JP3059929B2 - 燃料電池の製造方法 - Google Patents

燃料電池の製造方法

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JP3059929B2
JP3059929B2 JP8011390A JP1139096A JP3059929B2 JP 3059929 B2 JP3059929 B2 JP 3059929B2 JP 8011390 A JP8011390 A JP 8011390A JP 1139096 A JP1139096 A JP 1139096A JP 3059929 B2 JP3059929 B2 JP 3059929B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の面に酸素極
を備え且つ他方の面に燃料極を備えた電解質層と、前記
酸素極に臨む側と前記燃料極に臨む側のいずれか一方
に、セル内流路を形成すべく配置される流路構成部材と
から矩形板状の燃料電池のセルが構成され、そのセル
は、前記流路構成部材によって、前記セルにおける一方
の向かい合う一対の端面を、前記セル内流路が開いた開
口端面となり、他方の向かい合う一対の端面を、前記セ
ル内流路が閉じた閉塞端面となるように構成され、前記
セルにおける前記セル内流路が開いた一対の開口端縁夫
々に配置される一対の保持部材に、前記セルの厚さと同
一又は略同一深さに形成されて、前記開口端縁が入れら
れる切り込み部が設けられ、前記切り込み部は、その切
り込み部に入れられる前記セルにおける前記開口端縁の
両端夫々に隣接する前記閉塞端面に夫々密着する当て付
け面を備え、前記セルの複数が、前記酸素極又は前記燃
料極が露出する面を外側に向けて前記開口端縁を前記切
り込み部に入れた状態で、前記保持部材に保持されて、
セル間流路を形成すべく互いに間隔を隔てた状態で積層
状態に並置され、前記セル間流路が、前記一対の開口端
面側において前記一対の保持部材にて閉じられ、且つ、
前記一対の閉塞端面側において開けられるように構成さ
れ、積層方向に隣接するセル間に、気体の通流を許容す
る状態に形成された柔軟性導電材が充填された燃料電池
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる燃料電池は、流路構成部材により
セル内流路を仕切り形成し、積層方向に隣接するセル間
を一対の保持部材により仕切ってセル間流路を形成する
とともに、セルの積層方向に隣接するセル内流路の開口
部とセル間流路の開口部とを、セルの開口端縁を切り込
み部に入れている保持部材とその保持部材に隣接する保
持部材にて仕切り、柔軟性導電材により、積層方向に隣
接するセル同士を導電状態に接続している。そして、セ
ル内流路にその開口部からセル内流路用ガスを供給し、
並びに、セル間流路にその開口部からセル間流路用ガス
を供給して、発電するように構成してある。尚、流路構
成部材を酸素極に臨む側に配置する場合は、セル内流路
用ガスは酸素含有ガスであり、セル間流路用ガスは水素
ガスを含んだ燃料ガスであり、逆に、流路構成部材を燃
料極に臨む側に配置する場合は、セル内流路用ガスは燃
料ガスであり、セル間流路用ガスは酸素含有ガスであ
る。かかる燃料電池を製造する場合、従来では、燃料電
池を構成する全てのセルを一挙に積層状態に並置する方
法を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セル内流路
やセル間流路の仕切り部分、及び、前記積層方向に隣接
するセル内流路の開口部とセル間流路の開口部との仕切
り部分に、ガスが漏洩するような不具合箇所があると、
その不具合箇所を通じてセル内流路用ガスとセル間流路
用ガスとが(即ち、酸素含有ガスと燃料ガスとが)混合
して燃焼し、その燃焼箇所において局部的に高温状態と
なるため、耐久性を劣化させるという問題が生じる。従
って、前記各仕切り部分におけるガス漏洩検査を行うと
ともに、漏洩箇所があればその補修を行って、ガスの漏
洩を確実に防止する必要がある。しかしながら、従来で
は、全てのセルを一挙に積層状態に並置した後、ガス漏
洩検査を行っていたが、多数のセルが積層されている状
態での漏洩箇所の特定は容易でなく、改善が望まれてい
た。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ガス漏洩検査を簡単に行うこと
ができる燃料電池の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の構成に
よれば、複数(例えば5枚程度)のセルを、夫々の間に
柔軟性導電材を充填した状態で、保持部材に保持させて
積層状態に並置し、且つ、その積層方向における酸素極
又は燃料極が露出する端面部に、一対の開口端縁部を仕
切る一対の隔壁部材を一対の保持部材に重ねた状態で設
けて、セルユニットを予め形成するので、セルユニット
単位でガス漏洩検査を行うことができる。
【0006】セルユニット単位でガス漏洩検査を行う場
合、一対の隔壁部材に対して、隔壁板を架け渡す状態で
設けると、セルユニットの積層方向端部において、酸素
極又は燃料極が露出しているセルに対しても、他のセル
と同様に、セルにおける一対の開口端面側において閉じ
られ、且つ、セルにおける一対の閉塞端面側において開
けられた状態の、仮セル間流路を形成することができ
る。そして、各セル内流路にその開口部からセル内流路
用ガスを供給し、各セル間流路及び仮セル間流路に夫々
の開口部からセル間流路用ガスを供給してガス漏洩検査
を行うと、セルユニットを構成する全てのセルのセル内
流路及びセル間流路について、ガス漏洩検査を行うこと
ができる。その際、セルユニットを構成するセルの枚数
は、例えば5枚程度と少ないので、漏洩箇所の特定は容
易であり、仮に漏洩箇所があっても確実にその補修をす
ることができる。
【0007】尚、セルユニットは、複数のセルを夫々の
間に柔軟性導電材を充填しながら、保持部材に保持させ
て積層状態に並置して形成するので、柔軟性導電材を積
層方向の両側のセルに対して広い接触面積にて良好に接
触させることができるので、積層方向に隣接するセル同
士を良好に導電状態に接続することができる。
【0008】そして、複数のセルユニットを、それらの
間に柔軟性導電材を充填した状態で、並置して燃料電池
を形成する。その並置方向に隣接するセルユニット同士
は、柔軟性導電材にて導電状態に接続する。このように
して形成された燃料電池において、ガス漏洩検査を行う
場合、各セルユニットについては、事前の検査により漏
洩箇所がないことが分かっているので、前記並置方向に
隣接するセルユニット間の接続箇所のみの検査を行えば
よいので、漏洩箇所の特定は容易であり、仮に漏洩箇所
があっても確実にその補修をすることができる。従っ
て、ガス漏洩検査を簡単に行うことができる燃料電池の
製造方法を提供することができるようになった。
【0009】ところで、各セル内流路に対して、セル内
流路用ガスを一方の開口部から供給し他方の開口部から
排出させるための構成として、例えば、各セル内流路の
一方の開口部夫々に連通するセル内流路用ガス通路、及
び、他方の開口部夫々に連通するセル内流路用ガス通路
を設ける必要がある。同様に、各セル間流路に対して、
セル間流路用ガスを一方の開口部から供給し他方の開口
部から排出させるための構成として、例えば、各セル間
流路の一方の開口部夫々に連通するセル間流路用ガス通
路、及び、他方の開口部夫々に連通するセル間流路用ガ
ス通路を設ける必要がある。
【0010】請求項2に記載の構成によれば、上述の如
くセルユニットを形成するとともに、そのセルユニット
を並置して燃料電池を形成することにより、保持部材夫
々の孔及び隔壁部材夫々の孔が前記積層方向に一連に連
なった通路を形成することができ、その通路をセル内流
路用ガス通路として機能させることができるので、セル
内流路用ガス通路を別に設ける必要がない。又、セルユ
ニットのガス漏洩検査を行うときにも、検査用のセル内
流路用ガス通路を設ける必要があるが、請求項2に記載
の構成によれば、セルユニットを形成するのと同時にセ
ル内流路用ガス通路が形成され、それを検査用として使
用することができるので、ガス漏洩検査を行うときに
は、そのセル内流路用ガス通路の両端開口部を閉塞する
だけでよい。従って、請求項1に記載の構成により得ら
れる効果に加えて、製造作業が更に簡単になるととも
に、ガス漏洩検査の際の作業が更に簡単になるという効
果を奏する。
【0011】ところで、燃料電池は、基本的には、複数
のセルを互いに直列接続する状態で積層状態に並置して
構成するものであり、セルの面積を大にするほど燃料電
池の容量を大にすることができる。一方、セルの面積を
大にすることは、製作面あるいはコスト面から限度があ
る。そこで、複数のセルを、開口端面を互いに向かい合
わせた状態でセルの面方向に列状に並置してセル列を形
成し、そのセル列の複数を互いに直列接続する状態で積
層状態に並置することにより、セルの面積の大型化を回
避しながら、燃料電池の大容量化を図ることができる。
【0012】請求項3に記載の構成によれば、上述のよ
うに大容量化を図った燃料電池においても、ガス漏洩検
査を簡単に行うことができる製造方法を提供することが
できるようになった。
【0013】請求項4に記載の構成によれば、セルユニ
ットを形成するとともに、そのセルユニットを並置して
燃料電池を形成するのと同時に、端用保持部材夫々の孔
及び端用隔壁部材夫々の孔が前記積層方向に一連に連な
った通路を形成することができ、その通路をセル内流路
用ガス通路として機能させることができるので、セル内
流路用ガス通路を別に設ける必要がない。又、セルユニ
ットのガス漏洩検査を行うときにも、セルユニットを形
成するのと同時にセル内流路用ガス通路が形成され、そ
れを検査用として使用することができるので、ガス漏洩
検査を行うときには、そのセル内流路用ガス通路の両端
開口部を閉塞するだけでよい。従って、請求項3に記載
の構成により得られる効果に加えて、製造作業が更に簡
単になるとともに、ガス漏洩検査の際の作業が更に簡単
になるという効果を奏する。
【0014】ところで、セル列を形成するセルの数を多
くするほど、大容量化を図ることができる。一方、セル
列においては、セル内流路用ガスを、セル夫々のセル内
流路を連通接続部を経由させながら通流させるが、セル
列を形成するセルの数を多くするほど、列方向の一端の
セルから他端のセルに至るセル内流路用ガスの通流経路
が長くなる。従って、セル列を形成するセルの数を多く
するほど、セル内流路用ガスの供給圧力を高くする必要
がある。請求項5に記載の構成によれば、内部ガス通路
を通じて、セル内流路にセル内流路用ガスを供給した
り、内部ガス通路に対して、セル内流路からセル内流路
用ガスを排出させることができる。つまり、セル列にお
いて、セル内流路用ガスを通流させる通流経路を複数に
分割することができて、分割した各通流経路を短くする
ことができる。従って、請求項3又は4に記載の構成に
より得られる効果に加えて、セル内流路用ガスの供給圧
力を高くすることなく、セル列を形成するセルの数を所
望通り多くして、燃料電池を一層大容量化することがで
きるようになった。
【0015】ところで、複数のセル又は複数のセル列
を、閉塞端面を互いに向かい合わせた状態でセルの面方
向に並置したものの複数を、互いに電気的に直列接続す
る状態で積層状態に並置することにより、セルの面積を
大型化を回避しながら、燃料電池の大容量化を図ること
ができる。
【0016】請求項6に記載の構成によれば、上述のよ
うに大容量化を図った燃料電池においても、ガス漏洩検
査を簡単に行うことができる製造方法を提供することが
できるようになった。
【0017】請求項7に記載の構成によれば、保持部材
と隔壁部材が一体的に構成されているので、セルユニッ
トを形成する際に、隔壁部材を設けるための作業を省略
することができる。従って、請求項1、2、3、4、5
又は6に記載の構成により得られる効果に加えて、製造
作業が簡単になるという効果を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図1ないし図8に基づいて、本
発明の第1の実施の形態を説明する。先ず、図1に基づ
いて、燃料電池のセルCについて説明する。一方の面に
酸素極2を備え且つ他方の面に燃料極3を備えた固体電
解質層1と、酸素極2に臨む側に、セル内流路xを形成
すべく配置される流路構成部材としての導電性セパレー
タ4とから矩形板状の燃料電池のセルCを構成してあ
る。
【0019】更に説明を加えると、平面形状が矩形板状
の固体電解質層1の一方の面に、固体電解質層1におけ
る向かい合う一対の側縁夫々に側縁全長にわたる電解質
層露出部1aを形成する状態で、膜状又は板状の酸素極
2を一体的に貼り付け、且つ、他方の面に膜状又は板状
の燃料極3を、全面又はほぼ全面にわたって一体的に貼
り付けて、酸素極2と燃料極3とから起電力を得るため
の矩形板状の三層板状体を形成してある。導電性セパレ
ータ4は、板状部4aと、その板状部4aの両端に夫々
位置する一対の帯状突起部4bと、それら一対の帯状突
起部4bの間に位置する複数の凸条部4cを備える状態
で導電性材料にて一体形成してある。その導電性セパレ
ータ4を、複数の凸条部4c夫々が酸素極2と接触する
状態で、一対の帯状突起部4b夫々を両電解質層露出部
1a夫々に貼り付けることにより、セルCを構成してあ
る。
【0020】そして、酸素極2と導電性セパレータ4と
を導電状態に接続するとともに、酸素極2と導電性セパ
レータ4との間に、セルCにおける一方の向かい合う一
対の端面において開いたセル内流路xを形成してある。
つまり、セルCは、導電性セパレータ4によって、一方
の向かい合う一対の端面をセル内流路xが開いた開口端
面となり、他方の向かい合う一対の端面をセル内流路x
が閉じた閉塞端面となるように構成してある。尚、以下
の説明においては、セルCにおいて、セル内流路xが開
いた端縁を開口端縁、セル内流路xが開いた端面を開口
端面、及び、セル内流路xが閉じた端面を閉塞端面と夫
々略記する。セル内流路xは、酸素極2に臨むものであ
り、酸素含有ガスを通流させる酸素含有ガス流路sとし
て機能する。
【0021】導電性セパレータ4、固体電解質層1及び
燃料極3の4箇所の角部は、切り落とした形状の傾斜状
にしてあり、これによって、詳しくは後述するが、セル
Cの閉塞端面の両端部夫々に、傾斜部Csを形成してあ
る。
【0022】固体電解質層1は、3モル%程度のYtを
固溶させた正方晶のZrO2 、その他適当なものから成
り、酸素極2はLaMnO3 、その他適当なものから成
り、、燃料極3はNiとZrO2 のサーメット、その他
適当なものから成る。又、導電性セパレータ4は、酸化
と還元とに対する耐性に優れたLaCrO3、その他適
当なものから成る。
【0023】次に、図2ないし図4に基づいて、燃料電
池の製造方法について説明する。図中の5は、セルCに
おける一対の開口端縁夫々に配置する矩形板状のセル保
持部材である。このセル保持部材5には、セルCの開口
端縁を入れる切り込み部51と、その切り込み部51に
臨み、且つ、セル保持部材5の厚さ方向に貫通する孔5
2を形成してある。切り込み部51には、その切り込み
部51に入れられるセルCの開口端縁の両端夫々に隣接
する閉塞端面に夫々密着させる一対の当て付け面53を
備えさせてあり、又、切り込み部51は、セルCの厚さ
と略同一深さに形成してある。更に、一対の当て付け面
53を、セル保持部材5の厚さ方向視において、セルC
の開口端縁から離間するほど互いに近接する傾斜状に形
成してあり、その傾斜状の当て付け面53に密着させる
ことが可能なように、セルCの閉塞端面の両端夫々に、
傾斜部Csを形成してある。
【0024】又、図8にも示すように、セル保持部材5
の切り込み部51の内面には、後述するシール材を充填
するための溝55を形成し、並びに、セル保持部材5に
おける切り込み部51の形成面とは反対側の面には、同
様の溝56を形成してある。尚、溝55及び56は、前
記厚さ方向視において、重なる状態に形成してある。
【0025】そして、5枚のセルCを、夫々の間に柔軟
性導電材7を充填した状態で、セル保持部材5に保持さ
せて積層状態に並置し、且つ、その積層方向における燃
料極3が露出する端面部に、一対の開口端縁部を仕切る
一対の隔壁部材8を一対のセル保持部材5に重ねた状態
で設けて、セルユニットUを形成する。
【0026】隔壁部材8は、セルCの積層方向視におけ
る外形形状が、セル保持部材5の外形形状と同様の板状
に形成してある。隔壁部材8には、前記積層方向視にお
いて、セル保持部材5の孔52と同一形状で且つ重なる
状態で、孔81を形成してある。又、図8にも示すよう
に、隔壁部材8の両面夫々には、前記厚さ方向視におい
て、セル保持部材5の溝55及び56と重なる状態で、
溝82,83を形成してある。セルユニットUを形成す
る際には、セル保持部材5の溝55,56内、隔壁部材
8の溝83内、前記積層方向に隣接するセル保持部材5
間、及び、前記積層方向に隣接するセル保持部材5と隔
壁部材8との間に、図2中において破線6にて示す如
く、シール材を充填する。
【0027】セルCの開口端縁をセル保持部材5の切り
込み部51に入れる際には、セル保持部材5をセルCの
開口端縁に対して押し付けることにより、セルCの両側
の閉塞端面の傾斜部Cs夫々に、当て付け面53を夫々
密着させる。
【0028】柔軟性導電材7は、耐熱性、耐還元性に優
れたNiのフェルト状材、その他適当なものから成り、
気体の通流を許容する状態に形成してある。又、セル保
持部材5及び隔壁部材8は、耐熱性及び電気絶縁性を備
えたセラミック材から成る。又、シール材は、ガラス材
あるいはセラミック材を主成分にして成り、耐熱性及び
電気絶縁性を備え、1000°C程度に加熱することに
より、接着作用するととも気密性を備えるように構成し
てある。
【0029】上述のようにして形成したセルユニットU
を、窒素ガス雰囲気にて、1000°C程度に加熱する
ことにより、シール材の接着作用により一体化する。
【0030】つまり、切り込み部51を形成することに
より残されたセル保持部材の厚みが薄い薄肉部分54に
より、前記積層方向に隣接するセルC間の間隔を保持
し、その薄肉部分54により隣接セルC間の両側面を仕
切ることにより、隣接セルC間にセル間流路yを形成
し、柔軟性導電材7により、前記積層方向に隣接するセ
ルCを導電状態に接続している。又、セルCにおけるセ
ル内流路xが開いた開口端部の周部に、そのセルCを入
れているセル保持部材5の薄肉部分54及び一対の当て
付け面53、並びに、隣接するセル保持部材5の裏面を
シール材を介在させた状態で密着させることにより、セ
ル内流路xとセル間流路yとを気密状態に仕切ってあ
る。
【0031】セル間流路yは、セルCの両方の開口端面
側において閉じてあり、セルCの両方の閉塞端面側にお
いて開けてある。又、セル間流路yは、燃料極3に臨む
ものであり、水素ガスを含有する燃料ガスを通流させる
燃料ガス流路fとして機能する。セル保持部材5夫々の
孔52及び隔壁部材8の孔81がセルCの積層方向に一
連に連なった通路が二つ形成され、一方の通路をセル内
流路x夫々に連通する供給用セル内流路用ガス通路X1
として使用し、他方の通路をセル内流路x夫々に連通す
る排出用セル内流路用ガス通路X2として使用する。
【0032】次に、上述のようにして形成したセルユニ
ットUのガス漏洩検査を行う手順について説明する。図
3に示すように、隔壁板9を、一対の隔壁部材8に対し
て、隔壁部材8夫々の孔81を閉塞する状態で架け渡し
て設ける。尚、一対の隔壁部材8の間に、セル間流路y
と同様に、セルCの両方の開口端面側において閉じ、セ
ルCの両方の閉塞端面側において開いた流路が形成され
るが、この流路を、付加セル間流路yaと称する。そし
て、セルユニットUを基台10に載置した状態で、酸素
含有ガスを、供給用セル内流路用ガス通路X1から各セ
ル内流路xに供給して、ガス漏洩検査を行う。セルCと
セル保持部材5及び隔壁部材8夫々との間、セル保持部
材5同士の間、及び、セル保持部材5と隔壁部材8との
間の夫々のシール部分を石鹸水等を用いて観察すること
により、容易に漏洩箇所を検査することができる。尚、
ガス漏洩検査が終了すると、セルユニットUから、隔壁
板9及び基台10を取り外す。
【0033】続いて、図4に示すように、セルユニット
Uの複数を、それらの間に柔軟性導電材7を充填した状
態で並置し、その並置方向の両端部夫々に、一対の集電
板保持部材12を配置して、セル集積体NCを形成す
る。集電板保持部材12は、前記並置方向視における外
形形状を、隔壁部材8と同様に形成してあり、一方の一
対の集電板保持部材12には、図6に示すように、厚さ
方向に貫通する孔12aを形成してある。セルユニット
Uの複数を並置するときには、セル保持部材5の溝56
内、隔壁部材8の溝82内、セル保持部材5と隔壁部材
8との間、集電板保持部材12とセル保持部材5との
間、及び、集電板保持部材12と隔壁部材8との間に、
シール材を充填する。そして、上述のようにして形成し
たセル集積体NCを、窒素ガス雰囲気にて、1000°
C程度に加熱することにより、シール材の接着作用によ
り一体化する。
【0034】前記並置方向に隣接するセルユニットU
を、一方のセルユニットUの一対のセル保持部材5の間
に充填した柔軟性導電材7と、他方のセルユニットUの
一対の隔壁部材8の間に充填した柔軟性導電材7とによ
り、導電状態に接続している。そして、一対の集電板保
持部材12の間に、集電板13を柔軟性導電材7に接触
させた状態で配置して、両側の集電板13により、出力
電力を取り出すように構成してある。
【0035】次に、図4ないし図7に基づいて、燃料電
池の全体構成について説明する。上述のように構成した
セル集積体NCを基台14上に載置し、更に、セル集積
体NCを内装する状態で、角筒状体15を基台14上に
載置してある。尚、基台14により、角筒状体15の下
部開口、並びに、供給用セル内流路用ガス通路X1及び
排出用セル内流路用ガス通路X2夫々の下部開口を閉塞
している。又、蓋体16により、角筒状体15の上部開
口を閉塞する。つまり、基台14、角筒状体15及び蓋
体16により箱状体Bを形成してあり、セル集積体NC
を箱状体Bの内部に設けてある。セル集積体NCにおけ
るセルのセル間流路yの開口部(即ち、セルCの閉塞端
面)が臨む一対の側面(以下、開放側面と略記する)
は、箱状体Bの内部に臨む状態であり、換言すれば、セ
ル間流路yは箱状体Bの内部に対して開いた状態となっ
ている。
【0036】更に、一方の隔壁板17を、一方の積層状
態のセル保持部材5、隔壁部材8及び集電板保持部材1
2夫々の端面にて形成される壁面Sと、箱状体Bの内
面、即ち、基台14の内面と角筒状体15の内面と蓋体
16の内面とに接続する状態で設け、又、他方の隔壁体
17を、他方の積層状態のセル保持部材5、隔壁部材8
及び集電板保持部材12夫々の端面にて形成される壁面
Sと、箱状体Bの内面、即ち、基台14の内面と角筒状
体15の内面と蓋体16の内面とに接続する状態で設け
てあり、これによって、箱状体Bの内部を二つに区画し
てある。セル集積体NCの一対の開放側面のうちの一方
の開放側面は、二つの区画部分のうちの一方に臨み、他
方の開放側面は、二つの区画部分のうちの他方に臨む状
態となるので、二つの区画部分のうちの一方を供給用セ
ル間流路用ガス通路Y1として、及び、他方を排出用セ
ル間流路用ガス通路Y2として夫々使用する。
【0037】供給用セル内流路用ガス通路X1にはセル
内流路用ガス供給管18を、排出用セル内流路用ガス通
路X2にはセル内流路用ガス排出管19を夫々連通接続
してある。又、供給用セル間流路用ガス通路Y1にはセ
ル間流路用ガス供給管20を、排出用セル間流路用ガス
通路Y2にはセル間流路用ガス排出管21を夫々連通接
続してある。
【0038】〔第2実施形態〕以下、図9ないし図12
に基づいて、本発明の第2の実施の形態を説明する。セ
ルCは、上述の第1実施形態と同様に構成してあるので
説明を省略する。以下、燃料電池の製造方法について説
明する。セル保持部材5は、切り込み部51を1個設け
た端用保持部材5Aと、切り込み部51をセル保持部材
5の厚さ方向視において対向する一対の端縁夫々に1個
ずつ設け、且つ、それら一対の切り込み部51を連通さ
せる連通接続部57を設けた間用保持部材5Bにて構成
してある。間用保持部材5Bについて更に説明を加える
と、間用保持部材5Bには、その厚さ方向視において、
対向する一対の端縁間にわたる溝を形成し、その溝によ
って、一対の切り込み部51及びそれらを連通させる連
通接続部57を形成してある。
【0039】端用保持部材5Aの切り込み部51、及
び、間用保持部材5Bの一対の切り込み部51夫々に
は、第1実施形態と同様に、一対の当て付け面53を備
えさせてある。端用保持部材5Aには、第1実施形態と
同様に、切り込み部51に臨み、且つ、端用保持部材5
Aの厚さ方向に貫通する孔52を形成してある。又、端
用保持部材5Aには、第1実施形態と同様の溝55及び
溝56を形成してある。間用保持部材5Bには、第1実
施形態と同様の溝55及び溝56を、一対の切り込み部
51夫々に対して形成してある。つまり、間用保持部材
5Bには、溝55及び溝56を夫々一対ずつ形成してあ
る。
【0040】隔壁部材8は、端用保持部材5Aに重ねる
端用隔壁部材8Aと、間用保持部材5Bに重ねる間用隔
壁部材8Bにて構成してある。
【0041】2枚のセルCを、夫々の開口端面を互いに
向かい合わせた状態でセルCの面方向に列状に並置し、
列状に並置した2枚のセルCを、セルC夫々における列
方向外側の開口端縁を端用保持部材5Aの切り込み部5
1に入れ、且つ、セルC夫々における列方向内側の開口
端縁夫々を間用保持部材5Bの一対の切り込み部51夫
々に入れた状態で、端用保持部材5A及び間用保持部材
5Bにより保持させることにより、セル列nCを形成す
る。
【0042】そして、5列のセル列nCを、積層方向に
隣接するセルC間に柔軟性導電材7を充填した状態で、
積層状態に並置し、且つ、その積層方向における燃料電
極3が露出する端面部に、端用隔壁部材8Aを端用保持
部材5Aに、及び、間用隔壁部材8Bを間用保持部材5
Bに夫々重ねた状態で設けて、セルユニットUを形成す
る。
【0043】第1実施形態と同様に、端用隔壁部材8A
は、前記積層方向視における外形形状が端用保持部材5
Aの外形形状と同様の板状に形成し、間用隔壁部材8B
は、前記積層方向視における外形形状が間用保持部材5
Bの外形形状と同様の板状に形成してある。更に、端用
隔壁部材8Aには、第1実施形態と同様に、前記積層方
向視において、端用保持部材5Aの孔52と同一形状で
且つ重なる状態で、孔81を形成してある。端用隔壁部
材8Aには、第1実施形態と同様の溝82,83を形成
し、又、間用隔壁部材8Bには、第1実施形態と同様の
溝82,83を夫々一対ずつ形成してある。セルユニッ
トUを形成する際には、図9中において破線6にて示す
如く、第1実施形態と同様にシール材を充填する。そし
て、第1実施形態と同様に、窒素ガス雰囲気にて、10
00°C程度に加熱することにより、シール材の接着作
用により一体化する。
【0044】つまり、端用保持部材5A及び間用保持部
材5B夫々の薄肉部分54により、前記積層方向に隣接
するセルC間の間隔を保持し、その薄肉部分54により
隣接セルC間の両側面を仕切ることにより、隣接セルC
間にセル間流路yを形成し、柔軟性導電材7により、前
記積層方向に隣接するセルCを導電状態に接続してい
る。又、セルユニットUにおいては、セル列nCにおけ
る2個のセルC夫々のセル内流路xを連通接続部57に
よって連通接続し、第1実施形態と同様に、セル内流路
xとセル間流路yとを気密状態に仕切ってある。セル間
流路yは、セルCの両方の開口端面側において閉じてあ
り、セルCの両方の閉塞端面側において開けてある。
【0045】端用保持部材5A夫々の孔52及び端用隔
壁部材8A夫々の孔81が前記積層方向に一連に連なっ
た通路が二つ形成され、一方の通路を供給用セル内流路
用ガス通路X1として使用し、他方の通路を排出用セル
内流路用ガス通路X2として使用する。上述のように形
成したセルユニットUは、第1実施形態と同様に、ガス
漏洩検査を行う。
【0046】続いて、セルユニットUの複数を、それら
の間に柔軟性導電材7を充填した状態で並置し、その並
置方向の両端部夫々において、端用集電板保持部材12
Aを端用保持部材5Aや端用隔壁部材8Aに重ねた状態
で設け、間用集電板保持部材12Bを間用保持部材5B
や間用隔壁部材8Bに重ねた状態で設けて、セル集積体
NCを形成する。端用集電板保持部材12Aは、前記積
層方向における外形形状を端用保持部材5Aと同様に形
成し、間用集電板保持部材12Bは、前記積層方向にお
ける外形形状を間用保持部材5Bと同様に形成してあ
り、更に、端用保持部材5Aに重ねた状態で設けた端用
集電板保持部材12Aには、厚さ方向に貫通する孔12
aを形成してある。尚、セルユニットUの複数を並置す
るときには、第1実施形態と同様にシール材を充填し、
このように形成したセル集積体NCを、第1実施形態と
同様に、窒素ガス雰囲気にて、1000°C程度に加熱
することにより、シール材の接着作用により一体化す
る。
【0047】端用集電板保持部材12Aと間用集電板保
持部材12Bとの間夫々には、集電板13を柔軟性導電
材7に接触させた状態で配置してある。
【0048】そして、第1実施形態と同様に、上述のよ
うに構成したセル集積体NCを、基台14、角筒状体1
5及び蓋体16から成る箱状体Bの内部に設けるととも
に、一対の隔壁板17によって、箱状体Bの内部を二つ
に区画して、供給用セル間流路用ガス通路Y1及び排出
用セル間流路用ガス通路Y2を形成してある。又、供給
用セル内流路用ガス通路X1にはセル内流路用ガス供給
管18を、排出用セル内流路用ガス通路X2にはセル内
流路用ガス排出管19を夫々連通接続してある。又、供
給用セル間流路用ガス通路Y1にはセル間流路用ガス供
給管20を、排出用セル間流路用ガス通路Y2にはセル
間流路用ガス排出管21を夫々連通接続してある。
【0049】従って、セル内流路用ガス供給管18から
供給用セル内流路用ガス通路X1に供給された酸素含有
ガスは、各セル列nCのセルC夫々のセル内流路xを連
通接続部57を経由して通流して、排出用セル内流路用
ガス通路X2に流出し、セル内流路用ガス排出管19を
通じて排出される。又、セル間流路用ガス供給管20か
ら供給用セル間流路用ガス通路Y1に供給された燃料ガ
スはセル間流路y夫々を通流して、排出用セル間流路用
ガス通路Y2に流出し、セル間流路用ガス排出管21を
通じて排出される。
【0050】〔第3実施形態〕以下、図13ないし図1
6に基づいて、本発明の第3の実施の形態を説明する。
下記に説明する点で異なる以外は、上述の第2実施形態
と同様に、セルユニットUを形成するとともに、セル集
積体NCを形成する。即ち、間用保持部材5Bに、連通
接続部57に連通し、且つ、切り込み部51に臨む状態
で、前記積層方向に貫通する孔52を形成している点、
間用隔壁部材8Bに、前記積層方向視において間用保持
部材5Bの孔52に重なる状態で、前記積層方向に貫通
する孔81を形成している点、及び、間用保持部材5B
に重ねた状態で設けた間用集電板保持部材12Bにも、
厚さ方向に貫通する孔12aを形成してある点におい
て、上述の第2実施形態と異なる。
【0051】そして、間用保持部材5B夫々の孔52、
及び、間用隔壁部材8B夫々の孔81により、連通接続
部57夫々を通じてセル内流路x夫々に連通する供給用
内部ガス通路I1を形成してある。又、端用保持部材5
A夫々の孔52及び端用隔壁部材8A夫々の孔81にて
形成される二つの通路を排出用セル内流路用ガス通路X
2として使用する。
【0052】下記に説明する点で異なる以外は、上述の
第2実施形態と同様の全体構成にて、燃料電池を構成し
てある。即ち、供給用内部ガス通路I1にはセル内流路
用ガス供給管18を、二つの排出用セル内流路用ガス通
路X2夫々にはセル内流路用ガス排出管19を夫々連通
接続してある。従って、セル内流路用ガス供給管18か
ら供給用内部ガス通路I1に供給された酸素含有ガス
は、両側の排出用セル内流路用ガス通路X2夫々に向か
って、各セル列nCのセルC夫々のセル内流路xを通流
して、排出用セル内流路用ガス通路X2夫々に流出し、
セル内流路用ガス排出管19を通じて排出される。
【0053】〔第4実施形態〕以下、図17ないし図2
0に基づいて、本発明の第4の実施の形態を説明する。
セルCは、上述の第1実施形態と同様に構成してあるの
で説明を省略する。以下、燃料電池の製造方法について
説明する。セル保持部材5は、上述の第2実施形態と同
様の端用保持部材5A及び間用保持部材5Bにて構成し
てある。隔壁部材8も、第2実施形態と同様の端用隔壁
部材8A及び間用隔壁部材8Bにて構成してある。
【0054】3枚のセルCを、夫々の開口端面を互いに
向かい合わせた状態でセルCの面方向に列状に並置し、
列状に並置した3枚のセルCを、列方向両端部夫々のセ
ルCにおける外側の開口端縁を端用保持部材5Aの切り
込み部51に入れ、且つ、列方向に隣接するセルCにお
ける互いに対向する開口端縁夫々を間用保持部材5Bの
一対の切り込み部51夫々に入れた状態で、端用保持部
材5A及び間用保持部材5Bにより保持させることによ
り、セル列nCを形成する。
【0055】そして、5列のセル列nCを、積層方向に
隣接するセルC間に柔軟性導電材7を充填した状態で、
積層状態に並置し、且つ、その積層方向における燃料電
極3が露出する端面部に、端用隔壁部材8Aを端用保持
部材5Aに、及び、間用隔壁部材8Bを間用保持部材5
Bに夫々重ねた状態で設けて、セルユニットUを形成す
る。セルユニットUを形成する際には、図示はしない
が、第1実施形態と同様にシール材を充填する。そし
て、第1実施形態と同様に、窒素ガス雰囲気にて、10
00°C程度に加熱することにより、シール材の接着作
用により一体化する。
【0056】続いて、セルユニットUの複数を、それら
の間に柔軟性導電材7を充填した状態で前記積層方向に
並置し、且つ、前記積層方向の各段において、セルユニ
ットUの3個を、セル間流路yが開いた側面を互いに対
向させた状態で並置することにより、3個のセル集積体
NCを並置した状態で形成する。
【0057】尚、セルユニットUの複数を前記積層方向
に並置するときには、第1実施形態と同様にシール材を
充填する。又、前記積層方向の各段において、セルユニ
ットUの3個をセル間流路yが開いた側面を互いに対向
させた状態で並置するときには、互いに対向する、積層
状態の端用保持部材5A及び端用隔壁部材8A夫々の端
面にて形成される壁面T同士の間にシール材を充填す
る。
【0058】各セル集積体NCにおいては、第2実施例
と同様に、端用集電板保持部材12A及び間用集電板保
持部材12Bを設けてある。更に、端用保持部材5Aに
重ねた状態で設けた端用集電板保持部材12A、及び、
間用保持部材5Bに重ねた状態で設けた端用集電板保持
部材12B夫々に、厚さ方向に貫通する孔12aを形成
してある。各セル集積体NCにおいて、端用集電板保持
部材12Aと間用集電板保持部材12Bとの間夫々、及
び、間用集電板保持部材12Bと間用集電板保持部材1
2Bとの間には、集電板13を柔軟性導電材7に接触さ
せた状態で配置してある。
【0059】各セル集積体NCにおいて、間用保持部材
5B夫々の孔52、及び、間用隔壁部材8B夫々の孔8
1により、連通接続部57夫々を通じてセル内流路x夫
々に連通する通路が二つ形成されるが、それらのうちの
一方を供給用内部ガス通路I1とし、他方を排出用内部
ガス通路I2として使用する。又、端用保持部材5A夫
々の孔52及び端用隔壁部材8A夫々の孔81にて形成
される二つの通路のうち、供給用内部ガス通路I1に隣
接する方を排出用セル内流路用ガス通路X2として使用
し、排出用内部ガス通路I2に隣接する方を供給用セル
内流路用ガス通路X1として使用する。
【0060】そして、第1実施形態と同様に、上述のよ
うに構成した3個のセル集積体NCを、基台14、角筒
状体15及び蓋体16から成る箱状体Bの内部に設ける
とともに、一対の隔壁板17によって、箱状体Bの内部
を二つに区画して、供給用セル間流路用ガス通路Y1及
び排出用セル間流路用ガス通路Y2を形成してある。供
給用セル内流路用ガス通路X1及び供給用内部ガス通路
I1夫々にはセル内流路用ガス供給管18を、排出用セ
ル内流路用ガス通路X2及び排出用内部ガス通路I2夫
々にはセル内流路用ガス排出管19を夫々連通接続して
ある。又、供給用セル間流路用ガス通路Y1にはセル間
流路用ガス供給管20を、排出用セル間流路用ガス通路
Y2にはセル間流路用ガス排出管21を夫々連通接続し
てある。
【0061】従って、各セル集積体NCにおいて、供給
用内部ガス通路I1に供給された酸素含有ガスは、各セ
ル列nCのセルC夫々のセル内流路xを通流して、排出
用セル内流路用ガス通路X2及び排出用内部ガス通路I
2夫々に流出する。並びに、供給用セル内流路用ガス通
路X1に供給された酸素含有ガスは、各セル列nCのセ
ルC夫々のセル内流路xを通流して、排出用内部ガス通
路I2に流出する。又、供給用セル間流路用ガス通路Y
1に供給された燃料ガスは、セル集積体NC夫々のセル
間流路yを順次通流して、排出用セル間流路用ガス通路
Y2に流出する。
【0062】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上述の第1実施形態では、セル保持部材5に、
その厚さ方向に貫通する孔52を形成する場合について
例示したが、図21に示すように、孔52は形成しなく
ても良い。この場合、隔壁部材8及び集電板保持部材1
2は、セルCの積層方向視における外形形状が、セル保
持部材5の外形形状と同様の板状に形成し、第1実施形
態において形成した隔壁部材8の孔81及び集電板保持
部材12の孔12aは形成しない。そして、第1実施形
態と同様に、セルユニットUを形成するとともに、第1
実施形態と同様に、図22に示すように、セル集積体N
Cを形成する。
【0063】又、積層状態のセル保持部材5、隔壁部材
8及び集電板保持部材12夫々の端面にて形成される壁
面Sに、前記積層方向の全長にわたって延びる一対の凹
溝Mが形成されるように、セル保持部材5に一対の凹溝
5mを、隔壁部材8に一対の凹溝8mを、集電板保持部
材12に一対の凹溝12mを夫々形成してある。コの字
形状に形成した隔壁板22を、その一対の端縁部を一対
の凹溝Mに各別に嵌め込んだ状態で設けてあり、一方の
隔壁板22の内部を供給用セル内流路用ガス通路X1と
して使用し、他方の隔壁板22の内部を排出用セル内流
路用ガス通路X2として使用するように構成してある。
そして、上述のように形成したセル集積体NCを、第1
実施形態と同様に、箱状体Bの内部に設けて燃料電池を
構成する。
【0064】(ロ) 上述の各実施形態、及び、図21
及び図22に示す別実施形態においては、隔壁部材8
と、それを重ねるセル保持部材5とを別体に構成する場
合について例示したが、一体的に構成してもよい。
【0065】(ハ) 上述の各実施形態、及び、図21
及び図22に示す別実施形態においては、一対の当て付
け面53の両方を傾斜状に形成する場合について例示し
たが、これに代えて、いずれか一方のみを傾斜状に形成
しても良い。この場合、傾斜状ではない当て付け面53
に対応するセルCの閉塞端面には、傾斜部Csは形成し
なくても良い。又、一対の当て付け面53を互いに平行
に形成してもよい。この場合は、セルCの閉塞端面に
は、傾斜部Csは形成しなくても良い。
【0066】(ニ) 上述の第1実施形態において、セ
ルユニットUを構成するセルCの枚数は、5枚に限定さ
れるものではなく適宜変更可能である。又、上述の第
2、第3及び第4の各実施形態において、セルユニット
Uを構成するセル列nCの列数は、5列に限定されるも
のではなく適宜変更可能である。
【0067】(ホ) 上述の第1、第2又は第3の各実
施形態におけるセルユニットUの複数を、それらの間に
柔軟性導電材7を充填した状態で前記積層方向に並置
し、且つ、前記積層方向の各段において、セルユニット
Uの複数を、セル間流路yが開いた側面を互いに対向さ
せた状態で並置することにより、複数のセル集積体NC
を並置した状態で形成してもよい。
【0068】(ヘ) 端用保持部材5A及び間用保持部
材5Bを用いてセル列nCを形成する際のセルの枚数は
不問である。又、孔52を形成した間用保持部材5B、
及び、孔52を形成していない間用保持部材5Bを混在
させてセル列nCを形成してもよい。
【0069】(ト) 上述の各実施形態、及び、図21
及び図22に示す別実施形態においては、セル集積体N
Cを、セルCの積層方向を上下方向に向けた状態で、箱
状体Bの内部に設ける場合について例示したが、セルC
の積層方向を横方向に向けた状態で、箱状体Bの内部に
設けてもよい。
【0070】(チ) セルユニットUのガス漏洩検査を
行う際に、上記の発明の実施形態の構成に以下の構成を
追加してもよい。セルユニットUを基台10に載置した
状態で、セルユニットUにおける、セル間流路yの開口
部(即ち、セルCの閉塞端面)が臨む一対の側面部の夫
々に対して、一側面が開口した箱状体を、その開口部を
前記側面部に向けた状態で設ける。そして、一方の箱状
体の内部を、セル間流路y夫々に連通する検査用の供給
用セル間流路用ガス通路Y1として使用し、他方の箱状
体の内部を、セル間流路y夫々に連通する検査用の排出
用セル間流路用ガス通路Y2として使用する。そして、
燃料ガスを、供給用セル間流路用ガス通路Y1から各セ
ル間流路yに供給する。
【0071】(リ) 上記の発明の実施の形態では、導
電性セパレータ4を三層板状体の酸素極2に臨む側に付
設してセルCを構成する場合について例示したが、これ
に代えて、導電性セパレータ4を三層板状体の燃料極3
に臨む側に付設してしても良い。この場合は、セル内流
路xは燃料極3に臨むものであるので、セル内流路xは
燃料ガス流路fとして機能させる。一方、セル間流路y
は酸素極2に臨むものであるので、セル間流路yは酸素
含有ガス流路sとして機能させる。
【0072】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における燃料電池のセルの構成を
示す斜視図
【図2】第1実施形態におけるセルユニットの構成を示
す分解斜視図
【図3】第1実施形態におけるセルユニットのガス漏洩
検査を行う際の構成を示す斜視図
【図4】第1実施形態における燃料電池の全体構成を示
す斜視図
【図5】第1実施形態における燃料電池の全体構成を示
す横断平面図
【図6】図5におけるイ−イ矢視図
【図7】図5におけるロ−ロ矢視図
【図8】第1実施形態における燃料電池の要部の縦断側
面図
【図9】第2実施形態におけるセルユニットの構成を示
す分解斜視図
【図10】第2実施形態における燃料電池の全体構成を
示す横断平面図
【図11】図10におけるハ−ハ矢視図
【図12】図10におけるニ−ニ矢視図
【図13】第3実施形態におけるセルユニットの構成を
示す分解斜視図
【図14】第3実施形態における燃料電池の全体構成を
示す横断平面図
【図15】図14におけるホ−ホ矢視図
【図16】図14におけるヘ−ヘ矢視図
【図17】第4実施形態におけるセルユニットの構成を
示す斜視図
【図18】第4実施形態における燃料電池の全体構成を
示す横断平面図
【図19】図18におけるト−ト矢視図
【図20】図18におけるチ−チ矢視図
【図21】別実施形態におけるセルユニットの構成を示
す分解斜視図
【図22】別実施形態におけるセル集積体を示す分解斜
視図
【符号の説明】
1 電解質層 2 酸素極 3 燃料極 4 流路構成部材 5 保持部材 5A 端用保持部材 5B 間用保持部材 7 柔軟性導電材 8 隔壁部材 8A 端用隔壁部材 8B 間用隔壁部材 51 切り込み部 52 孔 53 当て付け面 57 連通接続部 81 孔 x セル内流路 y セル間流路 C セル I1,I2 内部ガス通路 U セルユニット X1,X2 セル内流路用ガス通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/00 - 8/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に酸素極(2)を備え且つ他方
    の面に燃料極(3)を備えた電解質層(1)と、前記酸
    素極(2)に臨む側と前記燃料極(3)に臨む側のいず
    れか一方に、セル内流路(x)を形成すべく配置される
    流路構成部材(4)とから矩形板状の燃料電池のセル
    (C)が構成され、 そのセル(C)は、前記流路構成部材(4)によって、
    前記セル(C)における一方の向かい合う一対の端面
    を、前記セル内流路(x)が開いた開口端面となり、他
    方の向かい合う一対の端面を、前記セル内流路(x)が
    閉じた閉塞端面となるように構成され、 前記セル(C)における前記セル内流路(x)が開いた
    一対の開口端縁夫々に配置される一対の保持部材(5)
    に、前記セル(C)の厚さと同一又は略同一深さに形成
    されて、前記開口端縁が入れられる切り込み部(51)
    が設けられ、 前記切り込み部(51)は、その切り込み部(51)に
    入れられる前記セル(C)における前記開口端縁の両端
    夫々に隣接する前記閉塞端面に夫々密着する当て付け面
    (53)を備え、 前記セル(C)の複数が、前記酸素極(2)又は前記燃
    料極(3)が露出する面を外側に向けて前記開口端縁を
    前記切り込み部(51)に入れた状態で、前記保持部材
    (5)に保持されて、セル間流路(y)を形成すべく互
    いに間隔を隔てた状態で積層状態に並置され、 前記セル間流路(y)が、前記一対の開口端面側におい
    て前記一対の保持部材(5)にて閉じられ、且つ、前記
    一対の閉塞端面側において開けられるように構成され、 積層方向に隣接するセル(C)間に、気体の通流を許容
    する状態に形成された柔軟性導電材(7)が充填された
    燃料電池の製造方法であって、 前記セル(C)の複数を、夫々の間に前記柔軟性導電材
    (7)を充填した状態で、前記保持部材(5)に保持さ
    せて積層状態に並置し、且つ、その積層方向における前
    記酸素極(2)又は前記燃料極(3)が露出する端面部
    に、前記一対の開口端縁部を仕切る一対の隔壁部材
    (8)を前記一対の保持部材(5)に重ねた状態で設け
    て、セルユニット(U)を予め形成し、 前記セルユニット(U)の複数を、それらの間に前記柔
    軟性導電材(7)を充填した状態で並置する燃料電池の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記保持部材(5)に、前記切り込み部
    (51)に臨み、且つ、前記積層方向に貫通する孔(5
    2)が形成され、 前記隔壁部材(8)に、前記積層方向視において前記保
    持部材(5)の前記孔(52)に重なる状態で、前記積
    層方向に貫通する孔(81)が形成され、 前記保持部材(5)夫々の前記孔(52)及び前記隔壁
    部材(8)夫々の前記孔(81)が前記積層方向に一連
    に連なって形成される通路を、前記セル内流路(x)夫
    々に連通するセル内流路用ガス通路(X1),(X2)
    としてある請求項1記載の燃料電池の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記保持部材(5)は、前記切り込み部
    (51)が1個設けられた端用保持部材(5A)と、前
    記切り込み部(51)が前記積層方向視において対向す
    る一対の端縁夫々に1個ずつ設けられ、且つ、それら一
    対の切り込み部(51)を連通させる連通接続部(5
    7)が設けられた間用保持部材(5B)にて構成され、 前記隔壁部材(8)が、前記端用保持部材(5A)に重
    ねられる端用隔壁部材(8A)と、前記間用保持部材
    (5B)に重ねられる間用隔壁部材(8B)にて構成さ
    れ、 複数の前記セル(C)が、前記開口端面を互いに向かい
    合わせた状態で前記セル(C)の面方向に列状に並置さ
    れ、 列状に並置された複数の前記セル(C)が、列方向両端
    部夫々のセル(C)における外側の開口端縁を前記端用
    保持部材(5A)の切り込み部(51)に入れ、且つ、
    列方向に隣接する前記セル(C)における互いに対向す
    る開口端縁夫々を前記間用保持部材(5B)の一対の切
    り込み部(51)夫々に入れた状態で、前記端用保持部
    材(5A)及び前記間用保持部材(5B)に保持され、 列方向に隣接する前記セル(C)夫々のセル内流路
    (x)が、前記連通接続部(57)によって連通接続さ
    れている請求項1記載の燃料電池の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記端用保持部材(5A)に、前記切り
    込み部(51)に臨み、且つ、前記積層方向に貫通する
    孔(52)が形成され、 前記端用隔壁部材(8A)に、前記積層方向視において
    前記端用保持部材(5A)の前記孔(52)に重なる状
    態で、前記積層方向に貫通する孔(81)が形成され、 前記端用保持部材(5A)夫々の前記孔(52)及び前
    記端用隔壁部材(8A)夫々の前記孔(81)が前記積
    層方向に一連に連なって形成される通路を、前記セル内
    流路(x)夫々に連通するセル内流路用ガス通路(X
    1),(X2)としてある請求項3記載の燃料電池の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記間用保持部材(5B)に、前記連通
    接続部(57)に連通し、且つ、前記切り込み部(5
    1)に臨む状態で、前記積層方向に貫通する孔(52)
    が形成され、 前記間用隔壁部材(8B)に、前記積層方向視において
    前記間用保持部材(5B)の前記孔(52)に重なる状
    態で、前記積層方向に貫通する孔(81)が形成され、 前記間用保持部材(5B)夫々の前記孔(52)、及
    び、前記間用隔壁部材(8B)夫々の前記孔(81)に
    より、前記連通接続部(57)夫々を通じて前記セル内
    流路(x)夫々に連通する内部ガス通路(I1),(I
    2)が形成されている請求項3又は4記載の燃料電池の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記セルユニット(U)の複数を、それ
    らの間に前記柔軟性導電材(7)を充填した状態で前記
    積層方向に並置し、且つ、前記積層方向の各段におい
    て、前記セルユニット(U)の複数を、前記セル間流路
    (y)が開いた側面を互いに対向させた状態で並置する
    請求項1、2、3、4又は5記載の燃料電池の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記保持部材(5)と前記隔壁部材
    (8)が一体的に構成されている請求項1、2、3、
    4、5又は6記載の燃料電池の製造方法。
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