JP3060192B2 - スプリンクラ消火設備の流水判別装置 - Google Patents

スプリンクラ消火設備の流水判別装置

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JP3060192B2 JP4089875A JP8987592A JP3060192B2 JP 3060192 B2 JP3060192 B2 JP 3060192B2 JP 4089875 A JP4089875 A JP 4089875A JP 8987592 A JP8987592 A JP 8987592A JP 3060192 B2 JP3060192 B2 JP 3060192B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スプリンクラ消火設
備、特に住宅用等の簡易なシステムのスプリンクラ消火
設備に於ける流水判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅用等のスプリンクラ消火設備
では、上水道から配水管を専用に分岐し、この配水管に
スプリンクラヘッドを配設している。このスプリンクラ
消火設備の配水管は、平常時は流水せず、水垢、錆び等
が発生して上水道へ混入する可能性があるので、その末
端に衛生用等に利用する給水栓を設けて流水するように
している。
【0003】スプリンクラヘッドの作動時に流水を検知
して警報を発しようとすると、スプリンクラヘッドの作
動による流水と、上記給水栓の如きそれ以外の流水とを
区別する必要がある。
【0004】このため、スプリンクラ消火設備の配水管
には、スプリンクラヘッドの上流側及び端末の給水栓側
に流水センサが設けられており、個々に設けられた電気
接点による流水信号の有無から回路的に構成された流水
判別部によりスプリンクラヘッドの作動と給水栓の使用
とを識別している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、配水管の先端
と末端に流水センサを設けることになるので、信号を各
々からとるには信号線の配設が必要であり、配水管の配
管工事と電気工事を行なう必要がある。これは施工作業
の種類が複数となるとともに、住宅に施工する場合に
は、狭い天井等に配水管と信号線の2種類を配設する必
要があり、施工作業が困難なものとなる。
【0006】このため、先端部と末端部との距離をなく
して、信号線をなくすために、スプリンクラ消火設備の
配水管をループ式に設置するシステムもあるが、施工が
煩雑になるとともに、スペースやコストの問題がある。
【0007】上記の事情に鑑み、この発明は、上記二つ
の流水センサのうちの一方と、流水判別部との間の信号
線の配設を不要にし、スプリンクラ消火設備の施工を容
易にするスプリンクラ消火設備の流水判別装置を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のスプリンクラ
消火設備の流水判別装置は、スプリンクラヘッドより上
流側に1次側流水センサを設け、下流側に端末給水栓と
連通する2次側流水センサを設け、該両センサの流水信
号を流水判別部に入力せしめるスプリンクラ消火設備の
流水判別装置に於いて、前記流水判別部を前記流水セン
サのいずれか一方の流水センサ側に設け、他方の流水セ
ンサの流水信号をスプリンクラ配管を介して流水判別部
に入力せしめることで、上記目的を達成するものであ
る。
【0009】
【作用】流水判別部を1次側流水センサ側に設けた場合
について述べる。火災発生の際、スプリンクラヘッドが
作動し、噴水を開始すると、1次側流水センサが流水を
検知し、流水信号を流水判別部に送出する。
【0010】平常時、スプリンクラ配管の端末給水栓を
使用すると、1次側及び2次側流水センサのいずれもが
流水を検知し、夫々流水信号を流水判別部に送出する。
このとき、2次側流水センサの流水信号は、スプリンク
ラ配管を介して流水判別部に送出される。
【実施例】
【0011】この発明の実施例を添付図面により説明す
る。図1に於いて、住宅H内に設けられるスプリンクラ
配管1はその一端が上水道2に、他端が端末給水栓3に
接続される。該スプリンクラ配管1には、複数のスプリ
ンクラヘッド4が配設され、該スプリンクラヘッド4の
上流に1次側流水センサ5が設けられ、下流に2次側流
水センサ6が設けられている。前記1次側流水センサ5
の近傍には、圧電素子等により構成される振動センサ7
が設けられており、増幅器8を介して、信号線9によ
り、流水判別部10に接続されている。又、1次側流水
センサ5も信号線11により流水判別部10に接続され
ている。この流水判別部10にブザー12を設け、火災
警報を行なうが、この火災警報手段には、ブザーの他、
警報灯等を用いてもよい。
【0012】尚、本実施例では、1次側流水センサ5と
して、図示は省略するが、公知の流水センサを用いお
り、例えば流水により弁体が開放し、その動きにより接
点を閉じるものなどを用いることができる。2次側流水
センサ6としては、図2、3に示す振動発生器Aを用い
ている。この振動発生器Aについて述べる。流水時、配
管1内に設けられる回転羽根13が回転すると、その回
転に連動して、配管1の外側に設けた回転体14が回転
する。このとき、回転体14の外周に設けた複数の係合
突起15は、次から次へと可撓性の振動片16に当たり
続ける。これにより振動が発生し、その振動は配管1を
介して振動センサ7に伝わる。
【0013】次に本実施例の作動につき説明する。火災
発生により、スプリンクラヘッド4が作動し、噴水が開
始されると、1次側流水センサ5が流水を検知し、電気
接点による流水信号を流水判別部10に送出する。これ
を受けて、流水判別部10はブザー12を鳴動させる。
【0014】平常時、端末給水栓3を使用すると、1次
側流水センサ5及び2次側流水センサ6の双方が作動
し、1次側流水センサ5は上記の火災時と同様に作動
し、一方2次側流水センサ6は上記の振動発生手段によ
り振動を発生させ、発生した振動は、スプリンクラ配管
1を伝播して、振動センサ7に到達する。これを受けて
振動センサ7の流水信号は、一旦増幅器8により増幅さ
れ、流水判別部10に入力される。これにより流水判別
部10は、1次側流水センサ5と2次側流水センサ6の
双方から流水信号を受けることになるが、2次側流水セ
ンサ6からの信号は、禁止入力として入力されるよう回
路的に構成されているため、ブザー12は鳴動しない。
なお、流水判別部10には、遅延手段が設けらることが
好ましく、そうすると両センサ5、6の動作タイミング
のずれによる不具合が生じない。
【0015】これにより、スプリンクラヘッド4の作動
時のみブザー12が鳴動し、平常時端末給水栓3を使用
してもブザー12は鳴動しないこととなる。
【0016】この発明は、上記の実施例に限定されるも
のでなく、例えば、上記の実施例に加えて、1次側流水
センサ5とスプリンクラヘッド4の間の任意の位置に、
端末給水栓用配管を結合し、該端末給水栓用配管に2次
側流水センサを介して端末給水栓を設けることも可能で
ある。又、両センサ5、6の位置を入れ替えて、末端側
に流水判別部10を設けてもよい。
【0017】又、2次側流水センサとしては、上記の振
動発生器の他、図4に示す様な脈動流発生器Bを用いて
もよい。即ち、流水時、回転体17が回転し、その回転
に連動して脈動流発生用流水管18に設けられたピスト
ン19が上下動し、脈動流発生用流水管18内の流水に
脈動流を発生させるものである。この脈動流は、振動セ
ンサ7と同様の構成により検知することができる。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
スプリンクラ消火設備を住宅等に施工する際、一方の流
水センサからの信号線の配設を不要にしたので、信号線
を天井等に配設する必要がなくなり、スプリンクラ配管
の敷設の作業のみ行なえばよいので、作業が容易なもの
となり、費用も掛からない。又、配線の取り回しを考慮
しなくてもよいので、端末給水栓を自由な場所に設置で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す略図。
【図2】本考案の実施例の2次側流水センサを示す要部
拡大断面図。
【図3】本考案の実施例の2次側流水センサを示す要部
拡大正面図。
【図4】本考案の他の実施例の2次側流水センサを示す
要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 スプリンクラ配管 3 端末給水栓 4 スプリンクラヘッド 5 1次側流水センサ 6 2次側流水センサ 7 振動センサ 8 増幅器 10 流水判別部 13 回転羽根 14 回転体 15 突起 16 振動片 17 回転体 18 脈動流発生用流水管 19 ピストン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラ配管のスプリンクラヘッド
    より、上流側に1次側流水センサを設け、下流側に端末
    給水栓と連通する如く2次側流水センサを設け、該両セ
    ンサの流水信号を流水判別部に入力せしめるスプリンク
    ラ消火設備の流水判別装置に於いて、前記流水判別部が
    前記流水センサのいずれか一方の流水センサ側に設けら
    れ、又、他方の流水センサの流水信号を、該スプリンク
    ラ配管を介して、前記流水判別部に入力せしめることを
    特徴とするスプリンクラ消火設備の流水判別装置。
  2. 【請求項2】 1次側流水センサとスプリンクラヘッド
    との間に端末給水栓用配管を結合して端末給水栓を設
    け、該端末給水栓用配管に2次側流水センサを設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスプリンクラ消火設備の
    流水判別装置。
  3. 【請求項3】 他方の流水センサに振動発生手段を設け
    るとともに、流水判別部にスプリンクラ配管を伝搬する
    振動を検出する振動センサを設けることを特徴とする請
    求項1または2記載のスプリンクラ消火設備の流水判別
    装置。
JP4089875A 1992-03-13 1992-03-13 スプリンクラ消火設備の流水判別装置 Expired - Fee Related JP3060192B2 (ja)

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