JP3059316U - 面ファスナを用いた付属品の付着機構 - Google Patents

面ファスナを用いた付属品の付着機構

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JP3059316U
JP3059316U JP1998009251U JP925198U JP3059316U JP 3059316 U JP3059316 U JP 3059316U JP 1998009251 U JP1998009251 U JP 1998009251U JP 925198 U JP925198 U JP 925198U JP 3059316 U JP3059316 U JP 3059316U
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JP
Japan
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accessory
hook
joining member
adherend
loop fastener
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JP1998009251U
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English (en)
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修 吉澤
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Sakai Ovex Co Ltd
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Sakai Ovex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱自在な面ファスナを利用して付属品を被
付着体の所望位置に自由に付着させることができる付属
品の付着機構を提供すること。 【解決手段】 互いに着脱自在に接合し合う接合部材11
と相方接合部材12とから成る面ファスナ1の当該接合部
材11を付属品2に固定し、この接合部材11よりも十分に
広い面積を有する相方接合部材12を被付着体3に固定し
た。 【効果】 被付着体の相方接合部材の所望位置に所望形
状の付属品を所望角度で取り付けることが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、面ファスナを用いた付属品の付着機構、より詳しくは、着脱自在な 面ファスナを利用して付属品を被付着体の所望位置に自由に付着させることがで きる付属品の付着機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、物同士を着脱自在に接合する場合、パイルを利用したループ型 接合部材と、このループ型接合部材を掛止可能なフック型接合部材とから成る面 ファスナ(Hook-and-Loop fastener)を利用することが多い。この面ファスナは 構成が頗る簡素で、着脱操作も容易に行なうことができるからである。
【0003】 しかしながら、従来の面ファスナを用いた接合機構は、面ファスナの一方の接 合部材(ループ型接合部材)を固定した場所に、ほとんど一定状態で他方の接合 部材(フック型接合部材)を接合するより仕方がなく、かかる面ファスナを用い て付属品を取り付ける場合にも、この付属品の取付位置の自由度は殆ど無かった のが実情である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の面ファスナを用いた接合機構に上記の如き難点があったこと に鑑みて為されたもので、付属品を被付着体の所望位置に自由に着脱することが できる面ファスナを用いた付属品の付着機構を提供することを技術的課題とする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、 互いに着脱自在に接合し合う接合部材11と相方接合部材12とから成る面ファスナ 1により、付属品2を被付着体3に着脱自在に付着可能な付属品の付着機構であ って、被付着体3に固定された相方接合部材12が、付属品2に固定された接合部 材11よりも十分に広い面積を有しているという技術的手段を採用した。
【0006】 また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、 付属品2の一部または全部が、面ファスナ1の接合部材11により構成されている という技術的手段を採用した。
【0007】 更にまた、本考案は上記課題を解決するために必要に応じて上記手段に加え、 被付着体3の一部または全部が、面ファスナ1の相方接合部材12により構成され ているという技術的手段を採用した。
【0008】 更にまた、本考案は上記課題を解決するために必要に応じて上記手段に加え、 被付着体3が衣類であるという技術的手段を採用した。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添付図面に示す実施形態に基づき詳しく説明する。なお、図1 は本実施形態の付着機構の部分断面図、図2は本実施形態の付着機構を適用した 袖無しベストの全体斜視図である。
【0010】 図1中、符号1で指示するものは面ファスナであり、この面ファスナ1は互い に着脱自在に接合し合う、所定面積を有する接合部材11とこの接合部材11よりも 十分に広い面積を有する相方接合部材12とから構成されている。本実施形態では 相方接合部材12として、表面に多数のループを備えたパイル織物から成るループ 型接合部材を使用している一方、接合部材11として当該ループを着脱自在に掛止 可能な多数のフックを備えたフック型接合部材を使用している。
【0011】 図1中、符号2で指示するものは、着脱自在に付着すべき付属品であり、この 付属品2の裏面には、前記面ファスナ1の接合部材11が予め接着剤により貼着さ れ固定されている。なお、この付属品2の具体例としては、例えば、図2に示す ように光反射板2a、ワッペン2b、ポケッット2c、手袋2d、気圧計2e、 放射線センサ2f、防虫具2g、救難信号発信器2hなど、種々の有体物を挙げ ることができる。
【0012】 図1中、符号3で指示するものは、前記付属品2が付着されるべき被付着体で あり、この被付着体3の全表面には、前記面ファスナ1の相方接合部材12が予め 接着剤により貼着され固定されている。この被付着体3の具体例として、例えば 図2に示すように、袖なしベスト等の衣類の他、自動車の座席など、種々の有体 物を挙げることができる。
【0013】 しかして、本実施形態では、付属品2の裏面の接合部材11と被付着体3の表面 の相方接合部材12とを接合させることによって、簡単に付属品2を被付着体3に 着脱自在に付着することができるのである。
【0014】 このように、本実施形態の面ファスナを用いた付属品の付着機構にあっては、 被付着体3に固定された相方接合部材12が、付属品2に固定された接合部材11よ りも十分に広い面積を有しているので、被付着体3の相方接合部材12の面積内に おける所望位置に、付属品2を自由に着脱自在に付着させることが可能となり、 例えば、TPOに応じて、図2に示す袖無しベストの所望位置に所望形状のポケ ット2cを所望の角度で取り付けるといったことも簡単に行うことができ、また 必要のないときには、簡単に取り外しておくことができるのである。
【0015】 本考案の具体例である実施形態は概ね上記のように構成されているが、本考案 は上記実施形態に限定されるものではなく『実用新案登録請求の範囲』の記載内 において種々の変更が可能である。
【0016】 例えば、上記実施形態では、付属品2側の接合部材11として、多数のフックを 備えたフック型接合部材を使用し、被付着体3側の相方接合部材12として多数の ループを備えたループ型接合部材を使用しているが、勿論これに限定されるもの ではなく、これとは逆に、付属品2側の接合部材11としてループ型接合部材を使 用し、相方接合部材12としてフック型接合部材を使用するようにしても良い。
【0017】 また、上記実施形態では、面ファスナ1の相方接合部材12が、被付着体3の全 表面に接着剤によって貼着されて固定されているが、これに限定されるものでは なく、被付着体3の表面の一部に相方接合部材12を固定するようにしても良く、 また、被付着体3自体を相方接合部材12で構成しても良い。また同様に、上記実 施形態では、面ファスナ1の接合部材11が付属品2の裏面に接着剤によって貼着 されて固定されているが、例えば、ワッペンなど付属品2自体を接合部材11で構 成するようにしても良い。
【0018】 更にまた、本考案に係る面ファスナを用いた付属品の付着機構は、図2に示す 袖無しベストへの適用に限定されるものでは勿論なく、例えば、被付着体たる自 動車の座席に、付属品たるカー用品(例えばカップホルダ等)を付着させるよう にしたり、被付着体たる病院用移動ベッドに、付属品たる移動先案内カードを付 着させるようにしても良く、本考案の面ファスナを用いた付属品の付着機構は、 頗る広範囲で適用することが可能である。
【0019】
【本考案の効果】
以上、実施形態をもって説明したとおり、本考案に係る面ファスナを用いた付 属品の付着機構にあっては、被付着体に固定された相方接合部材が、付属品に固 定された接合部材よりも十分に広い面積を有しているので、被付着体の相方接合 部材の面積内における所望位置に、付属品を自由に着脱自在に付着させることが でき、TPOに応じて被付着体の所望位置に所望形状の付属品を所望の角度で取 り付けるといったことも簡単に行なうことができ、付属品の取付自由度を大幅に 拡げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の面ファスナを用いた付属品の付着
機構の部分断面図である。
【図2】本実施形態の面ファスナを用いた付属品の付着
機構を適用した袖無しベストの全体斜視図である。
【符号の説明】
1 面ファスナ 11 接合部材 12 相方接合部材 2 付属品 3 被付着体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに着脱自在に接合し合う接合部材11
    と相方接合部材12とから成る面ファスナ1により、付属
    品2を被付着体3に着脱自在に付着可能な付属品の付着
    機構であって、 被付着体3に固定された相方接合部材12が、付属品2に
    固定された接合部材11よりも十分に広い面積を有してい
    ることを特徴とした面ファスナを用いた付属品の付着機
    構。
  2. 【請求項2】 付属品2の一部または全部が、面ファス
    ナ1の接合部材11によって構成されていることを特徴と
    した請求項1記載の面ファスナを用いた付属品の付着機
    構。
  3. 【請求項3】 被付着体3の一部または全部が、面ファ
    スナ1の相方接合部材12によって構成されていることを
    特徴とした請求項1記載の面ファスナを用いた付属品の
    付着機構。
  4. 【請求項4】 被付着体3が衣類であることを特徴とし
    た請求項1または請求項3記載の面ファスナを用いた付
    属品の付着機構。
JP1998009251U 1998-11-24 1998-11-24 面ファスナを用いた付属品の付着機構 Expired - Lifetime JP3059316U (ja)

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