JP3059913B2 - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JP3059913B2
JP3059913B2 JP7162583A JP16258395A JP3059913B2 JP 3059913 B2 JP3059913 B2 JP 3059913B2 JP 7162583 A JP7162583 A JP 7162583A JP 16258395 A JP16258395 A JP 16258395A JP 3059913 B2 JP3059913 B2 JP 3059913B2
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鐵男 坂根
英昭 松永
武成 結城
勝 野呂
充 長縄
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温水を噴射させ、噴
射される温水によって被洗髪者の髪を自動的に洗髪する
ようにした自動洗髪機に関し、特に、美容院等で使用さ
れる業務用の自動洗髪機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特願平4─41550号におい
て、本願出願人により、髪や頭部に温水を噴射して人手
を介さずに洗髪を行う自動洗髪機が提案されている。先
願にかかる自動洗髪機では、貯湯タンク内に温水を溜
め、この温水をポンプで汲み出す。汲み出される温水は
供給路を通してノズルに与えられ、ノズルから温水が噴
射される。この噴射される温水によって、被洗髪者の髪
が自動的に洗髪される。また、供給路には2つの枝管が
合流されている。枝管の上流側には、それぞれシャンプ
ー収容容器及びトリートメント収容容器が接続されてい
る。また、枝管にはバルブが挿入されている。
【0003】上記の供給路を、図9に示す自動洗髪機の
主要部の水路図を参照して説明する。即ち、貯湯タンク
107からポンプ106には供給路108が接続され
る。供給路108に合流する枝管100には、その上流
側はシャンプー収容容器111へ至り、その途中にシャ
ンプー液の流量を調節できるシャンプー調節バルブ10
2及びその下流側に枝管100のシャンプー液の流通を
開閉する電磁開閉バルブ101が設けられている。同様
に、トリートメント収容容器112に至る枝管103に
は、トリートメント液の流量を調節できるトリートメン
ト調節バルブ105及びその下流側に枝管103のトリ
ートメント液の流通を開閉する電磁開閉バルブ104が
設けられている。これらの管路及び各機器は、市販の配
管用の継手部品等を組み合わせて、所定の機能を発揮す
るようにそれぞれ接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、配管
用部品の点数削減を図り、より簡略化を図った新規な配
管構造を備える自動洗髪機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る自動洗髪機は、貯湯タンク内から温
水をくみ出すための供給路と、供給路へ所定の溶液を流
入させる溶液通路とを備えた自動洗髪機において、上記
溶液通路は、溶液を流通させるチューブと、チューブに
関連して設けられチューブ内の溶液を上流側から下流側
へ送り出す溶液送出手段とを含み、上記供給路は、温水
を流通させる流出管と、流出管内に連通すると共に上記
流出管に一体に形成された連結用枝管とを含み、上記チ
ューブの先端を上記連結用枝管に直接接続したことを特
徴とするものである。
【0006】また、請求項2に係る自動洗髪機は、請求
項1に記載の自動洗髪機において、溶液送出手段は、チ
ューブを押圧する押圧手段と、チューブを押圧しながら
押圧手段をチューブに沿ってチューブの上流側から下流
側へ所定量移動させる手段と、押圧手段によるチューブ
の押圧を解除して押圧手段をチューブの上流側へ戻す手
段とを含むことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項3に係る自動洗髪機は、請求
項1又は2に記載の自動洗髪機において、流出管は、途
中で2分割され、その上流側の流出管と下流側の流出管
を直接接続でき、且つ流出管を流れる温水中の塵芥を補
集するフィルタが備えられていることを特徴とするもの
である。また、請求項4に係る自動洗髪機は、請求項3
に記載の自動洗髪機において、フィルタは、流出管にお
いて連結用枝管の流入する部分よりも上流側に設けられ
たことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項5に係る自動洗髪機は、請求
項1乃至4の何れかに記載の自動洗髪機において、連結
用枝管には、流出管側から溶液通路側への流通を阻止す
る逆止弁が設けられたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記請求項1に係る発明の構成によれば、溶液
通路のチューブが連結用枝管に直接接続可能なので、管
接続用の継手部品を省略することができ、部品点数を削
減することができる。加えて、流出管と連結用枝管とが
一体に形成されているので、流出管と連結用枝管とを接
続する管継手を省略することができ、簡略な構造の配管
とすることができる。
【0010】上記請求項2に係る発明の構成によれば、
請求項1記載の作用に加えて、チューブは押圧手段によ
り押圧されると、押圧された部分のチューブ内は閉塞さ
れる。移動させる手段による押圧手段の下流側への移動
に伴い、順次より下流側のチューブが閉塞されてゆき、
チューブは下流側へとしごかれ、チューブ内の溶液は下
流側へ送り出される。また、戻す手段により押圧が解除
されたチューブ内には溶液が流入し、押圧手段が上流側
に戻されることにより、流入する溶液を繰り返して送り
出すことができる。従って、溶液送出手段は、チューブ
内の溶液の送り出しの開始、停止をすることができるの
で、溶液の送り出しの開始、停止を行うための弁を別途
に設けずに済み、より部品点数を削減することができ
る。
【0011】上記請求項3に係る発明の構成によれば、
請求項1又は2に記載の作用に加えて、フィルタは、2
分割された流出管に直接接続できるので、接続用の継手
部品を省略することができる。また、フィルタと流出管
との接続を解除すれば、フィルタを取り外すことができ
るので、補集した塵芥を除去することができる。上記請
求項4に係る発明の構成によれば、請求項3記載の作用
に加えて、フィルタは、連結用枝管よりも上流側に設け
られているので、連結用枝管から流入する溶液の通過を
回避することができる。従って、溶液の粘度が高くて
も、フィルタはこの溶液による目詰まりを防止すること
ができる。
【0012】上記請求項5に係る発明の構成によれば、
請求項1乃至4の何れかに記載の作用に加えて、逆止弁
は、流出管側から溶液通路側への流通を阻止するので、
溶液通路には温水の流入を防止することができる。従っ
て、溶液通路に破損が生じた場合に、破損した溶液通路
からの温水の漏出を防止することができる。
【0013】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は、この発明の一実施例に係る自動洗髪機
の主要部の概略構成を示す正面断面図である。この自動
洗髪機は、キャビネット70によってその外観形状が形
成されており、キャビネット70の上面中央には、被洗
髪者の頭部を挿入するための入口71が形成されてい
る。入口71の下方となるキャビネット70内には、洗
髪時に頭部及び髪が収納される水槽1(図3参照)が配
置されている。水槽1の上方には、開閉可能なフード7
が取り付けられている(図1は閉成状態を示す)。フー
ド7は、入口71に挿入された被洗髪者の顔面を除い
て、入口71を覆うことができる。洗髪のために被洗髪
者の頭部を水槽1に収容する際には、フード7は開か
れ、洗髪時にはフード7は閉じられる。
【0014】また、キャビネット70内には、後述する
ように水槽1内に温水を噴射させるポンプ32と、温水
を溜める貯湯タンク17と、貯湯タンク17からポンプ
32への供給路として温水を流通させる流出管31とが
設けられている。流出管31の一端は、ポンプ32の入
口33に、他端は貯湯タンク17下部の流出口に接続さ
れている。
【0015】また、キャビネット70の上面の左奥に
は、シャンプー容器55及びトリートメント容器57が
備えられている。シャンプー容器55内には、シャンプ
ー用チューブ52の一端が差し込まれている。シャンプ
ー用チューブ52は、キャビネット70内に導入され、
シャンプー用チューブ52の他端は、後述するシャンプ
ー液を送り出すことのできる溶液送出手段としての圧送
ポンプ装置61の圧送チューブ74の吸い込み側の一端
に、接続継手(図示せず)を介して接続されている。圧
送チューブ74の吐出側の一端は、上記の流出管31の
所定の位置に接続されている。
【0016】同様に、トリートメント容器57内には、
トリートメント用チューブ53の一端が差し込まれ、そ
の他端は、キャビネット70内に導入されて圧送ポンプ
装置62の圧送チューブ75の吸い込み側の一端に、接
続継手(図示せず)を介して接続されている。圧送チュ
ーブ75の吐出側の一端は、上記の流出管31の所定の
位置に接続されている。
【0017】圧送ポンプ装置61、62によって、上記
の容器55,57内のシャンプー液及び/又はトリート
メント液は、後述するように流出管31内へ送り出さ
れ、温水に混入される。上記の流出管31は、貯湯タン
ク17下部の流出口から上方に立ち上がり、上方からポ
ンプ32の入口33に接続されて、両端部が低く中央部
が高く配置されている。この中央部の高い部分に、上記
の圧送チューブ74,75の吐出側の一端が下方から接
続されている。また、この接続されている流出管31の
部分の近傍に、圧送ポンプ装置61,62は、配置され
ている。このように、圧送チューブ74,75の吐出側
の一端が流出管31に下方から接続されているので、圧
送されたシャンプー液等が自然落下によって流出管31
に流出せず、精度良く、無駄無くシャンプー液等の供給
を制御することができる。
【0018】なお、シャンプー用チューブ52と圧送チ
ューブ74とは、接続継手を介さずに一本のチューブか
ら構成されてもよい。トリートメント用チューブ53と
圧送チューブ75も同様である。図2に、上記の圧送ポ
ンプ装置61の構成例を示す。なお、圧送ポンプ装置6
2も圧送ポンプ装置61と同様の構成であるから、以下
の説明では、圧送ポンプ装置61の構成を説明する。
【0019】圧送ポンプ装置61には、可撓性のある圧
送チューブ74と、チューブ受け部131と、圧送チュ
ーブ74をしごくためのロータ132とが含まれてい
る。圧送チューブ74は、ロータ132とチューブ受け
部131との間に挿入されている。チューブ受け部13
1の、圧送チューブ74を受ける面は、ロータ132の
周面と一定間隔をあけて、ロータ132の周面に沿うよ
うに、円弧状に形成されている。
【0020】上記のチューブ受け部131は、両側にお
いて、キャビネット70の底部に固定されるベース14
1に取り付けられたコイルばね136で弾力的に保持さ
れている。従って、ロータ132により圧送チューブ7
4がしごかれる際に、チューブ受け部131は、圧送チ
ューブ74を受け止めながら、且つ圧送チューブ74に
過剰な力がかからないようにすることができる。
【0021】上記のロータ132は、ベース141に取
り付けられたモータの回転軸139に連結され、また、
ロータ132には、ロータ132の周面から一部分が突
出するように、且つロータ132に対して回転自在に保
持された複数のローラ137が取付けられている。この
ような構成において、ロータ132は、モータによって
矢印138方向に回転される。すると、ロータ132の
周面は、圧送チューブ74と接触していないが、ロータ
132の周面から突出するローラ137の一部表面は圧
送チューブ74を押しつぶすように、圧送チューブ74
に接触し、その接触箇所が矢印138方向に移動する。
それゆえ、圧送チューブ74内に存在するシャンプー液
は、ローラ137によってしごかれ、矢印140方向に
送り出される。
【0022】この構造では、圧送チューブ74をローラ
137によってしごくようにしてその内部のシャンプー
液を送り出すので、液の粘度が高くても送り出すことが
できる。また、圧送チューブ74の上流側は、図1に示
すようにシャンプー用チューブ52を介してシャンプー
容器55に接続されている。具体的には、シャンプー容
器55内のシャンプー液中に浸っている。それゆえ、初
期状態で圧送チューブ74内にシャンプー液がなくて
も、圧送チューブ74がローラ137の回転によりしご
かれると、圧送チューブ74内が減圧され、圧送チュー
ブ74に接続されたシャンプー用チューブ52を通じて
シャンプー液が吸い上げられ、やがてはシャンプー液は
圧送チューブ74を通じて送り出される。
【0023】また、ロータ132が回転されてローラ1
37により圧送チューブ74がしごかれる際に、ローラ
137の移動に合わせてチューブ受け部131は適宜揺
動する。すなわち、チューブ受け部131はコイルばね
136によって保持されており、ローラ137がチュー
ブ受け部131に常に一定の圧力で当接するようにされ
ている。よって、ロータ132とチューブ受け部131
との位置合わせが適当であってもよく、また、圧送チュ
ーブ74の交換時等の調整が不要である。
【0024】また、圧送チューブ74は、ローラ137
により押しつぶすようにしごかれるので、圧送チューブ
74とローラ137の接触箇所ではシャンプー液の流通
が遮断される。よって、圧送ポンプ装置61は、シャン
プー液の送り出しの開始とともに、停止もできるので、
弁機能も備えている。なお、ローラ受け部131は、こ
の実施例のようにコイルばね136により保持せずに固
定的に設けられていてもよく、例えば公知のローラーポ
ンプ(古江サイエンス株式会社製)等を用いることがで
きる。
【0025】図3は、上記の自動洗髪機の水路図であ
る。図3を参照して、上記の水槽1内には温水を噴射し
て自動的に洗髪を行うための複数のノズル2が配置され
ている。より具体的には、複数のノズルが備えられた上
リンク3及び下リンク4が備えられている。上リンク3
及び下リンク4は水槽1の側壁で一端が回動自在に支持
され、水槽1内に略水平方向に延びるように配置されて
おり、その先端は自由端となっている。水槽1の側壁か
ら外側に延び出た上リンク3の端部及び下リンク4の端
部には駆動リンク5が連結され、駆動リンク5には駆動
源としてのリンクモータ6が連結されている。洗髪時に
おいては、リンクモータ6によって駆動される駆動リン
ク5が駆動され、それに応じて上リンク3及び下リンク
4が揺動される。その結果、上リンク3及び下リンク4
に配列された複数のノズル2から噴射される温水の噴射
方向が変化し、被洗髪者の髪が万遍なく、且つ良好に洗
髪される。
【0026】さらに、水槽1の下方側壁には複数のノズ
ル2が固定配置されている。これら水槽1の下方側壁に
固定配置されたノズル2は、水槽1内に垂れ下がった被
洗髪者のロングヘアーの先方部を洗髪するためのもので
ある。次に、上述した上リンク3、下リンク4及び固定
配置されたノズル2へ温水を供給するための水路及び供
給機構について説明をする。
【0027】図示しない外部の給水管から供給される水
は水供給部11を経てミキシングバルブ12へ与えられ
る。また、図示しない外部の給湯管から供給される湯
は、湯供給部13を経てミキシングバルブ12へ与えら
れる。ミキシングバルブ12においては、水と湯とが混
合され、適当な温度の温水が作られる。ミキシングバル
ブ12で作られる温水の温度は、この自動洗髪機のオペ
レータによって操作され得るように設けられたノブ14
を操作することにより操作可能である。
【0028】温水は図外の電気的な制御回路によって制
御される電磁給湯バルブ15が開かれると、供給管16
を介して上記の貯湯タンク17へ供給される。供給管1
6には供給される温水の温度を検出するためのサーミス
タ18が備えられており、このサーミスタ18の出力は
図外の制御回路に与えられ、貯湯タンク17へ供給され
る温水の温度は、図示しない表示器に表示される。
【0029】ミキシングバルブ12で作られる温水は、
また、ノブ19が手動操作されてシャワーバルブ20が
開かれることにより、逆止弁21及び供給路22を通っ
てハンドシャワー23から噴射されるようになってい
る。ハンドシャワー23は、水槽1内において使用可能
に設けられており、補助的に被洗髪者の髪を手動洗髪し
たり水槽1内の洗浄等を行うのに使用される。
【0030】温水が溜められる貯湯タンク17は、例え
ば容量40リットルのタンクが採用されている。貯湯タ
ンク17内には、下位水量センサ24及び上位水量セン
サ25という2つの水量センサが備えられている。これ
ら2つの水量センサ24,25の出力は、図外の制御回
路に与えられ、この制御回路によって、例えば給湯バル
ブ15の開閉が制御され、貯湯タンク17内に常に一定
の温水が満たされ得るようにされている。また、貯湯タ
ンク17内の下方位置には、貯湯タンク17に溜められ
た温水の温度を検出するための温度検出用サーミスタ2
6が備えられている。
【0031】さらに、貯湯タンク17の上方位置には溢
水口27が形成されていて、上位水量センサ25で検出
される以上に温水が溜まったとき、その温水が貯湯タン
ク17の外部へ溢れ出るようにされている。溢水口27
の下にはドレンパン28が備えられ、ドレンパン28で
受けられた水は排水管29を通って機外へ排出される。
【0032】なお、ドレンパン28には排水管29から
の排水が逆流等して、ドレンパン28内に水が満ちた異
常状態を検出するための水位センサ30が備えられてい
る。上述のように、貯湯タンク17の下方には温水を取
り出すための供給路としての流出管31が連結されてお
り、流出管31はポンプ32の入口33に接続されてい
る。ポンプ32はインバータ34によってその回転が低
速から高速に至るまでの任意の回転数で駆動するよう制
御される。
【0033】ポンプ32が駆動されると、貯湯タンク1
7に溜められた温水は流出管31を通ってポンプ32の
入口33からポンプ32内に吸い込まれ、ポンプ32の
出口35から吐き出される。ポンプ32の出口35に
は、吐き出される温水を4つの管に導く分岐管36が接
続されている。分岐管36の各分路先端には、それぞ
れ、リンク上用バルブ37、リンク下用バルブ38、ロ
ング用バルブ39及びタンク排水バルブ40という4つ
の電磁バルブを介して、第1供給管41、第2供給管4
2、第3供給管43及び第4供給管44が接続されてい
る。
【0034】第1供給管41の先端は前述した上リンク
3につなげられている。第2供給管42の先端は前述し
た下リンク4につなげられている。第3供給管43の先
方部は水槽1の下方側の側壁外方に配置されている。第
3供給管43の先方部には、所定間隔で、水槽1内へ突
出する前述した複数のノズル2が取り付けられている。
第4供給管44の先端は水槽1の底面下方に連接された
排水トラップ45に連結され、排水トラップ45へ水を
導いて排水するようにされている。
【0035】排水トラップ45には、排水管46が接続
されており、この排水管46は前述した排水管29とつ
ながっている。以上のような構成であるから、図外の制
御回路によりインバータ34を制御してポンプ32を駆
動させ、且つリンク上用バルブ37、リンク下用バルブ
38及びロング用バルブ39を必要に応じて選択的に開
成することにより、水槽1内の所望のノズル2から温水
を噴射させ、被洗髪者の髪を自動的に洗髪することがで
きる。また洗髪の際には、前述したようにリンクモータ
6によって上リンク3及び下リンク4を揺動させ、ノズ
ル2からの温水の噴射方向を変化させればよい。
【0036】また、上記の流出管31の予め定める部分
には、シャンプー容器55につながれている圧送ポンプ
装置61の圧送チューブ74が合流されている。また、
トリートメント容器57につながれている圧送ポンプ装
置62の圧送チューブ75が合流されている。従って、
図外の制御回路により、圧送ポンプ装置61,62を制
御することにより、上記の容器55,57内のシャンプ
ー液やトリートメント液を所定量、流出管31を流れる
温水中に供給することができる。
【0037】次に、本実施例の特徴である上記の流出管
31を、図1及び図4を参照して詳細に説明する。図4
は、この流出管31の主要部の断面図である。この流出
管31は、管状の主体部31aと、主体部31aの長手
方向に直交して延びる管状の枝部31b,31cとを備
えている。枝部31b,31cは、主体部31aの長手
方向に沿って並んで配置されている。枝部31b,31
c内は、主体部31a内に連通している。枝部31bに
は、圧送ポンプ装置61の圧送チューブ74が挿入さ
れ、枝部31cには、圧送ポンプ装置62の圧送チュー
ブ75が挿入されている。主体部31a、枝部31b及
び枝部31cは、ゴムで一体に形成されて適度な可撓性
を有している。
【0038】主体部31aの端部は、貯湯タンク17の
流出口及びポンプ32の入口33と直接に接続できる形
状に形成されている。例えば、貯湯タンク17の流出口
が貯湯タンク17の外面から突出した筒状に形成されて
いる場合には、主体部31aの端部は、流出口の筒状の
外径よりも所定量小さい内径に形成される。この場合に
は、主体部31aの端部と、流出口の筒形状との間の接
続に配管継手を介することなく直接に接続ができる。
【0039】枝部31bと枝部31cは、同じ形状であ
るので、枝部31bについて説明し、枝部31cの説明
は省略する。枝部31bは、圧送チューブ74の挿入さ
れる出口寄りの部分31dと、出口寄りの部分31dよ
りも内径の小さい主体部31a寄りの部分31eが形成
されている。出口寄りの部分31dは、そこに挿入され
る圧送チューブ74の外径に対応する内径で形成されて
いる。圧送チューブ74は、枝部31bの出口から挿入
され、主体部31a寄りの部分31eに突き当てられ
て、位置決めされる。このように、主体部31a寄りの
部分31eで圧送チューブ74を突き当てて位置決めで
きるので、接続時の位置決めが容易である。
【0040】なお、従来の流出管は、図5の分解斜視図
に示す管、機器等の各部品が組立られて構成されてい
た。すなわち、貯湯タンクからポンプまでには、ゴムチ
ューブ200、配管継手205、ユニオン継手206、
ニップル207及びエルボ管継手208が設けられる。
配管継手205には、ナイロンチューブ201、エルボ
管継手202、電磁開閉バルブ203及びニップル20
4からなるシャンプー用とトリートメント用の2通りの
管路が接続される。よって、合計13点の部品からなっ
ていた。
【0041】これに対して、本実施例では、流出管31
と、圧送ポンプ装置61,62と、シャンプー用チュー
ブ52と、トリートメント用チューブ53と、接続継手
2個との合計7点となっている。本実施例によれば、シ
ャンプー液等を送出する圧送ポンプ装置61,62は、
弁機能を備えているので、シャンプー液等の流通の制御
のための電磁開閉バルブ等を省略することができる。ま
た、流出管31に、圧送チューブ74,75を直接接続
できるので、配管の接続のための管継手部品を必要とせ
ず、部品点数を削減することができる。さらに、流出管
31は、貯湯タンク17及びポンプ32に直接接続でき
るので、それらとの間の接続のための部品を削減するこ
とができる。それに加えて、流出管31の主体部31a
が圧送チューブ74,75との接続部分である枝部31
b,31cと一体に一つの部品として形成されているの
で、部品間の接続のための継手構造を省略することがで
きる。従って、部品点数を削減でき、配管の構成を、極
めて簡略化することができる。
【0042】また、流出管31は、ゴムで形成されてい
ることによって、可撓性を有しているので、自動洗髪機
へ変形させて組み込むことができる。従って、接続する
機器及び配管の組み付け位置が異なる場合にも、無理な
く組み込むことができる。その結果、配管接続の作業性
も向上する。次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0043】本実施例では、第1の実施例の流出管31
に代えて、流出管231が用いられている。また、逆止
弁234が設けられている。なお、それ以外の構成は第
1の実施例と同様であるので説明は省略する。図6は、
この発明の第2の実施例に係る自動洗髪機の主要部の概
略構成を示す正面断面図である。流出管231は、流出
管31を枝部31b,31cより上流側の部分で分断
し、そこを下記の接続管232で接続した構成を備えて
いる。すなわち、流出管231には、貯湯タンク17の
出口に接続される上流部231aと、ポンプ32の入口
33に接続される下流部231bと、下流部231b及
び上流部231aを接続する接続管232とが設けられ
ている。接続管232は、上流部231aが貯湯タンク
17下部の流出口から上方に立ち上がった最上部近傍に
配置されている。下流部231bには、枝部31b,3
1cと同様の枝部231d,231cが一体に形成さ
れ、圧送チューブ74,75が接続されている。
【0044】図7は、上記の接続管232及びその近傍
の流出管231の断面図である。接続管232の外径部
の両端は下流部231b及び上流部231aの内径部に
それぞれ嵌まり込み、接続管232は両者と直接接続さ
れる。接続管232内には、そこを流れる温水中の塵芥
を補集できるフィルタ233が設けられている。フィル
タ233は、例えば、繊維によって円錐形の袋状に形成
され、円錐の底面になる部分は開口している。このフィ
ルタ233は、その円錐の頂部となる部分を下流側にし
て、開口部の周囲を接続管232の内周面に取付けられ
ている。温水はフィルタ233の開口部から繊維を通過
して流出し(図中の矢印235に示す方向に流れる)、
このとき塵芥は繊維に補集され、袋内に溜められる。
【0045】図8は、上記の下流部231bの要部の拡
大断面図である。下流部231bの枝部231cには、
圧送チューブ75が、逆止弁234を介して接続されて
いる。この逆止弁234は、圧送チューブ75側から流
出管231側への流通を許容する(矢印236に示す方
向)が、流出管231側から圧送チューブ75側への流
通は阻止する。なお、枝部231dにも、同様に圧送チ
ューブ74が、逆止弁234を介して接続されている。
【0046】本実施例によれば、第1の実施例の効果に
加えて、以下の効果が得られるものである。すなわち、
フィルタ233の設けられる接続管232は、そこに接
続される流出管231の下流部231b及び上流部23
1aに直接接続できるので、接続用の継手部品を省略す
ることができる。従って、部品点数の増加を抑え、簡単
な構成で、管路内にフィルタを設けることができる。
【0047】また、接続管232と下流部231b及び
上流部231aとの接続を解除すれば、フィルタ233
を取り外すことができるので、補集した塵芥を除去する
ことができる。或いは、フィルタ233を交換すること
もできる。よって、フィルタ233のメンテナンスに便
利である。また、接続管232は流出管231の最上部
近傍に設けられているので、フィルタ233の掃除や交
換時に、流出管231内の水を零れにくくすることがで
きる。従って、周囲を濡らさずにフィルタ233のメン
テナンスを行うことができてより好ましい。
【0048】ところで、シャンプー液等には、粘度の高
い液が使用されることがある。このような高粘度の液
と、フィルタ233に補集された塵芥とが混ざると、フ
ィルタ233が目詰まりを生じることも考えられる。本
実施例では、接続管232は、枝部231d,231c
よりも上流側に設けられているので、接続管232内の
フィルタ233に枝部231d,231cから流入する
シャンプー液等が流入することを避けることができる。
従って、粘度の高いシャンプー液等が用いられる場合で
も、フィルタ233は目詰まりしにくく、フィルタ23
3を掃除せずに使用し続けることのできる期間を長くす
ることができる。なお、高粘度のシャンプー液等が使用
されない場合等には、フィルタ233は、枝部231
d,231cよりも上流側に設けられなくても構わな
い。
【0049】また、逆止弁234は、流出管231側か
ら圧送チューブ74,75内へ温水の流入を阻止するの
で、圧送チューブ74,75に破損が生じた場合に、圧
送チューブ74,75内への温水の逆流を防止すること
ができ、温水の漏出を防止することができる。なお、本
発明の実施例では、流出管31の枝部は筒状としたが、
これには限定されない。要は、シャンプー液等の流通す
る管が直接に接続できる形状であればよく、例えば、い
わゆるワンタッチカップリングが一体に形成されていて
もよい。
【0050】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、次の効果
を奏する。すなわち、溶液通路が連結用枝管に直接接続
されることによって、接続用部品の点数を削減すること
ができる。また、流出管と連結用枝管との一体化によっ
て、簡単な配管とすることができる。従って、簡略な構
造の配管とすることができるので、配管の組立時間の短
縮や、部品管理を簡略化することができる。
【0052】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明の効果に加えて、溶液送出手段は、チューブを
しごくことによって、チューブ内の溶液の送り出しの開
始及び停止を行うことができるので、溶液の送り出しの
開始、停止を行うための弁を別途に設けずに済み、より
部品点数を削減することができる。請求項3に係る発明
によれば、請求項1又は2に係る発明の効果に加えて、
フィルタを2分割された流出管に直接接続することによ
って、継手部品が不要であるので、部品点数の増加を抑
え、簡単な構成で、流出管にフィルタを設けることがで
きる。また、フィルタを取り外すことによって、補集し
た塵芥を除去することができ、便利である。
【0053】請求項4に係る発明によれば、請求項3に
係る発明の効果に加えて、フィルタは、溶液の流入する
連結用枝管よりも上流側に設けられることによって、フ
ィルタには溶液の流入を回避できるので、溶液の粘度が
高い場合でも、フィルタは目詰まりしにくい。よって、
フィルタを長く良好に使用することができる。請求項5
に係る発明によれば、請求項1乃至4に係る発明の効果
に加えて、逆止弁によって流出管から溶液通路への温水
の流入を防止することができるので、溶液通路に破損が
生じた場合に、温水の漏出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる自動洗髪機の主要
部を示す正面一部断面図である。
【図2】上記の自動洗髪機の圧送ポンプ装置の図解図で
ある。
【図3】上記の自動洗髪機の水路図である。
【図4】上記の自動洗髪機の流出管の主要部の断面図で
ある。
【図5】従来の自動洗髪機の流出管の分解組立図であ
る。
【図6】この発明の第2の実施例にかかる自動洗髪機の
主要部を示す正面一部断面図である。
【図7】第2の実施例の自動洗髪機の流出管、接続管、
フィルタの断面図である。
【図8】第2の実施例の自動洗髪機の流出管の主要部の
断面図である。
【図9】従来の自動洗髪機の管路の主要部の水路図であ
る。
【符号の説明】
1 水槽 17 貯湯タンク 31 流出管(供給路) 31a 主体部(流出管) 31b,31c 枝部(連結用枝管) 52 シャンプー用チューブ 53 トリートメント用チューブ 61,62 圧送ポンプ装置(溶液送出手段) 74,75 圧送チューブ(チューブ) 137 ローラ(押圧手段) 132 ロータ(移動させる手段、戻す手段) 231 流出管 231a 上流部(上流側の供給路) 231b 下流部(下流側の供給路) 231d,231c 枝部(連結用枝管) 232 接続管 233 フィルタ 234 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 長縄 充 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−236512(JP,A) 特開 平8−150011(JP,A) 特開 平8−66224(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 19/08 A45D 19/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンク内から温水をくみ出すための供
    給路と、供給路へ所定の溶液を流入させる溶液通路とを
    備えた自動洗髪機において、 上記溶液通路は、溶液を流通させるチューブと、チュー
    ブに関連して設けられチューブ内の溶液を上流側から下
    流側へ送り出す溶液送出手段とを含み、 上記供給路は、温水を流通させる流出管と、流出管内に
    連通すると共に上記流出管に一体に形成された連結用枝
    管とを含み、上記チューブの先端を上記連結用枝管に直接接続した
    とを特徴とする自動洗髪機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動洗髪機において、 前記溶液送出手段は、チューブを押圧する押圧手段と、
    チューブを押圧しながら押圧手段をチューブに沿ってチ
    ューブの上流側から下流側へ所定量移動させる手段と、
    押圧手段によるチューブの押圧を解除して押圧手段をチ
    ューブの上流側へ戻す手段とを含むことを特徴とする自
    動洗髪機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の自動洗髪機におい
    て、 前記流出管は、途中で2分割され、その上流側の流出管
    と下流側の流出管を直接接続でき、且つ流出管を流れる
    温水中の塵芥を補集するフィルタが備えられていること
    を特徴とする自動洗髪機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の自動洗髪機において、 前記フィルタは、流出管において連結用枝管の流入する
    部分よりも上流側に設けられたことを特徴とする自動洗
    髪機。
  5. 【請求項5】請求項1乃4の何れかに記載の自動洗髪機
    において、 前記連結用枝管には、流出管側から溶液通路側への流通
    を阻止する逆止弁が設けられたことを特徴とする自動洗
    髪機。
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