JP3059671B2 - 印刷板の製作方法 - Google Patents
印刷板の製作方法Info
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- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/06—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using cylindrical picture-bearing surfaces, i.e. scanning a main-scanning line substantially perpendicular to the axis and lying in a curved cylindrical surface
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- Signal Processing (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、主に1ページあたり一枚の印刷
板が使用されるような、新聞などの印刷物の印刷におけ
る印刷板の製作方法に関する。より詳細には、ドラム型
ラスター走査方式の製版機からなる描画システムを用い
た印刷板の製作方法において、同様の描画システムを用
いた従前の製作方法に比べて、それぞれ異なる画像が表
される複数の印刷板の単位時間あたりの生産数を大幅に
増加させることが可能な印刷板の製作方法に関する。
板が使用されるような、新聞などの印刷物の印刷におけ
る印刷板の製作方法に関する。より詳細には、ドラム型
ラスター走査方式の製版機からなる描画システムを用い
た印刷板の製作方法において、同様の描画システムを用
いた従前の製作方法に比べて、それぞれ異なる画像が表
される複数の印刷板の単位時間あたりの生産数を大幅に
増加させることが可能な印刷板の製作方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】新聞のような印刷物を印刷
機(高速輪転機)で印刷する際には、一枚の印刷板が1
ページあるいは少数ページだけ印刷するように印刷機や
印刷板が設計される。この方法であると、ある版の印刷
が終了した後に細部だけが異なる新たな版を印刷すると
きに、旧版と内容に変更がない印刷板は輪転機から外さ
ず、変更のあるページに関してのみ印刷板を製作し印刷
機に取り付ければよいという利点がある。新聞のよう
に、一枚の印刷板が受け持つ印刷物が1種類である上に
ページサイズが比較的大型な場合、印刷板一枚は1ペー
ジ分だけを印刷するのが普通である。しかし、印刷物の
ページサイズが小型であると、一枚の印刷板で2ページ
以上の印刷を行う場合もある。そして本発明で言う印刷
板とは、印刷板が印刷物の1ページだけを印刷する場合
と、複数ページを印刷する場合の両タイプを含んでい
る。
機(高速輪転機)で印刷する際には、一枚の印刷板が1
ページあるいは少数ページだけ印刷するように印刷機や
印刷板が設計される。この方法であると、ある版の印刷
が終了した後に細部だけが異なる新たな版を印刷すると
きに、旧版と内容に変更がない印刷板は輪転機から外さ
ず、変更のあるページに関してのみ印刷板を製作し印刷
機に取り付ければよいという利点がある。新聞のよう
に、一枚の印刷板が受け持つ印刷物が1種類である上に
ページサイズが比較的大型な場合、印刷板一枚は1ペー
ジ分だけを印刷するのが普通である。しかし、印刷物の
ページサイズが小型であると、一枚の印刷板で2ページ
以上の印刷を行う場合もある。そして本発明で言う印刷
板とは、印刷板が印刷物の1ページだけを印刷する場合
と、複数ページを印刷する場合の両タイプを含んでい
る。
【0003】なお、本発明で言うシート材とは印刷板の
材料となるもので、具体的には印刷板用シート原材(sh
eet of plate making material)との意味であるが、請
求項あるいは以下の説明では単にシート材と称する。ま
た、シート材の製版面に関して感光性を有するものを特
に感光面と呼ぶ。
材料となるもので、具体的には印刷板用シート原材(sh
eet of plate making material)との意味であるが、請
求項あるいは以下の説明では単にシート材と称する。ま
た、シート材の製版面に関して感光性を有するものを特
に感光面と呼ぶ。
【0004】印刷板の製作方法において公知のものとし
て写真製版方法がある。写真製版には様々な方法がある
が、例えば、シート材から製作される印刷板のページ画
像をラスター方式で表現する走査データが、レーザーや
他の走査素子を用いるラスター走査方式の製版機を制御
し、該製版機からなる描画システムがシート材の感光面
を露光させるという方式がある。この方式では、ラスタ
ー方式でシート材の感光面を走査するように、製版機の
レーザービームあるいは別種の走査素子を走査データが
変調する。また、走査素子にインクジェットを用いたラ
スター走査方式の製版方法も公知のものであるが、この
方法では例えばラスター走査されるインクをシート材の
感光面を遮光する覆いとして使い、走査後の工程で感光
面が露光されるという方式で製版が行われる。
て写真製版方法がある。写真製版には様々な方法がある
が、例えば、シート材から製作される印刷板のページ画
像をラスター方式で表現する走査データが、レーザーや
他の走査素子を用いるラスター走査方式の製版機を制御
し、該製版機からなる描画システムがシート材の感光面
を露光させるという方式がある。この方式では、ラスタ
ー方式でシート材の感光面を走査するように、製版機の
レーザービームあるいは別種の走査素子を走査データが
変調する。また、走査素子にインクジェットを用いたラ
スター走査方式の製版方法も公知のものであるが、この
方法では例えばラスター走査されるインクをシート材の
感光面を遮光する覆いとして使い、走査後の工程で感光
面が露光されるという方式で製版が行われる。
【0005】ラスター走査方式の製版機にはフラットベ
ッドと呼ばれるタイプがある。これは走査素子が露光あ
るいは別種の製版作業を行うに際して、シート材が平面
である支持面に支持されているタイプである。他には、
製版のときにシート材が回転するドラムの外面に支持さ
れている外面支持ドラム型、あるいはシート材が回転し
ないドラムの内面に支持されている内面支持ドラム型等
がある。現在ではドラム型、特に内面支持ドラム型の製
版機が、フラットベッドや他のタイプに比べて一般に安
価且つ正確であり、印刷板の製作にはドラム型製版機の
使用が望ましい場合が多い。
ッドと呼ばれるタイプがある。これは走査素子が露光あ
るいは別種の製版作業を行うに際して、シート材が平面
である支持面に支持されているタイプである。他には、
製版のときにシート材が回転するドラムの外面に支持さ
れている外面支持ドラム型、あるいはシート材が回転し
ないドラムの内面に支持されている内面支持ドラム型等
がある。現在ではドラム型、特に内面支持ドラム型の製
版機が、フラットベッドや他のタイプに比べて一般に安
価且つ正確であり、印刷板の製作にはドラム型製版機の
使用が望ましい場合が多い。
【0006】しかし、ドラム型製版機を使用した場合、
シート材の処理には複雑な工程を要し製作速度が遅くな
る。例えば、 供給カセットからシート材を持ち上げる、 該シート材を供給カセットから、レーザービームを用
いる露光ステーションあるいは別種の走査素子を用いる
ラスター走査方式の製版ステーションの支持面へ移送す
る、 製版が行われる前にシート材を支持面に置く、 製版後に支持面からプレートを持ち上げる、 シート材を支持面から受け取りカセットへ移す、 シート材を受け取りカセットに置く、あるいはシート
材を直接に現像機または現像ステーションへ移送する、 という処理サイクルを各シート材が経るために、製版機
におけるシート材の処理時間の大部分が上記サイクルに
費やされてしまっていた。
シート材の処理には複雑な工程を要し製作速度が遅くな
る。例えば、 供給カセットからシート材を持ち上げる、 該シート材を供給カセットから、レーザービームを用
いる露光ステーションあるいは別種の走査素子を用いる
ラスター走査方式の製版ステーションの支持面へ移送す
る、 製版が行われる前にシート材を支持面に置く、 製版後に支持面からプレートを持ち上げる、 シート材を支持面から受け取りカセットへ移す、 シート材を受け取りカセットに置く、あるいはシート
材を直接に現像機または現像ステーションへ移送する、 という処理サイクルを各シート材が経るために、製版機
におけるシート材の処理時間の大部分が上記サイクルに
費やされてしまっていた。
【0007】しかも通常、ドラム型製版機は、ラスター
走査方式の製版ステーションの支持面上には一度に一枚
のシート材しか受け取り・保持できない。また、製版機
がシート材の製版をする間は製版終了までシート材が支
持面を占有してしまい、他のシート材に待機時間が生じ
るので、シート材一枚から印刷板一枚のみを製造する従
来の方法では単位時間あたりの生産数は低くなる。つま
り、新聞などのように、各印刷板に表される画像が異な
り、しかも短時間での再版が要求される印刷物に使用さ
れる印刷板の製作においては、従来のドラム型製版機を
用いた方法は生産効率が悪く需要を十分に満たしていな
かった。
走査方式の製版ステーションの支持面上には一度に一枚
のシート材しか受け取り・保持できない。また、製版機
がシート材の製版をする間は製版終了までシート材が支
持面を占有してしまい、他のシート材に待機時間が生じ
るので、シート材一枚から印刷板一枚のみを製造する従
来の方法では単位時間あたりの生産数は低くなる。つま
り、新聞などのように、各印刷板に表される画像が異な
り、しかも短時間での再版が要求される印刷物に使用さ
れる印刷板の製作においては、従来のドラム型製版機を
用いた方法は生産効率が悪く需要を十分に満たしていな
かった。
【0008】因みに、本発明における印刷板の製作方法
に使用される望ましい描画システムは、走査素子にレー
ザービームを用いた内面支持ドラム型のラスター走査方
式製版機からなるものである。そのような描画システム
は例えば、特願平6−120446号『印刷媒体操作装
置及び操作方法』(米国特許出願第08/071,56
7号・米国における出願日1993年6月1日)、特願
平6−214137号『感光媒体の位置決め装置および
方法』(米国特許出願第08/117,612号・米国
における出願日1993年9月7日)、特願平6−27
4014号『感光媒体供給運搬装置』(米国特許出願第
08/148,584号・米国における出願日1993
年11月8日)において示されている。以上3件はいず
れも本願出願人に出願の権利が譲渡されているものであ
る。
に使用される望ましい描画システムは、走査素子にレー
ザービームを用いた内面支持ドラム型のラスター走査方
式製版機からなるものである。そのような描画システム
は例えば、特願平6−120446号『印刷媒体操作装
置及び操作方法』(米国特許出願第08/071,56
7号・米国における出願日1993年6月1日)、特願
平6−214137号『感光媒体の位置決め装置および
方法』(米国特許出願第08/117,612号・米国
における出願日1993年9月7日)、特願平6−27
4014号『感光媒体供給運搬装置』(米国特許出願第
08/148,584号・米国における出願日1993
年11月8日)において示されている。以上3件はいず
れも本願出願人に出願の権利が譲渡されているものであ
る。
【0009】
【発明の目的】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされ
たもので、ドラム型ラスター走査方式の製版機からなる
描画システムによって印刷画像の異なる複数の印刷板を
製作するための製作方法において、従来の製作方法に比
して単位時間あたりの生産数を大幅に増加させることが
可能な印刷板の製作方法を得ることを目的とする。
たもので、ドラム型ラスター走査方式の製版機からなる
描画システムによって印刷画像の異なる複数の印刷板を
製作するための製作方法において、従来の製作方法に比
して単位時間あたりの生産数を大幅に増加させることが
可能な印刷板の製作方法を得ることを目的とする。
【0010】
【発明の概要】本発明は、ドラム型ラスター走査方式の
製版機からなる描画システムを使用する印刷板の製作方
法に関する。この製作方法は、シート材一枚の製版処理
1サイクルにおいて、それぞれに表される画像が異なっ
ている複数枚の印刷板を製作することを特徴としてい
る。また本発明は特に、シート材を支持する面が非回転
式ドラムの内面であり、シート材を走査する走査素子と
してレーザービームを用いた製版機を使用する印刷板の
製作方法に関している。
製版機からなる描画システムを使用する印刷板の製作方
法に関する。この製作方法は、シート材一枚の製版処理
1サイクルにおいて、それぞれに表される画像が異なっ
ている複数枚の印刷板を製作することを特徴としてい
る。また本発明は特に、シート材を支持する面が非回転
式ドラムの内面であり、シート材を走査する走査素子と
してレーザービームを用いた製版機を使用する印刷板の
製作方法に関している。
【0011】より詳細には、デジタルデータ1ブロック
は少なくとも1ページ分の画像を表すページデータから
なり、デジタルデータブロック群がドラム型製版機の湾
曲支持面に保持される大型のシート材一枚に対する露光
あるいは別種の製版に用いられ、該シート材からはそれ
ぞれの画像が異なる印刷板を複数枚製作可能である印刷
板の製作方法に関している。本製作方法においてはま
ず、複数枚の印刷板用のデジタルデータブロック群とし
て、それぞれ異なるページ画像データを与え、このデジ
タルデータブロック群が、例えばレーザー方式のラスタ
ー走査製版機であればレーザービーム、インクジェット
方式のラスター走査製版機であればインク射出ヘッドの
変調を制御する、一枚のシート材用の1シーケンスの走
査データへと変換される。この変換は、製版機がシート
材に対して露光あるいは製版を行う際に、デジタルデー
タブロックに含まれるページデータが表すページ画像
を、シート材の該ページ画像が表現されるべき箇所に正
確に転写されるように行われる。次に該1シーケンスの
走査データの制御の下で、製版機がシート材に対して露
光あるいは製版を行い、続いてシート材の製版面を、複
数のページ印刷面を有するシート状印刷面へと現像す
る。ここで各ページ印刷面に現像された内容は、デジタ
ルデータ1ブロックに含まれるページデータが表すペー
ジ画像に一致している。そして現像済シート材は、それ
ぞれに異なる画像が表された複数の印刷板へと切断され
る。また、ページ印刷面は切断後の各印刷板に一致す
る。
は少なくとも1ページ分の画像を表すページデータから
なり、デジタルデータブロック群がドラム型製版機の湾
曲支持面に保持される大型のシート材一枚に対する露光
あるいは別種の製版に用いられ、該シート材からはそれ
ぞれの画像が異なる印刷板を複数枚製作可能である印刷
板の製作方法に関している。本製作方法においてはま
ず、複数枚の印刷板用のデジタルデータブロック群とし
て、それぞれ異なるページ画像データを与え、このデジ
タルデータブロック群が、例えばレーザー方式のラスタ
ー走査製版機であればレーザービーム、インクジェット
方式のラスター走査製版機であればインク射出ヘッドの
変調を制御する、一枚のシート材用の1シーケンスの走
査データへと変換される。この変換は、製版機がシート
材に対して露光あるいは製版を行う際に、デジタルデー
タブロックに含まれるページデータが表すページ画像
を、シート材の該ページ画像が表現されるべき箇所に正
確に転写されるように行われる。次に該1シーケンスの
走査データの制御の下で、製版機がシート材に対して露
光あるいは製版を行い、続いてシート材の製版面を、複
数のページ印刷面を有するシート状印刷面へと現像す
る。ここで各ページ印刷面に現像された内容は、デジタ
ルデータ1ブロックに含まれるページデータが表すペー
ジ画像に一致している。そして現像済シート材は、それ
ぞれに異なる画像が表された複数の印刷板へと切断され
る。また、ページ印刷面は切断後の各印刷板に一致す
る。
【0012】つまり、デジタルデータ1ブロックのペー
ジデータが、露光あるいは製版されるとページ画像とな
り、該ページ画像を現像するとページ印刷面となる。そ
してページ印刷面がシート材から切断されると印刷板一
枚となる。上述したように本発明は、この印刷板製作工
程を一枚のシート材に対して、印刷画像の異なる複数枚
分を同時に行うことを特徴としている。そのため、大型
のシート材を扱うことが可能な製版機の使用と、複数の
印刷板にわたる非共通画像を一枚のシート材上に一度に
走査するための走査データの生成・処理とが本発明の要
点である。また、このシート材一枚分の走査データを走
査データ1シーケンスと定義する。
ジデータが、露光あるいは製版されるとページ画像とな
り、該ページ画像を現像するとページ印刷面となる。そ
してページ印刷面がシート材から切断されると印刷板一
枚となる。上述したように本発明は、この印刷板製作工
程を一枚のシート材に対して、印刷画像の異なる複数枚
分を同時に行うことを特徴としている。そのため、大型
のシート材を扱うことが可能な製版機の使用と、複数の
印刷板にわたる非共通画像を一枚のシート材上に一度に
走査するための走査データの生成・処理とが本発明の要
点である。また、このシート材一枚分の走査データを走
査データ1シーケンスと定義する。
【0013】なお、本発明で言うページデータ、ページ
画像及びページ印刷面とは、最終的に印刷板一枚と対応
するものである。上述のように印刷板一枚は印刷物1ペ
ージに限らず複数ページの印刷をする場合もあるので、
「ページデータ」、「ページ画像」及び「ページ印刷
面」の内容は印刷物1ページ分に限定されるものではな
い。
画像及びページ印刷面とは、最終的に印刷板一枚と対応
するものである。上述のように印刷板一枚は印刷物1ペ
ージに限らず複数ページの印刷をする場合もあるので、
「ページデータ」、「ページ画像」及び「ページ印刷
面」の内容は印刷物1ページ分に限定されるものではな
い。
【0014】さらに本発明は、印刷板が印刷機に設置さ
れる際の見当合わせに使用する識別記号を印刷板に施す
際の種々の方法に関している。
れる際の見当合わせに使用する識別記号を印刷板に施す
際の種々の方法に関している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図1は本発明の印刷板の製作方法における一連
のステップの実施を模式的に表したフローチャートであ
る。本製作方法ではドラム型ラスター走査方式の製版機
10を使用している。該製版機10は、一枚から印刷板
を複数製作できるような比較的面積の広いシート材を扱
うことが可能である。例えば本実施形態における製版機
10は、一枚の面積が32インチ(約81.28センチ
メートル)×42インチ(約106.68センチメート
ル)までのシート材の処理が可能であるが、これは1ペ
ージが13.6インチ(約34.54センチメートル)
×22.8インチ(約57.91センチメートル)の、
いわゆる新聞のタブロイド版サイズの印刷板3枚を製作
できる面積である。この製版機10は、上述した3件の
米国特許出願に示されたような走査素子にレーザービー
ムを用いた内面支持の非回転ドラム型であることが好ま
しく、以下においても内面支持の非回転ドラム型を使用
しているものとして説明している。しかし、本発明の実
施には外面支持の回転式ドラム型のラスター走査方式の
製版機を用いてもよく、またレーザービームの代わりに
インクジェットや別種の走査素子を用いてもよい。
明する。図1は本発明の印刷板の製作方法における一連
のステップの実施を模式的に表したフローチャートであ
る。本製作方法ではドラム型ラスター走査方式の製版機
10を使用している。該製版機10は、一枚から印刷板
を複数製作できるような比較的面積の広いシート材を扱
うことが可能である。例えば本実施形態における製版機
10は、一枚の面積が32インチ(約81.28センチ
メートル)×42インチ(約106.68センチメート
ル)までのシート材の処理が可能であるが、これは1ペ
ージが13.6インチ(約34.54センチメートル)
×22.8インチ(約57.91センチメートル)の、
いわゆる新聞のタブロイド版サイズの印刷板3枚を製作
できる面積である。この製版機10は、上述した3件の
米国特許出願に示されたような走査素子にレーザービー
ムを用いた内面支持の非回転ドラム型であることが好ま
しく、以下においても内面支持の非回転ドラム型を使用
しているものとして説明している。しかし、本発明の実
施には外面支持の回転式ドラム型のラスター走査方式の
製版機を用いてもよく、またレーザービームの代わりに
インクジェットや別種の走査素子を用いてもよい。
【0016】この製作方法の最初のステップでは、製版
機10の走査ビームあるいは別種の走査素子の変調を制
御するための走査データを生成する。上述したように走
査データの生成は、製版機がシート材に対して露光ある
いは製版を行う際に、デジタルデータブロックに含まれ
るページデータが表すページ画像を、シート材の該ペー
ジ画像が表現されるべき箇所に正確に転写されるように
行われる。
機10の走査ビームあるいは別種の走査素子の変調を制
御するための走査データを生成する。上述したように走
査データの生成は、製版機がシート材に対して露光ある
いは製版を行う際に、デジタルデータブロックに含まれ
るページデータが表すページ画像を、シート材の該ペー
ジ画像が表現されるべき箇所に正確に転写されるように
行われる。
【0017】走査データの生成は、本発明を逸脱しない
範囲において様々な方法で行うことができる。図1に示
す実施形態では、ページ組付けシステム14およびラス
ター画像プロセッサ16と協働する電子合成システム1
2から走査データの生成が開始される。この電子合成シ
ステム12は周知のものでよい。例えば、ページを構成
する画像データはデジタル化された字句や図表など異種
データとして入力され、次に該画像データを実視できる
画像としてディスプレーに表示し、ディスプレー上でデ
ータ操作が可能な端末を使用して画像データを割付け
(レイアウト)あるいは合成してページを構成する、と
いう電子合成システムが挙げられる。この合成システム
から出力されるデータのうち、印刷物1ページ分を表す
データは、デジタルデータ1ブロックの一部として出力
される。つまり、電子合成システム12が出力するデジ
タルデータブロック群の1ブロックは、少なくとも印刷
される印刷物1ページ分の画像を表すページデータ、場
合によっては複数ページ分の画像を含むページデータか
らなっている。
範囲において様々な方法で行うことができる。図1に示
す実施形態では、ページ組付けシステム14およびラス
ター画像プロセッサ16と協働する電子合成システム1
2から走査データの生成が開始される。この電子合成シ
ステム12は周知のものでよい。例えば、ページを構成
する画像データはデジタル化された字句や図表など異種
データとして入力され、次に該画像データを実視できる
画像としてディスプレーに表示し、ディスプレー上でデ
ータ操作が可能な端末を使用して画像データを割付け
(レイアウト)あるいは合成してページを構成する、と
いう電子合成システムが挙げられる。この合成システム
から出力されるデータのうち、印刷物1ページ分を表す
データは、デジタルデータ1ブロックの一部として出力
される。つまり、電子合成システム12が出力するデジ
タルデータブロック群の1ブロックは、少なくとも印刷
される印刷物1ページ分の画像を表すページデータ、場
合によっては複数ページ分の画像を含むページデータか
らなっている。
【0018】電子合成システム12は、シート材一枚分
のデジタルデータブロック群を1単位として出力する。
出力されたデジタルデータブロック群はページ組付けシ
ステム14に送られ、そこで該デジタルデータブロック
群はラスター画像プロセッサ16が使用できる形に読み
出される。
のデジタルデータブロック群を1単位として出力する。
出力されたデジタルデータブロック群はページ組付けシ
ステム14に送られ、そこで該デジタルデータブロック
群はラスター画像プロセッサ16が使用できる形に読み
出される。
【0019】電子合成システム12からページ組付けシ
ステム14に送られたデジタルデータブロック群の各ブ
ロックは、印刷板一枚を構成するページデータからなっ
ている。先に述べた通り、各印刷板に対応するページデ
ータはその内容(画像)がそれぞれ異なるものである。
つまり、電子合成システムから出力されるデジタルデー
タブロック群は、それぞれ内容が異なる複数の印刷板用
のページ画像データにより与えられる。そしてラスター
画像プロセッサ16は、該デジタルデータブロック群か
ら走査データ1シーケンスを生成する。1シーケンスの
走査データは、製版機10がシート材の露光を行う工程
でシート材一枚分の露光ビームの変調の制御に利用され
る。
ステム14に送られたデジタルデータブロック群の各ブ
ロックは、印刷板一枚を構成するページデータからなっ
ている。先に述べた通り、各印刷板に対応するページデ
ータはその内容(画像)がそれぞれ異なるものである。
つまり、電子合成システムから出力されるデジタルデー
タブロック群は、それぞれ内容が異なる複数の印刷板用
のページ画像データにより与えられる。そしてラスター
画像プロセッサ16は、該デジタルデータブロック群か
ら走査データ1シーケンスを生成する。1シーケンスの
走査データは、製版機10がシート材の露光を行う工程
でシート材一枚分の露光ビームの変調の制御に利用され
る。
【0020】つまり、走査データを生成するラスター画
像プロセッサ16は、1シーケンスの走査データの生成
に際し、まず一枚のシート材上に露光される複数枚の印
刷板の内容に対応するデジタルデータブロック群をペー
ジ組付けシステム14から取り入れる。そして該ラスタ
ー画像プロセッサ16はデジタルデータブロック群に含
まれるページデータをラスター方式に変換して走査デー
タ1シーケンスを生成する。生成された走査データ1シ
ーケンスは、シート材一枚分に描画される画像、即ちデ
ジタルデータブロック群に含まれる複数のページデータ
が表す画像を製版機10がシート材の感光面に露光する
ステップを制御する。
像プロセッサ16は、1シーケンスの走査データの生成
に際し、まず一枚のシート材上に露光される複数枚の印
刷板の内容に対応するデジタルデータブロック群をペー
ジ組付けシステム14から取り入れる。そして該ラスタ
ー画像プロセッサ16はデジタルデータブロック群に含
まれるページデータをラスター方式に変換して走査デー
タ1シーケンスを生成する。生成された走査データ1シ
ーケンスは、シート材一枚分に描画される画像、即ちデ
ジタルデータブロック群に含まれる複数のページデータ
が表す画像を製版機10がシート材の感光面に露光する
ステップを制御する。
【0021】1シーケンスの走査データがシート材の露
光工程に使用可能に生成されると、該走査データの制御
の下、製版機10が作動してシート材の感光面を露光す
る。シート材を露光あるいは製版するこのステップは、
製版機10のシート材処理工程1サイクルのうちの一部
であることはもちろんである。製版機10の処理サイク
ルにはさらに、シート材を供給ステーションから露光ス
テーションへ、または露光ステーションから搬送ステー
ションへと移動させるという補助的工程が別に存在す
る。
光工程に使用可能に生成されると、該走査データの制御
の下、製版機10が作動してシート材の感光面を露光す
る。シート材を露光あるいは製版するこのステップは、
製版機10のシート材処理工程1サイクルのうちの一部
であることはもちろんである。製版機10の処理サイク
ルにはさらに、シート材を供給ステーションから露光ス
テーションへ、または露光ステーションから搬送ステー
ションへと移動させるという補助的工程が別に存在す
る。
【0022】製版機10がシート材を露光すると、露光
済シート材は現像機18へ移送される。このとき製版面
に感光乳剤が塗布されたシート材の場合には、シート材
の移送に遮光性容器を用いる。そして現像機18はシー
ト材の露光された感光面を、シート状印刷面へと現像す
る。このシート状印刷面は複数のページ印刷面からなっ
ており、そのうち各ページ印刷面に露光されているの
は、走査データ1シーケンスの生成に用いられたデジタ
ルデータブロック群の1ブロックが表すページ画像であ
る。
済シート材は現像機18へ移送される。このとき製版面
に感光乳剤が塗布されたシート材の場合には、シート材
の移送に遮光性容器を用いる。そして現像機18はシー
ト材の露光された感光面を、シート状印刷面へと現像す
る。このシート状印刷面は複数のページ印刷面からなっ
ており、そのうち各ページ印刷面に露光されているの
は、走査データ1シーケンスの生成に用いられたデジタ
ルデータブロック群の1ブロックが表すページ画像であ
る。
【0023】そして現像機18により現像されたシート
材を、シートカッター20が個別の印刷板へと切断す
る。切断された各印刷板の印刷面の内容は、走査データ
1シーケンスを生成する過程で利用されたデジタルデー
タブロック群の1ブロックが表すページ画像、即ちそれ
ぞれに異なる画像が表されたページ印刷面に一致する。
材を、シートカッター20が個別の印刷板へと切断す
る。切断された各印刷板の印刷面の内容は、走査データ
1シーケンスを生成する過程で利用されたデジタルデー
タブロック群の1ブロックが表すページ画像、即ちそれ
ぞれに異なる画像が表されたページ印刷面に一致する。
【0024】また、現像前に比べて現像後の印刷板は引
っ掻きに対して強く、特にほとんどの現像工程では印刷
板を熱して感光乳剤を硬化させる方法が採られるので、
シート材を個々の印刷板へと切断する工程は現像処理後
に行われることが重要である。感光乳剤を塗布したシー
ト材の場合でも、現像後に切断を行えば切断工程におい
てシート材を遮光容器に封入しておく必要がなくなる。
っ掻きに対して強く、特にほとんどの現像工程では印刷
板を熱して感光乳剤を硬化させる方法が採られるので、
シート材を個々の印刷板へと切断する工程は現像処理後
に行われることが重要である。感光乳剤を塗布したシー
ト材の場合でも、現像後に切断を行えば切断工程におい
てシート材を遮光容器に封入しておく必要がなくなる。
【0025】上述したように、図1は本発明による印刷
板の製作方法の基本的なステップを図示したものであ
る。これらのステップに加え、印刷機の回転圧胴へ印刷
板を取り付ける際に見当合わせが可能なように、一枚の
シート材から製作された印刷板ごとに識別記号を切り抜
くステップを本発明は有している。図2および図3は、
識別記号の一実施態様を図示したものである。
板の製作方法の基本的なステップを図示したものであ
る。これらのステップに加え、印刷機の回転圧胴へ印刷
板を取り付ける際に見当合わせが可能なように、一枚の
シート材から製作された印刷板ごとに識別記号を切り抜
くステップを本発明は有している。図2および図3は、
識別記号の一実施態様を図示したものである。
【0026】このステップでは、まず各印刷板に目視可
能の位置決めマークが設けられる。図2は印刷板に切断
される前の現像済シート材22を示している。因に、読
者側に対向しているのがシート材22の現像済感光面で
ある。また図2においては、現像済のシート材22から
3つに分割される印刷板26A、26B、26Cの各ペ
ージ画像はそれぞれ24A、24B、24C、また各印
刷板26A、26B、26C間の境界及び外縁は破線の
切断線28で示されている。そして、印刷板26A、2
6B、26Cは、ページ画像24A、24B、24Cに
加えて、位置決めマーク30を有している。現像直後の
シート材22上には、位置決めマーク30はページ画像
とともに現像されており(図2では十字で示されてい
る)、次にこの位置決めマーク30が定められた位置に
おいて切り抜きが施されて識別記号となる。なお、図2
と図3から明らかな通り、ページ画像24A、24B、
24Cはそれぞれ異なる画像として表されている。
能の位置決めマークが設けられる。図2は印刷板に切断
される前の現像済シート材22を示している。因に、読
者側に対向しているのがシート材22の現像済感光面で
ある。また図2においては、現像済のシート材22から
3つに分割される印刷板26A、26B、26Cの各ペ
ージ画像はそれぞれ24A、24B、24C、また各印
刷板26A、26B、26C間の境界及び外縁は破線の
切断線28で示されている。そして、印刷板26A、2
6B、26Cは、ページ画像24A、24B、24Cに
加えて、位置決めマーク30を有している。現像直後の
シート材22上には、位置決めマーク30はページ画像
とともに現像されており(図2では十字で示されてい
る)、次にこの位置決めマーク30が定められた位置に
おいて切り抜きが施されて識別記号となる。なお、図2
と図3から明らかな通り、ページ画像24A、24B、
24Cはそれぞれ異なる画像として表されている。
【0027】図3は、現像済のシート材22から各印刷
板26A、26B、26Cが切断された後を示す図であ
る。ここでは識別記号として識別穴32が2つ切り抜か
れている。またシート材に識別記号を切り抜く時期に関
して、製版機10にシート材が処理される前に、あるい
は処理中において少なくともシート材が印刷板に切断さ
れる前に、パンチ穴や溝その他形状の識別記号を切り抜
く方法がある。この方法によると識別記号の切り抜きは
切断工程の前になされているので、印刷機の圧胴への印
刷板の見当合わせに加え、シート材の切断工程において
シート材を切断器の支持面の所定位置に位置決めする機
能も期待できる。
板26A、26B、26Cが切断された後を示す図であ
る。ここでは識別記号として識別穴32が2つ切り抜か
れている。またシート材に識別記号を切り抜く時期に関
して、製版機10にシート材が処理される前に、あるい
は処理中において少なくともシート材が印刷板に切断さ
れる前に、パンチ穴や溝その他形状の識別記号を切り抜
く方法がある。この方法によると識別記号の切り抜きは
切断工程の前になされているので、印刷機の圧胴への印
刷板の見当合わせに加え、シート材の切断工程において
シート材を切断器の支持面の所定位置に位置決めする機
能も期待できる。
【0028】もちろん、印刷板上に施される識別記号
は、印刷板が取り付けられる印刷機の回転圧胴の識別シ
ステムに応じて様々な位置や形状を取り得る。また、図
2で現像済のシート材22に表現される位置決めマーク
30のデータは、シート材の露光に用いた走査データの
生成段階で該走査データと合成することができる。ある
いはその前のデジタルデータブロックを生成する段階で
電子合成システム12によって画像データ内に取り入れ
られて出力されてもよい。また、図3の識別穴32や他
形状の識別記号を印刷板に切り抜く作業は、現像済シー
ト材22を切断線28に沿って印刷板26A、26B、
26Cへ切断する工程の前後どちらに行ってもよい。
は、印刷板が取り付けられる印刷機の回転圧胴の識別シ
ステムに応じて様々な位置や形状を取り得る。また、図
2で現像済のシート材22に表現される位置決めマーク
30のデータは、シート材の露光に用いた走査データの
生成段階で該走査データと合成することができる。ある
いはその前のデジタルデータブロックを生成する段階で
電子合成システム12によって画像データ内に取り入れ
られて出力されてもよい。また、図3の識別穴32や他
形状の識別記号を印刷板に切り抜く作業は、現像済シー
ト材22を切断線28に沿って印刷板26A、26B、
26Cへ切断する工程の前後どちらに行ってもよい。
【0029】図4は、印刷板に施される識別記号の上と
は違う態様を示している。図4では、現像済のシート材
34から切り出された3枚の印刷板が36A、36B、
36C、また各印刷板36A、36B、36Cの境界及
び外縁は破線の切断線38で示されている。この態様に
おいて、シート材34は複数の識別記号として案内穴4
0を2つ有している。案内穴40は、現像済シート材3
4が製版機10に処理される前に予め設けられている。
1シート材から複数の印刷板を得ようとする場合にはシ
ート材に余剰部分が少ない場合が多く、走査支持面上へ
のシート材の位置決めは正確に行われなければならな
い。そこで露光工程では、シート材34上に露光される
ページ画像42A、42B、42Cがシート材から外れ
ず正確な位置に走査されるように、案内穴40は製版機
10における露光ステーションの支持面上の所定位置に
シート材34を位置決めする。なお、図2と同様に、図
4でも、ページ画像42A、42B、42Cはそれぞれ
異なった画像として表されている。
は違う態様を示している。図4では、現像済のシート材
34から切り出された3枚の印刷板が36A、36B、
36C、また各印刷板36A、36B、36Cの境界及
び外縁は破線の切断線38で示されている。この態様に
おいて、シート材34は複数の識別記号として案内穴4
0を2つ有している。案内穴40は、現像済シート材3
4が製版機10に処理される前に予め設けられている。
1シート材から複数の印刷板を得ようとする場合にはシ
ート材に余剰部分が少ない場合が多く、走査支持面上へ
のシート材の位置決めは正確に行われなければならな
い。そこで露光工程では、シート材34上に露光される
ページ画像42A、42B、42Cがシート材から外れ
ず正確な位置に走査されるように、案内穴40は製版機
10における露光ステーションの支持面上の所定位置に
シート材34を位置決めする。なお、図2と同様に、図
4でも、ページ画像42A、42B、42Cはそれぞれ
異なった画像として表されている。
【0030】そしてシート材34が現像された後には、
各印刷板36A、36B、36Cに対して図3における
識別穴32のような識別記号を切り抜く工程において、
案内穴40はシート材34の位置決めに利用できる。さ
らに、印刷板36A、36B、36Cを切断線38に沿
って切り出す工程においても、切断器でのシート材34
の位置決めに案内穴40は利用可能である。
各印刷板36A、36B、36Cに対して図3における
識別穴32のような識別記号を切り抜く工程において、
案内穴40はシート材34の位置決めに利用できる。さ
らに、印刷板36A、36B、36Cを切断線38に沿
って切り出す工程においても、切断器でのシート材34
の位置決めに案内穴40は利用可能である。
【0031】シート材に施される識別記号のさらに別の
態様としては、図4における案内穴40のように露光ス
テーションの支持面や切断器へシート材を位置決めする
機能と、図3における識別穴32のように印刷機への取
り付けにおいて印刷板と圧胴とを見当合わせする機能と
の両方を併せ持つパンチ穴や溝あるいは他形状の識別記
号がある。この識別記号の切り抜きは、シート材が露光
ステーションの支持面に導かれる前に施される必要があ
る。
態様としては、図4における案内穴40のように露光ス
テーションの支持面や切断器へシート材を位置決めする
機能と、図3における識別穴32のように印刷機への取
り付けにおいて印刷板と圧胴とを見当合わせする機能と
の両方を併せ持つパンチ穴や溝あるいは他形状の識別記
号がある。この識別記号の切り抜きは、シート材が露光
ステーションの支持面に導かれる前に施される必要があ
る。
【0032】また、シート材を各印刷板へと切断する工
程は、できるだけ切断によるバリを生じさせずに行われ
なければならない。バリは印刷板の印刷面から突出して
印刷の妨げになるからである。バリを生じさせないでシ
ート材を切断するにはいくつかの方法があり、図5に一
例が示されている。シート材の切断工程を示す図5で
は、シート材44は現像された印刷面48側を上方に展
開した状態で固い支持面46に支持されており、該シー
ト材44は所定の切断線に沿って回転式切断ナイフ50
により支持面46上で切断される。回転式切断ナイフ5
0は軸52に回転自在に支持され、図5の矢印54方向
へ切断線に沿って移動する。該回転式切断ナイフ50の
ナイフエッジ56は上方から切断支持面46に近接し
て、あるいはシート材44を貫通して切断支持面46に
当接してシート材44を切断する。このように上向きに
置かれた印刷面48を上方から回転式切断ナイフ50が
下方(支持面方向)に押しつけながら切断する構成であ
るため、印刷板58A、58Bの切断面60A、60B
は下方(支持面方向)に変形される。つまり、印刷板5
8A、58Bには印刷面48から上向きに突出する切断
バリが生じない。
程は、できるだけ切断によるバリを生じさせずに行われ
なければならない。バリは印刷板の印刷面から突出して
印刷の妨げになるからである。バリを生じさせないでシ
ート材を切断するにはいくつかの方法があり、図5に一
例が示されている。シート材の切断工程を示す図5で
は、シート材44は現像された印刷面48側を上方に展
開した状態で固い支持面46に支持されており、該シー
ト材44は所定の切断線に沿って回転式切断ナイフ50
により支持面46上で切断される。回転式切断ナイフ5
0は軸52に回転自在に支持され、図5の矢印54方向
へ切断線に沿って移動する。該回転式切断ナイフ50の
ナイフエッジ56は上方から切断支持面46に近接し
て、あるいはシート材44を貫通して切断支持面46に
当接してシート材44を切断する。このように上向きに
置かれた印刷面48を上方から回転式切断ナイフ50が
下方(支持面方向)に押しつけながら切断する構成であ
るため、印刷板58A、58Bの切断面60A、60B
は下方(支持面方向)に変形される。つまり、印刷板5
8A、58Bには印刷面48から上向きに突出する切断
バリが生じない。
【0033】本発明において、製版機10が扱うことが
可能であるシート材の最大限のサイズ、あるいは該最大
限サイズのシート材から切り出される印刷板の望ましい
サイズに収まる範囲内でならば、一枚のシート材上の印
刷板の配置やシート材から切り出される印刷板の数は任
意であることはもちろんである。また、シート材の切断
は隣接する印刷板間の境界線だけにとどめ、印刷板の外
縁を切断する手間を省けるようにシート材のサイズを前
もって決定しておくことが望ましい。例えば、図6に示
すような長方形のシート材62のような形態であると、
シート材から4枚の印刷板66を切り出すのに必要なの
は2本の切断線64だけで済む。
可能であるシート材の最大限のサイズ、あるいは該最大
限サイズのシート材から切り出される印刷板の望ましい
サイズに収まる範囲内でならば、一枚のシート材上の印
刷板の配置やシート材から切り出される印刷板の数は任
意であることはもちろんである。また、シート材の切断
は隣接する印刷板間の境界線だけにとどめ、印刷板の外
縁を切断する手間を省けるようにシート材のサイズを前
もって決定しておくことが望ましい。例えば、図6に示
すような長方形のシート材62のような形態であると、
シート材から4枚の印刷板66を切り出すのに必要なの
は2本の切断線64だけで済む。
【0034】以上では走査素子がレーザービームであ
り、且つ支持面が内面ドラム型の製版機である場合を中
心に説明したが、ドラム型支持面のラスター走査方式で
あれば、本発明における走査素子や製版機の種類は限定
されるものではない。
り、且つ支持面が内面ドラム型の製版機である場合を中
心に説明したが、ドラム型支持面のラスター走査方式で
あれば、本発明における走査素子や製版機の種類は限定
されるものではない。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、支持面が
ドラム型のラスター走査方式の製版機からなる描画シス
テムを用いて印刷画像の異なる複数の印刷板を製作する
製作方法において、従来の製作方法に比して単位時間あ
たりの生産数を大幅に増加させることが可能になる。
ドラム型のラスター走査方式の製版機からなる描画シス
テムを用いて印刷画像の異なる複数の印刷板を製作する
製作方法において、従来の製作方法に比して単位時間あ
たりの生産数を大幅に増加させることが可能になる。
【図1】本発明による印刷板の製作方法の一実施形態を
示すフローチャート図である。
示すフローチャート図である。
【図2】本発明による印刷板の製作方法の実施におい
て、ラスター走査方式で製版された製版面が現像された
直後でのシート材の平面図である。
て、ラスター走査方式で製版された製版面が現像された
直後でのシート材の平面図である。
【図3】図2におけるシート材から印刷板を切断し、余
剰部分を取り除いた状態を示す平面図である。
剰部分を取り除いた状態を示す平面図である。
【図4】本発明の異なる実施形態における、現像終了直
後のシート材の平面図である。
後のシート材の平面図である。
【図5】シート材を切断している状態の斜視断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の印刷板の製作方法に使用されるシート
材の異なる実施形態を示す平面図である。
材の異なる実施形態を示す平面図である。
10 製版機 12 電子合成システム 14 ページ組付けシステム 16 ラスター画像プロセッサ 18 現像機 20 シートカッター 22 34 シート材 24A 24B 24C ページ画像 26A 26B 26C 印刷板 28 38 切断線 30 位置決めマーク 32 識別穴 40 案内穴 46 切断支持面 50 回転式切断ナイフ 52 軸 56 ナイフエッジ 60A 60B 切断面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−52552(JP,A) 特開 平7−49571(JP,A) 特開 平6−338993(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41C 1/00 - 1/18 G03F 7/00 G03F 7/20 G03F 7/213 - 7/22
Claims (13)
- 【請求項1】 印刷板の製版工程で、複数枚にわたる印
刷板のサイズまたは形状はデジタルデータブロック群が
決定し、各デジタルデータブロックは少なくとも印刷さ
れる印刷物1ページ分の画像を表すページデータからな
る印刷板の製作方法において、上記複数枚の印刷板用のデジタルデータブロック群とし
て、それぞれ異なるページ画像データを与えるステッ
プ; 印刷板の原材である、製版面を有するシート材を送るス
テップ; ドラム型支持面を有するラスター走査方式の製版機がシ
ート材の製版面を製版するときに各デジタルデータブロ
ックのページデータが表すページ画像がシート材製版面
の対応部分にラスター方式で正確に転写されるように、
デジタルデータブロック群の複数のページデータが表す
画像を、一枚のシート材上に製版されるラスター方式の
走査データ1シーケンスに変換するステップ; ラスター走査方式の製版機が、上記走査データ1シーケ
ンスに基づきドラム型支持面に保持されるシート材の製
版面を製版するステップ; シート材の製版面を現像し、デジタルデータブロック群
が表す複数のページ画像に一致する複数のページ印刷面
からなるシート状印刷面へとシート材の製版面を変換す
るステップ;および現像済のシート材から、上記ページ
印刷面が一枚分となる印刷板を複数枚切断するステッ
プ; からなることを特徴とする、印刷板の製作方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷板の製作方法におい
て、シート材の製版面は感光性を有し、製版機のシート
材支持面は内面支持のドラム型であり、加えてラスター
走査方式の製版機は製版にラスター走査方式のレーザー
ビームを使用する印刷板の製作方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の印刷板の製作方法におい
て、ラスター走査方式の製版機は製版面の製版にラスタ
ー走査のインクジェット方式を使用する印刷板の製作方
法。 - 【請求項4】 請求項1記載の印刷板の製作方法におい
て、各デジタルデータブロックに含まれるページデータ
と、ページ画像に対して正確に位置決めされるマークを
表すデータとが合成されて走査データに取り込まれ、該
マークデータはシート材の現像ステップでページ画像と
共に現像されてシート材上の目視可能な位置決めマーク
となる印刷板の製作方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の印刷板の製作方法におい
て、シート材の現像後に、目視可能な位置決めマークを
用いて各印刷板上に切り抜かれる識別記号の位置決めを
し、該位置に識別記号の切り抜きが実行される印刷板の
製作方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の印刷板の製作方法におい
て、識別記号の切り抜き位置を印刷板上に位置決めする
ステップと各印刷板から識別記号を切り抜くステップと
は、シート材から印刷板を切断するステップの前に行わ
れる、印刷板の製作方法。 - 【請求項7】 請求項5記載の印刷板の製作方法におい
て、識別記号の切り抜き位置を印刷板上に位置決めする
ステップと各印刷板から識別記号を切り抜くステップと
は、シート材から印刷板を切断するステップ中に行われ
る、印刷板の製作方法。 - 【請求項8】 請求項5記載の印刷板の製作方法におい
て、識別記号の切り抜き位置を印刷板上に位置決めする
ステップと各印刷板から識別記号を切り抜くステップと
は、シート材から印刷板を切断するステップの後に行わ
れる、印刷板の製作方法。 - 【請求項9】 請求項1記載の印刷板の製作方法におい
て、シート材送りのステップでシート材は少なくとも2
つの案内穴を有しており、シート材の製版面を製版する
ステップでは該案内穴が製版機の所定位置へシート材を
位置決めし、シート材の製版面の現像後には該案内穴は
切断器の所定位置へシート材を位置決めし、続いて切断
器が作動して識別記号をシート材の各部に切り抜く印刷
板の製作方法。 - 【請求項10】 請求項1記載の印刷板の製作方法にお
いて、シート材送りのステップでシート材は少なくとも
2つの案内穴を有しており、シート材の製版面を製版す
るステップでは該案内穴が製版機の所定位置へシート材
を位置決めし、シート材の製版面の現像後には該案内穴
が切断器の所定位置へシート材を位置決めし、続いて切
断器が作動してシート材を各印刷板へと切断する印刷板
の製作方法。 - 【請求項11】 請求項1記載の印刷板の製作方法にお
いて、シート材送りのステップでシート材は少なくとも
2つの案内穴を有しており、シート材の製版面を製版す
るステップでは該案内穴が製版機の所定位置へシート材
を位置決めし、シート材の製版面の現像後には該案内穴
が切断器の所定位置へシート材を位置決めし、続いて切
断器が作動して識別記号をシート材の各部に識別記号を
切り抜くと共に該シート材を各印刷板へと切断する印刷
板の製作方法。 - 【請求項12】 請求項1記載の印刷板の製作方法にお
いて、現像済シート材のシート状印刷面は切断器の支持
面に対して上向きに設置され、該シート材上に隣接する
印刷板相互を切断線に沿って切り離す作業は、印刷面の
表面にバリが突出しないよう印刷板の切断面を支持面側
に変形させながら行われる印刷板の製作方法。 - 【請求項13】 印刷板の製版工程で、複数枚にわたる
印刷板のサイズまたは形状はデジタルデータブロック群
が決定し、各デジタルデータブロックは少なくとも印刷
される印刷物1ページ分の画像を表すページデータから
なる印刷板の製作方法において、上記複数枚の印刷板用のデジタルデータブロック群とし
て、それぞれ異なるページ画像データを与えるステッ
プ; 印刷板の原材である、感光面を有するシート材を送るス
テップ; シート材の支持面が非回転ドラムの内面である、レーザ
ー方式のラスター走査製版機を準備するステップ; ドラム型支持面を有するラスター走査方式の製版機がシ
ート材の感光面を露光するときに各デジタルデータブロ
ックのページデータが表すページ画像がシート材感光面
の対応部分に正確に露光されるように、デジタルデータ
ブロック群の複数のページデータが表す画像を、一枚の
シート材上に露光されるラスター方式の走査データ1シ
ーケンスに変換するステップ; シート材を、製版機のドラム内面の支持面へ設置するス
テップ; ラスター走査方式の製版機が、上記走査データ1シーケ
ンスに基づきドラム型支持面に保持されるシート材の感
光面を製版するステップ; シート材の感光面を現像し、デジタルデータブロック群
が表す複数のページ画像に一致する複数のページ印刷面
からなるシート状印刷面へとシート材の製版面を変換す
るステップ;および現像済のシート材から、上記ページ
印刷面が一枚分となる印刷板を複数枚切断するステッ
プ; からなることを特徴とする、印刷板の製作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/404,200 US5661566A (en) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | Method for making a plurality of printing plates |
US08/404,200 | 1995-03-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08323952A JPH08323952A (ja) | 1996-12-10 |
JP3059671B2 true JP3059671B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=23598588
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