JP3059571U - お 香 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本のお香を灯すだけで、さまざまな香りを
順々に楽しむことが可能な、お香を提供すること。 【解決手段】 上記課題を解決するために本考案に係る
お香は、異なった香りを有する複数個のお香を繋ぎ合わ
せた形状を有する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、お香の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のお香は、着火する先端部から燃えつきる終端部まで同一の素材で構成さ れていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

かような同一素材で構成されるお香の場合、その燃え初めから消尽するまで同 一の香りを楽しみ続けることになる。かように同一の香りを楽しみ続けることも 一興があるが、さまざまな香りを順次楽しむことも、おもむき深いものがある。

【０００４】 そこで本考案は、一本のお香を灯すだけで、さまざまな香りを順々に楽しむこ とが可能な、お香を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために本考案に係るお香は、異なった香りを有する複数個 のお香を繋ぎ合わせた形状を有する。異なった香りを有する複数個のお香を繋ぎ 合わせているが故に、その先端に着火すれば、順次異なった香りを有するお香が 燃えていくことになる。それゆえ、一本のお香を灯すだけで、さまざまな香りを 順々に楽しむことが可能となるのである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、好ましい考案の実施の形態につき図面を参照しながら述べる。図１は、 本考案の一実施形態の使用状態を示す斜視図であり、図２は、他の実施形態の使 用状態を示す斜視図である。

【０００７】 図１に示すお香（１０）は、棒状の形態を有するものであり、その先端から順 次異なった香りを有するお香（１０ａ）、お香（１０ｂ）及びお香（１０ｃ）を 繋ぎ合わせた形態を有する。

【０００８】 図２に示すお香（２０）は、山形の形状を有するものであり、その先端から順 次異なった香りを有するお香（２０ａ）、お香（２０ｂ）、及びお香（２０ｃ） を繋ぎ合わせた形態を有する。

【０００９】 以上、図１及び図２に示す実施形態のお香は３種類の異なった香りを有するお 香を使用しているが、もちろん３種類に限られるわけではなく、複数種類なら何 種類のお香を使用しても構わない。また、異なった香りのお香としては白壇、伽 羅、杉粉を使用したお香、ラベンダーの粉末を使用したお香などを使用する。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は以上のような構成を有することから、一本のお香を灯すだけで、さま ざまな香りを順々に楽しむことが可能な、お香を提供することが可能となるので ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の一実施形態の使用状態を示す斜視
図。

【図２】 他の実施形態の使用状態を示す斜視図。

【符号の説明】

１０、１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、２０、２０ａ、２０
ｂ、２０ｃ・・お香

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】異なった香りを有する複数個のお香を繋ぎ
   合わせたことを特徴とするお香。