JP3059365U - 交通規制人形 - Google Patents

交通規制人形

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JP3059365U
JP3059365U JP1998010456U JP1045698U JP3059365U JP 3059365 U JP3059365 U JP 3059365U JP 1998010456 U JP1998010456 U JP 1998010456U JP 1045698 U JP1045698 U JP 1045698U JP 3059365 U JP3059365 U JP 3059365U
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JP1998010456U
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Inventor
博 横山
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東亜安全施設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交通規制人形の夜間使用時に、遠方より人形
を視認させ、運転者にその存在とそれの意味する規制内
容を予め察知させ、心がまえさせることにより、交通事
故の発生を防止することをねらいとする。 【構成】 交通規制人形を半透明プラスチックで立体的
に成型し、表面は透明インクで必要な顔面、衣服等を色
彩で表し、体内部に灯具を収納して夜間内部より発光し
て明るく人形の全体像を浮き上がらせるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は道路交通供用時に行われる道路上及び付近の工事に於いて、通行車両 に交通の規制及び指示を行う役割をもたされた交通規制人形の改良に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
道路上の工事規制に関しては、特に頭部顔面を精巧に立体的に製作させ且つ現 実的な衣服を着用させて作られた「安全太郎」と呼ばれる人形が三十数年前から 使用され、相当高価ではあるが車両の工事区域への飛び込み事故などに備えて採 用されて来た。これに対して、人間らしさの形状は劣るが、規制用のライトを振 ったり、回転警告灯をかかげ持ったりする機能を重視して作られた「セフティガ ードマン」と呼ばれる、人型に切り抜いた平板製の規制人形が本考案出願人に於 いて製作され、全国的に販売され、使用されている。本考案は前者の規制人形に 対しても有効な改良をなすものであるが、特にこの後者の規制人形に有効な機能 を与えるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記セフティガードマンは人型の平板に反射シートの貼り付けによる帽子、顔 、衣服によって規制人間らしく製作され、広く実用に供されているのであるが、 一方立体型の安全太郎ともども夜間使用時には白の反射部分以外の反射シートに よる衣服などは前者も後者も同様に車両のヘッドライトによって反射はするが暗 い、直接ライトが当たっていない時は殆ど視認できない、という意見があった。 また平板型では視認できる距離に至っても、あまりにつくり物めいているので、 人間らしい立体感をもたせられないものかという声もあった。 本考案はこれらを解決することにより、工事区域の存在と交通規制の内容をよ り遠くから視認し、心がまえさせることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び考案の実施形態】
本考案は現在全国的に使用されているセフティガードマンの反射機能つき平板 製人体に添架応用することが極めて有効であるが、その他の立体的ロボットガー ドマンに代わるものとして新しく製作することも有効である。 本考案の交通規制人形は、頭部顔面を含む人体の前面部を、半透明性プラスチ ック素材等により成型し、各部位を透明インクにより着衣着帽の人間らしく着色 し、その内部に蛍光灯の如き照明器具を収納して人形を内照式にして、背面部ま たは背骨部にとりつけた後、内部から発光させ、遠方からでも、ヘッドライトに 当たっていない場合も明瞭に規制人形を視認させるようにしたものである。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例について以下の図面により説明する。 図1は従来のセフティガードマンの正面図である。このセフティガードマンは 人形本体が軽合金製等の平板式であり、後述のように格納時に容積を小さくする ために人形を中折れにしているので、本考案の規制人形は上半身(セフティガー ドマンの中折れの上半身部分に対応するため)を立体的で内照式にしている。 図2は従来のセフティガードマンの右側図面であり、図3はこの側面図に本考 案の内照式立体ボディをとりつけたところであり、内照式立体ボディー部分を断 面で示した図である。図4はこの立体ボディの前面部(カバーの役割をもつ)を 開いた説明正面図である。
【0006】 図1の平板人形本体1は白部分と紺部分(網スクリーンで表示)とも反射シー ト貼付加工を施してあるので、夜間ヘッドライトが正面近くから照射されるとよ く見えるが、数十メートルはなれ、また車両が人形に正対する車線を走っていな い場合は反射輝度が低くなり、特に紺部分(紺色でなければならないわけではな いが、通常多く使用されている)は暗くて人形の向かって右手3に持つ回転灯4 や左側のスイングする腕5の先の発光灯6のみが見えるという具合になってしま う。
【0007】 本考案は立体ボディ7の前面部(カバー)7aの外面に透明インク塗装を施し てあり、蝶番8で繋がれた立体ボディ基板7bに内照用の発光体9が支持固定さ れている。内照用発光体9は人形を内部から全面を明るくするため、長いU字型 蛍光管が最も有効である。基板7bは本体1とボルト・ナット10で最低四カ所 で固着することが望ましい。前面部7aは蛍光灯9などのメンテナンス用等のた めに開閉できるようにしたものであり、使用時は扉を閉めるように締結しておく ことは言うまでもない。 なお回転灯4を持った形にした腕3は組立て時に本体1の裏側に溶接されたC チャンネルにスライドさせてとりつけるようになっているが、スイングアーム5 は立体ボディ7の前面で発光灯6を振るため、立体ボディ7の左隅に切り欠き1 0a、10bを作っている。スイングアーム用モーターや電源その他のコントロ ール用等の機械を収納したボックス13は、本体1の裏面の補強用フレーム15 に架設されており、前面のスイングアーム5をとりつけるためのシャフト12を 表面に出してある。
【0008】 セフティガードマンの折り畳み式の場合、図5のようにスイングアーム5及び 発光灯6をとりつけた長さを折り畳み格納の規準としているため、図3のように 上衣下端部分で二つ折にしなければならない。従って回転灯部は台車19にぶつ かってしまうので腕ごと外し、台車19に収納場所を作っているが、人形の頭部 顔面2は本体と同様平板であるため本体平板1の裏側にスライド沈下させてから 折り畳んでいる。 これに本考案の立体ボディ7を応用する場合、本体1とボディ7は簡単にボル ト・ナット10で締結固定できるが、頭部顔面2を平板のままにしないため、実 施例のひとつとして頭部2を、球形とはしないでふくらみをもたせた風船式頭部 顔面2’とした。プラスチックシートと円筒型風船の組み合わせで立体感を出し 、正面に着帽した顔を透明インクで着色して完成した。
【0009】 この頭部顔面2′の下端を立体ボディ7の前面部7aの上端首下部分にベルク ロファスナー21や接着剤等で部分接着しておき、空気を吹き込むと立体的な丸 みを帯びた顔面が立体ボディの上に現れる。これを通常使用時には平板本体1の 裏面から引き出した頭部顔面2に沿わして顔面2′を立て、頭部顔面2′の側面 にとりつけておいたプラスチック帯紐等22で繋止する。格納時には帯紐22を 解き、そのまま頭部顔面2′を前面部7aの表面に倒してベルクロファスナー等 23で前面部7aに固定し、頭部顔面2を沈下させて回転灯部2、3を外してか ら平板・立体人形ボディを折り畳むことになる。
【0010】 上記の風船式頭部顔面2′の代わりに別に成形した立体的頭部顔面2″を立体 ボディの上面の空洞から発光体をかこむように落とし込んで収納し、使用時にそ れを引き上げて固定すれば、より良好な印象を与える立体人形となる。この場合 、立体頭部顔面2″をうまく胸腹部分に落とし込めるようガイド(導溝など)を つけておくことがよいのは言うまでもない。
【0011】 また上半身だけ内照式にするのでなく、下半身も内照式にしたい場合は、背骨 部を強化して上下にU字蛍光管を入れて全身内照式にすることができるのも当然 である。このU字蛍光管はそれ自体防滴型処置されたものであるので、立体ボデ ィを完全密封しなくても多少の雨天時にも使用は可能である。 また立体ボディ内部の蛍光灯の後ろ側に反射を助長する反射材などを貼ってお くことも発光をより鮮明にすることで有効である。また頭部顔面まで光を送るた め逆U字型蛍光管を使用しているが、更に必要となれば頭部に上向きの小型照明 具を設置することもできる。折り畳み不要の人形には頭部まで蛍光灯を延長する か、頭部顔面内に別灯具を設置してもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のようにして本考案の交通規制人形が完成するが、従来の立体的なリアル な人形が存在が見えないという対策として別個の照明灯を人形の前方にコードを 引いて置くなどの処置をしたりしているが、本考案による内照式人形ではその必 要がなく、特に持ち運び格納に便利な折り畳み式のロボットガードマンの場合に は従来の欠点や物足りなさを補い、特に夜間の交通安全に寄与することが大であ ると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来型の交通規制人形の正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本考案による実施例を示す側面図(図3に添架
し断面にて示す)である。
【図4】本考案上半身立体ボディの前面を開いた正面
図。
【図5】従来型折り畳み式交通規制人形の折り畳み格納
側面図である。
【図6】本考案による実施例の頭部顔面部分の側面・一
部垂直断面図である。
【図7】本考案による立体ボディの水平断面図で立体頭
部顔面2″をボディ内に収納した図である。
【符号の説明】
1 平板式人形本体 2 同上の頭部顔面 2′立体型頭部顔面(風船式) 2″同上 (成形型) 3 回転灯支持腕 4 回転灯 5 スイングアーム 6 発光灯 7a 立体ボディ前面部 7b 立体ボディ基板 8 立体ボディ用蝶番 8′立体ボディ用止金具 9 内照用発光体 10 立体ボディ基板の固定ボルト・ナット 11a スイングアーム用切欠き部(前面部) 11b 同上(基板部) 12 スイングアーム用シャフト 13 モーター・制御器ボックス 14 メインスイッチ 15 上部フレーム 16 下部フレーム 17 平板式本体用蝶番 18 上下フレーム連結錠(キャッチ) 19 台車フレーム 20 矢印板 21 頭部顔面繋止具 22 同上の固定紐 23 頭部顔面の立体ボディへの固着具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通規制及び指示を表現する人形に於い
    て、交通規制中の人間にできるだけ似せるために立体的
    印象をもたせると同時に、遠方より特に夜間にその存在
    をはっきりと視認させるため、半透明型のプラスチック
    素材等より成る立体的人形本体を蛍光灯等の灯火を内蔵
    して内照式にしたことを特徴とする交通規制人形の構
    造。
  2. 【請求項2】 上記人形に於いて内照式とした人形本体
    を既存使用中の平板型反射性式人形本体に添架固定し、
    既存の平板型人形を立体型内照式としたことを特徴とす
    る交通規制人形の構造。
JP1998010456U 1998-11-25 1998-11-25 交通規制人形 Expired - Lifetime JP3059365U (ja)

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JP1998010456U JP3059365U (ja) 1998-11-25 1998-11-25 交通規制人形

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