JP3060142U - オートバイ用タイヤホイール及びその補強板 - Google Patents

オートバイ用タイヤホイール及びその補強板

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JP3060142U
JP3060142U JP1998009088U JP908898U JP3060142U JP 3060142 U JP3060142 U JP 3060142U JP 1998009088 U JP1998009088 U JP 1998009088U JP 908898 U JP908898 U JP 908898U JP 3060142 U JP3060142 U JP 3060142U
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浩 新庄
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浩 新庄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートバイのタイヤに装着される円板状ホイ
ールの車軸穴周辺部の変形を防止する。 【解決手段】 オートバイの車輪1に装着される円板状
ホイール3の車軸穴周辺部にリング状の補強板20をボ
ルト・ナット25により固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オートバイのタイヤホイール及びそのタイヤホイールの補強板に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
オートバイの前輪及び後輪には、車軸とタイヤを連結するためのタイヤホイー ルが装着されていることはよく知られている。このタイヤホイールにはボス部と リム部をスポークで連結したスポーク式ホイールと、円板状のホイール(ディス ク式ホイール)がある。
【0003】 円板状ホイールは、主として競技用オートバイに使用されるが、趣味的にスポ ーク式ホイールを円板状ホイールに交換することもあり、単独の交換パーツとし ても市販されている。この円板状ホイールは、軽量化やデザイン性等を考慮して 、一般には厚さが3mm程度のアルミ板、アルミ合金板等の材質で構成されてい る。このため、例えばバンク走行や蛇行走行等を行なった場合、円板状ホイール の車軸挿入口(車軸穴)の周辺部には、車軸に対して所定角度の応力が加わり、 円板状ホイールの車軸穴周辺部が変形することもある。このため、走行中に車輪 にガタツキが生じ、安定した走行ができなくなる等の不具合を生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述した問題を解決するために提案されたものであり、円板状ホイー ルの車軸穴周辺部の変形を防止し、オートバイ走行の安定化を目的とする。
【0005】 また、本考案は簡単で安価な方法により円板状ホイールの車軸穴周辺部の変形 を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために採用した手段は、オートバイのタイヤに装着される 円板状ホイールの側面部における少なくとも車軸穴周辺部に補強板を固定したこ とを特徴とする。これによって、タイヤ車軸の応力による円板状ホイールの車軸 穴周辺の変形が防止される。
【0007】 本考案の1つの実施形態によれば、補強板は、前記円板状ホイールの車軸穴と 実質的に同軸同径の車軸穴を有するリング形状にすることができる。即ち、補強 板は円板状ホイールの車軸穴と実質的に同軸同径の車軸穴が開口されており、前 記円板状ホイールの車軸穴の周辺に開口されたボルト挿入孔に対応させてボルト 挿入孔が形成されている。これらボルト挿入孔にボルト・ナットを挿入して、円 板状ホイールと固定する。
【0008】 前記円板状ホイールは、特に限定されるものではないが、左右のホイール板を 連結して構成され、前記補強板は、前記左右ホイール板を車軸穴周辺部において 連結する例えばボルト・ナット等の連結部材により左右ホイール板の側面部に固 定される。なお、前記ホイール本体と、前記補強板はアルミニウム板で構成され ている。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施形態を図面に従って説明する。図1はオートバイの前輪に本 考案を適用した例であり、車輪1はサスペンションを備えた左右フォーク部2, 2aに軸支されている。車輪1は、円板状ホイール3の外周部にタイヤ4が嵌め 込まれ、円板ホイール3の中心部に有する車軸穴に車軸ボス部5が挿入されてい る。
【0010】 円板状ホイール3は、図2及び図3に示すように、左右2枚の皿状のホイール 板6,6aから構成されている。各ホイール板6,6aは3mm厚程度のアルミ ニウム又はアルミニウム合金等で造られており、側面部10,10aの中心部に 車軸ボス5に対応した車軸穴7,7aが開口されている。またホイール板6,6 aの周面部9,9aの端縁部8,8aは外側に屈曲し、これによってタイヤ嵌め 込み溝12が形成されている。この実施態様では、一方のホイール板6aの周面 部9aは他方のホイール板6の周面部9より幅広に構成されている。
【0011】 ホイール板6,6aの周縁部には多数のボルト挿入孔13,13aが開口され ており、車軸穴7,7aの周縁部にも多数のボルト挿入孔14,14aが開口さ れている。これらボルト挿入孔13,13a及び14,14aは既知の円板ホイ ールにも形成されている。
【0012】 ホイール板6,6aは車軸穴7,7aを一致させ、側面部10,10aを合わ せて図2及び図3に示すように側面部10,10aの周縁部と車軸穴7,7aの 周縁部を多数のボルト・ナット11及び25で締め付けて固定している。
【0013】 各ホイール板6,6aの車軸穴10,10aの周囲には、補強板20,20a が固定される。この補強板20,20aはホイール板6,6aと同じようにアル ミニウム又はアルミニウム合金等で造られており、ここでは約4mm程度の厚さ としている。
【0014】 補強板20,20aは全体がリング形状であり、中心部に車軸穴21,21a が開口されている。この車軸穴21,21aは前記ホイール板車軸穴7,7aと 同径である。車軸穴21,21aの周縁部には図3に示すように、ホイール板6 ,6aのボルト挿入孔14,14aと対応させて、多数のボルト挿入孔23,2 3aが開口されている。
【0015】 補強板20,20aの外径は、各ホイール板車軸穴7,7aの周辺を補強でき る大きさであれば任意であり、必要とあればホイール板側面部10,10aの全 体に重ね合わせる大きさとしてもよい。また、補強板20,20aの外径部を例 えば星形に加工するなど、趣味的なデザインを施してもよい。
【0016】 補強板20,20aは、車軸穴21,21aとホイール板車軸穴7,7aを一 致させると共に、ボルト挿入孔14,14a及び23,23aを一致させた状態 で、ボルト・ナット11及び25によりホイール板側面部10,10aの外面に 固定される。なお、補強板20,20aは、必要であれば、円板状ホイール3を 製造する際に、ホイール板側面部10,10aに溶接その他の方法により固定し ておいてもよい。
【0017】 上述した円板状ホイール3及び補強板20,20aの取り付け方法の一例は以 下の通りである。まず左右フォーク部2,2aから車輪1を取り外し、車輪1の 左右両側部からホイール板6,6aを別々に嵌め込み、ボルト・ナット11をボ ルト挿入孔13,13aに挿入して固定する。またホイール板側面部10,10 aに補強板20,20aを当て付け、補強板車軸穴21,21aとボルト挿入孔 23,23aを、ホイール板6,6a側の車軸穴7,7a及びボルト挿入孔23 ,23aに一致させ、ボルト・ナット25をボルト挿入孔23,32a及び14 ,14aに貫通させて左右ホイール板6,6aと固定する。その後、車輪1の車 軸ボス部5をホイール板車軸穴7,7aと補強板車軸穴21,21aに挿通し、 車軸を左右フォーク部2,2aに取り付ける。
【0018】 以上は、便宜上、前輪について説明したが、後輪に対しても同じように円板状 ホイールと補強板を取り付けることができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した本考案によれば、円板状ホイールの車軸穴の周辺部に補強板を固 定したことにより、例えばバンク走行や蛇行走行をした際に、その車軸穴周辺に 異常な負荷が加わっても円板状ホイールの特に車軸穴周辺部の変形を防止するこ とができる。このため、円板状ホイールの変形によるガタツキ等がなくなり、安 定した走行が可能となる。
【0020】 また、補強板は簡単な構成であり、円板状ホイールに既設のボルト・ナットを 利用して円板状ホイールに固定するため、安価に実施することができる。
【0021】 また、ライダーの趣向に応じて補強板の形状、色彩等を変えることにより、円 板状ホイールをデザイン化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案をオートバイの前輪に適用した場合の斜
視図である。
【図2】本考案の実施形態を説明するための平面図であ
る。
【図3】本考案の実施形態を説明するための縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1は車輪 3は円板状ホイール 4はタイヤ 6,6aはホイール板 7,7aは車軸穴 10,10aは側面部 11はボルト・ナット 20は補強板 21は補強板車軸穴 25はボルト・ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項5】 オートバイのタイヤに装着される円板状
ホイールのタイヤ車軸部挿通用の軸穴周辺部に固定され
る補強板であり、 前記円板状ホイールの車軸穴と実質的に同軸同径の車軸
穴が開口されると共に、前記円板状ホイールの車軸穴の
周辺に開口された締付ボルト挿入孔に対応させてボルト
挿入孔が形成されていることを特徴とするオートバイ用
タイヤホイールの補強板。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートバイのタイヤに装着される円板状
    ホイールであって、 前記円板状ホイールの側面部における少なくとも車軸穴
    周辺部に補強板を固定したことを特徴とするオートバイ
    ク用タイヤホイール。
  2. 【請求項2】 前記補強板は、前記円板状ホイールの車
    軸穴と実質的に同軸同径の車軸穴を有するリング形状で
    あることを特徴とする請求項1に記載のオートバイ用タ
    イヤホイール。
  3. 【請求項3】 前記円板状ホイールは左右のホイール板
    を連結して構成され、前記補強板は、前記左右ホイール
    板を車軸穴周辺部において連結する連結部材により固定
    されていることを特徴とする請求項1から請求項3に記
    載のオートバイ用タイヤホイール。
  4. 【請求項4】 前記ホイール本体と、前記補強板はアル
    ミニウム板で構成されていることを特徴とする請求項1
    から請求項3に記載のオートバイク用タイヤホイール。
  5. 【請求項5】 オートバイのタイヤに装着される円板状
    ホイールのタイヤ車軸部挿通用の軸穴周辺部に固定され
    る補強板であり、 前記円板状ホイールの車軸穴と実質的に同軸同径の車軸
    穴が開口されると共に、前記円板状ホイールの車軸穴の
    周辺に開口された締付ボルト挿入孔に対応させてボルト
    挿入孔が形成されていることを特徴とするオートバイ用
    タイヤホイールの補強板。
JP1998009088U 1998-11-17 1998-11-17 オートバイ用タイヤホイール及びその補強板 Expired - Lifetime JP3060142U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012508142A (ja) * 2008-11-11 2012-04-05 アーダルベルト プリンツ 船舶の貨物室で箱形コンテナに入れた建設機器を輸送するための方法および装置

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JP2012508142A (ja) * 2008-11-11 2012-04-05 アーダルベルト プリンツ 船舶の貨物室で箱形コンテナに入れた建設機器を輸送するための方法および装置

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