JP3059592B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP3059592B2 JP3059592B2 JP4292315A JP29231592A JP3059592B2 JP 3059592 B2 JP3059592 B2 JP 3059592B2 JP 4292315 A JP4292315 A JP 4292315A JP 29231592 A JP29231592 A JP 29231592A JP 3059592 B2 JP3059592 B2 JP 3059592B2
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- JP
- Japan
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- communication
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- line quality
- time
- tcf
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/50—Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、評価信号を送信して送
受信機間の通信回線の回線品質を評価してこの回線品質
に応じた通信速度を選択しデータ通信を行うファクシミ
リ装置に関する。
受信機間の通信回線の回線品質を評価してこの回線品質
に応じた通信速度を選択しデータ通信を行うファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置のプロトコル(通信規
約)は、国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧告
T30に従ったもので、その中の、通信回線の回線品質
を評価する評価手順を簡単に説明する。
約)は、国際電信電話諮問委員会(CCITT)の勧告
T30に従ったもので、その中の、通信回線の回線品質
を評価する評価手順を簡単に説明する。
【0003】まず、送信側から評価信号であるトレーニ
ングチェック信号(連続“0”信号1.5秒、以下TC
Fという)を送信する。そして、受信側でTCFが正し
く受信されていれば受信準備確認信号(以下CFRとい
う)が受信側から返され、正しく受信されていなければ
(連続“0”の中にノイズである“1”が混入していれ
ば)トレーニング失敗信号(以下FTTという)が受信
側から返されるように規定されている。
ングチェック信号(連続“0”信号1.5秒、以下TC
Fという)を送信する。そして、受信側でTCFが正し
く受信されていれば受信準備確認信号(以下CFRとい
う)が受信側から返され、正しく受信されていなければ
(連続“0”の中にノイズである“1”が混入していれ
ば)トレーニング失敗信号(以下FTTという)が受信
側から返されるように規定されている。
【0004】ここで、通信速度には、速い方から960
0bps,7200bps,4800bps等があり、
一般的にファクシミリ装置は、前記プロトコルに従って
各通信速度で回線品質を評価し、通信可能な通信速度の
うち最も速い通信速度を自動的に選択してから画像デー
タの送信をしている。
0bps,7200bps,4800bps等があり、
一般的にファクシミリ装置は、前記プロトコルに従って
各通信速度で回線品質を評価し、通信可能な通信速度の
うち最も速い通信速度を自動的に選択してから画像デー
タの送信をしている。
【0005】具体的には、まず、9600bpsでTC
Fを送信し、CFRが返されなければ、CFRが返され
るまで一段づつ低い通信速度でTCFを送信し、CFR
が返されたらその通信速度で画像データの送信を始める
ようにされている。
Fを送信し、CFRが返されなければ、CFRが返され
るまで一段づつ低い通信速度でTCFを送信し、CFR
が返されたらその通信速度で画像データの送信を始める
ようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
して選択した通信速度で通信を行うと、国際通信等の遠
距離で回線品質が不安定な場合には、データ送信中に回
線品質が急に低下し通信エラーが多発してしまうことが
あった。
して選択した通信速度で通信を行うと、国際通信等の遠
距離で回線品質が不安定な場合には、データ送信中に回
線品質が急に低下し通信エラーが多発してしまうことが
あった。
【0007】また、ファクシミリ装置には、国際通信等
の遠距離通信で回線品質の変動があらかじめ大きいと予
想できる方面にファクシミリ送信を行う場合に、操作者
の判断により入力する“国際通信キー”が用意されてい
たが、この“国際通信キー”は、回線品質の如何に関わ
らず一律に通信速度を低く設定してしまうもので、通信
時間がいたずらに長くなる欠点があった。
の遠距離通信で回線品質の変動があらかじめ大きいと予
想できる方面にファクシミリ送信を行う場合に、操作者
の判断により入力する“国際通信キー”が用意されてい
たが、この“国際通信キー”は、回線品質の如何に関わ
らず一律に通信速度を低く設定してしまうもので、通信
時間がいたずらに長くなる欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】評価信号を送信して送受
信機間の通信回線の回線品質を評価してこの回線品質に
応じた通信速度を選択しデータ通信を行うファクシミリ
装置において、モデムを介して通信回線へ送信する前記
評価信号の送出時間を国際電信電話諮問委員会の勧告に
よって定められた時間より短い時間とし、かつ、その場
合の前記評価信号の電力を低下させる評価信号低下手段
を設けた。
信機間の通信回線の回線品質を評価してこの回線品質に
応じた通信速度を選択しデータ通信を行うファクシミリ
装置において、モデムを介して通信回線へ送信する前記
評価信号の送出時間を国際電信電話諮問委員会の勧告に
よって定められた時間より短い時間とし、かつ、その場
合の前記評価信号の電力を低下させる評価信号低下手段
を設けた。
【0009】
【作用】評価信号低下手段により評価信号の送出時間を
国際電信電話諮問委員会の勧告によって定められた時間
より短い時間とし、かつ、その場合の前記評価信号の電
力が低下されて送信される。このため、回線品質(S/
N比)が相対的に低下され、実際の回線品質よりも低い
回線品質に応じた通信速度が選択される。従って、国際
通信等の変動の大きい回線での通信の際に回線品質の変
動に対する余裕が生まれ、安定した通信をすることがで
き、通信時間を短縮することもできる。
国際電信電話諮問委員会の勧告によって定められた時間
より短い時間とし、かつ、その場合の前記評価信号の電
力が低下されて送信される。このため、回線品質(S/
N比)が相対的に低下され、実際の回線品質よりも低い
回線品質に応じた通信速度が選択される。従って、国際
通信等の変動の大きい回線での通信の際に回線品質の変
動に対する余裕が生まれ、安定した通信をすることがで
き、通信時間を短縮することもできる。
【0010】
【実施例】通信の信頼性を低下させることがない一例を
図1ないし図4に基づいて説明する。この例のファクシ
ミリ装置は、図1に示すように、受信データを出力する
プリンタ1、送信原稿を読み取るスキャナ2、RAM3
(Random Access Memory )、ROM4(Read Only
Memory )、操作盤であるキーボード5、通信回線6に
接続されるモデム7、リレー8を制御するリレー制御回
路9が、CPU10に接続されている。
図1ないし図4に基づいて説明する。この例のファクシ
ミリ装置は、図1に示すように、受信データを出力する
プリンタ1、送信原稿を読み取るスキャナ2、RAM3
(Random Access Memory )、ROM4(Read Only
Memory )、操作盤であるキーボード5、通信回線6に
接続されるモデム7、リレー8を制御するリレー制御回
路9が、CPU10に接続されている。
【0011】そして、前記モデム7の出力信号線11に
前記リレー8が設けられ、このリレー8を作動させるこ
とにより、評価信号低下手段であるアッテネータ12が
前記出力信号線11に直列に介入(アッテネータON)
され、前記モデム7の出力が低下されて出力されるよう
にされている。
前記リレー8が設けられ、このリレー8を作動させるこ
とにより、評価信号低下手段であるアッテネータ12が
前記出力信号線11に直列に介入(アッテネータON)
され、前記モデム7の出力が低下されて出力されるよう
にされている。
【0012】また、前記キーボード5は、図2に示すよ
うに、テンキー13、ストップキー14、スタートキー
15、TELキー16、国際通信回線網等に接続されあ
らかじめ回線品質の変動が予想されるときに入力する前
述の国際通信キー17から形成されている。
うに、テンキー13、ストップキー14、スタートキー
15、TELキー16、国際通信回線網等に接続されあ
らかじめ回線品質の変動が予想されるときに入力する前
述の国際通信キー17から形成されている。
【0013】このような構成において、送信時の動作を
図3に示したフローチャート及び、図4に示したプロト
コル図に基づいて説明する。なお、文中で使用する略号
は、CCITTの勧告T30で使用されるものであり、
特に説明は加えない。
図3に示したフローチャート及び、図4に示したプロト
コル図に基づいて説明する。なお、文中で使用する略号
は、CCITTの勧告T30で使用されるものであり、
特に説明は加えない。
【0014】まず、通信速度が9600bpsに設定さ
れる(ステップ1)。そして、プロトコル図4に示すよ
うに、DISを受信し(ステップ2)、DCSを送信す
る(ステップ3)。つぎに、国際通信キー17が入力さ
れているか判断し(ステップ4)、入力されていればア
ッテネータ12をONし(ステップ5)、入力されてい
なければアッテネータ12をOFFする(ステップ
6)。つぎに、評価信号であるTCFを送信し(ステッ
プ7)、アッテネータ12をOFFする(ステップ
8)。そして、送信先のファクシミリ装置からFTTが
返されたか判断し(ステップ9)、FTT以外が返され
るまで通信速度を一段づつ下げ(ステップ10)ながら
ステップ3〜ステップ9を繰り返す。そして、FTT以
外が返されると、それがCFRか判断し(ステップ1
1)、CFRでなければDCNを送信(ステップ15)
して回線を切断する。CFRであれば、画像データを送
信し(ステップ12)、画像データの送信が終了したら
EOPを送信し(ステップ13)、MCF受信後(ステ
ップ14)DCNを送信して(ステップ15)回線を切
断する。
れる(ステップ1)。そして、プロトコル図4に示すよ
うに、DISを受信し(ステップ2)、DCSを送信す
る(ステップ3)。つぎに、国際通信キー17が入力さ
れているか判断し(ステップ4)、入力されていればア
ッテネータ12をONし(ステップ5)、入力されてい
なければアッテネータ12をOFFする(ステップ
6)。つぎに、評価信号であるTCFを送信し(ステッ
プ7)、アッテネータ12をOFFする(ステップ
8)。そして、送信先のファクシミリ装置からFTTが
返されたか判断し(ステップ9)、FTT以外が返され
るまで通信速度を一段づつ下げ(ステップ10)ながら
ステップ3〜ステップ9を繰り返す。そして、FTT以
外が返されると、それがCFRか判断し(ステップ1
1)、CFRでなければDCNを送信(ステップ15)
して回線を切断する。CFRであれば、画像データを送
信し(ステップ12)、画像データの送信が終了したら
EOPを送信し(ステップ13)、MCF受信後(ステ
ップ14)DCNを送信して(ステップ15)回線を切
断する。
【0015】このように本実施例では、国際通信キー1
7が入力されていると、アッテネータ12を介して、モ
デム7から送出される電力よりも低い電力でTCFが送
信され、相対的に回線品質(S/N比)が低くなり、そ
の相対的に低下された回線品質に応じた通信速度がCP
U10によって選択される。このため、アッテネータ1
2をOFFして行う画像データ送出時にはS/N比が高
く回線品質にたいして余裕を持った通信速度が選択され
たことになり、ノイズレベルの増大等の回線品質の変動
に対する余裕が大きくなり、国際通信等の回線品質の変
動の大きい回線での通信エラーの発生する確率が低下
し、安定した通信ができるようになる。しかも、一律に
通信速度を低く設定するものではないので、回線品質が
良いときには、いたずらに低い通信速度を選択して通信
時間が長くなることを防止できるものである。
7が入力されていると、アッテネータ12を介して、モ
デム7から送出される電力よりも低い電力でTCFが送
信され、相対的に回線品質(S/N比)が低くなり、そ
の相対的に低下された回線品質に応じた通信速度がCP
U10によって選択される。このため、アッテネータ1
2をOFFして行う画像データ送出時にはS/N比が高
く回線品質にたいして余裕を持った通信速度が選択され
たことになり、ノイズレベルの増大等の回線品質の変動
に対する余裕が大きくなり、国際通信等の回線品質の変
動の大きい回線での通信エラーの発生する確率が低下
し、安定した通信ができるようになる。しかも、一律に
通信速度を低く設定するものではないので、回線品質が
良いときには、いたずらに低い通信速度を選択して通信
時間が長くなることを防止できるものである。
【0016】つづいて本発明の一実施例を図5及び図6
に基づいて説明する。前記の一例で示した部分と同一部
分は同一符号を用いて示す。本実施例は通信コストを下
げるためにTCFの送出時間をCCITTの勧告T30
で規定された1.5秒から独自に決めた0.75秒に短
くしている。しかし、このままではノイズがTCFに混
入する確率が下がり、回線品質が実際よりも(CCIT
Tの勧告T30で規定された1.5秒のTCFで評価し
たときよりも)高く評価されてしまい、この短いTCF
で回線評価し選択した通信速度で画像データの送信を開
始すると通信エラーが多発してしまう。このため、前記
実施例と同じくアッテネータ12を備えてTCFを低い
電力で送出するようにして、回線品質を相対的に低下さ
せ、TCFを短くしたことにより回線品質が実際よりも
高く評価されてしまうことを相殺するようにしたもので
ある。なお、TCFの送出時間を短くすることは、CC
ITTの勧告T30から外れることなので、すべてのフ
ァクシミリ装置に対して使用できるものではなく、同機
種又は互換機だけに限られ、その判断は図5に示すよう
にNSFに設けられている国コード18、メーカーコー
ド19、それから0.75秒のTCFを送受信できる装
置だけに設けたショートTCFビット20によって判断
するようにされている。
に基づいて説明する。前記の一例で示した部分と同一部
分は同一符号を用いて示す。本実施例は通信コストを下
げるためにTCFの送出時間をCCITTの勧告T30
で規定された1.5秒から独自に決めた0.75秒に短
くしている。しかし、このままではノイズがTCFに混
入する確率が下がり、回線品質が実際よりも(CCIT
Tの勧告T30で規定された1.5秒のTCFで評価し
たときよりも)高く評価されてしまい、この短いTCF
で回線評価し選択した通信速度で画像データの送信を開
始すると通信エラーが多発してしまう。このため、前記
実施例と同じくアッテネータ12を備えてTCFを低い
電力で送出するようにして、回線品質を相対的に低下さ
せ、TCFを短くしたことにより回線品質が実際よりも
高く評価されてしまうことを相殺するようにしたもので
ある。なお、TCFの送出時間を短くすることは、CC
ITTの勧告T30から外れることなので、すべてのフ
ァクシミリ装置に対して使用できるものではなく、同機
種又は互換機だけに限られ、その判断は図5に示すよう
にNSFに設けられている国コード18、メーカーコー
ド19、それから0.75秒のTCFを送受信できる装
置だけに設けたショートTCFビット20によって判断
するようにされている。
【0017】このような構成において、送信時の動作を
図6に示したフローチャート及び、図4に示したプロト
コル図に基づいて説明する。
図6に示したフローチャート及び、図4に示したプロト
コル図に基づいて説明する。
【0018】まず、通信速度が9600bpsに設定さ
れる(ステップ1)。そして、プロトコル図4に示すよ
うに、NSF,CSI,DISを受信し(ステップ
2)、DCSを送信する(ステップ3)。つぎに、NS
Fを参照して互換機か判断する(ステップ4)。ここ
で、互換機であればアッテネータ12をONして0.7
5秒のTCFを送信し(ステップ5,6)、互換機でな
ければアッテネータ12をOFFしてCCITTの勧告
T30に規定されている1.5秒のTCFを送信する
(ステップ7,8)。そして、アッテネータ12をOF
Fする(ステップ9)。つぎに、送信先のファクシミリ
装置からFTTが返されたか判断し(ステップ10)、
FTT以外が返されるまで通信速度を一段づつ下げ(ス
テップ11)ながらステップ3〜ステップ10を繰り返
す。そして、FTT以外が返されるとつぎは、それがC
FRか判断し(ステップ12)、CFRでなければDC
Nを送信(ステップ16)して回線を切断する。CFR
であれば、画像データを送信し(ステップ13)、画像
データの送信が終了したらEOPを送信し(ステップ1
4)、MCF受信後(ステップ15)DCNを送信して
(ステップ16)回線を切断する。
れる(ステップ1)。そして、プロトコル図4に示すよ
うに、NSF,CSI,DISを受信し(ステップ
2)、DCSを送信する(ステップ3)。つぎに、NS
Fを参照して互換機か判断する(ステップ4)。ここ
で、互換機であればアッテネータ12をONして0.7
5秒のTCFを送信し(ステップ5,6)、互換機でな
ければアッテネータ12をOFFしてCCITTの勧告
T30に規定されている1.5秒のTCFを送信する
(ステップ7,8)。そして、アッテネータ12をOF
Fする(ステップ9)。つぎに、送信先のファクシミリ
装置からFTTが返されたか判断し(ステップ10)、
FTT以外が返されるまで通信速度を一段づつ下げ(ス
テップ11)ながらステップ3〜ステップ10を繰り返
す。そして、FTT以外が返されるとつぎは、それがC
FRか判断し(ステップ12)、CFRでなければDC
Nを送信(ステップ16)して回線を切断する。CFR
であれば、画像データを送信し(ステップ13)、画像
データの送信が終了したらEOPを送信し(ステップ1
4)、MCF受信後(ステップ15)DCNを送信して
(ステップ16)回線を切断する。
【0019】このように本実施例では、TCF信号を短
くすることによって回線品質が実際よりも良く評価され
てしまうことを、TCFの電力を低下させてから出力さ
せることによって相殺することができるので、通信の信
頼性を低下させることなくTCFの送出時間を短くする
ことができ、通信時間を短縮することができる。
くすることによって回線品質が実際よりも良く評価され
てしまうことを、TCFの電力を低下させてから出力さ
せることによって相殺することができるので、通信の信
頼性を低下させることなくTCFの送出時間を短くする
ことができ、通信時間を短縮することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、評価信号を送信
して送受信機間の通信回線の回線品質を評価してこの回
線品質に応じた通信速度を選択しデータ通信を行うファ
クシミリ装置において、モデムを介して通信回線へ送信
する前記評価信号の送出時間を国際電信電話諮問委員会
の勧告によって定められた時間より短い時間とし、か
つ、その場合の前記評価信号の電力を低下させる評価信
号低下手段を設けたので、評価信号低下手段により評価
信号の送出時間を国際電信電話諮問委員会の勧告によっ
て定められた時間より短い時間とし、かつ、その場合の
前記評価信号の電力を低下させて送信することができ、
通信回線の回線品質(S/N比)が相対的に低下され、
実際の回線品質よりも低い回線品質に応じた通信速度が
選択され、従って、国際通信等の変動の大きい通信回線
での通信の際に回線品質の変動に対する余裕が生まれ、
安定した通信が行われるようになり、しかも、一律に通
信速度を低く設定するものではないので、回線品質が良
いときには、いたずらに低い通信速度を選択して通信時
間が長くなることを防止できる等の効果を有する。
して送受信機間の通信回線の回線品質を評価してこの回
線品質に応じた通信速度を選択しデータ通信を行うファ
クシミリ装置において、モデムを介して通信回線へ送信
する前記評価信号の送出時間を国際電信電話諮問委員会
の勧告によって定められた時間より短い時間とし、か
つ、その場合の前記評価信号の電力を低下させる評価信
号低下手段を設けたので、評価信号低下手段により評価
信号の送出時間を国際電信電話諮問委員会の勧告によっ
て定められた時間より短い時間とし、かつ、その場合の
前記評価信号の電力を低下させて送信することができ、
通信回線の回線品質(S/N比)が相対的に低下され、
実際の回線品質よりも低い回線品質に応じた通信速度が
選択され、従って、国際通信等の変動の大きい通信回線
での通信の際に回線品質の変動に対する余裕が生まれ、
安定した通信が行われるようになり、しかも、一律に通
信速度を低く設定するものではないので、回線品質が良
いときには、いたずらに低い通信速度を選択して通信時
間が長くなることを防止できる等の効果を有する。
【図1】通信の信頼性を低下させることがない一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】キーボードを示す平面図である。
【図3】フローチャートである。
【図4】プロトコル図である。
【図5】本発明の一実施例におけるNFS信号のフォー
マットを示す説明図である。
マットを示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例におけるフローチャートであ
る。
る。
7 モデム 12 評価信号低下手段
Claims (1)
- 【請求項1】 評価信号を送信して送受信機間の通信回
線の回線品質を評価してこの回線品質に応じた通信速度
を選択しデータ通信を行うファクシミリ装置において、
モデムを介して通信回線へ送信する前記評価信号の送出
時間を国際電信電話諮問委員会の勧告によって定められ
た時間より短い時間とし、かつ、その場合の前記評価信
号の電力を低下させる評価信号低下手段を設けたことを
特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292315A JP3059592B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292315A JP3059592B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152920A JPH06152920A (ja) | 1994-05-31 |
JP3059592B2 true JP3059592B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=17780186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292315A Expired - Lifetime JP3059592B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059592B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100311393B1 (ko) * | 1999-02-03 | 2001-11-02 | 구자홍 | 통신 속도 변경 방법 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP4292315A patent/JP3059592B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06152920A (ja) | 1994-05-31 |
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