直方向に貫通する貫通孔を具えた 円筒601が凸設され、該円筒601の貫通孔の上端位置に雌ネジを具えたナッ ト形部品602が嵌め止めされ、ボルト形部品7のシャンクの中間位置に形成さ れたネジ山702が該雌ネジに螺合し、ボルト形部品7は一つのバネ8が套接さ れてから該円筒601に旋入され、該ボルト形部品7の円筒601より突出する 上端部に一つのC形スナップリング9が固定されていることを特徴とする、請求 項1或いは請求項2に記載の嵌付物用固定装置としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の嵌付物用固定装置は、ボルト形部品の前進或いは後退動作を受けて回 転する位置決め板を具え、該位置決め板に円弧形の翼板が設けられ、該翼板が位 置決め板の回転により嵌付物を取り付ける基板の内孔を出入りするようにしてあ る。本考案によると、簡単な工具の使用のみで、基板の内孔に嵌付物を固定する ことができ、また、嵌付物の取外しも簡単に行える。
【0008】
【実施例】
図1に示されるように、本考案の嵌付物用固定装置は、環状枠体1を具え、該 環状枠体1の一端面の所定の位置に、複数の係止装置2a、2b、2c、2dが 固定されている。本実施例では四つの係止装置が設けられているが、係止装置の 数は四つの限定されない。以下の説明では、係止装置2aを代表として説明する 。
【0009】 係止装置2aは、一対の軸受架201a、201bを具え、該一対の軸受架2 01a、201bに一つの軸3が保持されている。この軸3に位置決め板4とバ ネ5が套設されている。この位置決め板4は水平板401と水平板401の右側 に連接する垂直な翼板402を包括する。該翼板402の下端縁が円弧形部40 3とされ、翼板402の上部に貫通孔404が設けられて、該貫通孔404に軸 3が通されて回転可能とされている。バネ5の一端は軸受架201aに固定され 、もう一端は翼板402に連接され、該バネ5は、翼板402が元の位置に回復 するのに用いられる。
【0010】 環状枠体1の端面に垂直に、環状枠体1を上下に貫通する貫通孔を有する円筒 601が設けられ、図1、3に示されるように、該円筒601内に、ナット形部 品602が嵌止されている。さらに、バネ8が装着されたボルト形部品7が、環 状枠体1の下端より円筒601内に挿入されさらにボルト7のねじ山702と上 記ナット形部品602が螺合させられることで、図4に示される状態とされる。 図4に示される状態では、ボルト形部品7の上端701が円筒601より突出し 並びに水平板401の下面を押し上げている。該ボルト形部品7のシャンクの下 部にはねじ山702が設けられている。このボルト形部品7の上端701付近に はC形スナップリング9が取り付けられ、該C形スナップリング9は、図5に示 されるように、ボルト形部品7のネジ山702とナット形部品602の螺合解除 されて、ボルト形部品7がバネ8の作用を受ける時の、ボルト形部品7の円筒6 01からの脱落防止を行う。
【0011】 本考案によると、図2に示されるように、嵌付物、例えばスピーカ10が環状 枠体1の係止装置2aのある端面上に固定される。スピーカ10を基板11の内 孔1101内に取り付けたい時には、まず係止装置2aのバネ8を装着したボル ト形部品7を環状枠体1の係止装置2aのある端面と反対の端面より下方より円 筒601内に挿入してバネ8を圧縮しさらにボルト形部品7を回してナット形部 品602の雌ネジとネジ山702を螺合させてボルト形部品7の上端701を円 筒601より突出させて水平板401を突き上げさせ、水平板401を翼板40 2と共に逆時計回りに回転させ、図3に示される状態となし、翼板402を軸受 架201a、201b内に縮入させる。その後、嵌付物、例えばスピーカ10を 内孔1101内に嵌め込む。続いて、ボルト形部品7を反対方向に回して水平板 401と翼板402をバネ8の作用により順時計回りに回転させ、図4に示され る状態となして、翼板402の円弧形部403を基板11の内孔1101の辺縁 1102に抵触させ、これにより環状枠体1の脱落を防止し、嵌付物を基板11 に位置決めする。反対に、嵌付物を取り外す場合には、再びボルト形部品701 のネジ山702をナット形部品602に螺合させる操作を行えば、翼板402が 軸受架201a、201b内に縮入し、嵌付物を内孔1101より取り外すこと ができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の嵌付物用固定装置は、ボルト形部品を旋入と旋出の簡単な操作により 嵌付物の嵌付場所への位置決めと取外しを速やかに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図であり、そのうちの一組の係止
装置は分解表示されている。
【図2】本考案の設置位置表示図である。
【図3】本考案の係止装置の拡大断面図であり、翼板部
分が縮入した状態を示す。
【図4】本考案の係止装置の拡大断面図であり、翼板部
分が転出した状態を示す。
【図5】本考案による嵌付物の嵌付板への位置決め状態
表示断面図である。
【符号の説明】
1 環状枠体 2a、2b、2c、2d 係止装置 201a、201b 軸受架 3 軸 4 位置決め板 5、8 バネ 401 水平板 402 翼板 403 円弧形部 404 貫通孔 601 円筒 602 ナット形部品 7 ボルト形部品 701 上端 702 ネジ山 9 C形スナップリング 10 スピーカ 11 基板 1101 内孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状枠体1と、該環状枠体1の一端面の
    所定の位置に固定された複数の係止装置2a、2b、2
    c、2dを具え、各係止装置2a、2b、2c、2d
    が、一対の軸受架201a、201bを具え、該軸受架
    201a、201bに、水平板401とその側辺に位置
    する垂直な翼板402で組成されてバネ5の提供する回
    復力により回転し復位できる位置決め板4が軸接され、
    該環状枠体1に係止手段と反対の端面より垂直に旋入、
    螺合されるボルト形部品7の上端701が該位置決め板
    4の水平板401を押し上げて翼板402を軸受架20
    1a、201bの内側に縮入させられ、該ボルト形部品
    7の螺合解除により該バネ5の提供する回復力により翼
    板402が軸受架201a、201bの外側に突出する
    ようにして構成された、嵌付物用固定装置。
  2. 【請求項2】 前記翼板402の下端が円弧状とされた
    ことを特徴とする、請求項1に記載の嵌付物用固定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記環状枠体1の各係止装置2a、2
    b、2c、2dの軸受架201a、201bに隣接する
    ように、垂直方向に貫通する貫通孔を具えた円筒601
    が凸設され、該円筒601の貫通孔の上端位置に雌ネジ
    を具えたナット形部品602が嵌め止めされ、ボルト形
    部品7のシャンクの中間位置に形成されたネジ山702
    が該雌ネジに螺合し、ボルト形部品7は一つのバネ8が
    套接されてから該円筒601に旋入され、該ボルト形部
    品7の円筒601より突出する上端部に一つのC形スナ
    ップリング9が固定されていることを特徴とする、請求
    項1或いは請求項2に記載の嵌付物用固定装置。
JP1998009727U 1998-12-09 1998-12-09 嵌付物用固定装置 Expired - Lifetime JP3060257U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998009727U JP3060257U (ja) 1998-12-09 1998-12-09 嵌付物用固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998009727U JP3060257U (ja) 1998-12-09 1998-12-09 嵌付物用固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3060257U true JP3060257U (ja) 1999-08-17

Family

ID=43194084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998009727U Expired - Lifetime JP3060257U (ja) 1998-12-09 1998-12-09 嵌付物用固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3060257U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000326279A (ja) * 1999-05-24 2000-11-28 Japan Nuclear Cycle Development Inst States Of Projects マニプレータブーツの脱落防止治具
JP2020034155A (ja) * 2018-08-24 2020-03-05 タキゲン製造株式会社 パネルファスナー
JP2021092247A (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 タキゲン製造株式会社 パネルファスナー

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000326279A (ja) * 1999-05-24 2000-11-28 Japan Nuclear Cycle Development Inst States Of Projects マニプレータブーツの脱落防止治具
JP2020034155A (ja) * 2018-08-24 2020-03-05 タキゲン製造株式会社 パネルファスナー
JP7267148B2 (ja) 2018-08-24 2023-05-01 タキゲン製造株式会社 パネルファスナー
JP2021092247A (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 タキゲン製造株式会社 パネルファスナー
JP7416610B2 (ja) 2019-12-09 2024-01-17 タキゲン製造株式会社 パネルファスナー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5716161A (en) Retainer clip
JP3532559B1 (ja) ブラインドボルトおよびブラインドナット
US3437119A (en) Captive bolt unit
KR930001625B1 (ko) 조립구
JP3060257U (ja) 嵌付物用固定装置
US6746193B1 (en) Clip assembly for use with rack-mounted equipment
EP0260212B1 (en) Hold down type mechanism
US10117356B2 (en) Heat sink connector pin and assembly
CN109131917B (zh) 一种旋转快拆结构及其使用方法和无人飞行器
CN108980161B (zh) 一种安装方便的连接件
CN109302815B (zh) 一种医疗设备
US3706957A (en) Fastening system
CN219758736U (zh) 一种主板安装结构及服务器
CN114391771B (zh) 一种安装置具及使用安装置具安装马桶的方法
CN217054724U (zh) 锁止固定机构及网络设备
JPH0412737Y2 (ja)
CN215407907U (zh) 门锁反锁旋钮儿童锁结构
JPH06264478A (ja) カランの取付構造
JP2002340282A (ja) 製品の壁体への取り付け構造
JPS5929124Y2 (ja) ネジ止め装置
US2849248A (en) Self-latching coupling pin
JPH0514554Y2 (ja)
JPH0246170Y2 (ja)
JPH0626730Y2 (ja) 取付金具
JPS5823145Y2 (ja) 電気部品取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term